中山ちどり食事通信 5月号

「5月病に効く食事のコツ」
すっかり暖かくなり旬の野菜や果物も沢山出回るようになりました。
食事サービス委員ではメンバーが一新され、
新たな気持ちで皆様に美味しいお食事の提供をしていけるよう頑張ります!
よろしくお願いします。
感染症対策でお休みしていた『お
しゃべりクッキング』が6月より再開
します!
新しいメンバーで皆さんに美味し
くて楽しいお食事やおやつを提供
する予定です。
内容はまだ決まっていませんが、
沢山の参加を心よりお待ちしてお
ります。
年に一度のお誕生日!夕食の際、御入居者の皆様
には約40種類もの中からお好きなメニューをお選
びいただくことができます!
そんな特別な日に心を込めて作ってくださっている
のが『服部料理長』です!
皆さんの喜ぶ顔が見たくて
目の前でステーキを焼いて
下さることも!!
これからもおいしい食事を
作ってくださいね♪
これを食べれば五月病が治る!といった食べ物はありませんが、食べる
ことを疎かにすれば、負のスパイラルともいえる不安定な精神状態に
陥りやすいことは確かです。その理由は、脳内伝達物質であるセロト
ニンが重要だから!精神を安定させる作用があるセロトニンが不足す
ると、気分が落ち込んだり、不眠になるなどして、うつ病に繋がるとも
言われています。
コツ① 必要な栄養素を含む食材を知る
⇒トリプトファン:セロトニンの材料となるタンパク質。
肉、魚、大豆製品、牛乳等に含まれる。
⇒ビタミンB6:トリプトファンをセロトニンにするために役立つ。
青魚、鶏、バナナ、さつま芋、南瓜、ナッツ等含まれる。
⇒炭水化物:生成されたセロトニンを脳内に取り込むのに必要。
ご飯やパンに含まれる。
コツ② バランス良い食事を心がける
できる範囲でバランスよい食事を心がけましょう。一度に色々な食材
を摂取できるポトフや具沢山のスープがおすすめです。
コツ③ 朝食を摂る
朝食で脳を覚醒させ、効率よくセロトニンが分泌される土台を作る
ことが重要。バナナ1本、牛乳1杯でもよいので摂るようにしましょう。
コツ④ 咀嚼を意識してメニューを考える
噛むという行為もセロトニンを脳に分泌させる効果があると言われて
います。パンならフランスパンやライ麦パン、お米も玄米など咀嚼が
進むものを選ぶとより効果的です。
コツ⑤ 誰かと一緒に楽しく食べる
人との関わりはセロトニン分泌を活性化させます。
また、一人での食事は粗末になりがち。”食べる楽しみ”を持てるよう
工夫しましょう。
キャリアコンパス参考
梅の核や未熟な果実には人の消化管内で
分解され、嘔吐や腹痛を引き起こす『アミ
グダリン』という成分が含まれています。
この『アミグダリン』は果実が熟したり、梅干
や梅酒などに加工することにより分解され
中毒症状を起こさなくなります。
これから旬を迎える『梅』。
中毒にならないためにも、しっかりと知識を
身につけておきたいものですね!!
日々コレ参考
イングランドでは5月になると『チーズ転がし祭り』が行なわれ
ます。
200メートルある急な丘からチーズを転がし、それを追いかけ
るようにして丘を駆けおりるお祭りです。
約200年ほどの歴史を持つ伝統的なお祭りで優勝者には転
がったチーズが贈呈されるそうです。
今ではチーズを追いかけに世界中から挑戦者が
集まって盛り上がる一大イベントになっています。
端午の節句と柏餅
5月5日の端午の節句に柏餅を食べる習慣は日本独自
のものだそうです。(ちまきは中国伝来の風習)
柏の葉は新芽が出るまで古い葉が落ちないことから
「子孫繁栄の縁起物」とされ、柏餅は江戸時代に
広まりました。盛夏入りを前に小豆あんで
作る柏餅は栄養補給や便秘解消、体力
強化に優れた行事食です。
柏の葉には、抗菌、防腐効果もあるそうですよ!