関西アクースマティック・アート・フェスティバル2009 響 分 野 の 再 編 成 を 試 み 、音 響 芸 術 全 般 の 全 体 性 を 見 直 アクースマティック・アートの す き っ か け に し た い 。( 図 表 1 ) 指し示すものとは? 檜垣智也 1.アクースマティック・アートの定義 記 録・複 製 技 術 以 前 記録・複製技術による 文芸 詩、民話、演説 書物(小説・詩) 造形 絵画、彫刻 写真 舞台 演劇、舞踏 映画・映像 音響 音楽 ア ク ー ス マ テ ィ ッ ク・ア ア ク ー ス マ テ ィ ッ ク ・ ア ー ト (L'art acousmatique 1 ー ト ( 録 楽 4) [ 仏 ] , Acousmatic art[ 英 ] )と は 、「 記 録 さ れ た 音 響 図 表 1: 記 録 ・ 複 製 技 術 を 基 準 に し た 芸 術 ジ ャ ン ル の 分 類 に よ る 芸 術 」で あ る 。作 品 は 電 子 音 響 技 術 を 用 い て 制 作 し 、最 終 的 に 音 響 メ デ ィ ア( C D や テ ー プ 、ハ ー ド 3.特徴 デ ィ ス ク 等 )に 記 録 さ れ 、ス ピ ー カ や ヘ ッ ド フ ォ ン を ア ク ー ス マ テ ィ ッ ク・ア ー ト は 狭 義 の 音 楽 的 価 値 観 通 し て 提 供 さ れ る 。そ れ を た だ ”聴 く ”い う 方 法 に よ っ で 、制 作 さ れ た も の が 多 い 。繰 り 返 し に な る が 、ア ク て体験できる芸術である。 ー ス マ テ ィ ッ ク・ア ー ト は 新 し い 音 楽 の ス タ イ ル や 潮 流 を 示 し た も の で は な く 、音 響 以 外 の 芸 術 ジ ャ ン ル と 2.音響芸術の再編成 同 様 に 、記 録 と・複 製 を 中 心 に し て 、整 理 し 定 義 し た 様 々 な 複 製 技 術 は 、そ れ 以 前 の 芸 術 に 大 き な 影 響 を も の で あ る 。音 楽 以 外 の 芸 術 分 野 に 接 近 し て い る も の 与 え た 。文 字 の 印 刷 は 文 学 に 大 き な 変 化 を 与 え 、造 形 も 無 視 で き な い 。 主 な 呼 称 を 図 表 1 −2 に 纏 め た 。 こ 分 野 の 絵 画・彫 刻 に は 写 真 技 術 、舞 台 分 野 の 演 劇 や 舞 の よ う に 美 学 や 技 法 、ア ー テ ィ ス ト が 強 調 し た い 芸 術 踏 に は 映 画・映 像 技 術 が 深 く 関 わ っ て い る 。音 響 分 野 的 姿 勢 な ど の 理 由 に よ っ て 、世 界 中 で 様 々 な 呼 称 で 存 で は 1 9 世 紀 後 半 に 録 音 の 基 礎 技 術 が 発 明 さ れ 、2 0 在 し 、芸 術 音 楽 以 外 に も 、様 々 な 芸 術 ジ ャ ン ル と ス タ 世 紀 に な り 映 画 作 家 と ラ ジ オ・ク リ エ ー タ が 作 品 制 作 イルに広がっている。 を 開 始 し た 。も ち ろ ん 音 楽 に も 影 響 を 与 え る こ と に な コンピュータ音楽、電子音響音楽、ミュ る が 、最 初 は 普 及 や 研 究 の 分 野 で 貢 献 す る こ と に な る 。 芸術音楽 ージック・コンクレート、電子音楽、テ 音 楽 家 が 録 音 技 術 を 作 品 制 作 に 取 り 入 れ る の に は 、さ ープ音楽、ミニマル・ミュージックなど らに少し先の20世紀半ばまで待たなければいけな サウンド・アート、アンビエント・ミュ い 。現 在 、書 物( 小 説 や 詩 )や 写 真 、映 画 と い う 複 製 現代美術 メ デ ィ ア に よ る 制 作 物 は 、そ れ ぞ れ 芸 術 の 一 つ の 分 野 ンなど に 認 知 さ れ る に 至 っ て い る 。し か し 録 音 に よ る 芸 術 作 ダンス/テクノ・ミュージック、エレク 商業音楽 品 は 、映 画 や 写 真 と 同 等 の 質・量 が あ り 、豊 か な 実 り トロニカなど が あ る に も 関 わ ら ず 、録 音 技 術 の 誕 生 か ら 1 世 紀 以 上 経 た 今 日 で さ え 、社 会 的 に 定 着 し て い る と は い え な い 2 ージック、サウンド・インスタレーショ 。作品は様々なスタイルに霧散し、全体像が見えて こない 。それゆえ作品の趣旨と全く違うものさしで ラ ジ オ 、イ ン タ ラジオ・アート、ドラマ、ドキュメンタ ーネットなど リー、ポエトリー・リーディング、サウ の放送出版 ンド・スケープなど 3 図 表 2: 様 々 な 分 野 に 広 が る ア ク ー ス マ テ ィ ッ ク ・ ア ー ト 判 断 さ れ 、正 統 な 芸 術 的 評 価 を 受 け る に 至 っ て い な い 作 品 も 少 な か ら ず あ る 。そ こ で 歴 史 的 に 演 奏 を 前 提 と 教 育 の 分 野 か ら み て み る と 、音 楽 と ア ク ー ス マ テ ィ し た 狭 義 の 音 楽 に 対 し 、録 音 に よ る 芸 術 的 な 制 作 物 の ッ ク・ア ー ト の 相 違 点 は 以 外 に 多 い こ と に 気 付 く 。画 こ と を〈 ア ク ー ス マ テ ィ ッ ク・ア ー ト 〉と 名 付 け 、音 家 と 写 真 家 の 育 成 過 程 が 異 な る よ う に 、ア ク ー ス マ テ 1 関西アクースマティック・アート・フェスティバル2009 ィ ッ ク の 制 作 は 、従 来 の 作 曲 の 専 門 教 育 を 受 け て い な イ ズ 、電 子 的 に 変 調 さ れ た 音 、す で に 録 音 さ れ た 音 楽 く て も 、真 に 芸 術 的 な 作 品 制 作 が 可 能 で あ る 。実 際 に や 音 、ラ ジ オ や テ レ ビ の 音 楽 や 音 な ど 、こ の 世 に 鳴 り 独 学 の 音 楽 家 を は じ め 、美 術 や 映 画 、文 学 、放 送 の ク 響 く す べ て の 音 が 対 象 と な り う る 。そ し て メ デ ィ ア 上 リ エ ー タ た ち に よ る 素 晴 ら し い 作 品 が 数 多 く あ る 。エ にそれらが録音された時、初めて作品の素材となる。 クリチュールやソルフェージュに代表される楽譜を 中心とした作曲や音楽の教育はもちろん参考になる (2)編集・混合・加工 が 、ま ず は 制 作 手 段 で あ る 電 子 音 響 技 術 の 基 礎 を 学 び 、 一旦集められた音素材は電子音響技術の整った音 スピーカから聴こえてくる音響そのものに直接アプ 楽 ス タ ジ オ で 、編 集・混 合・加 工 さ れ な が ら 、姿 が 現 ロ ー チ す る 方 法 を 習 得 し な け れ ば な ら な い 。ま た 音 楽 れ て く る 。こ の 行 程 は 他 の 行 程 に 比 べ て 、よ り テ ク ノ 的 な 表 現 方 法 の 習 得 だ け で な く 、音 楽 的 な 判 断 が 相 応 ロ ジ ー の 進 歩 の 恩 恵 を 受 け て い る 。ほ ん の 2 0 年 前 ま しくない作品の美的価値や創作方法についても理解 で は 、音 響 機 材 は 大 変 高 価 で 、放 送 局 の 音 楽 ス タ ジ オ が必要であるだろう。 や 研 究 所 で の 制 作 が 一 般 的 で あ っ た 。近 年 の 急 速 な コ ンピュータやソフトウェアの低価格化と高性能化に よ り 、コ ン ピ ュ ー タ を 中 心 と し た DAW( Digital Audio 4.作品制作のプロセス 次 に 作 品 制 作 か ら 公 開 ま で の プ ロ セ ス を 、便 宜 的 に Workstation)の 導 入 が 個 人 レ ベ ル で も 可 能 に な り 、プ ( 1 ) 音 素 材 の 収 集 、( 2 ) 編 集 ・ 混 合 ・ 加 工 、( 3 ) ラ イ ベ ー ト な ス タ ジ オ や 自 宅 の 一 室 が 主 流 に な り 、こ メ デ ィ ア へ 定 着 、( 4 ) 公 開 の 4 つ の プ ロ セ ス ( 図 表 のアートの創作が世界的に活発になってきている。 1 −3 ) に 分 け て 説 明 す る 。 な お 本 書 で は ア ク ー ス マ ティック作品の実際の制作に深く関わる、 ( 1 )と( 2 ) (3)メディアへ定着 について主に扱っている。 最 終 的 に 音 響 メ デ ィ ア に 定 着 さ れ 、ア ク ー ス マ テ ィ ックな作品は完成する。作品の公開方法を考慮して、 最 終 的 な 全 体 の 音 量 や 音 質 、音 圧 、ま た 曲 間 の 時 間 を 調 整 し 、 メ デ ィ ア に 定 着 す る 。 こ の 行 程 の こ と を "マ ス タ リ ン グ "と 呼 ぶ 。プ ロ フ ェ ッ シ ョ ナ ル な 現 場 で は 、 マ ス タ リ ン グ・エ ン ジ ニ ア と 呼 ば れ る 専 門 の 音 響 技 術 者が行うことが多い。 (4)公開 音が再生できる装置があればどこでもアクースマ テ ィ ッ ク 作 品 を 聴 く こ と が で き る 。 ラ ジ オ 放 送 や CD お よ び デ ジ タ ル・デ ー タ に よ る 出 版・配 信 が 最 も 一 般 図 表 3: 制 作 か ら 公 開 ま で の プ ロ セ ス 的 な 公 開 方 法 で あ り 、個 人 的 な 生 活 空 間 や i P o d な (1)音素材の収集 どの携帯型音楽プレーヤなどで聴かれることが多い。 ア ク ー ス マ テ ィ ッ ク ・ ア ー ト の 対 象 は ”記 録 さ れ た 音 ”で あ る 。 い わ ゆ る 楽 音 の み な ら ず 、 マ イ ク ロ フ ォ ま た コ ン サ ー ト・ホ ー ル を は じ め 、ギ ャ ラ リ ー 、美 ン で 収 音 さ れ た 自 然 の 音 や 日 常 的 な 音 、人 間 の 声 、動 術 館 な ど の 半 公 共 的 な 施 設 で も 、作 品 の 上 演 は 行 わ れ 物 の 鳴 き 声 、音 具 を 用 い て 発 し た 音 、シ ン セ サ イ ザ や る 。特 に コ ン サ ー ト に お い て は 、大 型 の 音 響 装 置 を 用 コ ン ピ ュ ー タ に よ る 電 子 的 な 音 、突 発 的 / 偶 発 的 な ノ い た り 、視 覚 的 な 演 出 が 施 さ れ た り 、プ ラ イ ベ ー ト な 2 関西アクースマティック・アート・フェスティバル2009 空 間 で は 味 わ え な い 、迫 力 あ る 音 や 非 日 常 の 空 間 が 体 1 “アクースマティック”という言 葉 は、もともとは音 楽 のスタイ ルを示 すためのものではなかった。Akousmaという聴 的 な 感 覚 を示 すギリシャ語 が語 源 で、音 が発 せられる原 因 を確 認 できない聴 取 環 境 を意 味 する。もともとは紀 元 前 6世 紀 頃 、ピュタゴラスの講 義 に弟 子 たちの集 中 力 を高 めるため に、カーテンの向 こうに自 分 の姿 を隠 し、暗 闇 と静 けさの中 で講 義 をした環 境 のことを“アクースマティック”と呼 んだ。2 0世 紀 半 ばに、ピエール・シェフェールPierre SCHAEFFER は『音 楽 的 オブジェ概 論 』(1966)の中 でスピーカを通 して 聴 く、つまり発 音 源 を見 ることなしに聴 く環 境 下 で制 作 ・伝 搬 されるミュジーク・コンクレートmusique concrète[仏 ]の特 徴 と、このピュタゴラスの講 義 の状 況 を結 びつけ、この言 葉 を再 登 場 させた。その後 1974年 に、作 曲 家 で当 時 INA-GRM(フランスの国 立 視 聴 覚 研 究 所 音 楽 研 究 グルー プ)の代 表 であったフランソワ・ベルFrançois BAYLEが、シ ンセサイザーや電 子 楽 器 のライブ演 奏 や楽 器 を含 んだ作 品 (ミクスト作 品 )を含 む電 子 音 響 音 楽 や”雑 音 の音 楽 ”と いう狭 義 の意 味 で世 界 中 に普 及 したミュジーク・コンクレー トという言 葉 に代 わって、アクースマティックという言 葉 を音 楽 のスタイルに利 用 することを思 いつき、この研 究 所 のコン サート・シリーズや彼 の音 楽 に使 用 し始 めた。さらに1992年 には、作 曲 家 ・教 育 家 であるドニ・デュフールDenis DUFOURらが世 界 で初 めて”アクースマティック”と名 付 けら れた芸 術 祭 〈フツラ・国 際 アクースマティック・アートとメディ ア・アート・フェスティバルFUTURA, festival international d'art acousmatique et des arts de support〉を開 始 し、現 在 に至 っている。 験 で き る 。コ ン サ ー ト で は 、”ア ク ー ス モ ニ ウ ム ”( ま た は ”ス ピ ー カ・オ ー ケ ス ト ラ ”)と 呼 ば れ る 多 次 元 立 体 音 響 装 置( 図 表 4 )を 用 い る こ と が 多 い 。多 数 の 様 々 な 大 き さ や 音 色 の ス ピ ー カ ー で 構 成 さ れ 、そ れ ら を 会 場 に 自 由 に 設 置 し 、制 作 者 自 身 あ る い は 専 門 家 に よ っ て 操 作( 図 表 5 )さ れ 、作 品 と 実 際 の 空 間 性 が 強 調 さ れ る 。電 子 音 響 機 器 や コ ン ピ ュ ー タ を 舞 台 上 で 操 作 し た り 、楽 器 演 奏 を 取 り 入 れ た り し て 、ラ イ ブ 感 を 演 出 す る こ と も 近 年 増 え て き た 。ま た 美 術 館 や ギ ャ ラ リ ー で は 、サ ウ ン ド・イ ン ス タ レ ー シ ョ ン と し て 音 が 展 示 されることもある。 2 ンスや、映画・ビデオ等の映像表現や美術作品など、 「例 えばピアニストがショパンの曲 を録 音 したCDは、スピ ーカで聴 くのでアクースマティック・アートなのか?」「録 音 さ れた音 の芸 術 がアクースマティック・アートなら、CDリリース されているほとんどの商 業 音 楽 もそうであるといえるのでは ないか?」という疑 問 がここで当 然 出 てくる。これらの疑 問 は複 製 ・記 録 のメディアとアートという、本 来 は同 じ土 俵 で 語 ることができない問 題 が混 乱 してしまっているために出 て くる。メディアに記 録 された音 楽 を、すべてアクースマティッ ク・アートとは呼 べない。これらはアクースマティックな環 境 で受 けとることを運 命 づけられている<音 楽 >なのだ。アク ースマティック、映 像 、写 真 というようなメディアに関 わるもの は、それに関 わっているというだけでは、原 理 的 に芸 術 作 品 であることを保 証 してくれない。当 たり前 のことであるが、 舞 台 で行 われる出 来 事 を撮 影 した映 像 、またある観 光 地 の写 真 がアート作 品 とは呼 びにくいようにことを思 い出 して ほしい。アクースマティック・アートも同 様 で、ピアニストが録 .. 音 したショパンの曲 は、ライブ演 奏 による音 楽 行 為 の代 替 であり、それがアクースマティックな環 境 で提 供 されるという だけで、それがアクースマティックの特 徴 を生 かした自 律 的 芸 術 表 現 とは呼 びにくい。つまり複 製 ・記 録 のメディア型 の アートの本 質 は、メディアとは本 物 に代 替 されるものである . .......... ことを前 提 しながらも、本 物 では味 わえないこと を表 現 する ことではないだろうか? 他 の 芸 術 ジ ャ ン ル と 結 び つ け ら れ て い る 。ま た メ デ ィ 3 図 表 4: ア ク ー ス モ ニ ウ ム ( 大 阪 芸 術 大 学 所 蔵:最 大 6 0 ス ピ ー カ / 6 0 チ ャ ン ネ ル ) 図 表 5: ア ク ー ス モ ニ ウ ム の 操 作 の 様 子 最後にアクースマティックな作品の応用分野につ い て 触 れ て お き た い 。演 劇・ダ ン ス な ど の パ フ ォ ー マ 芸 術 のジャンルは、アーティストや批 評 家 が作 品 や時 代 ・流 派 の特 徴 を表 すためや、流 通 業 者 が販 売 のために 戦 略 的 に考 え出 したものまであり、20世 紀 後 半 に急 速 に 増 加 していった。しばしばほんの少 し違 いを強 調 する為 に、 新 しいジャンル名 が作 り出 されることもあり、すべてを知 るこ とは大 変 困 難 である。 アが自動的に繰り返し再生のできるメリットを生か し て 商 業 施 設 や 駅 、公 園 な ど の パ ブ リ ッ ク な 場 の 環 境 演出や、様々なサイン音としても用いられている。 3 関西アクースマティック・アート・フェスティバル2009 4 この記 録 ・複 製 技 術 による音 響 分 野 の再 編 成 は、〈アク ースマティック・アート〉以 外 にも過 去 に例 がある。フランス の音 楽 家 ・映 画 批 評 家 のミシェル・シオンMichel CHIONも、 "L'Art des sons fixés"(直 訳 すると「固 定 された音 の芸 術 」 のような意 味 )と呼 ぶことを提 案 し、従 来 の音 楽 との区 別 を すでに試 みている。出 典 :Michel CHION"L'Art des sons fixés, ou La musique concrètement"(Métamkine, 1991) また最 近 、作 曲 家 の三 輪 眞 弘 は、本 書 でいうアクースマテ ィック・アートを独 自 に「録 楽 」と名 付 けている。従 来 の身 体 をともなう表 現 としての「音 楽 」との違 いを主 張 している。 出 典 :三 輪 眞 弘 〈逆 シュミレーション音 楽 とは何 か?〉 (『SITE ZERO/ZERO SITE No.2』メディアデザイン研 究 所 、 2008)、特 集 三 輪 眞 弘 の方 法 (『洪 水 第 三 号 』洪 水 企 画 、 2009)、《鼎 談 》文 学 芸 術 は何 のためにあるのか?(吉 岡 洋 ・岡 田 暁 生 編 『文 学 ・芸 術 は何 のためにあるのか?』(東 信 堂 、2009)など 4
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