概要版 《平成 26 年度~平成 30 年度》 家庭 行政 地域 食育 保育園 学校 生産者 職場 関係 団体 食育推進計画に込められた願い 生活スタイルの多様化や簡便さを求める食環境の変化のなか、食生活の乱れや子ど もたちの食の経験(栽培、調理など)不足、食文化継承の危機など様々な問題が浮 き上がってきました。健康で生き生きと暮らしていくためには、子どもから大人ま で、諏訪市民一人ひとりが「食」の正しい知識と選択力、実践力を高めることが求 められています。 家庭・地域・行政・教育機関・生産者など、みんなが連携してより良い「食」に取 り組むため、「諏訪市食育推進計画」を策定しました。 諏訪市 6つの 食育推進 基本目標 主食・主菜・副菜のそろった食事をしよう 主食・・ごはんやパン、麺類 主菜・・魚、肉、卵、大豆製品などのおかず 副菜・・野菜のおかず この3つがそろうように意識して食事・調理を しましょう。 野菜不足にならないために・・・ 毎回の食事に「副菜もう一皿!」を心がけまし ょう。 自分にあった食事量を理解しよう 自分にあった食事量とは? こんなことをチェックしてみましょう。 ・乳幼児期⇒体重、身長の伸びはどうか ・学齢期~思春期⇒極端な偏食はないか ・青年期、壮・中年期⇒極端なダイエット、 肥満やメタボリックシンドロームへの注意 ・高齢期⇒栄養状態はどうか、低栄養への注意 健康診断を受けて自分の健康状態を知ろう! 平成 29 年度の目標 メタボ該当・予備軍の割合(40~74 歳) H20 26.7% → H29 20% みんなで食べると おいしいね! 元気な 1 日のスタートは 「早寝・早起き・朝ご飯」+朝排便! 1日3回の食事をきちんととって生活リズムを整 えることも、健康への第 1 歩です。 朝食のステップアップを意識しよう! ・食べない⇒何か食べる⇒品数を増やす⇒ バランスよく食べる ・家族揃っての朝食は品数が増えバランスアップ! 平成 30 年度の目標 毎日朝食を食べる割合 3 歳児 現状 92% → 100% 小5 88% → 95%以上 中2 82% → 90%以上 地域の食材を使い、 食文化の継承をしていこう 食塩の摂取量を減らそう 諏訪地域の死亡原因の中でも「脳血管疾患」が 全国に比べて多いのは、食塩の摂取が多いこと が考えられます。生活習慣病予防のため、離乳 食から「家庭での薄味料理」を食事の基本にし ましょう。 減塩の工夫は・・・ ・みそ汁は「具だくさん、汁少なめ」で ・レモンや香辛料を味のアクセントにして ・ 「だし」をきかせておいしさアップ! 毎日、朝食を食べる習慣をもとう よく噛んで、食事をしよう しっかり噛むことは、全身の健康維持に効果 大!子どもの頃から、 「よく噛む習慣」をつけ ましょう。定期的な歯科検診も口腔機能を健 全に保つために欠かせません。 よく噛む習慣をつけるには・・・ ・幼児期からゆっくりよく噛む声がけを! ・食材を大きめに切って、噛みごたえアップ ・噛みごたえのある食材を取り入れよう ・水分で流し込まないように気をつけよう 家庭で、保育園・学校で、各施設で、そして地域 活動で…「諏訪の味」を大切にしていきましょう ・直売所利用で新鮮な地域食材を活用しましょう ・「食前諏訪サラダ」などで地産地消を進めていき ましょう。健康維持にも一役! ・郷土食、季節の行事食を取り入れましょう ・料理教室の開催やレシピ紹介などで、諏訪の 食文化を伝えていきます。 上野大根&後山地大根 は信州の伝統野菜! 支える取り組み 妊娠期 母体や胎児の健康に気遣うとともに、新しい家族を迎え マタニティ教室、お父さん るにあたって、家庭の食事の見直しをしよう のための赤ちゃん講座 な ど 乳児期 幼児期 学齢期 安心と安らぎの中での授乳や離乳食で、正しい食習慣の 基礎づくりをしよう 乳児健康診査、離乳食教室、 ヘルシークッキング教室、 すこやか子育て相談 など 家庭での食事や、保育園の給食をとおして、家族や仲間 保育園や幼稚園からの情報 と食べることで、食事の楽しさや食べ物の大切さを知ろ 発信、ファミリー健康料理 う 教室、幼児健康診査 学校給食をとおして身につけた、健康や食事についての 学校からの情報発信、親子 新たな知識を広げ、自ら正しく選択・実践できる食習慣 料理教室、郷土食出前講座 を確立しよう など など 学校通信などでの情報提 思春期・ 青年期 健康や食事について習得した知識を生かし、自分に合っ 壮年期・ 中年期 生活習慣病予防を意識し、運動・休養・栄養のバランス 健康料理教室、薄味レシピ を保ち、また自らが健全な食生活を実践する事で次世代 の発信、薬局での健康情報 を育成しよう 提供など バランスの良い食事、適度な運動で自己管理に努めると 介護予防教室、口腔ケア教 ともに、食文化や食に関する知識や経験を次世代に伝え 室、薬局での健康情報提供 ていこう など 高齢期 た食生活や健康管理を実践しよう 供、若者向け料理教室、高 校と行政との連携 など 食に関する情報は、広報すわでもお知らせしていきます。 医師会、歯科医師会、薬剤師会、地域活動栄養士会、食生活改善推進協議会、農業生産者、食品関 連事業者、教育機関等も諏訪市食育推進計画を支えています。 諏訪市民の健康を守 るのは、毎日の食事! 皆で協力して食育を 進めていきましょう! (C PMOA/PLUM ○ ―問い合わせ先― 諏訪市役所 健康推進課 (保健センター) 電話:52-4141(内線 591,592) e-mail [email protected]
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