平成28年度授業改善推進プラン 《体育》 西東京市立保谷小学校

平成28年度授業改善推進プラン 《体育》
西東京市立保谷小学校
●本校の実態を踏まえた学力等に関わる成果と課題
成果
課題
45分の授業の中での運動量をより多く確保すること。
業間体育や体力テストの実施を通して、体を動かすこ
体育学習カードを活用して、児童一人ひとりが自らの課
とへの意識向上がみられた。
題や成果を把握して、積極的に活動していくこと。
学年
児童の実態及び指導上の課題
具体的な授業改善策
元気よく運動を楽しむことができる児童が多いが、 運動量を確保した授業を行う。どの子も運動に取り組みやすく
1年生 用具を操作する運動、固定遊具を使った運動で苦 するために、スモールステップで課題を提示する。
手意識が高い子もいる。
元気よく運動を楽しむことができる児童が多いが、 十分な運動時間を確保する。日常的に体を動かすことのでき
るゲームや運動を紹介し、意欲的に取り組むことができるよう
2年生 固定施設を使った運動では個人差が大きい。
にさせる。
体を動かすことが得意な児童と苦手な児童がはっ 毎回の指導のポイントを明確にし、達成感をもたせる。学習
3年生 きり分かれている。鉄棒・マットが苦手な児童が多 カードを利用し、学習意欲を高めていく。運動時間を充分に確
い。球技等は積極的に参加する児童が多い。
保する。
生活経験の不足からくる多様な動きを作る運動に 各回の授業で少しずつ取り組みながら、体力向上カードを使
4年生 課題がある。また、その二極化傾向が見られる。 用する等して多様な動きを作る運動を日常的に継続させる。
全体的に体力の向上が課題である。運動の特性を 各回の授業の始めに校庭を走るなど、運動量の確保と体力の
5年生 意識して練習したり、作戦を立てたりすることに課 向上を図る。また、学習カードを活用して授業をふり返り、児童
題が見られる。
運動に対する意欲は高いが、運動の特性を理解し
6年生 て取り組んだり、作戦などを熟慮してゲームに臨ん
だりする児童は少ない。
が運動の特性を意識して取り組めるようにする。
領域により、運動の特性を思考して取り組む児童を育成する。
また、作戦のパターンを提示し、児童が選択してゲームに取り
組むなどの活動を取り入れる。
●学校全体で取り組む内容
45分の授業時間の中で、児童の運動量をより多く確保する。
体育学習カードを活用することで、児童一人ひとりの課題や成果を把握理解し、学習意欲を高めていく。
グループ学習を通して、お互いを客観的に見合う力を育て、言葉で伝え合う力も養っていく。