小・中学校9年間で学ぶ図画工作・美術科の学習内容とつながり 学年 導 領域 小学1年 ○ A 造 形 遊 び 入 小学2年 材料を基に造形遊びをする活動 ・身近な自然物や人工の材料の形や色などを基 にした思い付き ・感覚や気持ちを生かしながら楽しく ・並べたり,つないだり,積んだりするなど体 全体を働かせて 表 期 接 小学3年 ○ 小学4年 材料や場所などを基に造形遊びをする活動 ・身近な材料や場所などを基に発想 ・新しい形をつくるとともに,その形から発想 したりみんなで話し合って考えたり ・前学年までの材料や用具についての経験を生 かし,組み合わせたり 切ってつないだり, 形を変えたり 小学5年 ○ 続 絵 ・ 立 体 ・ 工 作 B 材料や場所などの特徴を基に造形遊びをす る活動 ・材料や場所などの特徴を基にした想像力 ・材料や場所などに進んでかかわり合い,それ らを基に構成したり周囲の様子を考え会わせ ・前学年までの材料や用具など についての経験や技能を 総合的に生かして 鑑 活 ・感じたことや想像したことから,表したいこ とを見付けて ・好きな色を選んだり,いろいろな形をつくっ て楽しんだりしながら ・身近な材料や扱いやすい用具を手を働かせて 使い,表し方を考えて ・感じたこと,想像したこと,見たことから表 したいことを見付け ・表したことや用途などを考えながら,形や色, 材料などを生かし,計画を立てる ・表したいことに合わせて,材料や用具の特徴 を生かして使い,表し方を考えて ・感じたこと,想像したこと,見たこと,伝え 会いたいことから表したいことを見付け ・形や色,材料の特徴や構成の美しさなどの感 じ,用途などを考えながら,表し方を構想 ・表したいことに合わせて,材料や用具の特徴 を生かして使い,表現に適した方法などを組み 合わせ ○ ○ ○ 身近にある作品などを鑑賞する活動 共 通 事 項 ○ 絵 や 彫 塑 デ ザ イ ン や 工 芸 発 想 や 構 想 親しみのある作品などを鑑賞する活動 「A表現」及び「B鑑賞」の指導を通して の指導 ・自分たちの作品や身近な美術作品や製作の過 程などを鑑賞した,よさや面白さ ・いろいろな表し方や材料による感じの違い ↑ 感じたことを話したり, 友人の話を聞いたりするなど ・自分たちの作品,我が国や諸外国の親しみの ある美術作品,暮らしの中の作品などの鑑賞に よるよさや美しさ ・ 表し方の変化,表現の意図や特徴 ↑ 感じたことを話したり, 友人の話を聞いたりするなど ○ ○ 「A表現」及び「B鑑賞」の指導を通して の指導 賞 活 動 「A表現」及び「B鑑賞」の指導を通して の指導 ・自分の感覚や活動を通して,形や色などをと らえること ・形や色などを基に,自分のイメージをもつこ と ・自分の感覚や活動を通して,形や色,組合せ などの感じをとらえさせること ・形や色などの感じを基に,自分のイメージを もつこと ・自分の感覚や活動を通して,形や色,動きや 奥行きなどの造形的な特徴をとらえること ・形や色などの造形的な特徴を基に,自分のイ メージをもつこと ・土,粘土,木,紙,クレヨン,パス,はさみ, のり,簡単な小刀類など身近で扱いやすいもの を用いる。 ・児童が十分に慣れることができるようにす る。 ・木切れ,板財,釘,水彩絵の具,小刀,使い やすいのこぎり,金づちなどを用いる。 ・児童がこれらを適切に扱うことができるよう にする。 ・針金,糸のこぎりなどを用いる。 ・児童が表現方法に応じてこれらを活用できる ようにする。 項 材料や 用具の 取扱い 中学1年 絵や彫刻などに表現する活動 中学2年 ○ 結 期 中学3年 絵や彫刻などに表現する活動 ・形や色彩の特徴や美しさを基に した主題 ・主題などを基に,創造的な構を 工夫,心豊かに表現する構想 ・感じ取ったこと,考えたこと, 夢,想像や感情など心の世界など を基にした主題 ・想像力を働かせ,単純化や省略 強調,材料の組合せ,創造的な構 成の工夫 ○ ○ デザインや工芸などに表現す る活動 デザインや工芸などに表現す る活動 ・目的や条件などを基にした表現 の構想 ・他者の立場に立っての構想 ・美しさを考えた表現構想 ・目的や条件などを基にした組合 せを簡潔にした構想 ・多くの人々に伝えるための構想 ・使用する者の気持ちや機能 ○ ○ 発想や構想したことなどを表 現する活動 発想や構想したことなどを表 現する活動 ・意図に応じて材料や用具を生か した表現。 ・材料や用具の特性などから制作 の順序を考えた表現 ・材料や用具の特性を生かし自分 の表現意図に合う新たな表現方法 ・材料や用具の特性などから制作 序を考えながらの表現 ○ ○ よさや美しさを感じ取り味わ う活動 よさや美しさを感じ取り味わ う活動 鑑 ・自分たちの作品や身近な材料などを楽しく ・形や色,表し方の面白さ,材料の感じ ↑ 感じたことを話したり, 友人の話を聞いたりするなど ○ 事 身の回りの作品などを鑑賞する活動 動 共 通 ○ 感じたこと,想像したこと,見たことを絵 ○ 感じたこと,想像したこと,見たこと,伝 や立体,工作に表す活動 え合いたいことを絵や立体,工作に表す活動 鑑 賞 賞 感じたことや想像したことなどを絵や立体 工作に表す活動 完 小学6年 現 ○ 期 共 通 事 項 ・創造的なよさや美しさ,作者の 心情や意図と表現の工夫,美と機 能性の調和,生活における美術の 働き←作品などに対する思いや考 えの説明 ・身近な地域や日本及び諸外国の 美術の文化遺産などの鑑賞 ・造形的なよさや美しさ,目的や との調和のとれた洗練された美な ど感じ取り見方←作品に対する自 分の価値意識を批評 ・自然や身近な環境の中の造形的 な美しさ ・日本の美術の概括的な変遷,美 術を通した国際理解,文化の継承 ○ ○ 「A表現」及び「B鑑賞」の 指導を通しての指導 ・形や色彩,材料,光などの性質 や,それらがもたらす感情を理解 すること ・形や色彩の特徴などを基に,対 象のイメージをとらえること 「A表現」及び「B鑑賞」の 指導を通しての指導 ・形や色彩,材料,光などの性質 や,それらがもたらす感情を理解 すること ・形や色彩の特徴などを基に,対 象のイメージをとらえること ・事故防止のため,特に,刃物類,塗料,器具などの使い方と保管, 動場所における安全指導の徹底 必要に応じて,当該学年より前の学年において初歩的な形で取り上げたり,その後の学年で繰り返し取り上げたりする。 事故防止に留意すること。 時数 68 70 60 60 50 50 45 35 35
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