4月 26 日(水)、石垣市登野城で八重山地区農業機械士協議会と九州・沖縄土をかんがえる会共催で、 農作業機械の実演会を開催しました。講師にはプラウやプラソイラーを作製しているスガノ農機から講 師をお招きしました。前半は講習会で、①トラクターとプラウのマッチングの実演、②牧草地における 土の硬さについて、③プラソイラーとハーフソイラーの違いについてといった内容で行いました。フリ ー形式での講習で、農家から質問や意見が積極的にでて活気あふれる講習会となりました。後半は、プ ラソイラーとハーフソイラーの実演会を行いました。土の盛り上がり方の違いやハーフソイラーの効果、 目的に合わせた装備の取替え方などを勉強することができました。 今回の実演会では技術向上を中心とした講習になりましたが、八重山地区農業機械士協議会として、 農作業機械の技術向上だけでなく、安全管理・安全作業にも力をいれ、農作業事故0を目指して頑張っ ていきます。 フリー形式の講習で意見が多く出ました。 実演ほ場 中央:ハーフソイラー、両側:プラソイラー (担当:池田) 農業は災害、天候、市況、口蹄疫等の外的要因に大きく左右されるため、不慮の事 態に備えて日ごろから自分自身の経営の中身を知っておきましょう。 突然農業の収入が途絶えたとします。あなたの経営はどのくらい持ちこたえること ができますか。半年?1ヶ月?運転資金が底を尽き慌てて借入の手続きをしても農業 制度資金の場合借入まで3ヶ月程度かかります。日頃から余裕を持った資金繰りをし ましょう。 資金繰りには売上だけではなく、現在の資産(土地、機械、施設等)、負債(借入 金、未収金等)の状況を把握しておかなければなりません。そのために農業簿記は欠 かせません。 農業簿記は面倒というイメージがありますが、パソコンを利用 すると素早く、正確に行うことができます。今年度も当農業改良 普及課においてパソコンを活用した農業簿記講座を開催する予定 ですので、お気軽にご参加下さい。 (担当:大濵)
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