ビジネス情報管理

教科
商業
科目
ビジネス情報管理
教科書(出版社)
ビジネス情報管理(実教出版)
副教材(出版社)
30時間でマスター Webデザイン(実教出版)
単位数
3
企業内の情報通信ネットワーク、販売情報システムや財務情報システムを開発する知識
授業の概要
と技術を学ぶために、実習を通して実際にシステムがどのように構築されているか、ま
た知識を身につけることを主眼に授業をすすめる。
1.企業内の情報通信ネットワークを構築して円滑に運用する知識と技術を学ぶ。
2.販売情報システムや財務情報システムを開発する知識と技術を学ぶ。
授業の目標
3.ビジネスの諸活動において情報を管理し,共有することの意義や必要性について
理解する。
4.適切にセキュリティ管理を行い,業務の合理化を積極的に推進する能力と態度を学ぶ。
学期
学習内容(単元・項目)
第1章
1節
ビジネスと情報システム
ビジネスと情報の管理
・ビジネスとビジネスと情報共有
・ビジネスとICT
2節 情報システムと業務の合理化
・情報システムと経営マネジメント
・業務の合理化とシステムの実際
第3章
1節
年
間
学
習
計
画
1
ビジネス情報システムの開発
企業の経営戦略
・経営戦略の立案
・販売情報の分析
・財務情報の分析
2節 システム開発の手法
・ソフトウェア開発モデル
・オブジェクト指向モデル
・プロジェクト管理
・コストマネジメント
・品質マネジメント
第2章 情報通信ネットワークの構築と運用管理
1節 情報通信ネットワークのしくみと通信方法
・インターネットとWAN
・LANのアクセス制御方式
・通信プロトコル
2節 ネットワーク機器
・ネットワークインタフェース
・LAN間接続方式
・インターネットへの接続
3節 情報通信ネットワークの設計
・ネットワークの設計手順
・ネットワークの導入と運用管理
第3章 ビジネス情報システムの開発
4節 ビジネス情報システムの開発演習
・ウェブサーバを利用したシステム開発
(12月ごろまで継続した開発演習)
学習目標
・情報処理システムの意義や役割、情報共有の重
要性について興味関心を持ち,進んで調査する。
・ビジネスにおける情報共有の重要性について思
考し,知識を身につける。
・ビジネスと情報システムの関連、経営マネジメ
ントに関し基本的な知識を身につける。
・SFA・SCM・CRM・ERP などの業務システムを学び,
業務の合理化とシステムの実際について基本的
な知識を身につける。
・経営戦略立案上、必要な分析手法に関心を持ち,
積極的に取り組む。
・オペレーションズリサーチの様々な分析手法を
活用し経営戦略分析結果を表現できる。
・コアコンピタンス分析・SWOT 分析・バリューチ
ェーン分析・PPM 分析、損益分岐点分析を表計算
ソフトウェアを活用して、技能や知識を身につ
けている。
・ネットワーク構築に関心を持ち、関連のハード・
ソフトウェアの学習に積極的に取り組む。
・ネットワークの設定方法,サーバの管理やセキ
ュリティ管理の知識を理解する。
・サーバを利用したウェブアプリケーションのシ
ステム開発する技能を身につける。
・システム開発の手順について理解する。
第2章
4節
2
年
間
学
習
計
画
3
情報通信ネットワークの構築と運用管理
ハードウェアとソフトウェアの導入
・ハードウェアの導入
・ソフトウェアの導入
5節 運用管理
・管理ツールやセキュリティポリシーによる運用管理
・システム障害や不正アクセス対策
第3章 ビジネス情報システムの開発
4節 ビジネス情報システムの開発演習
・ウェブサーバを利用したシステム開発
(12月ごろまで継続した開発演習)
第2章 情報通信ネットワークの構築と運用管理
7節 情報通信ネットワーク構築と運用管理実習
・ネットワーク構成図の作成
・ネットワーク構築に必要なハードウェアやソフ
トウェアを適切に選択でき、セキュリティポリ
シー策定の知識を身につける。
第3章 ビジネス情報システムの開発
4節 ビジネス情報システムの開発演習
・ウェブサーバを利用したシステム開発
(開発演習とシステム開発)
第4章 ビジネスと情報システムの課題と展
望
1節 セキュリティの管理
・セキュリティ管理の必要性
・情報を保護するための方法
2節 情報システムの課題と展望
・情報システムの課題・展望
第3章 ビジネス情報システムの開発
4節 ビジネス情報システムの開発演習
・ウェブサーバを利用したシステム開発
(システム開発と発表)
・サーバを利用したウェブアプリケーションのシ
ステム開発をする技能を身につける。
・情報システムの開発実習に積極的・主体的に取
り組み、サーバを利用したウェブアプリケーシ
ョンのシステム開発をする技能を身につける。
・ネットワークアドレスやホストアドレスを理解
し,適切なネットワークの規模を判断できるよ
うになる。
・不正アクセスやコンピュータウイルスへの感染
が及ぼす影響、情報を保護するための対策や方
法について、脅威となる事象と対処法を理解す
る。
・サーバを利用したウェブアプリケーションのシ
ステム開発をする技能を身につける。
・自ら開発したシステムを理解されるように発表
できるようになる。
学習の評価
観点
規
準
関心・意欲・態度
思考・判断・表現
技能
知識・理解
・ビジネスの諸活動に
・適切な分析手法を用い
・ビジネスにおける情
・ビジネスの諸活動に
おいて,情報システムを
て,業務の合理化を行う
報活用に必要な,情報
関する情報システムの
活用し,将来,業務の合
ため,要求に応じた適切
の分析,システムの開
意義や役割を理解する
理化を主体的,積極的に
なシステムを開発するな
発,ネットワークの構
とともに,ビジネスに
行い,職場のリーダーと
どの思考・判断力・表現
築などの技能を身につ
おける情報システムの
なる意欲と態度を持っ
力を身につけている。
けている。
活用を実践するために
ている。
必要な知識を身につけ
ている。
備
考
2年生で学習したビジネス情報の知識を基礎として、実際にどのようにシステムが構築されているか
学びます。