社会学部 - 関西学院大学

2015年度 関西学院大学リベラルアーツ・プログラム(KGLP) 演習科目一覧表【社会学部】
授業科目
※
研究演習Ⅰ
担当者
大谷 信介
単位 学期 曜日 時限 講義コード
4 通年 火
Ⅲ
講義概要
日本では、東京一極集中・関西の地盤沈下・地方都市の衰退が叫ばれて久しい。こうした都市現実はヨーロッパやアメリカでも一
般的な現象といえるのだろうか? 戦後日本の都市化の実態は、高度経済成長とともに多くの地方出身者が都市に移住し都市化が進
展した。当時つくられたニュータウン(千里・泉北等)は、開発から40年が経過し高齢化等多くの問題を抱えている。他方、これま
23104004 で大都市に人口を送り出してきた地方も、平成の町村合併に象徴されるように、新しい変化の波に飲み込まれているのが実情であ
る。こうした現代日本の都市現実を考えていく場合、ヨーロッパやアメリカの都市現実と比較し、違いや共通点を考察してみるこ
とがきわめて有効である。この演習では、日本の都市化や都市居住の実態に焦点を当て、「世界標準」という視点から再検討して
いきたい。
都市現実は、都市住民の日常生活行動の空間への投影と考えることが可能である。都市住民の、居住地選択行動、通勤行動、買い
物行動といった日常生活の実態を社会調査によって正確にかつ空間的に把握することによって都市現実を理論的に解明することが
可能になる。
この実習では、これまで研究室で蓄積してきた3つの都市居住に関する大規模調査の2次分析を通して、関西都市住民の生活行動
の実態を測定する調査票を新たに作成することを目的とする。この過程を通して、社会調査を進めていく上での実践的ノウハウを
習得することをめざす。
社会調査実習Ⅰ
大谷 信介
2 通年 火
Ⅳ
23415003
研究演習Ⅰ
奥野 卓司
4 通年 火
Ⅱ
23104007 を解読する。ここでは、情報コンテンツの生産者とともに、二次創作者、消費者をも視野に入れて、文化や社会がどのように変容
アニメ、jpop、ネットゲームなど、今日のデジタルコンテンツの社会的・文化的影響を分析し、近未来の情報社会のありよう
※
しているのか、受講生ごとの研究テーマにそって各自の研究経過を学生たちで討論して、研究を進めていく。
調査の基礎として、インターネットによる情報検索、電子メール。仮説の発見の仕方や研究の企画。フィールドワークによる観察
社会調査実習Ⅰ
奥野 卓司
2 通年 火
Ⅲ
23415004 や面接の方法、パソコンによるデータ分析などを一通り学ぶ。その後「社会研究演習I」で各自が決めたテーマにそって、実証的な
調査を行う。
※
研究演習Ⅰ
對馬 路人
4 通年 金
Ⅳ
一般的に宗教には無関心とされる現代の日本人あるが、一方では「癒し」や「スピリチュアリティ」や「自分探し」がもてはやさ
れるなど、「精神的なもの」、「宗教的なもの」への希求は決して衰えてはいないように見える。こうしたものへの関心の高まり
23104019 はどのような社会文化的な状況を背景としているのだろうか、またそれらの実態は果たしてどのようなもので、人々や社会に何を
もたらしているのだろうか。それらの検討を通して、現代人の置かれた精神状況への洞察を深めたい。
※
※
社会調査実習Ⅰ
對馬 路人
2 通年 金
Ⅴ
社会学研究演習(對馬)のテーマに即した社会調査を行う。日本を含む東アジア、東南アジアの諸地域は、土着の宗教文化、スピ
リチュアリティの上に、仏教(上座部、大乗)、ヒンズー教、儒教、道教、キリスト教など、中国、インド、西洋の宗教文化が重
23415009 なりながら、それぞれ独特の宗教伝統、スピリチュアリティを形成してきた。近年、それらの地域は近代化やグローバル化の急激
な波に洗われ、その影響は宗教やスピリチュアリティの面にも及んでいる。本実習では日本や東アジア、東南アジアの地域におけ
るそれらの持続と変容の様態に、現地調査を通してアプローチする。
研究演習Ⅰ
福地 直子
4 通年 金
Ⅱ
23104027 に必要とされる学習環境とデザイン(システム・方法)について検討する。
Ⅰ
この授業は、社会学部3回生を対象とした、少人数による演習形式の授業です。ゼミの研究テーマは、家族社会学とジェンダー論
です。 現代社会は変化のスピードが速く、また複雑さや不確実性が増し、その全容を捉えることは容易ではありません。ゼミで
は、母子関係や祖父母-孫関係、恋愛や結婚、仕事といった身近で具体的な事象を切り口として、現代社会における家族や個人生活
23104030 の変容について考えるとともに、現代社会そのものについても理解を深めることを目指します。 ゼミは基本的に、文献を読み、
ディスカッションやディベートをして、文献に対する理解を深めます。ゼミには、「社会調査実習1」という実習形式の授業を併
設しています。実習では、ゼミで学んだことをベースに、班ごとにテーマを決めて、フィールドワークを行います。
研究演習Ⅰ
村田 泰子
4 通年 木
「教育学」、「心理学」、「福祉学」の3分野の理論的・実践的研究に触れ、現代的な課題に対して関わることのできる人材の育成
社会調査実習Ⅰ
村田 泰子
2 通年 木
Ⅱ
この授業は、学生みずからが、社会学を研究するうえで必要な社会調査の手法を、ひととおり体験的に学習することを目的にして
いる。 授業は基本的に、実習形式で行う。学生は、家族とジェンダーに関するテーマのなかから興味のあるテーマを設定し、一
年間かけて調査を行う。どんな問い」を立てるかが決定的に重要になる。問いは、社会学的に問うて意味のある問いでなければな
23415014 らず、かつ、一年間で自分なりの「こたえ」が見つけられる問いでなければならない。よい問いを見つけるには、先行研究をしっ
かり読み込むことが不可欠である。また、調査の過程で問いが修正されることも多々あることである。 一連の作業をつうじて、
現在までに学習した知識や理論のより統合的な理解を得ることを目指している。
研究演習Ⅰ
森 康俊
4 通年 水
Ⅱ
23104032 象としたマス・コミュニケーション研究を中心に、情報社会とメディアの問題に実証的に取り組む。特に(1)番組や記事の内容分
この演習の目的は、多くの文献を読んで優れた卒業論文を書き上げることである。テレビ、新聞・雑誌、インターネットなどを対
析、(2)メディア効果、(3)危機事案とメディアに焦点をあてたゼミナールを主宰・運営する。
☆この演習科目はすべて西宮上ケ原キャンパスで実施されます。
※上記「研究演習Ⅰ」(4単位)の受講を希望する場合、各担当教員の「研究演習Ⅰ」に「社会調査実習Ⅰ」(2単位)が併設されている場合には、併せて受講していただく必要があります(合計6単位を
受講)。また、受講料とは別に実験実習費(¥25,000)が必要になる場合があります。実験実習費をお支払いいただく場合は後日、社会学部から請求させていただきます。
★時限 : I = 9:00~10:30 II = 11:10~12:40 III = 13:30~15:00 IV = 15:10~16:40 V = 16:50~18:20
2015年度 関西学院大学リベラルアーツ・プログラム(KGLP) 演習科目一覧表【経済学部】
授業科目
担当者
単位 学期 曜日 時限 講義コード
講義概要
基礎演習 1
新海 哲哉
4
通年
月
Ⅴ
25194001
大学での学習や研究に必要な「自ら学ぶスキル」を身につけること。テキストをきちんと読むことにより論理的に考える能力を身に
つける。また、ディベート大会参加を通じて、質疑応答や討論の仕方、資料を探しこれを用いて文章を書き、プレゼンテーションの
仕方を学ぶ。
基礎演習 2
森田 由利子
4
通年
月
Ⅴ
25194002
大学での学習に必要な以下のスキルを習得する。1)図書館やインターネットを活用して文献検索や資料収集をする。2)関心のあ
るテーマを絞り言いたいことをまとめる。3)発表をする際に必要なレジュメ(パワーポイント)を作る。4)「自分が言いたいこ
とをいかにして相手に上手く伝えるか」を考え、プレゼンテーションを行う。5)発表後の質疑応答はどうあるべきかを考える。
6)ディベートの方法を学び、実践する。7)書式に従いレポートを作成する。
基礎演習 3
韓 燕麗
4
通年
月
Ⅴ
25194003
口頭発表の技法、レポート・論文の書き方など、大学で勉強するための基礎的な技能を修得することが、この授業の目的である。
基礎演習 4
原田 哲史
4
通年
月
Ⅴ
25194004
―a.現代を生きる青少年の社会状況について、b.この地域ゆかりのマンガ・アニメ文化について、c.出身地・出身校について、d.
ディベート大会(インゼミ)で与えられたテーマについて、学び発表するなかで、それらについての認識を深める。
―それらを各自のプレゼンによって深め・討論する形式で進めるので(講読のプレゼン、映像についてのプレゼン、出身地・出身校
の紹介のためのプレゼン、ディベートのためのプレゼン)、それを通じて受講生がプレゼンの仕方を習得する。
基礎演習 5
加藤 雅俊
4
通年
月
Ⅴ
25194005
本演習では,大学生活において欠かせない,レポートの書き方,論文の書き方,レジュメの書き方,参考文献の書き方,文献引用の
方法,プレゼンのやり方などについて,参加者全員で議論しながら学習していく.それらの習得を目指すと同時に,自ら考えたテー
マ(リサーチクエスチョン)についてオリジナルの分析を行い,発表およびレポート執筆を行う.
基礎演習 6
白井 洸志
4
通年
火
Ⅰ
25194006
学部1年生が大学での学問で必須となるテクニック、あるいは基本的ルールを習得するための科目である。より具体的には、文献を
批判的に読む力、レポートの正しい書き方、効果的なプレゼンテーション及び建設的な議論の方法を身につけることを目指す。春学
期は共通の課題図書を定め、その輪読・報告を中心とする予定である。一方、秋学期は各自の興味・関心にしたがってテーマを定
め、文献を渉猟し、中間報告を経て期末レポートを作成する。
基礎演習 7
平山 健二郎
4
通年
火
Ⅲ
25194007
発表と討論そして論文執筆を経験することにより、発信能力・論理的説得力などを向上させるとともに、グループワークを通じて、
人をリードしたり、あるいはフォローする経験を積むこと。
基礎演習 8
増永 俊一
4
通年
火
Ⅲ
25194008
1)資料収集、レポート作成、効果的な口頭発表という演習形式の基本に親しんでもらうことを目的とする。2)また、有効なディ
ベート技能についても習得を目指す。3)「アメリカ」という身近なようで実はよく分かっていない国家に対する理解を深める。
基礎演習 9
舟木 讓
4
通
年
火
Ⅲ
25194009 方法、発表や文章を書く力を養い、「知ること」と「伝える」ことの喜びを体験することを目的とする。また、「知ること」「伝え
通
年
火
基礎演習10
寺本 益英
4
自らの定めた主題を一年間通じて取り扱い、資料の収集、発表、論文作成という形で進めていく。その中で、問題発見、問題解決の
る」技術として、図書検索、ディベート訓練等々の体験も授業の中に取り入れる。
新聞やニュースで話題の経済問題を理解し、解決策が提案できるようトレーニングを重ねる。できるだけ多くの新聞記事にあたり、
Ⅴ
25194010 経済的な考え方や専門用語を解説し、知識を深めるとともに、わかりやすく発表したり、レポートをまとめる力も身につける。将来
の就職に備え、関心ある業界や企業の歩みについても報告と議論を重ねる。
基礎演習11
市川 文彦
4
通
年
火
Ⅴ
25194011
基礎演習12
田畑 顕
4
通
年
火
Ⅴ
25194012 テキストの輪読を通じて論理的に考える能力を養う。また質疑応答・討論の仕方や文書・資料作成能力の基礎を習得する。
基礎演習13
白井 洸志
4
通
年
火
Ⅴ
25194013
基礎演習14
厳 廷美
4
通
年
木
Ⅰ
25194014 ・文献調べ、研究報告、議論、論文作成など、大学での研究活動に必要な最も基本的なスキルを身につける。
基礎演習15
猪野 弘明
4
通
年
木
Ⅰ
25194015
基礎演習16
田 禾
4
通
年
木
Ⅰ
25194016 putするまでの一連の作業における技能を実践的に学び、習得することをこの授業の目的とする。
基礎演習17
藤田 友尚
4
通
年
木
Ⅲ
25194017
知的・創造的活動(研究)に必要な基礎的能力(発表能力・問題発見能力・ディベート能力・資料検索能力・論述能力など)を養成
することにある。本講座では、以上のことをメディアリテラシー関連の学習・研究を通して実践する。
基礎演習18
ボイル T.D.
4
通
年
木
Ⅲ
25194018
自らの定めた主題を一年間通じて取り扱い、資料の収集、発表、論文作成という形で進 めていく。その中で、問題発見、問題解決
の方法、発表や文章を自分の言葉で書く力を 養い、「知ること」と「伝えること」の喜びを体験することを目的とする。また、
「知ること」「伝えること」の技術として、図書検索、パワーポイント作成、ディベート訓練等々の体験も授業の中 に取り入れ
る。
基礎演習19
山鹿 久木
4
通
年
木
Ⅲ
25194019 協力して調べ、まとめ、報告する力を身につける。
通
年
木
通
年
木
基礎演習20
基礎演習21
山鹿 久木
山田 仁
4
4
意欲あふれる1年生諸君を歓迎します。この基礎演習では、大学という新たな学びの場を、如何に活用し、そこで如何に主体的に学
んでいくかを、自ら考え、実践していく機会として下さい!
学部1年生が大学での学問で必須となるテクニック、あるいは基本的ルールを習得するための科目である。より具体的には、文献を
批判的に読む力、レポートの正しい書き方、効果的なプレゼンテーション及び建設的な議論の方法を身につけることを目指す。春学
期は共通の課題図書を定め、その輪読・報告を中心とする予定である。一方、秋学期は各自の興味・関心にしたがってテーマを定
め、文献を渉猟し、中間報告を経て期末レポートを作成する。
・考える力を培う
大学で学んでいく上での基礎知識として,物事を(1)調査し,(2)考察し,(3)文章化し,(4)発表するためのスキルを身
につける.
大学では様々な、また大量な情報、知識を学ぶことになる。そのinputから、自身のなかで、(整理、理解)加工を経て、それをout
自分で、調べ、まとめ、報告する力、自分の意見を発言する力を身につける。
人に教える力を身につける。
自分で、調べ、まとめ、報告する力、自分の意見を発言する力を身につける。
Ⅴ
25194020 協力して調べ、まとめ、報告する力を身につける。
人に教える力を身につける。
発表と討論そして論文執筆を経験することにより、主観的な独断を排し客観性が担保された持論を的確に構成し展開する能力を高め
Ⅴ
25194021 ます。現代の日本で論争的なトピックに対する関心を深めよう。日本語を使って情報を整理し、考え、そして論じる力を伸ばそう。
複数の意見を比較して持論を強化しよう。
基礎演習22
秋吉 史夫
4
通
年
木
Ⅴ
25194022
基礎演習23
古澄 英男
4
通
年
木
Ⅴ
25194023 テキストの輪読や発表を通じて,論理的に考える力,資料作成能力,プレゼンテーションスキルなどを習得します.
基礎演習24
神崎 高明
5
通
年
金
Ⅲ
25194024 大学図書館を利用しての情報収集能力、論文作成能力、研究発表及び討論の能力を養成することを目標とする。
基礎演習25
市川 文彦
6
通
年
金
Ⅲ
25194025
基礎演習26
中川 慎二
8
通
年
金
Ⅲ
25194027 「多文化共生」という大テーマのもとで、「大学での学び」について実践的に学ぶ。
9
通
年
金
Ⅲ
25194028
基礎演習27 長谷川 哲子
今後の大学での学習に必要となるスキルを学びます。講義と実習を通じて、(1)テキスト・資料の読み方、(2)発表の仕方、
(3)レポートの作成法を習得することを目指します。
意欲あふれる1年生諸君を歓迎します。この基礎演習では、大学という新たな学びの場を、如何に活用し、そこで如何に主体的に学
んでいくかを、自ら考え、実践していく機会として下さい!
大学での学習活動に必要なスキル(情報収集、問題発見、情報分析、文章表現、口頭表現)を習得し、それらをもとにクラスのメン
バーと協働的に課題に取り組む。
★この演習科目はすべて西宮上ケ原キャンパスで実施されます。
★正規学生を優先しますので、受講をお断りする場合があります。
★時限 : I = 9:00~10:30 II = 11:10~12:40 III = 13:30~15:00 IV = 15:10~16:40 V = 16:50~18:20