カナダの海上輸送キャリアコードが2015年4月30日で失効

Gard Alert
カナダの海上輸送キャリアコードが2015年4月30日で失効
こちらは、英文記事「Canadian marine agent carrier codes expire on 30 April
2015」(2015 年 4 月 30 日付)の和訳です。
商業貨物を積載してカナダ国境を通過する運送人は、その頻度を
問わず、カナダ国境サービス庁 (Canada Border Services Agency
[CBSA]) に情報を申告するためのキャリアコードを保持してい
なければなりません。既存のキャリアコードは 2015 年 4 月 30
日で失効します。
2015 年 2 月 17 日付の Gard Alert「カナダ - 海上輸送キャリアコード取得対象者に関する最新情報」に
おいて、カナダに貨物を輸送するすべての商業運送人は、輸送機関と貨物の情報を入港前に電子申告す
るための有効なキャリアコードを保有していなくてはならないこととをお伝えしました。この要求事項
は、カナダの港湾や空港内において貨物をより迅速かつ効率的に動かせるようにするために設定された
貿易円滑化プログラムである CBSA の貨物情報事前申告(Advance Commercial Information [ACI])プログラム
の一部を形成するものです。
CBSA は、2015 年 4 月 9 日発行の Customs Notice 15-011 において、キャリアコードの取得に関してそ
の対象者のさらなる明確化を行うとともに、既存のキャリアコードの失効日を 2015 年 4 月 30 日に延期
することを示しました。
CBSA によると、
•
•
4 月 30 日までに申請を済ませている運送人については、
記入漏れ等により申請書の処理が完了し
ていない場合でも、差し迫った航海予定のある場合には仮コードが発行されます。仮コードは、
申請書の処理が完了次第、正式コードとなります。
4 月 30 日以降に申請を行った運送人に対しては、CBSA Service Standards に記載のとおり、3 営
業日以内にキャリアコードが発行されます。
キャリアコード取得対象者
CBSA は、キャリアコードの対象となるか否かを判断する際に、下記の定義を適用しています。
•
•
•
運送人:特定の貨物を、カナダに、またはカナダから運ぶために輸送を行う国際商業輸送従事者。
輸送を行う:輸送を法的に保護および管理すること。
管理:輸送をどのように、どこで調達するかを決定する責任を有すること。
Gard では、上記に基づき、船舶を法的に保護および管理する事業体(すなわち、海上輸送キャリアコー
ドの取得・保持対象の事業体)は、船主または定期用船者のいずれかであると理解しています。
運送人は、自らに代わって輸送機関と貨物の情報を事前に申告するために、サービス提供業者や海事代
理店に依頼することもできます。しかし、電子申告する際のキャリアコードは、代理店やサービス提供
業者のものではなく、実際の運送人のコードでなければなりません。CBSA が運送人の代わりに代理店や
サービス提供業者とやり取りできるようにするには、記入済みの Third Party Consent Form(第三者同意
書)を CBSA に提出しておく必要があります。
© Gard AS
Page 1 of 2
保護についての文書証拠の変更
キャリアコードは、Carrier Application Form(キャリア申請書)を記入することで取得することができま
す。コードを申請する際に注目すべきことは、保護または所有についての文書証拠を求める要件は現在、
削除されており、運送人は、可能な場合は、定款やその他書類の代わりに自らの IMO 会社・登録所有者
識別番号を提供するだけで済むようになったことです。加えて、申請プロセスをさらに簡素化し、円滑
に処理が進められるように、運送人は自らが輸送機関の保護および管理を行う運送人であることを証明
するための Marine Carrier Attestation Form(海上輸送キャリア証明書)を記入することが求められていま
す。
さらに詳細な情報は、
CBSA の Marine Carrier Codes Application Process のページから入手できます。
推奨事項
近い将来にカナダに寄港する可能性があり、
まだ CBSA との間で新しいコード取得の手続きを開始してい
ない場合は、できるだけ早期に手続きを行うようにしてください。
以前お伝えしたとおり、CBSA は、船内にある貨物を含め、引渡しが完了していない貨物をカナダでの最
初の到着港から次の港に輸送する場合には保証証書が必要になるため、海上運送人に対し、保税キャリ
アコードを申請するよう強く推奨しています。これには、事故による緊急停船や当局による検査も含ま
れます。そうした状況下にある運送人が保証証書をまだ持っていない場合、保証証書を入手し、キャリ
アコードを非保税コードから保税コードに切り替えるプロセスを完了するまでは手続きを前に進めるこ
とはできません。CBSA によると、このプロセスには最大 3 営業日を要する可能性があるとのことです。
さらに詳細な情報については、CBSA Guidelines - Marine Carrier Code Application Process をご覧ください。
本情報は一般的な情報提供のみを目的としています。発行時において提供する情報の正確性および品質の保証には細心の注意を払ってい
ますが、Gard は本情報に依拠することによって生じるいかなる種類の損失または損害に対して一切の責任を負いません。
本情報は日本のメンバー、クライアントおよびその他の利害関係者に対するサービスの一環として、ガードジャパン株式会社により英文
から和文に翻訳されております。翻訳の正確性については十分な注意をしておりますが、翻訳された和文は参考上のものであり、すべて
の点において原文である英文の完全な翻訳であることを証するものではありません。したがって、ガードジャパン株式会社は、原文との
内容の不一致については、一切責任を負いません。翻訳文についてご不明な点などありましたらガードジャパン株式会社までご連絡くだ
さい。
© Gard AS
Page 2 of 2