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KDD友歩会の足跡と思い出 - k-unet (KDD OB ネット)

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KDD友歩会の足跡と思い出
松田隆治
KDD友歩会は昭和62年に当時KDD同友会の会長だった故相原保さんが
同友会傘下のクラブとして設立することを提案され、村岡美雄さんなど元KD
D山岳会の人たちが準備し、相原さんが初代会長になって同年7月第1回:日
本民家園のハイキングからスタートしたと聞いています。
私が友歩会に初めて参加したのはKDDグループを退職後間もない平成9
年5月のハイキングからですが、その前後6~7年の間は友歩会の最盛期で、
多い時には100名を超える参加者が長い列をつくり12km以上の道のりをも
のともせず皆元気に歩いていました。入会の翌年5月の総会で私は世話人に
選ばれ、以来友歩会の企画や運営に携わってきました。
しかし平成13年にKDDがDDIなどと合併してKDDIになりOB会が別に
つくられて以来、友歩会には新たに入会する人が全くなくなってしまい会員の
高齢化とともに参加者は年々減少の一途を辿りました。平成23年には同友会
も解散することになり、その年の3月に発生した東日本大震災の被災者に200
万円もの寄付をするというので当時同友会の幹事をしていた私は傘下のクラ
ブにもお金を配分すべきと訴え、友歩会には6万円の補助金をいただきました。
そして平成25年5月の総会で私が二代目会長石川恭久さんの後を継いで三
代目の会長に選任されました。
友歩会では会員の高齢化に伴いバスや電
参加回数ベスト10
車も利用して歩く距離を短縮するなどの対応
1. 黒崎義雄
281回
をしてきましたが、その後も参加者の減少は
2. 村岡美雄
274
続き最近では10名を下回ることも多くなり、ま
た世話人たちにもいろいろと支障が生じてき
3. 金子忠三郎
272
4. 森本専二
267
ましたので、私はこれ以上友歩会を継続して
5. 松田隆治
247
運営していくことが困難と判断し、平成28年9
月の第372回:国宝聖天山歓喜院と熊谷寺
6. 小鷹邦夫
226
7. 大沢 薫
224
のハイキングをもってその活動を終了するこ
8. 加藤頼雄
212
ととしました。
友歩会はその発足から終了まで29年2か
9. 平野博信
195
10. 横井 寛
189
月の間に372回、春は梅や桜、夏は木陰のコ
ースやビール工場見学、秋は紅葉狩り、冬に
は正月の七福神等の神社仏閣巡りなど、多様でかつ魅力的な企画を実施し、
延べ2,899kmの歩程と17,709人の動員実績を残しました。また会員の参
加回数のベストテンは表の通りです。
そして平成28年10月10日友歩会馴染みの料亭であった神楽坂の別亭鳥
茶屋において解散懇親会を開催しました。懇親会には友歩会の解散を惜し
む22名の会員が出席し(写真1)、順番に友歩会の思い出を語っていただきま
したが、それぞれ楽しかった思い出が懐かしく語られ、友歩会がなくなると淋し
くなるとの声が多くあり、また世話人たちの長年の労に対してもお礼の言葉を
いただきました。
写真1
私の友歩会の思い出としては、山登りが好きな関係でハイキングらしいハイキ
ングをと企画した金時山、三ツ峠山、足和田山、日光戦場ヶ原、奥多摩むかし
道、薩埵峠、河口湖畔の富士と桜(写真2、3)、日光キスゲと霧降高原(写真4)
などで、これらは少し遠くて健脚向きのため参加者は都心のコースに比べると少
人数でしたが、私には印象深く記憶に残るハイキングでした。
写真2
写真3
写真4
他の人の企画では顔振峠から桃源郷のようなユガテの里、山からの眺めが
電車が走るジオラマのような和紙の里・小川町、勢いよく下りてきたので足が
ガクガクになってしまった箱根旧街道などが特に印象的で記憶に残っていま
す。また私は歴史小説をよく読んでいた関係で吉良邸から泉岳寺まで赤穂浪
士が引き揚げた道、新選組のふるさと巡り、北条政子、実朝、頼朝の墓(写真
5)などを巡った源氏山から鶴岡八幡宮周辺、石垣山一夜城などの企画も実
施し、印象に残っています。特別なところでは皇居参観(写真6)でした。
写真付きの身分証明書を所持するよう言われたのでわざわざ住基カードを
申請取得して出かけたにもかかわらずその提示は求められず、事前に郵送で
提出した住所氏名を書いた名簿と当日の参加人数とを確認し1人ひとりに入
門証を渡され入場が許されました。皇居内は広大な宮殿前広場や道路のどこ
を見渡しても一片のちりもなくきれいに清掃され、植木もよく手入れされ、生け
垣は定規で測ったようにピシーと見事に整枝されていたのにはいたく感銘を受
けました。このように参加したハイキングについていろいろなことを思い出しま
すが、私は何よりも友歩会で長年にわたってこれら名所旧跡、海岸や山や川
などを巡り歩き、会員同士が親しく語り合い、ともに楽しく人生を過ごすことが
できたことをとても幸せに思い感謝しています。
写真5
写真6
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