８・９月横浜市立六つ川台小学校平成２７年８月２７日ホームページアドレス http://www.edu.city.yokohama.jp/sch/es/mutsukawadai/ 号みんながチャレンジの夏学校長柳澤潤六つ川台小創立４０周年の夏休みは、子どもたちにとって、ちょうど４０日間の夏休みでした。「４０」が重なり、何か特別な夏休みだったように感じられます。天候は、記録的な暑さが続き、台風、大雨、竜巻等のニュースで、心配なことも多くありました。また、戦後７０年という節目の夏は、戦後を総括する様々な記事や特集が続きました。学校では、７月中には水泳教室、区の水泳大会がありました。水泳指導の期間は天気に恵まれました。私は小学生の時は６年生の終わりまで、２５メートルを泳ぐことができませんでした。力任せに２０メートルまでは全力で泳ぐのですが、あと５メートルが難しいのです。今思えば、泳ぎのこつは、力を抜くこと。力が入りすぎては、だめだったのです。昨年の夏、水泳教室で１５メートルを泳ぐのが精一杯だったＡさんは、今年の練習期間でついに２５メートルを泳げるようになり、区の水泳大会に参加しました。大会で精一杯泳ぐ姿は感動的です。大きな声で応援をしました。チャレンジすることで、きっと、泳ぎのこつをつかんだのでしょう。区の水泳大会に参加したほとんどの子どもたちが、全力の泳ぎで自己の最高記録を更新したことも驚きでした。記録のよかった２名の児童は、市の水泳大会にも区の代表として参加しました。４０周年のこの夏は、全校児童に「チャレンジ４０冊」の課題を出すことにしました。夏休みから、それぞれが４０冊の読書にチャレンジするのです。本が大好きになってほしい、こんな強い願いがあります。地域のお祭りで突然声をかけられ、「もう、４０冊読んだよ。記録のカードをコピーして使ってるよ」とうれしそうに伝えてくれる子がいました。読書へのいい機会になったなあと、私もうれしくなりました。この夏は、「チャレンジ４０」のめあてがあって、私自身も読書に弾みがつきました。苦手だった歴史の本にも挑戦しました。世界史の本を一冊決めて、始めから終わりまでしっかり読むことができました。戦争と平和を考える貴重な機会になりました。この取組は、夏休みが明けても続きます。読了の子どもたちには賞状を用意する予定です。これもお楽しみに。地域のお祭りでは、たくさんの子どもたちを見かけました。なかには、会場をはしごしている子どもや、浴衣姿の子もいました。とても元気よく声をかけられ、生き生きとした表情でした。計画や準備に多くの方が携わっている様子が感じられ、地域の温かさに触れました。一緒に参加した職員も温かく迎えてくだり、ありがとうございました。学校の環境面は、コミュニティハウスの耐震工事も進み、大きく改善しました。毎日、工事の車両がたくさん入りました。体育館のトイレ改修、雨漏り補修工事、理科室図工室前のタイル張り替え工事が終わりました。用務員さんは、教室前の廊下の全階フロアーをポリッシャーで磨いてワックスがけをしてくれました。トイレも廊下も気持ちよくピカピカになっています。みんなそれぞれ、チャレンジの夏がありました。先生や友達にぜひとも聞かせてほしいと思います。また、家庭でのがんばったことや気になることがございましたら、担任にもお伝えください。夏に蓄えたエネルギーを力に、気持ちと生活リズムを整えて、学校生活をスタートさせましょう。地域・保護者の皆様、今月もどうぞよろしくお願いします。