中村 真典 航空サービス論 2 後 期 2

展開科目
教員名
中村 真典
科目の系列
授業科目
航空サービス論
年 次
2
学 期
後 期
単 位
2
(展開選択)
● 授業の概要
この講義では、航空輸送サービスの基礎的な概念を学び、サービス産業やツーリズム産業の主要な分野とし
ての役割について理解を深めることを目的とする。
航空輸送サービスの歴史的転換点を選び出しつつ、その将来を展望していく。航空サービスには、空中を舞
台とするために様々な制約条件があり、陸上や水上での輸送サービスとは異なる特徴と限界がある。この制
約の中で革新的なサービスを開発する努力と、この制約条件自体を航空機製造技術や運航支援技術によって
克服する努力の積み重ねによって、現代の魅力的な航空輸送サービスは存在する。
● 授業の到達目標
a. 知識・理解
航空輸送サービスの基礎的な概念について、説明することができる。
b. 思考・判断
航空サービス、特に機内サービスについて、接客対応を学び、個々の事例の背景を説明することができる。
c. 関心・意欲
航空関連のニュースに関心が持て、情報への感度を高めることができる。
d. 技能・技術
e. その他
● 受講にあたっての留意事項
・事前・事後の準備学習としては、講義中に示すテーマや、主要な論点について、関連情報を収集し、受講
生各自の意見を200∼300字の小論文にまとめていくこと。
・講義の理解度を確認するため、小テストを実施する。また、講義の進捗状況によって講義内容を弾力的に
運用する。
● 教科書(授業で常時使用する分) / 著者『書名』(出版社)
特に指定しないが、毎回講義資料を配付する。随時作成する上記の小論文や期末試験の元となるので、専用
のバインダーを用意してファイルし、内容を更新していくこと。
● 参考書 / 著者『書名』(出版社)
学生一人ひとりの理解の進み具合と関心の広がりを見極めながら、随時推薦していく。
● 成績評価の方法
・出席状況/受講態度、小テスト、期末試験などの結果を総合的に判定して評価する。
・期末試験は小論文の記述式であり、日頃の自学自習に基づく理解の深さや、論証能力・文章による表現力
を評価対象とする。
到達目標
a.
b.
c.
d.
e.
知識・理解
思考・判断
関心・意欲
技能・技術
その他
1.定期試験(期末試験)
◎
○
50%
2.小テスト・授業内レポート
◎
○
20%
評価手段
3.宿題・授業外レポート
評価比率
0
4.授業内発表・授業内の制作作品
0
5.授業態度・授業への参加度
○
◎
6.その他()
全体
30%
0
◎
○
○
100%
● 主題と内容
第1回 オリエンテーション
第2回 サービス・CS・ホスピタリティ(サービスマネジメント論の観点から復習)
第3∼5回
機内サービスの歴史(客室乗務員の役割の変遷、制服の歴史、機内食の変遷、機内設備の歴史、座席の歴史
、航空機のライバル達、他)①∼③
第6回 地上サービスとIT化(自動チェックイン、パスポートの電子化、他) 第7回 航空サービスの基本(サービス・フロント・スタッフに求められる資質) 第8・9回 サービス産業としての航空輸送事業(間接部門のサービス、CSRとは?)①②
第10回 サービス・リカバリー(苦情対応の事例研究) 第11・12回 ツーリズム・マーケティングに対して航空会社の果たす役割(地域貢献など)①②
第13回 株式会社Kスカイ 現役グランドスタッフによる講演 第14回 講義前半の復習 第15回 講義後半の復習