市文化遺産などを寄付で応援 添田町出身の造形作家が特別

ふるさとの歴史や文化を守りたい
市文化遺産などを寄付で応援
いちおか と し お
▲二場市長に寄付金を手渡す市岡理事長
(左)
10 月 26 日、田川信用金庫の市岡敏生理事長が市役所を
たてこうやぐら
訪れ、二本煙突や竪坑櫓といった文化遺産などの保存活用に
ふ た ば き み と
役立てるための寄付金 26 万円を二場公人市長に託しました。
これは、福岡・佐賀・長崎県の 12 施設が「明治日本の産
業革命遺産」としてユネスコの世界文化遺産に登録されたこ
とを記念して始まった「ふるさと遺産定期預金」によるもの。
この預金は、同県内の 13 信用金庫が地域の文化遺産などを
応援するために合同で企画したもので、各信用金庫は、この
預金総額の 0.01%を負担し、自治体などに寄付しています。
市岡理事長は「田川市郡全体が明るくなるよう、ふるさと
の遺産を守り、魅力を発信してほしい」と笑顔で話しました。
歌と演奏とダンスで音楽に親しむ
音とあそぼ~きいて、うたって、おどっちゃおう
10 月 23 日、田川市民会館講堂で「音とあそぼ」が行われ、
0歳~小学生とその保護者など約 100 人が参加しました。
みやはら え り
まわたり え い こ
この日は、宮原絵理さん(ヴァイオリン)と馬渡英子さん
(ピアノ)が、
「アイアイ」などおなじみの童謡や「ぞうさん」
の替え歌などを演奏すると、子どもたちは一緒に歌って元気
にダンス。その後は、ペットボトル容器にドングリを入れて
つくったマラカスで、おもちゃのチャチャチャなどに合わせ
てリズムを刻むと、演奏会は大盛り上がりの様子でした。
もりつぼ り こ
川崎町から訪れた盛坪理子ちゃん(4歳)は「どんぐりマ
ラカスがとても楽しかった。ヴァイオリンを習ってみたい」
と音楽の世界に魅了されたようでした。
▲会場全体がひとつになって、
見事な演奏を披露しました
さらなる飛躍と発展を願う記念式典
就活列車で明るい未来へ出発進行 !!
東鷹高校創立90周年、定時制移管60周年
列車の中で高校生に向け企業を紹介
10 月 29 日、
「東鷹高等学校創立 90 周年、定時制移管
60 周年記念式典」が同校体育館で行われ、在校生や卒業生
など関係者約 700 人が出席して、節目を祝いました。
同校の歴史は、大正 15 年に田川郡立鷹羽学館が福岡県に
移管されたことに始まり、昭和5年には田川高等実業女学校、
昭和 14 年に田川東高等女学校、昭和 23 年に田川東高校と
名称を変更。昭和 30 年には田川中央高校の定時制が移管さ
れ、平成6年に現在の東鷹高校に改称されました。
この日の式典で、卒業生などからエールを受けた同校生徒
おおもり ふ み や
会長の大森文也さん(3年生)は「諸先輩方が築いてきた歴
史に恥じぬよう、これまで以上に努力します」と誓いました。▲式典後には、同校卒業生の安武史郎さんによる講演会が行われました
10 月 25 日、平成筑豊鉄道の田川伊田-直方間で、田川
科学技術高等学校、東鷹高校、西田川高校、福智高校の2年
生 29 人に沿線企業を紹介する「就活列車」が運行されました。
この取り組みは、就職意欲の向上や地域の活性化を図ろう
と行われたもの。列車内では、本市と福智町の製造業や福祉
施設など 19 社のパンフレットが配布され、そのうち6社が、
企業概要や仕事内容を説明し、就職活動のポイントなどをア
ドバイスすると、生徒たちは熱いまなざしを送っていました。
はしもと か お り
行橋市から通学する橋本佳央理さん(福智高校)は「生活
に密着した商品などを扱う事業所が田川にもたくさんあるこ
とがわかった。田川地域での就職も考えたい」と話しました。
やすたけ し ろ う
軽快なリズムに乗せて自由に楽しく!
▲TOSHIさんの顔もキャンバスに変身!
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広報たがわ
H28. 12.15号
▲列車に揺られながら企業の説明を聞く生徒たち
いろんな職業の人に話を聞こう
添田町出身の造形作家が特別授業
鎮西小学校で
「夢授業」
10 月 31 日、大藪小学校体育館で、添田町出身でフランス・
い し い
パリを拠点に活動している造形作家 TOSHI(本名・石 井
と し み
敏美)さんによる「造形教室」が行われ、1年生約 40 人が
自由な芸術作品づくりに挑戦しました。
この日は、TOSHI さんが、筆だけでなく自身の指や髪の
毛を使い、キリンやペンギンなどをボードに貼りつけた紙に
描くパフォーマンスを披露。その後、
子どもたちも筆や手、
足、
スポンジなどを使って、紙だけでなく、動物や野菜をあしら
ったオブジェ、TOSHI さんの顔にも彩色しました。
なお、この取り組みは、同小3年生、特別支援学級のほか、
弓削田小学校2年生、3年生に向けても行われました。
10 月 26 日、看護師や消防士、不動産投資家など 28 業
種 34 人が鎮西小学校体育館を訪れ、同校6年生 75 人に仕
事内容や心構え、働くことのおもしろさなどを伝えました。
これは、さまざまな業種と触れ合うことで、子どもたちに
将来の夢について考えてもらおうと、ボランティア団体「北
き は ら だいすけ
九州キャリア教育研究会」
(木原大助会長)の協力により行
われたもの。子どもたちは興味津々の様子で「大変なことは
どんなことですか」などと質問。
「職業人」たちが一つひと
つ丁寧に返す答えを、真剣な表情で書き留めていました。
い け だ ま し ろ
コンサルタントなどに話を聞いた池田茉白さんは「話を聞
いて、裏で支える仕事もいいなと思った」と話しました。
▲トリマーから、
はさみの使い方を教えてもらいました
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