2012年12月号 - 公益社団法人神奈川県宅地建物取引業協会

公取協通信第225号(2012年12月1日)
公益社団法人
首都圏不動産公正取引協議会
〒102-0074 東京都千代田区九段南3-9-12
(九段ニッカナビル6階)
03-3261-3811
第225号
H.24.12.1
不動産公正取引協議会連合会
第10回通常総会開催
10回通常総会開催
URL
FAX03-3261-3933
http://www.sfkoutori.or.jp
選出した後、次の議案を審議し、いずれも承認
・可決され、午後5時には、滞りなく議事を終
了しました。
第1号議案 平成23年度事業報告の件
第2号議案 平成24年度事業計画案の件
第3号議案 表示規約・景品規約等の一部変
更案審議の件
第4号議案 役員選任の件
第5号議案 各地区不動産公正取引協議会の
当面する課題
第6号議案 第11回通常総会の幹事協議会
(首都圏協議会)の件
通常総会終了後、懇親会を開催し、東海協議
会の山田会長の開会挨拶の後、前回幹事である
四国地区協議会の藤本副会長(連合会理事)の
ご発声により乾杯を行い、皆様に懇談いただい
た後、次回幹事である当協議会の植木会長の中
締めで散会しました。
平成24年11月16日(金)午後3時30
分から、名古屋市のウェスティンナゴヤキャッ
※ なお、第3号議案の「表示規約・景品規約
スルにおいて、不動産公正取引協議会連合会
等の一部変更案審議の件」の主たる変更内容
(以下「連合会」といいます。)第10回通常
は、現行規約では、当協議会を含む法人格を
総会が開催されました。
有する北海道、近畿地区及び九州の4地区の
総会には、ご来賓として、消費者庁表示対策
協議会が定款を変更する場合、消費者庁及び
課の杉浦課長補佐、国土交通省不動産業課の松
公正取引委員会の承認を受ける必要があり、
居課長補佐、石塚適正指導係長、公正取引委員
加えて、当協議会の定款においては内閣総理
会中部事務所の池田総務管理官、愛知県建設業
大臣の認定を受ける必要があることから、こ
不動産業課の伊藤課長、県民生活課の柴田主幹、
れを整理し一本化しようとするものです。
及び社団法人全日本不動産協会の藤野副理事長
今後、消費者庁及び公正取引委員会の指導
にご臨席をいただきました。
を受け、これらの機関の認定又は承認を受け
総会は、幹事である東海協議会の市川副会長
るべく申請を行う予定です。
(連合会理事)の開会挨拶、連合会の植木会長
(当協議会会長)の挨拶(別掲)、東海協議会
の山田会長(連合会副会長)の歓迎挨拶に引き
続き、消費者庁表示対策課の杉浦課長補佐及び
国土交通省不動産業課の松居課長補佐からご挨
拶(別掲)をいただいた後、山田会長を議長に
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公取協通信第225号(2012年12月1日)
不動産公正取引協議会連合会
植木会長 挨拶
【植木会長によるご来賓、幹事協議会及び会員
の皆様への謝辞省略】
我が国の経済は、直近の
内閣府の発表いたしました
景気動向指数や、GDPの
速報値をみましても大変厳
しい状況にございます。既
に景気は後退局面に入った
との見方が有力となってお
ります。
世界経済も欧州の債務危機、アメリカの財政
の壁、中国経済の日中関係を含めた動向など大
変不透明感を増してきております。
本日、まだ解散はしていないかもしれません
が、解散、総選挙後の新政権の力強い経済への
取り組みや私ども事業者の自助努力で景気が早
期に回復軌道に乗ることを期待しているところ
でございます。
このような状況の中で、私ども連合会は、一
般消費者に対する適正な不動産情報の提供と不
動産広告に対する信頼性の向上及び不動産取引
の公正化を図ることを目的に、公正競争規約の
積極的な普及啓発及び適正な執行を遂行し、会
員協議会が公正競争規約の公正・中立な運用機
関として円滑、かつ、効果的に事業を遂行する
よう努めてまいりました。
今般、連合会と会員協議会が緊密に連携して、
新たに取り組む方針をご審議いただける第10
回通常総会を開催する運びになりましたことは、
ご同慶の至りでございます。
昨年は、徳島市で開催いたしました第9回通
常総会において、表示規約及び同施行規則の一
部変更案が議決され、本年5月31日から施行
されております。これも会員協議会や消費者庁
及び公正取引委員会等の関係各位のご支援、ご
協力による賜と深く感謝しております。改めて
御礼申し上げます。
私ども連合会は、引き続き、消費者庁、公正
取引委員会、国土交通省等のご支援を受けなが
ら、会員協議会が公正競争規約の公正・中立で
透明性の高い運用機関として適正に機能する体
制を堅持するとともに、公正競争規約を統一的、
効率的に運用するため、あらゆる機会を捉えて
意見交換や情報を共有するほか、関係文書の様
式や公正競争規約違反内容と措置区分の統一化
・整合化を図り、加盟事業者が公正競争規約を
遵守するよう努めてまいります。
本日の総会におきましては、事業報告や事業
計画とともに、表示規約・景品規約等の一部変
更案をご審議いただくほか、会員協議会におい
て当面する諸問題についてもご協議いただくこ
とになっております。
この機会にご忌憚のないご意見をいただき、
本日の総会がその目的を達成できますことを期
待いたしますとともに、消費者庁、公正取引委
員会、国土交通省等の関係行政機関をはじめ、
会員協議会、構成団体とその全国団体の皆様に
は、格段のご理解、ご指導を賜りますようお願
い申し上げ、私の挨拶といたします。ありがと
うございました。
(文責事務局)
消費者庁 表示対策課
杉浦正昭 課長補佐 ご挨拶
本日、お招きいただき
ありがとうございます。
皆様方におかれまして
は、長年に渡る公正競争
規約の適正な運用を通じ
て、消費者行政にご理解
・ご協力を賜り、この場
をお借りして、厚く御礼
申し上げます。
また、本年5月には、表示連絡会を通じて、
消費者の意見を取り入れ、表示規約の改正を行
い、さらに、各地区協議会の公正競争規約の統
一的な運用のために、規程の改定に着手いただ
いていると聞いております。こうした日々の皆
様の規約や規程の整備は、適正な表示のための
規約運用に必要なものです。こうした皆様の努
力に対してこの場を借りて敬意を表します。
さて、消費者庁につきましては、本年9月で
4年目に入りました。当初なかなかうまくいか
ない部分もございましたが、昨年は、28件の
措置命令、本年度については、既に30件以上
の措置命令ということで着実に成果を上げてお
ります。
本年度に入ってからも、モバイルデータサー
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公取協通信第225号(2012年12月1日)
ビスという通信関係の不当表示事件や、最近、
省エネ関係で普通の白熱電球からLED電球に
取り替える方が増加していますが、そのLED
電球の明るさに関する不当表示事件、また、抗
シワ効果を標ぼうする化粧品の効果・効能に関
して実際は効果がない美容関係の事件。また、
「冷却ベルト」という夏場に首に巻いて冷やす
という商品で、120分位使えると表示してい
ましたが、実際には60分位だったという事件
や震災以降注目されていますエネルギー関連で、
住宅用太陽光発電システムですね、政府の買い
取りシステムもございますので、一般の消費者
が設置して利益を上げるという場合に、その利
益について設置業者が不当に多めに利益を表示
しているというような事件など様々なエネルギ
ー関連などの消費者の関心が非常に高い分野に
ついて、我々も積極的に調査をし、違反を摘発
しているところでございます。
また、インターネットについても、景品表示
法上、注意しなくてはいけないことを公表する
など、表示の適正化に努めております。
事業者団体、一般的に事業者間の調整という
のがメインになるかもしれませんが、やはり、
社会公共的に評価されるという観点から言えば、
どうしても積極的に事業者団体自体が新たなサ
ービスの供給主体となるということが必要だと
考えております。例えば、事業者にとどまらず
消費者からの相談に対応するとか、又は公正マ
ークを表示して、消費者の選択のために必要な
情報の提供を確保するというサービスをするこ
とが非常に大切です。
そういうことを通じて、社会公共一般的に評
価されるものと認識しているところでございま
す。こういう展開にかんがみまして、「不動産
の表示に関する公正競争規約」が、まさに景品
表示法を補完するものとして機能し、適正な商
品選択という観点から非常に有効なものである
と考えているところでございます。
消費者庁としましても、こういった社会公共
的な利益に結びつくようなサービスについて、
積極的に支援することを自らの課題として考え
ているところでございます。
今後も消費者の不動産広告に対する関心は深
まる一方でございます。引き続き規約の厳正な
る運用を通じて、消費者からの信頼確保に一層
の成果を上げられることを、強く期待する次第
でございます。
最後になりますが、貴連合会及びご出席の皆
様方の一層のご発展、ご健勝を心よりお祈り申
し上げまして、私からの挨拶とさせていただき
ます。
(文責事務局)
国土交通省 不動産業課
松居孝道 課長補佐 ご挨拶
本日は、不動産公正取引
協議会連合会の平成24年
度通常総会が、このように
盛大に開催されましたこと
を心よりお喜び申し上げま
す。また、本日ご出席の皆
様方には、平素から、不動
産業行政に対し、格段のご
理解とご協力を賜り、誠に
ありがとうございます。この場をお借りして御礼
申し上げます。
さて、昨今の不動産市場を巡る環境としまし
ては、東日本大震災の復興需要が本格化した今
年、実質国内総生産がプラス成長を維持してい
ましたが、世界的な景気減速により12年7月
~9月期の実質国内総生産が3期ぶりにマイナ
ス成長に陥り、日本経済は再び景気後退局面に
入ったとの報道がありました。
こうした中で、私どもとしましても、不動産
市場を活性化し、良質なストックの流通を促進
することは、重要な政策課題と考えております。
このため、国土交通省では、今年7月末に決
定された「日本再生戦略」などに基づき、「持
続可能で活力ある国土・地域の形成」を進める
ため、省を挙げて取り組んでいるところです。
その中では、住宅・土地など不動産の需要拡
大を図り、我が国の経済の活性化につなげるこ
とを重要な施策の一つに掲げております。
また、平成23年10月に立ち上げた「不動
産流通市場活性化フォーラム」の提言がとりま
とめられ、今年6月28日に発表されたところ
でございます。フォーラムでは、既存不動産の
取引において消費者が必要とする情報の把握や
提供のあり方、消費者ニーズへの対応のあり方
などについて議論しており、不動産流通システ
ム改革による我が国の不動産流通市場の活性化
に向けての提言がなされております。
さらに、健全な賃貸住宅市場の形成が促進さ
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公取協通信第225号(2012年12月1日)
れるよう、平成23年12月1日から施行され
た賃貸住宅管理業者登録制度においては、今年
5月に登録業者であることを示すシンボルマー
クを決定し、制度がより周知、普及されるよう
取り組んでいるところです。
皆様が「不動産の表示に関する公正競争規
約」に基づき取り組まれている不動産広告の適
正化に向けた様々な事業は、不動産取引での消
費者の保護や不動産業の健全な発展に欠かすこ
とのできない役割を担っております。
不動産広告は、消費者が不動産を選択し購入
する際に最初に目にする媒体です。消費者が自
分の希望に沿った物件か否かを判断する上で欠
かせない重要な役割を担っており、その表示の
適正化は必要不可欠なものであろうと考えてい
ます。
国土交通省といたしましては、皆様の取組み
と併せて、安全・安心な不動産流通の実現に向
けて、消費者庁とも連携を深めながら、積極的
に対応していきたいと考えております。
貴連合会、そして各地域の協議会におかれま
しても、今後とも、公正競争規約の適正な運用
の推進に努めていただくとともに、不動産広告
の適正化に向けた事業を益々充実されることを
ご期待申し上げているところであります。
最後でございますが、貴連合会のさらなるご
発展と、本日ご出席の皆様方の益々のご健勝、
ご活躍を心から祈念いたしまして、簡単ではご
ざいますが、私の挨拶とさせていただきます。
(文責事務局)
続いて、「平成24年10月度の処理件数等
の状況(同期間内の文書警告以下の事務局専決
処理事案を含む。)」など、前回の調査指導委
員会以降の業務概況等を報告しました。
引き続き、国土交通省、東京都及び財団法人
不動産適正取引推進機構の担当者出席のもとに
事情聴取会を開催し、桃野第1小委員会委員長
の司会により、まず事務局職員から、当日、事
情聴取を予定している4社の広告表示等の調査
結果について説明を行い、次いで、事情聴取会
に出席した4社の代表者等から、表示規約違反
の疑いのある広告表示について、その作成経緯、
表示内容と事実の相違点、今後の改善策等につ
いて事情聴取を行いました。
その後、事情聴取を行った事案に対する調査
指導委員会としての事実認定と違反内容を勘案
した措置案について審議・決定し、次回の理事
会に諮ることとしました。
■11月15日(木) 不動産公正取引協議会連合会
幹事会
名古屋市のウェスティンナゴヤキャッスルに
おいて、午後3時から、東海協議会が世話役と
なり標記幹事会が開催され、来賓として、国土
交通省不動産業課不動産業指導室の石塚適正指
導係長のご臨席をいただきました。
会議では、東海協議会の鬼頭事務局長の開会
挨拶に引き続き、国土交通省の石塚適正指導係
長からご挨拶をいただいた後、連合会の事務局
を兼任する当協議会から、初めに、連合会の理
事会及び第10回通常総会に付議すべき議案や
理事会・通常総会の進行等について協議し、了
承されました。
続いて、「措置の整合化等」に関し、各地区
から提出された違反調査等事務処理規程(案)
等について協議を行いました。
会 議 等
次に、「国土交通省の不動産業に関連する事
項」について、国土交通省の石塚適正指導係長
■11月9日(金) 調査指導委員会・事情聴取会
から、平成24年度悪質マンション勧誘件数、
当協議会会議室において、正午から、調査指
宅地建物取引業法令の平成24年改正等につい
導委員会(第1小委員会主催)を開催しました。
て説明をいただきました。
会議では、まず初めに、谷専務理事から、広
また、「内閣府公益認定等委員会事務局から
報委員会及び調査指導委員会第2小委員会にお
の指摘への対応」として、当協議会の定款変更
いて審議・承認した「ポータルサイト広告適正
案及び近畿地区協議会の定款について説明を行
化部会参加会社が行う不動産事業者に対する啓
いました。
発活動」等について検討を行い、原案どおり承
■11月16日(金) 不動産公正取引協議会連合会
認し、また、次回開催の理事会に上程すること
第2回理事会
としました。
11月
11月の業務概況
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公取協通信第225号(2012年12月1日)
名古屋市のウェスティンナゴヤキャッスルに
おいて、午後3時から、平成24年度第2回理
事会が開催され、「不動産公正取引協議会連合
会第10回通常総会に付議すべき議案」につい
て審議・承認されました。
■11月16日(金) 不動産公正取引協議会連合会
第3回理事会
通常総会において、第4号議案(役員選任の
件)が承認された後、会長、副会長及び常務理
事の互選のため第3回理事会を開催し、会長に
は当協議会の植木会長が再任され、副会長には
他の8地区の協議会会長と当協議会の牧山副会
長が、常務理事には、当協議会の谷専務理事が
それぞれ再任されました(下記参照)。
また、この啓発活動等を実施するに当たり、
違反調査等事務処理規程にこの提案事項の根拠
規程を盛り込む必要があることから、同規程の
変更も併せて審議・承認しました。
続いて、「賛助会員の入会」について審議・
承認しました(別掲)。
次に、福田副会長・調査指導委員会委員長
の提案により「表示規約違反事業4社に対す
る事実及び措置」について審議し、いずれも
調査指導委員会の措置案のとおり決定しまし
た(別掲)。
この後、専務理事から、前回の理事会以降の
業務概況等を報告しました。
連合会役員名簿
■11月27日(火) 賃貸広告適正化連絡会(RAC)
当協議会会議室において、午後4時から、株
式会社リクルート住まいカンパニー、株式会社
ネクスト、アットホーム株式会社、株式会社C
HINTAI及び株式会社アドパークコミュニ
ケーションズの5社の出席を得て、標記会議を
開催しました。
会議では、「貸主からの広告料金の授受等に
ついて」、「『保証人不要』との表示の可否」、
「建築年月不詳物件の表示方法」、「賃料の割
引表示」等について、意見交換を行いました。
役 職
会
長
副 会 長
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
常務理事
理
事
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
氏
名
植木 正威
朝野 邦夫
庄司 常男
牧山 烝治
加田 清男
山田美喜男
山端 和幸
見勢本浩一
武井 建治
北里
厚
谷
正志
細井 正喜
多田 幸司
長沼 卓司
加藤 信一
市川 宜克
松浪 義明
壹岐 昇一
藤本 武志
小栁 好明
地区協議会
首都圏協議会
北海道協議会
東北地区協議会
首都圏協議会
北陸協議会
東海協議会
近畿地区協議会
中国地区協議会
四国地区協議会
九州協議会
首都圏協議会
北海道協議会
東北地区協議会
首都圏協議会
北陸協議会
東海協議会
近畿地区協議会
中国地区協議会
四国地区協議会
九州協議会
監
筒井
近畿地区協議会
事
洋和
賛助会員の
賛助会員の入会
11月22日開催の第8回理事会において、下
記の会社の賛助会員への入会が承認されました。
なお、これにより賛助会員数は110社とな
ります。
社 名:業プロ株式会社
代表者:椎谷 範一 氏
所在地:東京都江東区深川1-1-5
公正競争規約研修会
■11月22日(金) 第8回理事会
アルカディア市ヶ谷(千代田区)において、
午後12時50分から、平成24年度第8回理
事会を開催しました。
会議では、植木会長が議長となり挨拶の後、
まず初めに、谷専務理事の提案により、広報委
員会及び調査指導委員会において審議・承認し
た「ポータルサイト広告適正化部会参加会社が
行う不動産事業者に対する啓発活動」等につい
て審議・承認しました。
会員団体等が主催する公正競争規約研修会に
講師として当協議会職員を派遣しています。
11月度は、次のとおりです。
◆11月
2日
三菱地所ハウスネット(株)
社員86名
◆11月
2日
東急リバブル(株)
社員・広告会社156名
◆11月
- 5 -
5日
(公社)東京都宅地建物取引業協会
会員事業者45名
公取協通信第225号(2012年12月1日)
◆11月
6日
(社)全日本不動産協会埼玉県本部
会員事業者152名
◆11月
7日
(株)読売広告社
社員45名
◆11月
7日
(社)全日本不動産協会埼玉県本部
会員事業者155名
◆11月
7日
(社)全日本不動産協会東京都本部
会員事業者114名
◆11月
7日
(社)全日本不動産協会東京都本部
新規入会事業者119名
◆11月13日
三菱地所ハウスネット(株)
社員68名
◆11月14日
(株)うちナビ
社員24名
◆11月19日
(社)全日本不動産協会埼玉県本部
会員事業者255名
◆11月19日
(株)エー・ディー・ワークス
社員45名
◆11月20日
(一社)日本住宅建設産業協会
◆11月22日
(社)全日本不動産協会埼玉県本部
会員事業者105名
会員事業者74名
◆11月26日
(社)神奈川県宅地建物取引業協会
女性部会事業者70名
◆11月28日
(社)山梨県宅地建物取引業協会・
(公社)全国宅地建物取引業保証協
会山梨本部
件登録を行ったもの(2件)。
◎ 新規に情報登録後、契約済みとなったが、
以降更新を繰り返し、広告時点まで継続し
て広告(3件)。
◆取引条件の不当表示
◎ 「取引態様 貸主」 ⇒ 媒介であり、賃
貸借契約が成立した場合には、賃料のほか
に媒介報酬を要する(1件)。
◎ 「敷金30万円」、「ペット相談可」 ⇒
ペットを飼育する場合は、敷金が45万円
となる旨不記載(1件)。
◎ 「管理費・共益費 -」と記載し、管理
費等が不要であるかのように表示 ⇒ 月額
2,000円の管理費を要す(1件)。
◆取引条件の不当表示及び必要な表示事項違反
◎ 鍵交換費用の費目及びその額不記載(5件)。
◎ 24時間サポートサービスへの加入費用、
除菌消臭費用の費目及びこれらの額不記載
(1件)。
◆取引内容の不当表示
◎ 専有面積を実際よりも広く表示(「52.
1 4 ㎡ 」 ⇒ 4 7 .5 9 ㎡ 、 「 2 4 .5 5
㎡」 ⇒ 21.25㎡。)
◎ 徒歩所要時間を実際よりも短く表示
(「10分」 ⇒ 17分、「10分」 ⇒ 14
分)。
◎ 「南向き、南面バルコニー」 ⇒ 西向き。
一般消費者等50名
◆11月28日
東北地区不動産公正取引協議会
役職員30名
◆11月29日
(社)全日本不動産協会埼玉県本部
会員事業者215名
◆11月29日
(社)全日本不動産協会東京都本部
過去の措置
A社は、平成23年4月にもインターネット
広告(不動産情報サイト)において、実際より
も建築年月を新しくしたり、専有面積を広く表
示する等の不当表示を行ったことなどにより厳
重警告・違約金の措置を受けている。
会員事業者83名
B社:千代田区所在 免許更新回数(1)
《措置:厳重警告・違約金、広告事前審査1か月》
対象広告:インターネット広告(不動産情報サイト)
公正競争規約違反に
公正競争規約違反に対する措置
する措置等
A社:中央区所在 免許更新回数(2)
《措置:厳重警告・違約金、広告事前審査1か月》
対象広告:インターネット広告(不動産情報サイト)
賃貸住宅9物件
◆おとり広告
◎ 契約済みで取引できないのに、その10
か月以上後及び2か月半以上後に新規に物
賃貸住宅10物件
◆おとり広告
新規に情報登録後、契約済み又は貸止めとな
ったが、以降更新を繰り返し、広告時点まで継
続して広告(8件)。
◆取引条件の不当表示及び必要な表示事項違反
◎ 保証会社と賃貸保証委託契約を要する旨
及びその額不記載(6件)。
- 6 -
公取協通信第225号(2012年12月1日)
◎
◎
鍵交換費用の費目及びその額不記載(4件)
24時間サポートサービスへの加入費用
の費目及びその額不記載(2件)。
◎ ルームクリーニング費用の費目及びその
額不記載(2件)。
◎ 「契約期間2年」とのみ記載 ⇒ 定期建
物賃貸借契約である旨不記載(1件)。
◎ 室内抗菌処理費用の費目及びその額不記
載(1件)。
◆取引条件の不当表示
◎ 「保険等 不要」 ⇒ 損害保険料を要す
る(4件)。
◎ 「ペット相談」、「敷金なし」 ⇒ ペット
を飼育する場合は、敷金が1か月分必要と
なる旨不記載(1件)、また、敷金が2か
月分必要となり、その全額が償却される旨
不記載(1件)。
◆取引内容の不当表示
◎ 「二人入居可」 ⇒ 不可(1件)。
◎ 「照明器具付き」 ⇒ なし(1件)。
C社:渋谷区所在 免許更新回数(1)
《措置:厳重警告・違約金、広告事前審査1か月》
対象広告:インターネット広告(自社ホームページ)
賃貸住宅10物件
◆おとり広告
◎ 契約済みで取引できないのに、その12日
後に新規に情報登録を行ったもの(1件)。
◎ 新規に情報登録後、契約済みとなったが、
以降更新を繰り返し、広告時点まで継続し
て広告(5件)。
◆取引条件の不当表示及び必要な表示事項違反
◎ 取引態様を記載していないため、あたか
もC社が貸主であるかのような表示 ⇒ 媒
介であり、賃貸借契約が成立した場合には、
賃料のほかに媒介報酬を要する(10件)。
◎ 鍵交換費用の費目及びその額不記載(1件)。
◎ 保証会社と賃貸保証委託契約を要する旨
及びその額不記載(2件)。
◆取引条件の不当表示
◎ 「敷金2ヶ月」、「ペット相談可」 ⇒ ペ
ットを飼育する場合は、敷金が3か月分必
要となる旨不記載(1件)。
◎ 「敷金1ヶ月」、「ペット相談可」 ⇒ ペ
ットを飼育する場合は、敷金が2か月分必
要となり、1か月分は償却される旨不記載
(1件)。
◆取引内容の不当表示
◎ 「ペット相談可」 ⇒ ペット飼育不可
(1件)。
◎ 「K2帖」 ⇒ 1.5畳(1件)。
D社:杉並区所在 免許更新回数(2)
《措置:厳重警告・違約金、広告事前審査1か月》
対象広告:インターネット広告(自社ホームページ)
新築分譲住宅6物件・新築住宅2物件・売地2
物件
◆取引条件の不当表示
取引態様を記載していないため、あたかもD
社が売主であるかのような表示 ⇒ 媒介であり、
売買契約が成立した場合には、価格のほかに媒
介報酬を要する(9件)。
◆広告表示の開始時期の制限違反
「新築戸建!6,300万円 2階建 3LD
K+P」等と表示 ⇒ 建築確認を受けておらず、
新築住宅として広告及び取引不可。
◆特定事項の明示義務違反
◎ 敷地の形状が三角形状の著しい不整形画
地である旨不記載(1件)。
◎ 土地面積に路地状部分を含む旨及びその
面積又は割合不記載(1件)。
◎ 建築時にセットバックを要する旨不記載
(1件)。
◆取引内容の不当表示及び表示基準違反
取引するものではない建物の内部写真や外観
写真を掲載(2件)。
◆表示基準違反
◎ 「土地面積:約30坪」 ⇒ 平方メート
ル単位で記載していない(1件)。
◎ 建物面積に車庫部分の面積を含む旨及び
その面積不記載(1件)。
◆必要な表示事項違反
必 要 な 表 示 事 項 の う ち 、 取 引 態 様 の ほ か、
次回更新予定日など3項目から6項目不記載
(10件)。
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