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冬季ボーナス予想について

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平成 22 年 11 月
報 道 関 係 各 位
三重県松阪市京町 510 番地
株式会社 第 三 銀 行
冬季ボーナス予想について
―三重県内個人モニターアンケート調査結果―
株式会社 第三銀行(頭取 伊藤 準一)では、三重県内の給与所得者を対象に、「冬
季ボーナス予想」についてアンケート調査を実施いたしました。
今般、その調査結果がまとまりましたので、ご報告いたします。
記
1.調査の概要:
・調査時期
平成 22 年 10 月
・調査依頼先
三重県内給与所得者個人モニター
・有効回答数(率) 759 名(37.5%)
2,022 名(郵送調査)
2.調査のポイント:
『今年の冬のボーナスは昨年とほぼ同額、消費についても昨年と同様に慎重姿勢』
今年の冬のボーナスは昨年とほぼ同額との予想となりました。今年に入って国内
景気は緩やかに回復していましたが、秋以降は減速感が出ています。景気対策の終
了や円高の影響で企業業績の不振が続くとの不安が大きく、支給額は増加しない見
込みです。また、リーマンショック後の平成 20 年以降では、収入が伸びないこと
からボーナスを貯蓄に回す余裕のない人が年々増加しているようです。
消費についても、今年の調査では昨年と同様慎重な姿勢がうかがえる結果となり
ました。特に「旅行・レジャー」に使う人が前回好況時(平成 16 年~19 年)に比
べ大きく減少しています。「耐久消費財」への支出も昨年比減少しており、エコカ
ー補助金やエコポイント制度などの経済対策の効果が薄れつつあるようです。消費
への慎重姿勢の背景には、収入の伸び悩みや雇用への不安があると思われます。
以
本件に関するお問い合わせ先
総合企画部広報課
担 当
経 済 研 究 所
戸
小
谷
林
℡ 0598-25-0363
℡ 0598-25-0366
上
冬 季 ボ ー ナ ス 予 想 に つ い て
- 三重県内個人モニターアンケート調査結果 -
1.ボーナス予想
(1)金額(税込)の増減見込-「増加する」と予想する回答がやや増加、「減少
する」との回答が減少
○
今年の冬季ボーナスの見込について、
「増加する」と予想する回答は 6.3%と昨年(冬
季)比 3.9 ポイント増加する一方、
「減少する」と予想する回答は 30.9%と昨年比 21.8
ポイント減少しました。
「前年とほぼ同額」と予想する回答は、昨年は 25.7%でしたが、
今年は 42.0%と 16.3 ポイント増加しました(図1)。
「減少」が「増加」を依然として上回っており厳しい状況が続いていますが、
「減少」
が5割を超えていた昨年に比べると、底打ちの兆しがみえるようです。
(2) 金額(税込)見込-平均金額は昨年とほぼ同額
○
冬季ボーナスの金額(税込)見込は 49.4 万円(人口割合補正後)で、10.5%低下し
た昨年(49.5 万円)とほぼ同額との予想となりました(図2)。今年の平均金額も昨年
同様低水準の予想となりました。
○
年代別では 50 代の平均金額が 67.4 万円で最も高く、次いで 40 代の 57.4 万円の順
となっています。昨年と比較すると、20 代と 60 代ではやや増加しますが、30 代、40
代、50 代の生活費の負担の大きい年代で減少すると予想されています(図3)
。
【今年に入って国内景気は回復傾向が続いているものの、景気対策の終了や円高の影響
で企業業績の不振が続くとの不安が大きく、厳しい予想となったようです。
】
2. 使途(使いみち)を予定している項目(複数回答)
○
冬季ボーナスの使途(使いみち)を予定している項目(複数回答)では、79.8%の人
が「貯蓄をする」と回答しました。逆にまったく貯蓄をしない人は 20.2%となり、昨年
比 0.3 ポイント増加しました。「貯蓄しない」人の比率は、前回好況時の平成 16 年
(21.1%)から 19 年(16.6%)は一貫して低下していましたが、リーマンショック後の
平成 20 年からは3年連続で上昇しています。景気悪化で収入の額が減り、貯蓄に回す
余裕のない人が年々増加しているようです。
○
三大消費項目では、
「衣服など日用品を購入する」
と回答した人は 51.4%と昨年比 0.7
ポイント増加しました。
「旅行・レジャー費用に使う」と回答した人は 41.9%となり平
成 18 年の 48.1%をピークに大きく減少しており、上向く気配が見られません。
「耐久消
費財を購入する」と回答した人は、一昨年(平成 20 年)に大きく落ち込みましたが、
昨年(平成 21 年)には上昇しました。エコカー補助金やエコポイント等の政策に下支
えられていた面があったようです。今年は政策効果が薄らいだこともあり、30.3%と昨
年比やや低下しました(図4、5)
。
○
年代別にみると、
「ローンの返済」
「学費の支払い」を予定している人は 40 代で最も
多く、旅行・レジャーを予定している人は逆に 40 代で最も少なくなっています。40 代
はローン、学資の負担が大きく、レジャーに回す余裕のない様子がうかがえます。
「貯
蓄」を予定している人は例年どおり 20 代で最も多く、将来への備えを重視している様
子がうかがえます。
「家屋の改修など」をする予定の人は 60 代で最も多くなっていま
す。
【景気悪化で収入の額が減り、ボーナスを貯蓄に回す余裕のない人が年々増加している
ようです。ボーナスの使いみちとしては、
「旅行・レジャー」に使う人が、前回好況時
(平成 16 年~19 年)に比べ大きく減少しています。】
3.ボーナスのうち、それぞれの使いみちに振り分ける金額の割合
○
冬季ボーナスをそれぞれの使いみちに振り分ける金額割合では、
「貯蓄」に回す割合
が 41.9%と昨年(41.3%)とほぼ同水準でトップとなりました。
「衣服など日用品の購入
額」は昨年比 1.3 ポイント増加し 10.7%となりました。ここ数年間「日用品」の割合は
高く、生活必需品への支出を優先せざるを得ない状況がうかがえます。
「耐久消費財の
購入額」は減少(支出金額で昨年比▲6 千円)しました。エコカー補助金やエコポイン
ト制度など経済対策の効果が薄れたものと思われます。
○
各年代とも「貯蓄」に回す割合が一番多く、特に 30 代では 52.4%、20 代では 50.7%
となりました。
40 代、50 代では、
「学資」の支出がそれぞれ 11.8%、10.8%と他の年代に比べて高く
なっています。また、「月賦・借入返済」への支出については、30 代が 11.6%、40 代が
14.8%、50 代が 13.0%と他の年代に比べて高くなっています。40 代では「学資」と「月
賦・借入返済」の合計が 25.9%に上っています。20 代と 60 代では、
「旅行・レジャー」
が他の年代と比べ高くなっています(図6、7)
。
【「旅行・レジャー」を控え「衣服など日用品」への支出割合を増やそうとする様子がう
かがえます。
「耐久消費財」への支出比率は昨年比減少し、エコカー補助金やエコポイ
ント制度などの経済対策の効果が薄れつつあるようです。貯蓄に回す割合は 20 代、30
代で高く、40 代、50 代ではローンや子どもの教育費の負担が大きいようです。
】
4.貯蓄割合 - 「5 割以上貯蓄する」がやや増加
○
冬季ボーナスのうち貯蓄に回す割合では、
「貯蓄しない」が 20.2%で、貯蓄する人で
は「5割ぐらい」が 23.5%と一番多くなりました。また、貯蓄に回す割合が「5割以上」
とする回答は年々増加傾向にあり、今年は 53.0%となりました(図8)
。収入や雇用な
ど先行きへの不安から、貯蓄する割合が増えているものと考えられます。
○
年代別では「5割以上」とする回答は、20 代で 67.9%と突出して高く、次いで 30 代
の 64.1%の順となりました。一方、
「貯蓄しない」とする回答は、40 代が 25.5%(昨年
24.2%)
、50 代が 25.2%(昨年 23.1%)、60 代が 28.6%(昨年 24.8%)と増加しました。
5.ボーナスで運用する商品-定期預金がトップ、個人年金保険が増加
○
定期預金は 64.0%で昨年(67.2%)を 3.2 ポイント下回りましたがトップでした。そ
の他の金融商品では、国債が 5.5%(昨年 7.4%)、投資信託が 6.6%(昨年 7.0%)
、外貨
預金 4.0%(昨年 4.8%)
、株式 6.2%(昨年 8.3%)と軒並み減少しましたが、個人年金保
険は 8.6%で昨年の 7.7%から増加しました(図9)
。
○
年代別にみると、どの年代でも預金(定期・普通)で運用したいと考えている人が
多数を占めていますが、60 代では国債と投資信託、50 代では個人年金保険で運用した
いとする人がやや多くなっています。
以
上
図1.冬季ボーナス予想(前年比)
増加
ほぼ同額
図4.ボーナスの三大消費項目(複数回答)
減少
わからない
9.1
18年
10.2
50.4
23.6
56.9
16.8
16.6
60
耐久消費財
の購入
11.3
20年
9.4
21年
11.5
52.1
2.4
22年
59.0
18.2
25.7
16.3
15
6.3
42.0
20%
40%
10
40
52.5 50.7 51.4
43.9 41.9 41.9
30
80%
20年 21年 22年
20年 21年 22年
100%
56.4
0
20代
図5.三大消費項目の支出割合の推移
70
56.2
31.2 30.3
20年 21年 22年
30代
40代
50代
60代
図8.冬季ボーナスの貯蓄に回す割合
万円
55.1
4.8 4.4
5
27.4
図2.冬季ボーナス平均予想金額の推移(人口割合補正後)
60
7.0 7.1
20.9
60%
12.5 13.0
12.7
20
0%
14.8
11.6
19.2
30.9
13.8
18.1
20.3
52.7
平成22年
20
50
19年
平成21年
%
旅行・レジャー
費用
衣服など
日用品の購入
%
17年
図7.月賦・借入返済に支出する割合
衣服など日用品
%
5割以上
%
70
55.3
5割未満
旅行・レジャー
60
60
49.5
50
49.4
50
50
40
30
40
40
貯蓄しない
耐久消費財
20
30
10
0
30
17年
18年
19年
20年
21年
22年
図3.冬季ボーナス年代別・平均予想金額
平成21年
(万円)
0
13年 14年 15年 16年 17年 18年 19年 20年 21年 22年
図6.学資に支出する割合
平成22年
13年
14年
15年
16年
17年
18年
19年
20年
21年
22年
図9.ボーナスで運用する金融商品(複数回答)
平成21年
%
平成22年
平成22年
平成21年
15
80.0
69.2 67.4
70.0
10.2
48.0 50.0
50.0
28.1
58.2
56.6
普通預金のまま
10.8
10
39.6 38.6
40.0
64.0
67.2
定期預金
12.1 11.8
59.5 57.4
60.0
30.0
20
投資信託
6.6
7.0
国債
5.5
7.4
株式
6.2
8.3
個人年金保険
8.6
7.7
31.1
5
20.0
2.5 2.5
10.0
0.9
2.0 1.7
1.4
0
0.0
20代
30代
40代
50代
60代
20代
4.0
4.8
外貨預金
30代
40代
50代
60代
0
10
20
30
40
50
60
70
以 上
80
(%)
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