河東地区学校給食センター 2学期が始まりました。しばらくはまだ残暑が続きそうです。 朝、昼、夕の3食をしっかり食べ、「早寝・早起き」など生活のリズムを整え、元 気に学校生活をスタートさせましょう。 生活のリズムは規則正しい食生活から 夏休み中に、夜ふかしや朝ねぼうをしたりして、生活のリズムが崩れてしまった人は いませんか。もし左下のような悪い習慣になってしまっていたら、すぐ直しましょう。 *必要と考えられている子どもの年齢別睡眠時間は?* 夜ふかしをする 限界最短 望ましい 限界最長 睡眠時間 睡眠時間 睡眠時間 3~5歳 8~9時間 10~13時間 14時間 6~13歳 7~8時間 9~11時間 12時間 14~17歳 7時間 8~10時間 11時間 年 齢 (National Sleep Foundation in USA)2015 寝る前におやつを食べる 睡眠不足にならないためには、どのくらい眠れば良いので しょうか。必要な睡眠時間には個人差があるため、上の表を 参考にしながら、適正な睡眠時間を見つけましょう。 朝なかなか起きられない ✐睡眠時間が足りているかチェックしてみましょう □朝決まった時間に(できれば自分で)目が覚め、気分も良い。 □昼間、眠くなったり、ボーっとしたりすることはない。 朝ごはんが食べられない □夜ふかしをせず、毎日寝る時間が決まっている。 全部チェックできたら、睡眠時間が足りています。 *規則正しい生活にもどす秘けつは規則正しい食生活* 朝、昼、夕の3食を決まった時間に食べる ことで、生活にリズムがもどってきます。さ 朝からあくびがでる っそく早起きして朝ごはんをしっかり食べる ことから始めてみましょう。 ✐朝ごはんをおいしく食べているかチェックしてみましょう 学校の授業に集中できない □夕食は寝る2時間前までにすませている。 □朝ごはんを食べる時間がある。 □朝ごはんを家族と一緒に食べている。 □朝ごはんを食べる時、食欲がある。 家族と食べること は、食事内容や健康 面、食事の楽しさ、 食欲に関係してくる と言われています。 全部チェックできるように食習慣を見直してみましょう。 会津まつり(9月23~25日)にちなみ、特別給食を実施します ろうじょうしょく 【籠城食給食】 【会津祭りお祝い給食】 玄米入りごはん・牛乳・ねぎみそ 古代米入りごはん・牛乳 大豆とかぼちゃのみそあえ 大豆とごぼうのメンチカツ きゅうりづけ・みそ汁 三色あえ・こづゆ・ぶどうゼリー し こくまい 籠城食 古代米「紫黒米」 今から150年ほど前 縄文~弥生時代の間に中国から渡 の日本で、新しい国作り 来したと言われています。赤飯のル を進めようとする明治政 ーツとも言われ、明治時代の中期ま 府と、今までのやり方を で、全国各地で栽培されていました。しかし、 守ろうとする江戸幕府が 白米が食べられるようになり、色のついた米は 戦いを始めました。この戦いを「戊辰戦争」と 雑草とみなし駆除されたため、少なくなってし いいます。明治政府軍は次々と江戸幕府軍を倒 まいました。その後、健康志向が高まり、再び し、1868年8月23日、幕府軍の中心だった 栽培されるようになりました。 会津を攻めてきました。会津藩の武士やその家 紫黒米は、白米に比べ、ビタミン E やミネラ 族 5,000 人以上が急いで鶴ヶ城に入り、必死に ル、食物繊維などの栄養素がたくさん含まれて 抵抗しました。お城にこもって敵と戦ったこと います。給食では会津若松市で栽培された紫黒 を「籠城」といい、その時に食べたのが「籠城 米をいただきます。 食」です。 使える材料は限られており、備蓄されていた 玄米だけのごはんをおにぎりにしてみそをぬっ て食べたり、かぼちゃと大豆を煮てみそ味にし て食べていました。食料をさがしに命がけでお 城の外に出たり、敵に見つかって命を落とす人 もたくさんいました。籠城は 1 ヶ月にもなり、 これ以上戦えなくなった会津藩は9月23日に 降伏しました。 給食では、会津の歴史を知り、当時の人々の 苦労を思う機会とし、籠城中に食べられていた 食事を食べやすいようにアレンジして再現しま こづゆ 会津の伝統的な郷土料理で、 冠婚葬祭に用いられます。地域 により多少の材料は異なります が、里芋、にんじん、きくらげ、糸こん、豆ふ など具だくさんで、ほたての貝柱や干ししいた けなどでだしをとる煮吸いものです。 こづゆは天塩皿と言われる浅めに作られた小 さい朱塗りの椀に盛られることから「こじゅう のつゆ」となり、やがてなまって「こづゆ」に なったのではないかと言われています。 す。 地元野菜を味わっていただきます!! 2学期からは、河東町生産者の齋藤さん、武田さん、鈴木さん、いきいき園 芸の皆さんから、なす、ねぎ、かぼちゃ、きゅうり、たまねぎ、じゃがいも、 トマトを納めていただきます。今年も夏の太陽をたっぷり浴び、うま味と甘味 がギュッと詰まった野菜を使って、調理員さんたちがおいしい給食を作ります。
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