機械システム工学科

平成25年度 シラバス
授 業 科 目 名
みらい工学プロジェクト
(Mirai Engineering Project)
教員名
香川 直己
( 機械システム工学科 専門教育科目 )
単位数
対象学年
2
1T(H25)
授 業 科 目 名
数学Ⅰ
(Differential Calculus Ⅰ)
教員名
小野 太幹
単位数
対象学年
②
1TG1
■授業のねらい・概要■
与えられたプロダクト(成果物)あるいは、そのコンセプトを学科横
断のプロジェクトチームにより、完成させる。その過程において、もの
づくりの手順を知り、積極性、即ち、企画力、行動力、コミュニケーシ
ョン力の礎を築く。
■授業のねらい・概要■
物理や工学の分野においては、理解や応用・発展に、数学の考え
方や数式表現が利用される。本講義では高校の数学で学んだ微分
の内容を発展させ,関数,微分法,微分法の応用について講義す
る.
■授業(学習)の到達目標■
プロダクト(成果物)を完成させるために必要な要素や手順を知る
ことができる。プロジェクトにおける役割の重要性を知ることができ
る。
■授業(学習)の到達目標■
高校の数学において履修した微分の内容を発展させ,その基本概
念を明確にするとともに,その技能を伸ばし,応用力を高め,数学
的考え方を習熟させることを目指す.
■履修しておくことが望ましい科目等■
なし
■履修しておくことが望ましい科目等■
三角関数、指数関数、対数関数、微分
■準備学習等の指示■
本講義はプロジェクト型の授業であるので、積極的に行動すること
を心がけて欲しい。しかしながら、気負う必要は無い。自分の個性を
活かして、協力して作業を続けて欲しい。
■準備学習等の指示■
高校の時に学んだ三角関数,指数関数,対数関数,微分について
復習しておいてください.また,授業中にたくさん問題を解いてもら
いますので、ノートを準備してください.
■回数ごとの授業内容■
第1回
オリエンテーション(テーマ紹介と授業方法の説明) (4/8)
第2回
テーマ振り分け (4/15)
第3回
テーマ別活動(1) 要求分析 (4/22)
第4回
テーマ別活動(2) 目標設定 (5/2)
第5回
テーマ別活動(3) 方略設定 (5/13)
第6回
テーマ別活動(4) (5/20)
第7回
テーマ別活動(5) (5/27)
第8回
全体 中間報告会
(6/3)
第9回
テーマ別活動(6) (6/10)
第10回 テーマ別活動(7) (6/17)
第11回 テーマ別活動(8) (6/24)
第12回 テーマ別活動(9) (7/1)
第13回 テーマ別活動(10)(7/8)
第14回 テーマ別活動(11)(7/16)
第15回 全体 期末報告会
(7/22)
■回数ごとの授業内容■
第1回
はじめに
第2回
関数・関数の極限
第3回
微分係数・導関数・n次関数の微分
第4回
積の微分法・合成関数の微分法
第5回
関数の増減とその応用
第6回
まとめ(前半)
第7回
指数関数・対数関数
第8回
指数関数と対数関数の微分
第9回
三角関数・三角関数の微分
第10回 逆三角関数・逆三角関数の微分
第11回 対数微分法・高階導関数
第12回 微分法の応用
第13回 関数の展開
第14回 偏導関数
第15回 まとめ(後半)
定期試験
■成績評価の方法・基準■
各テーマにおいて課される各回の課題の遂行状況と、プロダクト(成
果物)の完成度により評価する。基準は別途示唆する。
■使用テキスト■
■ 参考書
■
■成績評価の方法・基準■
試験により評価する.
■使用テキスト■
『微分積分学入門ー改訂版ー』
岩谷輝生、河合浩明、田中正紀
■ 参考書
■
学術図書出版社
平成25年度 シラバス
授 業 科 目 名
数学Ⅰ
(Differential Calculus Ⅰ)
教員名
真鍋 圭司
( 機械システム工学科 専門教育科目 )
単位数
対象学年
②
1TG2
■授業のねらい・概要■
本講義は,関数,微分法,微分法の応用について講義する.高校
の数学で学んだ微分の内容を発展させ、さまざまな関数の微分法、
合成関数の微分法を説明する。また関数の増減や級数展開など、
今後の工学に必要な部分の考え方に関連させながら説明する。
■授業(学習)の到達目標■
各種関数の微分を理解する.また積、商の微分、合成関数の微分
の計算をできるようにする。グラフを書いて関数の増減を理解する。
今後の専門科目(特に力学)を理解するための基礎を身に付ける。
■履修しておくことが望ましい科目等■
高校での数学(微分)
授 業 科 目 名
数学Ⅱ
(Integral CalculusⅡ)
教員名
小野 太幹
単位数
対象学年
②
1TG1
■授業のねらい・概要■
物理や工学の分野においては、理解や応用・発展に、数学の考え
方や数式表現が利用される。本講義では、数学Ⅰに引き続いて、
積分法の基礎と応用について講義する。
■授業(学習)の到達目標■
数学Ⅰに引き続いて、高校の数学において履修した積分の内容を
発展させ、その基本概念を明確にするとともに、応用力を高め、数
学的考え方を習熟させることを目指す。
■履修しておくことが望ましい科目等■
数学Ⅰ,高校での数学(三角関数、指数関数、対数関数、積分)
■準備学習等の指示■
毎回の授業を理解するために、毎回の復習に十分時間を使い多く
の問題を解くのとが必要である。解らない部分は質問に来ることが
望ましい。
■準備学習等の指示■
高校の時に学んだ三角関数,指数関数,対数関数,積分,前期「数
学Ⅰ」で学習した微分の内容を復習しておいてください.また,授業
中にたくさん問題を解いてもらいますので、ノートを準備してくださ
い.
■回数ごとの授業内容■
第1回
はじめに
第2回
n 乗関数
第3回
1次関数、傾き
第4回
極限、微分
第5回
n 乗関数の微分
第6回
n 乗関数の微分の演習
第7回
関数の積の微分
第8回
合成関数の微分
第9回
関数の積、合成関数の微分演習
第10回 三角関数の微分
第11回 指数関数、対数関数の微分
第12回 逆関数の微分
第13回 微分法の応用、増減表、極値
第14回 微分法の応用、増減表、極値の演習
第15回 偏微分、マクローリンの定理
定期試験
■回数ごとの授業内容■
第1回
はじめに
第2回
微分法の復習
第3回
不定積分
第4回
定積分
第5回
面積
第6回
回転体の体積
第7回
速度と道のり
第8回
置換積分
第9回
部分積分
第10回 まとめ(前半)
第11回 分数関数の積分法
第12回 変数分離形
第13回 広義積分
第14回 重積分
第15回 まとめ(後半)
定期試験
■成績評価の方法・基準■
レポート、試験により評価する.
■成績評価の方法・基準■
試験により評価する.
■使用テキスト■
『微分積分学入門ー改訂版ー』
岩谷輝生、河合浩明、田中正紀
■使用テキスト■
『数学Ⅰの教科書と同じ』
学術図書出版社
■ 参考書
■ 参考書
■
■
平成25年度 シラバス
授 業 科 目 名
数学Ⅱ
(Integral CalculusⅡ)
教員名
真鍋 圭司
( 機械システム工学科 専門教育科目 )
単位数
対象学年
2
1TG2
■授業のねらい・概要■
本講義は、積分法について解説する。基本的関数の不定積分から
始まり、置換積分、部分積分を説明する。そして定積分の概念を説
明し、その計算法を多くの演習問題を解きながら説明する。定積分
の応用として、面積や体積、さらにモーメントなどの物理量の計算に
も触れる。
■授業(学習)の到達目標■
基本的な積分計算を行うことはもちろん、置換積分、部分積分を行
う技術を身に付ける。また定積分の使い方を理解し、今後の機械工
学の基礎知識の習得へ利用できる能力を身に付ける。
■履修しておくことが望ましい科目等■
数学Ⅰ
■準備学習等の指示■
特に多くの演習問題を解くことが重要であり、授業の復習の際に問
題を解いておくこと。
■回数ごとの授業内容■
第1回
はじめに
第2回
微分の復習
第3回
不定積分
第4回
関数の定数培、和、差の積分法
第5回
置換積分法
第6回
置換積分法の演習
第7回
部分積分法
第8回
部分積分法の演習
第9回
定積分の定義
第10回 定積分の計算法
第11回 定積分の置換積分、部分積分
第12回 定積分の応用(面積)
第13回 定積分の応用(慣性モーメント、断面二次モーメント)
第14回 定積分の応用(体積)
第15回 まとめ
定期試験
■成績評価の方法・基準■
レポート、試験により評価する.
■使用テキスト■
『数学Ⅰの教科書と同じ』
■ 参考書
■
授 業 科 目 名
物理学Ⅰ
(Physics Ⅰ)
教員名
栗延 俊太郎
単位数
対象学年
②
1T
■授業のねらい・概要■
物理学は、工学の基礎となるものである。授業では機械の構造や運
動、電子の運動、機器の動作原理などを理解するために必要とな
る物理学の基礎を身につけるために、質点の力学について学習す
る。
■授業(学習)の到達目標■
速度、加速度、ニュートンの法則、等速円運動などの基本事項を理
解し、演習を通して物体に作用する力や運動を具体的に理解す
る。
■履修しておくことが望ましい科目等■
数学に関する科目
■準備学習等の指示■
準備学習は特にないが、復習を十分に行うこと。
■回数ごとの授業内容■
第1回
速度と変位
第2回
加速度,等加速度直線運動
第3回
自由落下運動
第4回
ベクトルとスカラー
第5回
ベクトルで表した速度,加速度
第6回
ニュートンの第一法則(慣性の法則)
第7回
ニュートンの第二法則(運動の法則)
第8回
力の釣り合い
第9回
力のモーメント
第10回 ニュートンの第三法則(作用反作用の法則)
第11回 運動方程式
第12回 等速円運動:周期と回転数
第13回 等速円運動:加速度と向心力
第14回 弾性力とフックの法則
第15回 まとめ
定期試験
■成績評価の方法・基準■
試験とレポートにより評価する.
■使用テキスト■
『物理学の基礎』
D.ハリディ他、野崎光昭訳
■ 参考書 ■
『基礎物理1』
魚住清彦他 実教出版
培風館
平成25年度 シラバス
授 業 科 目 名
物理学Ⅱ
(PhysicsⅡ)
教員名
真鍋 圭司
( 機械システム工学科 専門教育科目 )
単位数
対象学年
②
1T
授 業 科 目 名
単位数
生物学Ⅰ
2
(BiologyⅠ)
教員名
原口 博行・佐藤 淳
対象学年
1T
■授業のねらい・概要■
物理学Ⅰに続いて,力学を中心に説明する。仕事とエネルギー、
運動量など、スカラー、ベクトルの概念と保存則を交えて解説する。
また剛体の力学として、慣性モーメント、力のモーメントをについて
述べ、回転の運動方程式を説明する。
■授業のねらい・概要■
地球上の現生生物は数千万種以上と推定されている。それらの
多様な生物も、よく観察すると共通の特徴が認められる。本講義で
は、動物と植物の体の構造と働きを概説し、さらに生物体を維持す
るのに必要な機能や、子孫を残すしくみについて概説する
■授業(学習)の到達目標■
まずベクトルを十分に理解し矢印の作図ができるようになる。そして
スカラー量である仕事やエネルギーを理解する。また運動量を用
いた問題の解き方を理解する。剛体の並進、回転の運動方程式を
解き,工学の力学的基礎を考える力を身につける。
■授業(学習)の到達目標■
・動植物の体の構造、生理機能、生殖に関する基礎的な内容を関
連づけて理解する。
・無性生殖と
有性生殖の違い及び減数分裂の意義を説明できる。
・動植物における水の移動・循環を説明できる。
・外界の刺激に対する動植物の応答の概略を説明できる。
・主なホルモン作用の特徴を説明できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
物理学Ⅰ
■準備学習等の指示■
準備学習は特にないが、復習を十分に行うこと。
■回数ごとの授業内容■
第1回
速度、加速度、力
第2回
運動エネルギーと仕事
第3回
重力による仕事、ばねの力がする仕事、仕事率
第4回
変化する力がする仕事
第5回
ポテンシャルエネルギー
第6回
力学的エネルギーの保存
第7回
衝突
第8回
力積と運動量
第9回
衝突におけり運動量と運動エネルギー
第10回 非弾性衝突、弾性衝突
第11回 併進と回転、回転運動
第12回 慣性モーメント、回転の運動エネルギー
第13回 転がり、トルク、角運動量
第14回 回転に対するニュートンの第2法則
第15回 まとめ
定期試験
■成績評価の方法・基準■
レポート、定期試験により評価する
■使用テキスト■
『物理学の基礎,1 力学』
D.ハリティ他共著、野崎光昭監修
■ 参考書
■
■履修しておくことが望ましい科目等■
初年度のためなし
■準備学習等の指示■
テキストの該当する章を読んでおく。
■回数ごとの授業内容■
第1回
有性生殖と無性生殖(佐藤)
第2回
減数分裂と遺伝子の多様性(佐藤)
第3回
生殖細胞の形成(佐藤)
第4回
動物の発生過程(佐藤)
第5回
植物の性と生殖(原口)
第6回
被子植物の配偶子形成と重複受精(原口)
第7回
動物体液の循環(佐藤)
第8回
恒常性の維持(佐藤)
第9回
動物の刺激受容と応答(佐藤)
第10回 動物の神経系と情報伝達(佐藤)
第11回 植物における水の移動と無機質の取り込み(原口)
第12回 光合成(原口)
第13回 植物の屈性と傾性(原口)
第14回 植物ホルモン(原口)
第15回 まとめ(原口)
定期試験
■成績評価の方法・基準■
質疑応答20%、レポート20%、定期試験60%
培風館
■使用テキスト■
『現代生命科学の基礎』
都築幹夫 教育出版
■ 参考書
■
平成25年度 シラバス
授 業 科 目 名
生物学Ⅱ
(Biology Ⅱ)
教員名
松崎 浩明
( 機械システム工学科 専門教育科目 )
単位数
対象学年
2
1T
授 業 科 目 名
地学Ⅰ
(Earth scienceⅠ)
教員名
田辺 和康
単位数
対象学年
2
1T
■授業のねらい・概要■
生物工学は、生物の生命活動をうまく利用して人間の営みに役立
てようとする学問分野である。生物は細胞から構成され、それら細
胞が特定の機能を果たすことで生命活動が成り立つ。そこで、生物
学の中で、細胞の構造や働き、細胞が増殖する仕組み、細胞を基
本とした生物個体の成り立ちなどを十分に理解しておくことが重要で
ある。本講では、細胞の構造、細胞の増殖、個体の成り立ちについ
て学習する。
■授業のねらい・概要■
我々をとりまく環境は宇宙と地球のかかわりにより存続している。本
講義では、宇宙と地球が誕生して人類が出現した歴史の経過を講
義するとともに、我々をとりまいている地質について解説し、地学の
基礎知識を習得させる。また、グローバルな観点から地球をめぐる
地圏、水圏、気圏の諸現象を環境問題と関連づけた環境と地質に
ついても講義する。
中・高等学校理科教員免許取得希望者の必須科目である。
■授業(学習)の到達目標■
・細胞の構造を模式的に描くことができる。
・真核細胞と原核細胞の特徴を比較して説明できる。
・種々の細胞小器官の構造と機能を説明できる。
・細胞が増殖する仕組みを、体細胞分裂で起こる出来事に基づい
て説明できる。
・個体の成り立ちを、どのような組織や器官で構成されているかで説
明できる。
■授業(学習)の到達目標■
宇宙と地球誕生に関する基本的な概念を学習した後に、地質学の
基礎を理解する。また、我々は地球環境問題に直面しており、それ
をとりまく地質と環境についても習得する。
■履修しておくことが望ましい科目等■
本科目に続いて「細胞生物学」を履修することが望ましい(生物工学
科のみ)。
■準備学習等の指示■
授業の予習・復習を行なって、授業での学習内容を着実に理解す
るよう努めてほしい。
■回数ごとの授業内容■
第1回
生命とは何か
第2回
生物の基本単位-細胞-
第3回
細胞の構造
第4回
真核細胞と原核細胞
第5回
細胞内の微細構造
第6回
細胞小器官による分業
第7回
細胞を構成する物質
第8回
染色体と遺伝子
第9回
遺伝子の働き
第10回 細胞の増殖
第11回 体細胞分裂(1)細胞周期
第12回 体細胞分裂(2)有糸分裂と細胞質分裂
第13回 単細胞生物と多細胞生物
第14回 個体の成り立ち
第15回 動物・植物の組織と器官
定期試験
■成績評価の方法・基準■
演習 20%、定期試験 70%、態度 10%(態度は、授業の理解度を
確認するための作文で評価する。)
■使用テキスト■
『現代生命科学の基礎ー遺伝子・細胞から進化・生態までー』
都筑幹夫 編 教育出版
『視覚でとらえるフォトサイエンス「生物図録」』
鈴木孝仁監修 数研出版
■ 参考書 ■
『Essential 細胞生物学 原書第3版』
Bruce Alberts 他著、中村桂子他監訳
南江堂
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし。
■準備学習等の指示■
特になし。
■回数ごとの授業内容■
第1回
概説
第2回
地震と火山
第3回
地学におけるコペルニクス的転換
第4回
地球の歴史
第5回
地球変動による生物の対絶滅と進化
第6回
大気と海洋の大循環
第7回
太陽系と地球
第8回
進化し続ける宇宙への探求
第9回
地質と地球(火成岩)
第10回 地質と地球(堆積岩)
第11回 地質と地球(変成岩)
第12回 土の風化と侵食
第13回 地盤沈下
第14回 淡水資源
第15回 砂漠化
定期試験
■成績評価の方法・基準■
出席状況,授業態度,期末試験などを総合して評価する。
■使用テキスト■
『地学のツボ』
鎌田浩毅 ちくまプリマー新書
■ 参考書
■
平成25年度 シラバス
授 業 科 目 名
地学Ⅱ
(Earth scienceⅡ)
教員名
田辺 和康
( 機械システム工学科 専門教育科目 )
単位数
対象学年
2
1T
■授業のねらい・概要■
自然現象と人間活動の相互作用から様々な事象変化が起こってい
る。地学Ⅱでは、気象・気候変動、地盤・地震災害、森林における
水・物質循環や地球温暖化防止に対する土壌の役割などの事象に
ついて講義する。
■授業(学習)の到達目標■
私達が最も関心の高い身の回りで変化している事象(第 2 回~14
回)を論理的に理解することを目標とする。
授 業 科 目 名
地学Ⅰ・Ⅱ実習
(Experiment of Earth scienceⅠ・Ⅱ)
教員名
田辺 和康
単位数
対象学年
2
1T
■授業のねらい・概要■
地学実習では,地学Ⅰで履修した講義内容の理解度をより深めて
もらえるように配慮してある。前期は,地球分野の地形や地質の理
解および岩石の観察を中心に野外観察を含めた実習を行う。後期
は,コンピュータを活用したデータ解析と天文分野については天体
の基礎知識を学習する内容としている。
中・高等学校理科教員免許取得希望者の必須科目である。
■履修しておくことが望ましい科目等■
■授業(学習)の到達目標■
実験を通して,地質学への理解を深めるとともに,その基礎的な知
識をしっかりと身につけることを目標とする。
■準備学習等の指示■
特になし
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし。
■回数ごとの授業内容■
第1回
はじめに
第2回
異常気象と気候変動
第3回
大雨・強風による斜面崩壊メカニズム
第4回
斜面崩壊対策
第5回
地盤の液状化メカニズム
第6回
液状化対策
第7回
火山噴火メカニズム
第8回
噴火がもたらす諸現象
第9回
森林における水・物質循環に対する土壌の役割
第10回 淡水をつくる土壌の役割
第11回 地球温暖化防止に対する土壌の役割
第12回 植物を育てる土壌の役割
第13回 土壌の物理特性
第14回 土壌の化学特性
第15回 まとめ
■準備学習等の指示■
特になし。
■成績評価の方法・基準■
レポート、出席状況、授業態度、試験などを総合して評価する。
■使用テキスト■
■ 参考書
■
■回数ごとの授業内容■
第1回
地形図を読む(講義)
第2回
地形図を読む(実習)
第3回
地質図を読む(講義)
第4回
地質図を読む(実習)
第5回
平野の地形を読む
第6回
地質調査のしかた
第7回
露頭調査(講義)
第8回
露頭調査(実習)
第9回
岩石標本をみる(講義)
第10回 岩石標本をみる(実習)
第11回 川原岩石の採取と調査(講義)
第12回 川原岩石の採取と調査(実習)
第13回 採取試料の密度とふるい分け試験
第14回 採取試料のまとめ
第15回 柱状図を読む
第16回 偏光顕微鏡による鉱物観察(講義)
第17回 偏光顕微鏡による鉱物観察(実習)
第18回 反射式実体鏡で航空写真を読む(講義)
第19回 反射式実体鏡で航空写真を読む その1(実習)
第20回 反射式実体鏡で航空写真を読む その2(実験)
第21回 地球の地殻構造を知る
第22回 アイソスタシー実験
第23回 ヒストグラムによるデータ処理法
第24回 コンピュータによるヒストグラム作成
第25回 河川砂と砂丘砂を用いて解析する
第26回 〃(標準偏差を求める)
第27回 〃(コンピュータを用いたデータ解析)
第28回 天体の明るさについて
第29回 課題
第30回 まとめ
■成績評価の方法・基準■
レポート,出席状況,授業態度などを総合して評価する。
■使用テキスト■
■ 参考書
■
平成25年度 シラバス
授 業 科 目 名
工業数学Ⅰ
(Engineering MathematicsⅠ)
教員名
木村 純壮
( 機械システム工学科 専門教育科目 )
単位数
対象学年
2
1TG
■授業のねらい・概要■
機械システム工学を学ぶ上で必要となる数学の基礎を講義する.
線形代数に関わる内容を中心に説明するが,これらは,機械を空
間的に取り扱ったり,システム的に処理したりする際に必要となる.
例題を多く示しながら説明し,演習も行う.機械システム工学での
応用についても言及する.
■授業(学習)の到達目標■
平面と空間のベクトルを理解して,説明でき,諸量を求めることがで
きる.行列とベクトルおよびそれらの演算法則を理解して,計算をす
ることができる.逆行列を理解し,逆行列を求めることができる.基
本変形とはきだし法を理解し,連立一次方程式の解や逆行列を計
算できる.行列式を理解し,計算することができる.
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし
■準備学習等の指示■
予習・復習を充分行うこと.高校数学教科書を復習しておくこと.
■回数ごとの授業内容■
第1回
平面と空間のベクトル,スカラーとベクトル
第2回
ベクトルの演算 *
第3回
ベクトルの成分表示1 平面ベクトル *
第4回
ベクトルの成分表示2 空間ベクトル *
第5回
ベクトルの内積 *
第6回
行列の定義
第7回
行列の演算
第8回
行列の演算法則
第9回
中間試験,正方行列と逆行列
第10回 連立一次方程式と行列
第11回 行基本変形
第12回 行列の階数
第13回 連立一次方程式の解法
第14回 逆行列の計算方法
第15回 行列式の定義と計算方法
(*) 自動車整備士必修授業
定期試験
*
■成績評価の方法・基準■
中間試験,期末試験,課題レポート,出席状況による総合評価
■使用テキスト■
『やさしく学べる基礎数学 線形代数・微分積分』
石村園子 共立出版株式会社
■ 参考書
■
授 業 科 目 名
単位数
機械システム工学入門
(Introduction to Mechanical
②
Engineering System)
教員名
坂口 勝次・布施 守雄
対象学年
1TG
■授業のねらい・概要■
機械システム工学科の教育プログラム(カリキュラム・マップ)に基
づき、本授業は機械工学全般にふれることによってその体系を理
解するとともに、機械工学の学修意欲を向上することがねらいであ
る。具体的には、機械工学諸分野の基本的な内容について学び、
機械のメカニズムや機械に対する理解が得られるようにする。内容
的には、広く浅く機械工学の勉強内容を見渡せる程度に難易度をと
どめておく予定である。
■授業(学習)の到達目標■
機械工学の各分野における入門的な事項について理解する.機械
工学の各分野における基礎的諸量を説明でき,算出できる.機械
の構造や仕組みを理解し,説明できる.機械工学の全体概要を捉
え,理解し,説明できる.
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし。
■準備学習等の指示■
予習・復習を充分行うこと。
■回数ごとの授業内容■
第1回
機械の始まり(布施)
第2回
単位について(布施)
第3回
工業力学、力の釣り合い,質点の運動(布施)
第4回
工業力学、剛体の運動,振動(布施)
第5回
材料力学,荷重,応力,ひずみ(布施)
第6回
材料力学、応力とひずみの関係,曲げ(布施)
第7回
流体力学,流体の性質,静力学(坂口)
第8回
流体力学、動力学(坂口)
第9回
熱力学,温度と熱,圧力と仕事(坂口)
第10回 熱力学、基本法則,エネルギー(坂口)
第11回 機械材料(坂口)
第12回 機械要素とメカニズム(坂口)
第13回 機械設計,設計・生産工程(坂口)
第14回 機械工作法(布施)
第15回 まとめ(坂口、布施)
定期試験
■成績評価の方法・基準■
授業に対する真面目な取り組みと、真剣さを重視する。また、レポ
ート、期末テストなどを考慮して総合的に評価する。
■使用テキスト■
『機械工学概論』
木本恭司編 コロナ社
■ 参考書
■
平成25年度 シラバス
授 業 科 目 名
機械設計製図基礎
(Basic Engineering Drawing)
教員名
布施 守雄
( 機械システム工学科 専門教育科目 )
単位数
対象学年
②
1TG
■授業のねらい・概要■
機械製図では、立体(3次元)である部品を平面上(2次元)に表示
しなくてはならず、そのために、多くの規則・規格が定められている。
本講義では、立体の投影の原理から、3次元 ⇔ 2次元の変換を
理解するとともに,機械製図のための規則と図面を描く技法を修得
させる。
また、製図の規格 及び ねじ等の機械要素の作図法についても理
解した上で、機械部品を作図する。
■授業(学習)の到達目標■
・図面製作に関する規則・規格を記憶できている。
・2次元の図面から3次元の物体をイメージできる。
・3次元の物体を2次元の図面に表わすことができる。
・ねじ、歯車など一般機械要素の作図法を理解できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし。
■準備学習等の指示■
特になし。
■回数ごとの授業内容■
第1回
オリエンテーション
第2回
製図の基本、製図用具
第3回
図面の大きさ、線の種類
第4回
投影法と第三角法
第5回
補助となる図法
第6回
補助となる図法(断面図)
第7回
寸法記入法
第8回
寸法記入法(簡便法と注意事項)
第9回
主要機械部品の図示法
第10回 寸法公差とはめあい
第11回 幾何公差
第12回 表面性状、溶接記号
第13回 機械部品の製図(外形線・かくれ線)
第14回 機械部品の製図(寸法線・寸法補助線)
第15回 機械部品の製図(最終仕上げ)
*1~12 の授業は自動車整備士必修授業
定期試験
■成績評価の方法・基準■
定期試験(60%)、出席状況(20%)、受講態度(20%)
■使用テキスト■
『JISにもとづく標準製図法』
大西 清 理工学社
■ 参考書
■
授 業 科 目 名
生産加工システム
(Production and machining
systems)
教員名
真鍋 圭司
単位数
対象学年
2
1TG
■授業のねらい・概要■
材料を加工して所望に形状と性能を得るには、加工技術の理解が
重要となる。この講義ではいろいろな加工方法について概観する。
鋳造、塑性加工、溶接、切削加工などを大まかに説明する。中でも
代表的な切削加工については、力学的観点から説明を加える。
■授業(学習)の到達目標■
2年次生前期に「モノづくり実習」があるが、そこで実際に加工を行う
までに、それらの加工法の概要を知ることを目標とする。
■履修しておくことが望ましい科目等■
なし
■準備学習等の指示■
あらかじめ教科書を読んで、専門的な語句に触れてからから授業
に出席することが望ましい。
■回数ごとの授業内容■
第1回
はじめに
第2回
鋳造(1)概要
第3回
鋳造(2)特殊な鋳造
第4回
塑性加工(1)鍛造、押出し
第5回
塑性加工(2)引抜き,圧延他
第6回
溶接(1)概要、ガス溶接
第7回
溶接(2)アーク溶接、その他
第8回
材料
第9回
切削加工(1)切りくず生成
第10回 切削加工(2)せん断角、旋削、切削動力
第11回 切削加工(3)被削性、工具摩耗、仕上げ面
第12回 切削加工(4)工具材料、旋盤
第13回 切削加工(5)フライス切削、研削
第14回 特殊加工
第15回 まとめ
定期試験
■成績評価の方法・基準■
レポート、受講態度、定期試験により評価する。
■使用テキスト■
『基礎機械工作』
基礎機械工作編集委員会 編
■ 参考書
■
産業図書
平成25年度 シラバス
授 業 科 目 名
機械材料学
(Mechanical Materials)
教員名
中東 潤
( 機械システム工学科 専門教育科目 )
単位数
対象学年
2
1TG
■授業のねらい・概要■
自動車、航空機などの大型機械から携帯用の小型機器に至るまで、
機械は我々の日常の生活の中で必要不可欠なものになっている。
本講義では、まず機械に多く使われている金属の結晶構造や平衡
状態図などの材料科学の分野から始め、次いで金属の強化法(熱
処理)や機械に使われている材料の種類と特徴、その性質を調べ
る方法などについて解説する。
■授業(学習)の到達目標■
機械設計技術者にとって必要な材料の基礎知識を習得する。また、
機械設計技術者3級試験にも対応できるだけの能力を身につける。
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし
■準備学習等の指示■
テキストをよく読んでおくこと。
■回数ごとの授業内容■
第1回
機械材料に要求される性質
第2回
金属材料の組織と構造(1)、金属の代表的結晶構造
第3回
金属材料の組織と構造(2)、格子欠陥と変形
第4回
金属材料の組織と構造(3)、変形と破壊、金属の強化法
第5回
平衡状態図(1)、全率固溶型
第6回
平衡状態図(2)、共晶型、共析型
第7回
平衡状態図(3)、鉄-炭素系(※)
第8回
熱処理(1)、焼なまし、焼ならし(※)
第9回
熱処理(2)、焼入れ、焼戻し(※)
第10回 熱処理(3)、表面硬化処理(※)
第11回 材料試験法(※)
第12回 鉄鋼材料概論(※)
第13回 非鉄金属材料概論(※)
第14回 非金属材料概論(※)
第15回 まとめ
(※)自動車整備士必修授業
定期試験
授 業 科 目 名
デジタルドローイング
(Digital Drawing)
教員名
野西 利次
単位数
対象学年
2
1TG
■授業のねらい・概要■
本授業では、モノづくりシステムにおけるコンピュ-タ援用設計
(CAD)の中でも、機械製図(メカニカルドロ-イング)に焦点を当て
る。授業では、「機械設計製図」で学んだ内容をしっかりと復習して
おく必要がある。
■授業(学習)の到達目標■
コンピュ-タを利用した製図演習を重点的に行うことによって、モノ
づくりシステムにおける機械製図の修得が目標である。
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし
■準備学習等の指示■
なし
■回数ごとの授業内容■
第1回
モノづくりと CAD・CAM
第2回
システム的設計生産
第3回
2次元 CAD の概要と基本設定
第4回
2次元 CAD の基本操作
第5回
基礎Ⅰ、線分の作成
第6回
基礎Ⅰ、絶対座標、相対座標
第7回
基礎Ⅱ、円、円弧、楕円
第8回
基礎Ⅱ、複写、トリム
第9回
メカニカルドロ-イング、V ブロック
第10回 メカニカルドロ-イング、U 継ぎ手
第11回 メカニカルドロ-イング、ボルト
第12回 メカニカルドロイング、プ-リ-
第13回 メカニカルドロ-イング、平歯車
第14回 3次元 CAD 入門(基礎)
第15回 3次元 CAD 入門(応用)
■成績評価の方法・基準■
出欠状況、授業態度、問題演習や製図(提出物)により総合的に評
価する。
■成績評価の方法・基準■
出欠状況、受講態度、小テスト、定期試験
■使用テキスト■
『「機械設計製図基礎」で使用した教科書』
■使用テキスト■
『機械材料学』
飛田守孝・吉村博文他
■ 参考書
■ 参考書
■
朝倉書店
■
平成25年度 シラバス
授 業 科 目 名
自動車構造Ⅰ
(Automobile EngineeringⅠ)
教員名
布施 守雄
( 機械システム工学科 専門教育科目 )
単位数
対象学年
2
1TG2
授 業 科 目 名
自動車構造Ⅱ
(Automobile EngineeringⅡ)
教員名
布施 守雄
単位数
対象学年
2
1TG2
■授業のねらい・概要■
自動車を構成する主要部位であるエンジン、動力伝達装置、アクス
ル、サスペンション、ステアリング装置、ブレーキ装置、フレーム、ボ
ディ、灯火装置、計器などの基本構造 及び 機能を理解する。
また、自動車で用いられる基礎的な原理・法則や自動車の諸元
について学習する。
自動車工学実習Ⅰと関連付けながら講義を行なう。
■授業のねらい・概要■
自動車構造Ⅰに引き続いて、自動車を構成する主要部位である
エンジン、動力伝達装置、アクスル、サスペンション、ステアリング装
置、ブレーキ装置、フレーム、ボディ、灯火装置、計器などの基本構造
及び 機能を自動車工学実習Ⅱと関連付けながら学ぶ。
また、近年普及の著しいCVTや安全装置などの新しい装置につ
いても理解する。
■授業(学習)の到達目標■
・自動車部品の名称を記憶し、その働きを理解できる。
・自動車コンポーネントの基本構造と機能を理解できる。
・物理的法則や工学知識から自動車の構造を評価できる。
・自動車構造のアイデアを他分野に応用できる。
■授業(学習)の到達目標■
・自動車部品の名称を記憶し、その働きを理解できる。
・自動車コンポーネントの基本構造と機能が理解できる。
・物理的法則や工学知識から自動車の構造を評価できる。
・自動車構造のアイデアを他分野に応用できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
自動車工学実習Ⅰ
■履修しておくことが望ましい科目等■
自動車構造Ⅰ、自動車工学実習Ⅰ、自動車工学実習Ⅱ
■準備学習等の指示■
特になし
■準備学習等の指示■
特になし
■回数ごとの授業内容■
第1回
自動車概要(自動車の定義・分類)
第2回
自動車で用いる基礎的な法則
第3回
自動車の諸元
第4回
ガソリンエンジンの原理、構造
第5回
ガソリンエンジンの構造(主運動部)
第6回
ガソリンエンジンの構造(バルブ機構)
第7回
ガソリンエンジンの構造(潤滑・冷却系)
第8回
ガソリンエンジンの構造(吸排気系)
第9回
クラッチの構造
第10回 手動変速機の構造
第11回 ディファレンシャルの構造
第12回 プロペラシャフト・アクスルの構造
第13回 ステアリング装置の構造
第14回 ブレーキ装置の構造
第15回 まとめ *1~15 の全授業が自動車整備士必修授業
定期試験
■回数ごとの授業内容■
第1回
オリエンテーション
第2回
ディーゼルエンジンの原理・構造
第3回
ディーゼルエンジンの構造(機械式噴射ポンプ)
第4回
ディーゼルエンジンの構造(電子制御式噴射ポンプ)
第5回
ディーゼルエンジンの構造(ディーゼルエンジン特有部品)
第6回
トルクコンバータの構造
第7回
自動変速機の構造(手動変速機との相違)
第8回
自動変速機の構造、機能
第9回
無段変速機(CVT)の構造
第10回 ブレーキ装置(ABS等)の構造
第11回 サスペンションの構造
第12回 電子制御式サスペンションの構造
第13回 安全装置(エアバッグ等)の構造
第14回 電気装置(計器、警報装置、エアコン)の構造
第15回 まとめ *1~15 の全授業が自動車整備士必修授業
定期試験
■成績評価の方法・基準■
定期試験(60%)、出席状況(20%)、受講態度(20%)
■成績評価の方法・基準■
定期試験(60%)、出席状況(20%)、受講態度(20%)
■使用テキスト■
■使用テキスト■
■ 参考書 ■
『基礎自動車工学』
日本自動車整備振興会連合会
『三級自動車ガソリンエンジン』
日本自動車整備振興会連合会
『三級自動車シャシ』
日本自動車整備振興会連合会
『二級ガソリン自動車 エンジン編』
日本自動車整備振興会連合会
『二級ガソリン自動車 二級ジーゼル自動車 シャシ編』
日本自動車整備振興会連合会
■ 参考書 ■
『基礎自動車工学』
日本自動車整備振興会連合会
『三級自動車ジーゼルエンジン』
日本自動車整備振興会連合会
『三級自動車シャシ』
日本自動車整備振興会連合会
『二級ジーゼル自動車 エンジン編』
日本自動車整備振興会連合会
『二級ガソリン自動車 二級ジーゼル自動車 シャシ編』
日本自動車整備振興会連合会
平成25年度 シラバス
授 業 科 目 名
単位数
自動車工学実習Ⅰ
(Automobile Engineering
2
PracticeⅠ)
教員名
布施 守雄 他
( 機械システム工学科 専門教育科目 )
対象学年
1TG2
■授業のねらい・概要■
自動車主要部品の分解組立を通して、以下を習得する。
(1)主要部品の構造、機能を理解する。
(2)各種計測器の使い方を習得する。
(3)安全作業のやり方を体得する。
■授業(学習)の到達目標■
・自動車の主要コンポーネントの分解組立ができる。
・分解組立中の部品に関して、名称・機能を理解できる。
・分解後の部品を点検し、適切に整備することができる。
・物理的法則や工学知識から自動車の構造を理解できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
自動車構造Ⅰ
■準備学習等の指示■
特になし
■回数ごとの授業内容■
第1回
オリエンテーション & ボルトの締め付け訓練
第2回
マニュアル車クラッチの分解組立
第3回
ガソリンエンジンの分解
第4回
ガソリンエンジンの分解部品の計測
第5回
ガソリンエンジンの組立(主要部)
第6回
ガソリンエンジンの組立(全部品)
第7回
FFマニュアルトランスアクスルの分解
第8回
FFマニュアルトランスアクスルの組立
第9回
FRマニュアルトランスミッションの分解
第10回 FRマニュアルトランスミッションの組立
第11回 FF車ディファレンシャルの分解組立
第12回 プロペラシャフト、ドライブシャフトの分解組立
第13回 ステアリング系部品の分解組立
第14回 ブレーキ系部品の分解組立
第15回 まとめ
*1~15 のいずれも、グループ分けし、全担当者(山下、八塚、
栗原、内海、小林)が担当
*1~15 の全授業が自動車整備士必修授業
定期試験
■成績評価の方法・基準■
定期試験(40%)、レポート(40%)、受講態度(20%)
■使用テキスト■
『基礎自動車整備作業』
日本自動車整備振興会連合会
『基礎自動車工学』
日本自動車整備振興会連合会
『三級自動車ガソリンエンジン』
日本自動車整備振興会連合会
『三級自動車シャシ』
日本自動車整備振興会連合会
『二級ガソリン自動車 エンジン編』
日本自動車整備振興会連合会
『二級ガソリン自動車 二級ジーゼル自動車 シャシ編』
日本自動車整備振興会連合会
■ 参考書
■
授 業 科 目 名
単位数
自動車工学実習Ⅱ
(Automobile Engineering
2
PracticeⅡ)
教員名
布施 守雄 他
対象学年
1TG2
■授業のねらい・概要■
自動車主要部品の分解組立、性能計測を通して、以下を習得す
る。
(1)主要部品の構造、機能を理解する。
(2)各種計測器の使い方を習得する。
(3)安全作業のやり方を体得する。
■授業(学習)の到達目標■
・自動車の主要コンポーネントの分解組立ができる。
・分解組立中の部品に関して、名称・機能を理解できる。
・分解後の部品を点検し、適切に整備することができる。
・物理的法則や工学知識から自動車の構造を理解できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
自動車構造Ⅰ、自動車構造Ⅱ、自動車工学実習Ⅰ
■準備学習等の指示■
特になし
■回数ごとの授業内容■
第1回
ジーゼルエンジンの分解
第2回
ジーゼルエンジンの分解部品の計測
第3回
ジーゼルエンジンの組立(主要部)
第4回
ジーゼルエンジンの組立(全部品)
第5回
AT(HAT)の分解
第6回
AT(HAT)の組立
第7回
電気の基礎 テスタの使い方
第8回
電気の基礎 シンクロの使い方
第9回
電気配線図、配線の作り方
第10回 燃料タンク&気化器の分解点検
第11回 オルタネータの分解点検、性能計測
第12回 タイヤの分解点検、スタータの分解点検
第13回 DE噴射ポンプ「分配型」分解点検
第14回 DE噴射ポンプ「列型」構造理解、
ノズルテスト、噴射量の計測
第15回 まとめ
*1~15 のいずれも、グループ分けし、全担当者(山下、八塚、
栗原、内海、小林、中東)が担当
*1~15 の全授業が自動車整備士必修授業
定期試験
■成績評価の方法・基準■
定期試験(40%)、レポート(40%)、受講態度(20%)
■使用テキスト■
『基礎自動車整備作業』
日本自動車整備振興会連合会
『基礎自動車工学』
日本自動車整備振興会連合会
『三級自動車ジーゼルエンジン』
日本自動車整備振興会連合会
『三級自動車シャシ』
日本自動車整備振興会連合会
『二級ジーゼル自動車 エンジン編』
日本自動車整備振興会連合会
『二級ガソリン自動車 二級ジーゼル自動車 シャシ編』
日本自動車整備振興会連合会
■ 参考書
■
平成25年度 シラバス
授 業 科 目 名
工業数学Ⅱ
(Engineering MathematicsⅡ)
教員名
木村 純壮
( 機械システム工学科 専門教育科目 )
単位数
対象学年
2
2TG
■授業のねらい・概要■
工業数学Ⅰに引き続き,機械システム工学の学習に必要な数学の
基礎を講義する.内容は大きく4つに分類される.1.基礎的微積
分 2.複素数と複素関数の取り扱い 3.周波数解析に関連したフ
ーリエ変換やラプラス変換 4.変動を記述するための微分方程式
を学んで行く.例題を多く取り上げ説明し,機械システム工学への応
用についてもふれる.
■授業(学習)の到達目標■
多変数関数や(超)曲面を理解し,偏導関数を計算できる.複素数,
複素平面を理解し,複素数計算を行うことができる.基礎的な微分
方程式の種類を見分けて,解くことができる.偏微分の応用計算を
行うことができる.
■履修しておくことが望ましい科目等■
数学Ⅰ,数学Ⅱ
■準備学習等の指示■
予習・復習を充分行うこと.
■回数ごとの授業内容■
第1回
ガイダンス 多変数関数と曲面
第2回
基礎数学の復習
第3回
微分,多変数関数と偏微分,計算方法
第4回
高階偏微分,偏微分演習
第5回
複素数,複素平面,極形式
第6回
複素数演習
第7回
微分方程式の種類,変数分離形
第8回
1階線形常微分方程式とその解法
第9回
2階線形同次微分方程式とその解法
第10回 中間試験,非同次微分方程式
第11回 2階線形非同次微分方程式とその解法
第12回 偏微分連鎖法則,陰関数の微分
第13回 方向微係数,全微分,ヤコビアン
第14回 フーリエ変換
第15回 ラプラス変換
定期試験
■成績評価の方法・基準■
中間試験,期末試験,課題レポート,出席状況による総合評価
■使用テキスト■
■ 参考書 ■
『やさしく学べる基礎数学 線形代数・微分積分』
石村園子 共立出版株式会社
授 業 科 目 名
物理学実験
(Physical Experiment )
教員名
地主 弘幸
単位数
対象学年
②
2TG1
■授業のねらい・概要■
基礎的な実験を通して、物理学への理解を深め、物理計測の基
礎を学ぶことを目的とする。前期は力学・光学分野の実験を、後期
は電磁気学分野の実験を行う。原則として、2人が1組となって実
験を行い、実験結果を各人が整理し、レポートを作成して提出す
る。
■授業(学習)の到達目標■
基礎的な実験を通して物理学への理解を深めるとともに、物理計
測に関する基礎的な知識・技術を習得する。
■履修しておくことが望ましい科目等■
なし
■準備学習等の指示■
事前に実験書で予習を行い、授業時には直ちに実験を開始でき
るように準備しておく。
■回数ごとの授業内容■
第1回
力学・光学測定についての注意事項
第2回
キャリパ・マイクロメータによる長さの測定
第3回
ボルダの振り子による重力加速度の測定
第4回
気圧計による大気圧の測定
第5回
液体・粉体の比重の測定
第6回
ユーイングの装置によるヤング率の測定
第7回
ねじれ振り子による剛性率の測定
第8回
共鳴管による音叉の周波数の測定
第9回
メルデの装置による電磁音叉の振動数の測定
第10回 クント管による棒内の音速・ヤング率の測定
第11回 湿度の測定
第12回 レンズの焦点距離の測定,光度の比較
第13回 分光計によるプリズムの屈折率の測定
第14回 白熱電球の分光スペクトルの測定
第15回 前期のまとめ
第16回 電気測定についての注意事項
第17回 電流計・電圧計による電気抵抗測定
第18回 白熱電球の電流・電圧特性
第19回 等電位線の測定
第20回 金属抵抗の温度係数の測定
第21回 電位差計による電池の起電力の測定
第22回 地磁気の水平分力の測定
第23回 ダイオードの特性
第24回 トランジスタの特性
第25回 光電管の特性
第26回 オシロスコープとリサージュ図形
第27回 熱電対の熱起電力の測定
第28回 磁気履歴の測定
第29回 デジタル回路とコンピュータ制御
第30回 後期のまとめ
■成績評価の方法・基準■
実験レポートによって評価を行う。出席状況、実験態度も考慮す
る。
■使用テキスト■
『物理学実験書』
福山大学一般教育部物理教室
■ 参考書
■
大学教育出版
平成25年度 シラバス
授 業 科 目 名
物理学実験
(Physical Experiment )
教員名
伊藤 祐一
( 機械システム工学科 専門教育科目 )
単位数
対象学年
②
2TG2
■授業のねらい・概要■
基本的な実験をすることにより、物理学に親しみ、その内容につい
て理解を深めると同時に、各種計測器の実地操作を通じて、実験
データの処理に関する基礎的知識・技術を学んでいく。
■授業(学習)の到達目標■
物理学の基本を理解し、実験を計画できるようになること。
■準備学習等の指示■
実験書の予習をすること
■成績評価の方法・基準■
レポートの内容と実験態度等により評価する。
■
対象学年
2
2TG(H23~)
■授業のねらい・概要■
力のつりあいを主とした静力学について解説する。静力学の考え
方は、機械の強度設計を行う際に必要になる。また、力のモーメント、
重心などについて、多くの演習問題を解きながら理解する。さらに、
慣性モーメントを解説し、機械の設計などに力学的思考を応用でき
るようにする。
■履修しておくことが望ましい科目等■
物理学Ⅰ、Ⅱ
■回数ごとの授業内容■
第1回
キャリパー・マイクロメーターによる長さの測定(伊藤・八塚)
第2回
遊尺顕微鏡によるガラス管の内・外径の測定(伊藤・八塚)
第3回
面積計による面積の測定(伊藤・八塚)
第4回
ボルダの振子による重力加速度の測定(伊藤・八塚)
第5回
気圧計による大気圧の測定(伊藤・八塚)
第6回
液体・粉体の比重測定(伊藤・八塚)
第7回
ユーイングの装置によるヤング率の測定(伊藤・八塚)
第8回
ねじり振子による剛性率の測定(伊藤・八塚)
第9回
共鳴管による音さの周波数の測定(伊藤・八塚)
第10回 メルデの装置による電磁音さの振動数の測定(伊藤・八塚)
第11回 クント管による棒内の音速、ヤング率の測定(伊藤・八塚)
第12回 湿度の測定(伊藤・八塚)
第13回 レンズの焦点距離の測定、光度の比較(伊藤・八塚)
第14回 分光計によるプリズムの屈折率の測定(伊藤・八塚)
第15回 顕微鏡の倍率測定(伊藤・八塚)
第16回 電気測定についての注意事項(伊藤・八塚)
第17回 電流計、電圧計による電気抵抗測定(伊藤・八塚)
第18回 白熱電球の電流・電圧特性(伊藤・八塚)
第19回 等電位線(伊藤・八塚)
第20回 金属抵抗の温度係数の測定(伊藤・八塚)
第21回 電位差計による電池の起電力の測定(伊藤・八塚)
第22回 地磁気の水平分力の測定(伊藤・八塚)
第23回 三極真空管の特性(伊藤・八塚)
第24回 光電管の特性(伊藤・八塚)
第25回 トランジスターの特性(伊藤・八塚)
第26回 ダイオードの特性(伊藤・八塚)
第27回 ブラウン管オシロスコープとリサージュ図形(伊藤・八塚)
第28回 超音波の実験(伊藤・八塚)
第29回 比熱・熱の仕事当量の測定(伊藤・八塚)
第30回 磁気履歴(伊藤・八塚)
■ 参考書
単位数
■授業(学習)の到達目標■
静力学の基礎を理解でき、力が剛体にかかる場合のつりあい方程
式が導けるようにする。自動車コースの学生は整備士2級問題の、
重心、トルク、単位などの問題を解けるようにする。
■履修しておくことが望ましい科目等■
物理学Ⅰ、物理学Ⅱ
■使用テキスト■
『物理学実験書』
福山大学人間文化学部物理学教室編
授 業 科 目 名
工業力学
(Engineering Mechanics)
教員名
真鍋 圭司
大学教育出版
■準備学習等の指示■
物理学の復習を行っておくこと。
■回数ごとの授業内容■
第1回
はじめに
第2回
力の表示、ベクトル
第3回
ベクトルの計算
第4回
三角関数と力のつりあい
第5回
力の合成、分解
(※)
第6回
力の合成、分解、つりあい(※)
第7回
力のつりあい
(※)
第8回
力のモーメント
(※)
第9回
力のモーメントー演習問題(※)
第10回 モーメントのつりあい (※)
第11回 重心の求め方
(※)
第12回 重心、慣性モーメント (※)
第13回 剛体の運動
第14回 剛体の運動の演習
(※)は自動車整備士科目
第15回 まとめ
定期試験
■成績評価の方法・基準■
期末試験に加え、授業中に解く演習問題により評価する。
■使用テキスト■
『工業力学』
鈴木幸三、遊佐周逸、野沢尚武
■ 参考書
■
コロナ社
平成25年度 シラバス
授 業 科 目 名
モノづくり実習
(Machining practices)
教員名
中東 潤 他
( 機械システム工学科 専門教育科目 )
単位数
対象学年
2
2TG
授 業 科 目 名
要素設計学
(Machine Element Design)
教員名
野西 利次
単位数
対象学年
2
2TG
■授業のねらい・概要■
機械部品の加工をどのようにして行うかを各人が実際に加工作業を
行って品物を作製して体験し、機械を設計・製作する場合に必要な
基礎的感覚を培うことを目的とする。また、加工のみではなく、製品
の寸法精度を測定して加工精度に関する認識を与えることもねらい
としている。
■授業のねらい・概要■
機械を設計する場合、設計条件を考慮して機械に適合する材料
の選択、形状、寸法の決定を行わなければならない。本講義では、
機械設計に必要な基礎的事項や基本的な機械の構成要素である
締結要素、伝動要素、案内要素、などの機能や設計法について講
述する。
■授業(学習)の到達目標■
機械工学の専門技術を実際に体験することで、機械技術者としての
基礎能力を身につける。また技術面のみでなく、機械作業における
安全への認識を持つことを目標とする。
■授業(学習)の到達目標■
機械設計の心得, 基本的機械要素の機能, 設計法などを習得し、
与えられた条件に対する機械要素設計ができるようになることを目
標としている。
■履修しておくことが望ましい科目等■
機械設計製図基礎、生産加工システム
■履修しておくことが望ましい科目等■
材料力学Ⅰ
■準備学習等の指示■
配布プリントを熟読の上、当日の実習内容を把握しておくこと。また、
本実習で使用する工作機械について調査し、その概略を把握して
おくこと。
■準備学習等の指示■
授業の前に、テキストを読んで、予習しておく必要がある。
■回数ごとの授業内容■
第1回
オリエンテーション(担当者全員)(※)
オリエンテーションの後、受講生は複数のグループに分
かれ、複数の実習のうち一つを行う。各実習は同じ時間
帯に行われ、それぞれの実習で 1 名もしくは 2 名以上
の教員が指導する。
【実習テーマ】
・工作測定(八塚、栗原)
・ケガキ作業(蔵野、中東、小林)
・旋盤加工(蔵野、栗原)
・CAD/CAM マシニングセンタ加工(小林、栗原)
・放電加工(中東)
・転造加工(中東)
・溶接加工(八塚、栗原)
・手仕上げ(八塚、栗原)
((※)は自動車整備士必修授業
第2回
(上記と同じ)(※)
第3回
(上記と同じ)(※)
第4回
(上記と同じ)(※)
第5回
(上記と同じ)(※)
第6回
(上記と同じ)(※)
第7回
(上記と同じ)(※)
第8回
(上記と同じ)(※)
第9回
(上記と同じ)(※)
第10回 (上記と同じ)(※)
第11回 (上記と同じ)(※)
第12回 (上記と同じ)(※)
第13回 (上記と同じ)(※)
第14回 (上記と同じ)
第15回 (上記と同じ)
■成績評価の方法・基準■
出席、実習態度、レポート提出状況、製作品等による総合評価
■使用テキスト■
『プリント(第 1 回目で冊子を配布)』
■ 参考書 ■
『機械設計製図基礎及び生産加工システムで使用した教科書』
■回数ごとの授業内容■
第1回
機械設計の基礎 *
第2回
応力とひずみ *
第3回
材料の破壊と強さ *
第4回
機械の効率 *
第5回
ねじの基礎 *
第6回
ねじの効率 *
第7回
ねじの強さ *
第8回
動力伝達と軸
第9回
軸の強さ
第10回 危険速度
第11回 軸継手
第12回 キ-およびピン
第13回 軸受の基礎
第14回 滑り軸受の設計
第15回 転がり軸受の設計 (*)自動車整備士必修授業
定期試験
■成績評価の方法・基準■
期末定期試験結果、授業中の状況、出席状況による総合評価
■使用テキスト■
『機械設計法』
三田純義 その他
■ 参考書
■
コロナ社
平成25年度 シラバス
授 業 科 目 名
機械工学実験Ⅰ
(Experiments in Mechanical
EngineeringⅠ)
教員名
靍﨑 展 他
( 機械システム工学科 専門教育科目 )
単位数
対象学年
2
2TG1
■授業のねらい・概要■
実験により、講義で学んだ基礎知識に対する理解を深める。計測技
術のほか、実験結果をまとめ、実験結果を考察し、レポートとしてま
とめる方法を学ぶ。
■授業(学習)の到達目標■
下記の項目を通して、専門知識、考える力、計測技術、正しいレポ
ートの書き方を身につけることができる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
機械システム工学入門
■準備学習等の指示■
なし
■回数ごとの授業内容■
第1回
プリント配布と全般説明(中東)
第2回
遠心ポンプの性能試験に必要な基礎知識に関する講
義(靍﨑)、金属材料の引張試験に必要な基礎知識に
関する講義(布施)
第3回
内燃機関の性能実験に必要な基礎知識に関する講義
(坂口)、機械(金属)材料の組織観察に必要な基礎知
識に関する講義(中東)
第4回
学生は複数のグループに分かれ、複数の実験(遠心ポ
ンプの性能試験、金属材料の引張試験、内燃機関の性
能実験、機械(金属)材料の組織観察)のうちの一つを
順に行う。各実験は同じ時間帯に行い、それぞれの実
験につき1名の教員が指導にあたる。(靍﨑・布施・坂
口・中東)
第5回
(上記と同じ)
第6回
(上記と同じ)
第7回
(上記と同じ)
第8回
(上記と同じ)
第9回
(上記と同じ)
第10回 (上記と同じ)
第11回 (上記と同じ)
第12回 (上記と同じ)
第13回 (上記と同じ)
第14回 (上記と同じ)
第15回 (上記と同じ)
■成績評価の方法・基準■
出席状況、実験態度、レポートの内容により、総合的に評価する。
■使用テキスト■
■ 参考書
■
授 業 科 目 名
材料力学Ⅰ
(Mechanics of Materials I)
教員名
真鍋 圭司
単位数
対象学年
2
2TG
■授業のねらい・概要■
機械や構造物に釣り合った力が作用した場合、どのような変形を生
ずるのかの考え方を説明する。特に、はりの曲げに関する基礎的考
え方は非常に重要であるため、演習問題を多く取り入れながら解説
する。機械を設計するには材料力学の知識が不可欠になるため、
必ず履修することが望ましい。
■授業(学習)の到達目標■
応力、ひずみの概念を理解する。はりの曲げを理解し、せん断力図、
曲げモーメント図を描けるようになる。また設計に関する基礎知識を
得る。
■履修しておくことが望ましい科目等■
物理学Ⅰ、Ⅱ、数学Ⅰ、Ⅱ
■準備学習等の指示■
力の釣り合い問題に関して復習し、多くの演習問題を解いておくこと。
また数学の微分、積分の基礎知識を使うため、復習をしておくこと。
毎回の授業はやさしい問題から難しい問題への進むため、復習が
重要である。
■回数ごとの授業内容■
第1回
材料力学の概念、目的(※)
第2回
外力、内力、応力(※)
第3回
引張り・圧縮とせん断(※)
第4回
上の演習問題(※)
第5回
はりの曲げ(※)
第6回
せん断力、せん断力図(※)
第7回
曲げモーメント、曲げモーメント図(※)
第8回
片持ちはり(※)
第9回
単純支持はり(※)
第10回 はりの曲げ応力(※)
第11回 断面二次モーメント
第12回 はりの曲げ応力の演習
第13回 はりのたわみ
第14回 はりのたわみの演習
第15回 まとめ
(※)自動車整備士科目
定期試験
■成績評価の方法・基準■
レポート、定期試験で総合的に評価する。
■使用テキスト■
『基礎から学べる材料力学』
伊藤勝悦 森北出版
■ 参考書
■
平成25年度 シラバス
授 業 科 目 名
材料力学Ⅱ
(Mechanics of Materials Ⅱ)
教員名
真鍋 圭司
( 機械システム工学科 専門教育科目 )
単位数
対象学年
2
2TG
■授業のねらい・概要■
材料力学Ⅰで学んだことをさらに応用し、物体の変形の複雑な問
題の計算手法を概説する。複雑なはりの曲げ問題を説見する。そし
て二次元、三次元の変形における応力を説明し、2階テンソルの概
念に触れる。
■授業(学習)の到達目標■
ひずみエネルギを理解し、はりの変形の応用問題が解けるようにな
る。多軸応力、座標変換、主応力などを理解する。またねじり問題
を理解し、軸の設計ができうようになる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
数学Ⅰ、数学Ⅱ、材料力学Ⅰ
■準備学習等の指示■
数式が多く出てくるため数学の微分、積分の復習をしておくこと。材
料力学Ⅰの内容はすでに知っているものとするため、よく復習して
おくこと。
■回数ごとの授業内容■
第1回
応力、ひずみ、はりの曲げの復習
第2回
熱応力
第3回
不静定はり
第4回
熱応力、不静定ばりの演習問題
第5回
応力の座標変換
第6回
主応力、主方向、最大せん断応力
第7回
モールの応力円
第8回
モールの応力円の演習問題
第9回
軸のねじり
第10回 ねじり問題の応用―ばね、動力伝達
第11回 軸の設計
第12回 ひずみエネルギー
第13回 カスチリアノの定理
第14回 柱の座屈と不安定
第15回 有限要素法の初歩、まとめ
定期試験
■成績評価の方法・基準■
レポート、定期試験で総合的に評価する。
■使用テキスト■
『材料力学Ⅰと同じ教科書』
■ 参考書
授 業 科 目 名
機能材料学
(Functional Materials)
教員名
中東 潤
単位数
対象学年
2
2TG
■授業のねらい・概要■
材料は構造材料と機能材料に大別することができる。構造材料で
は主に強度が要求され、機能材料では強度以外の特性(耐熱性や
耐食性など)が要求される。これらの特性が向上(高性能化)したも
の、あるいは新機能を備えた材料を機械に使用すれば、機械自身
の性能向上が可能となる。この講義では、特に機械に使われる機
能材料、そしてそれらと密接な関係にある構造材料について詳しく
解説する。
■授業(学習)の到達目標■
機械設計では適切な材料を選定することが重要である。ここではそ
の材料選定を行うための基礎知識(材料の特徴や用途)を習得す
ることを目標とする。また、機械設計技術者3級試験にも対応できる
だけの能力を身につける。
■履修しておくことが望ましい科目等■
機械材料学
■準備学習等の指示■
機械材料学の復習をしておくこと。
■回数ごとの授業内容■
第1回
設計要求と材料の機能
第2回
鉄鋼材料(1)、普通鋼
第3回
鉄鋼材料(2)、機械構造用鋼(炭素鋼)
第4回
鉄鋼材料(3)、機械構造用鋼(合金鋼、鋳鋼)
第5回
鉄鋼材料(4)、特殊用途鋼(快削鋼、バネ鋼、軸受鋼)
第6回
鉄鋼材料(5)、特殊用途鋼(工具鋼、高速度鋼)
第7回
鉄鋼材料(6)、ステンレス鋼(フェライト系、マルテンサイ
ト系、オーステナイト系)
第8回
鉄鋼材料(7)、ステンレス鋼(2 相系、析出硬化系)、耐
熱鋼
第9回
鉄鋼材料(8)、鋳鉄
第10回 非鉄金属材料(1)、アルミニウム(展伸材)
第11回 非鉄金属材料(2)、アルミニウム(鋳造材)
第12回 非鉄金属材料(3)、銅、マグネシウム、チタン
第13回 非金属材料(1)、プラスチック、ゴム材料
第14回 非金属材料(2)、セラミックス材料
第15回 まとめ
定期試験
■成績評価の方法・基準■
出欠状況、受講態度、小テスト、定期試験
■
■使用テキスト■
『機械材料学』
飛田守孝・吉村博文他
■ 参考書
■
朝倉書店
平成25年度 シラバス
授 業 科 目 名
流体工学
(Fluid Engineering)
教員名
靍﨑 展
( 機械システム工学科 専門教育科目 )
単位数
対象学年
2
2TG
■授業のねらい・概要■
流体の性質、流体静力学、流体動力学、管路抵抗の考え方、流
速・流量測定法について学ぶ。これにより、流体機器の設計者だけ
でなく、ユーザーにも必要な基礎学力を身につける。
■授業(学習)の到達目標■
流体の作用や、流体の運動にともなう諸現象を理解するとともに、
流れの諸量を求めることができる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
機械システム工学入門
■準備学習等の指示■
高等学校程度の基礎数学を復習しておくこと。
■回数ごとの授業内容■
第1回
流体の性質(密度、比重、粘度)
第2回
流体の性質(圧縮率、圧力)
第3回
流体の静力学(パスカルの原理、アルキメデスの原理、
浮力)
第4回
流体の静力学(圧力計、全圧力)
第5回
流体の静力学(圧力中心、等圧面)
第6回
流体の動力学(連続の法則)
第7回
流体の動力学(エネルギーの法則)
第8回
流体の動力学(エネルギー損失)
第9回
流体の動力学(管路抵抗)
第10回 流体の動力学(管路抵抗、演習)
第11回 流体の動力学(運動量の法則)
第12回 流体の動力学(運動量の法則、演習)
第13回 流体の動力学(角運動量の法則)
第14回 流体の動力学(角運動量の法則、演習)
第15回 流速・流量測定法
定期試験
■成績評価の方法・基準■
出席状況、受講態度、定期試験等による総合評価
■使用テキスト■
■ 参考書
授 業 科 目 名
熱力学
(Thermodynamics)
教員名
坂口 勝次
単位数
対象学年
2
2TG
■授業のねらい・概要■
機械システム工学科の教育プログラム(カリキュラム・マップ)に基
づき、本授業は機械工学の基礎知識の習得を目指す。具体的には、
工業的に有用な熱力学において、温度,圧力,比体積,熱量,仕
事などの概念ならびに内部エネルギ,エンタルピ,エントロピなどの
各種の状態量と状態式など基礎的事項の理解を徹底したのち、理
想気体および蒸気の性質と状態変化ならびにガスサイクルについ
て理解する。
■授業(学習)の到達目標■
熱力学の基礎的事項や諸法則を理解し、説明できる。
熱力学で扱う諸量を求めることができる。
理想気体および蒸気の状態量を求め、状態変化を説明できる。
ガスサイクルを理解し、諸量を求めることができる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
数学Ⅰ,数学Ⅱ
■準備学習等の指示■
授業の予復習を徹底すること。
■回数ごとの授業内容■
第1回
諸量の定義と単位系(*)
(*)自動車整備士養成課程
第2回
熱と仕事,熱力学の第一法則(*)
第3回
エネルギ,エンタルピ,絶対仕事と工業仕事(*)
第4回
熱力学の第二法則,熱力学の基礎式(*)
第5回
サイクルおよびエントロピの概念(*)
第6回
理想気体の状態式と熱力学的性質(*)
第7回
理想気体の状態変化(*)
第8回
問題演習
第9回
定積サイクル(オットーサイクル)
第10回 定圧サイクル(ディーゼルサイクル)
第11回 合成サイクルと各種サイクルの比較
第12回 ガスタービンの基本サイクル
第13回 蒸気の一般的性質
第14回 蒸気の状態,蒸気表
第15回 蒸気の状態変化
定期試験
■
■成績評価の方法・基準■
授業態度,レポート,定期試験など、総合的に評価する。
■使用テキスト■
『工業熱力学 改訂・SI 版』
岐美 格,奥野純平,牧野州秀
■ 参考書 ■
『JSME テキストシリーズ 熱力学』
日本機械学会 日本機械学会
『例題で学ぶ工業熱力学』
牧野州秀・芹澤昭示 森北出版
『例題でわかる工業熱力学』
平田哲夫 他 森北出版
森北出版
平成25年度 シラバス
授 業 科 目 名
機械力学
(Dynamics of Machinery)
教員名
野西 利次
( 機械システム工学科 専門教育科目 )
単位数
対象学年
2
2TG
授 業 科 目 名
強度設計学
(Strength Design)
教員名
野西 利次
単位数
対象学年
2
2TG(H22~)
■授業のねらい・概要■
機械は高速で運転されるほど力学上の問題が生じてくる。これらの
問題は動力学的に解析して解決しなければならない。機械力学は、
機械および機械部品に生じる動力学上の問題を取り扱う学問であ
る。講義では、運動方程式、エネルギ、振動などについて説明す
る。
■授業のねらい・概要■
機械を設計する場合、設計条件を考慮して機械に適合する材料
の選択、形状、寸法の決定を行わなければならない。本講義では、
機械設計に必要な基礎的事項や基本的な機械の構成要素である
締結要素、伝動要素、案内要素、などの機能や設計法について講
述する。
■授業(学習)の到達目標■
加速度の概念を理解し、動力学の考え方を習得する。また、運動
方程式、エネルギ、振動などについても理解して、力学現象を式で
表し、解けるようにする。
■授業(学習)の到達目標■
要素設計学に引き続き、機械設計の心得, 基本的機械要素の機
能, 設計法などを習得し、与えられた条件に対する機械要素設計
ができるようになることを目標としている。
■履修しておくことが望ましい科目等■
工業力学
■履修しておくことが望ましい科目等■
要素設計学
■準備学習等の指示■
授業の前に、テキストを読んで、予習しておく必要がある。
■準備学習等の指示■
授業の前に、テキストを読んで、予習しておく必要がある。
■回数ごとの授業内容■
第1回
はじめに *
第2回
運動方程式 *
第3回
慣性力 *
第4回
回転運動 *
第5回
仕事とエネルギー *
第6回
動力 *
第7回
運動量と力積 *
第8回
単振動 *
第9回
不減衰系の自由振動 *
第10回 粘性減衰系の自由振動 *
第11回 クロ-ン減衰系の振動
第12回 粘性減衰系の強制振動
第13回 2自由度系の自由振動
第14回 2自由度系の強制振動
第15回 まとめ
(*)自動車整備士必修授業
定期試験
■回数ごとの授業内容■
第1回
歯車の種類
第2回
歯車の歯形曲線
第3回
標準平歯車
第4回
転位平歯車
第5回
歯車の強さ
第6回
はすば歯車、かさ歯車、ウォ-ムギヤ
第7回
平ベルト伝動、 V ベルト伝動
第8回
ベルトに作用する力と伝達動力
第9回
歯付きベルト、ローラチェーン
第10回 ブロックブレ-キ
第11回 ディスクブレ-キ
第12回 ばねの機能、ばねの種類
第13回 コイルばね、板ばね
第14回 カム
第15回 リンク
定期試験
■成績評価の方法・基準■
期末試験に加え、レポ-トにより評価する。
■成績評価の方法・基準■
期末定期試験結果、授業中の状況、出席状況による総合評価
■使用テキスト■
『工業力学と同じ教科書を使用』
■使用テキスト■
『機械設計法(要素設計学と同じテキスト』
■ 参考書
■ 参考書
■
■
平成25年度 シラバス
授 業 科 目 名
システム制御入門
(Introduction to System Control)
教員名
木村 純壮
( 機械システム工学科 専門教育科目 )
単位数
対象学年
2
2TG
■授業のねらい・概要■
機械システムの制御を目標としてシステム制御工学の基礎を講義
する.まず,制御の役割や目標・目的を制御事例を見ながら十分に
理解する.そして,微積分,複素数などの既習基礎数学を使って制
御工学の学習に必要なラプラス変換および逆ラプラス変換を学ぶ.
これらは制御工学の必修内容であり,特に重要である.さらに,ラプ
ラス変換を適用したシステムの伝達関数表現を理解する.
■授業(学習)の到達目標■
制御の役割,制御の目標・目的,自動制御系の基本構成を理解し,
説明できる.代表的制御対象とその特性を理解し,説明できる.ラ
プラス変換と逆ラプラス変換を理解し,これらの諸計算をすることが
できる.伝達関数を理解し,求めることができる.
授 業 科 目 名
流体機械システム
(Fluid Machinery Systems)
教員名
靍﨑 展
単位数
対象学年
2
2TG
■授業のねらい・概要■
ターボ形流体機械を含む流体システムについて考える。まず基礎
理論について学び、次にその知識を応用して流体システムに関す
る問題を解く演習を行なう。また流体機械要素や流体システムの設
計問題についても考える。設計開発エンジニアにとって必須の科目
である。
■授業(学習)の到達目標■
ターボ機械システムに関する専門基礎知識を身につけ、流体機械
システムの諸量を求めることができる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
流体工学
■履修しておくことが望ましい科目等■
数学Ⅰ,数学Ⅱ,工業数学Ⅱ
■準備学習等の指示■
流体工学の基礎知識が必須であるので、復習しておくこと。
■準備学習等の指示■
基礎数学(微積分,複素数と複素平面,初等関数)
■回数ごとの授業内容■
第1回
ターボ機械システムの種類と構造
第2回
ターボ機械システムにおける質量保存則
第3回
質量保存則の応用問題を解く
第4回
ターボ機械システムにおけるエネルギーの法則
第5回
管路損失の考え方
第6回
各種損失の考え方
第7回
流体輸送システムの考え方
第8回
流体輸送システムの特性計算
第9回
ターボ機械システムにおける運動量の法則
第10回 運動量の法則に関する応用問題を解く
第11回 ターボ機械システムにおける角運動量の法則
第12回 角運動量の法則の応用問題を解く
第13回 ターボ機械の設計概説
第14回 ターボ機械システムの設計計画
第15回 総括
定期試験
■回数ごとの授業内容■
第1回
制御の概要,制御の役割,制御の事例
第2回
制御の事例,信号・動作流れ図
第3回
自動制御システムの基本構成と機能
第4回
制御の良否,制御の目標,制御システムの目的
第5回
制御システム機能・解析演習
第6回
代表的制御対象,サーボシステム,ビークルシステム
第7回
代表的制御対象,振動システム,保温システム
第8回
中間試験,基礎数学の復習
第9回
ラプラス変換
第10回 ラプラス変換の計算,ステップ関数,デルタ関数,ラン
プ関数
第11回 ラプラス変換の諸性質
第12回 ラプラス変換の諸定理,ラプラス変換演習
第13回 伝達関数,一次遅れ系,二次系の伝達関数
第14回 逆ラプラス変換,逆ラプラス変換の計算方法
第15回 微分方程式とラプラス変換
定期試験
■成績評価の方法・基準■
出席状況、受講態度、定期試験等による総合評価
■使用テキスト■
■成績評価の方法・基準■
中間試験,期末試験,課題レポート,出席状況による総合評価
■使用テキスト■
『基礎制御工学』
小林伸明 共立出版
■ 参考書
■
■ 参考書
■
平成25年度 シラバス
授 業 科 目 名
熱エネルギー工学
(Heat Energy Engineering)
教員名
矢田 順三
( 機械システム工学科 専門教育科目 )
単位数
対象学年
2
2TG(H23~)
■授業のねらい・概要■
先行する科目「熱力学」が、熱力学の法則、理想気体などの基礎的
内容を扱うのに対し、本科目は先ず、熱力学の応用的分野である
蒸気サイクル、冷凍サイクルなどを取り扱う。次に、熱移動の3形態、
すなわち、熱伝導、対流熱伝達および熱放射を扱い、更に、熱エネ
ルギーからの電気エネルギーへの変換、すなわち、火力発電と原
子力発電の仕組みと実際を扱う。
■授業(学習)の到達目標■
蒸気サイクルが、火力発電や原子力発電に適した熱機関であること、
また、家庭にある冷蔵庫やエアコンが冷凍サイクルによっていること
を理解する。次に、身近な熱移動の例で、伝熱の3形態、熱伝導、
対流熱伝達、熱放射がどのように現れているかを理解する。
■履修しておくことが望ましい科目等■
熱力学
■準備学習等の指示■
日頃から、熱力学の教科書をよく読んでおくこと
■回数ごとの授業内容■
第1回
蒸気サイクルの基本:ランキンサイクル
第2回
hs 線図 再熱蒸気サイクル
第3回
再生蒸気サイクル
第4回
冷凍サイクル 蒸気圧縮冷凍サイクル
第5回
空気調和 冷暖房
第6回
熱移動の3形態 その1:熱伝導
第7回
定常熱伝導の例
第8回
その2:対流熱伝達
第9回
相変化を伴う熱伝達 沸騰と凝縮
第10回 その3:熱放射
第11回 熱通過 熱交換器
第12回 火力発電1:蒸気ボイラと蒸気タービン
第13回 火力発電2:複合サイクル(ガスタービン+蒸気サイクル)
第14回 原子力発電1:核分裂によるネエルギーの発生と利用
第15回 原子力発電2:加圧水型原子炉と沸騰水型原子炉
定期試験
授 業 科 目 名
計測工学
(Instrumentation Engineering)
教員名
小林 正明
単位数
対象学年
2
2TG(H23~)
■授業のねらい・概要■
本講義は、技術者として活躍するために必要な計測技術について
習得する。計測とはある量を、どういう方法・道具ではかるか、そし
て得られたデータをどのように整理して、最も確実な値にするか、こ
れらを全て包含した技術である。ここでは主として機械的量の計測
について講義する。
■授業(学習)の到達目標■
計測工学の基礎的な事項を理解し、機械工学における基本的な計
測法の種類や原理を理解することができるようになることを目標とし
ている。
■履修しておくことが望ましい科目等■
なし
■準備学習等の指示■
テキストの予習をしておくこと
■回数ごとの授業内容■
第1回
次元と単位 *
第2回
誤差の原因 *
第3回
誤差の取り扱い *
第4回
最小二乗法 *
第5回
長さの計測 *
第6回
角度の計測 *
第7回
時間の計測
第8回
質量、重量の計測
第9回
力、モーメントの計測
第10回 動力の計測
第11回 動力の計測
第12回 圧力の計測
第13回 液位の計測
第14回 温度の計測
第15回 流量の計測
(*)自動車整備士必修授業
定期試験
■成績評価の方法・基準■
定期試験とレポート
■成績評価の方法・基準■
期末試験、出席状況・受講態度・レポートの提出状況について総合
的に判断する。
■使用テキスト■
『工業熱力学』
岐美 格 森北出版
■使用テキスト■
『計測工学』
谷口修・その他
■ 参考書
『伝熱工学』
相原利雄
■ 参考書
■
裳華房
■
森北出版
平成25年度 シラバス
授 業 科 目 名
単位数
デジタルデザイン
2
(Digital Design)
教員名
中東 潤・野西 利次
( 機械システム工学科 専門教育科目 )
対象学年
2TG1,TG2-1
(H23~)
■授業のねらい・概要■
この授業では、機械設計の視点に立った3次元 CAD の基礎的なモ
デリング技法を重点的に学び、3次元設計手法のポイントを習得す
るとともに、設計プロセスにおいて自らの設計意図を表現できる能力
を養うことをねらいとしている。なお、この科目を履修するためには、
2 次元 CAD の基本的な操作法を習得していることが必要である。
■授業(学習)の到達目標■
機械系3次元 CAD 特有の機能と機械設計に基づいたモデリングの
基本的な考え方を理解し、3次元機械設計において最低限必要な
基本操作法を修得する。
■履修しておくことが望ましい科目等■
機械設計製図基礎、デジタルドローイング
■準備学習等の指示■
パソコンの基本的な操作方法(キーボードやマウスの使い方、ファイ
ルの操作等)を習得しておくこと。
■回数ごとの授業内容■
第1回
3次元 CAD システムについて
第2回
基本操作(1)、スケッチの基本と設定
第3回
基本操作(2)、押し出し
第4回
基本操作(3)、カット
第5回
モデリング基礎練習(1)、立方体および平板モデル作成
第6回
基本操作(4)、シェル
第7回
基本操作(5)、角 R、面取り
第8回
モデリング基礎練習(2)、オイルパンモデル作成
第9回
モデリング基礎練習(3)、キー溝付シャフトモデルの作成
第10回 2 次元図面の作成
第11回 アセンブリの基本
第12回 アセンブリ練習
第13回 機械設計の進め方(1)、部品モデリング
第14回 機械設計の進め方(2)、アセンブリ
第15回 まとめ
(1~15 回全教員担当)
■成績評価の方法・基準■
出欠状況、授業態度、作品により総合的に評価する。
■使用テキスト■
『電子解説書、配布プリント』
■ 参考書 ■
『Pro/ENGINEER Wildfire 2.0 による実践3次元 CAD テキスト』
上智大学設計製図教育委員会編 日刊工業新聞社
授 業 科 目 名
単位数
CAD/CAMシステム
2
(CAD/CAM System)
教員名
坂口 勝次 他
対象学年
2TG1,TG2-1
(H23~)
■授業のねらい・概要■
機械システム工学科の教育プログラム(カリキュラム・マップ)に基
づき、本授業では機械工学の基礎知識および基礎技術・技能を習
得し、基礎的実践力を身につけることを目指す。具体的には、構想
設計、詳細設計、試作と設計評価、工程設計と製作,そして作品の
強度試験、寸法検査の全工程を実践的に学習し、一連の設計生産
システムで構成されるモノづくりを体験する。また、設計開発におけ
る3次元 CAD/CAM/CAE の有用性を理解する。
■授業(学習)の到達目標■
ポンチ絵を作成して構想設計ができる。
材料力学の基礎知識を活用して基本設計ができる。
3次元 CAD/CAE を活用して強度設計ができる。
さまざまな結果から設計評価ができる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
材料力学Ⅰ,デジタルデザイン,機械設計製図基礎
■準備学習等の指示■
材料力学の基礎的事項を復習して理解を深め、機械製図法や3
次元 CAD の基本操作法を習得しておくこと。
■回数ごとの授業内容■
第1回
企業における開発・設計
(坂口・中東・小林)
第2回
概要説明・構想設計
(坂口・中東・小林)
第3回
3次元 CAD によるモデリング (坂口・中東・小林)
第4回
強度設計(設計シートの作成) (坂口・中東・小林)
第5回
設計評価と図面作成
(坂口・中東・小林)
第6回
強度設計書作成
(坂口・中東・小林)
第7回
構造解析(CAE)
(坂口・中東・小林)
第8回
解析結果の分析
(坂口・中東・小林)
第9回
構造解析レポート作成
(坂口・中東・小林)
第10回 光造形機による試作
(坂口・中東・小林)
第11回 鋳型設計・工程設計
(坂口・中東・小林)
第12回 鋳型設計レポート作成
(坂口・中東・小林)
第13回 鋳型加工
(坂口・中東・小林)
第14回 鋳造・実験・評価
(坂口・中東・小林)
第15回 製作・評価レポート作成
(坂口・中東・小林)
■成績評価の方法・基準■
出欠状況,授業態度,レポートおよび作品により総合的に評価す
る。
■使用テキスト■
■ 参考書 ■
『CAD/CAE で学ぶ実践機械設計』
創造的設計研究会(編) 工業調査会
『機械強度設計のための CAE 入門』
栗山好夫・笹川宏之 東京電機大学出版局
平成25年度 シラバス
授 業 科 目 名
機械数値工学
(Method of Numerical Calculation
in Mechanical Engineering)
教員名
靍﨑 展
( 機械システム工学科 専門教育科目 )
単位数
対象学年
2
2TG1
■授業のねらい・概要■
工学上の種々の問題において、数値計算法を用いれば容易に問
題が解決できる場合がたびたびある。本講義では、よく用いられる
数値計算法を学び、機械システムおよび機械要素の設計において
現れる、物理的問題を数値的に解く能力を養う。設計開発エンジニ
アにとっては必須の科目であるが、機械システムの一般ユーザにも
有用である。
授 業 科 目 名
自動車工学基礎実験Ⅰ
(Experiments in Automotive
EngineeringⅠ)
教員名
靍﨑 展 他
単位数
対象学年
2
2TG2
■授業のねらい・概要■
実験により、講義で学んだ基礎知識に対する理解を深める。計測技
術のほか、実験結果をまとめ、実験結果を考察し、レポートとしてま
とめる方法を学ぶ。
■授業(学習)の到達目標■
下記の項目を通して、専門知識、考える力、計測技術、正しいレポ
ートの書き方を身につけることができる。
■授業(学習)の到達目標■
機械システムや機械要素の設計において現れる物理的問題を、数
値計算法を駆使して解決することができる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
機械システム工学入門
■履修しておくことが望ましい科目等■
数学Ⅰ、数学Ⅱ
■準備学習等の指示■
なし
■準備学習等の指示■
数学の基礎知識を復習しておくこと。
■回数ごとの授業内容■
第1回
プリント配布と全般説明(中東)、(自動車整備士必修)
第2回
遠心ポンプの性能試験に必要な基礎知識に関する講
義(靍﨑)、金属材料の引張試験に必要な基礎知識に
関する講義(布施)、(自動車整備士必修)
第3回
内燃機関の性能実験に必要な基礎知識に関する講義
(坂口)、機械(金属)材料の組織観察に必要な基礎知
識に関する講義(中東)、(自動車整備士必修)
第4回
学生は複数のグループに分かれ、複数の実験(遠心ポ
ンプの性能試験、金属材料の引張試験、内燃機関の性
能実験、機械(金属)材料の組織観察)のうちの一つを
順に行う。各実験は同じ時間帯に行い、それぞれの実
験につき1名の教員が指導にあたる。(靍﨑・布施・坂
口・中東)、(自動車整備士必修)
第5回
(上記と同じ)(自動車整備士必修)
第6回
(上記と同じ)(自動車整備士必修)
第7回
(上記と同じ)(自動車整備士必修)
第8回
(上記と同じ)(自動車整備士必修)
第9回
(上記と同じ)(自動車整備士必修)
第10回 (上記と同じ)(自動車整備士必修)
第11回 (上記と同じ)(自動車整備士必修)
第12回 (上記と同じ)(自動車整備士必修)
第13回 (上記と同じ)
第14回 (上記と同じ)
第15回 (上記と同じ)
■回数ごとの授業内容■
第1回
数値積分法(台形公式)
第2回
数値積分法(シンプソン公式)
第3回
演習(数値積分法)
第4回
EXCELによる数値計算演習
第5回
EXCELによる数値積分法の演習
第6回
非線形方程式の数値解法(ニュートン法)
第7回
非線形方程式の数値解法(二分法)
第8回
演習(非線形方程式の数値解法)
第9回
EXCELによる非線形方程式数値解法の演習
第10回 常微分方程式の数値解法(オイラー法)
第11回 常微分方程式の数値解法(ホイン法)
第12回 常微分方程式の数値解法(ルンゲクッタ法)
第13回 演習(常微分方程式の数値解法)
第14回 EXCELによる常微分方程式数値解法の演習
第15回 総括
定期試験
■成績評価の方法・基準■
出席状況、受講態度、定期試験等による総合評価
■使用テキスト■
■ 参考書
■
■成績評価の方法・基準■
出席状況、実験態度、レポートの内容により、総合的に評価する。
■使用テキスト■
■ 参考書
■
平成25年度 シラバス
授 業 科 目 名
環境自動車工学
(Automotive Engineering
for Comfortable
Atmosphere)
教員名
布施 守雄
( 機械システム工学科 専門教育科目 )
単位数
対象学年
2
2TG2(H23~)
■授業のねらい・概要■
自動車が登場してから約100年。自動車は、これからの社会生活
においても、無くてはならないものとなっている。一方、エネルギー問
題、環境問題、安全性の問題等、自動車は大きな課題に直面してい
ることも事実である。そこで、本講義では環境と言うものを広い意味
で捉え直し、「あらゆる環境により適合する自動車とは?」と言う観点で、
自動車について考えていきたい。
授 業 科 目 名
単位数
自動車整備検査実習Ⅰ
(Automotive Adjustment and
2
Maintenance Practices Ⅰ)
教員名
真鍋 圭司 他
対象学年
2TG2-2(H23
~)
■授業のねらい・概要■
自動車の整備検査に関し、基礎的な技能の習得をめざす
■授業(学習)の到達目標■
(1)車両構成品の構造・機能を理解し、それらの整備検査法を習
得する
(2)自動車専用計器の使い方を習得する
(3)車両整備検査での安全作業のやり方を体得する
■授業(学習)の到達目標■
・自動車に関する色々な環境を理解できる。
・環境と関係の深い自動車の性能・機能を理解できる。
・環境に影響を及ぼす自動車の仕様について理解できる。
・環境に望ましい近未来の自動車像を描くことができる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
自動車工学実習Ⅰ、Ⅱ、自動車構造Ⅰ、Ⅱ
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし。
■回数ごとの授業内容■
第1回
オリエンテーション、安全作業、設備の使い方(八塚、
山下、栗原)
第2回
ガソリン・エンジン整備検査(1)潤滑系、バッテリ(八塚、
山下、栗原)
第3回
同上(2) 冷却系(八塚、山下、栗原)
第4回
同上(3) キャブレータ①(八塚、山下、栗原)
第5回
同上(4) キャブレータ②(八塚、山下、栗原)
第6回
同上(5) タイミング・ベルトの交換(内海)
第7回
ジーゼル・エンジン整備検査(八塚、山下、栗原)
第8回
FR MT 車 クラッチの交換(八塚、山下、栗原)
第9回
MT 車 クラッチの整備検査(八塚、山下、栗原)
第10回 FF MT 車 MT の車脱・車載(八塚、山下、栗原)
第11回 FR AT 車 AT の車脱・車載(八塚、山下、栗原)
第12回 AT 車の整備検査(八塚、山下、栗原)
第13回 半浮動車軸懸架 デフの車脱・車載(内海)
第14回 全浮動車軸懸架 デフの車脱・車載(内海)
第15回 まとめ(八塚、山下)
※班に分け、各班別テーマを同時進行する。
定期試験
■準備学習等の指示■
特になし。
■回数ごとの授業内容■
第1回
オリエンテーション
第2回
自動車の歴史
第3回
自動車に関わる環境(自然環境・社会環境・顧客環境)
第4回
騒音振動と乗り心地
第5回
自動車の運動性能(蛇行性能、制動性能、旋回性能等)
第6回
足回り系要素(前車輪、後車輪、懸架装置、タイヤ等)
第7回
制動装置
第8回
動力伝達装置
第9回
自動車の安全技術(衝突安全技術)
第10回 自動車の安全技術(予防安全技術)
第11回 駆動用動力(従来エンジン、ハイブリッド、電気自動車等)
第12回 自動車駆動エネルギーの大変換期
第13回 自動車の地球温暖化対応
第14回 自動車の大気浄化対応
第15回 自動車の将来像
*4~8 の授業は自動車整備士必修授業
定期試験
■成績評価の方法・基準■
定期試験(60%)、出席状況(20%)、受講態度(20%)
■準備学習等の指示■
実習前に内容を把握してから受講することがのぞましい。
■成績評価の方法・基準■
期末試験、出席状況、受講態度、レポートの結果を総合的に評価
■使用テキスト■
『「自動車工学実習」で使用したテキスト』
■ 参考書
■使用テキスト■
■ 参考書 ■
『自動車工学概論』
竹花有也 理工学社
■
平成25年度 シラバス
授 業 科 目 名
単位数
機械工学実験Ⅱ
(Experiments in Mechanical
2
Engineering Ⅱ)
教員名
野西 利次 他
( 機械システム工学科 専門教育科目 )
対象学年
3TG1
授 業 科 目 名
キャリアデザインⅢ
(Career Design Ⅱ)
教員名
磯﨑 紀夫
単位数
対象学年
2
3T
■授業のねらい・概要■
機械工学実験Ⅰおよび自動車工学基礎実験に引き続き行うが、そ
のねらいとするところは同様である。内容はやや応用的なテ-マを
主体に編成している。
■授業のねらい・概要■
本講座は、企業の実態、エンジニアの実態、求められるエンジニア
像について講義を行うと同時に、講義を通じて受講学生のキャリア
デザイン構築を図ることを目的としている。グループワーク・グルー
プ討議・発表を取り入れた双方向の講義を実施する。
■授業(学習)の到達目標■
機械工学の基礎的な実験を行うことにより理解を深めるとともに、レ
ポ-ト作成の訓練により、科学的・工学的事実を正確に記述する力
を修得する。
■授業(学習)の到達目標■
自己の考えを持って受講し、他者の意見を取り入れつつ、自己の意
見をまとめ、発表できるレベルを目指す。講義を受講する中で、より
高い次元のエンジニアを目指すという目標設定の構築を図る。
■履修しておくことが望ましい科目等■
機械工学実験Ⅰ
■履修しておくことが望ましい科目等■
なし
■準備学習等の指示■
授業前に、配付プリントを読んでおくこと。
■準備学習等の指示■
新聞等でキャリア構築に役立つ記事を読んで考えをまとめておくこ
と。
■回数ごとの授業内容■
第1回
プリント配付および説明(小林)
第2回
受講生は複数のグル-プに分かれ、複数の実験の内
の一つを行う。各実験は同じ時間帯に行われ、それぞ
れの実験で1名の教員が指導する。(野西、真鍋、木村、
小林)
第3回
第2回と同じ
第4回
第2回と同じ
第5回
第2回と同じ
第6回
第2回と同じ
第7回
第2回と同じ
第8回
第2回と同じ
第9回
第2回と同じ
第10回 第2回と同じ
第11回 第2回と同じ
第12回 第2回と同じ
第13回 第2回と同じ
第14回 第2回と同じ
第15回 第2回と同じ
■成績評価の方法・基準■
実験態度ならびに報告書の内容により、総合的に評価する。
■回数ごとの授業内容■
第1回
オリエンテーション(講義スケジュール説明)、受講目標
設定(磯﨑紀夫)
第2回
技術系企業調査ワークシート作成(磯﨑紀夫)
第3回
エンジニア人脈構築の方策を考える(磯﨑紀夫)
第4回
製造業における正規雇用と非正規雇用の問題点(磯﨑紀夫)
第5回
日本市場が求める技術者人材とは(磯﨑紀夫)
第6回
技術者に求められるコミュニケーション能力を身につけ
る:基礎編(葛馬加奈)
第7回
技術者に求められるコミュニケーション能力を身につけ
る:実践編(葛馬加奈)
第8回
企業が求める技術者像(葛馬加奈)
第9回
エンジニアのためのキャリアデザインSWOT分析(磯﨑紀夫)
第10回 長所・短所・価値観からキャリアデザインを考える(磯﨑紀夫)
第11回 エンジニアに必要な社会人基礎力(磯﨑紀夫)
第12回 技術系企業が選考で重視する点(磯﨑紀夫)
第13回 幸福感を味わえる仕事と巡り合うために(磯﨑紀夫)
第14回 グループ討議(磯﨑紀夫)
第15回 レポート作成(磯﨑紀夫)
■使用テキスト■
『配布プリント』
■成績評価の方法・基準■
出席(20%)、講義中の発表(20%)、キャリアデザインシートの提
出(20%)、企業調査ワークシートの提出(10%)、最終回レポート
(30%)
■ 参考書
■使用テキスト■
■
■ 参考書
■
平成25年度 シラバス
授 業 科 目 名
人工知能
(Artificial Intelligence)
教員名
尾関 孝史
単位数
2
( 機械システム工学科 専門教育科目 )
対象学年
3TG1,TG2-1
(H23)
■授業のねらい・概要■
人工知能は、コンピュータの誕生とほぼ同時期に生まれた用語で
50 年以上の歴史がある。本講義では、人工知能という学問分野が
どのようなものであるかを説明し、どのような変化を遂げてきたかを
解説する。
■授業(学習)の到達目標■
人工知能のさまざまな用語を理解し、説明できること。
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし
■準備学習等の指示■
特になし
■回数ごとの授業内容■
第1回
人工知能の歴史
第2回
状態空間表現
第3回
状態空間探索(網羅的探索法)
第4回
状態空間探索(発見的探索法)
第5回
状態空間探索(ゲームにおける探索法)
第6回
プロダクションシステム
第7回
意味ネットワークとフレーム
第8回
述語論理とファジィ論理
第9回
知識メディアの知的処理
第10回 推論
第11回 機械学習
第12回 ニューラルネットワーク
第13回 進化的計算
第14回 知的エージェント
第15回 Web インテリジェント
定期試験
■成績評価の方法・基準■
期末試験により評価する
■使用テキスト■
『人工知能概論第 2 版ーコンピュータ知能から Web 知能まで』
荒屋真二 共立出版
■ 参考書
■
授 業 科 目 名
制御システム設計
(Design of Control Systems)
教員名
木村 純壮
単位数
2
対象学年
3TG1,TG2-1
(H23)
■授業のねらい・概要■
システム制御入門に引き続き,システム制御工学の基礎を講義す
る.ブロック線図,過渡応答,定常応答,周波数特性,フィードバッ
ク制御システムの安定性についてひとつずつ詳しく解説して行く.こ
れらは制御システム設計に必要な基礎知識である.システム制御
工学の全体的な枠組みに注意しながら,ひとつひとつの知識はもち
ろん,それらの有機的な関連性についても理解を深めてほしい.
■授業(学習)の到達目標■
ブロック線図の変換法則を理解し,変換操作を行うことができる.過
渡応答を理解し,説明したり,求めたりできる.周波数応答を理解し,
説明したり,求めたりできる.安定性を理解し,安定判別ができる.
■履修しておくことが望ましい科目等■
工業数学Ⅱ,システム制御入門
■準備学習等の指示■
システム制御入門の履修
■回数ごとの授業内容■
第1回
既習内容の整理,ラプラス変換と諸性質
第2回
部分分数展開,逆ラプラス変換
第3回
ブロック線図,ブロック線図の結合法則
第4回
ブロック線図の等価変換,ブロック線図操作演習
第5回
過渡応答,一次遅れ系のステップ応答,
第6回
二次系のステップ応答
第7回
フィードバックシステムの過渡応答・ステップ応答
第8回
一次遅れ系の比例制御と過渡応答,積分制御
第9回
周波数応答,周波数特性計算,
第10回 周波数伝達関数,ベクトル軌跡,ボード線図
第11回 周波数特性演習
第12回 安定性,特性解・極と安定性の関係
第13回 フィードバック制御系の安定性解析
第14回 ラウスの安定判別法,フルビッツの安定判別法
第15回 ナイキストの安定判別法
定期試験
■成績評価の方法・基準■
期末試験,課題レポート,出席状況による総合評価
■使用テキスト■
『基礎制御工学』
小林伸明 共立出版
■ 参考書
■
平成25年度 シラバス
授 業 科 目 名
エンジンシステム
(Engine System)
教員名
布施 守雄
( 機械システム工学科 専門教育科目 )
単位数
対象学年
2
3TG1
■授業のねらい・概要■
エンジンは現在に至るまで、目覚しい進歩と普及を遂げ、機械工学分
野をはじめ多くの学問分野を総合したシステムテクノロジーの所産
でもある。
本授業では、自動車用エンジンの構造,作動原理及び特徴について
基礎知識を学び、又、近年 開発・普及が進んでいるコモンレール式
ジーゼルエンジン、ガソリン直噴成層エンジン、ハイブリッドエンジン、
燃料電池等についても、基本構造,特徴,技術的な課題と将来展望
を学ぶ。
■授業(学習)の到達目標■
・内燃機関の熱力学的基本原理を理解できる。
・各種エンジンの基本構造・作動原理を理解できる。
・各種エンジンの歴史的改良経緯を理解できる。
・新旧各種エンジンの環境対応について理解できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
熱力学
■準備学習等の指示■
特になし
■回数ごとの授業内容■
第1回
オリエンテーション
第2回
自動車用エンジン概論
自動車用エンジンに要求される特性
第3回
内燃機関の熱効率、サイクルと熱効率
第4回
燃料 および 燃焼、エンジン性能
第5回
吸気 および 排気装置
第6回
火花点火機関(最適化マッチング)
第7回
火花点火機関(排ガス対応)
第8回
圧縮点火機関(最適化マッチング)
第9回
圧縮点火機関(排ガス対応)
第10回 内燃機関の環境対策
第11回 内燃機関の力学
第12回 潤滑油 および 潤滑法、内燃機関の冷却
第13回 新エンジン(ハイブリッドエンジン)
第14回 新エンジン(電気自動車)
第15回 新エンジン(燃料電池、水素エンジン)
定期試験
授 業 科 目 名
電気工学概論
(Fundamental Electrical
Engineering)
教員名
小林 正明
対象学年
2
3TG
■授業のねらい・概要■
本講義は、電気工学および電子工学の基礎である電気回路、電磁
気、電子回路とその応用分野について述べる。物理的な意味や考
え方を中心に、電子・電気工学の基礎的事項について講義を行う。
■授業(学習)の到達目標■
電気回路の基礎的な計算ができ、静電気、電磁気の基礎を理解す
ることができる。また、電子デバイスの特性や電子回路の構成を理
解し応用できることを目標とする。
■履修しておくことが望ましい科目等■
なし
■準備学習等の指示■
テキストの予習をしておくこと
■回数ごとの授業内容■
第1回
直流回路 *
第2回
オームの法則と直・並列回路 *
第3回
キルヒホッフの法則 *
第4回
消費電力と発生熱量 *
第5回
電気抵抗 *
第6回
直流回路の演習 *
第7回
磁気の基礎 *
第8回
電流と磁気
第9回
静電気の基礎
第10回 磁気静電機の演習
第11回 交流回路の基礎
第12回 交流回路の電圧・電流・電力
第13回 電子デバイス
第14回 電子回路
第15回 まとめ
(*)自動車整備士必修授業
定期試験
■成績評価の方法・基準■
期末試験、出席状況・受講態度・レポートの提出状況について総合
的に判断する。
■成績評価の方法・基準■
定期試験(60%)、出席状況(20%)、受講態度(20%
■使用テキスト■
『電気基礎(上)』
川島純一、斎藤広吉 共著
■使用テキスト■
■ 参考書
■ 参考書 ■
『改定内燃機関』
廣安博之 コロナ社
『二級ガソリン自動車 エンジン編』
日本自動車整備振興会連合会
『二級ジーゼル自動車 エンジン編』
日本自動車整備振興会連合会
単位数
■
東京電機大学出版局
平成25年度 シラバス
授 業 科 目 名
単位数
機械設計技術者試験対策講座
( Preparation Course for
2
Professional Mechanical Design
Engineer Examination)
教員名
木村 純壮・中東 潤 他
( 機械システム工学科 専門教育科目 )
対象学年
3TG1,TG2-1
(H23)
■授業のねらい・概要■
機械設計技術者は、社団法人日本機械設計工業会が認定する資
格であり、機械および装置の基本仕様に必要な計算、構成図の作
成等の基本設計業務を行える能力に達した者を対象としており、大
学生は3級の受験資格がある。この授業では、これまで学習した基
礎的な専門知識・技術を総合的に活用する力を身につけ、機械設
計技術者試験 3 級に合格することを目指す。
■授業(学習)の到達目標■
設計に必要な機械工学の知識・技術を身につける。
基礎的な専門知識・技術について総合的に活用できる。
基礎的な設計計算ができる。
機械設計技術者試験3級合格水準程度に到達する。
■履修しておくことが望ましい科目等■
要素設計学,強度設計学,機械力学,システム制御入門,機械材
料学,機能材料学,材料力学Ⅰ,流体工学,熱力学,熱エネルギ
ー工学(または伝熱工学),生産加工システム,機械設計製図基礎
■準備学習等の指示■
機械設計技術者試験 3 級の試験科目に相当する授業(上記参照)
の復習。本授業の予復習を充分行うこと。
■回数ごとの授業内容■
第1回
材料力学(1)、応力とひずみ
(真鍋)
第2回
材料力学(2)、ねじり、はり
(真鍋)
第3回
機械力学(1)、静力学
(野西)
第4回
機械力学(2)、動力学
(野西)
第5回
熱工学(1)、理想気体
(坂口)
第6回
熱工学(2)、サイクル、伝熱
(坂口)
第7回
流体工学(1)、流体静力学
(靍﨑)
第8回
流体工学(2)、流体動力学
(靍﨑)
第9回
制御工学
(木村)
第10回 工業材料
(中東)
第11回 工作法
(小林)
第12回 機構学・機械要素
(野西)
第13回 機械製図
(布施)
第14回 模擬テスト(1)、第 1~8 回の内容 (木村・中東)
第15回 模擬テスト(2)、第 9~13 回の内容 (木村・中東)
■成績評価の方法・基準■
機械設計技術者 3 級試験の申込者を評価対象とし、出席状況、授
業態度、提出物、模擬テストなど、総合的に評価する。
■使用テキスト■
■ 参考書
■
授 業 科 目 名
メカトロニクス
(Mechatronics)
教員名
木村 純壮
単位数
2
対象学年
3TG1,TG2-1
(H23)
■授業のねらい・概要■
機械工学(メカニクス)と電子工学(エレクトロニクス)の両分野の境
界で,新しくメカトロニクスと呼ばれる分野が開け,定着してきた.こ
れは,日本で生まれ,日本で育った言葉でもある.この分野の主な
目的は,機械の運動や動作を,電装装置を用いて自動的に,すば
やくかつ正確に操ることにある.このために必要な知識を講義して
行く.
■授業(学習)の到達目標■
メカトロニクスの概要や目的を理解し,応用例をあげて説明できる.
代表的機構を理解し,説明できる.代表的センサを理解し,説明で
きる.代表的アクチュエータを理解し,説明できる.コンピュータの
構成を理解し,簡単な制御プログラムを作成できる.
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし
■準備学習等の指示■
復習を充分行うこと
■回数ごとの授業内容■
第1回
メカトロニクスの概要・目的
第2回
応用例 1 ヒューマノイドロボット
第3回
応用例 2 ハイブリッド自動車
第4回
機構1 機構の役割,機構の入出力
第5回
機構2 各種代表的機構
第6回
センサ 1 センサ仕様・特性,測定量
第7回
センサ 2 各種代表的センサ
第8回
センサ3 デジタルエンコーダ,演習
第9回
アクチュエータ1 アクチュエータの概要,DC モータ
第10回 アクチュエータ2 ソレノイド,油空圧シリンダ
第11回 計測電子回路 1 OP アンプについて
第12回 計測電子回路 2 負帰還増幅回路
第13回 コンピュータの構成・機能
第14回 アセンブリ言語と制御プログラミング
第15回 ロボットの運動学・運動制御
定期試験
■成績評価の方法・基準■
期末試験,課題レポート,出席状況による総合評価
■使用テキスト■
『メカトロニクス入門』
土谷武士,深谷健一
■ 参考書
■
森北出版
平成25年度 シラバス
授 業 科 目 名
単位数
エンジンデザイン
2
(Engine Design)
教員名
布施 守雄 他
( 機械システム工学科 専門教育科目 )
対象学年
3TG1,TG2-1
(H23)
■授業のねらい・概要■
機械部品を設計するためには、強度面からの要求,幾何学的制約
などをトータルに配慮して、最適部品を設計して製図することが重
要である。
本講義では、与えられた基本仕様を基に自動車エンジンの連接棒
を、強度,振動,潤滑などを検討しながら、極力、小型軽量化された
最適形状に設計する。
さらに、3次元CAD を活用して、周辺部品との干渉を回避しながら、
最終形状を決定し、図面化する。
■授業(学習)の到達目標■
・機械部品の設計のため、幅広い工学知識が応用できる。
・自らの工学知識と判断で機械部品を最適設計できる。
・設計した機械部品を3次元CAD化することができる。
・設計した機械部品をCAEにより、構造解析できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
材料力学Ⅰ、熱力学、デジタルドローイング、CAD/CAM システム、
デジタルデザインⅠ
■準備学習等の指示■
3次元CADの基本操作を習得しておくこと。
■回数ごとの授業内容■
第1回
オリエンテーション(布施)
第2回
ピストン & ピストンピンの形状・強度の検討(布施)
第3回
連接棒小端部の形状・強度の検討(布施)
第4回
連接棒桿部の形状・強度の検討(布施)
第5回
クランクシャフトの形状・強度の検討(布施)
第6回
連接棒大端部の形状・強度の検討、連接棒形状の決定(布施)
第7回
3 次元CAD による連接棒大端部のモデリング(中東、坂口)
第8回
3 次元CAD による連接棒小端部のモデリング(中東、坂口)
第9回
3次元CADによる連接棒全体のモデリング(中東、坂口)
第10回 3 次元CAD による連接棒周辺部品のモデリング(中東、坂口)
第11回 3 次元 CAD による部品干渉チェック(中東、坂口)
第12回 CAE による構造解析(データ入力)(坂口、中東)
第13回 CAE による構造解析(応用分布把握)(坂口、中東)
第14回 CAD による図面作成(2次元化)(坂口、中東)
第15回 CAD による図面作成(図面の仕上げ)(坂口、中東)
定期試験
■成績評価の方法・基準■
定期試験(30%)、レポート(50%)、出席状況(20%)
■使用テキスト■
■ 参考書 ■
『Windows 版 機械設計演習』
今市・靍崎 他 共立出版
『エンジン ガソリン/ディーゼル』
齊藤・若林 オーム社
授 業 科 目 名
メカニカルデザイン
(Mechanical Design)
教員名
靍﨑 展
単位数
対象学年
2
3TG1
■授業のねらい・概要■
機械工学における基礎力学と機械設計との関わりについて学ぶ。
力学を活用する設計問題につき、演習を行う。また必要に応じて
CAE ソフトウエアーを利用する。この授業は、設計開発エンジニアに
とっては必須の科目であるが、機械システムの一般ユーザにも有
用である。
■授業(学習)の到達目標■
機械工学における基礎力学と設計との結びつきについて理解を深
めるとともに、基本的な機械要素の設計ができる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
材料力学Ⅰ、流体工学、流体機械システム
■準備学習等の指示■
材料力学、流体工学の基礎知識を復習しておくこと。ターボデジタ
ルデザイン(デジタルデザインⅡ)で使う教科書を併用する。
■回数ごとの授業内容■
第1回
材料力学の活用(力のつりあい)
第2回
材料力学の活用(引張り・圧縮応力、ひずみ)
第3回
材料力学の活用(せん断応力、曲げ応力)
第4回
機械構造物の設計(引張りと圧縮に対する強度設計)
第5回
機械構造物の設計演習(引張りと圧縮の問題)
第6回
機械構造物の設計(曲げに対する強度設計)
第7回
機械構造物の設計演習(曲げの問題)
第8回
流体力学の活用 (静水力学の応用)
第9回
流体機器の設計(静水力学の応用)
第10回 流体力学の活用(動水力学の応用)
第11回 流体機器の設計(動水力学の応用)
第12回 回転軸系の設計(ポンプ軸の強度設計)
第13回 回転軸系の設計(ベアリングの選定)
第14回 回転軸系の設計(危険速度)
第15回 回転軸系の設計演習
定期試験
■成績評価の方法・基準■
出席状況、受講態度、提出物、定期試験等による総合評価
■使用テキスト■
■ 参考書 ■
『Windows 版機械設計演習』
今市・前田・村上・靍﨑 共立出版
平成25年度 シラバス
授 業 科 目 名
メカニカルCAE
(Mechanical CAE)
教員名
坂口 勝次
( 機械システム工学科 専門教育科目 )
単位数
対象学年
2
3TG1
■授業のねらい・概要■
機械システム工学科の教育プログラム(カリキュラム・マップ)に基
づき、本授業では機械工学の応用知識・実践的技術の習得と専門
力・実践力の向上を目指す。具体的には、製造業界における機械
設計業務に必要な 3 次元 CAE を活用する上で最低限習得すべき
CAE の基礎的内容,解析結果の分析および設計評価の方法につ
いて実践的に学ぶ。
■授業(学習)の到達目標■
材料力学の基礎知識を活用して機械強度設計ができる。
3次元 CAE で基礎的な解析技術を身につける。
3次元 CAE の解析結果を分析・評価できる。
情報機器を用いて技術レポートを作成できる。
授 業 科 目 名
バイオデザイン
(Bio Design)
教員名
靍﨑 展 他
単位数
対象学年
2
3TG1(H23)
■授業のねらい・概要■
この講義は次の四つの内容から成り立っている。(1)生体内における
血液の流れと人工心臓ポンプ、(2)生体における熱および物質移動
現象、(3)生体における電気信号と運動の計測法、計測データの処
理方法、制御システム設計、(4)材料力学と生体材料・機器設計で
ある。これにより、人工臓器開発、福祉工学、スポーツ工学分野に
おける基礎知識を身につけ、この分野における物づくり(設計)に活
かすことができる。
■授業(学習)の到達目標■
バイオメカニクスに関する幅広い知識を身につけ、この分野におけ
る物づくり(設計)に応用できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
材料力学Ⅰ,要素設計学,デジタルデザインⅠ
■履修しておくことが望ましい科目等■
流体工学、熱力学、熱エネルギー工学(または伝熱工学)、システ
ム制御入門、材料力学Ⅰ
■準備学習等の指示■
材料力学や機械設計の基礎的事項を理解し、3 次元CAD の基本
的な操作法を習得しておくこと。
■準備学習等の指示■
材料力学、熱工学、流体工学、制御工学の基礎知識を復習してお
くこと。
■回数ごとの授業内容■
第1回
機械設計と3次元 CAD/CAE の概要
第2回
機械設計の基礎
第3回
材料力学の基礎(1),応力,曲げ
第4回
機械設計基礎演習(1),応力
第5回
材料力学の基礎(2),はりのたわみ
第6回
機械設計基礎演習(2),安全率
第7回
解析手法の概説と CAE 基本操作法
第8回
解析と分析(1),片持ちはり
第9回
FEM による実用解析
第10回 メッシュコントロール
第11回 解析と分析(2),応力集中緩和
第12回 感度解析
第13回 解析と分析(3),固有値問題
第14回 パラメトリック解析
第15回 まとめ
■回数ごとの授業内容■
第1回
バイオ流れ学の基礎(靍﨑)
第2回
血液の特性と流れ学(靍﨑)
第3回
人工心臓ポンプの特性(靍﨑)
第4回
人工心臓ポンプの基本設計(靍﨑)
第5回
生体の熱機構(坂口)
第6回
バイオ伝熱学の基礎(坂口)
第7回
生体と熱環境(坂口)
第8回
熱環境設計の基礎(坂口)
第9回
生体情報・電気信号の例・種類,測定データ(木村)
第10回 生体電気信号の特性,周波数解析,演習(木村)
第11回 生体信号計測方法,生体アンプの設計(木村)
第12回 ヒューマンモーションアナリシス(木村)
第13回 材料力学と生体材料・機器設計(骨格系)(山田)
第14回 材料力学と生体材料・機器設計(軟組織)(山田)
第15回 材料力学と生体材料・機器設計(血管系)(山田)
定期試験
■成績評価の方法・基準■
設計計算レポート、CAE 解析レポート、授業態度など、総合的に評
価する。
■使用テキスト■
『機械強度設計のための CAE 入門 -有限要素法活用のノウハウ
-』
栗山好夫・笹川宏之 東京電機大学出版局
■ 参考書 ■
『CAD/CAE で学ぶ実践機械設計』
創造的設計研究会編 工業調査会
『構造解析のための有限要素法実践ハンドブック』
岸 正彦 森北出版
■成績評価の方法・基準■
出席状況、受講態度、定期試験等による総合評価
■使用テキスト■
■ 参考書
■
平成25年度 シラバス
授 業 科 目 名
単位数
ターボデジタルデザイン
2
(Turbo Digital Design)
教員名
靍﨑 展・坂口 勝次
( 機械システム工学科 専門教育科目 )
対象学年
3TG1(~H22)
■授業のねらい・概要■
遠心形ターボ機械を設計例題としてとりあげる。各人に与えられた
仕様に基づいて羽根車と主軸の設計を行い、さらに三次元 CAD ツ
ールを用いて、羽根車と主軸の三次元モデリングを行う。また光造
型機を用いて、設計した羽根車を試作する。この授業では、機械工
学の専門科目で修得した基礎知識を総合的に活用する方法を学
ぶとともに、三次元 CAD ツールによるモデリングの手法と、光造型
機によるラピッドプロトタイピングの手法を学ぶ。この授業は、設計開
発エンジニアにとっては必須の科目であるとともに、機械システムの
一般ユーザにも有用である。
■授業(学習)の到達目標■
機械工学における基礎知識の活用方法を学ぶとともに、最先端の
デザインテクノロジーを修得できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
流体工学、流体機械システム
■準備学習等の指示■
Pro/E の基本操作法を習得していること。
■回数ごとの授業内容■
第1回
遠心ポンプ概説、設計の基礎(靍﨑、坂口)
第2回
羽根車輪郭の設計法(講義)(靍﨑、坂口)
第3回
羽根車輪郭の設計(演習)(靍﨑、坂口)
第4回
羽根曲線、主軸径、キー溝の設計法(講義)(靍﨑、坂口)
第5回
羽根曲線、主軸径、キー溝の設計(演習)(靍﨑、坂口)
第6回
羽根車の 3D モデリング(概説)(靍﨑、坂口)
第7回
羽根車の 3D モデリング(演習)(靍﨑、坂口)
第8回
羽根車の 3D モデリングと羽根車設計書完成 (靍﨑、坂口)
第9回
羽根車設計書・図面提出(靍﨑、坂口)
第10回 ポンプ主軸の強度設計法、軸受けの選定法(講義)(靍
﨑、坂口)
第11回 ポンプ主軸の強度設計(演習)、羽根車の光造形(靍﨑、
坂口)
第12回 軸受けの選定(演習)、羽根車の光造形(靍﨑、坂口)
第13回 ポンプ主軸の 3D モデリング(概説)(靍﨑、坂口)
第14回 ポンプ主軸の 3D モデリング(演習)(靍﨑、坂口)
第15回 ポンプ主軸設計書・図面提出(靍﨑、坂口)
■成績評価の方法・基準■
出席状況、受講態度、提出物による総合評価
■使用テキスト■
『Windows 版、機械設計演習』
今市・前田・村上・靍﨑 共立出版
■ 参考書
■
授 業 科 目 名
単位数
ロボットデザイン
2
(Robot Design)
教員名
野西 利次 他
対象学年
3TG1(H23)
■授業のねらい・概要■
数名のグループ毎に自由な発想に基づいて課題ロボットを設計・製
作することによって創造力を養い、機械の設計技術およびメカトロニ
クスや制御工学などに関する知識・技術を活用する力をつけるとと
もに、チームワーク力やプレゼンテーション能力も高めていく。
■授業(学習)の到達目標■
アイデアを創出できる。
専門知識・技術を設計・製作に活用できる。
グループワークに積極的に取り組み、責任ある行動ができる。
プレゼンテーション技法を用いて発表ができる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
材料力学、機械設計学、機械製図、機械製作法
■準備学習等の指示■
材料力学、機械設計学、機械製図、機械製作法の基本的事項およ
び 3 次元 CAD の基本的操作法を復習しておくこと。メカトロニクスの
予復習をしておくこと。
■回数ごとの授業内容■
第1回
全体説明(小林)(発表会以外では各回教員 1 名担当)
第2回
ロボット設計(1)、構想設計(靍﨑)
第3回
ロボット設計(2)、基本設計(中東)
第4回
ロボット設計(3)、詳細設計(坂口)
第5回
ロボット設計(4)、設計レビュー(木村)
第6回
中間発表会(全教員)
第7回
ロボット製作(1)、工程設計(真鍋)
第8回
ロボット製作(2)、ベース主要部分の部品加工(布施)
第9回
ロボット製作(3)、ベース詳細部分の部品加工(野西)
第10回 ロボット製作(4)、ベース組み立て(真鍋)
第11回 ロボット製作(5)、機構主要部分の部品加工(木村)
第12回 ロボット製作(6)、機構詳細部分の部品加工(中東)
第13回 ロボット製作(7)、機構組み立て(坂口)
第14回 ロボット動作調整、試運転(小林)
第15回 ロボットコンテスト(全教員)
■成績評価の方法・基準■
演習態度、報告書、発表会のプレゼンテーション、発表会の評価結
果、図面および作品評価など、総合的に評価する。
■使用テキスト■
■ 参考書
■
平成25年度 シラバス
授 業 科 目 名
単位数
自動車工学基礎実験Ⅱ
(Experiments in Automotive
2
EngineeringⅡ)
教員名
野西 利次 他
( 機械システム工学科 専門教育科目 )
対象学年
3TG2
■授業のねらい・概要■
機械工学実験Ⅰおよび自動車工学基礎実験に引き続き行うが、そ
のねらいとするところは同様である。内容はやや応用的なテ-マを
主体に編成している。
■授業(学習)の到達目標■
機械工学の基礎的な実験を行うことにより理解を深めるとともに、レ
ポ-ト作成の訓練により、科学的・工学的事実を正確に記述する力
を修得する。
■履修しておくことが望ましい科目等■
自動車工学基礎実験Ⅰ
■準備学習等の指示■
授業前に、配付プリントを読んでおくこと。
■回数ごとの授業内容■
第1回
プリント配付および説明(小林)
第2回
受講生は複数のグル-プに分かれ、複数の実験の内
の一つを行う。各実験は同じ時間帯に行われ、それぞ
れの実験で1名の教員が指導する。(野西、真鍋、木村、
小林)
第3回
第2回と同じ
第4回
第2回と同じ
第5回
第2回と同じ
第6回
第2回と同じ
第7回
第2回と同じ
第8回
第2回と同じ
第9回
第2回と同じ
第10回 第2回と同じ
第11回 第2回と同じ
第12回 第2回と同じ(1~12:自動車整備士必修科目(八塚))
第13回 第2回と同じ
第14回 第2回と同じ
第15回 第2回と同じ
■成績評価の方法・基準■
実験態度ならびに報告書の内容により、総合的に評価する。
■使用テキスト■
『配布プリント』
■ 参考書
■
授 業 科 目 名
自動車エンジン
(Automobile Engine)
教員名
布施 守雄
単位数
対象学年
2
3TG2
■授業のねらい・概要■
エンジンは現在に至るまで、目覚しい進歩と普及を遂げ、機械工学
分野をはじめ多くの学問分野を総合したシステムテクノロジーの所
産でもある。
本授業では、自動車用エンジンの構造,作動原理及び特徴につい
て基礎知識を学び、また、近年 開発・普及が進んでいるコモンレー
ル式ジーゼルエンジン、ガソリン直噴成層エンジン、ハイブリッドエン
ジン、燃料電池等についても、基本構造,特徴,技術的な課題と将来
展望を学ぶ。
■授業(学習)の到達目標■
・内燃機関の熱力学的基本原理を理解できる。
・各種エンジンの基本構造・作動原理を理解できる。
・各種エンジンの歴史的改良経緯を理解できる。
・新旧各種エンジンの環境対応について理解できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
熱力学
■準備学習等の指示■
特になし
■回数ごとの授業内容■
第1回
オリエンテーション
第2回
自動車用エンジン概論
自動車用エンジンに要求される特性
第3回
内燃機関の熱効率、サイクルと熱効率
第4回
燃料 および 燃焼、エンジン性能
第5回
吸気 および 排気装置
第6回
火花点火機関(最適化マッチング)
第7回
火花点火機関(排ガス対応)
第8回
圧縮点火機関(最適化マッチング)
第9回
圧縮点火機関(排ガス対応)
第10回 内燃機関の環境対策
第11回 内燃機関の力学
第12回 潤滑油 および 潤滑法、内燃機関の冷却
第13回 新エンジン(ハイブリッドエンジン)
第14回 新エンジン(電気自動車)
第15回 新エンジン(燃料電池、水素エンジン)
定期試験
■成績評価の方法・基準■
定期試験(60%)、出席状況(20%)、受講態度(20%
■使用テキスト■
■ 参考書 ■
『改定内燃機関』
廣安博之 コロナ社
『二級ガソリン自動車 エンジン編』
日本自動車整備振興会連合会
『二級ジーゼル自動車 エンジン編』
日本自動車整備振興会連合会
平成25年度 シラバス
授 業 科 目 名
自動車力学
(Car Dynamics)
教員名
野西 利次
( 機械システム工学科 専門教育科目 )
単位数
対象学年
2
3TG2
■授業のねらい・概要■
自動車の設計では広範囲にわたる力学の知識が必要となる。また、
自動車の整備においても、力学の知識を持っていなければ、完全
な整備を行うことができない。本講義では、初め力学の基礎的分野
について説明し、つぎに自動車工学において一般的な力学問題に
ついて講述する。
■授業(学習)の到達目標■
自動車工学における力学上の基礎的問題を理解し、その解決法を
身につけさせる。
授 業 科 目 名
自動車の強度
(Strength of Automobiles)
教員名
布施 守雄
単位数
対象学年
2
3TG2
■授業のねらい・概要■
自動車はあらゆる材料があらゆる条件下で酷使されている商品と
言うことができる。したがって、自動車自体の強度 および その評
価法を学習していくことで、自動車を構成している種々の材料の特
性や強度、その評価法を学んでいくことができる。
更に、長期間使用される自動車を考える上で重要な耐久信頼性
の確保・確認方法についても学ぶ。
■履修しておくことが望ましい科目等■
環境自動車工学
■授業(学習)の到達目標■
・自動車に作用する荷重・圧力について理解できる。
・自動車に必要な各種材料の強度等特性を理解できる。
・各材料の改良経緯と自動車の発達の関係を理解できる。
・自動車の強度を確認するための各種試験を理解できる。
■準備学習等の指示■
授業の前に、テキストを読んで、予習しておく必要がある。
■履修しておくことが望ましい科目等■
材料力学Ⅰ、機械材料学
■回数ごとの授業内容■
第1回
力学の基礎、力
第2回
力学の基礎、速度、加速度
第3回
力学の基礎、運動方程式
第4回
自動車の運動と外力
第5回
空気力と空力特性
第6回
タイヤの力学的特性、ころがり抵抗
第7回
タイヤの力学的特性、制動力と駆動力
第8回
自動車の走行抵抗
第9回
エンジンの駆動力
第10回 エンジンの特性
第11回 加速性能
第12回 ブレ-キの力学
第13回 ブレ-キの性能
第14回 定常円旋回運動
第15回 加速、減速時の運動 (1~15:自動車整備士必修科目)
定期試験
■準備学習等の指示■
特になし。
■成績評価の方法・基準■
レポ-トおよび期末試験
■使用テキスト■
『自動車力学』
景山克三・景山一郎
■ 参考書
■
理工図書
■回数ごとの授業内容■
第1回
オリエンテーション
第2回
自動車の歴史 および 要求される諸条件と性能
第3回
自動車の使用環境
第4回
自動車が受ける力
第5回
自動車を構成する材料
第6回
金属材料の特性(静的強度、動的・衝撃強度、疲労強
度等)
第7回
金属材料の破損と破壊
第8回
金属材料の評価試験方法
第9回
非金属材料の特性
第10回 非金属材料の破損と破壊
第11回 非金属材料の評価試験方法
第12回 自動車 および 主要コンポーネントの強度
第13回 自動車 および 主要コンポーネントの評価試験方法
第14回 安全性と快適性
第15回 まとめ *1~15 回の全授業が自動車整備士必修授業
定期試験
■成績評価の方法・基準■
定期試験(60%)、出席状況(20%)、受講態度(20%)
■使用テキスト■
■ 参考書 ■
『自動車の強度保証と耐久性』
酒井敏光 工業調査会
『自動車の強度』
式田昌弘・金山幸雄 山海堂
平成25年度 シラバス
授 業 科 目 名
単位数
EV創作
2
(Electric Vehicle Manufacturing)
教員名
野西 利次 他
( 機械システム工学科 専門教育科目 )
対象学年
3TG2(H23)
■授業のねらい・概要■
グループで EV(電気自動車)の車体を設計・製作し、EV を完成させ
ることによって創造力を養い、自動車技術において要求される設
計・製作技術、各機構の仕組みをよく理解するとともに設計・製作力
を養い、チームワーク力やプレゼンテーション能力も高めていく。
■授業(学習)の到達目標■
アイデアを創出できる。
専門知識・技術を設計・製作に活用できる。
グループワークに積極的に取り組み、責任ある行動ができる。
プレゼンテーション技法を用いて発表ができる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
自動車構造、機械設計学、機械製図、機械製作法
■準備学習等の指示■
自動車構造、機械設計学、機械製図、機械製作法の基本的事項を
復習しておくこと。
■回数ごとの授業内容■
第1回
全体説明(小林、山下)
第2回
車体設計(1)、構想設計(*) (小林)
(*)自動車整備士養成課程にも適用
第3回
車体設計(2)、基本設計(*) (小林)
第4回
車体設計(3)、詳細設計(*) (小林)
第5回
車体工程設計(*) (小林)
第6回
中間発表会(全教員)
第7回
車体製作(1)、車体下部ベース溶接(*)
第8回
車体製作(2)、車体下部補強溶接 (*)
第9回
車体製作(3)、車体下部詳細溶接(*)
第10回 車体製作(4)、車体上部主要部溶接(*)
第11回 車体製作(5)、車体上部詳細溶接(*)
第12回 車体製作(6)、電気回路の組み付け(*)
第13回 車体製作(7)、車体周辺部品の組み付け(*)
第14回 EV 調整、試走(*) (*)自動車整備士必修授業
(第7回~第 14 回は小林、八塚、山下、栗原、藏野が
担当する)
第15回 完成発表会・実験走行(全教員)
■成績評価の方法・基準■
演習態度、報告書、発表会のプレゼンテーション、発表会の評価結
果、図面および作品評価など、総合的に評価する。
授 業 科 目 名
カーエレクトロニクス
(Automotive Electronics)
教員名
布施 守雄
単位数
対象学年
2
3TG2
■授業のねらい・概要■
自動車にはさまざまな電装品、電子制御システムが搭載されて
いる。これらの基本構造、作動原理および機能等について基礎知
識を習得する。
また近年、先進安全システムや情報通信機器など高度な電子機
器が自動車に搭載されてきているため,これらについても機能、構
造、課題、将来展望について学ぶ。
■授業(学習)の到達目標■
・自動車と電子制御相互の発達の関係を理解できる。
・自動車用各電子制御の基本システムを理解できる。
・自動車用電子制御システムの作動・機能を理解できる。
・自動車関係の情報通信機器の作動・機能を理解できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
自動車エンジン、エンジンシステム
■準備学習等の指示■
特になし。
■回数ごとの授業内容■
第1回
オリエンテーション
第2回
自動車エレクトロニクス概論
第3回
AV、ナビ、表示装置の構造、作動、機能
第4回
情報通信による車両制御
第5回
電子制御の概念、基本構成
第6回
ECUの構成、機能
第7回
各種電池の構造、作動、機能
第8回
センサーの種類、構造、作動、機能
第9回
アンチロックブレーキシステム
第10回 トラクションコントロールシステム
第11回 エンジン制御(点火時期・空燃比)
第12回 エンジン制御(排ガス浄化)
第13回 トランスミッション制御
第14回 エアバッグシステム
第15回 先進安全システム(予防安全)
*1~15 の全授業が自動車整備士必修授業
定期試験
■成績評価の方法・基準■
定期試験(60%)、出席状況(20%)、受講態度(20%)
■使用テキスト■
■使用テキスト■
■ 参考書
■
■ 参考書 ■
『カーエレクトロニクス』
志賀拡・水谷集治 山海堂
『二級ガソリン自動車 二級ジーゼル自動車 シャシ編』
日本自動車整備振興会連合会
『二級ガソリン自動車 エンジン編』
日本自動車整備振興会連合会
『二級ジーゼル自動車 エンジン編』
日本自動車整備振興会連合会
平成25年度 シラバス
授 業 科 目 名
単位数
自動車整備検査実習Ⅱ
(Automotive Adjustment and
2
Maintenance Practices Ⅱ)
教員名
真鍋 圭司 他
( 機械システム工学科 専門教育科目 )
対象学年
3TG2-2(H2
3)
■授業のねらい・概要■
自動車の整備検査に関し、社会で通用する技能の習得をめざす
■授業(学習)の到達目標■
(1)車検整備に関し、標準的な整備検査法を習得する
(2)車両整備検査における安全作業のやり方を体得する
授 業 科 目 名
自動車整備工学
(Automobile Engineering for
Inspection and Service)
教員名
小林 正明
単位数
対象学年
2
3TG2-2(H2
3)
■授業のねらい・概要■
自動車技術者として自動車整備技術に必要な基礎的知識を習得
する。自動車整備検査実習で行う実習効果を高めるために自動車
部品、ユニットの構造、機能、検査・整備方法の基本を学習する。ま
た、自動車整備に関わる法律の概要を開設する。
■履修しておくことが望ましい科目等■
自動車工学実習Ⅰ、Ⅱ、自動車構造Ⅰ、Ⅱ,自動車整備検査実習
Ⅰ
■授業(学習)の到達目標■
工学的理論に基づいた自動車の基礎整備技術を習得し、自動車部
品、ユニットの構造、検査・整備方法を理解することを目標としてい
る。
■準備学習等の指示■
実習前に、内容を把握してから受講することが望ましい。
■履修しておくことが望ましい科目等■
なし
■回数ごとの授業内容■
第1回
サスペンションの整備検査 (1)(栗原)
第2回
サスペンションの整備検査 (2)(栗原)
第3回
ホイール・ステアリング装置(1)(八塚)
第4回
ホイール・ステアリング装置(2)(八塚)
第5回
ホイール・アライメント装置(1)(山下)
第6回
ホイール・アライメント装置(2)(山下)
第7回
ブレーキ装置(内海)
第8回
シャシ電装(内海)
第9回
4輪駆動装置(八塚)
第10回 動力測定、音の評価(八塚)
第11回 ボディの整備点検(栗原)
第12回 車検(1)(内海)
第13回 車検(2)(内海)
第14回 エアコン、バッテリ(八塚)
第15回 まとめ(八塚、山下)
※班に分け、各班別テーマを同時進行する。
定期試験
■準備学習等の指示■
テキストの予習をしておくこと
■成績評価の方法・基準■
期末試験、出席状況、受講態度、レポートの結果を総合的に評価
■使用テキスト■
『「自動車工学実習」で使用したテキスト』
■ 参考書
■
■回数ごとの授業内容■
第1回
ガソリンエンジンの点検・整備(本体) *
第2回
ガソリンエンジンの点検・整備(潤滑系、冷却系、吸排気
系) *
第3回
ガソリンエンジンの点検・整備(電気系) *
第4回
ジーゼルエンジンの点検・整備(本体) *
第5回
エンジンの故障診断(自己診断機能) *
第6回
バッテリの構造と点検・整備 *
第7回
駆動系の点検・整備 *
第8回
ホイール及びタイヤの構造と点検・整備 *
第9回
ホイールアライメントの点検・整備 *
第10回 ブレーキの点検・整備 *
第11回 燃料及び潤滑剤 *
第12回 自動車整備と法規(道路運送車両法) *
第13回 自動車整備と法規(自動車点検基準) *
第14回 自動車整備と法規(保安基準) *
第15回 まとめ
(*)自動車整備士必修授業
定期試験
■成績評価の方法・基準■
期末試験、出席状況・受講態度・レポートの提出状況について総合
的に判断する。
■使用テキスト■
『自動車工学実習等で使用した自動車整備士養成課程教科書』
■ 参考書
■
平成25年度 シラバス
授 業 科 目 名
バイオメカニクス
(Biomechanics)
教員名
靍﨑 展
( 機械システム工学科 専門教育科目 )
単位数
対象学年
2
3TG1(~H22)
■授業のねらい・概要■
この講義は次の四つの内容から成り立っている。(1)生体内における
血液の流れと人工心臓ポンプ、(2)生体における熱および物質移動
現象、(3)生体における電気信号と運動の計測法、計測データの処
理方法、制御システム設計、(4)材料力学と生体材料・機器設計で
ある。これにより、人工臓器開発、福祉工学、スポーツ工学分野に
おける基礎知識を身につけ、この分野における物づくり(設計)に活
かすことができる。
■授業(学習)の到達目標■
バイオメカニクスに関する幅広い知識を身につけ、この分野におけ
る物づくり(設計)に応用できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
流体工学、熱力学、熱エネルギー工学(または伝熱工学)、システ
ム制御入門、材料力学Ⅰ
■準備学習等の指示■
材料力学、熱工学、流体工学、制御工学の基礎知識を復習してお
くこと。
■回数ごとの授業内容■
第1回
バイオ流れ学の基礎(靍﨑)
第2回
血液の特性と流れ学(靍﨑)
第3回
人工心臓ポンプの特性(靍﨑)
第4回
人工心臓ポンプの基本設計(靍﨑)
第5回
生体の熱機構(坂口)
第6回
バイオ伝熱学の基礎(坂口)
第7回
生体と熱環境(坂口)
第8回
熱環境設計の基礎(坂口)
第9回
生体情報・電気信号の例・種類,測定データ(木村)
第10回 生体電気信号の特性,周波数解析,演習(木村)
第11回 生体信号計測方法,生体アンプの設計(木村)
第12回 ヒューマンモーションアナリシス(木村)
第13回 材料力学と生体材料・機器設計(骨格系)(山田)
第14回 材料力学と生体材料・機器設計(軟組織)(山田)
第15回 材料力学と生体材料・機器設計(血管系)(山田)
定期試験
■成績評価の方法・基準■
出席状況、受講態度、定期試験等による総合評価
授 業 科 目 名
環境工学
(Environmental Engineering)
教員名
栗延 俊太郎
2
4TG
■授業(学習)の到達目標■
地球環境と日本の環境における問題や対策を理解し、電子・電気
工学と機械工学で必要とされる環境工学を体系的に理解すること
を目標とする。
■履修しておくことが望ましい科目等■
物理学
■準備学習等の指示■
環境の変化は速く、その対策技術も急速に進んでいる。新聞などを
良く読み、社会と環境の関係を良く理解しておくことが重要である。
■回数ごとの授業内容■
第1回
環境工学について
第2回
地球温暖化の概要
第3回
地球温暖化と技術
第4回
オゾン層の保護
第5回
水質汚濁とその指標
第6回
水処理技術
第7回
大気汚染とその指標
第8回
大気汚染防止技術
第9回
循環型社会
第10回 廃棄物処理技術
第11回 電子・電気工学と環境
第12回 自動車と環境
第13回 環境とエネルギー
第14回 再生可能エネルギー
第15回 まとめ
定期試験
■成績評価の方法・基準■
試験およびレポートにより評価する。
■使用テキスト■
『環境工学入門』
鍋島淑郎 森棟隆昭 是松孝治
■ 参考書
■
対象学年
■授業のねらい・概要■
電子工学や機械工学の分野において、製品の循環利用を考慮した
製品の設計や製造が必要となってきている。本講義では、地球環
境の現状やその対策について学習し、その後、循環型社会や環境
とエネルギーなどについて学習する。
■使用テキスト■
■ 参考書
単位数
■
産業図書
平成25年度 シラバス
授 業 科 目 名
感性デザイン
(KANSEI Design、日本感性工学
会の英文表記に基づく)
教員名
靍﨑 展 他
( 機械システム工学科 専門教育科目 )
単位数
対象学年
2
4TG1
■授業のねらい・概要■
工業製品に対して、人の感性を視点にいれた意匠設計が行われて
いれば、その製品の価値は格段に高まる。この授業では、意匠設計
に関する手法を各自の独創的な演習という形で学ぶ。テーマとして
設定された工業製品に対して、各自の感性を生かした曲面形状の
モデリングを行うとともに、構造解析を行い、強度上の検討も行う。こ
の授業の一部として、プロダクトデザイン分野において著名な専門家
を招き、デザイン手法に関して学ぶことも計画している。この授業は
主として自主制作により進める。
■授業(学習)の到達目標■
プロダクトデザインの専門家から実際的なデザイン手法に関して学
び、それと各自の持つ3Dモデリング能力を融合させて、独創的な
意匠設計を行うことができる。新しい開発設計技術者としての能力
を高めることができる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
デジタルデザイン
■準備学習等の指示■
Pro/E の基本操作法を習得しておくこと。
■回数ごとの授業内容■
第1回
全体説明,曲面形状のモデリング概説(靍﨑、坂口、中東)
第2回
モデルイメージのスケッチ作製(靍﨑、坂口、中東)
第3回
プロダクトデザインの概念(靍﨑、坂口、中東、山本)
第4回
プロダクトデザインの手法(靍﨑、坂口、中東、山本)
第5回
モデルイメージのスケッチ完成(靍﨑、坂口、中東)
第6回
Pro/E によるモデリング、構想(自主制作、計3回)(靍
﨑、坂口、中東)
第7回
Pro/E によるモデリング、表現(自主制作、計3回)(靍
﨑、坂口、中東)
第8回
Pro/E によるモデリング、修正(自主制作、計3回)(靍
﨑、坂口、中東)
第9回
中間発表(靍﨑、坂口、中東)
第10回 モデルデザインの改善(自主制作、計2回)(靍﨑、坂口、
中東)
第11回 モデルデザインの検査(自主制作、計2回)(靍﨑、坂口、
中東)
第12回 モデルの強度解析(3 次元 CAE、計2回)(靍﨑、坂口、
中東)
第13回 モデルの干渉解析(3 次元 CAE、計2回)(靍﨑、坂口、
中東)
第14回 プレゼンテーションの準備(靍﨑、坂口、中東)
第15回 プレゼンテーションと作品評価(靍﨑、坂口、中東)
■成績評価の方法・基準■
出欠状況,演習態度,提出物(作品)により総合的に評価する。
■使用テキスト■
■ 参考書
■
授 業 科 目 名
単位数
自動車法規
(Regulation Concerning
2
Automobile)
教員名
小林 正明・山下 稔
対象学年
4TG2
■授業のねらい・概要■
自動車を取り巻くさまざまな法律の中から、道路運送車両法を中心
に法律・法令・省令・通達までの流れを総合的に理解し、自動車整
備士として必要な知識に加え、年々変化する法律への対応力、規
則緩和などのさまざまな具体例をあげながら講義する。
■授業(学習)の到達目標■
法律の基本的な考え方の理解はもとより、二級自動車整備士レベ
ル・自動車検査員レベルの保安基準に対する理解力をつけることを
目標としている。
■履修しておくことが望ましい科目等■
なし
■準備学習等の指示■
テキストの予習をしておくこと
■回数ごとの授業内容■
第1回
自動車を取り巻く環境と法律の概要(山下) *
第2回
道路運送車両法(1)登録関連 (山下) *
第3回
自動車登録令・自動車登録規則(山下) *
第4回
道路運送車両法(2)点検・整備関連(山下) *
第5回
自動車点検基準 (山下) *
第6回
道路運送車両法(3)検査・整備事業関連(山下)*
第7回
装置型式・自動車型式指定規則(山下)*
第8回
道路運送車両法(4)点検・整備関連(小林)*
第9回
道路運送車両法施行規則(小林)*
第10回 優良認定・指定自動車整備事業規則(小林)*
第11回 道路運送車両法(5)保安基準関連(小林)*
第12回 保安基準(1) (小林)*
第13回 保安基準(2) (小林)*
第14回 保安基準(3) (小林)*
第15回 まとめ (小林、山下)
(*)自動車整備士必修授業
定期試験
■成績評価の方法・基準■
期末試験、出席状況・受講態度・レポートの提出状況について総合
的に判断する。
■使用テキスト■
『自動車整備士養成課程 教科書 法令教材』
社団法人 日本自動車整備振興会連合会書
■ 参考書
■
平成25年度 シラバス
授 業 科 目 名
単位数
自動車整備検査実習Ⅲ
(Automotive Adjustment and
2
Maintenance PracticesⅢ)
教員名
布施 守雄 他
( 機械システム工学科 専門教育科目 )
対象学年
4TG2A
■授業のねらい・概要■
これからの自動車を考える上で電気・電子制御を理解することは
重要である。自動車整備検査実習Ⅲでは電気・電子制御を基礎か
ら集中的に学習し、その理解を深める。
また、現車による基本点検の方法・故障原因探究に至るまで、自
動車用の電気・電子制御技術を総合的に学習する。更に、一級小
型自動車整備士レベルの知識も広く取り入れ、電気・電子制御に対
し自信をつけることを目的とする。
■授業(学習)の到達目標■
・自動車の電気・電子制御関連の計測機器等を操作できる。
・自動車の電気回路を理解し電装部品の点検ができる。
・自動車の電子制御システムを理解しそれを点検できる。
・自動車の電子制御システムの故障を診断できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
自動車整備検査実習Ⅰ、自動車整備検査実習Ⅱ
■準備学習等の指示■
特になし
■回数ごとの授業内容■
第1回
電気回路による電気の基礎
トレーニングボードによる電気回路の基礎的な点検
第2回
サーキットテスタの構造と取り扱い
第3回
オシロスコープのしくみと取り扱い
第4回
半導体素子の特性実験
第5回
電子制御の基礎
センサー、アクチュエータの構造と回路
第6回
電子制御式エンジンの基本点検
第7回
現車によるセンサー出力・ECU入力信号・アクチュエータ駆動
信号の点検
第8回
電子制御式エンジン故障診断技術(1)
自己診断機能の活用方法
第9回
電子制御式エンジン故障診断技術(2)
不具合箇所の推定と原因の特定(チェックランプが点灯する不
具合)
第10回
電子制御式エンジン故障診断技術(3)
不具合箇所の推定と原因の特定(チェックランプが点灯しない
不具合)
第11回
EATの基本点検、故障診断
第12回
ABSとエアバッグの基本点検、故障診断
第13回
シャシ電装の基本点検、故障診断(1)
(配線図の見方、不具合箇所の特定)
第14回
シャシ電装の基本点検、故障診断(2)
(不具合箇所の特定、個別警報装置)
*1~14のいずれも、グループ分けして、全担当(山下、八
塚)が担当
第15回
まとめ(山下)
*1~15 の全授業が自動車整備士必修授業
定期試験
■成績評価の方法・基準■
定期試験(40%)、レポート(40%)、受講態度(20%)
■使用テキスト■
『三級自動車ガソリンエンジン』
日本自動車整備振興会連合会
『三級自動車ジーゼルエンジン』
日本自動車整備振興会連合会
『三級自動車シャシ』
日本自動車整備振興会連合会
『二級ガソリン自動車 エンジン編』
日本自動車整備振興会連合会
『二級ジーゼル自動車 エンジン編』 日本自動車整備振興会連合会
『二級ガソリン自動車 二級ジーゼル自動車 シャシ編』
日本自動車整備振興会連合会
■ 参考書
■
授 業 科 目 名
単位数
自動車工学演習
(Automotive Engineering
2
Exercise)
教員名
小林 正明 他
対象学年
4TG2
■授業のねらい・概要■
コンピュータ制御の基本となる制御の基礎を理解する。また、自動
車の徹底分解を行い、自動車の各ユニットの点検および調査を行う。
最新の DE 技術について学習するとともに DE 特有の装置であるイン
ジェクションポンプの構造・作動について技術を習得する。
■授業(学習)の到達目標■
GE・DEの基本的な機能・点検整備技術の理解はもとより、自動車制
御の基本となるコンピュータ制御の基礎を理解することができること
を目標としている。
■履修しておくことが望ましい科目等■
なし
■準備学習等の指示■
テキストの予習をしておくこと
■回数ごとの授業内容■
第1回
オリエンテーション・DE の性能(中東・小林・山下) *
第2回
DE の燃料装置(1) 列型(山下) *
第3回
DE の燃料装置(2) 分配型(山下) *
第4回
DE の電子制御装置(1) 列型(山下) *
第5回
DE の電子制御装置(2) 分配型(山下)*
第6回
DE の電気装置(予熱装置)(山下)*
第7回
自動車の徹底分解(1) 油脂類抜き取り(中東・小林・山下)*
第8回
自動車の徹底分解(2) 内装、灯火類(中東・小林・山下)*
第9回
自動車の徹底分解(3) AT 取外し(中東・小林・山下)*
第10回
自動車分解後調査(1) 全コネクタ確認(中東・小林・山下)*
第11回
自動車の徹底分解(4) エンジン取外し(中東・小林・山下)*
第12回
自動車の徹底分解(5) 足回りの取外し(中東・小林・山下)*
第13回
自動車分解後調査(2) 各部重量測定(中東・小林・山下)*
第14回
自動車分解後調査(3) 各部重量測定(中東・小林・山下)*
第15回
まとめ(中東・小林・山下)*
第16回
基本的な制御の流れ(中東・小林・山下)*
第17回
制御実習(1)条件判断(小林・山下)*
第18回
制御実習(2)繰り返し処理(小林・山下)*
第19回
制御実習(3)総合問題(小林・山下)*
第20回
GE 関連実習(1) エンジン本体(山下)*
第21回
GE 関連実習(2) 潤滑・冷却装置(山下)*
第22回
GE 関連実習(3) 電気装置(山下)*
第23回
GE 関連実習(4) 電子制御装置(山下)*
第24回
GE 関連実習(5) エンジン点検調整(山下)*
第25回
シャシ関連実習(1) 伝達装置 (山下)*
第26回
シャシ関連実習(2) サスペンション (山下)*
第27回
シャシ関連実習(3) ステアリング(山下)*
第28回
シャシ関連実習(4) シャシ電装 (山下)*
第29回
シャシ関連実習(5) 検査(山下)
第30回
まとめ(中東・小林・山下)
(*)自動車整備士必修授業
定期試験
■成績評価の方法・基準■
期末試験、出席状況・受講態度・レポートの提出状況について総合
的に判断する。
■使用テキスト■
『自動車工学実習等で使用した自動車整備士養成課程教科書』
■ 参考書
■
平成25年度 シラバス
授 業 科 目 名
自動車要素設計
(Design of Automotive Parts)
教員名
布施 守雄
( 機械システム工学科 専門教育科目 )
単位数
対象学年
2
3TG(~H22)
■授業のねらい・概要■
機械部品を設計するためには、強度面からの要求,幾何学的制約
などをトータルに配慮して、最適部品を設計して製図することが重
要である。
本講義では、与えられた基本仕様を基に自動車エンジンの連接棒
を、強度,振動,潤滑などを検討しながら、極力、小型軽量化された
最適形状に設計する。
さらに、3次元CAD を活用して、周辺部品との干渉を回避しながら、
最終形状を決定し、図面化する。
■授業(学習)の到達目標■
・機械部品の設計のため、幅広い工学知識が応用できる。
・自らの工学知識と判断で機械部品を最適設計できる。
・設計した機械部品を3次元CAD化することができる。
・設計した機械部品をCAEにより、構造解析できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
材料力学Ⅰ、熱力学、デジタルドローイング、CAD/CAM システム、
デジタルデザインⅠ
■準備学習等の指示■
3次元CADの基本操作を習得しておくこと。
■回数ごとの授業内容■
第1回
オリエンテーション(布施)
第2回
ピストン & ピストンピンの形状・強度の検討(布施)
第3回
連接棒小端部の形状・強度の検討(布施)
第4回
連接棒桿部の形状・強度の検討(布施)
第5回
クランクシャフトの形状・強度の検討(布施)
第6回
連接棒大端部の形状・強度の検討、連接棒形状の決定(布施)
第7回
3 次元CAD による連接棒大端部のモデリング(中東、坂口)
第8回
3 次元CAD による連接棒小端部のモデリング(中東、坂口)
第9回
3次元CADによる連接棒全体のモデリング(中東、坂口)
第10回 3 次元CAD による連接棒周辺部品のモデリング(中東、坂口)
第11回 3 次元 CAD による部品干渉チェック(中東、坂口)
第12回 CAE による構造解析(データ入力)(坂口、中東)
第13回 CAE による構造解析(応用分布把握)(坂口、中東)
第14回 CAD による図面作成(2次元化)(坂口、中東)
第15回 CAD による図面作成(図面の仕上げ)(坂口、中東)
定期試験
■成績評価の方法・基準■
定期試験(30%)、レポート(50%)、出席状況(20%)
■使用テキスト■
■ 参考書 ■
『Windows 版 機械設計演習』
今市・靍崎 他 共立出版
『エンジン ガソリン/ディーゼル』
齊藤・若林 オーム社