平成28年度 商業科「電子商取引」シラバス 単 位 3 単位 教科書 電子商取引 Electronic Commerce(実教出版) 学科・学年・学級 情報管理科 3年 E~F組(選択) 副教材等 自作テキスト・自作プリント教材 1 学習の到達目標 情報通信ネットワークを活用した商取引や広告・広報に関する知識と技術を習得させ,情報通信ネットワークを活用することの意 義や課題について理解させるとともに,情報通信技術を電子商取引に応用する能力と態度を育てる。 2 学習の計画 月 単元名 学習項目 学習内容や学習活動 4 第1章 情報通信技術の進 歩とビジネス 第2章 コンテンツの制作 1 ビジネスの変化 2 情報通信ネットワークの 活用と課題 1 ファイルの形式 2 図形 3 静止画 4 動画 5 音声 6 情報の統合 ・情報通信ネットワークを活用することの意義を知る。 ・ICT の進歩に伴うビジネス形態の変化を知る。 ・ICT の進歩に伴う広告や広報活動の変化を知る。 ・静止画,動画,音声をディジタル化する方式の特徴及び 各種ファイル形式の種類や特徴について理解する。 ・入力装置やソフトウェアを活用して静止画及び動画を取得, 作成,編集する技法を学ぶ。 ・情報を統合するための技法や情報通信ネットワークを利用 した商取引に活用する技法を学ぶ。 教科書 P6~P61 及び自作テキスト(hpb19・VideoStudio) ・Web ページ制作に対する要求分析や企画,立案し制作 する手順や方法を学ぶ。 ・Web ページ制作に必要なデザインに関する基礎知識と技 法を学ぶ。 ・企業広告,商品広告及び広報を行う Web ページを制 作する技法を学ぶ。 ・双方向で情報を送受信する Web ページを制作するた めの技法を学ぶ。 教科書 P64~P124 及び自作テキスト(HTML タグ) 行動観察 ワークシート教材 ワークシート教材 ワークシート教材 ・ネットワーク機器の種類と機能について理解する。 ・各種サーバ機能について学ぶ。 ・情報通信ネットワークを構築するための技法を学ぶ。 ・ハードウェアやソフトウェアを導入し,情報通信ネットワークを構築す る技法を学ぶ。 ・商取引や広告・広報を行う Web ページを公開する技 法を学ぶ。 ワークシート教材 ワークシート教材 行動観察 行動観察 5 6 第3章 ウェブデザインと広 告・広報 1 2 3 4 中間考査 ウェブページ制作ま での手順 ウェブデザイン設計 ウェブページ制作の 基礎 ウェブページ制作の 応用 期末考査 7 9 第4章 ウェブページの公開 1 ネットワーク機器の種類 と機能 2 公開の方法 10 中間考査 11 12 第5章 電子商取引とビジ ネス 4 電子商取引システムの 作成 期末考査 評価の材料等 作品 行動観察 作品 行動観察 ワークシート教材 作品・行動観察 作品・行動観察 作品・行動観察 ワークシート教材 教科書 P126~P148 及び自作テキスト ・模擬的な電子商取引システムを構築する。 ・商品広告,商品販売,代金決済などに用いる Web ペ ージを制作する。 ・公開するための技法について理解する。 ・php 言語による Web プログラミング技法を学ぶ。 教科書 P188~P243 及び自作テキスト(PHP プログラミング) 作品・行動観察 作品・行動観察 ワークシート教材 作品・行動観察 1 第5章 電子商取引とビジ ネス 1 電子商取引のしく み 2 企業間取引と企業 対消費者間取引 3 電子決済のしくみ と方法 期末考査 ・情報通信ネットワークを活用して商品売買や金融取引を行 う仕組みを理解する。 ・電子商取引を始めるための手順及び電子商取引に関 する法規を学ぶ。 ・ネット上での店舗開設やオークションなど,情報通信ネットワークを 活用したビジネスについて学ぶ。 ・電子決済の仕組み及び電子商取引における電子決済 の意義について理解する。 ワークシート教材 ワークシート教材 ワークシート教材 ワークシート教材 教科書 P150~P187 及び自作教材 3 評価の観点 関 心 ・ 意欲 ・ 態 度 ビジネスにおける電子商取引の必要性に気づき,商取引に情報通信技術を活用しようとする意欲を持っ て,電子商取引システムの構築に必要な知識や技能を積極的に学ぼうとしている。 思 考 ・ 判断 ・ 表 現 電子商取引システムを構築するために,目的に応じた機器やソフトウェアを選択して利用したり,顧客の 立場に立ったデザインに加工する工夫を行うとともに,分かりやすい情報発信ができる。 知的財産権を意識したウェブデザイン設計を行うことができる。 技 図形や静止画,動画,音声などのコンテンツを利用した情報発信に必要な機器やソフトウェアの利用およ び,ウェブページの作成技法を身につけるとともに,これらを活用して電子商取引システムを作成でき る。 知 能 識 ・ 理 解 ビジネスにおける電子商取引の意義や役割を理解するとともに,ウェブページを用いて情報を効果的に伝 えるための基礎知識や分析,企画・立案,制作,公開の手法を身につけている。 4 評価の方法 関心・意欲・態度,思考・判断・表現,技能及び知識・理解の4観点から総合的に評価する。 5 担当者からのメッセージ(確かな学力を身につけるためのアドバイス,授業を受けるにあたって守って欲しい事項など) インターネットの普及により,電子商取引は私たちの生活にますます欠かせないものとなっていきます。この授業では,実習を通 じて電子商取引サイトの仕組みを学びながら実際に仮想の電子商取引サイトを構築していきます。実際に構築することで,サイト 構築方法についての知識や技術の習得だけでなく,消費者の視点から電子商取引における様々な危険性についても理解することが できます。この授業を学びながら,ネットワークに潜む様々な危険から回避する能力を養ってください。
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