難民数: セネガル共和国カザマンス地域 14,257 人がセネガル国内に居住 21,801 人の避難希望者がセネガル 避難民発生の原 因: 社会的疎外及び独立 への要求がカザマン ス地方における避難 Courtesy: IDMC の主原因である。 彼らはインフラ、物的、経済的な どにおいて、相応の利益を供与さ れずに搾取されていると感じてい る。 また、カザマンス地方の独立をめ ぐってセネガル政府とカザマンス 民主勢力運動(MFDC)の間で、 1982年以来小規模の内戦が続いて いる。1982年のMFDCリーダーの逮 捕は、セネガル軍からの弾圧と一 層の抵抗という悪循環の呼び水と なった。 自然災害も同地域における避難の 原因となった。 難民キャンプ: 国内に (出典UNHCR) 同地域には認定されたキャン プがないので、彼らは地域の 村に住み着いている。IDPは、 概して帰還する意図である。 国内避難民(IDP)の数: 24,000人 歴史 必要とされる支援: 多くが難民とIDPのキャンプが必要 とするものである。たとえば、保 護と緊急援助、水、食料、健康、 衛生、教育、トレーニング、保 安、生産的な活動、社会的組織、 コミュニティ管理、インフラ及び 持続性のある解決策である。 カザマンスはセネガルの最南 東端に位置し、ガンビアとギ ニアビサウの間に横たわる。 カザマンス地方は独立運動の 長い伝統を持つジョラ族に よって支配されている。 1982年: 捕 MFDCリーダーの逮 1990年: MFDCはセネガルの 軍事施設やビルを攻撃するこ とにより、報復を開始する。 1997年: る。 休戦が調印され 支援: 2001年: セネガルのアプ ドゥライ・ワッド大統領が平 和協定に同意し、捕虜を解 放、地雷を除 去し、難 民を帰還させた。 MFDC内部抗争と分裂 RIJは農業訓練、自然資 源の管理、送水ポンプ の設置、水管理訓練な どを含む様々なプロ ジェクトを支援。 UNHCRでは帰還の機会 がないセネガル避難民 の、現地社会との融合 を支援している。 2005年: 交渉再開 2006年: 突 MFDC分裂派間の衝 2010年: カザマンス向けと 疑われるイランからの不法な www.refugeesinternationaljapan.org
© Copyright 2024 Paperzz