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ソーシャルワークにおける連携とチームアプローチ

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12.24.2014 SW 論Ⅴ⑪
担当:Yoshimi FUJINO
ソーシャルワーク論Ⅴ⑪
ソーシャルワークにおける連携とチームアプローチ
Ⅰ.前回のふりかえり
*ゲーテッド・コミュニティについて
・ゲーテッド・コミュニティ、富裕層の独立の例を見て驚きました。私は地域、コミュニティに関心
があるのですが、集える人で作りあうコミュニティはその人の地域生活を安心した、望ましいものに
できると思います。それでも同質性の高い人が集まるということは、そこで生まれ成長していく子ど
もの価値観をやや偏ったものにしてしまったり、視野が狭くなる可能性も生まれてくるのではない
かと考えました。
・ゲーテッド・コミュニティについて、ホームレスなどを排除して自分たちの安全を守るということ
ですが、それをしている人たちは悪意があってそうしているわけではなく、むしろ治安の維持を大義
名分にしているのだと思います。私が危惧しているのは、もうすぐ日本でオリンピックが開催されま
すが、治安の維持・街の環境整備を大義名分として大規模な排除が行われる可能性もあるということ
です。世間体的に一時的な住居の提供などを行うのだとは思いますが、継続はしないのだろうと思う
と残念です。
*プライバシーや ICT について
・パノプティコンについて、実際に機能しているかは別として、街に監視カメラが置いてあれば警戒
するよなとは確かに思いました。
・情報をどう用いるかというところでは、ストーカー被害にあっていて逃げても場所を特定して殺害
される事件があることを考えると、逃げたい人が逃げられない社会になっていると感じます。
・私が行った特別養護老人ホームでは、入居者が他の入居者を見ていたり、職員の他の入居者に対す
る対応の仕方に不満(食べている途中で食器を持っていかれてかわいそうだ)を言っていたのを思い
出しました。確かに施設はある程度管理・監視されるものであり、職員が利用者を管理するだけでな
く、利用者も職員を見ているものだと分かりました。いつも利用者の方は自分を見ていると意識した
ケアを行っていくことが大切なのだろうかと思いました。
・監視についての話を聞いて、実習中にある利用者にアセスメントを行った際に、
「ここ(施設)は
カゴの鳥ですから」と利用者が言っていたことを思い出しました。普段はとても穏やかで、特に不自
由もなさそうにしていた利用者だったので、心のうちでは自由がなく、カゴの鳥だと思っていたこと
に驚きました。確かに決まった時間に食事や入浴、睡眠をとらなければならないということにストレ
スを感じる方もいると思いました。また施設の構造はパノプティコンのようではありませんでした
が、日中は個室すべてのドアを開けっ放しにしてあり、そこにプライバシーはありませんでした。
・施設入所が難しくなり、重症者でもあっても在宅生活へと移行し、何らかのサービスを受けながら
生活していくという選択肢も出てくる。ただ、24 時間の巡回ケアなど支援する側がその人の自宅で
ある程度自由な動きをとる可能性がある。物はどこにあるのか、最低限知っておかなければならない
ことも、在宅と施設ではプライバシーにかかる重みが変わるのかなと思いました。
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担当:Yoshimi FUJINO
・いずれはロボットが取り入れられるなどセンサーやロボットなど人が触れることがないというこ
とが進んでいけば、人と人とのつながりというものは本当に消え去ってしまい、支えあいなども社会
からなくなってしまうのではないだろうか。人でしかできないこと、ICT などの人にはできないこと
をどう生かしていくのかが、今後重要になってくるのではないか。利用者だから、支援者だから、要
支援者だから、という前に、ひとりの人間として生きていることを忘れてはいけないということを強
く感じました。
・ロボットの導入などで未来にはその価値観は変わってしまうんだろうなと思った。昔は施設内でお
互いの様子を密告し、
「良い利用者」が良い待遇を得るということもあったという話があったが、未
来では「昔は人が人を介護していたんだ。その家庭で暴力もあったり、死なせてしまったりもしたん
だ。身内の介護を赤の他人にまかせっきりにしていたんだ」とか言われたりするのかなぁといったこ
とを考えた。
*利用者との関係、専門職のあり方について
・監視と関係があるかわからないが、保育園の頃は友だちを泣かせたり、いたずらしたりすると、す
ぐに先生に報告されて叱られた。そのこともあってか、小学校に入学して以降は、先生をはじめ他人
の顔お色をうかがうように生活してきたように思う。
・パノプティコンのところで「良い利用者」の話が出て思い出したのですが、職員に気に入られよう
と行動する利用者がいるのも事実ですが、
職員が個人的に気にいっている利用者もいます。その方は、
比較的他の利用者より(言い方は悪いですが)かまってもらうことが多い印象を受けました。
「○○
さん、笑顔がかわいいから好き」と話し合っているのを見て、気に入ることはあっても関わる方に差
を生じさせてはいけないと感じました。
・良い利用者が職員の言うことを聞く、従順な人というのを聞いて、施設における利用者と支援者の
関係は、学校の先生と生徒の関係と似たようなものだと考えた。
・その人の問題や困難は専門職がつくりだし、明確化するということには共感できた。実習では無断
で外に出る方の行動を問題行動と考えていたが、その行動の背景を知って、問題と決め付けているの
は自分であることに気づかされた。
・確かに自由のない生活はストレスを感じるし、とても疲れるものだと思います。その一方で、その
状況を長く強いられると、
「慣れてくる」というのもあるように思います。果たして、その「なれる」
がいいことなのか悪いことなのか、ハッキリ言うことは出来ませんが、この「なれる」というのが、
利用者のあきらめや仕方ないという無気力につながるのかなぁと考えるところがありました。
・問題がある人は支援者が困るから問題のある人なんだと、職員の人が言っていた。自分の思いを適
切な行動として表出できる、問題のある行動として見なされてしまう。本人にとっては問題行動では
ないといっていて、全て支援者視線なんだと実感した。
・支援関係の非対称性という言葉の重さを今日の講義で改めて感じた。ほとんどのケースで支援者と
利用者には育ってきた環境に差異があることから、どれだけ支援者が利用者と同じ目線で物事を考
えられるかが重要なのだと思う。
・福祉専門職となる者は意図的でなくても強い立場に立ってしまう。利用者の視点に立ち返ってみる
ことも必要であると考えた。
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担当:Yoshimi FUJINO
・ソーシャルワーカーが持つ権力について、今までの授業や実習の経験から怖くなることがよくあり
ます。支援者としての地位に立つ以上、
「利用者と支援者は対等」というものの、実際には支援者が
利用者より優位になってしまうことは起こりうることだと思います。支援をするというより、してあ
げるという気持ちが生まれてしまったり、利用者を自分より低い立場として支援者の都合のいいよ
うにしてしまったり…。そのようになりたくないなと思いながら、初心を忘れないことの大切さを改
めて感じました。
*その他
・補講とテストの日はもう決まっていますか?
⇒まだ決まっていません。決まってもわたしからは発表できないので(いつ変更があるかわからない
ため)
、大学からのオフィシャルな発表を待ってください。
Ⅱ.連携について
*連携が必要となる背景
*連携が有機的なものになるために
・
・
・
・
Ⅲ.チームアプローチ

チームアプローチとは
利用者の問題解決・ニーズ充足のための援助を、複数の支援者が、目標・援助方針を共有してチーム
で支援すること。同職種、多職種等、利用者に対応するニーズに適したチームが構成される。
どの福祉分野でも、チームアプローチが標準になりつつある。

多職種で構成されるチームの場合
・単一組織型:施設・組織内の多職種チーム
・系列組織型:系列の諸組織がそれぞれに所属する多職種をまとめて構成するチーム
・混合型:地域にある特定組織のメンバーが中核となり、そこに異なる組織の職種が加わって構成す
るチーム
・期間限定型:特定のプロジェクトのもとで、複数の組織の多様な職種が参加して構成するチーム
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担当:Yoshimi FUJINO

チームで対応する内容例
合同プランニング、ズレの調整、役割分担の明確化、キーパーソンの決定、再アセスメント

チームアプローチで重要なこと
・
・
・
Ⅳ.ネットワークについて

ネットワーク

ネットワークの利点と欠点
〔利点〕
〔欠点〕

地域にある関連諸組織によって構成されるネットワーク
→ 組織間ネットワークという

組織間ネットワークの課題
・核組織の多様な職種が知り合う機会や合同訓練・研修を受ける機会・その実施方法・手順等につい
ての公式化
・各組織の方針やサービス・資源に関する共同のデータベース、情報の共有管理システム
・異なる組織の職種間で行われるミーティングやケースカンファレンスの召集基準・召集手順・記録
方法等についてのガイドラインの作成、
・これらの活動に要する財政的資源の調達・管理システム
・組織間ネットワークの事務局の設置

チームからネットワーク

個人ネットワークから組織間ネットワーク

組織間ネットワークから地域ネットワークへ
p. 4
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