Manpower News Letter Vol.9

ManpowerGroup News Letter
2013 年 VOL. 9
2 番目のニュー
NEWS CONTENTS:
日本の
%と世界最高値
日本の企業が
企業が感じる「
じる「人材不足感」
人材不足感」は 85%
世界最高値
~業種別では
業種別では、
では、エンジニア、
エンジニア、営業・
営業・販売、
販売、の人材不足感が
人材不足感が高い結果に
結果に~
1. 2013 年人材不足調査結果
2. エクスペリス事業本部
エクスペリス事業本部、
事業本部、
IT技術者向
IT技術者向け
技術者向けセミナーや
セミナーや
就職説明会を
就職説明会を開催
3. 定期的な
定期的な自主勉強会
自主勉強会を
勉強会を開催
し、キャリアカウンセラー
キャリアカウンセラーの
アカウンセラーの
スキルアップを
スキルアップを図る
4. 世界難民の
世界難民の日:世界各国で
世界各国で
難民救済プログラム
難民救済プログラムを
プログラムを実施
5. 世界経済フォーラム
世界経済フォーラム 東アジア
会議に
会議に出席
マンパワーグループは、2013 年 1 月に世界 42 ヵ国・地域における 40,000 社に対
し、企業の人材不足感に関する調査を実施しました。その結果、日本は、前年同期比
4 ポイント増の 85%
85 % を記録。世界の平均値である 35%
35 % と比べると、日本は 50
ポイント高く、調査対象となった国・地域の中で、日本企業の人材不足感が最も高
い値となりました。
日本の人材不足感が高い理由の 1 つに、急ピッチで進む少子高齢化が考えられます。
総務省が 2013 年 4 月に発表した国勢調査(2012 年 10 月時点)によると、65 歳以上
の人口がはじめて 3000 万人を超え、総人口に占める割合が 24.1%と過去最高を
更新しています。もう 1 つの理由としては、企業が求めるスキルを持った人材がおら
ず、思うように人材確保ができないという雇用のミスマッチがあげられます。調査結果
でも、人材確保が難しいと考える理由のトップが、「適切な応募者が市場に少ない、ま
たはいない」 となっています。
日本を含むアジア太平洋地域は、ヨーロッパや北米地域に比べても、企業の人材不足感
が高いため、今後、同地域において人材の獲得競争が加速することが予想されます。
詳しい内容については、弊社HP掲載の労働白書 ⇒
「深刻な人材不足の到来:持続可能なワークフォース確保のための対策」
http://bit.ly/14NcL3A をご覧下さい。
日本企業
日本企業が
企業が人材不足を
人材不足を感じる職種
じる職種トップ
職種トップ 5
人材不足を
人材不足を感じている国
じている国 トップ 5
1
2
3
4
5
1
2
3
4
5
日本(85%)
ブラジル(68%)
インド(61%)
トルコ(58%)
香港(57%)
エンジニア
営業/販売職
会計・財務スタッフ
IT 関連スタッフ
営業マネージャー
人材不足を
人材不足 を感 じて いる日本企業
いる 日本企業の
日本企業 の 割合における
割合 における推移
における 推移
90%
80%
70%
60%
50%
40%
30%
20%
10%
0%
85%
76%
80%
81%
63%
58%
61%
55%
2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年
調査年度
ManpowerGroup News Letter
エクスペリス事業本部
エクスペリス事業本部、
事業本部、実践的な
践的なスキルを
スキルを養うITエンジニア
ITエンジニア研修
エンジニア研修を
研修を実施
エクスペリス事業本部では、より一層 IT アウトソーシングに
注力するため、2012 年から常用雇用型エンジニアの採用を
本格的にスタート。2013 年 4 月には、新卒第 1 期生 19 名
が IT エンジニアとして入社しました。入社後は、約 2 ヶ月間、
IT の基礎知識をはじめ、ネットワーク構築やサーバー運用、
Java プログラミング基礎などの専門スキルを養う研修を行い
ます。研修終了後は、1 ヶ月の職場研修(OJT)を行います。
さらに、英語能力向上のため TOEIC 受験を推進し、奨励制度
も設けています。また、IT 資格では、基本情報技術者試験、
Android 技術者認定試験、オラクルマスター、Cisco 技術者
認定試験など、キャリアアップの為の資格取得支援制度を設
けています。
また、海外展開を考える企業が増える中、エクスペリス事業
本部では、市場のニーズに対応できるグローバルな人材を
採用しています。2013 年 4 月には 日本をはじめ、中国、タイ、
ミャンマー、ベトナム国籍の人材が新入社員として入社。既に
プロジェクトで活躍しているフィリピン、韓国、インド国籍のエ
ンジニアと同じ現場でキャリアを積んでいきます。
今後も、日本人だけでなく留学生や海外の大学生も対象とし
た新卒及び、既卒生の採用を予定しており、エクスペリスの
エンジニアとして、教育・育成していきます。
座学研修
座学研修の
研修の様子
PCを
PCを使った専門
った専門スキル
専門スキル研修
スキル研修の
研修の様子
定期的な
定期的な継続学習で
継続学習で、社内の
社内のキャリアカウンセラーの
キャリアカウンセラーのスキルアップ
スキルアップを
アップを図る
マンパワーグループでは、現在187名の社員がキャリアカウン
セリ ン グ 協 会 認 定 資 格 「GCDF( Global Career Development
Facilitator)」を取得しています。社内では、当資格取得に向け
ての支援体制が充実しており、キャリア領域におけるより多く
の”エキスパート”を育成し、求職者の方々や仕事に関する悩み
を持つ方々に対して、質の高いカウンセリングサービスを提供し
ています。また、資格取得後も継続学習として、社内研修および
自主勉強会も定期的に実施し、スキルアップに努めています。
先日、月に 1 度開催されている自主勉強会が横浜本社にて
開催されました。(写真参照)今回は、19 名の GCDF カウンセラー
が集まり、講師はキャリア・コンサルティング技能士(国家資格)
を取得した社員が務めました。勉強会のテーマは、『アサーション』。
アサーションとは、相手に自分の思うことを上手く伝えるコミュニ
ケーションスキルの一つです。勉強会では、事前に用意した
シチュエーションでの会話をロールプレイ形式で行い、円滑な
人間関係を築くためのコミュニケーションについてディスカッション
を行いました。相手の意見や気持ちを大切にしながら、自分の
意見や考えも的確且つ、その場にふさわしい表現方法で伝える
訓練を行うことで、コミュニケーションスキルを高めていました。
マンパワーグループでは、今後、社内のキャリアカウンセラーを
有効活用し、アソシエイトやキャンディデイトに対するカウンセリング
サービスの強化を図り、キャリア形成支援につなげていきます。
ManpowerGroup News Letter
世界 80 カ国・地域に
地域に拠点を
拠点を持つマンパワーグループの
マンパワーグループのグローバルな
グローバルな取り組み
6 月 20 日は世界難民の日(World Refugee Day)。2000 年 12 月
4 日に国連総会で決議されたこの日は、世界に約 4250 万人いる
といわれる難民の保護と援助に対する世界的な関心を高め、
UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)をはじめとする国連機関や
NGO による活動に理解と支援を深める日です。マンパワーグループ
も、以前から CSR 活動の一貫として、難民の能力開発や就労支援
などの取り組みを通して、難民救済活動を行っています。マンパワー
グループ会長兼 CEO のジェフリー・A・ジョレスは、「やむを得ず祖国
を追われた人々は、世界で最も支援を必要としています。そして、
祖国を離れ、安全な場所にたどりついた瞬間から、彼らは課題に直面
します。それは新たな生活を始めるということです。彼らが新たな
環境に溶け込み、生活するためには、仕事は重要な要素です。」と
述べています。
マンパワーグループは、世界各国で、難民の自立を後押しし、就労
支援プログラムを実施しています。例えば、スウェーデンでは、
Manpower Telge Jobstart という子会社と連携し、700 人以上のイラク
難民を対象にスウェーデンでの就労を支援しました。対象となった人々
は、18 ヶ月間スウェーデンの文化を学び、仕事の紹介を受けました。
結果として 6 割以上の人々が仕事を見つけることができました。また、
オランダでは、2013 年 9 月から、15 歳から 18 歳までの難民の子供
たちを対象に、オランダでの就業につなげるための人材育成・支援プ
ログラムを開始します。マンパワーグループでは、これからも一人で
も多くの難民の持続可能な生活を確保すべく、支援を続けていき
ます。
写真上:マンパワーグループ・オランダの
写真上
女性社員 40 名が集まり、10 キロのチャ
リティーランを実施。オランダでの難民支援
プログラム実施費用として約 11,000 ユーロ
(約 140 万円)を集めることができました。
マンパワーグループは、2013 年 6 月 5 日から 7 日まで、ミャンマー
の首都ネピドーで開かれた世界経済フォーラム東アジア会議で、
雇用の創出および経済的観点における平等な男女雇用機会の推進
について、パネルディスカッションに参加しました。
マンパ ワーグループの タイ・ ベトナム ・中東地 域責任 者である 、
Simon Matthews は、2 日間にわたりパネルディスカッションに参加
し、講演を行いました。1 日目は、ミャンマーがいかにして包括的成長
ができるかについて、ミャンマーの旅行・観光産業の発展における
経済成長と雇用創出という視点から講演を行いました。2 日目は、
女性が経済活動に参加する機会を増やすなど、女性により多くの
権限を与えることによる、男女共同参画の推進について講演を行いまし
た。Simon Matthews は講演の中で、「旅行・観光などの産業が発展
途上国で成長するためには、必要な人材を獲得し、育成できるかどう
かにかかっていると言っても過言ではありません。企業、教育機関、
政府、個人を含む全てのステークホルダーのより密接な連携により、
国としての将来的ニーズを予測し、適切な人材の需給バランスを確保
することができるのです。」と述べています。
また、マンパワーグループは、人材が企業や国にとって、競争に勝つ
ための差別化要因となる中、女性の経済活動への参加を積極的に
推進することが重要であることも示唆しました。企業が、既存のワーク
モデルや人材確保の手法を再検討し、より多くの女性を戦力として活用
することで、人材不足を解消し、競争力を保つことができると指摘して
います。
ManpowerGroup News Letter
【マンパワーグループ
マンパワーグループ株式会社
グループ株式会社 会社概要】
会社概要】
社名:マンパワーグループ株式会社
所在地:〒220-8136 神奈川県横浜市西区みなとみらい 2-2-1 横浜ランドマークタワー 36 階
代表者:取締役会長代表執行役社長 ダリル E.グリーン
資本金: 40 億円
設立年月日:1966 年 11 月 30 日
業務内容:人材派遣/請負事業、職業紹介事業、アウトソーシング事業、再就職支援、タレントマネジメント等
登録スタッフ数:42 万 2700 人
概要:マンパワーグループ株式会社は、1948 年に米国で誕生した人材ビジネスのグローバルカンパニーであるマン
TM
パワーグループ (NYSE: MAN)の 100%出資の日本法人で、1966 年に設立さ れた日本で最初の
人材派遣会社です。2011 年 12 月には全面的な組織改革を行い、子会社である株式会社ライトマネジメ
ントと合併、社名を「株式会社 マンパワー・ジャパン」より「マンパワーグループ株式会社」へ変更しました。
現在、一般派遣・人材紹介サービスを提供する「マンパワー(Manpower®)」、IT 系のアウトソーシングサー
ビスを提供する「エクスペリス(Experis™)」、再就職支援およびタレントマネジメントサービスを提供する「ラ
イトマネジメント(Right Management®)」の 3 つの事業本部で構成され、総合人材サービス会社として全国 152
拠点のネットワークを活かし、幅広いサービスを展開しています。 ホームページ URL:www.manpowergroup.jp
【 マンパワーグループ
マンパワーグループの
グループの企業理念 】
マンパワーグループは「変化する労働環境でクライアントに勝利をもたらすサービスを創造し、提供します」という企業
理念のもと、80 カ国に拠点を展開しています。マンパワーグループでは、この世界共通の理念に基づき、取引企業の
重要な資源である人材の有効活用と生産性の向上を支援するとともに、人とその人生における仕事の役割を尊重
し、最適な就業機会の確保と技能の向上をサポートしています。同時に、マンパワーグループの全社員が革新を恐
れず常に挑戦し続けることを世界共通の行動規範としています。
<本件に関するお問い合わせ先>
マンパワーグループ株式会社 広報担当 小林
045-227-4678(Fax:045-227-4758)[email protected]
〒220-8136 神奈川県横浜市西区みなとみらい 2-2-1
横浜ランドマークタワー 36 階