工房科目(PDF/756KB)

工 房 科 目
工房教育プログラムに関する工房名と工房科目
カレッジマイスターエクセレント
(カレッジマイスターの認定証とメダルを授与できる工房)*1
1.機械加工工房 (機械加工工房Ⅰ∼Ⅵ)
2.型技術工房(型技術工房Ⅰ∼Ⅵ)
3.フォーミュラ工房(フォーミュラ工房Ⅰ∼Ⅵ)
4.モノ創りデザイン工房(モノ創りデザイン工房Ⅰ∼Ⅳ)
5.ロボット創造工房(ロボット創造入門、実践ロボット創造Ⅰ∼Ⅱ、挑戦ロボット創造Ⅰ∼Ⅱ)
6.マイクロ・ナノ工房(真空エンジニアリング工房Ⅰ∼Ⅱ、マイクロ・ナノ技術体験工房)
7.NC ものづくり工房(NC ものづくり工房Ⅰ∼Ⅳ)
8.マイコン応用回路工房(マイコン応用回路工房Ⅰ∼Ⅲ)
9.福祉情報機器製作工房(福祉情報機器製作工房Ⅰ∼Ⅳ)
10.2 × 4 木造建築工房(2 × 4 木造建築工房Ⅰ∼Ⅲ)
11.インテリア工房(インテリア工房Ⅰ∼Ⅲ)
カレッジマイスタープライマリー
(カレッジマイスタープライマリー認定証を授与できる工房)
12.ものづくり入門工房(ものづくり広場入門、ものづくり広場Ⅰ∼Ⅱ)
13.物理体感工房 (物理体感工房Ⅰ∼Ⅳ)
14.フィジカルコンピューティング工房(フィジカルコンピューティング工房Ⅰ∼Ⅳ)
チャレンジ
(工房の目標を達成した場合メダルを授与できる工房)
15.鳥人間チャレンジ工房(鳥人間チャレンジ工房Ⅰ∼Ⅱ)
*1 カレッジマイスターの称号を得るためには指定の講義科目より必要な単位の修得が必要である。指定の講
義科目については、「学生便覧」を参照のこと。
機械加工工房Ⅰ(The Machining Workshop Ⅰ)二ノ宮進一
【備考】
称号を得るには、別に指定する科目から10単位の取得
が必要。
自由科目
【準備学習】
工作機械の基本的な操作方法を理解しておくこと。
教職課程
機械工学科 学科専門科目(工房)
1 年 春学期 1 単位(週 2 時限)選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 概要と安全教育
機械加工工房では、物作りの体験を下に、その中から
2 各種の加工技術法の習得
思考力、理論の理解力、そして創造性を深めることを
3 目盛の製作
目的としており、3年間一貫教育の工房である。
4 主軸プーリースペーサーの製作
この工房科目を受講する者は1年次(秋学期)、2年次及
5 中間Vプーリー軸の製作
び3年次にかけての「機械加工工房Ⅱ~Ⅵ」まで履修す
6 中間Vプーリーの製作(荒削り)
る必要がある。
7 中間Vプーリーの製作(仕上げ)
本科目における目標は加工技術の理解と簡単な部品製
8 モーター軸プーリーの製作
作である。
9 主軸プーリーの製作(荒削り)
10 主軸プーリーの製作(仕上げ)
11 チャック取付け板の製作(荒削り)
【成績評価】
製作実習の姿勢と製作品で評価する。
12 チャック取付け板の製作(仕上げ)
【テキスト】
13 ハンドルつまみの製作
必要資料(プリント)を配布。
14 各送りねじの製作(荒削り)
【参考図書】
15 各送りねじの製作(仕上げ)
工房科目
カレッジマイスター エクセレント
機械加工工房Ⅱ(The Machining Workshop Ⅱ)二ノ宮進一
【準備学習】
機械加工工房Ⅰの内容を整理しておくこと。
【備考】
称号を得るには、別に指定する科目から10単位の取得
が必要。
機械加工工房Ⅲ(The Machining Workshop Ⅲ)二ノ宮進一、森山富治男
機械工学科 学科専門科目(工房)
2 年 春学期 1 単位(週 2 時限)選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 刃物台の製作(荒削り)
機械加工工房では、物作りの体験を下に、その中から
2 刃物台の製作(仕上げ)
思考力、理論の理解力、そして創造性を深めることを
3 刃物送り台の製作(荒削り)
目的としている。
4 刃物送り台の製作(仕上げ)
本科目を受講するには、機械加工工房Ⅰ、Ⅱに合格し
5 旋回台の製作(荒削り)
ていなければならない。また、受講者は2年次秋学期
6 旋回台の製作(仕上げ)
および3年次にかけての機械加工工房Ⅳ~Ⅵまで履修
7 刃物送り台カミソリ
する必要がある。
8 刃物送り台ナットの製作
本科目における目標は、ミニ旋盤の複式刃物台および
9 刃物送り台ブラケットの製作
横送り台の部品製作を行うことを目標とする。
10 横送り台の製作(荒削り)
【成績評価】
11 横送り台の製作(仕上げ)
12 横送り台の製作(調整)
製作実習の姿勢と製作品で評価する。
【テキスト】
13 横送り台ブラケットの製作(荒削り)
14 横送り台ブラケットの製作(仕上げ)
必要資料(プリント)を配布。
【参考図書】
15 横送り台ブラケットの製作(調整)
【準備学習】
機械加工工房Ⅰ、Ⅱの内容を整理しておくこと。
【備考】
称号を得るには、別に指定する科目から10単位の取得
が必要。
−333−
大
学
院
機械工学科 学科専門科目(工房)
1 年 秋学期 1 単位(週 2 時限)選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 送りねじメタルの製作
機械加工工房では、物作りの体験を下に、その中から
2 送りハーフナットクランプ軸の製作(荒削り)
思考力、理論の理解力、そして創造性を深めることを
3 送りハーフナットクランプ軸の製作(仕上げ)
目的としている。
4 ハーフナット軸スペーサーの製作
本科目を受講するには、機械加工工房Ⅰに合格してい
5 手動送り固定ギアアジャストの製作
なければならない。また、受講者は2年次及び3年次に
6 バックアップピニオン軸の製作
かけての「機械加工工房Ⅲ~Ⅵ」まで履修する必要が
7 心押し台スリーブの製作(荒削り)
ある。
8 心押し台スリーブの製作(仕上げ)
本科目における目標は、ミニ旋盤の送りねじ関係の部
9 中間取付けねじの製作
品、主軸関係の部品の製作などである。
10 中間Vプリー軸とVプーリーの調整
【成績評価】
11 主軸の製作(荒削り)
12 主軸の製作(中仕上げ)
製作実習の姿勢と製作品で評価する。
【テキスト】
13 主軸の製作(仕上げ)
14 親ねじブラケットの製作
必要資料(プリント)を配布。
【参考図書】
15 親ねじブラケットの製作・調整
工房科目
カレッジマイスター エクセレント
機械加工工房Ⅳ(The Machining Workshop Ⅳ)二ノ宮進一、森山富治男
教職課程
自由科目
機械工学科 学科専門科目(工房)
2 年 秋学期 1 単位(週 2 時限)選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 サドル押さえの製作
機械加工工房では、物作りの体験を下に、その中から
2 サドルクランプ板製作
思考力、理論の理解力、そして創造性を深めることを
3 サドルの製作(荒削り)
目的としている。
4 サドルの製作(中仕上げ)
本科目を受講するには、機械加工工房Ⅰ~Ⅲに合格し
5 サドルの製作(仕上げ)
ていなければならない。また、受講者は3年次の機械
6 サドルの製作(調整)
加工工房ⅤおよびⅥを履修する必要がある。
7 横送り台かみそりの製作
本科目における目標はミニ旋盤のサドル・エプロン周
8 サドルクランプ板の製作
りの部品製作を行うことを目標とする。
9 送りハーフナットスライドの製作
10 送りハーフナットの製作(荒削り)
11 送りハーフナットの製作(中仕上げ)
【成績評価】
製作実習の姿勢と製作品で評価する。
12 送りハーフナットの製作(仕上げ)
【テキスト】
13 心押し台クランプの製作(荒削り)
必要資料(プリント)を配布。
14 心押し台クランプの製作(仕上げ)
【参考図書】
15 心押し台クランプの製作(調整)
【準備学習】
機械加工工房Ⅰ~Ⅲの内容を整理しておくこと。
【備考】
称号を得るには、別に指定する科目から10単位の取得
が必要。
機械加工工房Ⅴ(The Machining Workshop Ⅴ)二ノ宮進一
大
学
院
機械工学科 学科専門科目(工房)
3 年 春学期 1 単位(週 2 時限)選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 エプロンの製作(荒削り)
機械加工工房では、物作りの体験を下に、その中から
2 エプロンの製作(中仕上げ)
思考力、理論の理解力、そして創造性を深めることを
3 エプロンの製作(仕上げ)
目的としている。
4 心押し台の製作(荒削り)
本科目を受講するには、機械加工工房Ⅰ~Ⅳに合格し
5 心押し台の製作(中仕上げ)
ていなければならない。また、受講者は3年次秋学期
6 心押し台の製作(仕上げ)
の機械加工工房Ⅵを受講しなければならない。
7 心押し台の製作(調整)
本科目における目標はミニ旋盤のエプロン、心押し
8 主軸台の製作(荒削り)
台、主軸台およびベッドの製作を行うことを目標とす
9 主軸台の製作(中仕上げ)
る。
10 主軸台の製作(仕上げ)
【成績評価】
11 主軸台の製作(調整)
12 ベッドの製作(荒削り)
製作実習の姿勢と製作品で評価する。
【テキスト】
13 ベッドの製作(中仕上げ)
14 ベッドの製作(仕上げ)
必要資料(プリント)を配布。
【参考図書】
15 ベッドの製作(調整)
【準備学習】
機械加工工房Ⅰ~Ⅳの内容を整理しておくこと。
【備考】
称号を得るには、別に指定する科目から10単位の取得
が必要。
機械加工工房Ⅵ(The Machining Workshop Ⅵ)二ノ宮進一
機械工学科 学科専門科目(工房)
3 年 秋学期 1 単位(週 2 時限)選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 主軸モータカバーの製作(その1)
機械加工工房では、物作りの体験を下に、その中から
2 主軸モータカバーの製作(その2)
思考力、理論の理解力、そして創造性を深めることを
3 主軸モータカバーの製作(その3)
目的とする。
4 Vベルトプーリーカバーの製作(その1)
本科目を受講するには、機械加工工房Ⅰ~Ⅴに合格し
5 Vベルトプーリーカバーの製作(その2)
ていなければならない。
6 Vベルトプーリーカバーの製作(その3)
本科目における目標は各カバーの製作、モータおよび
7 ハンドル追加工(その1)
スイッチとの配線、組立・調整・精度検査、塗装など
8 ハンドル追加工(その2)
を行うことを目標とする。
9 モータの取り付けおよび配線
10 スイッチ等の取り付けおよび配線
【成績評価】
11 組立、調整、精度検査(その1)
12 組立、調整、精度検査(その2)
製作実習の姿勢と製作品で評価する。
【テキスト】
13 組立、調整、精度検査(その3)
14 組立、調整、精度検査(その4)
必要資料(プリント)を配布。
【参考図書】
15 塗装
【準備学習】
機械加工工房Ⅰ~Ⅴの内容を整理しておくこと。
【備考】
称号を得るには、別に指定する科目から10単位の取得
が必要。
−334−
型技術工房Ⅰ(Metal Mold Technology Atelier Ⅰ)長坂保美
教職課程
自由科目
機械工学科 学科専門科目 ( 工房 )
1 年 春学期 1 単位(週 2 時限)選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 素形材と型の歴史/CADシステムの起動と終了
型技術工房は、部品図面から射出成形用金型図面を作
2 素形材と型の種類/モデリング演習(操作)
成し、これを基にNCデータを作成してプラスチック成
3 射出成形金型の種類/モデリング演習(押出)
形用金型を作成、作成した本金型を射出成形機に装
4 ランナーゲート構造/モデリング演習(押出)
着、成形品を作成・評価・修正といった一連の実践的
5 アンダーカット開放/モデリング演習(押出)
な金型技術を学ぶことを目的とする。
6 成形品と離型方法/モデリング演習(回転)
型技術工房Ⅰは、金型の基礎知識を学ぶと共に3次元
7 金型の温度制御/モデリング演習(回転)
CADの基礎操作を学ぶ。これにより、金型の基礎知
8 金型に使われる鋼材/モデリング演習(複合)
識であるモールドとキャビ・コアの関係を理解するこ
9 成形品の設計/モデリング演習(複合)
とができる。また、3次元CAD(SolidWorks)を自
分で操作できるレベルとなる。
10 成形品の設計/成形品のモデリング演習(課題)
11 金型機械加工/成形品のモデリング演習(課題)
【成績評価】モデル(25点)、プレゼ(25点)に出席点(50
点)を加算し、合計60点以上を合格。
12 金型機械加工/成形品のモデリング演習(応用)
【テキスト】
13 平滑作業と金型仕上/成形品のモデリング演習
講義ごとにプリント(金型に関する基礎知識)を配布
14 金型組立と仕上/成形品のモデリング演習→ モデル
【参考図書】
15 射出成形に関するプレゼンテーションと講評
『SolidWorks 3次元CAD入門』丸善
【準備学習】
【備考】・申込書より10名程度選抜する ・称号取得には
毎週配布するプリントを復習
別に指定した科目(10単位)を取得する
工房科目
カレッジマイスター エクセレント
型技術工房Ⅱ(Metal Mold Technology Atelier Ⅱ)長坂保美
型技術工房Ⅲ(Metal Mold Technology Atelier Ⅲ)大寄赳彦
機械工学科 学科専門科目(工房)
2 年 春学期 1 単位(週 2 時限)選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 成形機の機能/モールドベースの検討
型技術工房は、部品図面から射出成形用金型図面を作
2 成形機仕様の検討/モールドベースの再検討
成し、これを基にNCデータを作成してプラスチック成
3 課題(製品)の説明/モールドベースの型番決定
形用金型を作成、作成した本金型を射出成形機に装
4 パーティングライン/ランナーゲートの再確認
着、成形品を作成・評価・修正といった一連の実践的
5 パーティングライン/ランナーゲート等の決定
な金型技術を学ぶことを目的とする。
6 課題のキャビティ・コア構成
型技術工房Ⅲは、工房Ⅱで作成した3次元CAD上の
7 キャビティ・コアのモデリング(キャビティ)
モールドベースに、練習用に用意したの簡単な射出成
8 キャビティ・コアのモデリング(キャビティ)
形金型(キャビ・コア)を設計し、金型として作成す
9 キャビティ・コアのモデリング(コア)
る。これにより、簡単な金型設計が理解できるように
10 キャビティ・コアの組立モデリング
なる。
【成績評価】組立モデル(25点)、プレゼ(25点)に出席点
11 モールド/キャビティ・コアの組立(PL確認)
12 モールド/キャビティ・コアの組立(勾配)
(50点)を加算し、合計60点以上を合格。
【テキスト】
13 モールド/キャビティ・コアの組立→ 組立モデル
14 金型に関するプレゼンテーション
講義ごとにプリントを配布
【参考図書】
15 組立モデル提出・プレゼンテーションと講評
『SolidWorks 3次元CAD入門』丸善
【準備学習】
【備考】
・称号取得には別に指定した科目(10単位)を取得する
型技術工房Ⅰ/Ⅱで配布したプリントによる予習、お
よび毎週配布するプリントの復習
−335−
大
学
院
機械工学科 学科専門科目(工房)
1 年 秋学期 1 単位(週 2 時限)選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 金型の材料/モールドベース部品解説
型技術工房は、部品図面から射出成形用金型図面を作
2 金型の材料/モールドベースのモデリング(型板)
成し、これを基にNCデータを作成してプラスチック成
3 温度制御/モールドベースのモデリング(型板)
形用金型を作成、作成した本金型を射出成形機に装
4 金型加工(基準)/部品(ピン類)のモデリング
着、成形品を作成・評価・修正といった一連の実践的
5 金型加工(穴明け)/部品(ピン類)のモデリング
な金型技術を学ぶことを目的とする。
6 金型加工(MC)/部品(ピン類)のモデリング
型技術工房Ⅱは、金型の温度制御など、工房Ⅰで学ん
7 モールドベース部品(ピン類)のモデリング
だ金型設計に必要な基礎知識を深めることができる。
8 モールドベース部品(ロケートリング)のモデリング
さらに、3次元CADを用いてテキスト(図面)の
9 モールドベース部品(他部品)のモデリング
モールドベースを作成する。
10 金型部品の組立演習(型板)
【成績評価】組立モデル(25点)、プレゼ(25点)に出席点
11 金型部品の組立演習(キャビ・コア)
12 モールドベースの組立演習
(50点)を加算し、合計60点以上を合格。
【テキスト】講義ごとにプリントを配布、また初日に
13 モールドベースの組立演習(図面)→ 組立モデル
14 組立モデルに関するプレゼンテーション
モールドベース部品図面を配布
【参考図書】
15 組立モデル提出・プレゼンテーションと講評
『SolidWorks 3次元CAD入門』丸善
【準備学習】
【備考】
・称号取得には別に指定した科目(10単位)を取得する
型技術工房Ⅰで配布したプリントによる予習、および
毎週配布するプリントの復習
工房科目
カレッジマイスター エクセレント
型技術工房Ⅳ(Metal Mold Technology Atelier Ⅳ)大寄赳彦
教職課程
自由科目
機械工学科 学科専門科目(工房)
2 年 秋学期 1 単位(週 2 時限)選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 CAMの基礎操作と演習
型技術工房は、部品図面から射出成形用金型図面を作
2 工具の種類/ATCの説明
成し、これを基にNCデータを作成してプラスチック成
3 NCデータ(CL、Gコード)の説明
形用金型を作成、作成した本金型を射出成形機に装
4 CAMによるNCデータ作成演習
着、成形品を作成・評価・修正といった一連の実践的
5 CAMによるキャビティ・パスの作成
な金型技術を学ぶことを目的とする。
6 CAMによるコア・パスの作成
型技術工房Ⅳは、型技術工房Ⅲで設計された金型の加
7 MC操作盤の演習(データロード・編集)
工と組立を行い、射出成形機に取り付け、射出成形条
8 MC機による金型加工演習(工具・加工条件)
件を選定し成形品を作成する。これにより、金型の加
9 MC機による金型加工演習(キャビティ)
工・組立・取付を学ぶことができる。
10 MC機による金型加工演習(コア)
【成績評価】金型・成形品(25点)、プレゼ(25点)に出席
11 金型の組立・調整・取付
12 射出成形条件の選定と調整
点(50点)を加算し、合計60点以上を合格。
【テキスト】
13 成形品の作成・評価 → 成形品
14 金型・成形品に関するプレゼンテーション
講義ごとにプリントを配布
【参考図書】
15 金型・成形品提出・プレゼンテーションと講評
『SolidWorks 3次元CAD入門』丸善
【準備学習】
【備考】
・称号取得には別に指定した科目(10単位)を取得する
型技術工房Ⅰ/Ⅱ/Ⅲで配布したプリントによる予
習、および毎週配布するプリントの復習
型技術工房Ⅴ(Metal Mold Technology Atelier Ⅴ)長坂保美
大
学
院
機械工学科 学科専門科目(工房)
3 年 春学期 1 単位(週 2 時限)選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 成形機仕様の検討/修了課題の選定
型技術工房は、部品図面から射出成形用金型図面を作
2 パーティングライン/ランナーゲート等の決定
成し、これを基にNCデータを作成してプラスチック成
3 キャビティ・コアの構成
形用金型を作成、作成した本金型を射出成形機に装
4 モールドベース仕様の検討
着、成形品を作成・評価・修正といった一連の実践的
5 モールドベース部品(型板・ピン)のモデリング
な金型技術を学ぶことを目的とする。
6 モールドベース部品(その他)のモデリング
型技術工房Ⅴは、型技術工房Ⅰ~Ⅳで作成した金型と
7 キャビティのモデリング
成形品を参考に、各グループで修了課題を独自に設定
8 キャビティのモデリング(検証)
し、3次元CAD上で設計を行う。終了課題の金型設
9 コアのモデリング
計により、独自で金型設計のポイントを把握すること
10 コアのモデリング(検証)
が可能となる。
【成績評価】金型組立モデル(25点)、プレゼ(25点)に出
11 モールド/キャビティ・コアの組立
12 モールド/キャビティ・コアの組立(検証)
席点(50点)を加算し、合計60点以上を合格。
【テキスト】
13 モールド/キャビティ・コアの組立→ 組立モデル
14 金型設計に関するプレゼンテーション
講義ごとにプリントを配布
【参考図書】
15 金型組立モデル提出・プレゼンテーションと講評
『SolidWorks 3次元CAD入門』丸善
【準備学習】
【備考】
・称号取得には別に指定した科目(10単位)を取得する
型技術工房Ⅰ/Ⅱ/Ⅲ/Ⅳで配布したプリントによる
予習、および毎週配布するプリントの復習
型技術工房Ⅵ(Metal Mold Technology Atelier Ⅵ)長坂保美
機械工学科 学科専門科目(工房)
3 年 秋学期 1 単位(週 2 時限)選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 CAMによるCLデータ作成
型技術工房は、部品図面から射出成形用金型図面を作
2 MCに対応したNCデータ作成
成し、これを基にNCデータを作成してプラスチック成
3 MCによるキャビティ加工
形用金型を作成、作成した本金型を射出成形機に装
4 MCによるキャビティ加工・検証
着、成形品を作成・評価・修正といった一連の実践的
5 MCによるコア加工
な金型技術を学ぶことを目的とする。
6 MCによるコア加工・検証
型技術工房Ⅵは、型技術工房Ⅴで設計した修了課題
7 キャビティ・コアの研磨加工
(CAD上の金型)の加工組立を行い、射出成形機で
8 金型の組立・調整・取り付け
成形品を作成・評価を行う。なお、修了課題の金型な
9 射出成形条件の選定と調整
らび成形品をもって本工房の修了を認める。
10 成形品の作成・評価
【成績評価】金型・成形品(25点)、プレゼ(25点)に出席
11 金型の再調整/射出成形条件の調整
12 成形品の作成・評価→ 成形品(修了課題)
点(50点)を加算し、合計60点以上を合格。
【テキスト】
13 修了課題用PP作成
14 修了課題(金型・成形品)のプレゼンテーション
講義ごとにプリントを配布
【参考図書】
15 修了課題提出・プレゼンテーションと講評
『SolidWorks 3次元CAD入門』丸善
【準備学習】
【備考】
・称号取得には別に指定した科目(10単位)を取得する
型技術工房Ⅰ/Ⅱ/Ⅲ/Ⅳ/Ⅴで配布したプリントに
よる予習、および毎週配布するプリントの復習
−336−
フォーミュラ工房Ⅰ(Formula SAE Workshop Ⅰ)中野道王
教職課程
自由科目
機械工学科 学科専門科目(工房)
1 年 春学期 1 単位(集中講義)選択科目 オープン履修:可(P科、S科)
【授業計画】
【授業の目標】
1 フォーミュラ工房の概要
フォーミュラ工房では、フォーミュラーカーの企画・
2 全日本学生フォーミュラ大会概要
設計・製作・走行を一貫して行うことで、自動車エン
3 エコマイレッジ全国大会の概要
ジニアとして必要な専門能力と問題解決能力の習得を
4 パワートレーンの概要
目指します。さらに、自ら製作した車両を全日本学生
5 シャシ―の概要
フォーミュラ大会で走行させることにより、エンジニ
6 エコラン車両の概要
アとしての高い責任感を身に着けることを目指しま
7 エコラン車両の企画(構想)
す。ここでは、全日本学生フォーミュラ大会の概要を
8 エコラン車両の企画(基本構成の決定)
学ぶとともに、エコラン車両の製作を通じて、フォー
9 エコラン車両の設計(車体)
ミュラ工房Ⅱで必要となる基礎技術を身に着けること
10 エコラン車両の設計(操舵系)
を目指します。
【成績評価】
11 エコラン車両の設計(駆動系)
12 エコラン車両の製作(車体)
車両製作に関する成果物と貢献度にて評価する。
【テキスト】
13 エコラン車両の製作(操舵系)
14 エコラン車両の製作(駆動系)
【参考図書】自動車技術会編著『自動車開発・製作ガイ
15 動作確認
ド』自動車技術会
【準備学習】
【備考】
加工技術(切削、溶接)およびCADを学ぶこと。
工房科目
カレッジマイスター エクセレント
フォーミュラ工房Ⅱ(Formula SAE Workshop II)中野道王
フォーミュラ工房Ⅲ(Formula SAE Workshop III)中野道王
機械工学科 学科専門科目(工房)
2 年 春学期 1 単位(集中講義)選択科目 オープン履修:可(P科、S科)
【授業計画】
【授業の目標】
1 車両への部品組付け
フォーミュラ工房では、フォーミュラーカーの企画・
2 各部干渉の評価
設計・製作・走行を一貫して行うことで、自動車エン
3 動作確認
ジニアとして必要な専門能力と問題解決能力の習得を
4 部品評価
目指します。さらに、自ら製作した車両を全日本学生
5 各部品の再設計(基本形状)
フォーミュラ大会で走行させることにより、エンジニ
6 各部品の再設計(詳細形状)
アとしての高い責任感を身に着けることを目指しま
7 各部品の再設計(加工工程検討)
す。ここでは、全日本学生フォーミュラ大会で走行す
8 各部品の再設計(強度評価)
る車両の完成を目指して、各部品の問題点抽出と対策
9 各部品の再設計(相互干渉の評価と細部修正)
部品の製作を通じて、実践的な設計・製作能力の習得
10 各部品の再製作(準備)
を目指します。
【成績評価】
11 各部品の再製作(荒どりなど)
12 各部品の再製作(中仕上げなど)
部品製作に関する成果物と貢献度にて評価する。
【テキスト】
13 各部品の再製作(仕上げなど)
14 仮組と修正
【参考図書】自動車技術会編著『自動車開発・製作ガイ
15 最終組付け作業
ド』自動車技術会
【準備学習】
【備考】
応力計算の基本を学ぶこと。
−337−
大
学
院
機械工学科 学科専門科目(工房)
1 年 秋学期 1 単位(集中講義)選択科目 オープン履修:可(P科、S科)
【授業計画】
【授業の目標】
1 製作車両の概要
フォーミュラ工房では、フォーミュラーカーの企画・
2 製作する部品の抽出
設計・製作・走行を一貫して行うことで、自動車エン
3 新規設計部品の抽出
ジニアとして必要な専門能力と問題解決能力の習得を
4 各部品の構想と仕様決定
目指します。さらに、自ら製作した車両を全日本学生
5 各部品の設計(基本形状)
フォーミュラ大会で走行させることにより、エンジニ
6 各部品の設計(詳細形状)
アとしての高い責任感を身に着けることを目指しま
7 各部品の設計(加工工程検討)
す。ここでは、フォーミュラーカーに必要な部品の設
8 各部品の設計(強度評価)
計・製作を通じて、CAD利用技術や各種加工技術の習
9 各部品の設計(相互干渉の評価と細部修正)
得を目指します。
10 各部品の製作(準備)
【成績評価】
11 各部品の製作(荒どりなど)
12 各部品の製作(中仕上げなど)
部品製作に関する成果物と貢献度にて評価する。
【テキスト】
13 各部品の製作(仕上げなど)
14 仮組と修正
【参考図書】自動車技術会編著『自動車開発・製作ガイ
15 動作確認
ド』自動車技術会
【準備学習】
【備考】
加工技術(切削、溶接)およびCADを学ぶこと。
工房科目
カレッジマイスター エクセレント
フォーミュラ工房Ⅳ(Formula SAE Workshop IV)中野道王
教職課程
自由科目
機械工学科 学科専門科目(工房)
2 年 秋学期 1 単位(集中講義)選択科目 オープン履修:可(P科、S科)
【授業計画】
【授業の目標】
1 技術調査
フォーミュラ工房では、フォーミュラーカーの企画・
2 製作車両の基本構想決定
設計・製作・走行を一貫して行うことで、自動車エン
3 基本構造と車両諸元の決定
ジニアとして必要な専門能力と問題解決能力の習得を
4 構成部品の抽出と分類
目指します。さらに、自ら製作した車両を全日本学生
5 車体の設計(基本)
フォーミュラ大会で走行させることにより、エンジニ
6 車体の設計(キャビン周辺)
アとしての高い責任感を身に着けることを目指しま
7 車体の設計(足回り)
す。ここでは、フォーミュラーカーの企画・車体設計
8 車体の設計(パワートレーン周辺)
および製作を通じて、車両全体の設計技術習得を目指
9 車体の製作(部品製作)
します。
10 車体の製作(フレーム)
【成績評価】
11 車体の製作(足回り)
12 車体の製作(パワートレーン周辺)
車体の製作に関する成果物と貢献度にて評価する。
【テキスト】
13 車体の製作(キャビン周辺)
14 仮組と修正
【参考図書】自動車技術会編著『自動車開発・製作ガイ
15 動作確認
ド』自動車技術会
【準備学習】
【備考】
車両運動とサスペンションジオメトリーの基本を学ぶ
こと。
フォーミュラ工房Ⅴ(Formula SAE Workshop V)中野道王
大
学
院
機械工学科 学科専門科目(工房)
3 年 春学期 1 単位(集中講義)選択科目 オープン履修:可(P科、S科)
【授業計画】
【授業の目標】
1 評価項目の抽出
フォーミュラ工房では、フォーミュラーカーの企画・
2 走行試験の準備
設計・製作・走行を一貫して行うことで、自動車エン
3 各部動作確認
ジニアとして必要な専門能力と問題解決能力の習得を
4 実走行試験
目指します。さらに、自ら製作した車両を全日本学生
5 評価結果のまとめ
フォーミュラ大会で走行させることにより、エンジニ
6 対策の検討
アとしての高い責任感を身に着けることを目指しま
7 修正部の設計(基本)
す。ここでは、全日本学生フォーミュラ大会で走行す
8 修正部の設計(詳細形状)
る車両の完成を目指して、車両各部の問題点抽出と対
9 修正部の設計(強度評価)
策を通じて、製品の評価を含む実践的な開発能力の習
10 修正部の製作・加工(準備)
得を目指します。
【成績評価】製作車両と試験評価に関する成果物と貢献
11 修正部の製作・加工(中仕上げなど)
12 修正部の製作・加工(仕上げなど)
度にて評価する。
【テキスト】
13 仮組と修正
14 動作確認と再試験準備
【参考図書】自動車技術会編著『自動車開発・製作ガイ
15 実走行試験による再評価
ド』自動車技術会
【準備学習】
【備考】
走行試験と評価の基本を学ぶこと。
フォーミュラ工房Ⅵ(Formula SAE Workshop VI)中野道王
機械工学科 学科専門科目(工房)
3 年 秋学期 1 単位(集中講義)選択科目 オープン履修:可(P科、S科)
【授業計画】
【授業の目標】
1 技術調査と目標の設定
フォーミュラ工房では、フォーミュラーカーの企画・
2 パワートレーンの選定と動力性能目標の設定
設計・製作・走行を一貫して行うことで、自動車エン
3 パワートレーンに応じた基本構造と車両諸元の決定
ジニアとして必要な専門能力と問題解決能力の習得を
4 吸排気系の設計
目指します。さらに、自ら製作した車両を全日本学生
5 冷却・潤滑・燃料系の設計
フォーミュラ大会で走行させることにより、エンジニ
6 ドライブトレーンおよびマウントの設計
アとしての高い責任感を身に着けることを目指しま
7 制御系の設計
す。ここでは、目標性能に基づく車両設計とパワート
8 吸排気系の製作
レーンの最適利用技術を学ぶことで、自動車開発全体
9 冷却・潤滑・燃料系の製作
を理解するエンジニアとしての能力を高める。
10 ドライブトレーンおよびマウントの製作
【成績評価】製作車両と試験評価に関する成果物と貢献
11 制御系の製作
12 仮組と修正
度にて評価する。
【テキスト】
13 始動・無負荷試験
14 実走行試験による評価
【参考図書】自動車技術会編著『自動車開発・製作ガイ
15 調整・修正による性能改善
ド』自動車技術会
【準備学習】
【備考】
パワートレーンの概要と評価手法の基本を学ぶこと。
−338−
モノ創りデザイン工房Ⅰ(Manufacturing & Design Workshop Ⅰ)大島康彰、細田彰一、丹治明
【備考】
自由科目
【準備学習】高校までに模型や木工の制作経験があるこ
とや、漫画を含む絵画の制作が得意、または好きであ
ることが望ましい。
教職課程
機械工学科 学科専門科目(工房)
2 年 春学期 2 単位(週 2 時限)選択科目 オープン履修:可(P科、S科)
【授業計画】
【授業の目標】
1 デザイン手法の概要
機能と性能に基づいたオリジナル・プロダクトを外観
2 デザインの役割
の造形を含めてデザインします。モノ創りデザイン工
3 着想術(アイディア・プロセッシング)
房Ⅰでは設計の基礎技術を学び、手加工や加工機に習
4 スケッチ技法基礎(線画)
熟し、美しさを備えた造形(スタイリング)センスを
5 スケッチ技法基礎(陰影法)
磨きます。また、作品を学外の展示会やコンペティ
6 スケッチ技法基礎(レンダリング)
ションなどへ努めて参加することで、意識と意欲の向
7 モデリング技法基礎(ペーパーモデル)
上を図ります。
8 モデリング技法基礎(ウッドワーク)
9 モデリング技法基礎(プラスターモデル)
10 モデリング技法基礎(プラスチック成形)
【成績評価】
11 機構制作(製図)
12 機構制作(部品制作)
提出作品80%とプレゼンテーション20%の結果で評価
【テキスト】
13 モデル組立
14 モデル機能調整
必要に応じてプリントを配布する。
【参考図書】
15 プレゼンテーション
工房科目
カレッジマイスター エクセレント
モノ創りデザイン工房Ⅱ(Manufacturing & Design Workshop Ⅱ)大島康彰、細田彰一、丹治明
【準備学習】高校までに模型や木工の制作経験があるこ
とや、漫画を含む絵画の制作が得意、または好きであ
ることが望ましい。
【備考】
モノ創りデザイン工房Ⅲ(Manufacturing & Design Workshop Ⅲ)大島康彰、細田彰一、丹治明
機械工学科 学科専門科目(工房)
3 年 春学期 2 単位(週 2 時限)選択科目 オープン履修:可(P科、S科)
【授業計画】
【授業の目標】
1 製品のデザインI(調査)
モノ創りデザイン工房Ⅲでは設計の高度化技術を学
2 製品のデザインⅡ(要素解析)
び、手加工や加工機に習熟し、機能美を備えた造形を
3 製品のデザインⅢ(構想)
捜索することを目指します。複合的機能を持ったプロ
4 モデルスタディ
ダクトをテーマに設定し、その完成度を追求します。
5 コンセプト・モデル
また、作品を学外の展示会やコンペティションなどへ
6 機能・構造検討
努めて参加することで、意識と意欲の向上を図りま
7 機能モデル制作
す。この科目は「モノ創りデザイン工房Ⅱ」の単位を
8 造形イメージ作成
取得した学生を対象とします。
9 CADによるデザインデータ作成
10 CADによるデザインデータ作成継続
【成績評価】
11 CADによるデザインデータ作成完成
12 立体造形出力
提出作品80%とプレゼンテーション20%の結果で評価
【テキスト】
13 モデル組立
14 モデル機能調整
必要に応じてプリントを配布する。
【参考図書】
15 プレゼンテーション
【準備学習】高校までに模型や木工の制作経験があるこ
とや、漫画を含む絵画の制作が得意、または好きであ
ることが望ましい。
【備考】
−339−
大
学
院
機械工学科 学科専門科目(工房)
2 年 秋学期 2 単位(週 2 時限)選択科目 オープン履修:可(P科、S科)
【授業計画】
【授業の目標】
1 デジタルデザイン手法の概要
機能と性能に基づいたオリジナル・プロダクトを外観
2 CADによるモデリング基礎
の造形を含めてデザインします。モノ創りデザイン工
3 CADによるモデリング展開
房Ⅱでは設計のデジタル技術を学び、CADデータか
4 CADによるモデリング完成
ら加工機への実物出力を行うことで、リアリティを
5 材質や色彩の検討
持った創作を体験します。また、作品を学外の展示会
6 レンダリング条件の検討
やコンペティションなどへ努めて参加することで、意
7 レンダリング設定
識と意欲の向上を図ります。この科目は「モノ創りデ
8 レンダリング
ザイン工房Ⅰ」の単位を取得した学生を対象としま
9 モデリング技法中級(合成木材等)
す。
10 モデリング技法中級(複合材料)
【成績評価】
11 機構制作(構造材)
12 機構制作(部品)
提出作品80%とプレゼンテーション20%の結果で評価
【テキスト】
13 モデル組立
14 モデル機能調整
必要に応じてプリントを配布する。
【参考図書】
15 プレゼンテーション
工房科目
カレッジマイスター エクセレント
モノ創りデザイン工房Ⅳ(Manufacturing & Design Workshop Ⅳ)大島康彰、細田彰一、丹治明
教職課程
自由科目
機械工学科 学科専門科目(工房)
3 年 秋学期 2 単位(週 2 時限)選択科目 オープン履修:可(P科、S科)
【授業計画】
【授業の目標】
1 製品の検証(自己診断)
機能と性能に基づいたオリジナル・プロダクトを外観
2 製品の検証(第三者評価)
の造形を含めてデザインします。モノ創りデザイン工
3 製品の検証(問題抽出)
房ⅣではⅢで制作した作品の機能性や使用感を検証
4 モデル修正(アイディア生成)
し、改良点を踏まえてより完成度の高い作品に展開し
5 モデル修正(修正案比較)
ます。また、作品を学外の展示会やコンペティション
6 モデル修正(まとめ)
などへ努めて参加することで、意識と意欲の向上を図
7 CADによるデザインデーター制作
ります。この科目は「モノ創りデザイン工房Ⅲ」の単
8 CADによるデザインデーター制作(継続)
位を取得した学生を対象とします。
9 CADによるデザインデーター制作(継続)
10 立体造形出力
【成績評価】
11 立体造形出力(継続)
12 組立・調整
提出作品80%とプレゼンテーション20%の結果で評価
【テキスト】
13 塗装等仕上げ
14 プレゼンテーション準備
必要に応じてプリントを配布する。
【参考図書】
15 プレゼンテーション
【準備学習】高校までに模型や木工の制作経験があるこ
とや、漫画を含む絵画の制作が得意、または好きであ
ることが望ましい。
【備考】
ロボット創造入門(Introduction to Robot Creation)中里裕一、張暁友、 口勝
大
学
院
創造システム工学科 学科専門科目(工房)
1 年 秋学期 1 単位(集中講義)選択科目 オープン履修:可(M 科、E 科、C 科)
【授業計画】
【授業の目標】
1 ガイダンス
本科目では、ロボット工学に投入される基礎技術や数
2 ロボット工学概要(ロボットの定義)
学・物理法則などの重要性を認識させるため、実際に
3 ロボット工学概要(数学・物理法則との関連)
ロボットを作製しながらロボット技術がどこに反映さ
4 ロボット工学概要(ロボコンの意義)
れているのか解説する。さらに、ロボットの作製とそ
5 ロボット工学概要(科学技術と人工知能)
こに使われている理論の学習を同時並行に進めること
6 チーム作成・役割分担・方針決定
で、目的をもった授業履修を促し、工学技術への動機
7 構造の理解1(市販ロボットの分解)
づけや自発性の喚起をはかる。特に、受講生の創造性
8 構造の理解2(市販ロボットの組立)
を高めることを目的としてロボット競技会を実施す
9 電装系の理解(制御回路・駆動回路・バッテリー)
る。
10 制御系の理解1(プログラム作成ソフト使用方法)
【成績評価】各種ロボット競技会に参加し、その競技会
11 制御系の理解2(市販ロボット用のプログラム作成)
12 ロボット製作1(市販ロボットの改良)
に対する取り組み方を評価する。
【テキスト】
13 ロボット製作2(制御プログラム作成)
14 ロボット製作3(組立・調整)
プリント
【参考図書】
15 ロボット競技会の実施・評価
【準備学習】
メカトロニクス関連科目を予習・復習をしておくこ
と。
【備考】
マイスター表彰には、別に定める各学科指定の関連の
科目から10単位以上を修得する必要がある。
実践ロボット創造Ⅰ(Practice for Robot Creation Ⅰ)中里裕一、張暁友、 口勝
創造システム工学科 学科専門科目(工房)
2 年 春学期 1 単位(集中講義)選択科目 オープン履修:可(M 科、E 科、C 科)
【授業計画】
【授業の目標】
1 ガイダンス
本科目は「ロボット創造入門」および「挑戦ロボット
2 ロボット構造の理解1(駆動系の性能評価実験)
創造Ⅰ・Ⅱ」とを繋ぐ、ロボット創造のための実践的
3 ロボット構造の理解2(機械要素の評価実験)
な授業を展開する。本科目では、ロボット工学のなか
4 ロボット構造の理解3(材料の強度・剛性評価実験)
でもアクチュエータ・センサー・機械要素等のロボッ
5 ロボット構造の理解4(機構の動作原理実験)
トの構成
6 ロボット制御の理解1(静的バランス実験)
要素に関する知識の学習を深めていく。演習を重要視
7 ロボット制御の理解2(慣性力・ZMPに関する実験)
した実践的な授業を行うため、座学だけではなく、ロ
8 概念設計
ボット競技会に向けたロボット作製を通して、逐次学
9 詳細設計
習と実践とを繰り返しながら、ロボットの構成要素に
10 ロボット製作1(構造系)
関する実践的な技術の習得を目指す。
【成績評価】ロボット競技会に参加し、その競技会に対
11 ロボット製作2(駆動系)
12 ロボット製作3(電装系)
する取り組み方を評価する。
【テキスト】
13 ロボット製作4(制御系)
14 ロボット製作5(組立・調整)
プリント
【参考図書】
15 ロボット競技会参加・評価
【準備学習】
メカトロニクス関連科目を予習・復習をしておくこ
と。
【備考】
マイスター表彰には、別に定める各学科指定の関連の
科目から10単位以上を修得する必要がある。
−340−
実践ロボット創造Ⅱ(Practice for Robot Creation Ⅱ)中里裕一、張暁友、 口勝
【備考】
マイスター表彰には、別に定める各学科指定の関連の
科目から10単位以上を修得する必要がある。
自由科目
【準備学習】
メカトロニクス関連科目を予習・復習をしておくこ
と。
教職課程
創造システム工学科 学科専門科目(工房)
2 年 秋学期 1 単位(集中講義)選択科目 オープン履修:可(M 科、E 科、C 科)
【授業計画】
【授業の目標】
1 ガイダンス
本科目は「ロボット創造入門」および「挑戦ロボット
2 PM(プロジェクトマネージメント)の概要
創造Ⅰ・Ⅱ」とを繋ぐ、ロボット創造のための実践的
3 PMの実践(目標・役割分担・計画・リスク管理)
な授業を展開する。本科目では、ロボットの機構設
4 ロボット創造論
計・制御系設計に関する知識の学習だけでなく、プロ
5 KJ法による問題解決(概要説明と演習)
ジェクトマネージメントおよび問題解決方法を習得す
6 KJ法による問題解決(ロボット設計への応用)
る。演習を重要視した実践的な授業を行うため、座学
7 満足設計と最適設計
だけではなく、ロボット競技会に向けたロボット製作
8 概念設計
を通して、逐次学習と実践とを繰り返しながら、ロ
9 概念設計発表会
ボットの実践的な問題解決法および設計法の習得を目
10 詳細設計1(機構・駆動系)
指す。
【成績評価】ロボット競技会に参加し、その競技会に対
11 詳細設計2(制御系・電装系)
12 ロボット製作1(部品加工・電装系製作)
する取り組み方を評価する。
【テキスト】
13 ロボット製作2(制御プログラム作成)
14 ロボット製作3(組立・調整)
プリント
【参考図書】
15 ロボット競技会参加・評価
工房科目
カレッジマイスター エクセレント
挑戦ロボット創造Ⅰ(Challenge to Robot Creation Ⅰ)中里裕一、張暁友、 口勝
【準備学習】
コンピュータ工学/メカトロニクス関連科目を予習・
復習をしておくこと。
【備考】
マイスター表彰には、別に定める各学科指定の関連の
科目から10単位以上を修得する必要がある。
挑戦ロボット創造Ⅱ(Challenge to Robot Creation Ⅱ)中里裕一、張暁友、 口勝
創造システム工学科 学科専門科目(工房)
3 年 秋学期 2 単位(集中講義)選択科目 オープン履修:可(M 科、E 科、C 科)
【授業計画】
【授業の目標】
1 詳細設計の見直し
大学外で実施される権威あるロボットコンテストへの
2 ロボット製作1(部品の機械加工)
挑戦を目的とする。権威あるロボットコンテストに参
3 ロボット製作2(部位毎の仮組立)
加可能なロボットの作製に「挑戦」することで総合的
4 ロボット製作3(部位毎の動作確認)
な技術力の修得を目指す。演習を重要視した実践的な
5 ロボット製作4(部位毎の修正)
授業を行うため、ロボットコンテストに向けたロボッ
6 ロボット製作5(電子回路製作)
ト製作を通して、逐次学習と実践とを繰り返しなが
7 ロボット製作6(配線・回路取り付け)
ら、ロボット創造に対する真の理解を目指す。
8 ロボット製作7(全体組立)
9 ロボットプログラミング(部位毎の運動作成)
10 ロボットプログラミング(全体の運動作成)
【成績評価】ロボット競技会に参加するためのロボット
11 ロボット全体での動作確認
12 全体調整
を作製し、授業への取り組み方を評価する。
【テキスト】
13 実戦練習
14 ロボットコンテスト参加
プリント
【参考図書】
15 コンテストの反省と「ロボットの創造」統括
【準備学習】
メカトロニクス関連科目を予習・復習をしておくこ
と。
【備考】
マイスター表彰には、別に定める各学科指定の関連の
科目から10単位以上を修得する必要がある。
−341−
大
学
院
創造システム工学科 学科専門科目(工房)
3 年 春学期 2 単位(集中講義)選択科目 オープン履修:可(M 科、E 科、C 科)
【授業計画】
【授業の目標】
1 ロボットコンテストの意義と工学的検討
大学外で実施される権威あるロボットコンテストへの
2 チーム編成・役割分担作成・目標設定
挑戦を最終目的とする。権威あるロボットコンテスト
3 ロボットコンテスト・調査
に参加可能なロボットの作製に「挑戦」することで総
4 調査結果報告
合的な技術力の修得を目指す。演習を重要視した実践
5 コンセプト(攻略法・移動方法・攻撃方法)
的な授業を行うため、ロボットコンテストに向けたロ
6 概念設計1(全体寸法・自由度・関節の種類の決定)
ボットの設計を通して、逐次学習と実践とを繰り返し
7 概念設計2(アクチュエータ・減速機の選定)
ながら、ロボット創造に対する真の理解を目指す。
8 概念設計3(機械要素・構造材質の決定)
9 概念設計4(制御系・電装系の選定)
10 概念設計発表会
【成績評価】ロボット競技会に参加するためのロボット
11 詳細設計1(計画図の作成)
12 詳細設計2(組み立て図の作成)
を作製し、授業への取り組み方を評価する。
【テキスト】
13 詳細設計3(部品図の作成)
14 詳細設計4(回路図の作成)
プリント
【参考図書】
15 詳細設計発表会
工房科目
カレッジマイスター エクセレント
真空エンジニアリング工房Ⅰ(Vacuum Engineering workshop I)伴、三宅、鈴木(敏)、渡部、飯塚、佐野
教職課程
自由科目
創造システム工学科 学科専門科目(工房)
2 年 春学期 2 単位(集中講義)選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 実習:真空技術概要
マイクロ・ナノテクノロジーの基盤となる真空技術
2 実習:真空排気技術
を、簡単な真空装置の組立て体験を通じて体得する。
3 実習:真空計測技術
また、マイクロ・ナノ創造コースに属する各研究室お
4 実習:真空部品
よび先端材料技術研究センターそれぞれのマイクロ・
5 実習:真空装置の組立て体験(準備)
ナノ分野における最先端のテクノロジーについて、講
6 実習:真空装置の組立て体験(組立て)
義および見学を通して学ぶ。
7 実習:真空装置の組立て体験(運転)
8 講義・見学:「マイクロ・ナノ機械」分野
9 講義・見学:「半導体ナノテクノロジー」分野
10 講義・見学:「ナノ材料工学」分野
【成績評価】
11 講義・見学:「先端ナノ半導体材料」分野
12 講義・見学:「ナノバイオシステム」分野
取組み意欲と出席
【テキスト】
13 講義・見学:「マイクロ・ナノシステム工学」分野
14 講義・見学:「材料表面評価」分野
講義時に配布する。
【参考図書】
15 まとめ・講評
平谷雄二著『ビジュアル真空技術』コロナ社
【準備学習】
【備考】
夏集中講義として実施
マイクロ・ナノテクノロジーに関する本などを読み、
興味を深めておくこと。
真空エンジニアリング工房Ⅱ(Vacuum Engineering workshop Ⅱ)伴、三宅、鈴木(敏)、渡部、飯塚、佐野
大
学
院
創造システム工学科 学科専門科目(工房)
2 年 秋学期 2 単位(週 2 時限)選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 仮所属研究室の決定
「真空エンジニアリング工房I」で学んだ真空技術お
2 実施テーマの検討・決定
よび最先端のマイクロ・ナノテクノロジーを、さらに
3 実習内容の検討・決定
長い時間をかけて体験的に学習する。マイクロ・ナノ
4 実習スケジュールの検討・決定
創造コースの研究室の1つに仮所属し、自ら実習(実
5 実習:実験手順全体の見学
験)を行うことで、真空プロセス装置などの最先端装
6 実習:加工装置の操作手順の習得(見学)
置の操作をOJT(オンジョブトレーニング)する。
7 実習:加工装置の操作手順の習得(操作)
8 実習:試験片などの準備
9 実習:加工装置による実験1
10 実習:評価装置の操作手順の習得(見学)
【成績評価】
11 実習:評価装置の操作手順の習得(操作)
12 実習:評価装置による実験1
取組み意欲と出席
【テキスト】
13 実習:加工装置による実験2
14 実習:評価装置による実験2
講義時に配布する。
【参考図書】
15 まとめ・講評
【準備学習】
「真空エンジニアリング工房I」で学習したことを復
習しておくこと。
【備考】
本科目を受講するには、「真空エンジニアリング工房
I」に合格していることが必要。
マイクロ・ナノ技術体験工房(Micro-Nano technology workshop)伴、三宅、鈴木(敏)、渡部、飯塚、佐野
創造システム工学科 学科専門科目(工房)
3 年 春学期 2 単位(週 2 時限)選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 全体説明
「真空エンジニアリング工房II」での仮所属研究室に
2 独自作品の製作(1)製作作品の検討
て引き続き実習(実験)を行い、マイクロ・ナノ技術
3 独自作品の製作(2)製作作品の決定
を利用した独自のマイクロ・ナノ作品の製作を行う。
4 独自作品の製作(3)使用材料の検討・決定
またその作品を表現したプレゼンテーション用スライ
5 独自作品の製作(4)使用材料の準備
ドを作製する。さらに、作品の出来映えを、マイク
6 独自作品の製作(5)作製実験(準備)
ロ・ナノ作品発表会にてプレゼンテーションする。
7 独自作品の製作(6)作製実験(1回目)
8 独自作品の製作(7)評価実験(1回目)
9 独自作品の製作(8)作製実験(2回目)
10 独自作品の製作(9)評価実験(2回目)
【成績評価】
11 独自作品の製作(10)スライド作製準備
12 独自作品の製作(11)スライド作製
取組み意欲と出席
【テキスト】
13 独自作品の製作(12)プレゼンテーションの準備
14 独自作品の製作(13)プレゼンテーションの練習
講義時に配布する。
【参考図書】
15 マイクロ・ナノ作品発表会
【準備学習】
「真空エンジニアリング工房I」と「真空エンジニア
リング工房II」で学習したことを復習しておくこと。
【備考】
本科目の受講には、「真空エンジニアリング工房I」
と「真空エンジニアリング工房II」の合格が必要。
−342−
NCものづくり工房Ⅳ(Manufacturing workshop with NC machine tool Ⅳ)石田武志、鈴木清
【備考】
自由科目
【準備学習】前回までの授業の内容を完全に理解してお
くこと。さらに授業後、疑問点、不明点が残らないよ
うにすること。
教職課程
創造システム工学科 学科専門科目(工房)
3 年 春学期 1 単位(週 1 時限)選択科目 オープン履修:可(M科、P 科)
【授業計画】
【授業の目標】
1 ものづくり技術の概要
先端ものづくり技術に不可欠なNC工作機械の仕組み
2 最先端加工技術の紹介と実際
と各種NC工作機械による加工技術を総合的に学習す
3 金属材料の基礎(被削材および工具)
る。
4 NC工作概論
5 NCプログラム1(コード説明)
6 NCプログラム2(課題練習)
7 5軸NC工作機械概要
8 5軸NC工作機械実習1(運転操作)
9 5軸NC工作機械実習2(プログラム)
10 5軸NC工作機械実習3(切削加工練習)
【成績評価】
11 自由課題作成1(モデル作成)
12 自由課題作成2(加工シュミレーション)
レポート(50%)、実習課題(50%)
【テキスト】
13 自由課題作成3(NCデータ入力)
14 自由課題作成4(切削加工・仕上げ)
授業毎にプリントを配布
【参考図書】
15 まとめ・講評
工房科目
カレッジマイスター エクセレント
マイコン応用回路工房Ⅰ(Micro Computer Circuit Application Ⅰ)高橋明遠、吉田清
マイコン応用回路工房Ⅱ(Micro computer circuits application Ⅱ)木許雅則
電気電子工学科 学科専門科目(工房)
3 年 春学期 2 単位(集中講義)選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 PICの概要(特徴・種類・用途)
実社会において様々な機器に応用されているワンチッ
2 PICの構成と基本ハードウェア
プマイコンPICの基礎について学ぶとともに、実習を
3 プログラムの開発環境と手順
通じて、これからの回路設計エンジニアに必要なプロ
4 PICへのデータ書き込み・ハードウェアでの動作確認
グラミング技術およびディジタル回路設計技術の習得
5 プログラミング演習(プログラミングのコツ)
を目指す。なお、本講義は、マイコン応用回路工房Ⅲ
6 プログラミング演習(応用問題)
での応用システム製作の基礎作りを兼ねる。
7 PICを用いたディジタル回路の設計(回路図)
8 PICを用いたディジタル回路の設計(プログラミング1)
9 PICを用いたディジタル回路の設計(プログラミング2)
10 PICを用いたディジタル回路の設計(プログラミング3)
【成績評価】
11 PICを用いたディジタル回路の製作(1)
12 PICを用いたディジタル回路の製作(2)
製作物の提出50%、レポートの提出50%
【テキスト】
13 PICを用いたディジタル回路の製作(3)
14 製作回路の評価
インフォキャンパスにて配布
【参考図書】中尾真治著 『C言語ではじめるPICマイコ
15 レポート提出と講評
ン』オーム社
【準備学習】
【備考】
本科目を受講するにはマイコン応用回路工房Ⅰを履修
C言語の基礎的内容を復習しておくこと。
し、合格しておくことが必要です。
−343−
大
学
院
電気電子工学科 学科専門科目(工房)
2 年 秋学期 2 単位(集中講義)選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 コンピュータを用いた回路設計とは
コンピュータを用いた回路設計は、現在の回路設計実
2 コンピュータを使った報告書の書き方
務において不可欠となっている。工房Ⅰでは、PSpice
3 コンピュータによる回路シミュレーション
によるアナログ回路の設計ができること、および実際
4 基本部品(抵抗・コンデンサ・コイル)の特性解析
に回路を製作し、特性を評価する技術を身に付けるこ
5 過渡現象のコンピュータ解析
とを達成目標とする。コンピュータを使用した回路設
6 直流・交流動作の電子回路のコンピュータ解析
計で何ができるのかを学ぶことから始まり、増幅器・
7 OPアンプの動作原理
フィルタ等の電子回路の設計を通して、電子回路製作
8 コンピュータによるOPアンプ回路設計と特性解析
手法の基礎を習得する。さらに、課題回路と自由課題
9 課題回路の製作(OPアンプによる増幅回路)
の製作をおこない、ものづくり体験を通して周辺技術
10 課題回路の製作(OPアンプによる発振回路)
を習得する。
【成績評価】
11 課題回路の製作(OPアンプによるフィルタ回路)
12 自由課題の製作(製作)
課題作品の提出(50%)、レポートの提出(50%)
【テキスト】
13 自由課題の製作(動作確認)
14 自由課題の製作(特性評価)
資料の電子媒体での配布
【参考図書】
15 レポート提出と講評
『電子回路シミュレータPSpice入門編』
【準備学習】
【備考】
本工房は、電子デザインラボにて実施する。
参考図書を熟読しておくこと。電子メール、インフォ
キャンパスのパスワードを確認しておくこと。
工房科目
カレッジマイスター エクセレント
マイコン応用回路工房Ⅲ(Micro computer circuits application Ⅲ)青柳稔、神野健哉
教職課程
自由科目
電気電子工学科 学科専門科目(工房)
3 年 秋学期 2 単位(週 2 時限)選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 課題の説明
マイコン応用回路工房I・IIで学んだ電子回路設計と
2 課題を具体化するためのディスカッション
作製の技術を自在に利用する知識を活かして、総合的
3 課題を具体化するためのディスカッションの煮詰め
な物作りをおこなう。回路設計⇒回路シミュレーショ
4 回路の個人構想
ン⇒基板の作製⇒動作確認と順に進め、設計や作製で
5 回路構想のディスカッション
必要なツールの使い方を我が物にして、実社会で応用
6 回路設計
のきく実践力を養う事を目標とする。(カレッジマイ
7 回路のシミュレーション:基礎
スターの称号を得るには、マイコン応用回路工房I、
8 回路のシミュレーション:実際
II、IIIで優秀な成績を修め、かつ、規定の科目の単
9 基板CADによる実際の基板設計
位を取得する必要がある)
10 基板の作製:基礎
【成績評価】
11 基板の作製:実際
12 部品の実装
課題作製への取り組み50%、製作物評価50%
【テキスト】
13 部品の実装と手直し
14 最終動作確認
適時資料を配布する。
【参考図書】
15 総合評価
【準備学習】
「マイコン応用回路工房I」、「マイコン応用回路工
房II」の履修が必要です。
【備考】
福祉情報機器製作工房Ⅲ(Welfare Information Device Production Project Ⅲ)片山茂友、高瀬浩史、江藤香
大
学
院
情報工学科 学科専門科目(工房)
3 年 春学期 2 単位(週 2 時限)選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 製作する障害者用機器の検討
障害者の自宅や病院、福祉施設などの現場で実際に利
2 障害者用機器のハードウェア基本設計1
用できる福祉情報機器の設計製作を通して、組込みシ
3 障害者用機器のハードウェア基本設計2
ステム技術に関する実践的なスキルを身に付けること
4 障害者用機器のハードウェア基本設計3
を目的にしている。授業は寺子屋方式で、少人数によ
5 障害者用機器のソフトウェア基本設計1
る個別指導によって行う。「福祉情報機器製作工房
6 障害者用機器のソフトウェア基本設計2
Ⅲ」では、「福祉情報機器製作工房Ⅰ」、「同Ⅱ」で
7 障害者用機器のソフトウェア基本設計3
学んだハードウェアおよびソフトウェアの知識をもと
8 障害者用機器のハードウェア製作1
に、具体的な福祉情報機器の開発・設計に取り組む。
9 障害者用機器のハードウェア製作2
なお、年度によって開発福祉機器は変わる。
10 障害者用機器のハードウェア製作3
【成績評価】
11 障害者用機器のソフトウェア制作1
12 障害者用機器のソフトウェア制作2
レポート(100%)
【テキスト】
13 障害者用機器のソフトウェア制作3
14 障害者用機器のソフトウェア制作4
必要に応じて資料を配布する。
【参考図書】
15 レポート
【準備学習】
「福祉情報機器製作工房Ⅱ」で学んだ内容を復習して
おくこと。
【備考】
基本的には、「福祉情報機器製作工房Ⅱ」を取得した
人が引き続き履修することを想定している。
福祉情報機器製作工房Ⅳ(Welfare Information Device Production Project Ⅳ)片山茂友、高瀬浩史、江藤香
情報工学科 学科専門科目(工房)
3 年 秋学期 2 単位(週 2 時限)選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 製作する障害者用機器の検討
障害者の自宅や病院、福祉施設などの現場で実際に利
2 障害者用機器のハードおよびソフトの基本設計1
用できる福祉情報機器の設計製作を通して、組込みシ
3 障害者用機器のハードおよびソフトの基本設計2
ステム技術に関する実践的なスキルを身に付けること
4 障害者用機器のハードおよびソフトの基本設計3
を目的にしている。授業は寺子屋方式で、少人数によ
5 障害者用機器のハードおよびソフトの設計1
る個別指導によって行う。
6 障害者用機器のハードおよびソフトの設計2
「福祉情報機器製作工房Ⅴ」では、「福祉情報機器製
7 障害者用機器のハードおよびソフトの設計3
作工房Ⅲ」で設計・試作した福祉情報機器を実際に使
8 障害者用機器の製作1
えるレベルまで改良を加える。
9 障害者用機器の製作2
10 障害者用機器の製作3
【成績評価】
11 評価実験1
12 評価実験2
試作した作品の出来具合(50%) レポート(50%)
【テキスト】
13 評価実験3
14 評価実験4
【参考図書】
15 試作品の総合評価
【準備学習】
「福祉情報機器製作工房Ⅲ」の内容を復習しておくこ
と。
【備考】
基本的には「福祉情報機器製作工房Ⅱ」、「同Ⅲ」を
取得した人が引き続き履修することを想定している。
−344−
2 × 4 木造建築工房Ⅰ(2 × 4 Architectural studio Ⅰ)勝木祐仁、波多野純、那須秀行
【備考】
カレッジマイスターの称号を得るには、工房ⅠからⅢ
までと指定講義科目10単位以上の修得が必要。
自由科目
【準備学習】
日本の在来構法を理解しておくとよい。また、CADに
よる図面制作ができるようにしておくこと。
教職課程
建築学科・生活環境デザイン学科 学科専門科目(工房)
2 年 春学期 2 単位(週 2 時限)選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 これまでのプロジェクトについて
2×4木造建築工房では、本学カナダ研修所(アルバー
2 2×4工法の基礎について
タ州)を活用し、現地スタッフの協力を得て、建設プ
3 2×4工法の図面について
ロジェクトを実施する。2×4工法の基本的な知識・技
4 2×4工法による小規模な建物の制作(壁)
術を理解するとともに、計画実現に向けた課題解決方
5 2×4工法による小規模な建物の制作(屋根)
法やチーム運営を実践的に学ぶことを目的とする。ま
6 カナダ研修所での作業立案(ストーリーの検討)
た、現地で北米の建築文化を体験的に理解しながら、
7 カナダ研修所での作業立案(エスキス)
現場で使える英語を身につける。工房Ⅰでは、2×4工
8 中間発表
法の基本を理解した上で、工房Ⅱで実施するカナダ研
9 カナダ研修所での作業立案(平面図の作図)
修所でのプロジェクトの内容やデザインをモックアッ
10 カナダ研修所での作業立案(立面図の作図)
プ製作も行いながら立案する。
【成績評価】
11 カナダ研修所での作業立案(模型制作)
12 プレゼンテーションの作成(カナダ研修所へ送付)
提出課題50%、授業への取り組み姿勢50%
【テキスト】
13 モックアップの制作(平面・断面図の作図)
14 モックアップの制作(伏図の作図)
【参考図書】
15 モックアップの制作(軸組図の作図)
工房科目
カレッジマイスター エクセレント
2 × 4 木造建築工房Ⅱ(2 × 4 Architectural studio Ⅱ)勝木祐仁、波多野純、那須秀行
【準備学習】
工房Ⅰで学んだことを復習しておくこと。カナダ・ア
メリカの近現代建築について調べておくこと。
【備考】
本科目を受講するには、2×4木造建築工房Ⅰの単位を
習得すること。
2 × 4 木造建築工房Ⅲ(2 × 4 Architectural studio Ⅲ)勝木祐仁、波多野純、那須秀行
建築学科・生活環境デザイン学科 学科専門科目(工房)
2 年 秋学期 2 単位(週 2 時限)選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 成果報告書の企画
2×4木造建築工房は、本学カナダ研修所での建設プロ
2 成果報告書のデザイン案の検討
ジェクトを通じ、2×4工法の基本的な知識・技術を理
3 成果報告書のページレイアウトの検討
解するとともに、計画実現に向けた課題解決方法や
4 プレゼンテーション技法(イラストレータについて)
チーム運営手法を実践的に学ぶことを目的とする。2
5 プレゼンテーション技法(フォトショップについて)
×4木造建築工房Ⅲでは、工房Ⅰ・Ⅱにおける、プロ
6 プレゼンテーション技法(インデザインについて)
ジェクト立案からカナダ研修所での建設作業、北米近
7 成果報告書の制作(素材の編集)
現代建築の見学・研修までの成果を総括し、報告書を
8 成果報告書の制作(写真レイアウト)
作成する。企画からプレゼンテーションまで一貫して
9 成果報告書の制作(文字編集)
行い、報告書の刊行やウェブサイト作成により成果を
10 成果報告書の制作(印刷)
公表する。
【成績評価】
11 成果報告書の制作(裁断)
12 成果報告書の制作(製本)
提出課題50%、授業への取り組み姿勢50%
【テキスト】
13 成果報告書の制作(ホームページの作成)
14 成果報告書の制作(DVDの制作)
【参考図書】
15 成果報告書の提出・発表
【準備学習】
工房Ⅰ・Ⅱで取り組んできた内容をまとめておくこ
と。
【備考】
本科目を受講するには、2×4木造建築工房Ⅱの単位を
習得すること。
−345−
大
学
院
建築学科・生活環境デザイン学科 学科専門科目(工房)
2 年 春学期 2 単位(集中講義)選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 モックアップの制作(壁)
2×4木造建築工房は、本学カナダ研修所での建設プロ
2 モックアップの制作(屋根)
ジェクトを通じ、2×4工法の基本的な知識・技術を理
3 アメリカの近現代建築の見学(1日目)
解するとともに、計画実現に向けた課題解決方法や
4 アメリカの近現代建築の見学(2日目)
チーム運営手法を実践的に学ぶことを目的とする。工
5 カナダ研修所での作業(1日目)
房Ⅱでは、工房Ⅰで立案した計画を具体化する。ま
6 カナダ研修所での英会話研修(1日目)
ず、建築技術センターで実物大のモックアップを製作
7 カナダ研修所での作業(2日目)
し、デザイン案の最終検討をする。その上でカナダ研
8 カナダ研修所での英会話研修(2日目)
修所に赴き、現地スタッフとの協働により建設作業を
9 カナダ研修所での作業(3日目)
実施・完了させる。英会話研修、北米近現代建築の見
10 カナダ研修所での英会話研修(3日目)
学・研修も実施する。
【成績評価】
11 カナダ研修所での作業(4日目)
12 カナダ研修所での英会話研修(4日目)
提出課題50%、授業への取り組み姿勢50%
【テキスト】
13 カナダ研修所での作業(5日目)
14 カナダ研修所での英会話研修(5日目)
【参考図書】
15 カナダの近現代建築の見学
工房科目
カレッジマイスター エクセレント
インテリア工房Ⅱ(Interior studio Ⅱ)足立真、黒津高行
教職課程
自由科目
生活環境デザイン学科・建築学科 学科専門科目(工房科目)
3 年 春学期 2 単位(週 2 時限)選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 名作家具の実測
20世紀の名作家具(椅子またはスツール)のコピーを
2 製作図の作成(1)
製作する。実物を計測・観察することで、デザインお
3 製作図の作成(2)
よび技術的な特徴とスケールを理解し、製作図を作成
4 製作図の作成(3)
する。接ぎ手等の加工については、治具を製作し、試
5 接ぎ手の研究
作を行うなど、精度の高い加工を行う準備と練習を行
6 接ぎ手の試作(1)
う。名作のコピーを通して、木材の性質や、道具・治
7 接ぎ手の試作(2)
具の役割と正しい使用方法、作業の段取りの重要性を
8 作業計画の作成
理解し、デザインと技術との関係を考える。
9 椅子またはスツールの製作(木工作業1)
10 椅子またはスツールの製作(木工作業2)
【成績評価】
11 椅子またはスツールの製作(木工作業3)
12 椅子またはスツールの製作(木工作業4)
提出課題と授業への取り組み姿勢
【テキスト】
13 椅子またはスツールの製作(仕上げ・塗装1)
14 椅子またはスツールの製作(仕上げ・塗装2)
【参考図書】
15 成果物提出・講評
【準備学習】
家具デザインについて多く見ておくこと。関連講義科
目の内容を復習し理解しておくこと。
【備考】
インテリア工房Ⅰの単位を習得していることを履修条
件とする。
インテリア工房Ⅲ(Interior studio Ⅲ)足立真、黒津高行
大
学
院
生活環境デザイン学科・建築学科 学科専門科目(工房科目)
3 年 秋学期 2 単位(週 2 時限)選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 インテリアおよび家具の構想
具体的な場所を想定して、オリジナルのインテリア空
2 図面・模型によるスタディ(1)
間および家具を共同で設計・製作する。設計において
3 図面・模型によるスタディ(2)
は、使用目的、デザイン性、製作方法、作業工程、材
4 図面・模型によるスタディ(3)
料の経済性などを考慮して提案をまとめ、使用者に対
5 図面・模型によるスタディ(4)
してプレゼンテーションを行い了承を得る。製作にお
6 サンプル・試作による検討
いては、部分的なモックアップの試作、材料や塗装の
7 家具の製作(1)
サンプル作成などにより、実践的に検討を重ね、精度
8 家具の製作(2)
の高い作業を行う。最終的に、実際に使われる状態ま
9 家具の製作(3)
での各工程を記録し、報告書にまとめる。
10 家具の製作(4)
【成績評価】
11 インテリアの整備作業(1)
12 インテリアの整備作業(2)
提出課題と授業への取り組み姿勢
【テキスト】
13 家具取り付け・配置(2)
14 家具取り付け・配置(3)
【参考図書】
15 報告書作成、最終講評
【準備学習】
家具デザインについて多く見ておくこと。関連講義科
目の内容を復習し理解しておくこと。
【備考】
インテリア工房Ⅱの単位を習得していることを履修条
件とする。
−346−
ものづくり広場入門(Introduction to Making Objects)上野貴博、大田健紘、白瀬俊則
【備考】
定員は60名。余裕がある場合は発展コースも可
自由科目
【準備学習】
授業の前に、当日の加工・製作内容をしっかり把握し
ておくこと。
教職課程
全学科 学科専門科目 ( 工房 )
1 年 春学期 1 単位(週 2 時限)集中 選択科目
【授業計画】
【授業の目標】
1 全体説明と安全教育
自転車や電気・電子おもちゃといった身近な工業製品
2 熟練技能者による自転車の分解・組立実演
の分解・組立てや木工作業をとおして道具、工具の使
3 パンクの修理
い方や物の仕組みを学ぶと同時に、安全教育をも体得
4 前輪、後輪の分解・組立とブレーキの調整
する。また、熟練技術者による実演・指導をとおして
5 チェーンの脱着と長さの調整
ものづくりの魅力に触れ、その後、各自同じ作業に挑
6 木製ペンケースのけがき作業
戦する。体験学習をとおして他学科の学生との交流を
7 底板、側面、蓋用素材の切り出し
深めることも本科目の大きな目的である
8 同上細部の加工と仮組立
9 金具の取付けと表面仕上げ加工
10 塗装
11 三極簡易モータの製作
【成績評価】実技に取組む姿勢40%と製作物の完成度
60%で評価する。
12 上記の続き
【テキスト】
13 はんだごての製作
プリント
14 ライントレーサの製作
【参考図書】
15 上記の続きと競技会
工房科目
カレッジマイスター プライマリー
ものづくり広場Ⅰ(Plaza for Making Objects Ⅰ)上野貴博、大田健紘、宮澤肇、白瀬俊則
【準備学習】
授業の前に、当日の加工・製作内容をしっかり把握し
ておくこと。
【備考】
定員は40名程度で希望者多数の場合は抽選とする。
ものづくり広場Ⅱ(Plaza for Making Objects Ⅱ)上野貴博、森正美、徐華、宮澤肇
全学科 学科専門科目 ( 工房 )
2 年 春学期(集中講義 ) 2 単位 選択科目
【授業計画】
【授業の目標】
1 製作作品の検討(指導スタッフと個別打合せ)
本科目は「ものづくり広場入門」又は「ものづくり広
2 作品イメージ図の作成
場Ⅰ」合格者のみが履修できる。これらの科目で学ん
3 部品図、組立図の作成(1)
だ知識と経験を生かし、ものづくりを自ら企画・設計
4 部品図、組立図の作成(2)
し、指導教員のアドバイスを受けながら作品を創りあ
5 部材の検討、見積書の作成、購入手配(1)
げる。作品は、大学祭を含む1週間、一般公開する。
6 部材の検討、見積書の作成、購入手配(2)
7 作品の製作
8 同上の続き
9 同上の続き
10 同上の続き
【成績評価】作品に盛込まれたアイデアや製作物の完成
11 同上の続き
12 同上の続き
度で評価する。
【テキスト】
13 同上の続き
14 同上の続き
プリント等(必要に応じて)
【参考図書】
15 同上の続き(仕上げと調整)
【準備学習】
製作に際しては自主性を重んじるが、指導スタッフと
の連絡を密にとること。
【備考】
定員は30名程度で希望者多数の場合は抽選とする。
−347−
大
学
院
全学科 学科専門科目 ( 工房 )
1 年 秋学期 2 単位(週 2 時限)選択科目
【授業計画】
【授業の目標】
1 全体説明と安全教育
金属、木材、プラスチックといった様々な素材につい
2 LEDキャンドルライトの製作
て切る、削る、曲げるなどの加工を体験学習する。具
3 同上の続き
体的には小品(電気・電子おもちゃ、自作金属部品組
4 自動点灯ランプの製作
立てによるおもちゃ、木製椅子など)を製作しながら
5 同上の続き
工作に関する基礎技術を体得する。体験学習をとおし
6 デジタル時計の製作
て他学科の学生との交流を深めることも本科目の大き
7 同上の続き
な目的である。
8 製作品の調整と性能・機能の評価
9 金属やじろべいの拳製作 ・木製椅子の部材の採寸
10 同上の胴体の製作 ・木製椅子の縦部材の製作
【成績評価】実技に取組む姿勢40%と、製作物の完成度
11 同上のスタンドの製作 ・同上の横部材の製作
12 同上の続き ・同上の続き
60%で評価する。
【テキスト】
13 同上の台座の製作 ・同上の背中部の製作
14 部材の仮組立て ・部材の仮組立て
プリント
【参考図書】
15 最終仕上げと調整 ・最終仕上げと調整
工房科目
カレッジマイスター プライマリー
物理体感工房Ⅰ(Science Atelier I)服部邦彦、佐藤杉弥、梅谷篤史、齋藤弘雄
教職課程
自由科目
全学科 学科専門科目(工房)
1 年 春学期 2 単位(週 2 時限)選択科目
【授業計画】
【授業の目標】
1 工房概要の解説
物理学は理論的思考を実験的に立証し確立する手法に
2 これまでの工房作品I・IIの概要紹介
よって成り立っている。この物理体感工房は学生自ら
3 これまでの工房作品III・IVの概要紹介
が面白いと思う科学事象やアイデアを提案し、それを
4 受講者作品のプレコンペおよび制作計画のプレゼン
具体化させるための過程を通して科学法則を再認識す
5 工作資材および情報収集
ることを目的としている。受講にあたっては、受講者
6 フィールドリサーチ
自らがテーマを設定し科学工作を行ってもらう。機
7 電気基礎工作(半田付けの基礎)
械、電気、木工工作など広範囲にわたり特定の分野に
8 電気基礎工作(簡単な電子工作)
は限定せず科学現象すべての分野を対象とした科学作
9 機械基礎工作(工具の使用方法)
品の制作を行う。物理体感工房Iでは主に基本的科学
工作スキルの訓練を行う。
10 機械基礎工作(簡単な工作実習)
11 工房作品Iの設計
【成績評価】
工房作品Iの製作70%、発表30%
12 工房作品Iの部品制作
【テキスト】
13 工房作品Iの組み立て、調整
14 作品発表の準備
【参考図書】
15 工房作品Iの発表
【準備学習】日頃より身の回りの科学現象および機材の
しくみなどに関心を持ち自ら勉強しアイデアを具現化
することに努めること。
【備考】
受講者は、物理系科目および物理実験科目の履修を条
件とする。
物理体感工房Ⅱ(Science Atelier Ⅱ)服部邦彦、佐藤杉弥、梅谷篤史、齋藤弘雄
大
学
院
全学科 学科専門科目(工房)
1 年 秋学期 2 単位(週 2 時限)選択科目
【授業計画】
【授業の目標】
1 工房Iでの作品概要報告
物理学は理論的思考を実験的に立証し確立する手法に
2 工房IIでの計画テーマの報告
よって成り立っている。この物理体感工房は学生自ら
3 作品の物理法則、動作原理の検討
が面白いと思う科学事象やアイデアを提案し、それを
4 学園祭展示作品の準備、調整
具体化させるための過程を通して科学法則を再認識す
5 学園祭展示作品のプレゼンテーション準備
ることを目的としている。受講にあたっては、受講者
6 展示作品の反省およびフィールドリサーチ
自らがテーマを設定し科学工作を行ってもらう。物理
7 電気基礎工作(OPアンプの製作)
体感工房IIではIに引き続き基本的科学工作スキルの
8 電気基礎工作(発振回路の製作)
訓練を行う。
9 機械基礎工作(旋盤加工)
10 機械基礎工作(フライス加工)
【成績評価】
11 工房作品IIの設計
12 工房作品IIの部品制作
工房作品Ⅱの製作70%、発表30%
【テキスト】
13 工房作品IIの組み立て、調整
14 作品発表の準備
【参考図書】
15 工房作品IIの発表
【準備学習】日頃より身の回りの科学現象および機材の
しくみなどに関心を持ち自ら勉強しアイデアを具現化
することに努めること。
【備考】
受講者は、物理系科目および物理実験科目の履修を条
件とする。
物理体感工房Ⅲ(Science Atelier Ⅲ)服部邦彦、佐藤杉弥、梅谷篤史、齋藤弘雄
全学科 学科専門科目(工房)
2 年 春学期 2 単位(週 2 時限)選択科目
【授業計画】
【授業の目標】
1 工房I・IIでの作品概要報告
物理学は理論的思考を実験的に立証し確立する手法に
2 工房IIIでの計画テーマの報告
よって成り立っている。この物理体感工房は学生自ら
3 作品の物理法則、動作原理の検討
が面白いと思う科学事象やアイデアを提案し、それを
4 個人制作プレコンペの指導・運営
具体化させるための過程を通して科学法則を再認識す
5 工作資材・情報収集法の調査
ることを目的としている。受講にあたっては、受講者
6 フィールドリサーチ
自らがテーマを設定し科学工作を行ってもらう。物理
7 電気基礎計測(オシロスコープ操作)
体感工房ⅢではⅡに引き続き基本的科学工作スキルの
8 電気基礎計測(データ取込み、解析)
訓練を行う。
9 機械基礎工作(切断技術)
10 機械基礎工作(溶接技術)
【成績評価】
11 工房作品IIIの設計
12 工房作品IIIの部品制作
工房作品Ⅲの製作70%、発表30%
【テキスト】
13 工房作品IIIの組み立て、調整
14 作品発表の準備
【参考図書】
15 工房作品IIIの発表
【準備学習】日頃より身の回りの科学現象および機材の
しくみなどに関心を持ち自ら勉強しアイデアを具現化
することに努めること。
【備考】
受講者は、物理系科目および物理実験科目の履修を条
件とする。
−348−
物理体感工房Ⅳ(Science Atelier IV)服部邦彦、佐藤杉弥、梅谷篤史、齋藤弘雄
【備考】
受講者は、物理系科目および物理実験科目の履修を条
件とする。
自由科目
【準備学習】日頃より身の回りの科学現象および機材の
しくみなどに関心を持ち自ら勉強しアイデアを具現化
することに努めること。
教職課程
全学科 学科専門科目(工房)
2 年 秋学期 2 単位(週 2 時限)選択科目
【授業計画】
【授業の目標】
1 工房Ⅲでの作品概要報告
物理学は理論的思考を実験的に立証し確立する手法に
2 工房Ⅳでの計画テーマの報告
よって成り立っている。この物理体感工房は学生自ら
3 作品の物理法則、動作原理の検討
が面白いと思う科学事象やアイデアを提案し、それを
4 学園祭展示作品の準備、調整
具体化させるための過程を通して科学法則を再認識す
5 学園祭展示作品のプレゼンテーション準備
ることを目的としている。受講にあたっては、受講者
6 展示作品の反省およびフィールドリサーチ
自らがテーマを設定し科学工作を行ってもらう。物理
7 電気基礎工作(PIC)
体感工房ⅣではⅢに引き続き基本的科学工作スキルの
8 電気基礎工作(遠隔操作)
訓練を行う。
9 機械基礎工作(真空操作)
10 機械基礎工作(高温高圧利用)
11 工房作品Ⅳの設計
【成績評価】
工房作品Ⅳの製作70%、発表30%
12 工房作品Ⅳの部品制作
【テキスト】
13 工房作品Ⅳの組み立て、調整
14 作品発表の準備
【参考図書】
15 工房作品Ⅳの発表
工房科目
カレッジマイスター プライマリー
フィジカルコンピューティング工房 I(Physical Computing Workshop I)山地、勝間田、松田、石原
フィジカルコンピューティング工房Ⅱ(Physical Computing Workshop II)山地、勝間田、松田、石原
情報工学科 学科専門科目 ( 工房 )
1 年 秋学期 1 単位(週 1 時限)選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 オリエンテーション
フィジカルコンピューティング工房Ⅰで作成した作品
2 サーベイ:国内の取り組みの調査・発表
をベースに、さらに発展した作品作りを行う。そのた
3 サーベイ:国外の取り組みの調査・発表
めに、海外を含めてどのようなコンセプトでどのよう
4 研究・展示機関の見学
な作品が作られているかを学ぶ。学生相互に評価し合
5 作品企画書の作成
い、より高い技術の修得を目指す。
6 作品企画書の発表と議論
7 作品企画書の完成
8 制作計画書の作成
9 制作計画書の完成
10 中間発表
【成績評価】
11 制作開始
12 制作および技術指導
成果物による
【テキスト】
13 制作および技術指導
14 作品の完成
『Arduinoをはじめよう』 O'REILLY出版
【参考図書】
15 作品発表会
『「Make:」シリーズ』 O'REILLY出版
【準備学習】
【備考】
「フィジカルコンピューティング工房I」を受講した
C言語やJava言語などによるプログラミングの学習を
学生を対象とする
しておくこと
−349−
大
学
院
情報工学科 学科専門科目 ( 工房 )
1 年 春学期 1 単位(週 1 時限)選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 オリエンテーション
現在、動画や音声処理、3次元CGのためのさまざまな
2 研究・展示施設見学
フリーソフトウェアが利用できるようになっている。
3 プログラミング基礎1:OpenFrameworksの概要
これらに音、光、重力などを感知するセンサーを合わ
4 プログラミング基礎2:Arduinoを使ったプログラム
せて利用し、人の感性に応答するコンピュータの可能
5 電子部品、ツールの選定
性を追求するフィジカルコンピューティングが注目さ
6 制作環境を整える
れている。こうした技術への強い関心と知識を持った
7 LEDを点滅させる
学生を対象に、実際に作品をりながらプログラミング
8 光センサをつかう
技術を高め、これからのコンピュータの可能性を追求
9 距離センサ、加速度センサをつかう
する。
10 製作企画
【成績評価】
11 中間発表
12 制作準備
提出物による
【テキスト】
13 制作開始
14 制作終了
『Arduinoをはじめよう』 O'REILLY出版
【参考図書】
15 作品発表会
『Prototyping Lab』 O'REILLY出版
【準備学習】
【備考】
プログラミングの基礎ができていない場合は履修を認
C言語やJava言語などによるプログラミングの学習を
めない。個別面接の後に履修の可否を判定する。
しておくこと
工房科目
カレッジマイスター プライマリー
フィジカルコンピューティング工房Ⅲ(Physical Computing Workshop III)山地、勝間田、松田、石原
教職課程
自由科目
情報工学科 学科専門科目 ( 工房 )
2 年 春学期 1 単位(週 1 時限)選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 オリエンテーション
現在、動画や音声処理、3次元CGのためのさまざまな
2 作品企画書の作成(1)
フリーソフトウェアが利用できるようになっている。
3 作品企画書の作成(1)
これらに音、光、重力などを感知するセンサーを合わ
4 作品企画発表とディスカッション
せて利用し、人の感性に応答するコンピュータの可能
5 電子部品、ツールの選定
性を追求するフィジカルコンピューティングが注目さ
6 プロトタイプ製作(1)
れている。こうした技術への強い関心と知識を持った
7 プロトタイプ製作(2)
学生を対象に、実際に作品をりながらプログラミング
8 プロトタイプ製作(3)
技術を高め、これからのコンピュータの可能性を追求
9 プロトタイプ製作(4)
する。
10 中間発表
【成績評価】
11 作品制作(1)
12 作品制作(2)
製作物および発表による
【テキスト】
13 作品制作(3)
14 作品制作(4)
『Arduinoをはじめよう』 O'REILLY出版
【参考図書】
15 作品発表会
『Prototyping Lab』 O'REILLY出版
【準備学習】
【備考】
プログラミングの基礎ができていない場合は履修を認
C言語やJava言語などによるプログラミングの学習を
めない。個別面接の後に履修の可否を判定する。
しておくこと
フィジカルコンピューティング工房Ⅳ(Physical Computing Workshop IV)山地、勝間田、松田、石原
大
学
院
情報工学科 学科専門科目 ( 工房 )
2 年 秋学期 1 単位(週 1 時限)選択科目 オープン履修:不可
【授業計画】
【授業の目標】
1 オリエンテーション
フィジカルコンピューティング工房Ⅲまでで作成した
2 作品企画書の作成(1) サーベイを含む
作品をベースに、さらに発展した作品作りを行う。そ
3 作品企画書の作成(2) サーベイを含む
のために、海外を含めてどのようなコンセプトでどの
4 作品企画発表とディスカッション
ような作品が作られているかを学ぶ。学生相互に評価
5 電子部品、ツールの選定
し合い、より高い技術の修得を目指す。
6 プロトタイプ製作(1)
7 プロトタイプ製作(2)
8 プロトタイプ製作(3)
9 プロトタイプ製作(4)
10 中間発表
【成績評価】
11 作品制作(1)
12 作品制作(2)
成果物による
【テキスト】
13 作品制作(3)
14 作品制作(4)
『Arduinoをはじめよう』 O'REILLY出版
【参考図書】
15 作品発表会
『「Make:」シリーズ』 O'REILLY出版
【準備学習】
【備考】
「フィジカルコンピューティング工房I」を受講した
C言語やJava言語などによるプログラミングの学習を
学生を対象とする
しておくこと
−350−
鳥人間チャレンジ工房Ⅰ(Birdman Rally Challenge Project I)服部邦彦
【備考】
自由科目
【準備学習】
人力飛行機の製作に必要な知識や技術を自ら情報収集
し学ぶこと。
教職課程
全学科 学科専門科目(工房)
1 年 春学期 2 単位(集中講義)選択科目
【授業計画】
【授業の目標】
1 鳥人間コンテストの概要
この工房は、毎年開催される読売テレビ主催「鳥人間
2 人力飛行機の基礎(飛行原理と設計方法)
コンテスト選手権大会」に出場するために学生主体で
3 組織運営の検討
組織・運営される。そのため人力プロペラ機の製作を
4 翼の製作 I (翼形状の設計および型紙)
通じて学生自らが基礎知識の習得および技術の鍛錬継
5 翼の製作 II (リブの製作準備)
承を行う。また、製作にあたっては各自の役割分担や
6 翼の製作 III (リブの切り抜き)
組織運営などの共同作業を行う上で必要なスキルを習
7 翼の製作 IV (主桁の取り付け)
得することも重要になる。工房Iでは、設計および各
8 翼の製作 V (成形)
部品の製作を中心に行う。
9 プロペラの製作 I (設計および金型)
10 プロペラの製作 II (成形)
【成績評価】
11 コックピットの製作 I (設計および枠)
12 コックピットの製作 II (駆動系)
鳥人間コンテストに出場するための取り組み方
【テキスト】
13 フェアリングの製作
14 胴体の製作
【参考図書】
15 制御系の製作
工房科目
チャレンジ
鳥人間チャレンジ工房Ⅱ(Birdman Rally Challenge Project Ⅱ)服部邦彦
【準備学習】
人力飛行機の製作に必要な知識や技術を自ら情報収集
し学ぶこと。
【備考】
−351−
大
学
院
全学科 学科専門科目(工房)
1 年 秋学期 2 単位(集中講義)選択科目
【授業計画】
【授業の目標】
1 各部品の調整
この工房は、毎年開催される読売テレビ主催「鳥人間
2 翼の荷重試験
コンテスト選手権大会」に出場するために学生主体で
3 胴体の荷重試験
組織・運営される。そのため人力プロペラ機の製作を
4 コックピットの強度試験および安全確認
通じて学生自らが基礎知識の習得および技術の鍛錬継
5 コックピットと胴体の接合
承を行う。また、製作にあたっては各自の役割分担や
6 主翼と胴体の接合
組織運営などの共同作業を行う上で必要なスキルを習
7 尾翼と胴体の接合
得することも重要になる。工房IIでは、製作した各部
8 制御系の連結およびテスト
品を組み上げ大会に向けたテスト飛行等を行う。
9 プロペラと駆動系の接続
10 プロペラ駆動試験および機体重心測定
【成績評価】
11 テストフライト準備
12 屋外組立、助走試験
鳥人間コンテストに出場するための取り組み方
【テキスト】
13 機体調整
14 浮上テスト
【参考図書】
15 飛行実験および検討