資料3-2 CO2削減効果算定ガイドブック ハード対策事業効果算定ファイルの作成について 環境省 総合環境政策局 環境計画課 1 主旨 本ファイルは、環境省が実施するエネルギー対策特 別会計における各種事業を対象とする、統一的・定量 的な効果測定手法により、CO2削減効果を推定するこ とを目的としている。 防災拠点等への再生可能エネルギー等導入推進事 業においても、ファイルによりCO2削減効果を推定し、 その推定結果に基づいて事業提案を行うものとする。 2 ファイルの構成 4枚のシートで構成 1.調査票 2.導入量 3.削減原単位 4.結果票 結果票に基づいて、 申請様式のCO2削減 効果を記載 3 作成にあたっての注意点 仮公募に当たっては、必ず本ファイルを作成してからCO2削 減効果を算定してください。 申請書類提出時には、本ファイルの「結果表」シートを 根拠書類として、申請書類とあわせて添付してください。 4 作成にあたっての注意点 仮公募要領 「別表第2」に掲げる、 区分『発電設備・熱供給設備』『街路灯・道路灯』 に該当する設備について、1設備ごとに1ファイルを作成し、 CO2削減効果を算定し、提出してください。 1事業で複数種別の設備を 導入する場合、 導入設備の 種別件数分ファイルを作成する。 その後、任意様式の集計表 を作成して、結果票とあわせて 提出してください。 【集計表】 削減効果 ■設備1 ○○ [t-CO2/年] ■設備2 ○○ [t-CO2/年] ■設備3 ○○ [t-CO2/年] ・ ・ . ■合計 ◎◎ [t-CO2/年] 5 ケーススタディ [ケース1] 太陽光発電を導入する場合 [ケース2] バイオマスボイラーを導入する場合 6 1.調査票 [ケース1] 事業概要を 記載 ※1 ※2 ※1 耐用年数について、太陽光発電設備であれば「17年」としてください。 (耐用年数の一例として、風力「17年」、小水力「22年」、バイオマスボイラー「15年」) (※財務省令「減価償却資産の耐用年数等に関する省令」を参照してください。) ※2 ・導入量の計算方法 ⇒ C [供給数] ・削減原単位の計算方法 ⇒ Ⅲ [再生可能エネルギー供給量] を選択 7 2.導入量 [ケース1] 導入量[kW]を記載 (修正不要) (記述不要) (記述不要) 8 3.削減原単位 [ケース1] 「再生可能エネルギー 発電」を選択 ※ (記述不要) ※ 「発電システムの年間平均稼働率」の「2015」年の欄に「システム利用率」を記載。 参考として、太陽光の場合は10kW未満で「12%」、10kW以上で「13%」を想定。 (経済産業省「調達価格等算定委員会 資料」より) 9 4.結果票 [ケース1] 10 1.調査票 [ケース2] 事業概要を 記載 ※ ※ 導入量の計算方法 ⇒ C [供給数] 削減原単位の計算方法 ⇒ Ⅱ [エネルギー使用量差] を選択 11 2.導入量 [ケース2] 導入台数[台]を記載 (修正不要) (記述不要) (記述不要) 12 3.削減原単位 [ケース2] ※ 自由記載 ※ ①は事業対象施設でのエネルギー種別ごとの年間使用(推定)量 ②はボイラー導入による事業対象施設のエネルギー種別ごとの削減量 13 4.結果票 [ケース2] 14 を記載 備考 ガイドラインは下記よりダウンロードしてください。 http://www.env.go.jp/earth/report/h24-05/ 本事業で使用する「ハード対策事業効果算定ファイル」は、 共通版から一部改編を加えています。 15 資料 発電設備の排出係数 (27年度排出係数代替値) 0.551 [kg-CO2/kWh] ※環境省「温室効果ガス排出量算出・報告・公表制度」を参照 耐用年数 太陽光発電 17年 風力発電 17年 小水力発電 22年 バイオマス発電・熱供給装置 15年 街路灯・道路灯 10年 ※財務省令「減価償却資産の耐用年数等に関する省令」を参照 発電設備の設備稼働率 太陽光(定格10kW未満) 12[%] 太陽光(定格10kW以上) 13[%] その他発電設備 (メーカー問合せ) ※経済産業省「調達価格等算定委員会 平成26年度調達価格及び 調達期間に関する意見」を参照
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