第3章 郡山市の特性

第3章
郡山市の特性
ここでは、本市特性の概要について記述しています。
11
第3章
第3章
郡山市の特性
1.位置・面積
郡山市は、福島県の中央に位置し、標高 245m前後の安積平野の平坦地を中心とし
て、北には安達太良山を望み、東は阿武隈山系につつまれ、全国第 4 位の大きさを誇
る猪苗代湖や阿武隈川の豊かな潤いに満たされた、水と緑が豊かな美しい景観を見るこ
とができます。
【郡山市の位置】
◇郡山市の位置・面積
地域
東経
140°02′10″~140°33′52″
北緯
37°15′58″~ 37°37′34″
東西
46.78 ㎞
南北
39.95 ㎞
面積
757.06 ㎞ 2
標高
海抜 245m(市役所)
12
郡山市の特性
2.気候・気象
本市は、太平洋岸から約 95km、日本海岸から約 200km の内陸部にあり、東に阿
武隈山地、西に奥羽山脈があり、その中央に広がる平野部に市街地を形成しています。
年平均気温は 12℃前後で東北地方の中では比較的温暖な地域に含まれます。年降水
量は 1,000mm 前後と全国平均より少なくなっています。
◇郡山市の気象概況
気温(℃)
平均風速
年間日照時間
年降水量
平均
最高
最低
(m/s)
(hr)
(mm)
平成 17 年
12.1
35.1
-9.0
2.3
1,597.3
1,040
平成 18 年
12.1
33.5
-10.3
3.4
1,621.5
1,436
平成 19 年
12.6
34.9
-6.5
3.2
1,833.9
1,126
平成 20 年
12.3
33.3
-6.4
3.2
1,730.0
1,090.5
平成 21 年
12.4
33.2
-6.6
3.2
1,701.3
1,015.5
(出典:気象庁ウェブサイト)
3.土地利用
本市の土地利用の状況は、田畑と山林が市面積の約 6 割を占めていますが、都市化
の進展とともに年々減少傾向にあり、逆に宅地が増加しています。
◇郡山市の土地利用状況
総面積
各年 1 月 1 日現在
地
宅地
目
別 土
田
畑
地 面
(単位:km2)
積
山林
原野
雑種地
その他
平成 2 年
731.05
41.98
111.78
64.19
337.48
56.77
14.49
104.36
平成 7 年
731.05
46.73
110.46
61.86
332.08
55.19
13.08
111.65
平成 12 年
757.06
52.00
108.17
60.10
313.65
52.73
11.15
159.26
平成 17 年
757.06
54.62
105.62
58.93
311.89
50.53
11.73
163.74
平成 18 年
757.06
55.53
105.37
58.27
312.00
49.90
12.16
163.99
平成 19 年
757.06
55.78
105.32
57.98
312.34
49.11
12.16
164.37
平成 20 年
757.06
56.34
105.17
57.41
312.86
48.49
12.19
164.60
平成 21 年
757.06
56.79
105.06
57.16
311.99
48.12
12.32
165.62
100
7.5
13.9
7.6
41.2
6.4
1.6
21.9
平成 21 年構成比(%)
※構成比の数字は四捨五入の関係で合計値等が合わない場合があります。
(出典:郡山市統計書)
13
第3章
4.人口・世帯数
本市の人口は、増加を続けてきましたが、近年その増加率が小さくなっており、平成
21 年(2009 年)には、初めて前年比減少に転じました。
一方、本市の世帯数は増加を続けており、1 世帯あたり人口は減少しています。
◇郡山市における人口及び世帯数の推移
口
世帯数
1 世帯あたり
人口(人)
備考
平成 2 年(1990 年)
314,642
99,931
3.1
国勢調査
平成 7 年(1995 年)
326,833
110,964
2.9
国勢調査
平成 12 年(2000 年)
334,824
120,229
2.8
国勢調査
平成 17 年(2005 年)
338,834
126,382
2.7
国勢調査
平成 18 年(2006 年)
338,999
127,704
2.7
推計人口
平成 19 年(2007 年)
339,079
129,184
2.6
推計人口
平成 20 年(2008 年)
339,108
130,785
2.6
推計人口
平成 21 年(2009 年)
338,731
131,726
2.6
推計人口
人
※平成 18 年から平成 21 年は 10 月 1 日現在(出典:郡山市統計書)
5.商業
本市の卸売業・小売業の年間販売額は、平成 14 年(2002 年)調査を境に減少に
転じました。近年の調査でも減少傾向が続いています。
◇郡山市における卸・小売業年間販売額の推移
卸売業年間販売額
(億円)
小売業年間販売額
(億円)
卸・小売業合計
販売額(億円)
昭和 63 年(1988 年)
10,442
3,396
13,838
平成 6 年(1994 年)
14,551
4,426
18,977
平成 9 年(1997 年)
15,241
4,477
19,718
平成 14 年(2002 年)
11,659
4,294
15,953
平成 19 年(2007 年)
10,748
4,166
14,914
(出典:郡山市統計書)
14
郡山市の特性
6.工業・農業
本市の製造品出荷額等は増加傾向にあります。一方、農業粗生産額は減少しています。
◇郡山市における製造品出荷額等及び農業粗生産額の推移
製造品出荷額等(億円) 農業粗生産額(億円)
平成 2 年(1990 年)
6,568
296
平成 7 年(1995 年)
7,415
248
平成 12 年(2000 年)
8,576
203
平成 17 年(2005 年)
9,667
188
平成 19 年(2007 年)
10,199
182
(出典:郡山市統計書)
7.運輸
本計画では、乗用車(普通、小型)、軽自動車(乗用、貨物)、バス、トラック(普通、
小型四輪)および特種車(特殊用途車、大型用途車、雪上車)を、二酸化炭素排出量算
定対象車両としました。これらの車両の台数は増加しています。
◇郡山市における自動車台数の推移
自動車台数(台)
(除く:被けん引・二輪・原付・小型特殊)
平成 2 年(1990 年)
164,157
平成 7 年(1995 年)
200,588
平成 12 年(2000 年)
221,159
平成 17 年(2005 年)
237,943
平成 19 年(2007 年)
237,983
(出典:郡山市統計書)
15
第3章
8.販売電力量
本市において様々な省エネルギーの取り組みが行われていますが、電力使用量が伸び
ていることから、販売電力量も増加を続けています。
◇郡山市における販売電力量の推移
販売電力量(千 kWh)
平成 2 年(1990 年)
1,346,862
平成 7 年(1995 年)
1,567,855
平成 12 年(2000 年)
1,950,227
平成 17 年(2005 年)
2,029,796
平成 19 年(2007 年)
2,184,006
(出典:郡山市統計書)
16