鹿 島 中 学 校 だ よ り 平成28年7月11日 第4号 鹿嶋市宮中2398番地1 TEL 82-1455 FAX 83-7768 URL:http://www.sopia.or.jp/katyu E メール:[email protected] 1学期を振り返って 校長 木滝 道章 平成28年度のスタートにあたり,生徒,教職員,保護者の皆様には,「心から声 を聞こう,声を出そう,声をかけよう,そして笑顔を!」という話をしてから,早 くも1学期の終業式を迎えることとなりました。 この1学期,鹿島中学校の伝統の力と生徒の活 躍が大変印象に残りました。全校集会等での話を かかと 聞く姿勢,靴の 踵 がきちんとそろっている靴箱, 生徒会役員が中心となって進められた生徒フォー ラムなど,先輩から受け継がれてきた鹿島中学校 の伝統の力を随所に見ることができました。また, 県東地区陸上競技会や県東地区総合体育大会での 活躍は目を見張るものがありました。さらに,学 笑顔!【校内陸上大会にて】 校周辺のゴミ拾いを定期的・継続的に行っている 生徒の姿を見ることもできました。510名の生 徒一人一人のがんばりが見えた1学期だったと思 います。 さて,21日から夏休みに入ります。1年の中 で一番自由になる時間がある夏休みは,いろいろ なことに挑戦して自分の力を伸ばす絶好の機会で す。また,3年生にとっては進路を左右する大事 な時季です。明確な目標を決め,挑戦していって 笑顔!【修学旅行にて】 欲しいと思います。有意義に過ごすか否かは,本 人次第ですが,直接支援ができるのは,保護者の皆様です。是非,良きアドバイス をお願いいたします。加えて,生徒たちが,交通事故や水難事故,携帯電話・イン ターネット等のトラブルに巻き込まれず,毎日安心・安全に生活できますよう,保 護者の皆様のご指導・ご支援をよろしくお願いいたします。 そして,2学期も,「心から声を聞こう,声を出そう,声をかけよう,そして笑 顔を!」をスローガンに生き生きと笑顔で活動する生徒の姿がみえることを期待し ています。 県東地区総体激励会にて (6月27日) 中学校の部活動は3年間といいますが,実際にはもっと短い期間ですね。2年間 と少ししかありません。だけど,3年生。自分が1年生の頃,、いろいろな部を見 学して,自分で選んだ部に入って、初めて活動したその日を覚えていますか?その 日から,今日まで,一人一人がどれだけ頑張ってきたでしょうか。朝練がある。放 課後も遅くまで練習がある。土曜日も,日曜日も練習試合や大会がある。そういう 日々を当たり前のように過ごしてきました。しかし,こ れで,最後の大会を迎えることになります。まずは,皆 さんをこれまで,応援してくれたり,支えてくれた,お 父さんやお母さんをはじめとするおうちの方に感謝の気 持ちをもって,最後まで戦ってください。 君たちは,決して一人ではありません。チームのみん ながいます。ぜひ,みんなで,苦しいときには助け合っ て,声を出して,頑張ってきてください。「あきらめな い気持ち」を期待しています。 試合に出ない,1,2年生は当日応援に行きます。ぜ ひ,大きな声で応援をし,最後まであきらめない先輩の プレーを見て,自分が最後の 大会になったときにどんな気持ちでプレーしたらいいの かを感じてきてください。皆さんの最後まであきらめな いで戦う姿勢を見て,多くの人が感動してくれると思い ます。 県東地区総体を終えて 3学年朝会(7月5日)※一部改編 3年生の皆さん。県東地区総体お疲れ様 でした。いろいろな競技を見させてもらい ましたが,どの会場でも,皆さんが必死に 戦っている様子を見ることができました。 よく頑張りました。その結果,県大会に出 場を決めた皆さん,おめでとうございます。 皆さんは,学校の代表だけでなく,この地 区の代表です。ただ出場するだけでなく,勝利を目指して精一杯頑張ってもらいた いと思います。 さて,惜しくも県大会出場を逃し,引退となってしまった皆さん。これまで,本 当にお疲れ様でした。そして,これからの生活がとても大切です。引退すると,今 まで部活動に費やした膨大な時間が自由になります。その分,気持ちが緩んでしま い,授業に集中できなかったり,なんとなくイライラしたり,遅刻をしたりといっ た人が出てきます。また,放課後もやることがなくて,ゲームセンター等に行って 遅くまで遊んだり,夜遅くまでスマホをいじくったり,ネットを見たりして,生活 が崩れる人が出てきます。何も,特別なことをすることはありません。部活動をや っていたリズムをそのまま続ければいいのです。朝練の時,何時に起きていました か?それと同じ時間に起きればいいのです。同じ時間に寝ればいいのです。 修学旅行で,皆さんと1つしか年が変わらない16歳の舞妓さんのお話を聞きま した。親元を離れて,熊本県から京都に出てきて,携帯電話やスマートフォンも一 切持たされず,コンビニにも入ってはいけない、給料は一切もらえない。16歳の 少女がそんな中,自分の目指した夢に向かって努力しています。そんな姿を見ると, 人は「これに絶対なりたい」と強く思うと,どんなに苦しいことでも,耐えられるの だなと,改めて感じました。 部活動の目標に変わって,新しい生活の目標を決めて,それに向かって規則正し い生活を送れるよう,3年生の皆さん,頑張ってください。
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