キ ー ワ ー ド マ ー ケ テ ィ ン グ 研 究 所 滝 井 か ら の 挑 戦 状 8 ⽉月 の 回 答 お題 いま流流⾏行行のインフィード広告(ヤフーのスマホネイティブ広告)で 「やってはいけないこと」を 3 つ以上あげよ。 キ ー ワ ー ド マ ー ケ テ ィ ン グ 研 究 所 滝 井 か ら の 挑 戦 状 8 ⽉月 の 回 答 解答 インフィード広告は、スマホにおけるヤフーのニュースなどのタイムラインに、 ネイティブ(自然に)な形で挿入される広告である。 ヤフーのトップページに、クリック単価でかつコンバージョン測定ができる運用型広告が、 このように大胆に導入されたことは、歴史的な出来事といってよい。 さて、このインフィード広告だが、もちろん今までの検索広告やディスプレイ広告とは、 まったく成功のルールは違ったものになる。 原則として検索広告では、「今すぐ買う気になっている顧客を逃さない」という戦略が、 なにしろ第一義の目的となる。 わざわざ自分で検索して、わざわざ広告をクリックしにくるのだから、 ある一定の確率で「財布からお金を出して買わせてくれ」 という状況の顧客が存在するわけだ。 なので、広告のクリエイティブは、 「購入へのわかりやすい誘導」「わかりやすい具体メリット」を並べ、 決断をせまるようなダイレクトマーケティングの手法が合致することになる。 キ ー ワ ー ド マ ー ケ テ ィ ン グ 研 究 所 滝 井 か ら の 挑 戦 状 8 ⽉月 の 回 答 一方で、インフィード広告は記事に溶け込ませるように見せるネイティブ広告である。 さらには、「ヤフー」のトップページに出ることもあるコンテンツ主体の掲載場所なので、 この戦略をガラリと変える必要があるわけだ。 ゆえに、インフィード広告で「やってはいけないこと」の一つ目は、 「既存の検索広告やディスプレイ広告の使い回しをしない」ということになる。 次に、インフィード広告の特性として、 「画像+テキスト」という形がセットでひとつの広告、ということだ。 なぜこの形なのかといえば、 スマホのヤフーのタイムライン(ニュース記事など)がこの形だからである。 要するニュース記事などと同じ形にして、 自然(ネイティブ)に溶け込ませる必要があるわけだが、 ここで絶対にやってはいけないのは、 「画像に文字を挿入する」というパターンである。 キ ー ワ ー ド マ ー ケ テ ィ ン グ 研 究 所 滝 井 か ら の 挑 戦 状 8 ⽉月 の 回 答 当たり前だが、ニュース記事では画像の中にはテロップなどの文字は存在しない。 画像に文字があった時点でユーザーに違和感を覚えさせてしまい、 クリック率が激減してしまう。 さらに、スマホのタイムラインの画像のサイズは決して大きくないため、 どれだけわかりやすい画像を入れるか、ということも大事になる。 ゆえに、やってはいけないことの3つめは、 「複雑でわかにくい画像を使う」ということになる。 様々なテスト行ったが、とにかくクリック率が下がり、 コンバージョンにも結びつかないのが、「画像がわかりにくい」というパターンだった。 商品の拡大写真や、場合によってはアニメ画像など、とにかくわかりやすくできるだけ白基調 の画像を多用することで、インフィード広告の効率はあがりやすくなる。 以上が、インフィード広告「やってはいけないこと3つ」だ。 ネイティブ広告は、まだまだ運用型広告では新しく歴史も浅い手法である。 多くのテストを繰り返し、ユーザーとして自分が使ってみながら実感を得ていくことが、 キ ー ワ ー ド マ ー ケ テ ィ ン グ 研 究 所 滝 井 か ら の 挑 戦 状 8 ⽉月 の 回 答 なにしろ一番の成功への近道であろう。 諸君の検討を祈る。
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