算数 問題の構成や出題分野の傾向、配点などにおける大きな変更点は

問題の構成や出題分野の傾向、配点などにおける大きな変更点はありませ
ん。【1】で計算力を確認し、【2】【3】で独立の文章題、【4】【5】【6】
では大問を出題する予定です。難易度については、2008年度入試は当初見込
算数 んでいたよりも実際の平均点が若干下回ったため、2009年度入試では、基礎
力を確認できるような取り組みやすい問題を若干増やす方向で考えていま
す。ですから、まず、基礎的な問題で着実に得点できる力を付け、そのうえ
で応用的な力を伸ばしてほしいと考えます。
全体の構成、配点などについては前年度までの傾向と変わりません。問題の
難易度については2008年度入試を踏まえるものとします。初めに漢字や語
句、ことばの使い方などに関する問題が数問続きます。その後に、小説の読
解問題、説明文の読解問題がそれぞれ1題ずつあります。読解問題の文章の
国語 長さはそれぞれ文庫本で3∼4ページ程度です。漢字は小学校6年間で習う漢
字、またその音訓の範囲を超えないように出題します。小説・物語文の読解
は登場人物の心理・心情をつかむことを中心に出題します。説明文は話の筋
道をきちんと追い、筆者の言いたいことを正しくつかむことがポイントで
す。文章題については書く力も見ていきます。
神奈川学園
すべての分野にわたって、実験・観察をもとにした出題に大きなウエイトを
置くことは変わりません。実験・観察といっても、出題する実験・観察をす
べての受験生が経験しているとは限りません。そこで問われるのは原理・原
則から出発して論理を組み立て、法則的に物事を考えていく力です。計算を
理科 伴う問題も出題しますが、その際大事なのは、数学的計算力そのものという
より、与えられた理科の問題を計算式にできるかどうかということです。計
算そのものは、それほどむずかしい問題にすることはありません。記述問題
に関しては、例年と同じ程度出題する予定です。マスコミなどで取り上げて
いる理科的な問題についても日ごろから関心を持って見ておいてください。
地理分野は、日本の自然環境(地形や気候など)、農林水産業・工業・貿
易・都市・都道府県の特色などについて出題します。また、日本の産業など
ととくに関係の深い国については、位置を確認してください。歴史分野は、
大問を2題出題します。歴史の範囲は戦後の占領政策の終了までとします。
社会
公民・総合分野では、日本国憲法、日本の政治、戦後から現在までの日本と
世界などを出題します。ここ数年間に国内外で起きた大きな出来事について
も学習しておきましょう。各分野とも地名・人名・用語などは正しい漢字で
書くことを心がけてください。
基本的な概念、原理、法則を使って解く基本問題を60%程度、学習した内容
算数 を総合し、活用して解く問題を40%程度とし、あらゆる分野から偏りなく出
題します。
カリタス女子
漢字や語句についての出題、問題文の内容に関する各種の出題を通じて、基
本的な知識や理解度を測っています。選択肢のなかから正解を選び出す形式
国語 だけでなく、文中の語句を用いて文を組み立てる形式や、50∼60字程度の記
述形式など多様な方法で、自ら考え表現できる力を測ります。漢字の読み書
きは15%程度出題しています。
基礎的な事柄が身に付いているかを判断できるような出題および、実験観察
を通じて考えさせる出題により、基本的知識と思考力を測ります。生物・地
理科
学分野が50%、物理・化学分野が50%です。力学または電気を必ず出題しま
す。
基本的な知識の理解および、それを基盤とした応用力・思考力が身に付いて
いるかを測ります。また、日本や世界で問題となっている社会現象について
社会
の関心度を測る問題を出題します。地理40%、歴史40%、公民20%の予定で
す。
算数
湘南白百合学園
(つづく)
計算、比・割合、グラフ、文章問題、図形が出題範囲です。図形は必ず出る
ので、過去の問題などで練習するのが有効です。
文章問題は、小説1題(30∼40%の配点)、説明文か随筆1題(30∼40%)で
国語 す。ことばの問題(書き取り、文法など)も出題範囲です。記述問題(長く
て100字程度)では、中間点を取っています。
理科
生物分野から2題(配点40%前後)、そのほか物理・化学・地学分野から出
題します。計算問題も出題されるので、練習しておくことが肝心です。
湘南白百合学園
(つづき)
社会
地理(40%前後)、歴史(40%前後)、公民(10∼20%)の各分野から出
題。公民は時事問題を含むので、新聞に目を通しておくとよいでしょう。
基礎事項・重要事項が中心です。各回ともに同じ傾向で同程度の問題です。
算数 例年、大問5題程度で、四則演算・特殊算を含む小問・図形・グラフ・規則
性の問題などを出題しています。
聖セシリア女子
基礎事項・重要事項が中心です。各回ともに同じ傾向で同程度の問題です。
国語 例年、大問3題程度で、ことばについての知識(読み書きなど)と長文読解2
題(物語文と論説文、それぞれ記述と選択の解答形式)を出題します。
物質とエネルギー分野、生物と環境分野を中心に、地球と宇宙分野の問題も
理科 出題します。実験・観察に基づく科目であるという特性を重視し、筋道を立
てて考える力を問います。
歴史(約75%)とテーマ問題(約25%)を出題します。テーマ問題は、現代
社会 社会の時事的な一つのテーマを取り上げた総合問題です。歴史、テーマと
も、地図・資料を含みます。
1期は四則計算・速さ・割合・面積・体積などの基本的な計算問題(解答の
み記入)と記述問題(途中式で部分点を与える)です。2期の傾向は1期とほ
算数 とんど同じですが、解答のみを記入する問題だけでなく、記述問題(途中式
で部分点を与える)も数題あります。ひねった問題ではなく、基本的なもの
を1期よりやや多めに出題します。
1期・2期ともに前年度と同じように問題文を提示して、そこに設けられてい
国語 る設問に答えさせるという形式です。非常に長い問題文は出題しません。記
述問題は出題しますが、比較的簡潔に答えられるものです。
清泉女学院
大問は4題くらいで、できるだけ4分野に偏りのないように出題します。実
験・観察について考える問題も出題しますが、その一部に記述問題もありま
理科
す。ふだんから身の回りの自然現象に興味・関心を持ち、なぜそうなるのか
を考える習慣を身に付けましょう。
歴史は人物中心に学習するだけでなく、その時代の特徴や時代の流れをつか
むことが大切です。人名や地名、教科書に出ている事項などは正確に漢字で
書けるようにしてください。一方、地理は知識を問うだけでなく、地図・グ
ラフなども毎年出題され、判断力や説明する力を問うような問題もありま
社会
す。そして、公民は時事的問題を取り上げることで、社会科的知識・関心を
問います。あまり突っ込んだ問題はありませんが、日本や世界で起こってい
ることに関心を持ってください。なお、ここ数年、3分野の出題割合は歴史
2、地理2、公民1くらいとなっています。
算数
途中過程を書かせる問題を3問程度出題します。全問題数は20問程度で、配
点は1問5∼6点の傾斜配点です。
説明文1題と物語文1題で、抜き出しではない記述問題もあります。ポイント
国語 が押さえられているかだけではなく、表現も採点の対象です。漢字の読み書
きと語句問題も出題します。
洗足学園
理科
大問は4分野から1題ずつの4題で、各大問には、小問が8問程度あります。配
点は、1問2∼4点の傾斜配点です。記述問題は各回2問程度出題します。
大問は3分野から1題ずつの3題で、配点は1問2∼4点の傾斜配点を取り入れま
す。1行程度の記述問題を2∼3問出題します。地理は日本地理に加えて、基
社会
礎的な世界地理(西ヨーロッパ、北アメリカ、東アジアの日本と関係の深い
国)も一部出題します。
捜真女学校中学部
(つづく)
まず計算の基礎力を問う問題があり、ついで順次、読み込む必要のある問題
が並びます。大問5∼6題のうち、第1題、第2題(基礎学力を問う)の配点が
算数 高く、完答を求めます。第3題以降は、2∼3の小問に分けて小刻みに得点で
きるようにしてありますが、その1問目(1)は完答できることが望ましいで
す。速さ・比・割合・求積は例年出題されています。
例年、かなり長めの文章が出ます。たとえば、100字程度で文章をまとめる
国語 などの問題が出ることもあります。教育漢字をしっかり練習しておきましょ
う。
捜真女学校中学部
(つづき)
小学校の教科書にある実験・観察は基礎知識として、しっかり学んでおくこ
と。知識を丸暗記するのではなく、問題に対して推理し、考えをまとめるこ
理科
とも求める可能性があります。4分野の総合的な問題、時事問題もあり得ま
す。グラフ問題、計算問題にも慣れておきましょう。
社会に対する興味・関心、思考態度を問いたいので、それに対する基礎的知
社会 識と、考えて記述させる問いが出題されます。図やグラフなどの資料を自ら
読み取り、判断するもののほか、常識的な時事問題もあります。
出題は例年どおりです。計算問題は速く正確に解けるよう練習してくださ
い。応用問題では問題文を読み、自分でグラフや図をかいて条件を整理する
算数
力が要求されます。どんな問題もパターンとして認識せず、一つひとつよく
考えて解く練習をしてください。
問題文のなかには長いものもあるので、内容を把握しながらある程度のス
ピードで読む力が必要です。自分のことばで書くことを求める問題が必ず出
国語
題されるので、自分なりの表現で文章を構成する練習をしておくこと。文章
全体から総合的に考える習慣を付けるとよいでしょう。
日本女子大学附属
1回目、2回目ともに出題は例年どおりで、すべての分野からの出題です。実
験や観察に基づいて考える問題や、図・表やグラフなど、与えられたデータ
をもとに考える問題を主に出題します。問題を解くには基本的な知識や計算
理科
力が必要となりますので、教科書を中心にしっかりと身に付けておきましょ
う。そのうえで、学校での実験には積極的に参加し、実験・観察の経験を多
く積んでおきましょう。
都道府県名、歴史的な出来事や人名など、教科書の範囲の基本的な知識は漢
字で書けるよう確実に身に付けましょう。そのうえで時代や地域に関するイ
メージを持ち、一問一答式の覚え方ではなく、さまざまな事項を関連づけて
社会
理解しましょう。図表や統計などの資料も、そこから何が読み取れるのか、
再確認してみてください。また、試験時間が限られていますから、問題文を
冷静に読み解き、解答を導き出すことも大切になります。
小数・分数の四則演算、単位、比を含む穴埋め問題は必ず出題します。文章
算数 題・平面図形・立体図形・関数など、どの分野もまんべんなく出題します
が、比較的図形が多めです。
大問は4題で、1は「漢字の読み」、2は「漢字の書き取り」、3は「論理的文
章」、4は「文学的文章」という構成です。詩歌などのいわゆる感性を問う
出題は、小学生の段階ではかなり個人差があるため、出題していません。知
国語
識問題は3、4の両文章のなかで問うことにしています。記述問題が比較的多
く、解答内容による段階点を与えています。文末処理や誤字による減点があ
ります。
聖園女学院
物理・化学・地学・生物の4分野すべてから10点ずつ出題し、ほかに時事問
題10点があり、計50点となっています。オーソドックスな問題のほか、日常
的に体験したり、見聞したりする現象などについて、「科学的な思考力や推
理科
察力」を問う設問もあります。その意味において、出題範囲は小学校の教科
書に記載されている知識を基礎にして、提示されたデータや資料を読み取
り、「考えて解く」という発展的・応用的な内容も含まれます。
配点は地理的分野15点、歴史的分野20点、公民的分野15点で、1問2∼3点の
50点満点です。基本的な問題のほかに、地図・グラフを読み取って解く問題
社会 や記述問題も出題します。記述式解答は漢字での解答を原則としているた
め、解答がひらがなで記入されている場合は減点対象となります。「国際社
会のなかの日本」という視点から出題します。
横浜英和女学院
(つづく)
大問6題の出題となります。途中の計算式を見る問題やグラフをかく問題な
ども出題する予定です。[1]をより速く正確に解く力が要求されます。さ
らに、[2][3]では確実に得点できるようにしてください。そして、
算数 [4]以降の分野別問題がどれだけできるかが、カギとなるでしょう。とく
に、それぞれの(1)は易しいので、必ず得点しておきたいところです。な
お、[1]の計算問題は半分になり、簡単な文章題や単位換算などを出題す
る予定です。
文学的文章(小説・随筆・詩)と論理的文章(評論・説明文)から3題の文
章題と、漢字・語句の知識を問う問題を出題します。読解力に比重をおいて
総合的に出しますので、日ごろから偏りなく文章を読んでおくことが大切で
国語
す。文脈、ポイントを押さえて内容を把握すること、漢字や語句の知識を広
げることも重要です。バランスの取れた、確実な国語の知識を身に付けてお
く必要があります。
横浜英和女学院
(つづき)
物理・化学・生物・地学の各分野から出題します。基本知識を問う問題、思
考問題、身の回りの自然についての問題など、偏りなく出題する予定です。
理科
また、教科書で示している漢字で示している語句はしっかりと漢字で書ける
ようにしておきましょう。
出題範囲は、日本の地理・歴史と政治・経済、総合問題です。地理では都道
府県の位置をしっかりと押さえ、都道府県名を漢字で書けるようにしておき
ましょう。各地方の気候の特色、山地・山脈や川・平野、特産物などを地図
社会 で確認しておくとよいでしょう。歴史は古い順に時代名と人物名を漢字で書
けるようにして、各時代の出来事、登場人物をまとめて覚えておきましょ
う。地理・歴史・公民を含んだ総合問題では、2007年から2008年にかけて、
日本・世界で大きな話題となったニュースに関連して問題を出題します。
横浜女学院
(つづく)
出題形式は、2008年度同様、計算問題4問、基本問題が6問、応用問題が大問
として4題です。まず、計算問題は、整数・小数・分数の四則計算です。試
験がどのようにスタートできるかは受験生にとって大切なことです。そのた
めに解きはじめの計算問題は、標準的なものにしてあります。計算練習を十
分に積み、確実に解けるようにしてください。次の基本問題(小問)は、い
ろいろな分野の基本を問う問題です。具体的には割合・濃度・比・数の性
質・規則性・図形のほか、いろいろな特殊算からの出題の予定です。そし
算数 て、応用問題(大問)は、大問4題にそれぞれ小問3問ずつの計12問です。数
学で重要な理論的な思考力を見ることを意図した問題ですので、筋道を立て
てきちんと考えることが重要です。中間点を設けますので、あきらめずに正
答を導く努力を解答用紙に表してください。そのために、解答用紙はA3判の
大きさにしています。
2008年度同様、A・B・C入試の問題は例年並みの難易度に設定します。特別
入試は難易度をやや上げます。これはこの問題が解ける新入生が欲しいとい
う数学科からのアピールと考えています。
2008年度は、全回を通じて、「漢字・語句」「論理的な文章(説明文)」
「文学的な文章(物語、随筆)」の3分野から出題しましたが、2009年度は
若干の変更を加えます。具体的にはA・B・C入試で選択問題や抜き出しの問
題を増やし、記述説明の問題を減らすというものです。これは、受験生が文
章をしっかり読む時間を確保できるようにするための変更です。問題となっ
ている箇所(傍線部分)の前後を読んで解答が出るような問題を避け、文章
全体を確実に読むことを求める問題としたいと考えています。また、特別入
試では記述式での解答を増やして、書く力のある受験生の挑戦を期待した作
国語
問としました。なお、100字の記述問題は、受験区分を問わず必ず1問出題し
ます。この100字記述の問題には、さらに力を入れていきます。
表現力・読解力・思考力を伸ばすためには、知識の量や解答を出す技術より
も、生活のなかで身に付けていく実用的な書く力、読む力、考える力が大切
です。そこで入試問題も、6年生としての学力の把握と、表現への意欲・能
力の確認に重きを置いています。そのために、受験勉強という特別な学習よ
りも、より良い国語力を身に付けようと意識して日常を過ごしていくことが
大切だと考えています。
入試問題作成にあたり、小学校4年生から6年生までの教科書の内容を必ず確
認して作問しています。実験・観察と実験器具の操作法、教科書に掲載され
ている基礎的な事柄やトピックスなどを参考に作問しています。また、受験
生の皆さんが学習する小学校6年生の理科の参考書の内容も、問題作成のた
めの参考資料として使用しています。このほかに教科書と離れて、生活との
理科
関連を含めた問題、理化学検定で出題されている問題(小学校卒業程度)や
環境問題などについても出題を考えています。分野別ではできるだけ各分野
が均等になるように配慮します。2009年度入試の難易度は2008年度と変わり
ません。特別入試ではA∼C入試に比べ、やや難易度の高い問題を出題しま
す。出題は理由を答える記述問題や、一歩踏み込んだ問題が考えられます。
横浜女学院
(つづき)
2008年度入試では地理・歴史・公民の各分野の点数配分はほぼ均等の割合で
した。地理は日本地理・世界地理ともに出題し、歴史については四つの説明
文から、それぞれの時代の特徴を問う出題で、公民は司法・立法・行政を中
心に出題し、さらに経済の問題もありました。また、特別入試は50字程度の
記述問題を出題しました。2009年度の出題傾向も2008年度と変わりません。
地理では日本ばかりに偏らず、つねに世界との関係を意識して学習する必要
社会
があります。また、地図やグラフの問題は毎年出題しますので注意しましょ
う。歴史は日本の歴史からの出題になります。時代の流れ、各時代の特徴を
理解し、さらに資料にも目を通しておくようにしましょう。公民では国の仕
組み、国際関係について学習しておきましょう。時事的な問題は今後も地理
や公民の分野で出題していくつもりです。新聞・ニュースに関心を持ってい
てください。
1行問題を数問と、大問を数題出題します。計算問題や面積・体積の測定、
割合と比、関数とグラフ、図形の性質など、特定の分野にこだわらずに、問
題レベルも基本から応用まで幅広く出題します。これにより、基本事項の定
算数
着度、思考力や応用力、論理性を測ります。一部の問題では途中の式や考え
方を答案に書いてもらいます。問題によっては部分点を与えることもありま
す。
漢字の読み書き・ことわざ・慣用句・敬語その他のことばの問題と、読解問
題2題を出題します。ことばの問題は漢字の読み書きなどをはじめとして、
国語 その場の文脈にあった用法・使い分けの整理が必要です。文章読解は、基本
的語彙の理解や文脈的理解に立脚した正確な読解を求めます。要所要所の文
脈や、文章の論旨を正確に理解できるようにしておきましょう。
横浜雙葉
「観察・実験の過程における科学的な思考力」「学習内容を日常生活と関連
づけて理解する力」を見る問題を出題するように心がけています。4分野か
理科 らほぼ均等に出題し、総合的な力も求めます。解答の形式は、記号や用語だ
けでなく、図をかく、記述するなど多様になるよう工夫します。その場合、
部分点を考慮します。
3分野からほぼ均等に出題します。地理は日本に関係した地理を中心に、歴
史は日本の歴史を中心に、公民は政治・経済の仕組み、日本国憲法、身近な
現代社会のことがらを中心に出題します。地名・人名・事件名は基本的に漢
社会
字表記を正解としていますが、一部の難解な用語や文字は部分点を考慮した
り、ひらがなでも正解としたりすることもあります。短文を書かせる問題で
は部分点を考慮しています。
※2008年度入試から、算数と国語は配点を各100点のままで、試験時間を各45分か
ら各50分に、また理科と社会は配点を各100点から各80点に、試験時間を各45分か
ら各40分に、それぞれ変更しました。4教科ともに出題傾向、難易度は基本的に変
更しない予定です。算数と国語は問題量も変える予定はありませんので、これまで
と同じ傾向の問題を5分延長して解くようになる感じです。一方、理科と社会は配
点が減ったのに応じて問題量も減らします。とくに、理科は物理的・化学的・生物
的・地学的分野を各20点とする大問4題の構成とします。