2015年度 環境活動レポート (2015年4月1日~2016年3月31日) 2016年6月3日 日本スチールウール株式会社 代表取締役 南 正治 1 目 次 頁 1.組織の概要と対象範囲 3,4 2.環境方針 5 3.環境目標 6 3.1 中期環境目標 6 4.環境活動計画及びその実績、評価結果 4.1 4.2 4.3 4.4 運用結果と評価(取組期間:2015年4月~2016年3月) 環境への負荷の自己チェック 次年度の取組内容 環境負荷低減活動報告 7 8 9 10 5.環境関連法規等の遵守状況の確認及び評価の結果並びに 違反、訴訟等の有無 5.1 環境関連法規等の遵守状況 5.2 違反、訴訟等の有無 11 11 6.代表者による全体評価と見直しの結果 6.1 全体評価 6.2 見直し結果 11 11 2 1.組織の概要と対象範囲 1)事業所名及び代表者名 ・日本スチールウール株式会社 ・代表取締役 南 正治 ・法人設立年月日 1959年4月 2)事業所 ・本社 ・秦野工場 ・静岡工場 東京都港区白金台3-19-1 興和白金台ビル9F 神奈川県秦野市曽屋70 静岡県袋井市新池871-5 3)環境管理責任者氏名及び担当者連絡先 ・責任者 取締役秦野工場長 鈴木 厚 ・担当者 業務部 塚本 健二 ・連絡先 電話 0463-81-8221 FAX 0463-81-8222 4)事業活動の内容及び対象範囲 活動対象範囲:スチールウール製品及び各種非鉄金属ウール製品の製造 本社 総務・経理・営業 秦野工場 スチール、非鉄ウール/カットウール製品の製造 静岡工場 スチールウール/カットウール製品の製造 5)事業活動の内容 ・資本金 3,000万円 ・事業規模を表1に示す。 表1 事業規模 活動規模 単位 2012年度 2012.4~ 2013.3 2013年度 2013.4~ 2014.3 2014年度 2014.4~ 2015.3 2015年度 2015.4~ 2016.3 売上高 百万円 1,617 1,822 1,596 1,565 従業員 人 95 88 85 85 床面積 m2 9,817.8 9,817.8 9,817.8 9,817.8 ( 秦野工場 ) (㎡ ) 4,680.5 4,680.5 4,680.5 4,680.5 ( 静岡工場 ) (㎡ ) 5,137.3 5,137.3 5,137.3 5,137.3 6)会社沿革 1928年(昭和3年)、米国よりスチールウールの輸入を行い、初めて日本の市場に紹介致し ました。 その後、国際情勢の変化により1952年(昭和27年)輸入業務を再開するかたわら、 1959年(昭和34年)わが国で最初に国内生産体制を築き、スチールウールの需要に応えて まいりました。 現在、静岡県と神奈川県に工場を有し、工業用・家庭用・業務用向けに各種スチールウール 製品の生産を行っております。 国内需要を充たす一方、海外からも品質の高さを評価され諸外国に輸出をしながら、 さらにスチールウール製造のパイオニアとしてその経験と技術をバックボーンに、ステンレス・ 銅・黄銅等他の金属ウールの研究開発を続けております。 「役に立つ商品・喜ばれる商品」を創造していくために、『お客様本位』を品質管理の基本方針 として、社会に貢献致す所存でおります。 3 7)組織図 組織図を図1に示す。 図1 組織図 環境経営システムに関する責任・権限は表2に示す。 表2 環境経営システムに関する責任・権限 4 2.環境方針 5 3.環境目標 3.1 中期環境目標 中期環境目標を表3に示す。 表3 中期環境目標 6 4.環境活動計画及びその実績、評価結果 4.1 運用結果と評価(取組期間:2015年4月~2016年3月) 運用結果と評価を表4に示す。 表4 運用結果と評価 ※二酸化炭素排出量においては、次の排出係数にて算出 ・電力:0.463(kg-CO2/kwh)東京電力、0.469(kg-CO2/kwh)中部電力 ・ガソリン:2.3217(kg-CO2/L) LPG:3.00196(kg-CO2/㎥)、灯油:2.4919(kg-CO2/L) 当社の主な環境活動の具体的な取組内容を以下に示す。 1)二酸化炭素排出量の削減(温室効果ガス排出量削減) ①不必要な照明の消灯徹底、及び照明が充分確保できるエリアでの蛍光灯の間引き ②使用していない機器における、コンセントからの電源コード離脱 ③昼休み時間の事務所、工場内照明の消灯徹底 ④事務所内エアコンの外気温に応じたマニュアル操作(外気温を判断した運転操作) 2)紙購入量の削減 ①コピー使用時における裏紙利用と、両面コピー、縮小コピーの徹底 ※廃却予定の古い複合機を、裏紙コピー専用機として再利用 ②取引先からの受注伝票の電子化によるペーパレス化推進 3)廃棄物排出量の削減 ①古紙の分別徹底と、有価古紙による排出量削減 ②産廃における分別の徹底のよる排出量の削減と適正管理 ③産廃(プラスチック類、その他金属)から有価化への移行による排出量削減 ④私物持込み厳禁徹底 7 4.2 環境への負荷の自己チェック 環境負荷実績を表5に示す。 表5 環境負荷実績 8 4.3 次年度の取組内容 次年度の環境目標と活動計画を表6に示す。 表6 2016年度、環境目標と活動計画 9 4.4 環境負荷低減活動報告 ①事業活動とコア指標との関係 事業活動における資源投入量と排出量を分かり易く図に示し掲示。 従業員が現状を知ることで環境活動を活性化している。 ②PCB廃棄物処分 PCB廃棄物(秦野工場保管分:高圧コンデンサ 1台 25kg)を、2016年3月に日本環境安全事業(株) へ引き渡し完了。 これを以って、全社における高濃度PCB廃棄物保管分は全量適正処分済。 ③緊急事態対応訓練実施 防災設備業者の指導の下、水消火器/消火ホースを使用して火災時における消火器の使い方の 訓練をパート従業員含め工場全体で実施。 10 5.環境関連法規等の遵守状況の確認及び評価の結果並びに 違反、訴訟等の有無 5.1 環境関連法規等の遵守状況 当社に適用される主な環境関連法規等 ・廃棄物の処理及び清掃に関する法律 ・東京都港区/秦野市/袋井市 廃棄物の処理及び清掃に関する条例 ・水質汚濁防止法 ・下水道法、秦野市/袋井市下水道条例 ・浄化槽法、静岡県浄化槽取扱要綱 ・騒音規制法、神奈川県/静岡県条例 ・振動規制法、神奈川県/静岡県条例 ・大気汚染防止法 ・フロン回収破壊法 ・消防法、秦野市/袋井市森町広域行政組合 火災予防条例 ・ダイオキシン類対策特別措置法 ・PCB特別措置法 ※環境関連法規等の遵守状況を定期的にチェックしております。 5.2 違反、訴訟等の有無 関係当局・近隣住民からの違反の指摘・苦情等は過去3年間ありません。 6.代表者による全体評価と見直しの結果 6.1 全体評価 EA21のシステムを運用開始して2年が経過し活動も年々活性化してきています。 2016年度も継続してこのシステムを最大限に活用し、環境負荷低減に向けて推進 していくこと。更にステップアップしていくことを望みます。 6.2 見直し結果 1) 環境方針の変更の必要性 2) 環境活動及び環境経営システム等の変更の必要性 ・基準年度を2012年度から、2015年度に変更 ・推進体制の一部変更(退職者、役職者変更対応) 必要なし 必要あり 以上 11
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