防音壁

Sound absorbing panel with reflector
積水化学工業株式会社
公共インフラ事業部
特 徴
○高性能
壁の低層化
○高強度
○高耐久
東海道新幹線において
その効果が認められ、
昨年度から採用が開始され
ている製品です。
既存防音壁で効果不足の場合、追加対策として
【従来工法】
嵩上げ(壁高さの延長)
【新工法=当社パネル】
壁交換、壁内側への設置
メリット
・費用削減
・車窓景観の確保
・構造物への負荷減少
補強
工事
・追加対策不能な箇所の救済
構
成
能
①
①表面板
(孔開き板)
孔による音の導入
(開口率50%)
②
②吸音材
吸音効果(撥水性)
③反射板
(Ⅰ)下部騒音のパネルへ
の入射回数増加による吸
音効果増大
(Ⅱ)吸音材内の音経路の
延長による吸音効果増大
④背面板
遮音効果(遮音壁型の
み)
⑤勘合部
はずれ防止、
音漏れ防止
③
④
音
⑤
パネル正面
機
断面図
吸音・遮音・反射の組合せにより、
これまでにない高い防音性能を発揮。
防音壁の場合
(コンクリ壁等)
多重反射音
従来の吸音パネル
の場合
(Ⅱ)吸音材内
吸音材中で音が熱に
(Ⅰ)入射回数増加 の音経路の延長
変換されて減衰
車両壁
車両壁
拡大
図の
遮音
図の拡大
反射音低減効果
無し
低減効果
遮音
下部音源
吸音
下部音源
反射板内蔵吸音パネル
の場合
小
下部音源
低減効果
大
斜入射吸音率
1
0.9
見かけの吸音材が
厚くなる
0.7
0.6
=
斜入射吸音率
0.8
0.5
幅広い周波数で
優れた吸音率
音経路の延長の効果
防音機構(Ⅱ)
0.4
0.3
0.2
反射板内蔵パネル
0.1
従来型吸音パネル
0
125
250
500
1000
2000
4000
1/3オクターブ中心周波数(Hz)
計測機関;財団法人小林理学研究所
高い騒音低減効果により壁高さ1/2
模型実験設備による騒音測定
(下部音に対する効果)
55
>
測定結果
=
︵高さ 2m︶
反射板内蔵吸音パネル
=
︵高さ 3.4m︶
従来型吸音パネル
>
︵高さ 2m︶
従来型吸音パネル
模型実験設備
1.2m
4.3m
25m
△5dB
60
︵高さ 4m︶
コンクリ板
0.7m
G.L.
65
50
測定点
L=1.3m
L=1.8m
L=2.7m
△10dB
︵高さ 2m︶
コンクリ板
試
験
パ
ネ
ル
L
音源
騒音レベル(dB(A))
模擬車両
70
┃落とし込み方式(遮音壁型 横型)
H鋼
┃枠組み方式(遮音壁型 縦型)
H鋼
横材(角パイプ)
┃アンカーボルト方式(既設壁取付型)
既設壁
パネル
アンカーボルト
遮音壁型(背面板付き)
横型
既設壁取付型(背面板なし)
縦型
横型
縦型
標準寸法(mm) W1960×H650 W985×H1990 W1960×H650 W985×H1990
標準厚さ(mm)
72
52
62
60
製品重量(kg)
38
46
26
28
材料
金属構成材
溶融亜鉛-アルミニウム-マグネシウム合金メッキ鋼板
リベット
亜鉛メッキ鋼
吸音材
撥水グラスウール32K、撥水ガラスクロスEP16A相当
※
パネル寸法は、設計変更が可能です。
遮音壁型(背面板付き)
横
前面
背面
型
縦
既設壁取付型(背面板なし)
型
横
前面
背面
型
複々線における騒音
騒音源
外側の列車に対しては 内側の列車に対しては
吸音壁の効果有り
吸音壁の効果は無く、
遮音壁の効果も小さい
線間に吸音壁を設置できれば
内側の列車の騒音を低減できる
線間に設置できる
壁には高さ制限あり。
しかし
当社パネルなら
低層でも効果が
発揮できる。
沿線マンション上層階への対策
従来型吸音パネル
3.5
H=1.5m (R.L+0.9m)
模擬車両
0.3m
R.L.
F.L.
音源
砕石
0.9m
0.6m
2.5
1.5
9876 50
1.9
4.9
7.9
0.5
10.9
車両壁からの距離(m)
F.L.からの高さ(m)
3.5
△
2.5
5 dB
1.5
9876 50
1.9
4.9
7.9
0.5
10.9
車両壁からの距離(m)
コンクリート板
3.5
△1 0
dB
2.5
騒音レベル(dB(A))
60 65 70 75 80 85 90 95
1.5
9876 5
0
1.9
4.9
7.9
車両壁からの距離(m)
0.5
10.9
F.L.からの高さ(m)
反射板内蔵型
F.L.からの高さ(m)
模型実験での検証