循環型社会の形成 ●建設廃棄物の排出量およびリサイクル 1.長期目標の設定について 作業所のゼロエミッションの達成に向け、2020年度までに建設廃棄物の最終処分場での処分率を1%以下 (新築工事の建設汚泥を除いた廃棄物を対象)にすることを目標に掲げ、以下の活動を展開しています。 2.2012年度の活動について 2012年度は、建築工事の大型物件での基礎工事による建設汚泥および解体工事の増加によるコンクリート 塊により、建設廃棄物排出量については大幅に増加しましたが、建設廃棄物の最終処分率の低減に向けた取り 組みとしては、コンクリート塊、アスコン塊、建設発生木材で99%、建設廃棄物全体で94%(新築工事の建設汚泥 を除いた廃棄物は96.7%)のリサイクル率となっています。今後とも廃棄物の分別の徹底、適性業者への委託 等、リサイクルの向上に向け活動を推進していきます。 ●電子マニフェスト、紙マニフェストの電子化について 電子マニフェストの全店運用を2008年度より実施しています。収集運搬業者・処理業者の未導入業者もあり、 2012年度の運用は全現場の77%となっています。なお、2011年度より、管理の見える化を推進するために、 紙マニフェストについても、電子入力することで電子マニフェストとの一括管理を展開しています。 電子化による管理は、適正処理の厳格化に有効であり、事務処理の省力化・簡素化という業務の効率にも繋 がりますので、全現場の運用を目指し啓蒙・指導を継続します。 建設廃棄物排出量 99 800 [千トン] 600 その他 建設汚泥 建設発生木材 アスコン塊 コンクリート塊 500 400 300 200 100 0 [%] 700 100 95 90 85 80 75 70 65 60 55 50 99 99 2010年度 2011年度 2012年度 コンクリート塊 2010年度 2011年度 2012年度 建設廃棄物リサイクル率 98 9999 99 99 99 96 92 94 建設発生木材 アスコン塊 建設廃棄物種類別排出量推移 (トン) 建設廃棄物種別 2010年度 2011年度 建設汚泥 124,944 156,391 コンクリ-トがら 205,859 179,031 アスコンがら 27,787 27,604 木くず 11,804 9,315 混合廃棄物 9,518 13,400 その他 28,483 30,816 合計 408,395 416,557 建設廃棄物全体 2012年度 前年度比(2012年度-2011年度) 263,875 107,484 168.7% 322,051 143,020 179.9% 30,883 3,279 111.9% 16,328 7,013 175.3% 11,215 -2,185 83.7% 36,135 5,319 117.3% 680,487 263,930 163.4% 2012年度再生資源利用促進率 建設廃棄物種別 ①発生量 ②現場内利用・減容量 ③場外搬出量 ④再生資源促進利用量 ⑤その他処理 R 再生資源促進促進率(%) R=(②+④)*100/① コンクリート塊 (トン) 322,051 960 321,091 320,889 202 99.9% アスコン塊 建設発生木材 建設廃棄物全体 (トン) (トン) (トン) 30,883 16,328 680,487 0 0 1,859 30,883 16,328 678,628 30,865 16,108 637,194 18 220 41,434 99.9% 98.7% 93.9%
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