10 西日本経済協議会 第56回総会決議に係る要望活動 フランス ランス

中経連
2 5 人 の戴 冠 の地
西日本経済協議会
第56回総会決議に係る要望活動
という歴史的に有
名な場 所である。
中部5県は地酒の
10月16日
(木)、中部および北陸、関西、中国、四
有 数 な 産 地 であ
国、九州の6経済連合会で構成する西日本経済協
り、三 英 傑を輩出
議会は、第56回総会(10月3日開催)で採択した
した歴史的な場所と理解している。
『酒』
と
『歴史』
で
決議について、首相官邸をはじめ関係省庁や自民
共通点も多いので、
これを機に交流をより深めてい
党に対し要望活動を実施した。
きたい」
との発言があった。
当日は6経済連合会の代表者が一堂に会し、中
伊藤専務理事は、
「日本とフランス アルザス州は
経連からは三田会長、伊藤専務理事が参加。①産
今年で友好150年にあたり、
4月にはアルザスワイン
業の基盤となる安定的なエネルギー供給体制の
街道と飛騨地酒ツーリズム協議会が友好宣言を
構築、②地域の活性化と国土強靭化に欠かせな
締結した。中部圏の観光を促進させていく上で、
いインフラの整備、③グローバル経済を生き抜く地
観光先進国のフランスから学ぶところは多くある。
域産業の競争力強化、④人口減少・少子化に立ち
今回の来訪を契機にさらなる交流を図っていきた
向かう政策の一段の推進、⑤地域の自立・活性化
い」
と述べた。
(国際部 平山 りえ)
に真につながる地方分権改革の推進を要望した。
(会員部 伊藤 康隆)
駐日韓国大使館 経済公使
表敬訪問
10月30日
(木)、
駐日韓 国 大 使 館
の洪東昊経済公
使 等が中経 連を
訪れ、三田会長等
と懇談した。
洪 公 使 からは 、
フランス ランス市副市長
表敬訪問
「 近 年 、日 韓 の 関
係 が 悪 化する中 、
両国の企業から経
10月17日(金)、
フランス北部シャンパーニュ地
済交流の重要性
方に位置するランス市のバンジャマン・ドゥブレ副
を聴いている。
そのため日本の中でも景気が良いと
市長、在京都フランス総領事館のシャルランリ・ブ
される中部圏の経済活動や日本経済について、建
ロソー総領事等が中経連を訪れ、伊藤専務理事
設的な意見交換を行い、今後の良好な交流を図る
等と懇談した。
きっかけとしたい」
との発言があった。
バンジャマン副市長からは、
「ランス市はシャン
三田会長は、
「日韓関係については、我々も懸念
パン醸造の中心地。なおかつ、
フランス歴代国王
している。話し合いを重ねていく中で、解決の糸口
10 中経連 2014.12
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中経連
を見つけられるようにしていきたい」
と述べ、日本
などのプロジェクトに対する今後の取り組みなどに
経済の現状や日韓経済協力、雇用問題、両国の
ついて質問があった。
観光促進などについて、活発な意見交換を行った。
(総務部 伊藤 邦広)
(国際部 平山 りえ)
定例記者会見
「ESD」地元主催歓迎レセプション
1 1月1 0日(月)、名 古 屋 国 際 会 議 場において、
11月4日
(火)、中経連は総合政策会議終了後、
三田会長の定例記者会見を行った。
はじめに、三田会長は中部地域の経済情勢につ
いて、緩やかな改 善が 続いているとしながらも、
「持続可能な開発のための教育(ESD)に関する
ユネスコ世界会議(11月10日∼12日)」の地元主
催歓迎レセプションが開催された。
本会議は日本が提唱し、2005年から世界中で
1 0月の月例経済報告が2カ月連続して下方修正
取り組まれている
「国連ESDの10年」の締めくくり
になったことなどを受け、政 府にあらゆる政 策を
としてユネスコと日本政府の共同で開催されたもの
スピード感をもって実施するよう要請した。
であり、
同日午前、
同会議場において、皇太子ご夫妻
次に、10月11日∼15日に実施したマレーシア
への昇龍道ミッション(本誌12ページ参照)につ
をお招きして開会式が行われ、閣僚級会合等を含
む3日間の日程が開始された。
いて、同国の政府観光局や航空会社向けのPR活
レセプションは
「ESDユネスコ世界会議あいち・
動、旅行会社向けのセミナー・商談会などを行っ
なごや支援実行委員会」が主催し、会議参加者、
たことを報告するとともに、
日本への旅行需要の高
ユネスコ、
日本政府関係者等、約1,300名が来場し、
まりもあり、大きな手応えを感じたと述べた。
また、
中経連からは小川常務理事事務局長が参加した。
昇龍道エリアに数多くある酒蔵に着目し、これら
冒頭、支援実行委員会の大村愛知県知事(会長)、
を結んで「昇龍道日本銘酒街道」
と名付けるととも
河村名古屋市長(会長代行)からの主催者挨拶、
に、地酒や器の販売促進を目的とした推進会議を
下村文部科学大臣、ボコバ ユネスコ事務局長の
立ち上げ、10月8日に第1回の会議を開催したこ
会議主催者としての挨拶の後、
「 鏡開き」でレセプ
とを報告した。
ションが開始され、参加者は交流を深めた。
続いて、1 1月5日∼ 1 4日に予 定している東 南
中経連は支援実行委員会の一員として、会議の
アジアへの経済視察団について、シンガポール、
成功に向けて協力を行ってきたが、同会議の成果
マレーシア、
カンボジア、
ラオスを訪問し、現地の政
を受け、今後とも当地におけるESDの普及啓発に
府関係機関との情報交換や、日系進出企業等の
寄与していきたいと考えている。
視察を行うことを紹介した。
(企画部 村田 純一)
最後に、11月17日に経団連、東海商工会議所
連合会と共催で実施予定の東海地方経済懇談会
について、今回は「日本再興を実現する」をテーマ
とし、経団連からの活動報告や、
3団体での意見
交換等を行うことを紹介した。
マスコミからは、前週の日銀の追加金融緩和を
受けて一気に進行した円安に対する考え方や、今
後の国の経済政策への期待、
またリニアやMRJ
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