第2学年 学級活動学習指導案

第2学年
学級活動学習指導案
平成23年1月17日(月)
指導者:担任(T1)養護教諭(T2)
1.本時のねらい
おへその役割を通して、自分たちはお母さんのおなかの中で、大切に育てられたことを理解し、生命を大切に
する態度を育てることができる。
2.学習過程
つ かむ
段
階
学習活動・内容
1.おへそについて考え、本時
のめあてをつかむ。
・へその緒
・お母さんとつながってたとこ
ろ
お母さんのおなかの中
でどんなふうに育ったの
だろう。
2.赤ちゃんがお母さんのおな
かの中でどのように育って
いくのか理解する。
・赤ちゃんの育つ部屋
・へその緒
・栄養のタンク(胎盤)
・あたたかい水(羊水)
・おなかの中にいる期間
時
間
T1:担任
○指導上の留意点
・おへそは何のためにあるのだろ
う?
○へその緒は、お母さんと赤ちゃ
んをつなぐ大切な命の綱であるこ
とを理解させる。
○お母さんの絵を掲示する。
○児童へ発問をし、それぞれの役
割について養護教諭に説明をして
もらう。
とらえる
3.生まれたときの様子を理解
する。
・生まれたときの大きさ(身長、
体重)
・へその緒とおへそ
4.赤ちゃん人形を抱いて、赤
ちゃんの重さを実感し、家族
の愛情に包まれて生まれて
きたことを理解し、自他の命
を大切にしようとする気持
ちを持つ。
まとめる
・参観しているお母さんの話を
聞く。
5.学習したことについて簡単
な感想文を書き、発表しあ
う。
T2:養護教諭
○指導上の留意点
○身長約50cm、体重約300
0g(個人差がある)ことを理解
させる。
○おへそはお母さんのおなかから
生まれたきた証拠であることを伝
える。
○3kgの赤ちゃん人形を抱かせ
てみることにより、ここまで育て、
守ってきた母親への感謝の気持ち
を持たせ、自分が愛情に包まれて
きた命であることを知らせる。
○保護者に妊娠中気をつけていた
こと、大変だったことなどのイン
タビューをする。
生まれる前から大切に育て
られていたことが分かり、自
他を大切にしようとする気
持ちを持つことができたか。
○分かったことだけでなく、母親
や家族への感謝の気持ちや命の大
切さなど、個々の児童が自分なり
に感じたことを自由に発表させ
る。
○おなかの中にはあかちゃんが育つ部
屋があることを理解させる。
○へその緒(いのちのパイプ)を通して
お母さんから栄養や新しい空気をもら
って育っていたことを理解させる。
・お母さんから赤ちゃんへ→きれいな空
気、栄養、病気にならない力
・赤ちゃんからお母さんへ→いらなくな
った空気、いらなくなったもの
○胎盤はお母さんの血の中にとけてい
る栄養やきれいな空気を、へその緒とい
う細い管を通して赤ちゃんに送る赤ち
ゃんの栄養のタンクであることを理解
させる。
○羊水は赤ちゃんが育つ部屋の中のあ
たたかい水のことで、赤ちゃんをショッ
クから守ったり、赤ちゃんが自由に動け
るようになっていることを理解させる。
○約10ヶ月間お母さんのおなかの中
にいたことを理解させる。
○生まれると自力で呼吸し、お乳を飲む
ので、へその緒が必要でなくなり、その
あとが「おへそ」であることを理解させ
る。