とかち 7 2011 No.75 芽室町〔新嵐山公園スカイパーク〕 ▶ 第13回 通常総代会開催 ▶ 22年度 事業報告・23年度 事業計画 ▶ 事務費賦課額および賦課方法決まる 安心のネットワーク 十勝農業共済組合 〒 089 - 1182 北海道帯広市川西町基線 59 番地 28 総務部(0155)59-2006・農作部(0155)59-2104 家畜部(0155)59-2334/ FAX(0155)59-2306 ホームページ http://www.tokachi-nosai.or.jp 第 回通常総代会開催 第 回通常総代会が 月 日、十勝NOSAI本所大会議室で開催されました。総代 名中、当日の出席総代は 名(本人 書面 名)、議長には香川徳夫総代(足寄町)が選任され、上程された議案について原案どおり可決承認されました。 このたびの、東北・関東大震災において、被災 された皆様に心よりお見舞い申し上げます。また、 昨 年 の 十 勝 農 業 は 、4・5 月 の 低 温 と 日 照 不 足 、6 月 以 降 の 記 録 的 な 猛 暑 な ど 2 年 連 続 の 異 年 億4千6百万円余りの共済金となりました。 多発傾向にあり、死廃と病傷事故を合わせまして 100 す。一方、畑作物におきましても、ばれいしょ・ 円 余 りの共 済 金 をお 支 払いしたところで あ り ま る今、NOSAI制度も大きな変革を迎えること 本格実施をはじめとする農政の大きな転換期にあ わが国の農業を取巻く環境は依然として予断を 許さない状況の中で、農業者戸別所得補償制度の これら被 害 を受 けられました組 合 員の皆 様に、 心よりお見舞いを申し上げる次第であります。 てん菜の寒冷地作物を中心に大きな被害となり 家畜共済につきましても、猛暑による暑熱スト レスの影響を大きく受け、乳用成牛においては循 ざいました。 業計画を策定しましたので、よろしくお願いいた 体制の強化を図っていくことを基本方針として事 施し、組合員の皆様の負託に応え得る組合基盤確 立に向け、組合運営の合理化・改善に努め、組織 環器病、周産期病を中心として事故が増えており します。 将来にわたって継続的かつ安定的な事業運営を実 ネットとして農 業 災 害 対 策の根 幹 を 担 えるよう、 が 予 想 さ れ ま す が、 今 後 も 農 業 経 営 を 守 る 安 心 億4千2百万円余りとなり、その内の 億2千9百万 123 ました。共済金としましては、仮渡しも含め畑作 物 総 額で 産を上回る大きな被害となり、 常気象に見舞われ、麦については不稔粒の発生、 133 21 億8千5百万円余りがてん菜に対する補填でご 53 ます。また、胎児死等の事故につきましても依然 34 84 亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます 組合長のあいさつから 24 子実の拡充不足による品質の低下等から、 松井 博幸 組合長 59 5 とともに、被災地の一日も早い復興を心より願っ ているところであります。 あいさつする 名・ 全議案原案どおり可決承認される 13 23 13 2 来賓で祝辞を述べる 北海道NOSAI 小野寺 雄 企画研修部長 議長を務める 香 川 徳 夫 総代 提 出 さ れ た 議 案 3 第1号 平成 22 年度 業務報告書の承認について 第6号 任期満了に伴う役員の選任について 第2号 平成 23 年度 事業計画の設定について 第7号 農業委員会委員の推薦について 第3号 平成 23 年度 事務費賦課額について 第8号 共済規程の一部変更について 第4号 役員・損害評価会委員等の報酬について 役 員 20,550千円以内 損害評価会委員 490千円以内 地 区 評 価 員 10,155千円以内 損 害 調 査 員 3,640千円以内 NOSAI部長 15,020千円以内 第9号 余裕金預入先金融機関の一部変更について 第5号 特別積立金の取崩しについて 家 畜 共 済 勘 定 50,000千円以内 ・一般損害防止事業 第12号 付帯決議の承認について 第10号 農 作物共済(麦1類)危険段階基準共済掛金 率の設定について 第11号 無事戻しの実施について 23 26 理 事 総務・中長期 大 樹 理 事 事 業 帯 広 日まで 松 井 博 幸 31 木 村 博 文 第6期役員の執行体制 理 事 総 務 池 田 年6月1日から平成 年5月 守 内 俊 章 理 事 事業(正)・中長期・コン 足 寄 任期 平成 小 林 茂 豊 就 任 挨 拶 副組合長理事 事業・中長期(正) 音 更 組合長理事 佐 藤 秀 光 職務代理理事 総務・中長期(副) 豊 頃 岡 田 恒 博 初夏の候、組合員の皆様には益々ご清祥のこととお慶 び申し上げます。 さて、この度の役員改選により組合長としてその重責 を担うことになりました。 農業情勢が大きく変革する中、 身の引き締まる思いでございます。 農業を取巻く環境は、WTO農業交渉はじめEPA・ FTA、景気の低迷など一層厳しさを増しております。 また、農業者戸別所得補償制度の本格実施、TPP協議 参加への対応など、依然不透明感は払拭できない状況に ございます。このような状況下、NOSAI制度も抜本 的な見直しがなされようとしておりますが、今後も農業 災害対策の重要な役割を担う制度として期待されるよ う、引続き制度の適正履行に努め、農業経営の安定のた め最善の努力をいたす所存でございます。 また、組合運営におきましても厳しい状況ではありま すが、更なる事務の合理化、効率化および経費節減を図 り、継続的な事業展開ができるよう健全運営に努めてま いりますので、組合員の皆様はじめ関係機関各位の一層 のご理解とご協力をお願い申し上げ、就任のご挨拶とい たします。 井 下 英 透 ※事故審は事故審査委員会 ※(正)は委員長、(副)は副委員長 4 今 野 公 司 上 村 求 理 事 事業(副)・事故審 更 別 理 事 総務(副)・事故審 本 別 理 事 総務(正)・中長期・コン 鹿 追 水 津 栄次郎 坂 下 昇 市 福 澤 寛 幸 理 事 事 業 清 水 理 事 事 業 浦 幌 理 事 総 務 上士幌 橋 本 保 道 見 榮 一 三 好 勝 幸 監 事 監 事 新 得 中札内 代表監事 コ ン 幕 別 退 任 挨 拶 前組合長理事 松 井 博 幸 この度の役員改選により5月末日をもって3年間務め ました組合長の職務を退任いたしました。在任中は組合 員の皆様はじめ基幹組合員各位、また関係機関各位には 格別なるご指導とご厚情を賜り、衷心より感謝申し上げ ますと共に厚くお礼申し上げます。思い起こしますと、 昨年、一昨年と2年連続の異常気象に見舞われ未曾有の 被害となりましたが、NOSAI制度の機能を十分に発 揮し損害の補填をすることができました。また、事業仕 分けによる国事務費負担金の大幅な減額、国の指導に基 づく役員定数の削減などNOSAI団体を取巻く情勢は 厳しさを増すなかにあって、組合員の皆様の負担増嵩抑 制と一層の業務効率化を図りながら、 陸別分室の建替え、 職員住宅の建設等将来を見据えた組合環境の整備に努め てまいりました。これも偏に組合員の皆様のご理解、ご 協力の賜と心から感謝申し上げます。 昨今の農業を取巻く環境は依然として予断を許さない 状況の中で、農業者戸別所得補償制度を柱とした農政の 大きな転換期を迎えておりますが、 「食糧の安定供給」、 「食の安全」に対する意識の高まりから、今後北海道十 勝が日本の食糧基地として重要な役割を担うことになる と思います。 最後に、本年こそは天候に恵まれ十勝の農業に豊かな 実りがありますことを切に願うと共に、十勝農業そして 組合員の皆様はじめ関係各位の益々のご発展をご祈念申 し上げ、退任のご挨拶といたします。 5 渡 道 明 ※総務は総務委員会(余裕金運用管理委員会を兼務) ※事業は事業委員会 ※中長期は中長期計画推進委員会 ※コンはコンプライアンス改善委員会 事業報告 事 業 の 内 容 および 事 業 計 画 について 平成22年度の実績 ■引受と被害 引 受 被 害 無事戻金 (千円) 戸数(戸) 数 量 共済金額(千円)共済掛金(千円)支払共済金(千円) 水稲 11 1,879a 8,670 855 0 39 農作物 麦 3,767 4,384,120a 17,260,462 518,954 8,429,763 4,853 死廃 3,499,147 家 畜 2,117 455,125頭 64,379,693 2,987,558 - 病傷 2,447,773 畑 作 物 3,302 6,305,880a 42,369,397 1,041,443 3,720,717 327,676 園 芸 施 設 2,158 4,086棟 847,142 9,901 975 4,815 農機具損害 - - - - 988 - 計 − − 124,865,364 4,558,711 18,099,363 337,383 区 分 ■損害防止(千円) 農畑作物 94,795 家畜一般損防 6,371 合計 101,166 財 務 の 内 容 ■貸借対照表 (単位:千円) 資産の内容です 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 現金・預金 ………………………………… 15,309,736 組合が持っている有価証券 ………………… 1,629,459 未収債権(保険金・診療収入など)…………… 548,899 組合での前払費用等の額 …………………… 1,722,768 医療品・精液の在庫額 ………………………… 138,735 他の勘定へ貸となっている額 …………… 13,099,009 有形固定資産(土地・建物・車両など)…… 4,565,139 組合が持っている電話加入権など …………… 11,758 拠出金および出資金の額 ……………………… 25,994 退職金積立額 ………………………………… 1,149,231 合 計 ………………………………… 38,200,728 ■損益計算書 負債及び純財産の内容です 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 未払いの共済金や保険料など ………………… 865,610 次年度の準備金 ………………………………… 883,975 預り金となっているお金 …………………… 1,379,764 事業勘定からの資金の借 ………………… 13,099,009 退職金のための積立 ………………………… 2,938,621 将来に備えた積立金 ………………………… 1,754,868 財産取得により積立しているお金 ………… 4,455,471 前年度より繰越された 処分済剰余金と当期の剰余金 …………… 12,823,410 合 計 ………………………………… 38,200,728 (単位:千円) 1年間の事業収益の内容です 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 組合員の皆様が納めた各種の共済掛金 …… 4,558,711 共済事故に対する各種の保険金 ………… 13,992,895 家畜診療費 …………………………………… 1,973,326 病傷事故発生分の診療技術収入 …………… 1,599,394 連合会からの無事戻し交付金 ………………… 206,058 前年度の準備金の戻入 ………………………… 768,824 共済金並びに無事戻しのため 積立金を取崩した額 …………………………… 944,868 8. 業務勘定から受入した額 ……………………… 156,843 9. その他 …………………………………………… 16,395 合 計 ………………………………… 24,217,314 1年間の事業に要した費用の内容です 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 連合会へ支払った保険料 ……………………… 973,575 組合員の皆様に支払った共済金 ………… 18,099,363 診療所経営に要した額 ……………………… 3,395,993 組合員の皆様に支払った無事戻し金 ………… 337,383 次年度への準備金の繰入 ……………………… 883,975 家畜の財産を処分した額 ………………………… 4,721 その他 …………………………………………… 45,610 (当期未処分剰余金) …………………………… 476,694 合 計 ………………………………… 24,217,314 剰 余 金 の 処 分 農 作 法定 42 法定 435,599 特別 69 (単位:千円) 家 畜 法定 176,549 特別 176,549 畑 作 法定 59,827 特別 59,827 当期 当期 当期 累計 累計 累計 特別 4,259,435 法定 3,698,747 特別 2,277,719 法定 1,588,071 園 芸 法定 1,915 特別 1,915 当期 特別 543,556 累計 法定 16,741 特別 3,542 ※剰余金は、共済金の支払、無事戻し、損害防止事業等の財源として積立てることになっております。 6 平成23年度 事業計画 家畜共済 引受頭数 460,232頭 補 償 額 654億8千万円 総共済 (補償)金額 園芸施設共済 引受棟数 4,217棟 補 償 額 8億4千万円 農作物共済 .1 引受面積 43,811ha 補 償 額 315億4千万円 1,465 億円 畑作物共済 引受面積 62,839ha 補 償 額 486億5千万円 平成23年度 収支計画 業務収支 一般損防事業での 組合員負担分 99,003 受取奨励金 5,425 共済事業を運営 するための組合 員からの賦課金 610,506 (単位:千円) 前年度 業務収支残金 9,439 事故外の診療収入 378,095 1,932,953 支出の部 役員報酬、業務職員 の給料、法定福利費 パートの賃金など 853,777 家畜人工授精収入 634,869 収入の部 3,773,532 その他収入 180,202 その他の費用 196,369 支出の部 獣医師等の給料、 法定福利費など 1,972,402 予備費 239,872 治療の ために必要な 医薬品など 756,627 業務勘定繰入 39,375 家畜人工授精に要する費用 294,640 診療用車両の燃料費、リース料、 器具機械などの減価償却費 133,660 診療所を維持するための 事務費、水道光熱費 140,587 7 各種引当金等の戻入 235,372 収入の部 獣医師人件費相当 家畜共済掛金乙額 1,708,301 病傷事故の 診療収入 872,065 預貯金等の利息 92,645 共済事業を運営 するための国 からの補助金 588,520 連合会に支 払う事務費、 防災賦課金 144,148 損害防止事業を行うための 国・連合会の負担金 90,000 その他の収入 202,043 その他の費用 150,936 各種 引当金等の繰入 247,119 予備費 10.328 事業勘定繰入(損防) 148,948 一般損防を行う ための費用 112,216 損害評価費 27,392 広報紙の発行、 加入推進の費用など 45,167 役職員の旅費、事務費、 NOSAI 部長報酬、会議費、 水道光熱費等の施設費 諸税負担金など 192,922 診療所収支 (単位:千円) 事務費賦課額 平成23年度 一般事務費賦課額 賦 課 単 価 区 分 面積割または 頭 (棟) 数割 (円) 農作物 共済割 水 麦 賦課金額 (a・頭・棟) (千円) (千円) うち連合会 支 払 分 (千円) 1,900 8,766 67 13 350 4,379,200 31,533,947 153,273 15,327 4,381,100 31,542,713 153,340 15,340 0.55 369,599 53,223,706 287,901 59,709 牛 等 150 0.55 37,026 4,697,177 31,030 5,810 その他肉用牛等 150 0.55 47,196 6,645,674 35,767 6,603 馬 150 0.55 1,673 775,073 1,997 412 種 豚 300 631 47,888 189 97 肉 豚 30 4,036 29,059 122 64 育 一 般 種 雄 牛 3,000 20 10,642 60 6 種 雄 馬 3,000 51 51,408 153 25 460,232 65,480,627 357,219 72,726 431,200 2,772,000 5,174 1,498 655,200 6,237,458 7,993 2,284 205,300 3,170,983 2,464 790 464,000 5,101,101 5,800 2,403 ばれいしょ 類 120 出荷量調査 120 圃場調査 240 出荷量調査 120 圃場調査 240 出荷量調査 120 圃場調査 240 半 相 殺 方 式 240 24,700 147,215 593 123 全 相 殺 方 式 120 410,900 2,924,671 4,931 2,405 豆 240 1,019,800 5,610,226 24,475 4,763 1 類 240 185,900 880,720 4,462 810 2 類 240 467,400 1,804,954 11,218 1,901 3 類 240 500 3,758 12 2 4 類 240 1,600 12,616 38 8 菜 120 2,099,200 18,403,960 25,190 7,582 2 類 3 類 大 豆 小 いんげん て そ ん ば 1 類 120 22,400 108,335 269 83 スイート コ ー ン 1 類 120 259,300 901,983 3,112 845 2 類 120 - - - - た ま ね ぎ 120 20,900 466,962 251 111 か ぼ ち ゃ 120 15,600 101,003 187 62 6,283,900 48,647,945 96,169 25,670 4,217 843,526 3,778 888 146,514,811 610,506 114,624 計 施 合 備 共済金額 150 肥 の 量 等 4 類 芸 (%) 数 雌 肉用牛等 牛 1 園 割 350 計 畑作物 共済割 額 計 乳 家 畜 共済割 稲 金 設 共 済 割 計 考 1,200 1.家畜共済の金額割について、1頭当たり共済金額220千円を限度に賦課する。(1頭当たり共済 金額の算出にあたっては胎児頭数を含めない。) 2.面積割は10アール当たり、頭数割は1頭当たり(胎児を含む)、棟数割は1棟当たりを示します。 8 N O S A I 勉強会 グループ、少人数でも OK ! 接点強化を目的に仲間やテーマを変えて何度でも“ざっくばらんな雰囲気”で勉強会 理事会の動き 気心の知れた仲間たちと一緒に 長い 間 ご 尽 力 い た だ き 日 十勝 NOSAIの取り組み ありがとうございました このたび、十勝NOSAI 役員等顕彰要領に基づき、永 年にわたり共済事業の発展お 月 最寄りの事業所・診療所にご相談下さい。 よび制度の普及推進にご尽力 いただいた功績をたたえ、表 彰が行われ、表彰状と記念品 が贈呈されました。 (順不 同 、 敬 称 略 ) ︹基幹組合員︺ ︽第1回理事会︾ ◎日 時 平成 年 月 日 ︹付議事項︺ 、共済規程の一部変更について 、平成 年度 業務報告書の承認について 、平成 年度 事業計画の設定について 、総代補欠選挙の執行について 、総代補欠選挙執行に伴う選挙管理者等の指名について 、余裕金預入先金融機関の一部変更について 、無事戻しの実施について 、農作物共済(麦1類)危険段階基準共済掛金率の設定について 、第 回通常総代会の開催および提出議案について 、平成 年度 資金計画および余裕金運用計画の設定について 、平成 年産 農作物共済(麦)の災害収入共済方式における基準生産金額の追加設定につ いて 23 芽 室 成瀬 隆晴 大 樹 加藤 昭一 大 樹 菊地 盛行 ︽第2回理事会︾ ◎日 時 平成 年 ︹付議事項︺ な し 24 ︽第3回理事会︾ ◎日 時 平成 年 月 日 ︹付議事項︺ 、組合長・副組合長および職務代理の互選について 、各委員会(総務・事業)の設置・構成および中長期計画推進委員会委員の選出について 、コンプライアンス改善委員会委員の選任について 、農業委員会委員の推薦について 、役員・損害評価会委員等に対する報酬の支給方法について 、固定資産の取得・修繕について 、平成 年度 農・畑作物共済、園芸施設共済無事戻し金の支払について 23 大 樹 立川 数士 広 尾 山本 博行 清 水 大石 哲(故人) 清 水 鈴木 栄 新 得 星野黒正信 新 得 高野 芳一(故人) 鹿 追 西嶋 鐵男 足 寄 青柳 徳行 足 寄 小川 好憲 足 寄 松野 俊夫 本 別 細田 弘 上士幌 布谷 正 9 1 23 23 27 5 23 22 13 23 23 4 6 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 7 6 5 4 3 2 1 〈更別村昭和区〉 これから暑さに負けず頑張ります。 山田 学さん 〈帯広市太平町〉 元気いっぱい。大きく育っています。 河尻 純一さん、みきさん、陸くん、瑠依ちゃん 〈中札内村共栄〉 咲菜はコロコロ寝返り中です。 片山 和哉さん、由貴さん、咲菜(6ヵ月) 〈芽室町西中伏古〉 僕も兄ちゃんたち (中3・小6) もサッカー頑張っています。 (小2) 白川 茂さん、弘くん 〈清水町旭山〉 馬の顔を見るのが楽しみ! 高村 壽さん、春子さん 〈大樹町振別〉 結婚しました。これから二人で頑張っていきます。 木村 達也さん (27) 、亜沙美 (23) 〈新得町上佐幌〉 年の差もなんのその。今年3月に結婚しました。 友夢牧場の湯浅恵次さん(46)、菜美さん(21) 〈大樹町生花〉吉田家54年ぶりの男の子が誕生しました。 吉田 貴幸さん (31) 、裕子さん (28) 、晴香ちゃん (3) 、 悠祐くん (2ヵ月) 〈鹿追町中鹿追〉 いつでも笑顔を忘れず、二人で頑張ります。 上村 拓成さん、和美さん 〈広尾町中紋別〉 愛犬のラブラドール、パル君です。 朝日 美里さん ひろしげ かず み こう 10 〈幕別町美川〉 帰ってきたばかりの新参者です。 森 太一さん (27) 〈足寄町鷲府〉 今年の6月18日に結婚しました。 蓑島 智洋さん、秋奈さん夫妻 〈池田町信取〉 これからも良質の牛乳を提供して行きたいです。 髙田 正樹さん 〈陸別町東斗満〉 我が家の番犬「ミッチー」です。 伏見正身さん、和子さん夫妻 まさ み 大 ん き 好き! げ 〈浦幌町円山〉 順調な天候で、豊作を願っています。 橋本 直哉さん 11 〈音更町北駒場〉 今年も綺麗に咲きました。 西村 稔さん 〈本別町清里〉 4月に結婚式をあげました。健康第一・笑顔いっぱい。 高橋 秀和さん、康子さん 〈上士幌町睦〉結菜ちゃんを囲んで、楽しい毎日です。 矢戸 琉菜さん(小5)、陽菜さん(小1)、晴菜ちゃん(4) 、 結菜ちゃん(6ヵ月) 〈豊頃町二宮東区〉就農3年目。覚える事はたくさんですが、 仕事にやりがいがあります。 武野 学さん 児童も参加して酒米の田植え ようこそファームインKuhnelへ 音 清 更 田植えを体験する児童たち 水 コテージでリラックスした時間をどうぞ ち ね 旭地区の白木祐一さん (66)の水田で、このほ ど酒米「彗星 (すいせい) 」の田植えが行われた。 十勝の酒文化を再現しようと昨年プロジェクト が発足し、十勝産酒米の作付けが実現した。 田植えは、関係者のほか下士幌小学校の5年生 の児童10人も参加。 裸足のまま水田に足を入れた児童は 「あったか い」や手についた土を見て 「チョコレートみたい」 とおおはしゃぎしていた。 田植えを終えた女子児童は 「楽しかった。収穫 が待ち遠しい」 と話していた。 秋に収穫する酒米は、田中酒造 (小樽市) で醸造 され、来年2月ごろに十勝産新酒が味わえる予定 だ。 (片岸) 上清水地区で酪農を営む橋本晃明さん、千子さん 夫妻は、このたびファームインKuhnelを始めた。 この名前はクーネルと読み、言いかえれば「食う・ 寝る」。Kuhはドイツ語で「雌牛」という意味があり、 人にも牛にも食べること・寝ることがとても大事だと いう思いが込められている。 放牧地に囲まれた農場内に立つコテージには、 ベッド、キッチン、トイレ、シャワーが備えられ、 自炊での滞在が可能だ。一歩外に出れば、牛がいて 果樹があり、散策や農作業を体験することができる。 千子さんは「出会いや、動物とのふれあいを通し、 田舎の良さを感じながら、リラックスした心地よい 時間を過ごして欲しい」と話している。 (風間) 地元大豆でみそ作り 一番早い開花宣言 芽 大 室 みそ作りを体験する参加者 JAめむろ主催による町内生産大豆 (トヨマサ リ)を使ったみそ作り講習会が緑のめぐみ館 (JA めむろ農畜産物加工調理体験施設)でこのほど開 催し、町内外から9名が参加した。 参加者は講師の甲地悦子さんの指導を受けな がら、大豆を大きな回転鍋で約2時間煮込んだあ と、荒熱をとってチョッパーでつぶし、麹と塩を 加えてミキサーで混ぜていた。 参加した毛根地区の馬場幹子さんは 「手作り みそはおいしいと聞いて、作ってみたかった。 わかりやすく教えてもらい参加した人たちと楽 しく受講する事ができた。この施設を活用して 作ったみそは、無添加なので安心して食べたい」 と出来上がりを楽しみにしていた。 (須藤) 樹 春を告げる作品がいっぱい フクロウの会(島田あやこ会長=拓北地区・会 員11名)では生涯学習センターにてこのほどドラ イフラワー作品展を開催した。農協婦人部活動 から発展した同会も今年で25年をかぞえる。 作品に使用するドライフラワーは種まきから 花を育て乾燥させ、完成品となるまでは1年かか る。 毎年、この時期に行われる展示会だが、今回 は176点が並んだ。 会員の1人で大光地区の佐藤政子さんは「素朴 な味わいで時間がたつと風合いがでてきます」と 話してくれた。 同会では、道の駅コスモールで展示販売も行 なっている。 (橋本憲) 地域の話題 12 アオサギの飛来 親子で学ぶ農業 本 池 別 松の木上に多くの巣が見える 田 植え付け作業は2時間ほどで無事終了した 勇足地区で畜産業を営む山田義一さん (山田牧 場代表)の住宅裏の山林に、毎年アオサギのコロ ニー(集団繁殖地) が出現している。 日本全土に生息するアオサギはコウノトリ目 アオサギ科に属し、国内で繁殖するサギ類では 最大の鳥。北海道には春から繁殖のため飛来し、 冬季は越冬のため低緯度地域に渡る。 その年によって飛来してくる数は違うが、今年 は40 ~ 50羽で20組以上のつがいが、松の木の 高層部に枝を組み合わせた巣を作り、雌雄交代 で抱卵している様子が観察できる。 妻の恵美子さんは「毎年サギの飛来で春を知 り、巣立ちで夏を感じるんです」と笑顔で話して くれた。 (堀川) 『ウマ通信』で話題提供 JA十勝池田町青年部(原口直之部長=昭栄地区・部 員46名)主催による食育事業がこのほど食育専用圃場 で行なわれた。 この事業は、地域での食育活動の充実を図るため、 保育園児や小学生を対象に、昨年からは「食事を作る 大人も一緒に」と親子参加型の農業体験を行っている。 当日は町内より5組の家族が参加。青年部員の手ほ どきを受けながらニンジン、タマネギ、ジャガイモを 植え付けていた。 6、7月に草取り、9月には収穫した野菜を使ってカ レーを作る予定だ。 原口部長は「この事業は、青年部の主力事業となっ ている。食と農業の大切さをこれからも伝えて行きた い」と話してくれた。 (中村祐) 「だいごの実」が研修会を開催 足 中 寄 参加した会のメンバー 青年部一丸となって情報を発信 町馬産振興会青年部 (留田邦彦部長=奥足寄地 区)では今年の1月より町内生産者に向け 『ウマ通 信』 を発行している。 生産者や馬が減っていく中で、少しでもわか りやすく情報を発信して明るい話題にしたいと の思いから発行を開始した。 内容は地域限定の情報を主に取り上げており、 ばんえい競馬の月間賞金で格付けした 「足寄産駒 5傑」や、足寄産駒出走予定レースを載せた 「競馬 場にいこう」 などのコーナーを掲載する。 留田部長は 「試行錯誤しながら、魅力的な内容 にしていき100号発行を目指したい」と話してい る。 (藤原) 13 地域の話題 札 内 だいごの実(広山由吏子代表=東戸蔦2地区)では中 札内地区の平岡篤男さんの農場で研修会を開催した。 同会は酪農婦人の集まりで研修会の開催や地元小 学生が乳牛と触合う体験学習の手伝いなどを行い、 会員相互の親睦を深めることを目的としている。 長年にわたり乳牛の改 良と良質乳生産に取り組 ん で い る 平 岡 さ ん は「 牛 にゆったり接すること。 こちらの気持ちが焦って いると牛は敏感に感じ取 り、よい搾乳ができない」 と毎日の搾乳で心掛けて いることを話していた。 当日は、参加した会員 から日頃感じていること など多くの質問が出され ていた。 (岡田晴) 説明を受ける会員 地域をつなぐ運動会 大型バイクは男のロマン! 帯 更 広 別 知床方面ツーリングにて(平成22年6月) 清川九地区連合(山中則義連合会長=美栄地区) では、今年で32回目の大運動会をこのほど開催 した。 市長も招待されるこの運動会は、毎年200名以 上が参加し、地域の歴史ある行事となっている。 競技は幼児の「ここまでおいで」や熟年による 「老いらくの恋」など、老若男女が健脚を競ってい た。地域対抗の混成リレーでは、選手も応援もひ とつにまとまり、大きな歓声が上がっていた。 当日は、新婚者、新規就農者、異動してきた学 校の先生も紹介され、山中連合会長は「競技では なく、地域の仲間たちが集まり交流を深め、一日 楽しく過ごす懇親が目的なんですよ」と話してい た。 (曽根) 「いつかは大排気量 のバイクで各地を旅 してみたい」そんな夢 を実現させた男たち がここ更別にいる。 東栄地区で畑作を 営む隊長こと高畑幸 大排気量マシンがずらり 夫さん率いるビック バイクツーリングの 仲間たち。マシンの排気量は最低でも700㏄!逆輸入車も 含めマニア必見のマシンが一同に集い、年に7、8回ツー リングに向かう。 平均年齢は50代後半だが、テクニックを駆使して疾走 する迫力はなかなかだ。 メンバーの1人、上更別南地区で和牛を一貫肥育する富 永章嗣さんは「好きなバイクに乗り、行った先でおいしい 食事をすることが楽しみ。仕事の合間をできるだけとっ て、これからも仲間とツーリングを楽しんでいきたい」と 少年のような眼差しで熱く語ってくれた。 (高橋英) 肉牛部会勉強会開催 しかおい花市 晴天に恵まれた運動会 広 鹿 尾 真剣に話を聞く参加者 楽古地区の佐藤哲也さんの牧場で肉牛仔牛育 成飼養管理技術などの勉強会が開催された。 付加価値ある市場販売を目指し、各町村振興 会やJAが一体となり、自給飼料の有効活用、良 質粗飼料の多給飼養を目的に作成されたマニュ アルをもとに勉強会を行った。 十勝農協連の山中さんと千葉さんを招き、現地 で体型の見方、食い込みなどの差による発育の 影響について参加者全員で学んでいた。 中紋別地区の門馬直志さんは 「基本的な飼養管 理を再認識し、十勝ブランド和牛の生産に努め たい」 と話していた。 勉強会の後は、焼肉で懇親を深め、今後の和 牛振興について話していた。 (高山) 追 会場ではお楽しみ企画の じゃんけん大会も開催された 町主催の第11回しかおい花市が鹿追道の駅で このほど2日間にわたり開催された。 初日はあいにくの天候で人もまばらだったが、 2日目は暖かく、大勢の愛好家たちが花苗やガー デニング資材を買い求めていた。 12のブースで花や資材が販売され、花苗のマ リーゴールドなどは60円程度の低価格で販売。 ベコニア、ルピナス、芝桜、サフィニアサマー などさまざまな品種が並んでいた。 訪れていた下鹿追地区の西垣まり子さん(酪農 業)は「とても買いやすい値段で種類も豊富」と喜 んでいた。 特産品を味わえる食事コーナーもあり会場は 多くの人で賑わっていた。 (鈴木篤) 地域の話題 14 美肌の湯「留真温泉」 星がたくさん見れるよ!! 浦 陸 幌 改装された施設 別 説明を受ける小学生たち 浦幌市街から北へ約17㌖走ったところに留真 温泉がある。改装休業からこの3月に再開した。 同温泉は高アルカリ性の優れた泉質で美肌の湯 として知られ、町内外にファンが多い。町民の 癒しの場としてはもちろん、まちの新しい観光 スポットとしても期待されている。 再開後は連日の賑わいで5月3日に来場者1万人 を突破した。 留真地区の土本正昭さんもすでに 2度通って いる。土本さんは 「古い施設の方が趣きあったが (笑) 、お湯の良さは健在だ」 と話している。 ほどよい硫黄臭とお肌ツルスベの湯を味わい に、ぜひご家族でおいでください。 (細田) 「りくべつ宇宙地球科学館・銀河の森天文台」 (上出 洋介館長)では機材整備のためメンテナンス休館中 に、陸別小学校の児童を対象に、115センチ大型反 射望遠鏡「りくり」の清掃作業などを公開した。休館 中に館内が公開されたのは初めて。 この日は小学校1~5年生の希望者14人が来館。 同天文台の筧伸浩主任から同望遠鏡の命である115 センチの主鏡の清掃方法について説明を受けた。子 どもたちは作業中の様子を興味深そうにのぞき込ん でいた。 東雲叶 夢さん(東雲純一さんの長女=小学2年)は 「プラネタリウムで星がいっぱい出て、星座がたく さん見ることができ楽しかった」 と話していた。 (大塚) 町民の憩いの場が花いっぱいに 春を迎えて農園開き こ と ね 幕 新 別 整列して植えられる花々 町主催の花植えが、スマイルパーク内のフラ ワーガーデンにて行われた。 多くの町民に花を楽しんでもらおうと、平成8 年から毎年開催している。 当日は、あいにくの曇り空で肌寒かったが、 朝早くから約60名と多くの人が集り、6000株も の花が植えられ、町民憩いの場である花壇は花 でいっぱいになった。 近所に住む千住地区の浦滝誠さん夫妻は「毎 年、この時季が楽しみです」 と話している。 植え終わる頃には、太陽が顔をだし、花々を 美しく照らし、参加者の笑顔も咲いていた。 (野田) 15 地域の話題 得 農場準備中のLFS生徒さんと太田さん、山本さん レディースファームスクール(以下LFSと略) で春の農園整備が始まった。 LFSの生徒さんの耕作実習と自給用野菜の確 保を目的に毎年実施している。 指導は毎週月曜日にLFS受入協議会(太田義正 代表)の太田恵子さん、山本美津子さんが担当す る。 準備中のビニールハウスではスイカ、トマト、 キュウリ、ナス、オクラ、ゴーヤ、ショウガなど を、露地畑ではニンニク、ソバ、豆、ジャガイ モ、サツマイモ、スイートコーンの栽培を予定 している。 10月末には収穫祭を開き、近隣の人たちを招 待して食べてもらう予定でいる。 (川島) 緑でいっぱいに 子どもたちと一緒に 上 豊 士 幌 苗木を運ぶ児童たち 萩ケ岡小学校では 「緑の募金」 の益金を活用し、 このほど植樹を行った。 児童たちは軍手・長靴を履き、準備万端で、 低・中学年児童は校庭内花壇にブルーベリーの苗 木を、高学年児童は学校農園隣接地にクルミ、 イチョウ、ミズナラ、キハダなどの苗木20本を 植えた。 穴を掘り、水をやりながら慎重に苗木を運び 植え、そばに自分たちで書いた自身の名前や、 絵、メッセージ入りの記念看板も設置していた。 先生たちは 「良い経験になったと思う。将来ぜ ひ見に来てほしい」と話し、報国地区の阿部修 PTA会長も 「日常なかなか体験できない事ができ て良かったと思う」 と話している。 (船戸) 頃 指導を受け種を植える子どもたち (写真提供:JA豊頃町) える夢キッズクラブ(町教育委員会主催)は5月 28日、JA豊頃町青年部(軍司正人部長=二宮地 区)による体験学習を二宮地区の半谷徳辰さんの 圃場で開催し、子どもたち16名が参加した。 キッズクラブは、農作業体験を通して農業への 理解を深めることを目的に活動し、年2回青年部 協賛の合同行事を行っている。 当日は、青年部であらかじめ用意したスイート コーン、えだまめの植え付けを体験。同部員指 導のもとマルチを張り、植え付け作業を行った。 この日植えた作物は、8月下旬に収穫の予定で、 収穫した野菜を使っての料理を子どもたちはと ても楽しみにしている。 (奥) 忠類農産物直売所 「菜の館ベジタ」がオープン お役に立つ技術情報 忠 ホームページで配信中! 類 http://www.tokachi-nosai.or.jp この施設は国道236号線沿いの ナウマン公園に隣接している 今年もJA忠類農産物直売所「菜の館ベジタ」が このほどオープンした。今年で5年目を迎える。 オープン当日は、JA忠類の3種類のジャガイ モや、食用ゆり根が販売され、評判も良好でそ の場で購入する人も多かった。 JA忠類の職員の方は 「この菜の館ベジタを通し て、町民と農業がとても近い存在になるように 地産地消をこれからも進めていきたい」と話す。 元忠類地区の仙道勝さんは「オープンを楽しみ にしていました。地域の活性化につながればい いですね」とこの施設に期待を寄せている。 (上條) 地域の話題 16 『損害通知』がないと共済金支払対象とはなりません。 出荷量調査方式による農・畑作物共済の被害申告について (小麦、ばれいしょ、全相殺大豆、てん菜、そば、スイートコーン、かぼちゃ、たまねぎ) 組合員の皆さんから提出していただきます損害通知書は共済金支払いのための重要な 手続きですので、あらためて以下の点について確認をお願いします。 ① 損害通知とは ? ■被災時の共済金を受け取る た め の 重 要 な 手 続 き で す 。 加 入 作 物 に 対 し て は、 損 害 が 発 生 し た 場 合 、 “ 共 済 事 故 ( 冷 害 ・ 湿 害 ・ 干 害 ・ 病 虫 害 等 ) に よ り 減 収 ま た は 品質の低下がありますよ ” と 申 告 を す る 義 務 が 加 入 者 に あ り ま す 。 共 済 金 支 払手続きを開始するための意 思 表 示 と し て 被 害 の 実 態 等 を 通 知 し て 下 さ い 。 ② 損害通知を出 し た ら ど う な る の ? ■損害評価を実施し、減収が 認 め ら れ る 場 合 は 共 済 金 を お 支 払 し ま す 。 組合は収穫前および収穫後に概況等を調査し、災害の種類、被害の規模、被害見込額を算定し連 合 会 や 国 に 報告します。その後、各作物 の 『 出 荷 実 績 報 告 書 』( 麦 ・ て ん 菜 を 除 く ) の 提 出 を 受 け、 共 同 出 荷 団 体( J A 等 ) か ら 提 出 の あ っ た 出 荷 数 量 の 確 認 に よ る 損 害 評 価 を 実 施 し 、 減 収 が 認 め ら れ た 場 合 は 共済金をお支払いします。 ま た 、 当 該 作 物 の 基 準 単 収 等 は、 ご 本 人 の 実 績 を 基 に 計 算 し ま す の で 、 通 知 の 有 無 で 基 準 単 収 等 が 下 が る と いうことはありません。 ③ 損害通知を出 し て い な い と ど う な る の ? ■損害評価を実施しません。 また、いかなる場合であっ て も 共 済 金 支 払 対 象 と は な り ま せ ん 。 組合では、損害通知がないため “ 被害がないもの ” と判断し、損害評価は実施せず、結果、共済 金 支 払 対 象 と は な り ま せ ん。 こ れ は、“ ご 本 人 か ら 共 済 金 支 払 に 関 す る 申 出 が な い ” こ と か ら 出 荷 数 量 を 確 認 できた段階で減収があったと し て も 、 必 要 な 確 認 作 業 が で き な い た め で す 。 ④ 収穫後に出荷 数 量 が 判 っ て か ら 申 告 は 受 付 け ら れ る の ? ■受付けすることは出来ませ ん 。 収 穫 後 で は、必要な確認作業ができない こ と に よ り 受 付 け ら れ ま せ ん 。 不 安 要 因 が あ る 場 合 に は、 必 ず 組 合 の 指定する期日まで損害通知を し て 下 さ い 。 品 質 の 低 下 に 伴 う 補 償 が で き る 小 麦・ て ん 菜 に つ い て は 、 高 収 量 が 期 待 で き る 場 合 で あ っ て も 被 害 申 告 を あ らかじめしていただく必要が あ り ま す 。 ⑤ 連絡方法は? ■所定の「損害通知書」を指 定 期 日 ま で に 提 出 し て く だ さ い 。 収 穫 前 に 組合より損害通知書を送付し ま す の で 該 当 項 目 に 必 要 事 項 を 記 入 の 上 、最 寄 り の 事 業 所・ 診療所に指定期日までに提出して下さい。なお、FAXにより送信される場合は、通信エラーに十 分 注 意 し 、 確実に十勝NOSAIに送信 さ れ て い る か 確 認 し て 下 さ い 。 ご不明な点は、最寄りの事業所へ問い合わせ願います。 17 平成23年度 無事戻金の支払について 無事戻金は『過去3ヵ年にわたり共済金の支払を受けてない』か、または『その間に支払を受けた共済金と前 2ヵ年間の無事戻金の合計額が、農家負担掛金の農作物共済(水稲・麦)は1/3、畑作物・園芸施設共済は1/ 2に満たない』組合員に対し、総代会の議決を経て特別積立金の範囲内で無事戻しをする制度です。 本年度の無事戻し計算対象年度は、平成20年度から平成22年度までの3ヵ年で、6月23日にお支払いしました。 地区別内訳は表のとおりです。 地区別無事戻金支払額一覧表 地区名 水 稲 戸数 無事戻金 麦 戸数 畑 作 物 無事戻金 戸数 無事戻金 (単位:戸、円) 園芸施設 戸数 無事戻金 合 計 実戸数 無事戻金 帯 広 126 3,718,008 215 459,916 285 4,177,924 芽 室 111 1,618,232 252 613,113 308 2,231,345 中札内 13 2,215,535 44 162,355 52 2,377,890 更 別 28 2,772,536 97 172,126 110 2,944,662 7 7,163 7 7,163 忠 類 大 樹 5 1,826,661 25 40,931 28 1,867,592 広 尾 1 199,120 6 2,994 7 202,114 新 得 3 24,611 18 64,541 20 89,152 清 水 33 1,105,909 87 219,709 105 1,325,618 鹿 追 10 234,412 63 241,727 70 476,139 本 別 11 132,898 80 274,095 87 406,993 足 寄 2 16,110 42 125,973 42 142,083 3 8,759 3 8,759 陸 別 幕 別 3 249,392 45 3,355,131 115 692,267 149 4,296,790 池 田 4 345,031 9 305,625 65 190,299 74 840,955 豊 頃 14 156,105 48 118,567 56 274,672 浦 幌 7 93,365 58 155,717 61 249,082 60 2,004,233 206 955,770 251 3,112,602 5 40,972 21 94,531 25 135,503 483 19,819,463 1,452 4,600,553 1,740 25,167,038 音 更 3 152,599 上士幌 合 計 10 747,022 0 0 18 平成 23 年産 畑作物共済の加入申込取りまとめ結果 本年産の畑作物共済の加入申込は、総戸数で 3,308 戸(対前年 6 戸増)、面積で 63,070ha(対前年 11ha 増) となりました。加入をいただいた組合員の皆様には心からお礼申し上げます。 なお、 作付終了後に、畑作物共済加入申込書付表(耕地図)を提出していただき本年産の引受は確定いたします。 地区別の加入戸数、面積は次のとおりです。 区分 地区名 中 南 部 部 部 部 部 面 積(ha) 戸 数(戸) 面 積(ha) 戸 数(戸) 面 積(ha) 7,506 457 7,688 9 183 芽 室 496 8,610 504 8,638 8 28 計 944 16,116 961 16,327 17 211 中 札 内 120 3,002 120 2,996 0 △5 更 別 172 5,530 170 5,544 △2 14 忠 類 13 269 13 274 0 4 大 樹 51 1,143 50 1,260 △1 117 広 尾 14 196 12 177 △2 △ 19 370 10,140 365 10,252 △5 112 新 得 34 826 38 868 4 42 清 水 203 3,747 198 3,624 △5 △ 123 鹿 追 124 3,054 121 3,011 △3 △ 43 361 7,628 357 7,504 △4 △ 124 本 別 212 3,629 206 3,558 △6 △ 71 足 寄 89 1,122 87 1,076 △2 △ 46 陸 別 4 53 4 55 0 2 305 4,804 297 4,689 △8 △ 115 幕 別 324 5,278 321 5,191 △3 △ 88 池 田 199 2,732 198 2,701 △1 △ 31 豊 頃 109 2,995 109 2,952 0 △ 43 浦 幌 128 3,165 132 3,150 4 △ 16 760 14,171 760 13,993 0 △ 177 更 506 8,520 512 8,576 6 56 上 士 幌 56 1,680 56 1,730 0 50 562 10,200 568 10,306 6 106 3,302 63,059 3,308 63,070 6 11 計 音 北 西 部 戸 数(戸) 448 計 東 計 合 計 ※各合計面積は四捨五入の関係で一致しません。 19 前年対比 広 計 北 平成23年産加入申込 帯 計 西 平成22年産引受実績 の 当 初 引 受 結 果 表2.共済目的別・地区別当初引受結果 (単位:頭) 平 成 23 年 度 当 初 引 受 その他 乳牛の 肥育牛 肉用牛 一般馬 種豚 雌等 等 中部 帯 広 15,295 355 525 122 芽 室 11,815 1,680 225 43 中札内 12,551 南部 -8 -2 1 -24 2 15,168 16 311 -29 -8 -1 -136 7 12,558 -165 14,595 -667 -7 240 1,614 42 大 樹 32,848 653 2,532 89 広 尾 19,046 363 1,213 西部 北部 4 4 36,130 -41 -94 -98 -4 60 1 20,683 35 -2 74 3 2 14,941 93 9 51 -3 53,971 582 -314 29 2 44,178 -85 -25 -8 4 27,359 129 -24 -117 2 7 28,457 326 -141 -61 24 4 17,540 455 21 -198 -10 14 本 別 21,647 1,348 4,222 138 足 寄 17,728 4,912 5,589 220 陸 別 15,202 439 1,779 116 幕 別 11,960 東部 北西部 675 3,719 122 5,393 1,533 4,764 66 豊 頃 21,815 1,535 2,320 64 浦 幌 12,838 488 1,255 58 音 更 15,394 784 3,063 106 上士幌 29,283 1,913 6,909 37 11 63 8 470 1 29 1 7 計 360,919 37,783 43,557 1,392 632 4,069 2 19 1 2 -1 -346 -1 -236 110 -1 3 67 -5 -14 1 149 370 -137 -10 -1 147 268 16,513 39 -23 -32 -15 11,758 -23 32 -171 1 3 25,737 153 23 -72 -8 4 14,643 -632 -39 -84 -1 3 19,351 -402 -18 -248 -9 -677 1 38,143 185 552 747 -1 1,483 51 448,424 -1,226 443 -588 -16 2 1 154 -968 10 228 2,283 1 -2 -71 60 -790 -292 22 958 合計 -160 -307 清 水 39,079 11,355 1 乳用種 肉用種 種雄馬 雄牛 雄牛 5 20,167 8 22 2 1 464 33 田 池 281 1,120 1 96 44 合 160 忠 類 18,268 鹿 55 追 34,621 9,010 肉豚 -917 20 196 合計 16,532 404 2,406 新 得 14,371 乳用種 肉用種 種雄馬 雄牛 雄牛 8 更 別 11,765 31 肉豚 前 年 度 対 比 その他 乳牛の 肥育牛 肉用牛 一般馬 種豚 雌等 等 -1 -1 -33 -161 -1 95 1 -3 -107 0 3 -3 -755 -1,497 0 図2.地区別当初引受結果 (千頭) 55 50 45 40 35 乳牛の雌等 その他肉用牛等 種豚 乳用種雄牛 種雄馬 肥育牛 一般馬 肉豚 肉用種雄牛 30 25 20 15 10 5 大 広 新 清 鹿 本 足 陸 幕 池 豊 浦 音 類 樹 尾 得 水 追 別 寄 別 別 田 頃 幌 更 上士幌 忠 別 室 更 芽 広 中札内 帯 0 20 平成 23 年度 家 畜 共 済 引受総頭数 448,424 頭! 図1.目的別当初引受割合 平成 23 年度、家畜共済当初 引受の結果をお知らせします。 十 勝 NOSAI 合 計 で は、 引 一般馬 0.3% その他の肉用牛等 9.7% 受頭数 448,424 頭で、前年比 その他 1.1% 1,497 頭の減少となりました。 引受頭数の 80%を占める乳 牛 の 雌 等 で は 引 受 戸 数 で 43 戸、頭数で 1,226 頭の減少(表 肥育牛 8.4% 1、図 1 参照) 、また肉用牛では、 肥育牛で 443 頭増加しました が、その他肉用牛等で 588 頭 の減少となりました。一般馬 448,424頭 については引受戸数、頭数と もに減少しました。 乳牛の雌等 80.5% なお、共済目的別・地区別 当初引受結果については、表 2、 図 2 のとおりです。 表1.当初引受状況 平 成 23 年 度 当 初 引 受 共済 引受戸数 (戸) 目的の種類 乳 牛 の 雌 等 総共済価額 総共済金額 (千円) (千円) 引受戸数 (戸) 引受頭数 (頭) 総共済価額 総共済金額 (千円) (千円) 1,478 360,919 97,768,135 51,972,609 − 43 − 1,226 8,886,649 − 208,934 牛 525 37,783 9,680,985 4,594,796 − 37 443 103,151 − 29,840 その他の肉用牛等 43 43,557 11,394,188 5,957,774 6 − 588 − 76,988 − 180,686 馬 232 1,392 877,165 664,659 − 16 − 16 59,803 21,395 種 豚 8 632 76,608 50,803 0 −3 2,957 1,952 肉 豚 5 4,069 36,621 29,297 0 − 107 − 5,139 − 4,111 乳 用 種 雄 牛 2 2 608 486 0 0 -65 − 52 肉 用 種 雄 牛 10 19 14,158 11,327 0 3 2,878 2,393 種 40 51 63,875 50,986 0 −3 − 6,421 − 5,250 − 54 − 1,497 8,966,825 − 403,133 肥 一 合 21 引受頭数 (頭) 前 年 度 対 比 育 般 雄 馬 計 (実) 2,043 448,424 119,912,343 63,332,737(実) 本別町 木札内 こ 三井 玲子 さん れ い い み つ 三井さん(前列左)とまめっこ倶楽部の皆さん 「野菜の可能性」に夢を託して 玲 子 さ ん は J A 婦 人 部「 ま めっこ倶楽部」や「豆で張り切 る母さんの会」に所属し、仲間 たちと道の駅「ステラ★ほんべ つ」のオープン当初から野菜と 豆類を販売している。 夫の孝寿さんと今年から後継 者となった彰浩さん(長男)と ともに農業を営む玲子さん。今 時季は毎日早朝からアスパラと 春掘りゴボウを収穫し道の駅に 納品している。 まめっこ倶楽部の毎月開催さ れる定例会や、仲間が集まって の共同作業が楽しみで、安心安 全な本別町産農産物のPR活動 も行っている。 玲子さんは「消費者の方から おいしかったですと手紙が届い た時は本当にうれしくて励みに なります」と笑顔で話してくれ た。 これから夏にかけてハスカッ プ、早出しゴボウ、大根を納品 する予定の玲子さんは、野菜の 可能性を探り、ゴボウや椎茸を 乾燥加工した商品開発へと夢は 広がる。 (村瀬) 22 も計画している。 話す。余暇は好きなバイクで 酪農に限らず経営者として 憲嗣さんは「無理なく・力み 予定で、搾乳ロボットの導入 飼養管理ではビタミン・ミ ネラル・亜鉛など自給飼料の ツーリングに出かけ、映画や 憲嗣さんは函館ラ・サール 高校から青山学院大学に進学 に 3 年 間 勤 務 し た。 そ の 後、 成 分 分 析 を 小 ま め に 行 な い、 ビデオ鑑賞でゆったりと過ご (松本 敏) なく・自然体がモットー」と 実家に戻って就農し、現在に 牛の体調管理を万全に保つ努 している。 し、卒業後は東京の警備会社 至っている。 力をしている。 河田農場は現在 頭の乳牛 を飼養し、牧草 ㌶、デント 無 理 な 規 模 拡 大 は せ ず に、 土地(飼料作物)の面積から 適正な飼養頭数を考えてい コーン7㌶、小麦と大豆で ㌶を作付けする。 る。 河田 憲嗣 さん(29歳) 「無理なく・力みなく・自然体で」 十勝の 担い手たち 23 17 今年度中に搾乳牛舎を新築 の り つ ぐ 音更町 勲 89 28 広尾町 紋別 かおる 沖 野 薫 ちゃん(9) はるか 靖 さ ん(父) 玄 く ん(13) 富美子 さ ん(母) तȻɝɭ ȩɭɒ ȤȯɭĆȤၚȯɭȥɣɈ メッセージ 休みの日や学校から帰ってくるとすぐに牛舎へ手伝いに来て くれて、お兄ちゃんと薫にはとても助かっています。牛が大好 きで、何年も前のお産の時の様子や子牛の状態など、よく覚え ていて、私たちは驚かされます。これからどんな風に成長して いくのか、楽しみな私たちです。 (父・母より) 発行/平成23年7月1日 編集発行/十勝農業共済組合・総務部総務課 印刷/大同出版紙業株式会社
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