国際言語文化学科

法
国際言語文化学科
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学び
海外での
各学部等が行うさまざまなプログラムによる“海外での学び”によって
文
グローバルシティズンをめざす学生をサポートしています
学
琉球・日本・アジア・英米・欧州の言語や文化を学究し
部
得た
“知”
とスキルをグローバルな活躍に結びつけていく
全学部・研究科 対象
琉球アジア文化専攻課程
英語文化専攻課程
ヨーロッパ文化専攻課程
の大学(協定締結校)への留学です。期間は3カ
各地の文学(日本文学、琉球文学、中国文学、朝
英米を主とする文学、文化、言語学、英語学、応
ドイツ、フランス、スペインおよびスペイン語圏
の手続きを経ることで、卒業要件の単位として認
鮮文学)、言語学(日本語学、琉球語学、中国語
用言語学、コミュニケーション学を多角的に研究
(南米)の言語、文学、文化について専門的に学
定することが可能です。
学)、歴史学(琉球史、中琉関係史)、および琉球
し、国際化・高度情報化社会に対応できる異文
びます。また、それぞれでネイティブスピーカー
●昼間主コース
●夜間主コース
琉球大学では国際交流協定締結校との「交換留学」をはじめ
民俗学が専門領域です。歴史的・地理的に密に
化コミュニケーション能力を養成します。英語教
の教員による授業を行います。さらに各地からの
つながる隣接地域の文化を尊重し、個々の地域
員の養成科目もあります。勤労学生のための夜
留学生との交流、現地(ヨーロッパまたは南米)
の文化や歴史について、総合的な理解を深める
間主コースは、昼間主と同レベルの教育目標を
での研修などを通じて、専門とする言語や文化
教育と研究を行います。
達成する科目構成になっています。
の知見を深めていきます。
全学部 対象
観光産業科学部 対象
交換留学
海外文化研修
海外大学研修
琉球大学が学生交流協定等を締結している海外
外国語学習の動機付けや異文化理解の深化を
「かりゆしホテルズ観光人材育成基金」によるハ
月以上1年以内。留学先で取得した単位は、所定
図ることを目的として、英語、フランス語、
ドイツ
ワイ大学でのプログラム。観光マーケティング、
語、スペイン語、中国語の各言語圏で2週間から
観光経済学、観光と交通、リゾート開発、観光社
4週間程度、集中語学研修やホームステイ等を
会学など、英語での講義やフィールドスタディに
行っています。
取り組みます。
工学部 対象
農学研究科 対象
全学部 対象
海外職場体験ツアー
海外での職場体験や人々との
交 流を通じて国 際 感 覚を身に
つける研修。期間は約1週間、
年に2回(9月・3月)実施してい
ます。
医学部 対象
Curriculum
1年次
琉球アジア
文化専攻
2年次
●基礎演習Ⅰ
●琉球史概論
●琉球民俗学概論
●中琉関係史概論
●琉球文学概論
●日本文学概論
●中国文学概論
●朝鮮文学概論
●琉球語学概論
●日本語学概論
●リーディングI,II
●英語の発音とリスニング
●英文法演習、英語資格試験演習
英語文化専攻
●基礎演習
(昼間・夜間主コース) ●英米文学概論
●イギリス文学概論
●言語コミュニケーション概論I,II
●その他の専攻選択科目
ヨーロッパ文化
専攻
3 年次 4 年次
岸本奨学基金 工学部
東南アジア派遣奨学生(研修)
「国際農学プログラムによる」
海外研修
●基礎演習Ⅱ●琉球史研究●琉球史史料講読
●琉球史基礎演習●琉球民俗学基礎演習
●卒業論文
●日本語学演習
●琉球民俗学野外調査●中琉関係史研究
●中琉関係史基礎演習●琉球文学基礎演習
●琉球史演習
●中国語学演習
●琉球文学特講●日本文学史●日本文学野外実習
●日本古典文学基礎演習●日本近現代文学基礎演習
●琉球民俗学演習
医 療 援 助 活 動の体 験 学 習( 口 唇 口 蓋 裂 患 者に
東南アジアでリーダーシップを発揮するエンジ
インドネシア、タイ、スリランカ、バングラデシュ、
●中国古典文学特講●中国近現代文学特講
●中国文学基礎演習●朝鮮文学基礎演習
●中琉関係史演習
●朝鮮文学特講●琉球語学特講
●琉球語学基礎演習●日本語学基礎演習
●琉球文学演習
対する無料手術の医療活動への参加等)やラオ
ニアの育成を目的に、1∼2カ月程度の現地研修
ベトナム、アジアの5大学に大学院生を派遣して
●琉球語学野外調査●日本語文法論
●中国語学基礎演習●歴史伝承資料調査実習
●日本古典文学演習
ス健康科学大学との交流などを行っています。
を実施しています。
います。期間は約2週間、
2科目の講義を受けると
●言語学外書講読●中国語学概論
●琉球民俗学研究●琉球文学野外調査
●日本近現代文学演習
●中国語学特講●海外文化研修
●日本古典文学特講●日本近現代文学特講
●中国文学演習
●朝鮮文学講読●言語地理学実地調査
●朝鮮文学演習
●古典日本語概論●中国語文法論●中国語史
●琉球語学演習
●メディアの英語I
●口頭英語表現I
●上級英語演習
●英語資格試験演習II
●その他の専攻選択科目
●高等英語セミナーI
●リーディングIII
●オーラル・コミュニケーションI,II
●ライティングI,II
●異文化理解
●アメリカ文学概論
共にインターンシップにも取り組みます。
●高等英語セミナーII
●卒業論文
●(その他の専攻選択科目)
●言語コミュニケーション概論III
●その他の専攻選択科目
●基礎演習Ⅰ●ヨーロッパ文学入門●EU研究入門
●基礎演習Ⅱ●ヨーロッパ文化論
●海外文化研修●ドイツ語講読Ⅰ●フランス語作文
●特殊問題ゼミⅠ●特殊問題ゼミⅡ●卒業論文
●初級ドイツ語文法Ⅰ●初級フランス語入門Ⅰ
●ヨーロッパ言語研究入門●ドイツ文芸思潮史
●スペイン語作文Ⅰ●ドイツ語の文構造
●学外実地研修●ドイツ語講読Ⅲ
●初級スペイン語総合演習Ⅰ●初級ドイツ語文法Ⅱ
●フランス文化研究Ⅰ●スペイン語会話Ⅰ
●フランス語講読Ⅰ●スペイン文学概論
●フランス語講読Ⅲ●スペイン語表現法Ⅰ
●初級フランス語入門Ⅱ
●ドイツ研究A●フランス語文法Ⅰ●スペイン語講読Ⅰ ●ドイツ語学演習Ⅰ●フランス語表現法Ⅰ
●ドイツ言語文化演習Ⅱ●スペイン文学特殊講義
●初級スペイン語総合演習Ⅱ
●ドイツ語学概論●フランス語会話Ⅰ
●スペイン語作文Ⅰ●ドイツ語学演習Ⅱ
●スペイン語表現法Ⅱ●フランス語表現法Ⅱ
●インテンシブドイツ語Ⅰ●インテンシブフランス語Ⅰ
●ドイツ語会話Ⅰ●基礎演習Ⅱ●フランス文学史
●フランス語講読Ⅱ●スペイン語作文Ⅱ
●日仏翻訳・通訳入門●ドイツ語学特演A
●インテンシブスペイン語Ⅰ●インテンシブドイツ語Ⅱ
●スペインの社会と文化●ドイツ語表現演習
●ドイツ語講読Ⅱ●フランス語学特殊講義
●フランス文化研究Ⅰ●フランスの社会Ⅱ
●インテンシブフランス語Ⅱ
●比較言語学●ラテンアメリカの社会と文化
●地域研究特殊講義●スペイン語作文Ⅱ
●ドイツ語語学特演●ドイツ語講読Ⅲ
●インテンシブスペイン語Ⅱ
●ドイツ文学演習
●フランスの社会Ⅰ●ドイツ言語文化演習Ⅰ
●フランス文化研究Ⅱ●比較文学
教員による学修 +進路についてのアドバイス
そもそも「文化」って何なのだろう?
様々な“出会い”
を通して「にんげん」と向かい合うために・・・
交換留学体
験記
ノア校
ハワイ大学マ
(米国)
2013年7月から12月までの6カ月間、ハ
交 換 留 学 生 とし て 約 1 0 カ 月 間 、シェ
ワイ大学マノア校に交換留学しました。主に履修したのは、私が専
フィールド大学(英国)で文化・教育を勉
門分野とする海洋生物学に関する授業です。テーマは地球の誕生か
強してきました。この間、自分の中での変化も大きく、とても貴重な
ら分子生物学まで、海洋に関することのすべてをカバーしました。
経験になりました。また、シェフィールド大学は学生の学習支援に力
また、受講した大学院生向けのライティング講座では、論文執筆に
を入れており、その“学びやすさ”は思っていた以上でした。おかげ
向けての課題調査や引用形式なども勉強しました。映像を題材にし
で著名な教授陣による授業はもちろん、学術英語の習得もスムー
●国際言語文化学科には、琉球アジア、英語文化、ヨーロッパ文化という三つの専攻があります。自らが生まれ育った地域、もし
てのグループディスカッションなども行いました。これらを通じて、
ズに進みました。生活全般も快適で楽しく、とりわけトラブルに巻き
くはそれとは異なる諸地域の言語や文学、あるいは歴史や民俗、社会、思想などを深く広く学んでいきます。各々の関心のある
目標とする“海に関わる仕事”や自身のキャリア形
込まれたことなどはありませんでした。この留学を通じて得たさまざ
場所から出発し、自身の立つ位置から物事を理解するための技術、言語や考え方について多角的総合的に学修します。その学
成について、深く考えるこ
まな学 びを今 後 の 学 業に活かし
修を通して、異なる立場にいる人あるいは地域や時代を理解し、それと向き合うことのできる「ちから」を身につけます。それが、
とができました。
ていけるよう、努力し続けたいと
複雑化多様化し、グローバル化していくと言われる現代社会を生きていくことにつながっていきます。
●卒業後の進路先として、公務員や中高の教員(国語もしくは英語)を目指す学生が少なくはありませんが、それ以外にも企業
大学院 理工学研究科
関係、マスコミ関係、観光業、文化振興職、外国へ渡って日本語教師をするなど、それぞれに多種多様な目標を掲げています。
石川 惠
4年間の大学生活で自分自身と将来とを考えさせられ、変化させられる多くの“出会い”に積極的になって、学んでいきましょう。
平良 妙子 法文学部
20
ラオスでの
医学生人材育成支援事業
思っています。
交換留学体験 記
教育学部
シェフィールド大学
古谷 ちひろ
(英国)
国際言語文化学科 准教授
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