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年度の活動から代表的なものを
四つのキーワードに沿ってご紹介します。
キーワードのうちの三つは、
に基づいています。
そこに「災害復興支援」を、
継続的に取り組むべき重要な課題であると考え、
E
+
[キーワード]
加えました。
価値づくり
&'
?I:@I<GDJEK>H>DC
E
[キーワード]
モノづくり
&)
E
[キーワード]
&,
人づくり
E
[キーワード]
災 害復興
支援
CSR レポート 2014
E>8@JE'%&(
CSR Report
5
E> 8 @ J E
【キーワード】
価値 づくり
CSR レポート 2014
より安全に、便利に、快適に。そして、より地球にやさしく。
社会からの期待を超える新たな価値の創造を目指しながら、
ジェイテクトの技術・製品は、進化し続けています。
電動パワーステアリングにおける機能安全への取り組み
&
自動車部品事業本部
システム開発部
第2開発室 第3開発グループ
新谷 泰規
クルマの電子制御が
高度化する中、
安全性をどう確保するか
6
安全な製品づくりは、クルマに
細かな要求事項を、
関連するあらゆるメーカーが担う
具体的な作業手順へ
べき社会的使命です。その中で
ISO26262は、たとえ部品が壊
近年、
「 機能安全」
という考え方
れたり、誤動作をしても、安全性
への関心が高まっています。電
を確保できるよう、車載電子制
子制御システムが常に正しく働
御システムの開発プロセスを標
くことによって実現される安全を
準化したもの。電動パワーステ
意味するもので、2011年に自
アリング
(EPS)のリーディングカ
動 車 専 用の国 際 的な機 能 安
ンパニーであるジェイテクトにと
全規格としてISO26262が発
って、その規格への適合は重
行されました。ジェイテクトはそ
要な課題でした。
要求・要件
開発準備
フェーズ
製品コンセプト
フェーズ
製品設計フェーズ
アセスメント
アーキテクチャ
テスト計画
システム
設計
詳細設計
テスト
計画
システム
テスト
結合
テスト
テスト
計画
単体
テスト
製作
デバッグ
製品リリース
フェーズ
テスト実施・
結果
テスト実施・
結果
テスト実施・
結果
製品評価
フェーズ
機能安全開発プロセス
の情報を先取りし、2005年から
「ISO26262には開発のフェー
を重ねながら作業手順を検討し、
構築した開発プロセスがますま
同規格の適合に向けて開発プ
ズごとに、要求事項が非常に細
2013年、
ついに完成に至りました。
す重要になってくると思います」
ロセスの改善に取り組んできま
かく規定されています。それら
した。
一つひとつを、各エンジニアが
CSR Report
ジェイテクトの機能安全への取
リスクを残さないために、
り組みは、
これからも続きます。
実践できるよう具体的
できる限りのことを尽くす
「私たちの直接のお客様はカ
な作 業 手 順として落
現在は、
より確実で効率の良い
ーメーカーですが、最終的には
とし込むことが私たち
開発業務遂行に向けて、プロ
ジェイテクト製品が搭載された
の役割でした」
セス管理ツールの導入を進め
クルマを世界中の方々が運転
2005年からシステム設
ています。
されるわけです。運転をする人
計、
ハードウェア設計、 「今後、
クルマの電子制御シス
に、
リスクのない製品を届ける
プログラマーなど、開
テムはさらに高度化・複雑化して
ために、できる限りのことを尽く
発に携わる各エンジニ
いくはず。
自動運転の時代もや
す。そこが一番のモチベーショ
アと議論や情報交換
ってくるでしょう。
そのときに今回
ンとなっています」
E> 8 @ J E
CSR レポート 2014
価 値 づくり
【キーワード】
第3世代ITCC
E_09 関連記事
走行性能と低燃費は、クルマ
り離したりするための装置です。
に常に期待される要素。ジェイ
通 常 運 転 時は前 輪 駆 動で走
テクトの電子制御4WDカップ
行し、前輪がスリップしそうにな
リング( I T C C )は、走 行 安 定
ったときなど必要時には瞬時に
性・安全性と低燃費を高次元
四輪すべてに駆動力を伝え、
で両立させる装置です。1998
走行安定性・安全性と低燃費
年に世界に先駆けて第1世代
の両立に大きな効果を発揮し
の製品を市場投入、2004年に
ます。
は大幅に耐久性を向上させて
しかし第2世代以前の製品で
大型車にも適用可能とした第2
は、低温時に必要以上の駆動
世代を開発、世界の大手自動
力を伝達してしまうため燃費低
車メーカーに採用されています。
減効果が減少していました。そ
そして2013年、低温環境下で
の駆動力の変化をいかに小さ
の性能を大幅に改善させた第
くできるかが第3世代製品の開
3 世 代 製 品の開 発・量 産 化に
発テーマ。実現すればさらなる
プレートに刻まれた溝形状をミ
合わせることで乗り越えられま
成功しました。
低燃費化につなげられます。
クロン単位で調整することで、
した」
常に安定した駆動力を
世界の自動車メーカーへ
伝達するという課題
展開され、安全と省エネに貢献
「どうすれば最適な形状になる
I T C Cは、走 行 環 境の変 化に
課題解決に向けて注目したの
か、安 定 的に量 産できるかな
「開発した製品が広く使われて
応じて、エンジンからの駆動力
は、電磁クラッチという2種類の
ど、何度も壁にぶつかりました
いくことで、省エネとドライバー
を自動的に後輪に伝えたり、切
プレートで構成される部品。各
が、社内外のエンジニアと力を
の安全に貢献できるのがうれし
低温環境下での性能を大幅に
今後、第3世代ITCCは世界の
改善できました。
自動車メーカーへと展開される
予定です。
い。一般の方々にとっては外か
そ魅走
の力行
燃の安
費4定
向W性
上Dが
に車
貢。
献
す
る
ら見て気づく製品ではありませ
カ第自
安デ
ィッ2動
プ駆
藤フ
ァリ動車
部
レン
グ技品
寛ン
シシ術事
ス部業
之ャ
ルテ
グム
ル技
ー
プ術
室
んが、そこに大きなやりがいを
感じています」
本
部
]ZgZ
0℃以下での
エネルギーロス※1
'
従来品より
トルク温度
依存性※2
従来品より
約
約
*% -* 低減
改善
※1 ITCC非作動時の残留駆動力
※2 ITCC 作動時、120 ℃∼−40 ℃の環境
下での温度に起因する駆動力の変化
* ITCCは株式会社ジェイテクトの登録商標です。
CSR Report
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CSR レポート 2014
価 値 づくり
【キーワード】
第3世代テーパーローラーハブユニット
E_09 関連記事
西 軸
滝シ
ャ 部 受
テ 事
本シ
ー ク 業
技
将術ニ
カ 本
部
生室ル
セ
ン
タ
ー
(
ピックアップトラックや大型の
両環大
立境型
さ性車
せ能の
るを耐
一
久
体
性
化
と
が始まりました。
SUVは、長年にわたり使用され
「ジェイテクト初の製品であり、
るほか、過酷な環境下でも使わ
量産化も日本メーカー初。特に
れます。また、車両が重いため、
軸の設計と組立方法は試行錯
クルマを車輪から支えるハブユ
誤の連続で、特許を1,000件以
ニットには、高い耐久性が求め
上もチェックし、関係部署の全
られます。従来、
そうした大型車
員が力を合わせて高品質な製
に搭載されているテーパーロー
品を目指しました」
ラーベアリングを用いたハブユ
設計精度を高めるために、生産
ニットは、内輪と軸が別々の部
技術や製造部門などとともに、
に貢献する重要な部品です。
ば、一技術者として幸せを感じ
品でしたが、ジェイテクトでは、
鍛造、熱処理など多様な側面
今回の開発では、軸受内への
ます」
さらなる高性能化、信頼性向上
から設計を検証。結果、内輪と
泥塩水の浸入を防ぐため、従来
のニーズに応えるため、一体化
軸が別々の部品だった従来品
品比2倍の密閉性能を実現。
さ
一体化
した第3世代テーパーローラー
より軸強度を20倍に高め、600g
らに、
シール設計を最適化し、
ジ
ハブユニットを開発。日本メー
の軽量化も達成しました。
ェイテクトの独自技術LFT(※2)
カー初の量産化を実現しました。
※1 軸受内への異物の浸入やグリースの流
出を防ぐ密封装置
※2 摩擦の負荷を低減した超低トルク円す
いころ軸受
の採用によって、
エネルギーロス
を50%低減しました。2013年12
軽量でCO2削減につながる
月に量産を開始した新製品は、
第3世代への進化を実現
米国車メーカーのピックアップト
大型車向けテーパーローラー
ラックに搭載されています。
ハブユニットを、
より軽量でエネ
「ドライバーと同乗者にとって安
ルギーロスの少ない第3世代へ
全で、同時に長寿命製品であ
]ZgZ
軸強度
従来品より
重量
と進化させるため、
ジェイテクト
過酷な環境にも耐える
ることが環境への貢献の大前
では2003年から自主的に試作
長寿命の製品こそ、真の貢献
提。その上で徹底的に軽量化、
品 開 発に着 手 。努 力 が 実り、
シール(※1)は、極寒から灼熱ま
エネルギーロス低減を追求しま
2009年、米国車メーカーのピッ
での厳しい気候下での使用に
した。世界中で10年後も違和
耐泥塩水性
感なく快適に乗っていただけれ
従来品より
クアップトラック向け製品の開発
耐え、ハブユニットの長寿命化
1台あたり
'%
+%% \
*% '
倍
向上
軽量化
エネルギーロス
従来品より
約
低減
倍
向上
* LFTは株式会社ジェイテクトの登録商標です。
8
CSR Report
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CSR レポート 2014
価 値 づくり
【キーワード】
大形軸受技術開発センター
ジェイテクトの軸受は、風力発
きるようになりました。
電や鉄道、鉄鋼など、自動車分
2013年に導入した高速鉄道車
野以外でも活躍しています。こ
両用軸受試験機では、時速500
れら産業機械分野で使用される
kmまでの走行シミュレーション
大形軸受は、
これまで社内では
が可能です。
カーブやレールの
縮小サイズのモデルなどで試
継ぎ目など、実際の衝撃を再現
験をし、実機での評価はお客様
して影響を確認するほか、車輪
に依頼していました。
そのため想
の高速回転にともなう温度上昇
定外の問題が発生し、開発に
を抑制する軸受の開発にも取り
時間がかかることがありました。
組んでいます。
この課題を解決するために、ジ
「大形軸受の実機評価に関して、
ェイテクトでは自社で大形軸受
これほどの設備を自社で整えた
の評価・解析を行う大形軸受技
軸受メーカーはほかにありませ
術開発センターを開設し、本格
ん。
しかし、
“技術力を向上させ、
稼働させています。
より高品質な製品を”
という現場
風力発電と高速鉄道に
高速鉄道車両用軸受試験機
の強い思いが、
センターの開設
超大形軸受評価試験機
につながりました」
(大槻)
料の適性も検証し、結果を材料
今後、本センターを最大限に活
開発にも活用していく計画です。
用し、
内部設計や材料の最適化
「本センターでの評価データの
を加速させ、
大形軸受の次の進
化を目指していきます」
(梶原)
より信頼性の高い軸受を
本センターの特色は、軸受単体
評価データを蓄積し、
ではなく、周りの仕組みも含めた
次の進化を目指していく
蓄積は、
コンピュータでの解析精
実機に近い環境で評価できる
2014年には、
鉄鋼製造設備用軸
度を向上させ、
開発期間の短縮
※ 軸受の状態を自動検知するセンサー機能
点にあります。2012年に導入し
受評価試験機を導入予定。
高温
やセンサー軸受(※)といった付
つきの軸受。
た風力発電用の超大形軸受評
や水にさらされる過酷な環境下
加価値の高い製品開発にもつ
価試験機では、
軸受を固定する
で使用される軸受の耐久性を評
ながります。軸受の性能向上に
ハウジングと一体で性能を評価。
価し、
高効率な製造を支援できる
よるエネルギーロス低減や、
産業
耐久性の検証はもちろん、ハウ
よう、
メンテナンス周期の長い製
機械の長寿命化は、
持続可能な
ジング自体の最適設計も提案で
品を開発していきます。
また、材
社会の実現に大きく貢献します。
●
所在地
大阪府柏原市国分東条町8-11
●
総投資額
約20億円
(建屋含む)
●
評価設備
①超大形軸受評価試験機(2012年2月導入)
②高速鉄道車両用軸受試験機(2013年3月導入)
2014年10月に鉄鋼製造設備用軸受評価試験機を
導入予定
)
軸受事業本部
実験解析部
梶原 一寿(左)
軸受事業本部
実験解析部
第2実験室 第1グループ
大槻 正章(右)
実機に近い環境で評価し
高付加価値を提供する
CSR Report
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CSR レポート 2014
価 値 づくり
【キーワード】
汎用円筒研削盤 GE4i
E_09 関連記事
工 工
長標
準 作 作
機
屋機機
開 械 械
開 ・
メ
久発
室 発 カ
幸研部ト
ロ
削
グ
ル
ー
プ
事
業
本
部
*
汎用円筒研削盤 GE4i
﹁
機と熟
械い練
のう
技
進問
能
化題
者
でに
の
応
減
え
少
る
﹂
よる機械のひずみが、加工精度
ンの多言語・アイコン化対応な
に影響を及ぼします。
ど、初心者にも使いやすくする
「熟練技能者は、
自分の感覚で
ための工 夫、そして近 年の生
熱の変化を捉えながら削る量を
産現場において重要性の高ま
微調整します。だから安定して
る安 全 対 策、省エネ対 策も随
高い精度が得られるのです。逆
所に取り入れました。
に考えれば、熱による機械のひ
「これからも技 術を磨き、お客
ずみを低減できれば、経験の浅
様の高 精 度 加 工を支え、モノ
い技能者でも高精度加工ができ
づくりに貢献していきたいと考
るわけです。
この部分を開発に
えています」
おける最大のポイントとしました」
就 労 人口の減 少や海 外 生 産
顧客へのヒアリングから
移転、そして団塊世代の熟練
見つけた進化へのヒント
操作性の向上、そして
技能者引退など、
日本のモノづ
新製品開発にあたっては顧客
安全・省エネ対策も随所に
くりを取り巻く環境は変化して
へのヒアリングからスタート。そ
グループ会社を含めたプロジェ
います。こうした変化に対応す
そして実
こで貴重なヒントが得られました。 クトチームによる議論、
るため、ジェイテクトは看 板 商
「始業時や昼休憩の後に削る
験とコンピュータによる解析を
品ともいえる汎用円筒研削盤
と寸法が変わりやすい、
という
重ね、
さまざまな部品において
を20年ぶりにフルモデルチェ
声を複数のお客様からいただ
熱の影響を受けにくい形状・配
ンジし、GE4iとして2014年3月
きました。考えられる要因と対策
置を実現。
さらに接触式センサ
に販売を開始。研削加工は熟
をチーム内で議論し、熱の影響
ーを導 入 することで精 度も向
練技能者の勘・コツ・経験に頼
を受けにくい機械を追求するこ
上 。作 業 再 開 時 の 寸 法 変 化
ることの多い工程だったことか
とにしました」
を、従来機と比較して約93%低
ら、新製品開発では経験が浅く
室温、
加工による発熱、
モータ・ポ
減させました。
ても安定した加工精度が得ら
ンプの熱など、機械にはさまざま
また、必要最小限のデータ入力
れる研削盤を目指しました。
な熱が加わります。
それらの熱に
多段連続研削
使いやすい手動ハンドル
始業時や昼休憩後など
で操作できる機能や、操作ボタ
作業再開時の
寸法変化
従来品より
約
.( 低減
* は株式会社ジェイテクトの登録商標です。
10
CSR Report
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CSR レポート 2014
価 値 づくり
【キーワード】
定寸装置内蔵 研削盤CNC TOYOPUC-GC70
メ 工
余制
御 カ 作
ト 機
郷ユ
ニ ロ 械
ッ 制 ・
御 メ
達ト
開
カ
也発技
術 ト
ロ
室 部
事
第
業
1
本
グ
部
ル
ー
プ
省二
エつ
ネを
を一
つ
実に
現す
る
こ
と
で
+
1画面でNC情報と定寸情報が同時に
確認可能。データ管理も一元化
定寸
情報
NC情報
よる操作性向上など、
さまざまなメ
リットを生み出すことができました。
「今回の開発は、
定寸装置とCNC
装置、両方を自社内で製造して
いるジェイテクトだからこそ実現
できたと自負しています。
これから
もオンリーワンを追求し、
さらなる
研削加工の現場では、省エネが
ジェイテクトだからこそ
構成されます。
ジェイテクトではア
高速・高精度化によるダントツ性
重要な課題となっています。ジェ
開発できた製品
ンプをCNC装置に内蔵した製品
能の制御システムを構築すること
イテクトは、一般的には別々に設
高精度研削をする際は、定寸装
を開発。二つで構成されていた
で、お客様のお役に立ちたいと
考えています」
置されている二つの装置を一つ
置という測定器が重要な役割を
機器を一つにすることで消費電
にした製品を開発し、研削盤の
果たします。定寸装置は、
加工対
力を削減しました。
また、
アンプ台
省エネを実現。同時に省資源、
象物の寸法を測定するヘッドと、
が不要になることから鋼材の省
高速化、操作性の向上など、
さま
そのヘッドから受け取ったデータ
資源も実現。
さらに、機器同士の
ざまな効果を生み出すことにも
を増幅・演算してCNC(コンピュー
通信時間短縮による高速化、二
成功しました。
タ数値制御)装置に送るアンプで
つあった画面を一つにすることに
消費電力
約
従来品より
アンプ台の廃止による
鋼材の省資源
+- 減
ゼロ化
46.7kg→0kg
CBNホイール タフVi-F
,
1.6倍向上させたCBNホイールを
高精度と省エネへのニーズに
切れ味の向上で応える
エンジン部品の一つ、
カムシャフト
豊田バンモップス株式会社
開発部 基礎開発室
今池 浩史
お客様の喜びに貢献できる
新製品を開発したい
新しいCBNホイールの開発にあ
たっては
「切れ味」
と
「寿命」
とい
開発。
ホイール寿命も約2倍に伸
ばし、工具費削減に貢献します。
この部品はジェイテクトのCBNカ
周りにダイヤモンドに近い硬さを
ムシャフト研削盤に搭載。
グルー
の研削加工には高い精度が求め
持つCBN砥粒をつけた部品です。
プ会社が一つになってお客様ニ
られます。
また、生産性向上や加
ジェイテクトグループの豊田バンモ
ーズへの対応を目指しています。
工面の良質感などに対するニー
ップス株式会社では、
切れ味を向
豊田バンモップス株式会社
ズも高まっています。
これらの期待
上させることで、研削動力を従来
本社工場
に応える上で鍵を握る部品の一
品より約10%低減させて省エネを
つがCBNホイール。金属円盤の
実現するとともに、研削能率を約
う、相反する研削性能の両立に
愛知県岡崎市舞木町字城山1-54
設立年月日 1975年4月26日
従業員数
285人
(2014年5月末現在)
事業内容
ダイヤモンド工具の製造・販売
苦労しました。
テスト加工後の
消費エネルギー
ホイールを詳細に観察し、
そこ
研削動力
従来品より
で得られた課題の克服を繰り
返すことで、完成に至ることが
ホイール寿命
できました。今後もお客様の喜
従来品より
びに貢献できる新製品を開発
研削能率
していきたいと思います。
CBNホイール タフVi-F
CBNカムシャフト研削盤 GC20Mi
従来品より
&% '
&#+
低減
約
約
約
倍
倍
* TOYOPUCは株式会社ジェイテクトの登録商標です。 * タフViは豊田バンモップス株式会社の登録商標です。
CSR Report
11
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ジェイテクトのモノづくり。その先には世界があり、
【キーワード】
モノづくり
&
CSR レポート 2014
その背景には地球環境があります。両方をしっかり見つめながら、
より良い未来に向かって、モノづくりに取り組んでいます。
グローバル生産体制
世界のどこででも、
競争力のあるモノづくりを可能に
日本
会社数:40社
従業員数:17,651人
売上高:5,560億円
欧州
会社数:26社
従業員数:7,262人
売上高:1,983億円
N e w!
中国テクニカルセンターに
新社屋
中 国での技 術 提 案力を強 化するため、
2010 年 5月に設立された中国テクニカル
センターの新社屋が 2013 年 7月に竣工。
これからも技術検討、試作、実験などを通
じて、お客様の困りごとの解消支援に取
り組んでいきます。
E_19 関連記事
グローバルでの
マネジメント体制と
お客様品質の確保
ジェイテクトグループは、北米、
各地で行うものです。地域のマ
ネジメント確立、お客様品質の
確保と生産体制の強化により、
(2013年度連結売上高)
現地の安定雇用や人材育成、
欧州、中国、
アセアン、
インド、中
地域活性化に貢献したいと考
南米の海外主要6地域にジェイ
えています。
テクトの役員を配置し、
グロー
12
所在地別売上構成
アジア・
オセアニア・
その他
20.5%
日本
44.1%
所在地別従業員構成
(2014年3月末現在、連結)
アジア・
オセアニア・
その他
29.2%
日本
40.6%
バルでのマネジメント体制を整
供給体制の強化 Ne w!
備しています。
お客様に迅速・安定的に製品
2010年度から取り組んでいる
をお届けできる体制を整えるこ
「グローバル標 準ラインの 構
とは、
メーカーとして重要な責
築」は、
日本で培ったラインの標
任の一 つであると考えていま
2014年度からは新しい中期経
自動車部品事業においては、
ス
準化と人材育成を含めた運用
す。2013年度は、
ブラジルで電
営計画のもと、
自動車部品、軸
テアリングのトップシェアを維持
の仕組みを海外に展開するこ
動パワーステアリングの現地生
受、工作機械・メカトロニクスの
するため、商品力の強化と、世
とでお客様が期待する品質・コ
産を開始、
メキシコで生産拠点
3事業を基軸にグループ・グロ
界市場での供給体制の強化に
ストを確保したモノづくりを世界
を設立しました。
ーバル経営を推進します。特に
引き続き取り組んでいきます。
CSR Report
北米
19.6%
北米
欧州
15.8%
13.5%
欧州
16.7%
E> 8 @ J E
モノづくり
【キーワード】
メキシコに生産拠点を設立
CSR レポート 2014
'
N e w!
メキシコで初の生産拠点を設立。近年、多くの自
動車メーカーが進出する同国で、お客様のニーズ
に迅速・的確に応えられる体制を整えました。同国
の自動車産業の発展に貢献していく
生産施設の省エネ化
エネルギー使用量の多い
熱処理炉を中心に対策
5工場で自家発電設備を導入
ことを目指しています。
モノづくりの過程で多くのエネル
北米
会社数:17社
従業員数:5,881人
売上高:2,475億円
アジア・
オセアニア・
その他
会社数:57社
従業員数:12,662人
売上高:2,581億円
「見える化」による
データをもとに改善
ギーを必要とするジェイテクトに
熱処理炉は多くの電力を必要
とって、生産施設の省エネは重
とする設備でもあり、現在、
ジェ
要な課題の一つと考えています。
イテクト全体の使用量の約3割
東日本大震災以降は、
計画停電
を占めています。その分、熱処
や電力制限令への対策が重要
理炉の省エネ化は大きな効果
課題として浮上したことを受け、
につながるため、重点的に取り
省エネに加え、
ピークカットへの
組んでいます。
貢献、
そして非常時にも生産を
すでに全工場の主要ラインに
継続できる体制の構築を目的に、
電力を自動計測するエコパワ
コージェネレーションを中心とし
ーメーターを設置し、使用エネ
た自家発電設備の導入を推進。
ルギーの「見える化」を実現。
特に熱処理炉は連続運転させ
2013年からはそのデータをもと
る必要があることから、熱処理
に対策が必要な熱処理炉を選
炉の設置された工場への導入
定し、計画的に改造・補修して
を進めています。
これまでに国内
います。
また、使用方法の工夫
5工場において6基が稼働して
による省エネ化も各工場で検討
おり、
ジェイテクト全体の自家発
し、成功事例を展開しています。
電比率(※)は16.2%と着実に向
上しています。
※2010年度のピーク電力に対する自家発
電能力の割合。
省エネと品質向上を両立させた新型炉を導入
N ew !
2013 年、国分工場では新しいタイプの熱処理炉「ストレートスルー
炉」
を導入。その開発にあたっては、
グループ会社の光洋サーモシ
南米で電動パワーステアリングの
現地生産開始
ステム株式会社の技術も取り入れました。
ジェイテクトグループの連
N e w!
成長市場である南米地域での需要拡大に対応するため、
2014 年 2月にブラジルで電動パワーステアリング( EPS )
の現地生産を開始。2012 年に立ち上げたテクニカルセン
携により誕生した新型炉は、大幅な省エネとともに、製品の品質向
上も実現。
「品質重視」
「多品種少量」の時代に対応できる生産体
制をより強化しました。
消費エネルギー原単位比較
ターとテストコースに加
+*
え、現地の顧客ニーズ
低減
に素早く対応できる体
制を強化しました。
既存炉
CO
2
1カ月あたり
新型炉
+i
削減
CSR Report
13
E> 8 @ J E
【キーワード】
人づくり
CSR レポート 2014
CSRのこと。次代のジェイテクトのこと。職場環境のこと。
さまざまな側面から、自ら考え、行動する人づくりを進めることが、
今後さらに重要になると考えています。
使命感を持つことで、
仕事と職場を、家族や
社会に誇れるようにな
りました。
愚直に、繰り返し、
しつこく伝え続け、
一過性で終わらせない!
「正直営業」に
徹します!
光洋機械工業株式会社
光洋メタルテック株式会社
株式会社CNK
井谷 直彦
小松原 勝利
加藤 隆悟
石橋 忠信
古田 晃義
古辺 公一
6B:HH6<:;GDB?I:
お天道様に見られても
恥じない行動を!
社内浸透に向け、で
日頃 の 意 識が 大 事だ
きるだけ分かりやす
と感じ、自らの 仕 事で
い言葉で説明するこ
は特に機 密 情 報の扱
とを心がけています。
いに注意しています。
光洋シーリングテクノ株式会社
ダイベア株式会社
杉本 順治
木村 俊裕
南 武志
グループ会社へのCSR浸透
JTEKT GROUP VISIONのもと、
グループ会社全体への浸透を
より力強く推進
林 里果
コンプライアンス通信
の発行など、社内教育
を継続して行います。
&
グループ会社へのCSR浸透に向けた取り組みを2008年から開始。2012年度に
CSR連絡会を発足して以来、定期的に会合を開催し続けています。2014年度以降
はJTEKT GROUP VISIONと中期経営計画のもと、
グループ会社全体へのCSR浸
透をより力強く進めていきます。
ここでは国内外のグループ会社とジェイテクトの従
業員から集めた、CSRに関する取り組み内容や意気込み、感想などの一言コメント
をご紹介します。
14
CSR Report
光洋電子工業株式会社
室橋 健二
奥山 明洋
E> 8 @ J E
CSR レポート 2014
人づくり
【キーワード】
メンバー全員が、
CSR活動とは
何かを
熱く語れるように
したい。
問 題を隠さず、オープン
にできる企 業 風 土に変
TFTヘルシー
メニュー(※)は
素晴らしい!
えていきたい。
※ 発展途上国の子どもた
ちに給食を届ける手助けと、
本人の健康増進の両方に
役立つメニューを社員食堂
で提供する仕組み。
光洋サーモシステム株式会社
眞井 政雄
日本ニードルローラー製造株式会社
大田 貴美子
桝本 明遠
中尾 隆浩
@I<GDJE8DBE6C>:H
Face to Face、
Heart to Heartを
心がけています。
「ルール違反をしな
何気ない行動についても、
社 会への責 任を意 識する
ようになりました。
い」という安全文化
を浸透させます!
宇都宮機器株式会社
豊田バンモップス株式会社
株式会社豊幸
沼生 裕太
位田 恭平
今泉 尚也
印南 達也
普 段の何 気ない行 動
の中に、CSR にとって
重 要なことがあると気
づきました。
松田 義幸
JTEKT GROUP
VISIONの
共通理解が進むよう、
活動していきます。
内田 一成
監 査と支 援 活 動を通じて、北
米でのコンプライアンス強 化
に取り組んでいます。
豊興工業株式会社
株式会社ジェイテクト
JNA(アメリカ)
近藤 峰生
加納 幸雄
David LeHoty
杉田 佳奈美
Eddie Byrd
Kevin Quist
CSR Report
15
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人 づくり
【キーワード】
'
CSR レポート 2014
グローバル人事
P12 関連記事
国・地域を越えた
人材育成と配置の整備
S_07 関連記事
Ne w!
グローバルベースで
人材を育成・配置
題解決プログラムや、
モノづくり
(
CSR社内浸透
S_09 関連記事
仕事とCSRのつながりを、
一人ひとりが考えるための機会づくり
人材育成の強化に向けた技能
新たな浸透ツールを
全従業員に配布
える良い機会となった」
「継続
売上構成・従業員の海外比率
キャリア開発プログラムを導入。
ジェイテクトでは2011年度から
して議論していくことが大切」
が50%を超え、
グローバル化が
教育体制の整備に取り組んで
「CSRレポート」を全従業員に
進むジェイテクト。国・地域を越
います。
これらの教育プログラ
配布し、各職場で勉強会を開
えた人材の育成と配置の最適
ムは、将来、世界各地の拠点に
催しています。2013年度はリー
化に力を注いでいきます。
展開する予定です。
フレット
「CSR+YOU あなたが
CSR方針の
理解度調査を継続
担う社会的責任について考え
職場マネジメントアンケートの中
るノート」を 新 た に 作 成し 、
で実施したCSR方針理解度調
施策の柱の一つとしてグローバ
ーとの関係について改めて考
などの声がありました。
海外各拠点において次代のジェ
グローバル人事会議を開催
今後5カ年の方針を共有
「CSRレポート」
とともに全従業
査の結果、2013年度は基幹職
イテクトグループを担う人材を積
12月3日・4日、海外主要6地域
員へ配布。
リーフレットは、従業
以上で82%、
一般従業員で38%
極的に育成・登用していきます。
と日本の人事担当者が一堂に
員一人ひとりが、
自分の業務と
から、CSR方針について理解し
日本国内においては既存の教
会し、初のグローバル人 事 会
CSRのつながりについて、書き
たという回答が得られました。
育プログラムに加え、将来の課
議を愛知県刈谷市で開催。安
込みながら考えることのできる
今後もさらなる浸透活動が必
題を想定し、
自ら考えて行動で
形哲夫社長、鈴木隆昭副社長
内容となっています。勉強会の
要であると考えています。
きる人材の育成を目的とした問
の講 話 後、グローバルでの人
結果報告では「ステークホルダ
ルサクセッションプランを導入し、
事マネジメントや人材育成など
CSR方針について「十分理解した」
について2日間にわたり議論し、 「かなり理解した」の上位2回答(全6択)の比率
方針を共有しました。今後も年
2011年度
2012年度
2013年度
第1回グローバル人事会議
)
安全教育・啓発
に一度開催し、
グローバルベー
基幹職以上
64%
79%
82%
スで人事マネジメントを推進し
一般従業員
26%
36%
38%
ていきます。
全従業員
35%
43%
45%
S_10・11 関連記事
「安全道場」を全工場に設置
これからも地道な取り組みを継続
作業ルール遵守の
大切さを体感できる場
Ne w!
て工場に入る可能性のある従
業員全員への教育を行いました。
ジェイテクトでは近年、
労働災害
2011年度
2012年度
2013年度
全災害件数
17件
17件
30件
うち準重大災害(障害等級1∼7級相当の災害)
0件
0件
1件
うち休業災害(休業1日以上の災害)
7件
4件
6件
うち不休災害(休業1日未満の災害)
10件
13件
23件
うち重点6災害(※3)
6件
7件
14件
うち止めず災害
4件
6件
13件
(※2)提案を一歩進め、
提案を
ト
の 中 でも特 に「 止 め ず 災 害
とに準重大災害が1件発生し、
(※1)」の撲滅に注力しており、
止 め ず 災 害 件 数 についても
受けて改善するだけではなく、
2013年度は各工場で「安全道
2012年度と比較して大幅に増
積極的に提案を聞き出す機会
加してしまいました。今後はこ
を設け、その上で改善する取り
の結果を真摯に受けとめ、災害
組みを開始しています。
場」の設置を推進しました。
安全
花園工場の安全道場
道場とは、実際の機械で災害を
ゼロを目指して原因分析と対策
大切さを体で感じてもらう教育
災害の原因を分析し
さらなる対策強化へ
の場です。計画通り、全工場で
労働災害対策を強化した2013
す。すでにその一つとして、以
収集・共有し、未然防止を図る安全衛生活動。
設置を完了させ、事務職も含め
年度でしたが、非常に残念なこ
前から推進していたヒヤリハッ
感電、
高熱物による災害。
疑似体験し、作業ルール遵守の
16
労働災害件数の推移
CSR Report
強化に地道に取り組んでいま
※1 機械を止めずに異常処置などの作業や
修理を行う中で発生する災害。
※2 事故が起きそうな状況に遭遇した事例を
※3 挟まれ・巻き込まれ、重量物、車両、墜落、
E> 8 @ J E
CSR レポート 2014
ジェイテクトでは、東日本大震災を風化させないこと、
【キーワード】
災害復興支援
被災地を支援し続けることを、社会貢献活動の柱の一つとして位置づけています。
これからも被災地支援活動を継続実施していきます。
被災地
東日本大震災 被災地支援
S_19 関連記事
すべての工場・支社で
「被災地に行かなくても
できる支援活動」を実施
*月
支
チャリ援
キャラ ティ
バン
第1 弾
+月
5月13日∼24日
刈谷工場
岡崎工場
名古屋本社
第2 弾
普段の生活の中で支援
ジェイテクトでは2013年度、食堂メニュ
ーや自動販売機を活用した募金の仕組
みを導入。
たとえば食堂の場合、期間中
に特定のメニューを食べると従業員から
10円、マッチングギフト制度(※)により企
業から10円、合計20円が寄付金となりま
す。
この全従業員参加型の支援活動を
6月10日∼21日
東刈谷事業場
豊田支社
名古屋支社
北陸営業所
第4 弾
7月22日∼8月2日
田戸岬工場
中日本支社
岡崎営業所
「被災地支援チャリティキャラバン」
と名
づけ、5月から毎月、各工場・支社などで
展開。約1年をかけてすべての工場・支
社で実施し、集まった寄付金の総額は
231万4,976円に上りました。
※ 従業員から集めた寄付金に、企業が上乗せして寄付
第6 弾
9月16日∼27日
奈良工場
関西支社
神戸営業所
,月
特定のメニュー
従業員から
10円
企業から
10円
20円の
寄付金に
-月
特定自動販売機の飲み物
従業員から
5円
企業から
5円
10円の
寄付金に
1月13日∼17日
徳島工場
香川工場
西日本九州支社
ボール教室を開催。
そして2013年7月にも
高校10チーム、
約100人の高
7月12日・13日
STINGSが
気仙沼市を訪問
校 生に指 導し
ました。
気仙沼市内高校生対象のバレーボール教室
第5 弾
.月
8月26日∼9月6日
亀山工場
伊賀試験場
&%月
&&月
10月15日∼28日
国分工場
大阪本社
関西物流センター
生徒のみなさまからいただいた色紙
3月に贈呈式を実施
気仙沼市とSTINGSが培ってきた縁を
大切にしたいと考え、被災地支援チャリ
ティキャラバンで集まった寄付金による
&'月
第10 弾
等学校で地域の方々を対象としたバレー
7月1日∼12日
花園工場
豊橋工場
11月11日∼22日
狭山工場
北関東支社
加えて
刈谷工場、岡崎工場、
東刈谷事業場でも再実施
その縁から2011年、震災から3カ月後の6
月に、被災地を励まそうと気仙沼女子高
第3 弾
第7 弾
チャリティキャラバン実施中の豊橋工場食堂
学校バレーボール部と交流がありました。
気仙沼市を訪問し、市内・南三陸町の6
する仕組み
第8 弾
企画を通じて宮城県の気仙沼女子高等
&月
支援先を決定。3月3日に気仙沼向洋高
第9 弾
12月9日∼20日
東京工場
東京支社
東日本支社
東部テクニカルセンター
等学校で贈呈式を行い、6高校10チー
ムのバレーボール部に現金と希望物品
を贈りました。
これ からも被 災 地 の 力になれるよう、
2014年度も被災地支援チャリティキャラ
バンを継続実施します。
終了
被災地支援チャリティキャラバン
東京支社、
刈谷工場、豊橋工場の独自企画と合わせて
気仙沼市と「STINGS」の縁
累計寄付金額 '(&万)!.,+円
ジェイテクトの バレー ボ ー ル チ ー ム
「STINGS」は、震災前からテレビ番組の
(月
宮城県気仙沼市で 寄付贈呈式
贈呈した希望物品とともに記念撮影
【2013年度義援金】フィリピン台風被害の義援金として、
ジェイテクトとフィリピンの海外グループ会社は、総額200万ペソ
(460万円)
を寄付しました。
※このページでは、支社名をすべて2013年度当時の名称で表記しています。
CSR Report
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