第 6 号 - 社会医療法人財団 大和会

大和会年報
2006
平成18年4月1日−平成19年3月31日
[第 6 号]
平成18年度
特定医療法人財団 大和会
東大和病院
武蔵村山病院
介護老人保健施設 東大和ケアセンター
村山大和診療所
東大和市在宅介護支援センター ひがしやまと
東大和訪問看護ステーション
指定居宅介護支援事業所 東大和病院ケアサポート
指定訪問介護事業所 東大和ヘルパーステーション
えのき訪問看護ステーション
指定居宅介護支援事業所 武蔵村山病院ケアサポート
大和会年報2006
特定医療法人財団 大和会
大和会年報 2006 目次
平成18年度(平成18年4月1日〜平成19年3月31日)
【Ⅰ】 大和会全体報告
理 念 ・ 基 本 方 針 … ……………………………………………………………………………………………
理 事 長 あ い さ つ … ……………………………………………………………………………………………
常務理事あいさつ ……………………………………………………………………………………………
沿 革 ……………………………………………………………………………………………
大 和 会 の 概 要 … ……………………………………………………………………………………………
大 和 会 組 織 図 … ……………………………………………………………………………………………
大和会 会議・委員会一覧 … …………………………………………………………………………………
2006年度大和会事業報告 … …………………………………………………………………………………
2007年度大和会事業計画 … …………………………………………………………………………………
2006年度大和会の出来事 … …………………………………………………………………………………
6
7
8
9
10
13
15
20
24
27
…………………………………………………………………………………………………………………… 31
■法人本部事務局・看護局
事務局長あいさつ …………………………………………………………………………………………… 33
看護局長あいさつ …………………………………………………………………………………………… 33
■東大和病院
63
院長あいさつ ………………………………………………………………………………………………… 65
○診療部門 … ………………………………………………………………………………………………… 66
内科 小児科 産婦人科 外科 整形外科 眼科 耳鼻咽喉科 泌尿器科 麻酔科 歯科 透析センター リハビリテーションセンター(理学療法・作業療法・言語聴覚療法) 内視鏡センター 画像診断・PET センタ− 放射線治療センター
○看護部門 … ………………………………………………………………………………………………… 75
看護部 教育計画 外来・救急外来 3A 病棟 3B 病棟 4A 病棟 4B 病棟
5A 病棟 5B 病棟 手術室 透析室
○診療支援部門 … …………………………………………………………………………………………… 81
内視鏡室・放射線 薬剤科 放射線科 臨床検査科 栄養科 医療相談室 ME 室 医療連携室
医療業務推進グループ
【Ⅱ】 2006年度大和会活動報告
経営企画課 ……………………………………………………………………………………………………
財 務 課 ……………………………………………………………………………………………………
施設管理課 ……………………………………………………………………………………………………
情 報 課 ……………………………………………………………………………………………………
■武蔵村山病院
34
34
35
37
39
○事務部門 … ………………………………………………………………………………………………… 85
事務部 総務課 医事課(診療情報管理室含む)
■介護老人保健施設 東大和ケアセンター
87
施設長あいさつ ……………………………………………………………………………………………… 89
○事務部門 …………………………………………………………………………………………………………… 90
○入所部門 …………………………………………………………………………………………………………… 90
○リハビリテーション部門 ……………………………………………………………………………………… 90
○通所リハビリテーション部門 … …………………………………………………………………………… 91
○相談部門 …………………………………………………………………………………………………………… 92
院長あいさつ ………………………………………………………………………………………………… 41
○診療部門 … ………………………………………………………………………………………………… 42
神経内科 呼吸器科 消化器科・外科 心臓血管センター 整形外科 形成外科 脳神経外科
泌尿器科 婦人科 麻酔科 病理・細胞診断科 リハビリテーション科 救急センター 内視鏡センター 透析センター 結石破砕センター 緩和ケアチーム 外来化学療法センター
健診センター
○看護部門 … ………………………………………………………………………………………………… 52
看護部 教育計画 外来 救急・ICU・CCU 3階病棟 4階病棟 5階病棟 B 5階病棟
6階病棟 手術室
○診療支援部門 … …………………………………………………………………………………………… 58
薬剤科 放射線科 臨床検査科 栄養科 医療相談室 医療連携センター 診療情報管理室
ME 室 がん相談支援センター
○事務部門 … ………………………………………………………………………………………………… 62
総務課 医事課
○栄養部門 …………………………………………………………………………………………………………… 92
○ボランティア活動 … …………………………………………………………………………………………… 92
■村山大和診療所 97
■東大和市在宅介護支援センター ひがしやまと 97
■東大和訪問看護ステーション
98
■指定居宅介護支援事業所 東大和病院ケアサポート
98
■指定訪問介護事業所 東大和ヘルパーステーション
98
■えのき訪問看護ステーション 99
■指定居宅介護支援事業所 武蔵村山病院ケアサポート
99
[Ⅰ]大和会全体報告
【Ⅲ】 統 計
○東大和病院 統計 ………………………………………………………………………………………… 103
第1部 病院概略 …………………………………………………………………………………… 103
第2部 その他の統計 ……………………………………………………………………………… 111
○武蔵村山病院 統計 ……………………………………………………………………………………… 131
第1部 病院概略 ……………………………………………………………………………………… 131
第2部 その他の統計 ………………………………………………………………………………… 138
○その他の利用者状況
介護老人保健施設 東大和ケアセンター … …………………………………………………………
村山大和診療所 ………………………………………………………………………………………
東大和市在宅介護支援センター ひがしやまと …………………………………………………
東大和訪問看護ステーション ………………………………………………………………………
指定居宅介護支援事業所 東大和病院ケアサポート ……………………………………………
東大和ヘルパーステーション ………………………………………………………………………
えのき訪問看護ステーション ………………………………………………………………………
指定居宅介護支援事業所 武蔵村山病院ケアサポート …………………………………………
153
154
154
155
156
157
158
159
【Ⅳ】 そ の 他
学会・研究会・論文・講演発表 …………………………………………………………………………
症例検討会・救急症例検討会・大和会研究集会・公開医学講座………………………………………
大和会教育研修状況 ………………………………………………………………………………………
大和会職員名簿 ……………………………………………………………………………………………
編集後記 ……………………………………………………………………………………………………
163
170
179
200
204
大和会年報【第6号】によせて
特定医療法人財団 大和会
理
念
『 生 命 の 尊厳と人間愛』
武蔵村山病院開設から2年目を迎えた平成18年度は、開設に伴う重荷を背負いながらも全職
員の結束と努力によりさらなる前進を成し遂げることができました。先行投資的出費がようや
く一段落し、加えて武蔵村山病院の医療型療養病床のオープンと患者増による赤字圧縮、東大
和病院のDPC導入効果による増益、大和会あげてのコスト削減、そして何よりも職員皆さま
の並々ならぬ努力で経営状況の好転を図ることができたことは、この上ない喜びです。
基本方針
1.私たちは、利用者さまの権利を尊重
なお、18年度は診療報酬と介護報酬の同時改定が行われましたが、過去最高の下げ幅である
マイナス3.16%の診療報酬削減に、マイナス0.5%の介護報酬削減、さらには簡素化、合理化の
名のもと、従来政策誘導されてきたものが廃止あるいは一本化されるなど、またもや行政にふ
りまわされた1年でした。また第5次医療法改正はこれまでの改正と異なり、重大な意思決定
や対応を迫る踏み込んだ内容のものとなり、医療界に大きな波紋を投げかけました。しかしな
し、誇りと責任を持って「利用される
がら、“現状維持は退歩”を座右の銘としてきた大和会は、玉虫色の変化に左右されることな
方がたのために」を心がけます。
DPC導入は3.16%の診療報酬削減の影響を受けなかったばかりか、前述のごとく増益をもた
く多くの実績を残すことができました。
らしました。化学療法科、外来化学療法センター、がん相談支援センターの設置、さらには緩
和医療チームの立ち上げは、地域がん診療連携拠点病院としての確かな足固めとなりました。
2.私たちは、急性期医療から在宅介護
在宅療養支援診療所“村山大和診療所”の開設は、住み慣れた家を“在宅ベッド”として、
まで一貫して、常に温かく、質の高い
組織的な医療事故防止策としての医療安全管理室の設置は、安心・安全な医療提供の基礎固
サービスをめざします。
患者さまが家族に囲まれながらやすらかな最期を迎える環境づくりにつながりました。
めとなりました。さらには“救急医療は医療の原点である”の信念を貫いてきたことで、東大
和病院が東京都災害拠点病院に指定されました。災害時ライフライン対策として、敷地内井戸
水浄化システムを導入することにより、災害時においても衛生的な水の自給が可能となりまし
3.私たちは、保健・医療・福祉水準の
た。
その他枚挙にいとまがありませんが、大和会ビジョン“この地に保健・医療・福祉の手本と
向上のため、専門知識の修得や技術の
なる理想郷をつくる”に向け、また一歩大きな前進があったと確信しています。
研鑽につとめます。
すめたいものです。
迎える平成19年度も、新たな方向性を見定めながらビジョン達成に向け、着実なあゆみをす
特定医療法人財団 大和会
高 橋 武 宣
理事長 大和会の現状と今後の展望
特定医療法人財団 大和会
常務理事 佐 藤 光 史
終戦まで 日立航空機(株)付属病院
戦後 日興工業(株)に移管
昭和25年12月 医療法人財団大和会設立許可
昭和26年2月 医療法人財団大和会 大和病院創立
150床
診療科目4科(内科、小児科、外科、歯科)
4月 生活保護法による入院に対する完全給食実施
承認
昭和27年2月 結核予防法指定医療機関に指定
昭和29年1月 労働災害補償保険指定病院に指定
昭和32年11月 保険医療機関に指定
昭和33年4月 病院分類判定表 ALL A(厚生省)
(患者サービス、入院サービス、給食サービ
ス、管理)
10月 基準看護、基準給食認可
昭和39年2月 基準寝具設備認可
昭和40年4月 歯科を廃止
昭和41年9月 救急指定告示
昭和44年3月 整形外科 新設
4月 病床数162床
昭和45年3月 国庫補助により3階病棟等の増改築
4月 病床数182床
昭和55年2月 被爆者一般疾病医療機関指定
昭和56年6月 基準看護1類、基準給食、基準寝具設備認可
昭和58年10月 頭部CT導入
昭和59年6月 消化器科、理学診療科 新設
8月 運動療法施設基準認可
昭和61年7月 泌尿器科、麻酔科 新設
昭和62年2月 循環器科 新設
11月 全身CT導入
昭和63年10月 基準看護特2類(2.5:1)、基準給食認可
平成元年2月 脳神経外科 新設
5月 大和会の清掃、汎用設備、警備を外部委託
8月 A棟7階建完成。病院名を「東大和病院」
に改称。病床数196床
呼吸器科 新設
9月 DSA導入
平成2年1月 放射線科 新設
8月 全日本病院協会より日帰り人間ドック実施
病院に指定
平成3年1月 ESWL導入(体外衝撃波結石破砕治療)
4月 日本病院会より1泊2日人間ドック実施病
院に指定(H16.5月休止)
7月 MRI導入(磁気共鳴画像診断)、検査を一
部外部委託
平成4年6月 形成外科 新設
8月 特別管理給食加算認可
平成5年7月 無菌製剤処理施設基準認可
11月 理学療法(Ⅱ)施設基準認可
平成6年3月 電子内視鏡導入
9月 薬剤管理指導施設基準認可
10月 新看護(3:1看護、B加算、8:1補助)
認可
平成8年2月 診療材料在庫管理システム導入(SPD)
平成8年4月 MRSA院内感染防止対策施設基準認可
7月 新看護(2.5:1看護、B加算、10:1補助)
認可
平成9年5月 新看護(2.5:1看護、A加算、10:1補助)
認可
平成9年9月 給食業務一部外部委託
11月 B棟5階建完成 老人保健施設(100床)、
健診センターを開設
12月 医事会計システム、自動再来機、予約システ
ム開始
分煙の実施(喫煙場所は全館に2ヵ所)
平成10年2月 オーダリングシステム開始
4月 在宅介護支援センター、訪問看護ステーション開設
小児科廃止、耳鼻咽喉科、眼科、婦人科、心
臓血管外科新設、病床数238床
5月 Qスイッチルビーレーザー導入(形成外科)
11月 大和会ロゴマーク決定 公開医学講座開始
平成11年1月 院内報「WILL」、院外報「大和会だより」
創刊 ホームページ開設
4月 在宅診療、日帰り手術開始、地域連携室設置
6月 給食管理システム導入
7月 クリニカルパス開始
平成12年1月 日本医療機能評価機構認定証受領
4月 指定居宅介護支援事業所開設
8月 Ⅰ群入院基本料1(2:1看護)認可
平成13年1月 紹介外来加算、紹介患者加算4の届出
6月 A棟増改築完成 病床数274床 救急セン
ター拡張、特定集中治療室、日帰り手術室、
地域連携室、外来食堂等を配置
10月 第1回大和会研究集会開催
平成14年1月 特定集中治療室管理料届出(ICU)
3月 特定医療法人認可
4月 外来化学療法加算、検体検査管理加算(Ⅱ)
、
言語聴覚療法(Ⅱ)届出
病理検査センター設置、総合相談室の設置
7月 大和会年報創刊
8月 地域医療支援病院取得準備開始
地域連携室を医療連携センターとして独立
9月 武蔵村山市新病院誘致に当会決定(300床)
12月 MRI(1.5テスラ)設置
平成15年1月 第1回東大和病院症例検討会開催
2月 敷地内全面禁煙カウントダウン開始(平成16
年2月22日実施)
第1回東大和病院救急症例検討会開催
10月 臨床研修医指定病院認可
電子カルテ稼動開始
平成16年3月 武蔵村山病院着工
8月 指定訪問介護事業所「東大和ヘルパーステー
ション」開設
10月 開放型病院承認
12月 法人本部事務局、経営企画課、財務課、施設
管理課、情報課の設置
平成17年1月 東大和病院 地域がん診療連携拠点病院に指定
3月 特別医療法人認可
6月 武蔵村山病院開院(224床)、画像診断・PET
センター開設
シャトルバス運行
えのき訪問看護ステーション、指定居宅介護
支援事業所武蔵村山病院ケアサポート開設
11月 先端医療セミナー開催
平成18年1月 医療安全管理室設置
3月 第1回公開クリニカルパス報告会
5月 武蔵村山病院医療療養病床52床オープン(276床)
6月 「がん相談支援センター」開設
セカンドオピニオン外来開始
10月 村山大和診療所 開設
平成19年1月 東大和病院・武蔵村山病院 両院に医療安全
管理者配置
2月 東大和病院 東京都災害拠点病院に指定
東大和病院病棟センター化
大和会全体報告
戦後60年が経過し、我が国は右肩上がりに高度経済成長を続けアメリカにつぐ経済大国とし
て君臨するようになりましたが、15年以上前にバブルが崩壊し、経済の失墜のみでなく教育、
モラルの荒廃や格差の増大など様々な問題が噴出してきております。また世界的にも急激な温
暖化や環境破壊、イラクの泥沼化、キリスト教国とイスラム教国との様々な対立、中国の急激
な台頭、北朝鮮の核実験など様々な問題を抱えております。しかし今後の世界を背負ってゆく
子供達のためにも人間の叡智をもって明るい未来を切り開いていかなければならないと思って
おります。国内では、知事選挙、県議会議員、市議会議員選挙が行なわれ、天王山の参議院選
挙に向け盛り上がっていくと思われます。私達の1票、1票の行使が日本ならびに子供達の将
来を決める重要な事柄と思われます。
今年度は医療界も激動の1年であり、診療報酬の大幅な削減、患者負担の増加など痛みを伴
う厳しい年でもありました。このような時に武蔵村山病院が開設されました。地域住民の方々
や地域医師会の先生方の暖かい御理解と御支援、大和会全体の職員の涙ぐましい努力によって
順調に軌道に乗り今後の明るい展望が開けて参りました。
東大和病院は従来の医療をさらに発展させて新しく脳卒中・脳神経センター、心臓血管セン
ター、呼吸器センター、消化器センター、整形・形成外科センターなどの開設を行ないました。
また日本医療機能評価機構認定病院、地域がん診療連携拠点病院、東京都災害拠点病院、臨床
研修医指定病院にも指定されており、地域の中核病院として大きく発展しております。医師初
期研修においても平成 19 年3月には2回生が卒業し、後期研修医として飛び立ってまいりま
した。4月からは3回生の新臨床研修医が希望に燃えて入って参りました。また後期研修医も
両病院で研修しております。彼等が日本のみならず世界に羽ばたいて将来再び大和会を支えて
くれるのを楽しみにしております。
武蔵村山病院は内科、外科、小児科、産科、眼科などの急性疾患診療とともにリハビリセンター、
医療療養病棟、透析センターなどの慢性疾患病棟も擁し、またPET-CTや放射線治療機器
などの最新の機器を備え運用されております。病院も2年を経過し軌道に乗って参りました。
またこの地域には関東一と言われるモールもオープンし増々発展してきております。
大和会全体として「生命の尊厳と人間愛」を理念として、両病院、介護老人保健施設など小
児医療から高齢者医療まで、一般診療から高度先進医療までをモットーに地域の方々の健康を
守るべく職員全員が日夜努力しております。来年度も職員が一丸となって、大和会全体として
大きく羽ばたいていく所存であります。ますますのご支援を心よりお願い申し上げます。
沿 革
大 和 会 の 概 要 (平成 19 年3月現在)
■東大和病院
[建築概要]
敷 地 面 積 8,462.47㎡
延 床 面 積 17,070.72㎡
武蔵村山地区
316
90
総
778
222
数
[病床数]
274床
[標榜科目]
内科 神経内科 呼吸器科 消化器科 循環器科 外科 整形外科 形成外科
脳神経外科 心臓血管外科 泌尿器科 婦人科 リハビリテーション科 放射線科
麻酔科
[その他の診療科]
乳腺外来 美容外来 腫瘍内科 精神神経科 セカンドオピニオン外来 化学療法科
病理・細胞診断科
[施設基準認定]
基本診療料 電子化加算 一般病棟入院基本料10対1 臨床研修病院入院診療加算
救急医療管理加算 診療録管理体制加算 がん診療連携拠点病院加算 栄養管理実施加算
医療安全対策加算 褥瘡患者管理加算 特定集中治療室管理料
特定集中治療室管理料に関する重症度加算 亜急性期入院医療管理料 特掲診療料
ニコチン依存症管理料 開放型病院共同指導料 薬剤管理指導料 検体検査加算(Ⅰ)
検体検査加算(Ⅱ) 遠隔画像診断 単純CT撮影及び単純MRI撮影 特殊MRI撮影 無菌製剤加算 外来化学療法加算 脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅰ)
運動器リハビリテーション料(Ⅰ) 呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ) ペースメーカー移植術
ペースメーカー交換術 大動脈バルーンパンピング法(IABP) 体外衝撃波胆石破砕術
体外衝撃波腎・尿管結石破砕術 麻酔管理料 輸血管理料Ⅱ
入院時食事療養(Ⅰ) 手術施設基準 区分1 ア 頭蓋内腫瘤摘出術等、エ 肺悪性腫瘍手術等
手術施設基準 区分2 ア 靭帯断裂形成手術等、イ 水頭症手術等、エ 尿道形成手術等、
カ 肝切除術等、キ 子宮附属器悪性腫瘍手術等 手術施設基準 区分3 カ 食道切除術再建術等
手術施設基準 その他の区分 ア 人工関節置換術、イ ペースメーカー移植術およびペースメー
カー交換術、エ 冠動脈、大動脈バイパス移植術(人工心肺を使用しないものを含む)および体外
循環を要する手術、オ 経皮的冠動脈形成術、経皮的冠動脈粥腫切除術及び経皮的冠動脈ステント
留置術
[各種保険・公費等の取り扱い・指定]
保険・公費等
社会保険 国民健康保険 結核予防法 生活保護法 児童福祉法
原子爆弾被爆者に対する援護に関する法律 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律
障害者自立支援法 麻薬及び向精神薬取締法 母子保護法
児童福祉法及び知的障害者福祉法の措置等 公害健康被害の補償等に関する法律
福 老人医療助成制度 ○
障 心身障害者医療費助成制度 ○
親 ひとり親家族医療費助成制度
○
乳
都
○乳幼児医療費助成制度 ○医療費助成制度 老人保健法 日本体育・学校健康センター法
労働者災害補償保険法 地方公務員災害補償法 自動車損害賠償保障法 10
指 定
東京都指定二次救急医療機関 東大和市乳房検診 高齢者インフルエンザ予防接種
東大和市大腸がん検診 東大和市立小中学校脊柱側わん精密検診(三次検診)
結核患者家族検診・接触者検診・管理検診 東大和市誕生月健康診査 小平市基本健康診査
東大和市子宮(頚部)がん検診 東大和市立小中学校教職員子宮がん検診
東京都ウイルス肝炎精密検診 妊婦健康診査 被爆者等健康診断
指定自立支援医療(精神通院医療)
大和会全体報告
大和会全体報告
■大和会
[建築概要] [大和会職員数]
敷 地 面 積 17,662.47㎡
常 勤 者 数 非常勤者数
延 床 面 積 35,193.02㎡ 東 大 和 地 区
462
132
[学会等認定]
日本脳神経外科学会専門医指定訓練施設 日本整形外科学会専門医研修施設
日本循環器学会認定循環器専門医研修施設 日本胸部外科学会指定関連施設
日本消化器外科学会専門医修練施設 日本消化器病学会専門医制度認定施設
日本外科学会外科専門医制度修練施設 日本呼吸器学会認定施設
日本呼吸器内視鏡学会認定施設 地域がん診療連携拠点病院 臨床研修医指定病院
日本医療機能評価機構認定病院 日本麻酔科学会麻酔科認定病院
日本救急医学会救急科専門医指定施設 日本脳卒中学会認定研修教育病院
日本形成外科学会教育関連施設 日本救急医学会救急科専門医指定施設
■武蔵村山病院
[建築概要]
敷 地 面 積: 9,200.00㎡
延 床 面 積:18,122.30㎡
[病床数]
276床(300床)
[標榜科目]
内科 小児科 産婦人科 外科 整形外科 眼科 耳鼻咽喉科 泌尿器科
リハビリテーション科 放射線科 麻酔科 歯科
[その他の診療科]
糖尿病内分泌内科 消化器科 皮膚科 循環器科 呼吸器科 腎臓内科 乳腺外科 [施設基準認定]
一般病棟入院基本料10対1 療養病棟入院基本料2 療養病棟療養環境加算1 療養環境加算
回復期リハビリテーション病棟入院料 入院時食事療費(Ⅰ) 栄養管理実施加算
診療録管理体制加算 医療安全対策加算 褥瘡患者管理加算 電子化加算 救急医療管理加算
脳血管疾患等リハビリテーション科(Ⅰ) 運動器リハビリテーション料(Ⅰ)
呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ) 薬剤指導管理料 小児外来診療料 外来化学療法加算
画像診断管理加算1,2 ポジトロン断層撮影 ポジトロン断層撮影・コンピューター断層複合撮影
単純CT撮影及び単純MRI撮影 特殊MRI撮影 麻酔管理料 輸血管理料(Ⅱ)
検体検査管理加算1 放射線治療専任加算 補綴物維持管理料 歯科疾患総合指導料1
手術施設基準 区分2カ 肝切除術等 手術施設基準 区分3カ 食道切除再建術等
介護療養型医療施設(Ⅰ) 介護保険栄養管理体制及び栄養ケアマネジメント体制
ハイリスク分娩管理加算 [各種保険・公費等の取り扱い・指定]
保険・公費等
社会保険 国民健康保険 介護保険法 結核予防法 生活保護法 身体障害者福祉法
児童福祉法 原子爆弾被爆者に対する援護に関する法律 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律
障害者自立支援法 母子保護法 児童福祉法及び知的障害者福祉法の措置等
福 老人医療助成制度 ○
障 心身障害者医療費助成制度
公害健康被害の補償等に関する法律 ○
親 ひとり親家族医療費助成制度 ○
乳 乳幼児医療費助成制度 ○
都 医療費助成制度 老人保健法 ○
日本体育・学校健康センター法 労働者災害補償保険法 地方公務員災害補償法
自動車損害賠償保障法 11
大和会全体報告
指 定
東京都救急病院(平成18年8月より指定二次救急医療機関) 高齢者インフルエンザ予防接種
結核患者家族検診・接触者・検診・管理検診 妊婦健康診査 母体保護法
[学会等認定]
日本リハビリテーション医学会研修施設
日本消化器外科学会専門医関連施設
日本消化器病学会専門医制度関連施設
■介護老人保健施設 東大和ケアセンター
[入所定員]
100床
[通所定員]
60名
[サービス種別]
介護給付 入所
短期入所療養介護
通所リハビリテーション
予防給付 介護予防 短期入所療養介護
介護予防 通所リハビリテーション
そ の 他 地域支援事業委託(筋力向上トレーニング事業)
■村山大和診療所
■東大和市在宅介護支援センター ひがしやまと
■東大和訪問看護ステーション
■指定居宅介護支援事業所 東大和病院ケアサポート
■指定訪問介護事業所 東大和ヘルパーステーション
■えのき訪問看護ステーション
■指定居宅介護支援事業所 武蔵村山病院ケアサポート
12
13
大和会全体報告
14
15
13 ~ 14
大和会の会議・委員会一覧
特定医療法人財団 大和会
理
事
評
倫
経
議
理
営
員
委
改
員
善
会
趣旨・目的(※は18年度の主な活動報告)
会
特定医療法人財団大和会の最高意思決定機関
寄附行為の変更、基本財産の設定・処分
事業計画、予算及び決算、剰余金損失の処理
財団の解散、合併等、重要事項の決議
会
理事・監事の選任、寄付行為の変更等、重要事項決定
会
理事長の諮問機関とし、財団において直接の対象とする研究あるいは医療行為が、倫
理的配慮のもとに行われるよう監視し指示を与える
議
経営の現状分析及び今後の方針の検討
予 算 編 成 委 員 会
大和会全体報告
会議・委員会
予算案の検討、作成
武蔵村山病院開院を機に、大和会の組織が一体となり、地域の医療・介護のニーズに
応えていくための協議の場として設置
大 和 会 合 同 協 議 会
※同協議会は、武蔵村山病院の開設を機に東大和病院と武蔵村山病院の機能を融合し
て「二つで一つ」の病院機能を果たすことを目的に、両病院間に関連する諸問題を解
決する場としての役割を果たしてきた。今年度に入り、両病院が交互に司会・進行す
るスタンスに変更し、東大和病院からの目線での問題提起もあり、一歩前進した感じ
がする。特に救急医療連携、両病院間の転院の問題、震災時の連携等に時間が割かれた。
教育・研修を通して大和会の理念、基本方針の周知徹底を図り大和会の目的・目標に
向かって、職員の資質の向上と他事業所の業務理解およびコミュニケーションを図る
ための諸施策を審議する
教
育
委
員
会
広 報 企 画 委 員 会
※1.年度始めの新入職員研修会は、東大和病院 30名、ケアセンター12名、武蔵村
山病院55名(計97名)の出席で開催した。
2.今年度、初めての企画として主任以上の者を対象に中間管理職研修会を6月に
武蔵村山地区、7月に東大和地区に分けて2日間の研修を実施した(33名参加)。
広報誌「大和会だより(外部用)」、「WILL(内部用)」の編集、発行、その他広報
の企画運営
※創刊50号を機に、桑尾医師を委員長に迎え、院外広報誌「大和会だより」、院内広
報誌「Will」ともに構成やデザインを刷新するなど、全体的な見直しを図った。
厚生行事の企画立案、実施。福利厚生施設の見直し、検討
福 利 厚 生 委 員 会
人事考課等検討委員会
※昨年度に引き続き、職員旅行・観劇等(職員:539名、家族:126名 計665名)
ボーリング大会(職員:200名、家族7名 計207名)を実施した。
人事考課等の制度を見直すべく、委員会を設置(平成19年4月)。メンバーは大和会主
要各職種から選抜。
※人事考課票の改訂。更には、新人事制度の下、職種別考課案の作成の検討を行った。
接遇に関する企画立案、教育実施
接
遇
委
員
会
※『日本一の接遇を目指して』を目標に啓蒙活動を行っております。
地域の中核病院となるためには、医療の先進性・安全性・確実性に加え、病気により
不安な気持ちを持っておられる患者さま・利用者さまの立場に立ち、不快な思いを与
えないことが患者さまの信頼を得る道だと思います。しかし、患者さま・利用者さま
を思いやる気持ちだけでは、なかなか真意は伝わりにくいものです。どのように伝え
るか実践に即したもの、見た目の清潔さ・言葉使い・立ち居振る舞い等を含めた以下
の活動を行いました。
①部署ごとに接遇目標を作成し、その成果を5月20日・第1回接遇大会の場で報告
②大和会接遇マニュアルを作成。Yドライブ内に設置し、各部署に文面を配布
③年間目標、毎月の標語を朝会などで復唱
来年度は、挨拶の習慣の徹底を目標に、毎月接遇週間を作り出勤時の挨拶を委員中
心に職員に徹底、また人事考課の接遇欄の公平性を保つため接遇評価マニュアルの作
成を目指します。
16
15
年 報 編 集 委 員 会
大和会のホームページの企画・管理に関する事項
ホームページ作成委員会
*ホームページのみならず、大和会紹介パンフレット、両病院パンフレット等各種パ
ンフレットの刷新にも取り組んだ。構成・検討のみならずデザインや写真撮影なども
情報課(広報)で担当した。
大 和 会 モ ニ タ ー 会 議
※第6回大和会研究集会は9月17日(日、東大和市民会館ハミングホールで、「大和
会は、高度医療と人間愛の調和を目指します!!」をメインテーマに、職員:555名、
一般:23名、計578名の参加者を集め開催された。外部講師の伊藤隼也先生の話も
好評でした。
※地域、職員の方々と共に禁煙活動、がん検診受診率向上の推進をはかった。厚生労働
省の方針に則り、平成19年7月より6ヶ月間にわたり「がん撲滅キャンペーン」を推進
予定。
東大和地区・武蔵村山地区
会議・委員会
代
表
者
会
趣旨・目的(※は18年度の主な活動報告)
議
理事会決定事項の伝達、毎月の収支状況の報告
病院、老健等の運営改善の検討
大和会全体の連絡事項伝達、全体協議
患 者 サ ー ビ ス 委 員 会
※今年度は合計156通(内救急隊1通、職員8通)のご意見を頂戴した(前年度は
188通)。待ち時間の短縮等、サービスの向上を望む声が主だが、お褒めの言葉も着実
に増えている。
レ セ プ ト 委 員 会
診療報酬制度に基づき良質な医療を行うための保険請求業務の教育と適正化の実施
D
P
C
委
員
会
業
務
改
善
会
議
院 内 巡 視 委 員 会
院内施設を巡視し、主にハード・環境等の改善
※東 大 和 地 区:東大和病院、介護老人保健施設 東大和ケアセンター、村山大和診療所、東大和市在宅介護支援センター ひがしやまと、
東大和訪問看護ステーション、指定居宅介護支援事業所 東大和ケアサポート、指定訪問介護事業所 東大和ヘルパー
ステーションをいう
※武蔵村山地区:武蔵村山病院、えのき訪問看護ステーション、指定居宅介護支援事業所 武蔵村山病院ケアサポートをいう
クリニカルパス委員会
運
診
診
医
営
療
会
科
長
療
会
局
会
趣旨・目的(※は18年度の主な活動報告)
事
委
員
会
院内で使用する医薬品の適正化と効率化を図るための調査、検討、実施
給
食
委
員
会
良質な病院食を提供するための衛生的で、かつ効率的な給食計画を検討
衛
生
委
員
会
職員の健康障害の防止及び労働災害の原因並びに再発防止について調査検討
医療ガス安全管理委員会
電 子 カ ル テ 委 員 会
図
書
委
員
会
※診療情報録委員会も兼ね、月1回開催。主に電子カルテシステムの問題点について
進捗状況の報告をおこなった。
図書の整備と利用方法、図書室機能の確立維持を目的とし、その具体案を検討、立案、
実施
検 体 検 査 委 員 会
検体検査の適正化の検討
退 院 計 画 委 員 会
退院計画に関する事項
輸 血 療 法 委 員 会
輸血療法に関する事項の検討
癌 告 知 検 討 委 員 会
癌告知に対する当院の方針の検討
カ ル テ 開 示 委 員 会
カルテ(診療録)開示の指針の作成及び運用に関する事項
ICU病棟の有効利用、運営等の検討
ICU・CCU運営委員会
※救急センター、ICU・CCUの各月の患者推移や、運営に関すること、応需不能
患者・死亡患者等の検討を行いました。
医師・看護師・栄養士・薬剤師・臨床検査技師など、専門職が1つになって患者さま
に適切な栄養管理を行うチーム
褥 瘡 対 策 委 員 会
褥瘡発生防止の検討
患者さまの院内安全を確保することを主目的に原則毎月1回開催。内容は都度異なる
が、リスクマネジメント委員会からの月例報告を受け、検討
抗癌剤使用適正検討委員会
抗癌剤の適正利用を図り、有効で安全な癌化学治療が行われるよう管理
研 修 管 理 委 員 会
臨床研修プログラムの全体的な管理や研修状況の評価等を行う
亜急性期病床推進委員会
亜急性期病床の運営推進
防 火 管 理 委 員 会
防火管理業務の適正な運営を図る
診療部門にわたる経営的課題の検討
議
診療各科の現況及び問題点を把握し、経営改善等の協議、また診療各科の連絡調整
会
常勤医師が出席し、連絡・調整を行う会議
※医療監視指摘対策や緊急時対応、電話連絡マニュアルの改訂を行なった。リスク委
員会から定例報告をうけ、施設内への周知、医療安全研修の全職員周知方法・参加者
増員に向けて企画立案・実施した。
医療安全管理委員会の小委員会として設置され、医療事故防止、並びに日常の小事故
防止についての検討、対応
16
電子カルテシステムに関する管理・運用方針の決定機関。月に一回程度、診療情報録
委員会と同時開催
治験に関する事項の調査、審議
議
リスクマネジメント委員会
医療ガス設備の安全管理と患者の安全の確保
※患者さまの栄養状態を入院時から治療と位置付け、委員会が発足し2年を迎えまし
たが、システム的なアレルギーと医師の考えに左右され、円滑な活動に至っていない
現状があります。委員会では栄養について勉強会を進めてきていますが、活性化され
ません。この反省を生かし、パスシステムの改善を機に積極的な介入が図れるよう、
活動内容の見直しを行なっていきたいと考えます。
病院の業務全般についての方針・計画の立案、管理、調整
医 療 安 全 管 理 委 員 会
※DPC導入に伴いパス委員会では、年度当初から見直しと修正を行い、DPCに見
合った入院期間と治療内容の適正化を図りました。またパスの件数の増加と質の向上
に向けて、パスのシステムの変更とバリアンスの画面の修正をメーカーに働きかけ、
3月に修正が図れました。
栄 養 サ ポ ー ト チ ー ム
(NST)
議
治 験 審 査 委 員 会
※DPC分析システムを活用した最適化の検討等を行なった。
薬
東 大 和 病 院
会議・委員会
診療報酬保険請求の精度向上およびDPCに関する検討
クリニカルパスの企画・運営推進全般に関する事項
大和会で行われている種々の業務について見直しや改善策の検討
※年間を通して各部署がBSC(バランスト・スコアカード)を作成し、中間レ
ビュー、年度の実績評価を行い、発表し、活動内容の向上に努めた。
その他の全部署共通の主な取り組み内容:
・電気使用の節約
・時間外勤務削減への工夫
・医療廃棄物の分別
※院内サーベイランス、ICTラウンド、職員ツベルクリン検査実施、ノロウイルス
対策、HIV検査導入準備
ご意見箱等に寄せられた患者さまからの要望事項の検討・対応及び患者サービス改善
病院等の各施設のサービスや療養環境の点検評価のため地域市民からの声を反映・改善
高度先進医療推進のため、地域がん診療連携拠点病院、PET、放射線治療の各委員会
を統括して平成18年9月に発足。
大和会がん診療委員会
院内感染防止対策委員会
※離床センサー購入要請を提出し、デモ機を導入、購入を提言した。人口呼吸器勉強
会(2回述べ参加数 254名)、事故報告発表会(2回述べ参加数 303名)をそれぞれ
企画立案・実施した。事故報告書にSHELL分析を取り入れ、分析の更なる強化を行なった。
大和会全体報告
大和会全体報告
各部署で日常工夫・研究していることを発表することにより、質の向上を計る。その
発表会の企画・運営に関する事項
大和会研究集会委員会
院内感染の予防対策及び発生した場合の拡散防止対策
年報作成に関する企画、立案、編集、発行
地域医療支援病院取得についての検討及び計画
地 域 医 療 支 援 病 院
認 定 取 得 準 備 委 員 会
※本会議では地域医療支援病院取得に向けて紹介患者数・初診患者数・入院患者数・
救急車のデ-タを毎月まとめ、病院の利用状況を把握し、取得に関しての方針の決定
をしています。
17
武蔵村山病院
東大和ケアセンター
会議・委員会
運
診
営
療
会
会
趣旨・目的(※は18年度の主な活動報告)
議
議
リスクマネジメント委員会
院内感染の予防対策及び発生した場合の拡散防止対策
院内感染防止対策委員会
患 者 サ ー ビ ス 委 員 会
レ セ プ ト 委 員 会
請求漏れ防止対策委員会
クリニカルパス委員会
薬
事
委
員
会
給
食
委
員
会
衛
生
委
員
会
医療ガス安全管理委員会
電 子 カ ル テ 委 員 会
診
検
褥
輸
カ
療
委
員
体 検 査 委 員
瘡 対 策 委 員
血 療 法 委 員
ル テ 開 示 委 員
会
会
会
会
会
地 域 連 携 院 内 連 絡 会
放射線安全管理委員会
外来待ち時間調査委員会
記
録
委
員
会
栄養サポートチーム(NST)
18
※病院機能の本格的な起動に伴い、多くの看護技術の見直しや再検討を行なった。ま
た、リンクナースによる院内巡視の実施と、一般病棟を中心としたサーベイランスの
導入に着手できた。委員会、メンバー構成などの更なる組織化を確立し、医療機能評
価を控え、体制の強化に向かいたい。
ご意見箱等に寄せられた患者さまからの要望事項の検討・対応及び患者サービス改善
※今年度は合計203通(内訳:利用者178通、職員25通)のご意見を頂戴した。4
月に小委員会として外来待ち時間対策委員会を設置し、待ち時間の短縮に向け検討と
見直しを行なった。
診療報酬制度に基づき良質な医療を行うための保険請求業務の教育と適正化の実施
※レセプトに関する問題点(請求内容・査定内容等)について主治医、看護師、コメ
ディカルスタッフを集めその内容を討議し、請求精度を上げた。
診療報酬保険請求の精度向上
※各請求担当者にて請求情報の漏れがないか確認し対応している。今年度中にはそれ
らの結果を踏まえ委員会として立ち上げる予定。
クリニカルパスの企画・運営推進全般に関する事項
※当院において約35例のパスを作成し、順調に稼動している。また、脳血管障害・頚
部骨折における連携パス(ステージパス)は問題が多く、来年度に課題を多く残す結
果となった。
院内で使用する医薬品の適正化と効率化を図るための調査、検討、実施
良質な病院食を提供するための衛生的で、かつ効率的な給食計画を検討
職員の健康障害の防止及び労働災害の原因並びに再発防止について調査検討
医療ガス設備の安全管理と患者の安全の確保
電子カルテシステムに関する管理・運用方針の決定機関
※不定期に開催。診療報酬改定等、電子カルテシステム運用の上で院内全体に関わる
案件について検討した。
診療録及び帳票類の作成、保管、改善及び効率的な利用の調査、検討
検体検査の適正化の検討
褥瘡発生防止の検討
輸血療法に関する事項の検討
カルテ(診療録)開示の指針の作成及び運用に関する事項
病々・病診連携のシステムの構築の検討及び計画・運営
※地域との医療連携をさらに推進するため、病院内各部署間の連携の強化、運用の改
善を行なった。
放射線障害防止法に基づき、従事者の被曝防止や施設の点検等を協議検討
※放射線取り扱い主任者の解任及び新任、委員会の運営細則の変更、看護師の放射線
被曝問題で業務内容の検討を勧告。PET業務では、製造管理責任者の解任及び選任。
外来の待ち時間の調査・改善
※外来待ち時間の調査を期間を設け行い、その結果について委員と各診療科ごとに打
ち合わせを行い、調査結果に対する報告、改善案作成を行なった。
※当院の看護記録基準の作成にともない、各フロアの記録の見直しを行なった。また、
看護記録の略語の統一をはかるため略語集を作成した。
医師・看護師・栄養士・薬剤師・臨床検査技師など、専門職が1つになって患者さま
に適切な栄養管理を行うチーム
※青木医師を委員長として、4月より稼動しました。全職員対象のランチョンセミ
ナーを開催し、啓蒙活動に勤めました。その結果、低栄養に対する意識付けが手せき
ました。来年度はNSTマニュアルの作成と充実を図り、患者さまの更なる栄養改善
に貢献して行きます。
会議・委員会
趣旨・目的(※は18年度の主な活動報告)
ケアセンターの業務全般についての方針、計画の立案、管理、調整を行う。
運
営
委
員
会
※施設内の業務全般(運営面、人事管理、諸行事等)について施設方針の決定、諸計
画の立案、調整等の討議を毎週1回行った。毎月1回は在宅サポートセンター(訪問
看護ステーション、訪問介護ステーション、居宅介護支援事業所)と在宅介護支援セ
ンターを交え、前月の実績報告の他、情報交換を行った。
大和会全体報告
大和会全体報告
医 療 安 全 管 理 委 員 会
病院の業務全般についての方針・計画の立案、管理、調整
診療各科の現況及び問題点を把握し、経営改善等の協議、また診療各科の連絡調整
患者さまの院内における安全を確保する目的で種々のリスク、クレーム、トラブルを
未然に防止するための方策の検討、実施
※リスクマネージメント委員による、第1回目の事故報告発表会を実施。また、外部
の監査を体験したことで、職員の認識も一層高まった。事故報告の分析手法を新たに
導入。1年後には全職員が展開し、セルフリスクマネージメント機能の定着した風土
つくりを目標にして取り組んだ。
医療事故防止対策委員会の小委員会として設置され、医療事故防止、並びに日常の小
事故についての検討、対応
※平成17年度医療事故発表会をし、職員に再発防止を促した。
糖尿病・抗癌剤の使い方・放射線の性質について勉強会を行なった。
施設運営上の諸問題について改善策を打ち出し、サービス向上を志向する。
サ ー ビ ス 向 上 委 員 会
安 全 管 理 委 員 会
感
染
委
員
会
※CS調査の分析、サービス向上案をまとめる他、苦情委員会、ボランティア担当か
ら定例報告をうけサービス全般に対し、管理を行った。敬老会、開設記念講演会の企
画立案や法改正対応の準備なども当委員会で実施した。
「安全」を第一にとらえ、「安全なサービス提供ができる体制」を構築するための活動
を行う。
※感染、リスク委員会から定例報告をうけ施設内に周知させる他、施設の防災活動の
企画立案を行った。今年度は夜間想定の火災避難訓練を重視し、想定に基づき初動活
動の重要性を職員に啓蒙した。
施設内で発生する伝染病疾患等に対して職員、利用者間等の感染を未然に防ぎ、通常
時の生活環境の保全及び公衆衛生の向上を志向する。
※年間目標を「手洗い、手袋利用の徹底と個人の衛生管理」として掲げ、主にノロウ
イルス対策を強化推進した。次亜塩素酸Na溶液を使用し、施設内の清掃に用い、環
境衛生の徹底を図った。
事故の予防及び予測される危険事例を検討し、職員に対する心構え・注意について啓
蒙し、安全な施設サービス提供を目指す。
リスクマネジメント委員会
※ヒヤリハット事例を管理し、分類分析を行った。事故事例についてはSHEL分析
を用いて対応策を多面的に検討した。また食事介助での誤嚥予防策として「嚥下障
害」をテーマに武蔵村山病院の元橋歯科医師に依頼し、施設内研修を企画立案、実施
した。
入所・通所サービスの利用、継続を希望する利用者さまに対するサービス内容の検討
サ ー ビ ス 検 討 委 員 会
※入所・通所の利用申込内容について、毎週月曜日午後に各職種間での検討を行った。
利用希望者の医療情報、生活状況や利用の目的を共有し、意見交換を経て利用可否の
決定、介護・リハビリ方針の検討や見直し等を行った。
日々のレクリエーション、趣味娯楽の企画及びボランティア受け入れの調整
レクリエーション委員会
※利用者さまに充実したレクリエーション及び趣味活動を提供する目的にて月 2 回開
催。趣味活動を支えてくださるボランティアさんとの連絡調整、日々行うレクリエー
ションの企画(植物園、紅葉見学、調理クラブ、花壇野菜作り等)のほか、市文化祭
へ参加するための企画を行った。
排泄障害のある利用者さまに対し、自立支援の検討
排
泄
委
員
会
A D L・ 入 浴 委 員 会
行
事
委
員
会
給
食
委
員
会
編
集
委
員
会
老
健
全
体
会
※排泄コントロールの勉強会や排泄チェック表の見直しを行った。オムツを快適にか
つ効率よく使用するためにメーカー所属のインストラクターを招いて、施設で使用す
るオムツ選定を行った。発注、在庫確認、保管の仕方を見直し、コスト削減に努めた。
利用者さまの ADL をチェックし、その向上や事故防止についての検討。また入浴サー
ビス業務の円滑な運営と機器、物品の点検。
※入浴サービス業務の円滑な運営と物品類、機器の定期点検、メンテナンスのほか、
勉強会を実施した。利用者さまに快適な入浴を提供するために職員体制、介助技術の
向上に努めた。
毎月の行事、誕生会について企画・立案を行い実行する。
※毎月の各行事、誕生会には今年度も施設に登録頂いている多くのボランティアさん
の協力を得て、味わいのある趣向をこらした催し物を実施した。
利用者さまに安全においしく調理された食事の提供と食を通した健康管理の検討
※食中毒予防の徹底と栄養ケアマネジメント導入にあたりソフト食提供について討議、
実施した。また食を通して生活意欲を刺激できるよう、様々なイベント食等を企画した。
年4回発刊の季刊誌「青い空のもとで」の企画、編集
※施設での諸行事、イベント情報や介護方法のアドバイスを掲載し、年 4 回発行した。
利用者さま、ご家族の他、地域関係機関に配布、送付した。
施設内各部署並びに各委員会からの連絡伝達事項、研修報告等
※施設の運営指針の伝達と意見交換の他、各委員会で決定した業務改善事項の連絡等
を行い、スタッフの意思統一を図った。
19
2006 年度大和会事業報告
項 目
検 証
1.大和会の運営
(5)新病院会計準則に向けての体制整備
(6)特別医療法人取得後の活用
(7)人事考課制度(全職員)の実施
(8)BSC(バランスト・スコアカード)の充実
(9)経営の安定化策
(10)大和会の人材、資材の効率的で有効な活用
システムの確立
(11)職員教育
①新入職員研修会
②経営職研修
③中堅管理職及び中堅職研修
④接遇に関しての職員教育の徹底
(接遇発表会)
⑤病院フォーラム実践講座
⑥大和会研究集会の拡充
(12)防災計画
①年2回防災訓練の実施
(内1回トリアージ)
②自衛消防操法大会参加
(13)その他
①ボランティア制度の充実
②モニター制度の充実
③ホームページの充実と活用
(1)
①準備中
②11月に脳卒中・胃ろう連携パス勉強会を実施し推進中
③検討中
(2)
①村山大和診療所を10月に開設。順調に推移
(3)体制は完了。講習会によりさらに職員への浸透を計った
(4)
①村山大和(在宅療養支援)診療所の開設により環境は整
備され、実績を上げている
②検討中
③検討中
(5)整備中
(6)PET事業関連で検討中
(7)10月より2年半計画で具体的な検討を開始
(8)全職種で本格的に実施した。さらに充実させるため研修強化
(9)外来・入院の増収策と経費節減を強化し、効果を上げた
(10)検討中
(11)
①4月に実施
②毎月実施。情報収集と意見交換
③年各2回研修会を実施
④5月20日に第1回接遇大会を実施。接遇委員会を中心に
接遇の向上を計る。朝の声出し(挨拶)運動等を行なう
⑤毎月実施
⑥9月17日にオープン参加で実施。年々内容充実
(12)
①年2回実施。トリアージは11月18日に実施
②9月に2チーム参加し、武蔵村山病院女子隊が優賞
(13)
①活発に活動中
②年2回実施し、活発に活動中
③職員により斬新な模様替えと迅速な更新を実施した
2.東大和病院の運営
(1)地域医療支援病院の認定取得
(医療連携の強化)
(2)地域がん診療連携拠点病院としての対応
(3)DPC対象病院としての対応
(4)研修指定病院としての対応
(5)診療報酬改定対応
(6)医療体制の充実
①HCU(ハイケアユニット)の開設
②後期研修医の受入対応
③生活習慣病対策
④医療安全管理の強化
⑤内科の充実
⑥常勤医師の増員
⑦病病、病診連携の強化
(医療連携システムの構築)
⑧救急医療の充実
⑨クリニカルパスの拡充
20
(1)努力中も取得は困難な状況
(2)都・国の補助金も受け、がん登録の実施、化学療法、がん
相談支援センター、セカンドオピニオン外来を立上げ、9月
がん診療委員会を設置、3月にはがんセミナーを実施
(3)6月よりDPC対象病院となる。分析も強化し効果を上げた
(4)綿密な計画を立て、6人の研修を実施した
(5)看護基準、リハビリ等の変更に対して細かな対応をした
(6)
①ソフト体制がとれず延期
②外科2名受入れ
③推進中
④1月に専任者の任命により強化
⑤充実出来ず
⑥入職者あるも退職者もあり増員には至らず
⑦検討中
⑧「断らない救急」を実施し充実。大和会合同救急運営委
員会を5月に設置
⑨順調に拡充し稼働率63.5%に増加した
(7)電子カルテシステムの充実
(8)部門別原価制度の充実
(9)未収金対策の強化
(10)DPC委員会の充実
(11)患者待ち時間短縮対策の推進
(12)治験の積極的受入れ
(13)追加
⑩6月に作業療法室を設置し、リハビリスタッフを増員し、
施設基準がアップ出来た
⑪推進中。さらに強化は必要
⑫実績少ない
⑬新設。村山大和診療所との連携は順調
(7)DPC対応、がん登録システム、クリニカルパスシステム
他の改善を実施
(8)年2回分析発表
(9)電話・手紙による督促強化、専門会社の活用、その他工夫
により効果を上げた
(10)6月よりDPC対象病院となり毎月対策を検討。実績を上
げた
(11)科によるばらつきはあるが、外来人数の減少によりやや改善
(12)継続1件、新規実施は無し
(13)2月に都から災害拠点病院の指定を受ける
大和会全体報告
大和会全体報告
(1)医療法改正に伴う対応
①社会医療法人認定取得の準備
②医療連携体制の確立(地域医療連携クリ
ニカルパス)
③広告の見直し
(2)介護・診療報酬改定関連
①在宅療養支援診療所の開設
(3)個人情報保護法への対応
(4)両病院等の連携強化
①急性期から在宅までの地域完結型医療
②地域の効率的な保健・医療・福祉活動
③小児から高齢者までのトータルケア
⑩リハビリテーション科の充実
⑪NST(栄養サポートチーム)の推進
⑫開放型病院の充実
⑬在宅医療の推進
3.武蔵村山病院の運営
(1)病院機能の充実と健全経営
①年度内の5A病棟と小児科病棟の開設
②「放射線治療センター」の組織体制整備
と本格稼働
③透析センターの円滑なフル稼働体制の確立
④地域連携を深め、リハビリセンターを中
核としたリハビリ体制の整備と充実
⑤画像診断・PETセンターの業務運営体
制の充実・強化
⑥産婦人科病棟の診療体制の整備
⑦内科診療体制の充実
⑧DPCの導入検討委員会設置
(2)医療の質の向上
①医療安全体制の確立
(組織・教育体制の整備)
②院内救急医療の充実、東大和病院及び他
院との救急連携体制の充実・強化
③クリニカルパスの運用推進
④NSTの実質的な運用・推進
⑤病院機能評価取得へ向けた準備委員会の
設置
(3)教育・防災体制
①認定看護師(糖尿病・感染症)による教
育システムの立上げ
②職種別教育システムの確立
③医療安全・接遇教育の徹底
④震災対策のための防災訓練・トリアージ
訓練の実施
(4)顧客満足度改善のためのシステム
①職員のモチベーション向上のためのBS
Cの円滑な導入
②「患者サービス委員会」の役割強化
(患者待ち時間の短縮・第2回満足度調
査の実施)
(5)武蔵村山市・市民・医師会等との連携
①武蔵村山病院運営協議会の年2回の開催・
運営
②武蔵村山医師会との連携強化
③ボランティアの受入体制の整備
(1)
①平成18年5月には5A病棟が開設されたが、小児病棟は
次年度に延期
②放射線治療センター長に常勤医師が平成18年2月に着任
し、1年経過。治療体制は整備された
③平成18年4月、送迎体制を開始し、定着してきたがフル
稼働までは到らず
④平成19年2月多摩地域リハビリテーション研究会開催
⑤「医療業務推進グループ」を設置(平成18年4月)、業務
活動も活発化。両病院の健診部門の連携強化にも貢献
⑥医師3名体制となり、病棟の受入体制充実
⑦糖尿病、神経内科等診療体制充実
⑧医事課中心にDPC導入の準備、具体化した
(2)
①平成19年3月医療安全管理室を設置し、専任者を任命
②大和会合同救急運営委員会
(第1回平成18年5月、定例開催)で連携強化
③パス委員会の活動が病棟に浸透、外科中心にパス数増加
④第1回NST委員会(勉強会)開催、以後院内で積極的
に活動
⑤受審申込(予定:平成20年3月)
(3)
①患者さま向けの糖尿病勉強会を実施し、盛況
(平成18年10月)。感染症の勉強会も実施
②各科の新人教育スケジュールを作成。教育委員会を来期
設置予定
③医療安全委員会、接遇委員会の設置、権限強化で職員の
啓発活動中
④市、ダイヤモンドシティとの防災訓練(平成18年11月、
平成19年2月)、院内トリアージ訓練実施(平成19年3月)
(4)
①全職種にBSCを導入し、試行中
②患者待ち時間対策会議で効果をあげる。第2回患者さま
満足度調査実施(平成18年11月)
(5)
①平成18年6月、平成18年12月の2回実施
②医師会との意見交換会実施(平成18年10月)
③ボランティアの受入体制整備完了。現在、毎月継続的に
受入中
21
4.介護老人保健施設 東大和ケアセンターの運営
(1)
①対応済。「とうきょう福祉ナビゲーション」で公表中
②実施
③推進中
④年2回実施
⑤実施
(2)
①推進中
②施設内に定着した
③内容を充実すべく取組中
(3)
①内部研修を充実させるなど強化推進した
②リスク委員会を中心に実施
③委員会を発足させ取組中
④継続実施
⑤近隣8施設と協働し実施
(4)
①強化推進し良好な効果を得る
②推進中
③フロア内で実施も取組不充分
(5)
①部署毎に作成し取組む
②入所・通所とも良好な業績を得られた
③地域支援事業(筋トレ)と名称を変え3クール実施
④円滑に対応
東大和ヘルパーステーション
(1)運営基盤の充実
①利用者の安定確保
②効率的な人員配置
③介護予防、支援費事業への対応
(2)介護サービスの質の向上
①定期的な内部研修、カンファレンスの充実
②緊急時のサービス提供に努める
③利用者の嗜好調査の継続と満足度調査の
実施
(3)その他
①大和会及び他事業所との連携
(1)
①ケアサポートとの連携と営業活動により確保した
②効率的配置により収益の安定化を実現
③介護予防対象利用者を受入れ、支援費事業も実施
(2)
①月1回の定期研修を実施
②サービスのマニュアル化を実施
③満足度調査を実施した。対策については次年度に
大和会全体報告
大和会全体報告
(1)利用者サービスの向上
①介護サービス情報の公表制度への対応
②利用者、家族への満足度調査の継続実施
③苦情相談体制の充実
④介護者教室の充実
⑤家族懇談会の継続実施
(2)利用者個別プログラムの充実
①ケアカンファレンスの充実
②リハビリテーションマネジメントの実施
推進
③栄養マネジメントの継続実施
(3)安全管理体制の強化推進
①感染症防止の取組み
②事故防止とリスク管理
③身体拘束禁止ケアの更なる充実
④個人情報保護法対策の継続
⑤災害応援協定に基づく防災活動の取組み
(4)職員教育研修体制の充実
①新人教育とプリセプター教育の導入
②OFF-JTの推進
③少人数教育プログラムの実施
(5)施設運営体制の充実
①BSCの導入と推進
②入所者・通所者の安定確保
③介護予防事業の継続実施
④介護保険改正の対応
(3)
①連携を強化した
えのき訪問看護ステーション
(1)地域事業所、関係機関との連携強化
(2)退院調整のシステム化と院内連携強化
(3)効率的な体制整備による健全な事業収支
(1)病院と合同で連携強化中
(2)医師・病棟看護師長との連携強化中
(3)改善傾向
居宅介護支援事業所 武蔵村山病院ケアサポート
(1) 事業所運営基盤の充実
①利用者の安全確保と充実
②適正な業務運営と情報開示
③健全な事業収支
(2)介護支援専門員の質向上
①カンファレンスの定期開催
②研修機会の確保
(3)地域関係機関との連携強化
(1)
①活動中
②活動中
③創業赤字
(2)
①活動中
②実施
(3)病院と合同で連携強化中
5.在宅サポートセンターの運営
東大和訪問看護ステーション
(1)地域の各種サービスとの連携
①地域ニーズに対応した質の高い看護を提供
②地域の医院、診療所への定期的訪問
(2)大和会内部での連携強化
①定期的な病棟訪問
②各種連絡会議等の積極参加
(3)訪問リハビリの充実
①地域ニーズに対応したスタッフ増員
②他職種との協働
(4)訪問看護師・理学療法士・事務員の資質向上
①接遇向上
②地域住民との信頼関係を強化
③教育の充実と研修、勉強会への参加
居宅介護支援事業所 東大和病院ケアサポート
(1)ケアプラン受入れ体制の充実
①大和会内部での連携強化
②ケアマネジャーの増員
(2)介護予防事業ケアマネジメント業務の円滑
な遂行
①地域包括支援センターとの連携
②要支援高齢者の自立支援にむけたプラン
作成の充実
(3)ケアマネジャーの資質向上
①研修、勉強会への参加
②ケースカンファレンスの開催
22
(1)
①充分提供できた
②未達成
(2)
①実施
②参加した
(3)
①常勤2名体制実施
②対応できた
(4)
①実施中。研究集会で発表
②継続強化中
③学会への参加と発表も多数実施
(1)
①連携を進めた
②未達成
(2)
①包括支援センター内部の問題もあり連携は不充分
②積極的にプラン作成を実施
(3)
①参加は少なかった
②不充分
23
2007 年度大和会事業計画
Ⅲ.武蔵村山病院の運営
はじめに
Ⅰ.大和会の運営
1.ビジョン
(3)個人情報保護法への対応
「この地に保健・医療・福祉の手本となる理想郷をつ (4)「在宅ベッド」の活用、推進
くる。」
(5)大和会内での組織内の協力連携の推進
2.基本方針
①急性期から在宅までの地域完結型医療
(1)私たちは、利用者さまの権利を尊重し、誇りと ②地域の効率的な保健・医療・福祉活動
責任を持って「利用される方がたのために」を心 ③小児から高齢者までのトータルケア
がけます。
(6)収益力の強化
(2)私たちは、急性期医療から在宅介護まで一貫し (7)新病院会計準則の対応
て、常に温かく、質の高いサービスをめざします。 (8)特別医療法人取得後の活用
(3)私たちは、保健・医療・福祉水準の向上のため、 (9)人事考課制度(全職員)の実施
専門知識の修得や技術の研鑽につとめます。
(10)BSC(バランスト・スコアカード)の充実
3.重点目標
(11)大和会の人材、資材の効率的で有効な活用シス
(1)利用者サービスの徹底
テムの確立
「利用者さま中心の保健・医療・福祉」 (12)職員教育
(2)地域への貢献「地域に開かれた大和会」
①新入職員研修会
(3)救急医療への取り組み「断らない救急」
②経営職研修
(4)専門性を追求した医療「高度先進医療の推進」
③中堅管理職及び中堅職研修
(5)経営基盤の確立「入りを図り、いずるを制す」
④接遇に関しての職員教育の徹底(接遇発表会)
(6)組織の整備・充実「時代にマッチした組織」
⑤病院フォーラム実践講座
(7)働きがいのある職場づくり「人事諸制度の確立」 ⑥大和会研究集会の拡充
4.上記、方針・目標を具体化するため、平成19年度は (13)防災計画
以下の事業を推進して行きます。
①年2回防災訓練の実施(内1回トリアージ)
(1)医療法改正に伴う対応
②自衛消防操法大会参加
①社会医療法人認定取得の準備
(14)その他
②医療連携体制の確立
①ボランティア制度の充実
(地域医療連携クリニカルパス)
②モニター制度の充実
③広報活動(特にホームページ)の積極的推進
③ホームページの充実と活用
(2)介護・診療報酬改定関連
①在宅療養支援診療所の運営強化
Ⅱ.東大和病院の運営
1. 前述の大和会基本方針・目標を具体化するため、平
成19年度は以下の事業を推進して行きます。
(1)地域医療支援病院の認定取得(医療連携の強化)
(2)地域がん診療連携拠点病院としての積極的活動
(3)DPC対象病院としての充実・強化
(4)研修指定病院としての充実・強化
(5)診療報酬改定対応
(6)災害拠点病院としての対応
(7)医療体制の充実
①病棟の臓器別センターの定着
②HCU(ハイケアユニット)
SCU(ストロークケアユニット)の開設
③後期研修医の受入対応
④生活習慣病対策
⑤医療安全管理の強化・推進
⑥内科の充実
⑦常勤医師の増員
24
⑧病病、病診連携の強化
(医療連携システムの構築)
⑨救急医療の充実
⑩クリニカルパスの拡充
⑪リハビリテーション科の充実
⑫NST(栄養サポートチーム)の推進
⑬開放型病院の充実
⑭在宅医療の推進
(8)看護体制の充実 7:1看護基準の取得
(9)電子カルテシステムの充実
(10)部門別原価制度の充実
(11)未収金対策の強化
(12)DPC委員会の充実
(13)患者待ち時間短縮対策の推進
(14)治験の積極的受け入れ
1.前述の大和会基本方針・目標に基づき、平成19年度
は以下の事業を推進して行きます。
方 針
○「市民のための病院」として市民に信頼される
病院を目指し、病院機能の充実と医療・接遇の
質の向上、および院内連携の強化と職員教育の
徹底を図ることを今期の最重要方針とする。
○東大和病院及び診療所だけでなく、広範囲の医
療機関との円滑な医療連携体制の強化を図る。
○開院後3年目の今年度は、病棟の全面オープン
を実施、効率的で健全な病院運営の基盤固めの
年とする。
○市民と職員が誇りと愛着をもてる「質と機能と
職場環境を備えた病院」創りの基礎を築く。
(1)病院機能の充実と健全経営
①小児科病棟の開設
②「放射線治療センター」の組織体制整備と本格
稼動
③透析センターの円滑なフル稼働体制の確立
④地域連携を深め、リハビリセンターを中核とし
たリハビリ体制の整備と充実
⑤画像診断・PETセンターの業務運営体制の充
実・強化
⑥産婦人科病棟の診療体制の整備
⑦内科診療体制の充実
⑧DPCの導入準備体制の確立
⑨臨床検査体制の充実強化
(2) 医療の質の向上
①医療安全管理体制の確立(組織・教育体制の整備)
②院内救急医療の充実、東大和病院及び他院との
救急連携体制の充実・強化
③クリニカルパスの運用推進
④NSTの効果的な運用・推進
⑤日本医療機能評価認定取得
⑥脳PETによる認知症診断の確立
⑦助産師外来の設置
⑧糖尿病看護師外来の拡充
(3)教育・防災体制
①教育委員会主導による院内教育の体制を整備
し、充実を図る
②認定看護師(糖尿病、感染症)による教育シス
テムの立上げ
③職種別教育システムの確立
④医療安全管理室主導の医療安全教育の徹底
⑤震災対策のための防災訓練・トリアージ訓練の実施
(4)顧客満足度改善のためのシステム
①職員のモチベーション向上のためBSCの導入
定着化
②患者待ち時間の短縮・満足度調査の実施
③「接遇の基本」を全職員で考えるシステムの立
上げ
(5)「市民のための病院」として市・市民・医師会等と
の連携
①武蔵村山病院運営協議会の年2回の開催・運営
②武蔵村山医師会との連携強化
③ボランティアの受入体制の整備
④病後児保育の実施
⑤基本健診の受入開始
⑥完全平日小児準夜体制の定着
⑦市民参加の糖尿病勉強会の開催
大和会全体報告
大和会全体報告
第5次医療法の改正により、大幅で厳しい医療費の抑制があり、一方では病床数の大幅な削減が急速に進んでいる。
さらに医療法人制度の改善と激変するなか、医療・福祉の将来を見極め、村山・大和総合医療福祉センター構想のも
と、組織的に一丸となり、看護は質の高い7:1看護を目指し、接遇を基本とした顧客・職員等の満足度を向上させ、
また、災害拠点病院としては地域に密着し、さらには武蔵村山病院開設3年目となる抜本的経営改善へ向けて19年度
の事業計画を以下により策定した。
Ⅳ.介護老人保健施設 東大和ケアセンターの運営
(1)利用者満足度の向上
①満足度調査の継続実施
②苦情相談体制の充実
③サービスの品質改善
(2)在宅復帰と在宅支援
①介護者教室の充実
②家族懇談会の継続実施
③利用者個別プログラムの充実
(3)職員教育体制の充実
①教育プログラムの確立
②内部研修の充実
③外部研修の積極的な参加
(4)安全管理体制の強化
①感染症予防の推進
②事故防止とリスク管理
③身体拘束禁止ケアの推進
④防災活動の取り組み
(5)施設運営体制の充実
①BSCの推進
②利用者の安定確保
Ⅴ.村山大和診療所
(1)訪問診療対象者の拡大
(2)病院、訪看・訪リハとの連携強化
(3)業務の効率化
Ⅵ.在宅サポートセンター
東大和訪問看護ステーション
(1)地域関係機関との連携
①地域ニーズに対応した質の高い看護・リハビリ
の提供
②診療所等への定期訪問
(2)村山大和診療所との連携強化
①定期カンファレンスの開催
(3)訪問看護師・理学療法士・事務職員の資質向上
①外部研修への積極的な参加
②研究発表等の推進
③精神看護領域の研修参加
25
大和会全体報告
指定居宅介護支援事業所 東大和病院ケアサポート
(1)運営基盤の充実
①利用者の安定確保
②適正な業務運営と情報開示
③健全な事業収支
(2)介護支援専門員の資質向上
①定期カンファレンスの開催
②内部研修の充実
③外部研修の積極的参加
(3)その他
①地域関係機関との連携強化
指定訪問介護事業所 東大和ヘルパーステーション
えのき訪問看護ステーション
(1)スタッフ体制を整備し、効率的な訪問看護活動を
目指す
(2)医局、病棟、医療相談、医療連携との連携のシステ
ムを見直し院内連携強化に重点を置く
(3)「質の高いケア」を提供し、新規利用者さまへのア
プローチを図る
2 0 0 6 年度 大和会の出来事
指定居宅介護支援事業所 武蔵村山病院ケアサポート
(1)利用者さまへの質の高いケアマネジメントの提供
(2)人材の育成と専門知識の習得
(3)大和会在宅部門との連携強化
(1)運営基盤の充実
①利用者の安定確保
②適正な業務運営と情報開示
③効率的な人員配置
(2)専門性の向上
①定期カンファレンスの開催
②内部研修の充実
③外部研修の積極的参加
④接遇の向上
(3)その他
①他職種との連携
26
27
2006年度 大和会の出来事
06/4 月
5月
①新入職員研修会および歓迎会
②臨床研修医3名受け入れ
③腫瘍内科設置
①第1回大和会接遇大会開催
②東大和病院セカンドオピニオン外来開始
③東大和ケアセンター「端午の節句」
6月
①東大和病院DPC導入 ②東大和病院リハビリ作業療法室オープン
③第5回大和会モニター会議開催
④東大和ケアセンター防災避難訓練実施
7月
①東大和病院防災訓練
②東大和ケアセンター「七夕まつり」
東大和病院
武蔵村山病院
8月
①オープンホスピタル開催
②治験審査委員会開催
③東大和ケアセンター「納涼祭」
12 月
①リスクマネジメント委員会開催
②東大和ケアセンター防災訓練実施
28
9月
①第1回大和会がん診療委員会開催
②第6回大和会研究集会
③自衛消防操法大会優勝(武蔵村山病院)
④第6回大和会モニター会議開催
07/1月
①新年賀詞交歓祝賀会
②東大和ケアセンター新春祝賀会
10 月
①村山大和診療所開設
②武蔵村山病院・武蔵村山市医師会「意見交換会」開催
2月
①大和会公開医学講座100回達成
②東大和病院・病棟センター化開始
③東大和病院「東京都災害拠点病院」指定
④東大和ケアセンター家族介護者教室開催
11 月
①東大和ケアセンター開設9周年記念講演会
②東大和病院防災訓練・トリアージ訓練実施
③地域相互応援協定防災訓練参加(東大和ケアセンター)
3月
①大和会がんセミナー開催
②武蔵村山病院トリアージ訓練実施
③東大和ケアセンター「お花見会」
29
[Ⅱ]2006年度大和会活動報告
法人本部
事 務 局…………………………………………………33
看 護 局…………………………………………………33
30
31
法人本部事務局の運営
法 人 本 部 事 務 局 長 森 谷 悦 生
平成18年度は、大きな二つの不安材料を抱えてのスタートでした。第1は、前年度(平成17年6月)
開院した武蔵村山病院の経常赤字が思うように縮小せず、特に期初3ヶ月間における業績上の数字は
非常に厳しいものでした。第2は、診療報酬が医療費ベースで3.16%のマイナス改定となったことです。
このような状況下において、本部事務局は経営改善に努めました。
⑴ 医療材料等購入改善委員会を立ち上げ、目標値を決めて、相当額の値引きを実現しました。
⑵ 大規模防災対策の一環として、東大和病院構内の既存井戸を利用した水供給施設を整備しました。
このことは結果として、水道水費の継続的軽減につながりました。
⑶ 働きがいのある職場づくりのための「人事諸制度の確立」に着手しました。適正かつ公平な人件
費のあり方を人事システムの中に取り入れるよう検討しています。
⑷ 病院ホームページの改良、また、PETセンターのパンフレットを作成しました。
現在全国に38万床ある療養病床は、平成24年までに15万床に削減することになりました。医療関係者
には、この大きな変化の時代を生き残るため、絶え間ないイノベーションを実施することが求められて
おり、既存業務の改善と共に新規事業の展開も検討することになるでしょう。
本部事務局としては、平成19年度期初に組織変更をし、物品購入担当課を新設します。次いで平成20
年度以後、法令の整備が予想される社会医療法人の認定取得の整備を進めたいと考えております。
看護局1年の歩み
法人本部看護局長 横 山 幸 子
大和会が武蔵村山病院を開設し、老健、訪問看護等総ての看護部門の総括として看護局が発足してか
ら、早一年が経過しました。今年度の看護局は7:1看護体制確立を最優先課題として看護師採用活動
を実施しました。そのために東北、九州、奄美大島等の学校訪問を両病院事務部長の協力を得て実行し、
看護師の卒業学校訪問も行いました。又8月には「オープンホスピタル」を開催、34名の参加者があり、
幸先良い走り出しでしたが、最終的には必要人員確保までには至らず目的を達成できませんでした。19
年度は18年度の反省を踏まえ早期に行動を開始、訪問先のさらなる拡大を図り、7:1看護体制の確立
に向け活動しますのでご協力とご支援宜しくお願いいたします。
19年度については、18年度掲げました、各施設との連携強化、看護部門の活性化等を継続して実施し
ます。
【来年度の目標】
32
1.大和会経営方針への参画
3.看護の質向上と専門性の追求
2.看護師の人材確保と離職者防止対策強化
4.各施設との連携促進と情報の共有化
33
〈法人本部事務局〉
経営企画課 堀内 俊夫
会計を独立しなければなりません。関係法令の研
平成19年度は武蔵村山病院がフルオープンし、経
究を含めて、準備をしなければならないと思いま
営安定の試金石となる年です。財務課の役割の重
す。
要性が増す年だと思います。そのためには情報提
3.課員の知識と意識の向上 人事担当
供の表現方法についても研究しなければならない
机上の計算ではなく、現場を理解した上での分
企画担当
当期においては外部コンサルタントを起用して、
と思います。
析を心掛けます。即ち、自ら現場へ出向いて情報
個人情報保護法遵守への目配りやBSC(バランス
現人事制度の見直し(医局を除く)に着手しました。
ト・スコアカード)の大和会全体への導入拡大の為
今後1・2年かけて、制度の改定などに取り組むた
の活動を続けました。その他の主な実績は次の通り
め、職員各層の協力のもと検討を重ねていきたいと
です。
思います。
1.引続き「社会医療法人」設立の動向をフォロー
全職員の給与計算・支払事務に関しては、効率的
しました。今夏に、同設立条件が明確化される予
安定的な業務遂行に努めました。少数スタッフによ
定です。当会は特定医療法人・特別医療法人の認
る業務体制が確立しました。その他、職員の採用窓
【1年間の報告と来年度の目標】
⑦防火管理者を代行した消防訓練の計画と実施
定も取得しており、公益性の高いといわれる「社
口の役割や福利厚生委員会・大和会研究集会の事務
武蔵村山病院が開設して6月で2年が経過します。
⑧シャトルバス、救急車の運行委託業務の指導
会医療法人」認定も取得すべく、状況が整い次第、
局など法人全体に係わるサポートを引続き行いました。
両病院間を連携するシャトルバスもつつがなく運行し、
2.本部会計創設への準備
新病院会計準則による決算を行う上では、本部
を集め、分析し、それを数値によって皆さまに報
告ができるようになりたいと思います。
施設管理課 秋山 孝二
管理
利用者さま、職員も馴染んできたことは喜ばしい限り
⑨その他
2.大和会事業計画の立案・取り纏めを行いました。
【来年度の目標】
です。平成18年度末の業務は武蔵村山病院の2年点
(2)東大和病院、東大和ケアセンター
3.理事会や評議員会の事務局として運営・取り纏
当会を取り囲む環境は厳しいものの、ここ1年が
検、両建物施設、設備等の維持管理、増改築、セキュ
①自主ライフラインの整備(震災対策)
武蔵村山病院建設の投資回収に苦しんできた当会に
リティー管理、環境整備、透析、救急車、シャトル
・公共水道から井戸水への切替工事
とって一つの峠ではないでしょうか。多くのことは
バス運行管理等多岐に渡る業務内容となっています。
・非常用発電機用燃料タンクの増設
できませんが、BSC(バランスト・スコアカード)
また、東大和病院(同ケアセンター)においては
(3日以上の燃料備蓄装置)
の更なる拡大と浸透を図りつつ、組織力をアップし
平成18年9月より現行の公共水道から井戸水に切替
②非常用コンセント、動力配線の増設(同上)
ていくお手伝いができればと考えます。また、関係
が完了し、かつ非常用発電機の燃料タンクの増設
・A病棟赤コンセントの増設
各部と連携して管理・労務面の階層別研修も続行し
(4,300L)により発電機は3日以上の連続運転が
・病理細胞検査室等赤コンセントの増設
ていきたいと思います。
可能となり、震災時ライフラインが停止しても水と
・B棟一般Ⅹ線非常電源切替工事
電気は自給が可能な環境が整備されました。
・通信系非常電源切替工事
また、武蔵村山病院は竣工して2年が経過するた
③下水減免工事による費用削減
め、平成18年度末の2年点検が完了すれば施工会社
(3)武蔵村山病院
めに努めました。
4.法人全体の新入職員研修会の事務局として、取
り纏めや司会等を担当しました。
5.管理面の階層別研修会(管理職・主任レベルを
対象)を企画・実施しました。
6.村山大和診療所の開院に係る許可、当局への手
続きを担当しました。
財務課 安達 優子
の瑕疵期間がなくなります。従って、原則的には大
和会の自主管理が前提となります。来院者、職員の
①竣工後1年点検瑕疵工事の検証、不具合箇所
の復旧
【1年間の報告】
協力もあり、困難な交渉も比較的スムーズに話を進
平成18年度の財務課の目標は二つで、一つは理事
めることができました。
会・合同協議会等経営サイドへの「迅速かつ理解し
第二に村山大和診療所の誕生です。事業所の新設
易い経営資料」の提供の実現でしたが、これはほぼ
は現金・業績把握等事務の役割をどこが担うかが重
満足な結果でした。二つ目は、関係部署との連携強
要になりますが、医事課・総務課の担当者と連携す
化でしたが、これもいくつかの問題を解決すること
ることにより、月々の業績推移表を作成することが
ができ、充実した一年を過ごせたように思います。
できました。
第一に経費節減です。財務課の用度係が中心と
第三に部門別原価計算においては医療現場の皆さ
なって運動を展開しました。特に、医薬品の購入
まの協力をいただき、前年以上に質の高い情報開示
単価の値下げ交渉では、薬局と連携し、大幅な成
ができたように思っております。
②清掃委託業務の管理
②A棟屋上チラーの整備
果(年間5,000万円)を実現することができました。
お金に係わることは全て財務課の業務につながる
③施設、設備の破損、不具合箇所の復旧
③機械棟電気設備の保安設備改善
また、診療材料では、医師の協力も得て年間3,000
といっても過言ではありません。各関連部署との連
④上下水道、電気、ガス等インフラ関係の管理
④医療ガス警報機の整備
万円の成果(今年度実績1,500万円)がありました。
携の重要性を再認識した一年でした。
さらに、資金調達額の増加による資金繰りの安定を
図り、それによって支払サイドの短縮と引き換えに
【来年度の目標】
単価の引き下げ交渉も可能となり、結果的に業者さ
1.会計情報の迅速な提供
まとの交渉の幅が広がりました。また業者さまのご
来年もさらにパワーアップしてわかりやすい分
皆さまには極力快適環境の保全に努めてまいります。
②透析患者の送迎車輌の委託管理
平成18年度及び平成19年度の主な業務は下記のと
③救急車運行管理基準の再構築
おりです。
2.平成19年度の主な業務内容
1.平成18年度の主な業務内容
(1)東大和病院、東大和ケアセンター、武蔵村山
(1)東大和病院、東大和ケアセンター、武蔵村山
病院共通業務
病院共通業務
平成18年度①~⑨項と同様の管理
①防災センター委託業務(施設設備、セキュリ
(2)東大和病院、東大和ケアセンター
ティー)の管理
⑤消防法、上下水道法、ビル管理法、電気事業
①上下水、電気、ガスの省エネ管理
⑤A棟外来診察室床長尺シートの張替え更新
法、建築基準法等法定点検に関わる点検結果
⑥第2駐車場舗装復旧
の検証と改善
⑦病棟NS洗い場の整備
⑥自主点検に関わる各種検査点検結果の検証と
改善
活 動 報 告
活 動 報 告
【1年間の報告】
申請に備えます。
34
析・情報を迅速に提供していきたいと思います。
⑧老朽化した設備の点検、実態調査(震災対策)
⑨その他
35
(3)武蔵村山病院
情報課 堀内 俊夫
①竣工後2年点検瑕疵工事の検証、不具合箇所
の復旧
②法定点検、自主点検の整備
【1年間の報告】
システムの安定運用ですが、それ以外の主な実績は
広報担当
次の通りです。
当期においては、途中1名増員があり兼務課長を
1.東大和病院の DPC 導入のサポート(6月)
含め5人の体制(1名非常勤)となりました。従来
2.東大和病院 DPC 関連各種調査に対するシステ
の活動内容の見直しに努めました。新しい動きが出
自主ライフライン
てきて幾つか形になったように思います。
1.広報誌(隔月発行)の企画委員会に桑尾医師ほ
か新メンバーが参加し、renewal にふみだせました。
1.地下水の有効活用(井戸水浄化システムの導入)
3.武蔵村山病院5A 病棟オープンに際してのシ
ステム運用サポート(5月)
4.村山大和診療所開設に際してのシステム対応(10 月)
2.病院のホームページに関しては医師紹介欄を完
【来年度の目標】
てトピックスなど最新情報をタイムリーに掲載し
広報担当
ました。また、看護部の紹介の項目を新設し、外
ホームページの見直しや武蔵村山病院の広報強化
部に対して積極的に情報発信しました。
等開かれた大和会を広報の視点から演出していきた
(医療安全対策への取り組みの外部発信など内容面
の開院後のデータや情報を収載し、「新大和会」
の見直しを今後も続けていきます)、既存パンフレッ
初年度の年報作りに努力しました。ホームページ
トの見直し・発行、効果的広告の実施(看板設置場
にも UP し、当会の活動の広報範囲を拡大しました。
所の見直し)等の活動を検討しています。
情報システム担当
PET センターのパンフレットを職員のアイディ
導入後4年目を迎える東大和病院電子カルテシス
アで作製しました。
テムの安定運用と成長の続く武蔵村山病院のシステ
5.日常的には、東大和病院等の掲示物などへの対
ム対応ニーズに的確に応えていきたいと思います。
応やご意見箱の管理、意見等の収集・取り纏めに
主な具体的な項目としては次の通りです。
努力しました。一歩ずつ掲示物作成スキルは向上
1.東大和病院では DPC 関連各種調査に対するシ
していると自負しています。また、大和会モニター
会議の事務局を勤め、年2回開催しました。
ステムサポートを継続します。
2.武蔵村山病院では、新病棟オープンにともな
6.想定外の事として、職員からの意見により法人
うシステム運用のサポートを行います。また同院
用封筒を作成。従来、各施設毎に独自に作製して
DPC 調査参加に向けたシステム面のサポートも
いた封筒を法人用に統一し、コスト削減にも努力
予定しています。
しました。
2.非常用発電機用燃料タンク増設(4,300Lタンク)
いと考えています。具体的には、広報誌の renewal
として、職員一同の協力を得て、「武蔵村山病院」
4. パ ン フ レ ッ ト に 関 し て は、 武 蔵 村 山 病 院 の
情報システム担当
活 動 報 告
活 動 報 告
成、一新に目処をつけました。また、年間を通じ
3.年報(年1回発行)の企画・編集・発行事務局
ムサポート
3.平成20年度診療報酬改定に向けた準備作業も計
画にいれ、遺漏なきを図りたいと思います。
メンバーは課長(兼務)のほか、主任1人と3人
4.現在、テレビ会議システムを導入することが検
のスタッフの体制(東大和病院駐在2人、武蔵村山
討され、導入時のシステム面でのサポートを行い
病院駐在2人)です。主業務としては、24 時間 365
ます。
日稼動し続ける東大和・武蔵村山両院の電子カルテ
36
37
[Ⅱ]2006年度大和会活動報告
東大和病院
診 療 部 門…………………………………………………42
看 護 部 門…………………………………………………52
診療支援部門…………………………………………………58
事 務 部 門…………………………………………………62
38
39
厳しい医療環境のなかで 新しいページを刻んでいきたい
東大和病院 院長 大 高 弘 稔
2006年度(平成18年度)は医療界においては大きな節目の年でした。診療報酬改定は従来の改定とは
大きく異なるもので、内閣府で診療報酬の枠が決定され、診療報酬の枠は史上最大のマイナス3.16%と
なりました。その内容は療養病床の削減であり、医療療養病床の削減のみならず、介護療養病床は廃止
という驚くべきもので、結果として38万床が15万床に削減されることとなりました。さらには新看護基
準の7対1看護基準が新設され、夜勤看護時間72時間以内の規定導入、リハ施設体系の大幅な変更、紹
介率の廃止など、様々な方面で医療提供の基本的な部分を変更せざるを得ない改定でした。これらは急
性期医療の集中化による病床減らしという政府の方策ですが、当法人や当院にとっても大きな影響を与
えるものでした。現実に当院も4月、5月の経常利益は赤字となりました。しかし6月からのDPCの
導入やリハビリの充実によって6月からは黒字となり、7月からは月単位では新設の武蔵村山病院を含
めた大和会法人全体でも黒字基調となりました。これらは経費の削減を含むDPC対応が功を奏したも
のと考えます。このことにより少し余裕を持って医療活動が行えるようになったと思われます。
さて、昨年度の当院における出来事を振り返りますと前述のDPCの導入、作業療法部門新設による
リハビリの充実、地域がん診療連携拠点病院の認定取得によるソフト・ハードの充実、臨床研修医指定
病院として初期研修に続き後期研修病院として後期研修医の受け入れ(外科1名)開始、病院マネジメ
ントツールとしてBSC(バランスト・スコアカード)の定着化、NSTの活動開始、脳卒中・胃ろう地域
連携パスへの取り組み、武蔵村山病院との連携推進、更なる接遇向上推進、2007年1月には医療安全充
実のため専従の医療安全管理者の設置、2月には病棟の臓器別センター化による当院の専門性の明確化、
これまでのトリアージを中心とした災害訓練の積み重ねにより、東京都災害拠点病院の指定取得など、
多くの新しい取り組みが行われ実績を残すことが出来ました。今後はその取り組みに対してのそれぞれ
の部門でのアウトカムを求められる時代となります。その結果を公表することも求められると思われま
すので、本当に医療の質を高め、充実させる必要があります。これからもまだまだ厳しい医療環境が続
きますが、年報にその足跡を残し、今後の大和会、東大和病院の新しいページを刻んで行きたいと考え
ます。
40
41
〈診療部門〉
消化器科・外科 大村 孝志
神経内科 佐藤 猛
【1年間の報告】
救急入院することが多々ありました。
神経内科は佐藤、市場と2名の非常勤医のみで、
地域医療活動は、医師会と共同での難病患者訪問
外来、入院、訪問診療、老人ホ-ム検診、医師会と
診療、認知症家族を対象とする医療相談会を隔月に
の共同診療など多岐にわたって診療活動にあたりま
開催しました。
したが、本院の脳外科、呼吸器など多くの診療科の
(表1)平成18年外来患者疾患内訳
援助を受けました。さらに武蔵村山病院神経内科の
保坂医師、透析室の高根医師の協力により重症筋無
外 来 患 者 分 類
人数
83
の治療を迅速に行うことができました。このように
認
症
74
神経難病の急性期医療から在宅での終末期医療まで
脳
害
47
の地域医療の役割を一環して担いました。
多
症
9
平成18年1月から12月までの1年間の外来患者実
急 性・ 慢 性 炎 症 性 神 経 炎
6
数は484名で、疾患の主な内訳は(表1)、重症筋無
重
力症、多発性硬化症、急性炎症性多発神経炎など急
脊
活 動 報 告
性期治療を必要とする神経難病に加え、パ-キンソ
ン症候群、認知症など高齢化社会を反映する慢性難
病疾患が多くみられました。入院患者は急性疾患に
加え、上記の慢性疾患患者が感冒などのため食事が
摂れず、栄養不良と脱水症による意識障害を来たし、
知
血
管
発
性
症
小
化
無
脳
A
ミ
硬
筋
髄
障
力
変
性
L
ト
コ
ン
ド
リ
ア
て、胃癌、大腸癌の術後補助化学療法に関するア
消化器科・外科は外来、病棟、検査、手術、健診
ルゴリズムの改定を行いました。
などの業務にあたっています。地域がん診療連携拠
3.学会活動等
点病院として高度な専門的癌医療を提供するととも
地方会7題、全国学会2題、国際学会1題、講
に、地域密着型市中病院として一般的急性期消化器
演3題、論文1編の発表を行いました。また、鏡
疾患にも対応すべく努力を続けています。平成18年
視下手術のトレーニングコースに5名が参加して
度は、外科専門医を目指す後期研修コースに2人の
技術向上に努めました。エビデンスの創出に貢献
若い医師が入り、教育施設としての新たな体制が始
すべく、大腸癌の術後補助化学療法において二つ
まりました。中長期的視野に立った人材育成を行い、
の多施設共同研究に参加しました。
チームとしての総合力アップをはかりたいと考えて
います。
1.手術
専門的癌医療の質をさらに高めるために、情報
本年度は508件の手術を行いました。このう
収集、技術研修を行い、成果を積極的に発信して
ち、鏡視下手術は128件でした。緊急手術は121件
いきたいと考えています。また、地域の医療機関、
で、全手術の24%を占めました。前年度に比べて、
医療従事者に対する、情報提供や研修活動にも取
胃癌に対する胃全摘術、大腸癌手術、肝切除術な
り組みます。一方、消化器センター病棟の業務負
2
どのメジャーサージャリーが増加しました。また、
担の過重が問題となっており、コメディカルス
2
胆嚢摘除術、虫垂切除術も増えましたが、肛門疾
タッフの環境改善、定着率アップに努める必要が
患は減少しました。
あります。
症
12
症
10
S
病
そ の 他( 頭 痛、 め ま い な ど )
239
総 数
484
2.消化器検査・治療
種々の検査に加えて、食道静脈瘤硬化療法、内
視鏡的乳頭切開切石術、内視鏡的胆道内瘻術、ラ
呼吸器科 神楽岡 治彦
【1年間の報告】
速検査を導入し、従来の肺炎球菌やレジオネラ尿
1.外来部門
中抗原迅速検査に加え、肺炎の早期診断を図るよ
平成18年7月1日より禁煙外来を開始しました。
うにしました。
当院は敷地内禁煙など禁煙外来の施設基準を満た
5.手術部門
しており、外来での呼気一酸化炭素濃度測定を行
11月に並木義夫医師が入職し、これまで心臓血
い、ニコチン貼布剤処方を保険診療にて行ってい
ます。
昨年より述べ約900人減少しました。インフルエ
ンザ症例の減少や医師数の一時減少がその一因か
と考えられました。平均在院日数は18.1日であり、
昨年の20.8日より短縮しました。
3.救急部門
昨年同様、呼吸器疾患のみならず、いわゆる内
科疾患にも対応してきました。
4.検査部門
気管支鏡検査件数は月平均6件であり、昨年よ
りやや減少しました。12月にはマイコプラズマ迅
42
ジオ波治療、肝動脈塞栓術、内視鏡的胃瘻増設術
などを行っています。最新のエビデンスに基づい
1.最新のエビデンスを取り入れた消化器癌治療
アルゴリズムの改訂
2.低侵襲治療(内視鏡的治療、肝局所療法、鏡
視下手術)の症例数増加
3.病棟業務の削減
心臓血管センター 野地 智
【1年間の報告】
弁形成術や弁置換術およびメイズ手術20件、胸部
管外科医師に応援を仰いでいた呼吸器外科手術に
心臓血管センターは心臓血管外科と循環器内科の
大動脈疾患(大動脈解離や大動脈瘤)に対する人
対応しやすくなりました。
統合診療部門です。心臓血管外科専門医・循環器専
工血管置換術6件、先天性心疾患(成人)1件で
門医が密接に協議し、連係のもとに治療選択が行わ
した。また開心術以外の内容としては、腹部大動
【来年度の目標】
れています。インフォームドコンセントに基づく医
脈瘤に対する人工血管置換術は13件、末梢動脈
1.2月からの病棟再編成に伴い3階病棟には「呼
療を最重要課題として実践し、患者さまにとって最
疾患に対する血行再建術は21件(バイパス術7件、
良の治療を最新の技術で提供できるよう努力してお
動脈瘤切除術1件、血管修復術1件、ステント留置
ります。
術12件)、その他は6件でした。
1.手術
冠動脈バイパス術では、人工心肺を使用しない
2.入院部門
入院患者数は1月現在で述べ10,501人であり、
【来年度の目標】
吸器センター」を開設致しました。
このため、呼吸器疾患の診療内容のさらなる充
実を目指します。
2.地域がん診療連携拠点病院であることを念頭に
全体として昨年度よりも件数が増加しており、
心拍動下手術(OPCAB)を実施しており、そ
呼吸器外科手術の充実、武蔵村山病院のPET-
平成18年度の心臓血管外科で施行した手術は129
の割合は単独冠動脈バイパス術の80%です。弁膜
CT検査や放射線治療の活用に努めます。
件、その内訳は開心術67件、開心術以外40件、心
症手術では、患者さまのQOLを考慮し、弁形成
3.入院症例の多い高齢者肺炎に対しては、引き続
臓ペースメーカー植え込み術22件でした。開心術
術やメイズ手術(心房細動除去術)を可能な限り
き肺炎パス使用を進め、DPCも考慮した診療を
の内容としては、冠動脈バイパス術40件(単独:
実施しております。大動脈手術では、解離や破裂
行います。
36件、弁手術との合併:4件)、弁膜症に対する
といった緊急手術例が増加傾向にあり、積極的に
43
活 動 報 告
パ ー キ ン ソ ン 関 連 疾 患
力症、急性散在性脳炎などに血液浄化療法など最新
【1年間の報告】
取り組んでおります。
2.検査・治療
平成19年4月より当院でも最新鋭のマルチスラ
S)の出現により、インターベンションの合併症
1.外来部門
傷、眼瞼下垂、陥入爪等で著変ありませんが、顔
であったステントの再狭窄率も低下傾向にありま
外来新患者数1,375名、再来患者数10,218名と前
面骨折の件数が大幅に増加していたのが目を引き
す。
イスCT(64列)が新規導入されました。従来の
ました。
向でした。非常勤医としては昨年度在籍していた
CTではできなかった冠動脈が鮮明に描出可能と
【来年度の目標】
福司山洋美医師、岡本典子医師および門田聡医師
【来年度の目標】
なり、診断および治療に役立つ検査として脚光を
1.地域の基幹病院として地域住民への周知徹底
に水曜日、鎌田理恵医師に金曜日の外来業務・手
今年度はDPCが導入され、その内容から形成外
浴びております。
2.地域の基幹病院として循環器医療水準の向上
術等を担当して頂きました。
科にとって有効なアイテムとなるのではと当初は考
平成18年度の心臓カテーテル検査は474件、冠
3.冠動脈インターベンション症例数の増加
2.入院部門
えておりました。しかし、入院患者数および手術件
動脈インターベンション(カテーテル治療)は
4.心臓血管手術症例数の増加
入院患者数は外来患者数とは対照的に昨年度の
数とも増加したにもかかわらず、現時点では売り上
133名から176名に増加致しました。平均在院日数
げのアップに直接繋がっているとはいえず、今後さ
は昨年度の12.8日から9.2日へ減少しております。
らに検討を重ね有効に活用していくことが急務と考
129件でした。特に薬剤溶出性ステント(DE
【1年間の報告】
るものがあります。その他、脊椎疾患、膝関節疾
本年度は整形外科の診療体制が大きく変わりまし
患などの慢性疾患や骨・関節感染症疾患などの治
た。9月からは、杏林大学より佐々木、山岸の2名
療を行いました。
と非常勤医師による3人体制で診療にあたり、想像
3.手術部門
3.手術部門
えております。またこれからも専門技術の向上に励
入院手術139件、外来手術487件、合計626件と
み、より良い形成外科的医療を地域の方々に提供し
昨年度の合計540件より大幅に増加致しました。
ていくことが出来るよう精進していきたいと考えて
内容的には良性皮膚腫瘍、顔面骨骨折、手指の外
おります。
脳神経外科 岡田 卓郎
を絶する忙しさだったようです。彼らの努力には頭
各種骨折に対する観血的手術と人工骨頭置換術
が下がりますし、他科の先生方やスタッフの方々に
が大部分を占め、膝関節疾患に対する鏡視下手術、
【1年間の報告】
【来年度の目標】
もご協力を頂きました。本年1月からは星が加わっ
椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症に対する脊椎手術、
1.外来部門
1.ここ数年、入院患者が増加傾向にあます。スト
た常勤3人体制となり、若干余裕が出て参りました
手指外傷、難治性骨折や骨髄炎に対する創外固定
従来どおりの4名の常勤脳神経外科医で外来診
ローク・ケア・ユニットの立ち上げも目指してい
が、忙しさには変わりがありません。電子カルテ、
を用いた骨延長術などを行いました。年間手術件
療を行いました。平成18年度も自治医科大学血管
るため、脳神経外科医の増員を図りたいと考えて
DPCと目新しい環境での仕事に四苦八苦しながら、
数は330件ほどでした。
内治療部教授の根本繁先生の脳血管内治療専門外
います。
常に診療レベルを落とさぬよう日々努力をしている
来を継続しました。
2.脳卒中に対しての地域連携パスが保険適応とな
所です。
【来年度の目標】
2.入院部門
る可能性があります。早期に対応できるようにパ
1.外来部門
1.地域医療連携を推進し、基幹病院としての役割
入院患者数は943例(平成17年度は857例)で、
スの作成に取りかかります。
常勤3名と非常勤医師3名、ケアセンター長で
を担えるよう心がける。
ここ数年は増加傾向でした。疾患別では相変わ
3.手術件数はここ数年100例弱で推移していま
ある佐々木克先生による2診体制で診療にあたっ
2.外来診療体系を見直し、効率の良い診療を心が
らず脳梗塞が多数を占めていました。平成18年6
す。平成19年度手術件数の増加を目指します。
ております。また、2月より非常勤医師による膝
けるとともに、質の高い安全な医療を提供できる
月にDPCが導入され、平均在院日数は多少増加
4.64列超高速ヘリカルCTが導入されました。
関節疾患専門外来を第3土曜日に行っております。
よう努力する。
しました。平成18年12月より入院患者のデータ・
診療、治療および手術などに応用したいと考えま
ベース作成を開始しました。
す。特に、破裂脳動脈瘤手術支援への積極的な導
今後は、各種専門外来を充足していきたいと考え
3.本年同様、骨折などの急性期疾患に対しては、
積極的な治療を行っていく。また、変形治癒骨折
3.手術部門
入により、破裂脳動脈瘤の手術件数を増加させた
や偽関節などの難治性骨折に対する専門的治療、
98例の手術を行いました。最も多かったものは
いと考えています。
救急外来より入院される外傷などの急性期疾患
脊椎疾患、変性疾患、スポーツ障害など、各種専
慢性硬膜下血腫の34例で、次いで脳動脈瘤クリッ
と高齢者の腰痛疾患が大部分を占めております。
門領域の治療体系を整備していく。
ピング術の19例でした。その他、脳腫瘍摘出術7
ております。
2.入院部門
とくに大腿骨頚部骨折の症例の多さには目を見張
活 動 報 告
活 動 報 告
整形外科 星 亨
例、血管内手術6例、水頭症手術9例でした。
形成外科 黒田 正義
44
年度よりそれぞれ1,481名、11,513名からの減少傾
泌尿器科 川上 達央
【1年間の報告】
病棟へと変更になりましたが、こちらもスムーズに
【1年間の報告】
人、遠藤 忠雄医師、川上 達央医師および黄 英茂
今年度も外来では大きなトラブルもなく順調に
移行できたのではないかと考えております。平成18
1.外来部門
医師を中心に行いました。われわれ常勤医のほ
日々の診療に専念することが出来た1年でした。ま
年10月からは前任の福司山洋美医師に変わって小原
本年度は、東大和病院(月曜~土曜日)と武蔵
か、前立腺癌の専門家(東京医大教授 大堀 誠
た入院では所属病棟がこれまでの4階病棟から6階
英里医師が赴任しております。 村山病院(火曜~土曜日)の両外来を常勤医3
先生および北里大学講師 佐藤 威文先生)、尿
45
失禁等の女性泌尿器科の専門家(北里研究所女性
先生のご指導のもと、腹腔鏡手術を積極的に取り
にも最新の全身管理機器群の導入がはたせ、麻酔科
安全(事故は一切ないように)で快適な麻酔管理を
科医長 大川 麻子先生)など、各専門医を非常勤
入れ、当院における腎臓の摘出手術大半を腹腔鏡
医の人員不足も解消されましたので、関連各科の皆
行いたいと思います。
に引き続きお迎えして質の向上に努めました。
下に行いました。
さまの周術期管理体制のさらなる御協力を仰ぎつつ
2.入院部門
4.放射線治療
本年度、1日あたりの入院患者数は、平均10人
武蔵村山病院放射線治療センターにおきまして
前後かつ平均在院日数も3日前後となってきてお
前立腺がんを中心に、各種泌尿器科癌に放射線治
り、結石治療における日帰り手術・前立腺がん精
療を30件近く行い、良好な成績を得られておりま
査の日帰り生検・入院治療のクリニカルパスの変
す。特に、前立腺に70Gr以上の放射線をかけら
【1年間の報告】
更等により、患者さまの負担の少ない医療を目指
れることにより、外照射治療としては多摩地区に
ぞれ4,468件、131件ですので、病理組織診断件数
昨年度の目標であった、1)病理受付診断支援シ
は692件の増加、細胞診断件数は31件の増加でし
しました。
おきまして必要量を十分に照射できることとなり
ステム「PathWindow」の改善、2)画像解析ソフ
た。細胞診断はSRL外注分が3,557件程あります。
ました。
トの導入と診断への応用、3)アレイヤー装置およ
迅速診断は33件です。これ以外には免疫組織化学
び自動免疫装置の導入による免疫組織化学診断の精
検査を698件(一昨年度実績772件)ほど行い、診
3.手術部門
本年度、体外衝撃波結石破砕術、経尿道的前立
病理・細胞診断科 木村 文一・桑尾 定仁
【来年度の目標】
度向上、4)集細胞遠心機による脳脊髄液などの細
断精度の向上を図っています。昨年度の出検数増
腎腫瘍摘出術等の良性疾患手術、前立腺全摘、膀
来年度は、泌尿器科的がん治療、結石治療および
胞診断、また、細胞診断室の新設は、計画通りに運
加の原因としては武蔵村山病院の外科・婦人科の
胱全摘、経尿道的膀胱腫瘍切除術、腹腔鏡下根治
泌尿器良性疾患を主軸とした腹腔鏡下手術の普遍
用を開始いたしました。しかし、病理医の確保は人
医師の増加と、地域がん診療連携拠点病院認定に
的腎摘出術および腹腔鏡下腎部分摘除術等の悪性
化、武蔵村山病院の放射線科との連携による泌尿器
材不足のため、現在調整中です。
よる患者さまの増加が考えられます。
疾患手術を行いました。
がん治療を行い、今後も地域の方々に信用していた
また、上記以外に、病理検査充実のため以下のこ
また、武蔵村山病院から依頼される病理組織
特に、腎臓・副腎の手術については北里大学助
だける泌尿器科を構築したいと思います。
とを行ってまいりました。
診断件数は1,284件で、全体の25%を占めていま
1.フローサイトメトリー(CD45ゲーティング)
す。検体増加のため、昨年と同様に精度管理を含
教授 岩村 正嗣先生、北里研究所部長 入江 啓
検査の実施
悪性リンパ腫を疑う場合、治療開始を早くし、
婦人科 桑野 譲
【1年間の報告】
1.外来部門
より1年間大きなトラブルもなく対応できました。
3.手術部門
近隣の医療機関から、手術を必要とする患者さ
平成18年度の手術件数は72件でした。小手術は
まならびに悪性腫瘍の患者さまの紹介件数が増加
可能な限り外来診療のなかで対応しました。
しました。
また、更年期障害、子宮筋腫ならびに性器脱な
【来年度の目標】
どの比較的病状の安定した患者さまは、近隣の医
1.来年度も引き続き、患者さまが安心して医療を
療機関への逆紹介を積極的にすすめました。
2.入院部門
時代の変化に対応するため、手術に関連したク
リニカルパス・パスの全体的な見直しを行いまし
た。また、他科の医師ならびにスタッフの協力に
受けられる診療連携体制の整備に努めます。
2.地域がん診療連携拠点病院として婦人科癌の治
療水準向上に努めます。
3.地域の基幹病院として近隣の医療機関と密接な
連携を行います。
他の専門病院へご紹介を容易にします。
活 動 報 告
活 動 報 告
腺切除術、経尿道的尿管結石砕石術、腹腔鏡下副
め、検体処理・診断報告のための体制作りを検討
していかなければなりません。来年度の目標はそ
の点を踏まえて立案いたしました。また、院内に
2.c-kit遺伝子解析の運用の確立
おける検討会、カンファレンスも昨年同様に行わ
消化管間葉系腫瘍GISTという病気の再発や薬
れてきました。なお、昨年と同様に研修医3名を、
の効果を予測し、患者さまのケアに役立ちます。
3.腎生検の蛍光抗体・電子顕微鏡検査の導入
また新たに杏林大学保健学部より実習生の受け入
れを行いました。
腎機能の低下している患者さまから腎臓の組織を
採取し、より精度の高い病気の診断を提供できます。
【来年度の目標】
4.HER2 (FISH)検査の運用の確立
当科は立ち上げ後、5年を経過してほぼ当院で対
乳がんの患者さまに一番合った薬を選ぶために
応可能な業務が把握できたと思います。来年度はそ
行う検査で、オーダーメード治療が可能となります。
5.EBER(ISH・IHC)検査の実施
Epstein-Barr virus(エプスタイン-バーウィ
ルス)はリンパ腫や特殊な胃がんと関係している
ウイルスです。ウイルスの存在を確認し、治療や
予後に役立ちます。
の業務内容の熟成に重点をおく予定です。
1.導入したHER2(FISH)などの検査や自動免疫
装置やアレイヤー装置などの機器の安定稼動・運
用の確立
2.標本作成・診断業務の全体的な業務および作業
スペースの見直し
その他、昨年度の病理組織検査は5,160件、細
3.バーチャルスライドシステムの運用の検討
胞診検査は162件でした。一昨年度の実績がそれ
などを考えています。
麻酔科 松本 克平
46
リハビリテーション科 谷 英幸
【1年間の報告】
【来年度の目標】
平成18年度の麻酔科管理症例は 972例で、そのう
全体の手術件数が増加、高齢化、合併症併合症例
ち66歳以上は476例、86歳以上は69例をしめ、生理
割合の上昇、重症例に対する大手術の増加、総じて
【1年間の報告】
ができ、リハビリテーション科全体として、大変に
機能、生化学的機能の低下があり、かつ合併症も多
リスクの増大にともない、個々の患者さまの安全管
平成18年度は診療報酬の改定があり、リハビリを
大きな動きのある1年となりました。リハビリ3部
くもっている症例が大半となっています。麻酔管理
理が希薄にならないように手術中の生体管理をさら
取り巻く環境も大きく変わりました。その中で、武
門がそろったことは、目標としていた専門性の追求、
はさらに難易度、危険度を増してきています。
に注意深く綿密・確実に行う必要があります。幸い
蔵村山病院の協力を得、6月に作業療法部門の開設
早期リハビリテーションの充実にさらに近づくもの
47
であり、リハビリテーション科全体の質と、患者さ
【来年度の目標】
ま満足度の向上につながるものと考えます。今後、
1.質の高いリハビリテーションの提供
3部門で連携し、リハビリテーション科全体での質
2.地域・病院間・職種間の連携強化 の向上と運営の効率化を図っていきます。
救急センター 種子田 岳史
【1年間の報告】
医療は維持できていると考えます。
医療過誤の報道が激化し、救急医療を維持できな
第3回目の災害訓練を平成18年11月18日に実施し、
い病院が増加し、救急医療の崩壊が叫ばれています。
トリアージ訓練、救急車同乗研修、救命救急師再教
当救急センターでは、今の厳しい現状の中、受診者
育病院実習、救急症例検討会には例年以上に積極的
総数は15,148名で、救急搬送数は5,609件、その内入
に参加実習することができました。
【1年間の報告】
めております。
今年度の透析センターの動きですが、私こと荒瀬
看護部は庄村薫師長(武蔵村山病院透析センター
が大学医局人事のため平成18年7月より他の医療機
と兼任)を中心に透析センターの看護師や、ME技
関へ異動しました。このため、佐藤光史先生、川上
師ならびにクラークが常時勤務し運営しております。
達央先生を中心に透析センターを診る体制に変わり
専属スタッフ以外に循環器科、呼吸器科などの医師
ました。私としては週2回、東大和病院へお手伝い
を含め毎日午前午後の回診を行なっており、患者さ
することになりました。他の先生方、患者さまには
まに合併症を併発した場合に円滑に診療をお願いす
大変ご迷惑をかけてしまうこととなりましたが、ご
るためにも利点となっております。またスタッフ全
理解いただければ幸いです。さらに私自身が、今ま
員で定期的にカンファレンスを行ない患者さまの状
で当院にて様々な医療に関わり、病院の発展を見続
態の変化に合わせドライウエイトや投薬、注射など
けておりましたが、平成19年3月一杯で当院を辞す
の設定を行なっております。合併症を併発した場合
ることとなりました。また平成18年6月に看護主任
には東大和病院、武蔵村山病院の各診療科の専門医
の篠村、平成19年2月ME(医療機器)主任の櫻井
に診療を依頼し万全を期しております。また重症と
も退職となっています。今後は、病院全体で透析セ
なりICUに入院される慢性腎不全の患者さまはI
ンターを盛り上げてくれることに期待します。
CUでの透析も行なっておりますが、今後HCUで
患者さまは85名でした。平成18年8月より武蔵村山
【来年度の目標】
病院が二次救急指定となり、救急患者の分散化に一
救急医療の広域化、重症化がすすみ、患者さまの
役かっています。
たらいまわし現象が問題となる中、以下の2点を目
最近では、救急搬送される患者さまが広域化、重
標として精進していきたいと思います。
症化するため、以前に比較して応需不能な患者さま
1.確実な救急医療の質の維持と向上
【来年度の目標】
を減少できず、目標である『断らない救急』は達成
2.周辺医療機関との密接な連携
年度に向けて透析センターの増々の充実をはかって
透析センターはセンター長であった荒瀬医師が非
ゆく所存です。
常勤となったため1年前に佐藤(常務理事)がセン
1.武蔵村山病院ならびに近隣の透析センターとの
に至りませんでした。しかし、当院医療圏での救急
も透析が可能になるよう準備を進めております。来
ター長にかわりました。泌尿器科の川上達央医師(副
内視鏡センター 小沢 正幸
活 動 報 告
活 動 報 告
院となった患者さまは2,394名、他院転送となった
透析センター 荒瀬 勉・佐藤 光史
院長)、荒瀬勉医師(非常勤)と共に運営にあたっ
てまいりました。また武蔵村山病院透析センター長
の高根裕史医師や近隣の透析センターとの連携を密
連携を密にし、透析医療の質の向上をはかる
2.日常業務における危機管理の励行ならびに大災
害に備えた訓練を定期的に行なう
3.患者さまやご家族に対する質の高いサービスと
【1年間の報告】
【来年度の目標】
この1年間、もっとも力を入れたのは昨年に引き
内視鏡検査において癌をできるだけ発生から早い
続きESD(内視鏡的切開剥離術)で、上部下部合わ
時点で診断すること、又、ESDにあたって早期癌の
せて69件行いました。ESDは内視鏡診断治療能力の
範囲を正確に診断することはきわめて重要な要素で
最高水準を要求されるものであると考えています。
あります。この為、来年は拡大内視鏡・NBIを導入
この為、スタッフ共々ESDの研究会にはできるだけ
したいと思います。真の地域医療とはトップレベ
多く出席し、又、他医の優れた技術・考え方を吸収
ルの治療を当院でも行うことだと思っております。
【1年間の報告】
する為、実際にその施設に行ってESDを見学いたし
ESDは日本で開発されたものであり、日本のトップ
当センターでは、尿路結石患者さまに対して低侵
ました。技術は非常に難しく、危険を伴うものでは
レベルが世界のトップレベルということになります。
襲治療を目的とした体外衝撃波結石破砕術(ESWL)
【来年度の目標】
ありますが、その技術があることは、患者さまの治
最高の内視鏡的診断・治療が当センターでも患者さ
を、泌尿器科医師(常勤 2名、非常勤 10名)と、臨
“痛みの王様”と形容される尿管結石発作による
療と予後に大きな利点をもたらすものであることを
まに提供できるように来年も引き続き努力を続けて
床検査技師(2名)がそれぞれ1名ずつ交代で担当し、
痛みからの解放を、患者さまは切に希望されていま
日々実感しております。昨年購入した超音波内視鏡
行きたいと考えております。又、余裕があればもう
クリニカルパスの使用や看護部(外来処置室が担当)
す。また、尿路結石は再発率が高く、好発年齢が青
は52件行いました。プローブ法なので限界はありま
少し小腸内視鏡検査を多く実施したいと思います。
と連携することによって行っています。これにより
壮年層であるため社会的損失も少なくないと考えま
すが、病変はきちんと描出できれば、筋層までの病
治療業務の効率化と患者さまに対する術前術後ケア
す。ESWLはその適応を充分考慮した上での安全
変ならかなり正確に診断できます。小腸内視鏡につ
が充実し、質の高い医療(患者サービス)の提供が
な治療法ですが、治療効率の向上(短期間での完結)
いては人的・時間的限界から、18件しか行えず、充
可能となり、その結果として術前術後に重篤な合併
が求められ、さらに近隣施設の結石破砕装置導入等
分利用できませんでした。経済的な面では内視鏡機
症等を認めることなく、概ね良好な治療成績を得る
もあるため、患者さまから当センターを選択してい
器修理費の減少を目指し、定期的に反省会を行い、
ことができました。
ただけるよう平成19年度も引き続き治療成績の向上
又、他施設を見学し改良を重ねた結果、年間修理費
平成18年度の体外衝撃波尿路結石破砕術の症例数
を目標に知識や技術の習得に努めていきたいと思い
を昨年より200万円減少させることができました。
は、新規205例、総数489例と例年よりやや減少、原
ます。
にし、相互に協力しながら円滑な運営を行うよう努
接偶の向上に努める
結石破砕センター 川上 達央
ていると思われます。
因として近隣施設の結石破砕装置導入等の影響が出
48
49
緩和ケアチーム 大村 孝志
健診センター 松川 千鶴子
活動実績
【1年間の報告】
業務内容的には、医師・コメディカルの協力に
がん治療の4つの柱の中で最も普及が遅れている
10ヶ月間に39件の依頼を受けました。依頼元は、
今年度はコース内容を見直し、基本コースから婦
より、1日のMAXである10名を埋めることができ、
といわれているのが緩和医療であり、国のがん対策
消化器科26件、泌尿器科7件、呼吸器科4件、婦人科
人科健診を除き、男女とも同様の健診内容に統一し
収益は伸びました。その反面、読影や結果出しが思
の中でも特に重要視されています。当院では平成18
1件で、疾患は大腸がんが11名と最多でした。依頼
ました。さらに、武蔵村山病院の協力により、半
うように進まず、健診結果表の返却が遅くなってし
年6月から緩和ケアチームが活動を開始しました。
理由は、疼痛管理21件、全体的症状緩和12件、精神
日ドックにPETを組み合わせた『スペシャルドッ
まいました。サービスの低下があったということは
メンバーは、医師1名、看護師9名、薬剤師2名、栄
的支援6件、呼吸困難4件などで、関与した期間は平
ク』というコースを作りました。健診料金は高いの
否めません。マンパワー不足をどのように埋めてい
養士1名で、2月から臨床心理士が1名加わりました。
均16日間でした。チーム勉強会を月1回、合計10回
ですが、利用される方も徐々に増えています。
くかは、来年度への課題になると考えます。
緩和ケアチームの活動内容
開催し、緩和医療の基礎と応用を学びました。6月
生活習慣病・メタボリック症候群発見への対
主治医からの依頼を受けて、患者さまと面談、診
に神戸で開催された第11回日本緩和医療学会に3名
応としては、内臓脂肪測定のシステムを購入し、
【来年度の目標】
察を行い身体的、精神的サポートを行うとともに、
参加し、教育セミナーで研修するとともに、他施設
『ファットスキャン』という名称でオプションを作
1.心のこもった接遇
がんに関連した諸症状(身体的、精神的、社会的、
との情報交換を行いました。
りました。来年度の受診予定者への朗報となると考
2.健診の質の向上
えています。
3.スタッフの専門的知識の向上
活 動 報 告
霊的苦痛)の緩和のために必要と思われる手段につ
いて主治医にアドバイスします。
【来年度の目標】
緩和ケアチーム依頼手順
平成19年4月1日より診療科として緩和医療科が設
1)主治医から緩和ケアチームへのコンサルテー
置されました。これにより、依頼を受けてのチーム
ション(電子カルテでの診察依頼)。
2)病棟ナースから電子カルテメールで連絡(メー
活動に加えて、入院での緩和医療が必要な患者さま
を主治医として受け持ち、治療することが可能になり
ルのあて先:9012、緩和ケアチーム)(緊急の場
ました。また、緩和ケア外来の開設を計画しています。
合は電話も可:3668、加藤)。
日本緩和医療学会やその他の研究会に参加、発表
3)チーム内でのカンファレンスの後、病棟へ出向
き患者さまを問診、診察。
4)回診記録を記載し、リコメンデーションを電子
カルテ上で主治医宛に返信。
5)その後、1日1回病棟を訪れ、状態、治療効果の
評価を行い、必要なアドバイスを行う。
活 動 報 告
【1年間の報告】
を予定しています。国立がんセンター医師を代表と
して設立された「がん疼痛マネジメントセミナー」
には、大村が世話人として参加しており、これを含
めて対外活動を行っていく予定です。また、地域の
医療従事者を対象とした講演、研修を行っていきた
いと考えています。
外来化学療法センター 大村 孝志
【1年間の報告】
膵癌 37件、卵巣癌 155件、子宮癌 12件
当センターは平成18年6月に移転、新装開設され
泌尿器癌3件
ました。リクライニングーシート6台と通常ベッド
1台が設置された、明るくのびのびとした空間です。
【来年度の目標】
ここでは、BGMを聞きながらゆったりと治療を受
平成19年4月1日より診療部門として病院組織に正
けていただくことができ、患者さまの評判は上々です。
式に組み込まれ、辻医師がセンター長に選任されま
平成18年度は、8月から薬局でのクリーンベンチ
した。今後、治療前後の検査、説明、治療レジメン
内調剤が始まり、薬剤暴露の危険が軽減されました。
などの標準化を進め、安全な化学療法を心がけなが
また、治療中の容態変化に備えて救急カートを常備
ら治療実績を増やしていくことを目指しています。
し、緊急呼び出しブザーを設置しました。
化学療法実績
乳癌 254件、肺癌 139件、胃癌 26件
大腸がん 93件、肝癌3件、食道癌 3件
50
51
〈看護部門〉
きる 1 つでした。
看護部 横山 幸子
【来年度の目標】
め、プリセプター任せではない、フォロー機能を強
1.クリニカルラダーの充実
化し定着に力を注ぎたいと考えます。
2.師長の管理能力の向上
また18年度に引き続き看護基準・手順の整備を行
3.医療安全を重視した看護教育
い、看護実践の中で医療安全専任看護師・委員会と
4.看護研究取り組みの定着
連携し強化していきます。
昨年度取り組んだ『クリニカルラダー』を、キャ
看護研究では18年度、主任の研究の取り組みの成
リア開発につなげられるよう、内容の整備をしてい
果から、部署単位への研究へと拡大し、研究に対す
きます。一つ一つのカテゴリーを明確にし、評価し
る風土作りを行う方針です。そして、院内発表から
やすいよう、評価表も適切な形に近づけ、師長の面
院外への発表に繋げられたらと考えます。
【1年間の報告】
Fで褥瘡発生率0%を達成しました。各病棟スタッ
平成18年度は4月に医療法が改正され、7:1看
フ全員の功績です。今後も継続して取り組みます。
護体制が導入されました。「看護師採用争奪戦が激
3.病院内で最大組織であることを認識し、光熱費、
しく行われている」とか「東大病院が看護師300人
消耗品費、医療材料費等の経費削減に貢献しまし
確保に動いている」等新聞に大きく報道され激動の
た。
幕開けでした。当看護部は2.5対1からの挑戦で新
【来年度の目標】
ましたが、今年度は達成することが出来ませんでし
平均在院日数の短縮、医療技術の高度化、患者さま
た。19年度に向け新たなる気持ちで新人採用戦略を
の権利意識の向上、個人情報保護法制定等、看護師の
早期に開始したいと考えています。また、18年度目
職場環境は日々複雑化しています。看護師の労働環境
標は、1.人材育成とキャリア開発
の改善と看護の質向上のため、平成19年度は人材確保
2.看護の質保証 と離職防止を最優先課題とし活動します。
3.経費削減 の3点でした。
1.教育体制の更なる充実
1.人材育成では、がん看護の認定看護師育成が達
2.看護倫理に基づくチーム医療の提供
成出来ませんでした。次年度も引き続き希望者を
3.経費削減の推進
公募し支援します。
4.接遇対応の向上
2.看護の質保証は、ケアの視点を強化し3F、4
教育計画 比留間 恵
【1年間の報告】 カルラダーに準じた形で面接がされ、継続教育のあ
平成 18 年度の教育方針を以下のように定め運営
り方を総論的に理解していただけたと感じていま
してきました。
す。スタッフも個々に自分のキャリア段階を提示さ
1.「クリニカルラダー」による段階別評価による育成
れることは目標が明確になり行動化しやすくなった
(1)自己の成長段階を認識する
ものと理解しています。まだ 1 年目では目に見えた
(2)各委員会、部署の役割・係りの役割達成目標
変化・結果は出ませんが、クリニカルラダーを用い
を明確にする
外 来 松川 千鶴子
【1年間の報告】
いうマンパワーですので、チームとしての話し合い
看護部門内での調整で、病棟・他部門へのスタッ
もできず、専任スタッフの負担は大きかったと思い
フ移動が多い1年でした。そのため、日々の業務
ます。外来全体として前年度は積極的に行われてい
の定着に追われ、『事故防止』が最大の目標とな
た、勉強会・カンファレンスも思うように開催でき
り、業務手順の見直し、基準作成に着手できず過
ず、焦燥感が募る1年でした。
ぎてしまいました。今年度の目標である、「外来看
今年度の目標は不本意ながら実践できていません
護・接遇を実践できる人材育成」にもまだまだ程遠
ので、来年度も引き続き同じ目標を挙げ、達成する
い・・・といったところです。しかし、患者さまの
よう努力していきたいと考えます。
ご意見ではお褒めの言葉もいただき、着実に接遇の
芽は芽吹いてきているということも実感しました。
【来年度の目標】
あきらめず、折れることなく今後も実践教育を行っ
1.外来看護基準・手順の作成
ていきたいと考えます。
2.外来化学療法センターの組織的な運営
外来化学療法に関しては、専任スタッフ1.5名と
3.外来看護・接遇を実践できる人材育成
救急センター・ICU・CCU 中野 明美
テムが第一段階としてクリアできたと思います。
【1年間の報告】
るため、常に満床状態となり業務が煩雑化しました。
看護基準の整備については、医療は日々変化して
救急外来では専任の医師が配置され、スタッフが
スタッフも少なく残業時間が延びたため、看護助手
おり、安全教育の充実が求められます。基準・手順
一丸となり救急診療に力を入れ、救急搬送数も昨年
を配置していただき改善を図りました。そして、昨
の見直しも、医療安全を念頭に整備が必要です。年
を上回ることができました。また、武蔵村山病院と
年度より多くの患者さまを受け入れることができま
度計画に従い、実践に即した整備を心掛け進めてい
看護師間で交流研修をおこない、ベッド状況や当直
した。ケア面では、清潔ケアは充実しましたが、褥
く必要があります。
医師の連絡を取り合い、顔の見える連携に力を入れ
瘡が増加したため、後期には対策チームを作り研究
今年度は、継続教育の枠組みを従来までの経年別
看護研究では、主任に日ごろの取り組みを研究的
ました。まだまだ課題は多いですが来年度も努力し
的視点で取り組みを開始しました。また、経費節減
教育から段階別教育に切り替える 1 歩を踏み出しま
視点でまとめてもらい、発表の場を設けました。主
ていきたいと思います。災害訓練は休日体制時の地
の取り組みとして、血ガスキットの検討を行い、材
した。当院に適応させるためには3つのカテゴリー
任としての実践能力を養うことにもつながり、研究
震発生の設定で11月に第3回目の訓練を開催しまし
料費を年間170万円削減できました。事故防止に関
をシンプルな内容で作成し、クリニカルラダーの枠
への礎を築く布石になったと自負します。
た。その他にも市内で行われる消防署主催の訓練に
しては、自己抜管・自己抜去が多く、来年度への課
組みの理解と無理のない導入を心掛けました。臨床
最後に、教育担当の仕事として、新入職員募集に
スタッフが多数参加し、災害拠点病院としての役割
題となりました。
の力を上げるためにも師長のコーチング能力のあり
向け、オープンホスピタル用『院内の紹介ビデオ』
の理解に努めました。
【来年度の目標】
方が問われますが、従来の個人目標シートをクリニ
を支援スタッフの下作成し実施できたことは満足で
ICUでは、平成18年8月からベッド稼働率を上げ
1.看護研究という取り組みを通し、看護の質の向
(3)役割への、参加姿勢の活性化・モチーベー
ションアップ
2.師長はコーチング能力を養い段階別評価を能力
アップにつなげる
3.看護基準・手順の整備を、自己の成長段階に応
じ参加し、知識を深める
52
て目標を立て、それに沿って指導し、評価するシス
新人教育では、医療安全を重視した教育計画をすす
活 動 報 告
活 動 報 告
体制10:1は取得、7:1看護体制を目標に活動し
接においてコーチングに役立つように整備します。
53
上に努める
2.環境を整え、事故防止に努める
4.他病院・他職種との連携強化と、チーム医療の
推進を図る
3.患者さま・家族の方に満足していただける接遇
センターとしての医療の充実が期待されています。
以下の通りです。
混合病棟の繁雑した環境から安定した環境となり、
1.脳卒中センターとしての医療の充実
築いてきた看護を、充実させるには理想の環境とな
(1)疾患の治療と機能回復を並行して実践する
りました。スタッフのモチベーションを上げ、更に
(2)疾患パス・ケアリングシート・動作パスの充
実を図る
磨きをかけ、疾患パスと動作パスを両輪に、2次障
3階病棟(心臓血管センター・呼吸器センター) 小島 朱里
チベーションが高まりました。次年度も更に人材育
1.看護の質の向上を図る
成に力を注ぎたいと思います。
この1年間は合併症予防に重点をおき、早期離
3.コスト意識の向上
床・体位交換を計画的に実践することを病棟全体で
スタッフへの意識づけを行うとともに、定数の見
統一し、目標でもある「デクビ(褥創)発生率0%
直しや、チェック表の活用、異常時オーダーへの入
の確立」を達成することができました。このことは
力依頼を徹底しました。その結果、コスト漏れが減
スタッフ全員が褥創に対する意識付けを行い、個々
少しています。次年度も継続してコスト意識を高め
のアセスメント能力が高まり、良い結果に結びつい
ていきたいと思います。
たと思います。又、ケア教育における栄養サポー
いと考えます。また、セラピストとの自立支援の格
(4)セラピストとの連携強化と効果的な自立支援
の介入
差を無くすため、効果的なカンファレンスを確立さ
せていきます。脳卒中医療連携については、連携会
2.脳卒中医療連携の推進
議に継続性を持たせたテーマを提示し、共有と構築
(1)地域連携パス展開に向けて中心的役割を果た
す
にリーダーシップを発揮していきます。主な目標は
5階病棟(消化器センター・婦人科) 野中 敦子
【1年間の報告】
患者さまは1日3回、車椅子に乗車して寝たきりの
ト・褥創予防・合併症予防の各委員会活動から学び
【来年度の目標】
平成18年度は、地域がん診療連携拠点病院として
予防に努めました。
得たことも多く、病棟内で直ちに実践できた事が結
1.専門知識の向上を図り、ケアの質を維持する
の役割の1つである緩和ケアチームを立ち上げ、1
来年度は、新たな取り組みを行い、業務改善に努力
果につながったと思います。
(1)センター化における専門分野教育
人でも多くの患者さまの症状緩和を目指し活動しま
したいと思います。
2.互いに切磋琢磨し、個々の能力が発揮できる人
(2)研究的視点で学ぶ
した。その活動の中で改善すべき多くの問題点があ
(3)Drカンファレンス・合同カンファレンスの
り、来年度はその課題に取り組み、患者さまにより
【来年度の目標】
良い医療が提供できるようにしたいと思います。
1.患者さまに安全な医療を提供できるよう、医療
材育成
活性化
主任、チームリーダーを中心に「育てる」という
認識のもとスタッフ育成を行ってきました。スタッ
フ一人ひとりが役割を担い取り組んだ3F病棟独自
のマニュアル作成、看護師から看護師への勉強会、
2.個々の能力が発揮できる環境づくりとメンバー
シップ育成
3.チーム医療の推進と社会資源の活用を学ぶ
各チーム内での役割分担の明確化により、個々のモ
4階病棟(脳卒中・脳神経センター) 比留間 恵
A5F病棟での取り組みとしては、「術後の早期
事故防止に取り組む
合併症の予防と廃用症候群の予防、褥創の発生を防
2.常に笑顔を忘れない、接遇への取り組み
ぐ」ことに力を入れました。手術の患者さまは術後
3.学習意欲を持ち、研究に取り組む
1日目に離床を行い、肺炎や腸閉塞の予防に力を入
4.専門性の追求。認定看護師の育成
れ、大和会研究集会で発表しました。また、高齢の
5.やりがいのある病棟作り
B5階病棟(消化器センター) 大越 裕子
【1年間の報告】
生活の質を考え、食事の改善に取り組むことが出来
脳卒中医療サービスの充実
ました。胃婁チューブからのミキサー食の注入。下
【1年間の報告】
用していただき、患者さまを取り巻く社会情勢に目
1.腹臥位療法の技術の向上による合併症予防
痢がなくなり、栄養状態は維持されています。また
平成19年1月31日を最後に、当病棟のメインで
をむけ、そして抱える問題の解決に向けて他職種と
2.脳卒中医療の環境の充実
動作パスの導入により、看護師においてはリハビリ
あった亜急性病床は縮小した形で4階病棟へ移動し
共に取り組む事によりチーム医療の重要性・必要性
3.病々連携の推進
展開能力の教育につながり、患者さま・ご家族には
ました。平成18年度の入床患者総数は163名、自宅
を体験する事ができました。又、退院後のサービス
脳卒中医療サービスの充実には、まず、病態の安
自立支援の内容の理解につながり充実が図られてい
退院126名、老健等の施設入所が29名、転院と転床
調整の際には、地域の皆さまにもご協力いただきあ
定があります。その病態そのものである意識障害や
ます。
が11名でした。今年度は昨年からの継続として、ケ
りがとうございました。
頭蓋内圧亢進は安静を長期化させ3大合併症の誘引
地域連携医療の推進では、現在進行形で準備をす
アの質の向上と在宅復帰支援に取り組んできまし
2月1日から消化器センター(B棟)として、当
になります。看護師の役割は、適切な離床とポジ
すめてきています。事前の準備を整え、勉強会を開
た。しかし、褥創の発生がありケアについては今後
病棟はスタートしました。心機一転、スタッフ一同、
ショニングによる看護介入です。腹臥位療法は合併
催。顔の見える検討会は『使える連携パス』に近づ
も努力していく必要があります。在宅復帰について
日々がんばっております。
症予防には威力を発しますが、マンパワーと常日頃
きつつあります。実際に運用していけるのかは不安
は、対応が遅れる事もあり充分な結果とはいえませ
の安全教育が必要です。介護用品を見直し、主任中
が残りますが、前向きに取り組んでいきます。
んが、在宅復帰のための関わりがスタッフに浸透し、
【来年度の目標】
以前よりも病気をもった個人に目を向けられるよう
1.消化器センターとしての運営基盤を整備する。
2.検査目的入院の患者さまが、入院から退院まで
心とした安全教育。マニュアルの見直し。その結果、
54
(3)亜急性期病床の退院計画を円滑に展開する
活 動 報 告
活 動 報 告
【1年間の報告】
害の予防と機能回復・ADLの拡大に繋げていきた
この1年は充実が図れました。
【来年度の目標】
になってきているといえます。平成16年7月1日に開
障害に対するアプローチは、患者さまの立場で、
平成19年2月からセンター化し、脳卒中・脳神経
設して以来、2年7ヶ月の間、多くの患者さまに利
不安や支障なく過ごせるような関わりをする
55
3.ケアの質の維持・向上のために、業務の改善に
とりくむ
4.整理整頓・物品整備を心がけ、療養の場として
【来年度の目標】
1.専門性の追求と看護の質の向上を図る
の環境整備につとめる
(1)各科の特殊性を踏まえたマニュアルの見直し
(2)院外研修への積極的参加
6階病棟(整形・形成外科センター・腎・泌尿器センター) 佐藤 由美子
【1年間の報告】
できるよう、日々努力を重ねてきた結果であると自
平成18年度は、看護ケアの充実と患者サービス、
負しています。
チーム医療の推進と連携を目標に、業務の見直し、
クリニカルパスにおいては武蔵村山病院との大腿
効率化を図ると共に他機関との連携強化に力を入れ
骨頚部骨折の連携パスを軌道に乗せることができま
てきました。
した。
さらには、クリニカルパス、看護体制の見直し、
次年度も更に継続したケアの充実と質の維持向上
経費削減対策、医療安全、患者サービスなどに目を
に向け取り組んでいきたいと思います。
識し取り組みました。
【来年度の目標】
スタッフへの精神的負担の軽減、合併症予防への
1.専門的知識の向上と患者さまの視点に立った看
取り組みなど業務整理を行い、3から4チーム体制
に再編、患者さま一人ひとりへ関わる時間を確保し、
(2)インシデントレポートを書く習慣をつけ、事
故防止策の検討を図る
(3)感染予防
3.物品管理の徹底とコスト意識の更なる向上
(1)科別担当者による払い出し物品の見直し
(2)ME機器類および物品類の破損防止策の検討
(3)医事課との連携を密にし、コスト意識を深める
2.他職種との連携を図り、チーム医療の推進と社
会資源の活用方法を学ぶ
ができました。また、看護の側面から患者さまの希
3.医療安全への取り組み
望に沿って、ご家族との話し合いの場を設け、患者
4.患者さま、ご家族への気持ちの良い接遇を提供
在宅支援、社会復帰までの退院調整の気付きがもて
(1)全科によるタイムアウトの徹底
護ケアの充実を図り、患者サービスに努める
速やかに、かつ確実に合併症の減少につなげること
さまにとっての生活を考え、他機関との連携により
2.医療事故防止対策の強化
活 動 報 告
活 動 報 告
向け、各々が役割を認識し、お互いが協力して、意
(3)主任を中心とした看護研究への取り組み
する
5.コスト意識を持ち、物品管理を徹底する
るまで成長しました。これは各々がもてる力を発揮
手術室 山本 多摩美
【1年間の報告】
レベルアップを目指し、看護研究に取り組みたい
前期は、麻酔科常勤医師の撤退、中堅看護師不足、
と考えております。
師長不在、と厳しい状況が続きましたが、11人のス
タッフがそれぞれの力とチームワークを発揮し、各
平成17年度に導入した誤認手術防止対策のタイ
科医師の協力もあり、大きな事故もなく業務を遂行
ムアウトを徹底し、事故防止に努めました。し
することができました。後期は、スタッフが2人増
かし、科によってばらつきがあるため、徹底を
員となり、再び麻酔科常勤医師1人を迎え質の高い
図り事故防止に努めていきます。また、「あっと、
業務を遂行できるようになりました。平成19年の3
はっと」とした出来事のインシデントレポートの
月には麻酔科医師が増員となり、19年度に向け更な
提出率が悪く、これは次年度の検討課題といたし
る安全性・質の向上が期待できます。
ます。
今年度の目標とその成果を報告します。
56
2.医療事故防止対策、感染防止対策の徹底
3.コスト意識をもって物品管理を徹底する
1.専門知識の向上、看護の質のレベルアップを図る
通常使用している物品の価格をスタッフ全員
院内研修や委員会活動には、勤務の調整を行い
で把握し、各科医師まで伝達できるようになり、
ながら積極的に参加することができました。また、
ディスポ製品の過剰な使用が減少し、定数や払い
リーダーを中心に「周手術期における体温維持」
出し物品の見直しがしやすくなりました。次年度
をテーマに看護研究に取り組み、術中の効果的体
も継続しコスト意識を高め、見直しを図っていき
温維持ができるようになりました。次年度も質の
たいと思います。
57
〈診療支援部門〉
薬剤科 松本 潤子
臨床検査科 石田 勉
【1年間の報告】
修を進めています。
1.検査室運営
コスト面では、分析装置、検査システムの老朽化
【1年間の報告】
【1年間の報告】
診療報酬改訂の引き下げが行われ、医療業界の経
に伴う入れ替え等を経営的に安定しながら設備投資
薬剤科は平成18年度も業務に追われ、あわただし
1.DPC導入2年目となり、利益効果の高い薬剤
営環境は一層厳しくなってきている中、臨床検査を
することができました。
担う我々としては、先を見据えながらコストを抑え、
2.収益貢献
2.他部署と意見交換をしながら業務の見直しをす
高品質の検査実施が求められてきました。本年度よ
本年度新設された「輸血管理料Ⅱ」取得について、
めざす余裕を作っていきたいと思います。
すめ、業務時間外に発生する日常業務に関して基
り検体検査部門において「業務委託運営(ブランチ
臨床検査科が輸血関連項目の管理を行って来たこと
平成18年度は以下の項目に取り組みました。
準を設けるなど、業務改善に努めていく
方式)」から「FMS方式+派遣運営」に運営体制
が大きな役割を示せたと考えています。
く終わってしまいました。来年度は業務改善に取り
組み、業務のレベルアップと個々のレベルアップを
1.DPC導入に伴い、利益効果の高い薬剤の後発
の後発化について再検討を行う
3.効率的に業務が進められるよう、ハード面の改
を変更して対応しました。運営体制変更を行うこと
【来年度の目標】
4.業務時間内で定期的に薬局内勉強会を開くな
よる業務制限解除とコスト削減です。本来の病院職
本年度からの引継ぎ課題(検体検査の自施設運営、
3.外来化学療法分の注射抗がん剤混注業務開始
ど、全員でスキルアップに取り組めるような体制
員としての業務範囲を行わせることができ、全ての
当直全員体制、認定資格取得や研修会参加などでの
4.各病棟担当薬剤師業務の充実(入院時の持参薬
を作っていく
臨床検査技師が検体検査、生理検査を実施できる環
スキルアップ等)を達成まで進めていき、臨床検査
境に戻ったことであります。その中の取り組みとし
科の一人ひとりが検査全体を把握した上で、高効
て、当直業務を全ての技師が行えるように徐々に研
率・高品質な活動を目指します。
2.外来処方薬剤の後発化導入
活 動 報 告
検薬・継続入力などを通じて、持参薬と処方薬の
重複や併用禁忌投与の未然回避など)
善を検討していく
5.各種研修会や外部企業主催の勉強会などに積極
的に参加し、個々のレベルアップをはかる
活 動 報 告
での大きなメリットは、臨床検査技師の在籍出向に
化(約16品目)
5.緩和ケアチームへの参加
放射線科 古河 綱智
【1年間の報告】
度の宿題とします。
今年度の目標として(バランスト・スコアカー
【1年間の報告】
転院先の病院・施設との連携が必要であることがわ
平成18年度は、4月の医療保険改正での栄養管理
かりました。
実施加算が認められました。栄養管理実施加算とは、
今後の目標として近隣の病院・施設との情報の共
ド)の充実に取り組みました。全体的にレベルアッ
【来年度の目標】
栄養士が入院中の患者さまに対し、栄養計画を立て
有化を目指したいと考えます。
プしたと思いますが、3点程課題が残りました。
1.放射線科としてのしっかりとしたバランスト・
説明した場合に加算を算定できるというものです。
【来年度の目標】
スコアカードを作成し、達成度を充実したものに
今年度の実績数は、1日平均8.7件でした。
1.栄養管理の拡充
するように努力する。
短期入院・禁食中の患者さまへは、栄養計画が
栄養管理実施加算の増加。一人ひとりの患者さ
1.最大目標の完全フィルムレスは今年も実現し
ませんでした。フィルム保管等の労働力、事故
(フィルムの紛失等)の発生率、コストの問題を
2.3月に64列CTが我が東大和病院に導入されま
立てづらいため算定できないものもありましたが、
まのQOLの改善のため、継続的な栄養管理を実
考慮すると、早く完全フィルムレスになる事が望
した。これからの放射線科はCTの多列化、MR
ベッドサイドでの説明が求められるようになってか
施する
まれます。
Iの高磁場化とますます高度化、複雑化していき
ら、患者さまの状態がより把握できるようになり、
2.厨房内の衛生管理の徹底
2.マンモグラフィー施設認定(資格A)の取得
ます、モダリティーも多様化してきました、患者
栄養状態・嗜好等の情報が早く詳しく入るようにな
感染症・食中毒予防を徹底する
これに関しては必要データが揃うまで、もう少
さまに納得のいく画像を提供する為には、何をし
りました。低栄養状態にあった患者さまにおいては、
3.経費削減
なければいけないか考えなければいけないと思い
退院後も継続的な栄養管理が必要となる場合が多く、
業務の効率化をはかり、残業を減らす
し時間が必要だと思います。
3.スタッフの健康管理の徹底(技師の被曝)
ます。又ここ1、2年のうちに新しい人事考課制
これに関しては技師が術者被曝防護の意識を高
度が採用される予定です。個人それぞれが大きな
めることで患者さまへの被曝減少につながると思
目標を持って能力を覚醒していかなければいけな
いますので、被曝しそうな局面では面倒がらずに
い時代に突入したと感じています。放射線科が大
必ずプロテクターを着用することを心がけたいと
和会をリードしていけるように努力します。
医療相談室 馬見塚 統子
【1年間の報告】
ん厳しくなり、これまでにもまして退院援助の相談
思います。又12月にノロウイルスにスタッフが半
今年度はDPCの導入、後方施設となる医療療養
が大幅に増えた1年でした。厚生労働省より療養型
数以上罹りました。業務に支障をきたす日もあり
型とリハビリ病院の診療報酬改定、亜急性期病床削
病床を削減していく方針が出されていますが、老健
ましたので、基本的なことですが、手洗い、場合
減など、在院日数に影響する多くの制度改正があり
や特養施設も増えず、今後はいかに在宅退院への連
によってはマスクの着用等衛生面にも十分注意し
ました。療養型の対象者の大幅な変更や医療区分の
携を強化していくかが重要になってきています。し
ていきたいと思います。
低い方の療養費の加算など、患者さまの療養先の検
かし核家族化・老々介護がすすみ、在宅サービスの
討を援助していくにあたり、とりまく環境がどんど
フォローも十分ではない中で、地域包括支援セン
他にも幾つか課題が残った気がしますが、来年
58
栄養科 宮野 励子
59
ター、ケアマネージャーといかに協同して、患者さ
【来年度の目標】
ま・ご家族さまが安心して退院ができるような援助
1.満足度調査を分析し、よりサービス向上につな
ができるかが課題になってきています。
がる援助業務ができるようにフィードバックして、
また、今年度の取り組みとして、退院(転院)援
業務において実践する
助を行った患者さまのご家族に退院3ヵ月後にアン
2.院内スタッフ・地域関係機関と在宅への視点・
ケートを送付し、退院後の追跡調査、入院中のかか
連携を強化し、在宅退院がスムーズに行えるよう
わりに関する満足度調査を行いました。
に共働していく
医療連携センター 丸橋 直樹
ME室 櫻井 勝
【1年間の報告】
するGCAP、LCAPの件数が少なくなりまし
1.ME機器管理部門は麻酔器の使用前点検、また
た。
呼吸器の使用中も病棟を廻り呼吸器回路、呼吸器
の設定、運転状況の点検を始めました。呼吸器に
【来年度の目標】
よる医療事故も近年多く報道されているので、当
厚生労働省から平成20年4月より業者の立会いが
院でも医療事故を防止するためにMEの視点で毎
禁止されるという原案の報告があります。実行され
日点検をしています。
た場合、ペースメーカーやIVUSなどは100%業
2.循環器、心臓血管外科部門は、昨年入った新人
者にお願いしているので、来年度中にそれらの技術
2人の教育をして緊急のPCIや緊急手術にも対
と知識を習得する必要性があります。かなり専門知
病院全体では、BSCの活用が本格的に始動、D
応できるようになり、一時的にスタッフの負担が
識が必要な分野なので、早めに対応しなければなり
本年は点数改定による医療連携事業への影響が大
PC導入、地域がん診療連携拠点病院の取得、東京
軽くなりましたが、人工心肺技術習得者が1人退
ません。近年、医療機器の進歩には目覚しいものが
きかった年でした。
都災害拠点病院の取得などがあり、活動的な年でし
職してしまい、来年度は更に教育が必要になりま
あり、新しい分野の事がどんどん増えています。当
平成18年4月の改定により診療情報提供(紹介状)
た。
した。
院はリスクマネジメントに積極的に取り組んでいま
の流れの簡素化が行われ、減収につながりました。
3.高気圧酸素治療部門は、DPCの影響があるの
すが、医療事故の半数近くが医療機器によるものだ
しかし反面では、セカンドオピニオンや医療連携パ
【来年度の目標】
か件数が例年に比べると少なかったです。特に消
と言われているのを耳にしたことがあります。この
スの評価が始まった年でもありました。当センター
1.地域連携パス引き続きの準備
化器科からの依頼件数が減少しました。
ような状況に対応するためには、学会や研究会等に
では返書の管理は元より、連携パス勉強会の推進や
2.疾患ごとの紹介患者さま獲得
院外の方を交えた勉強会の準備を一手に引き受けま
した。
4.血液浄化部門は、昨年と比べるとPMX、LD
積極的に参加し、知識を高め個々のレベルアップを
3.ホームページでの情報発信
L吸着療法の数は若干増えました。しかし全体的
はかり、その状況に対応していかなければなりませ
4.地域連携システム構築準備
に血液浄化件数は減少しています。対象となる患
ん。また皆が人工心肺技術を習得し操作できるよう
者さまがいなければ治療件数が増えないので仕方
教育し、経験を積んで自立できるようにしていきた
がありませんが、特に潰瘍性大腸炎の治療に使用
いと思います。
活 動 報 告
活 動 報 告
【1年間の報告】
診療情報管理室 佐渡 淑恵
【1年間の報告】
ておりますが、それに伴い国立がんセンターにて年
診療情報管理室の主な業務として
2回行われているがん登録実務者研修に今年も新た
①入院カルテの管理
に2名参加することができました。この研修で学ん
②疾病や処置に対するコーディング
だ事をもとにがん登録を行っております。平成20年
③統計
には外来患者さまも対象となる為、一人増員となり、
④DPC
がん登録に力を注ぎつつあります。
⑤DPC導入の影響評価に係る調査
⑥がん登録
【来年度の目標】
を行っております。
1.DPCに対する運用の円滑化と質の向上
今年一番の出来事といえば平成18年6月よりつい
2.外来患者さまに対するがん登録運用の準備
にDPC対象病院となり、それに伴い医事課との連
3.業務の効率化
携を取り無事にDPCによる請求を行うことができ
ました。そして今年度は昨年よりも2ヶ月多く、平
成18年7月~12月までの退院患者さま対象として
行ったDPC導入の影響評価に係る調査がありまし
た。この調査に参加するにあたり疾病等に対しコー
ディングを行い、関連部署の協力を得て情報を収集
し、6ヶ月間のデータを今年も無事、厚生労働省に
提出する事ができました。
また、今現在入院患者さま対象にがん登録を行っ
60
がん相談支援センター 加藤 麻樹子
【1年間の報告】
このような経過から患者さま・ご家族が“がんと
がん相談支援センターは地域がん診療連携拠点病
共に生きる”ことができ、不安を少しでも軽減でき
院事業の一環として、平成18年6月1日に開設しまし
るよう、患者会の立ち上げを考えています。
た。同時にセカンドオピニオン外来の管理、緩和ケ
アチームの立ち上げ、大和会がんセミナー、公開医
【来年度の目標】
学講座、国立がんセンターでの発表などを行ってき
1.がん相談支援センターの存在を、院内外に知っ
ました。
1人で行っているため相談者の方がいらっしゃっ
ても、お待たせしたり不在のときが多くありました。
てもらう
2.院内・院外連携を図り、患者さまのサポートを
行う
来年度は臨床心理士も相談に携わり2名での稼動に
3.患者会を立ち上げる
なるため、お待たせしたりすることはなくなると考
4.専門職としてのキャリアアップを図っていく
えています。
相談者は外来患者さま・ご家族が多く、相談内容
はがんの再発・転移に対する不安、化学療法による
経済的な負担、代替療法についてでした。
入院患者さま・ご家族からは、死に対する不安、
ホスピスへの転院・それに伴う経済的な負担、がん
性疼痛への対処、家族関係など多岐に及びました。
61
〈事務部門〉
総務課 伊藤 留雄
【1年間の報告】
法人本部事務局ができて2年が経ち、総務課の業
ズに行えました。
5.医局秘書業務は、医師の異動の多いなか、研究
務がやっと安定してきました。課員は少人数となり、
発表等の資料作りの手助けをフル回転で行いまし
一人ひとりの役割範囲が広がり重要度がUPしまし
た。
たが、個人の努力とチームワークにより円滑な運営
6.衛生管理業務としては、感染性医療廃棄物の処
が行えました。
理方法の改善により、安全性・経済性の両面より
具体的な内容としては、
向上を図りました。
1.病院に係わる許認可事項がいくつかありました。
[Ⅱ]2006年度大和会活動報告
武蔵村山病院
診 療 部 門…………………………………………………66
看 護 部 門…………………………………………………75
診療支援部門…………………………………………………81
事 務 部 門…………………………………………………85
7.その他広範囲な総務事務を取り扱いました。た
活 動 報 告
特には10月に開設した村山大和診療所の諸手続き
だ後半は退職等もあり職員が半減し業務が過重と
です。また、がん診療連携拠点病院としての運営
なり、改善が必要となりました。
で公的補助金の申請手続きにも労力を要しました。
2.諸契約事項の対応としては、ほぼ全業者と見直
しを行い、大幅な経費節減に寄与しました。
3.東大和病院の声の窓口として、電話の対応「明
【来年度の目標】
1.東大和病院の声の窓口として電話受付のさらな
る向上
るく、素早く、そして自分を名乗る」を皆が実践
2.課員全員の総務事務全般の熟知
し、接遇の向上に努めました。
3.経費節減対策
4.職員の寮、ロッカー室、保育室の対応をスムー
4.適正人員の確保
医事課 笹本 成美
【1年間の報告】
接遇については、朝礼での電話対応やあいさつの声
平成18年度は、4月に診療報酬点数改定、6月に
だし訓練を継続的に行うことで、自然に身につける
DPC導入と大きな課題が上半期に集中しました。
といった取り組みも行いました。
診療報酬点数改定については、2年に1度行われて
個人の意識改革に芽生えた年となりました。
おりますが、過去にない複雑な改定でした。あらゆ
る情報を得るために、診療報酬点数改定の数多くの
【来年度の目標】
説明会にスタッフが参加し、課内勉強会も充実させ
1.窓口業務の配置換えによる効率化
知識浸透と統一を図りました。その結果、医師等へ
2.DPC分析システムの活用による最適化
の説明もスムーズに行え、スタッフの自信にもなり
3.平成20年4月 診療報酬点数改正準備
大きく成長することが出来ました。
上記以外にも常に業務の効率化およびスタッフの
次にDPC導入ですが、今までの請求方法とは違
スキルアップ等を考え、新しい医事課を目指します。
うため大変苦労しました。DPC試行病院の見学に
より勉強してきた点をうまく取り入れ、入院担当者
と診療情報管理室との連携を図り、医師、看護師、
コメディカルとの協力のもと、円滑に導入すること
が出来、収益の改善にも寄与しました。
また、スタッフのスキルアップを図るため、外来
担当者については3ヶ月ごとの業務ローテーション
を行いました。その結果各自の業務幅が出来、意識
も高くなり一丸となって業務に取り組めるようにな
りました。
62
63
3年目を迎える武蔵村山病院
武蔵村山病院 院長 古 瀬 信
武蔵村山病院が広大な武蔵野の大地にオープンして、もう直ぐ2年になります。地域を意識し、武蔵
村山市を中心とする近隣の住民に恵まれた医療環境を提供することを目標に奮闘してきた2年でありま
したが、適切な医師の確保や増大する社会的要求への対応など、困難を伴うことも多くありました。地
域医療は総合的で、包括的であることが必要で、大和会の掲げる急性期医療から在宅介護までの基本方
針を、まさしく、医療の現場で実践することが求められています。
昨年5月には5Aの医療療養病棟がオープンし、介護病床を含めて276床のベッドが稼動し始めまし
た。8月から東京都の内科、外科の2次救急指定を受けておりますが、救急車搬送件数の実績が評価さ
れ、3ベッド確保施設に適合するとの推薦を受け、4月から対応することになりました。急性期心疾患
や脳疾患では東大和病院との連携をさらに円滑に進めることも課題の1つです。
昨年の経験を踏まえ、災害訓練の中心であるトリアージも充実度が増し、スムーズに行うことが出来
ましたし、自衛消防操法大会では2回目の参加で武蔵村山病院チームが見事優勝したことは病院史上に
残る快挙です。一般病床の入院患者数の伸び悩みがありますが、周辺地域開発も順調に進み、東京で最
大を誇るショッピング・センターの完成による昼間人口増加や近隣医療機関における内科の縮小などの
影響もあり、外来患者数は平均450名と増加しています。
4月からは基本健康診査やがん検診、予防接種、日曜祭日診療などの市の公衆衛生事業にも武蔵村山
病院として参加することになりました。改定ごとに厳しさを増す保険診療ですが、波紋を呼んだ昨年の
リハビリテーション治療期間限定改正に関する是正もかえって厳しいものになりました。来年度の保険
診療改定では病院は本来の入院機能の強化をより強く求められるような傾向になると報じられておりま
す。6月から新任の小児科医が入職し、要望の高い小児病棟がオープンしますが、良いタイミングと思
われます。一方、日本の社会構造の変化と共に小児救急と称する時間外診療の需要は高まる一方で、産
科診療と共に各地で社会問題化しており、長期化するものと思われますが、武蔵村山病院では小児医療
領域でも明るい兆しが見えているのは喜ばしい限りです。
来年度末の3月には日本医療機能評価機構の認定を受けます。ハードルは高いのですが、院内の各職
種の一致協力が必要で、これを機会にさらに診療体制の充実が必須と思われます。広い青い空と三方を
囲む山並みを背景に、自然の光が降り注ぐ明るいロビーやメキシコ万年草の生い茂るルーフも、病める
人達を優しく包んでくれているに違いないと元気をもらった気になっております。
64
65
〈診療部門〉
内 科 牧 之博
【1年間の報告】
4.神経
11月から、神経内科専門医が着任し、脳・脊
器、神経の各専門領域の診療が、外来・入院とも充
髄・末梢神経・筋疾患を診療しています。年々増
実しました。新患外来も毎日2名で対応できるよう
え続けている脳梗塞に対し、リハビリテーショ
になり、待ち時間が短縮し、新患を中心に大幅に患
ン科と連携し、急性期一般病棟から回復期リハビ
者数が増加しました。また、12月以降は村山医療セ
リ病棟での院内完結型の医療システムで診療にあ
ンターの内科診療の終止に伴い、同院からの紹介患
たっています。また介護医療度が高いパーキンソ
者さまを含め、患者数はさらに増加しました。救急
ン病などの神経難病に対し療養病棟を利用し、地
外来についても午前、午後とも内科医も担当するこ
域難病医療に貢献しております。その他、頭痛、
ととなり、内科、外科での役割の分担がなされるよ
しびれ、めまい、認知症などの一般症状に対して
うになりました。
も積極的に取り組んでいます。
1.糖尿病
5.循環器
常勤の糖尿病専門医が加わり、病診連携が活発
狭心症、慢性心不全、不整脈、高血圧、心弁膜
となり、開業医の先生方からの紹介患者数が増加
症、心内膜炎等の内科的循環器疾患を幅広く受け
しました。病棟での教育入院後の逆紹介も円滑に
入れ、入院、外来とも充実していましたが、11月
行われるようになりました。また、武蔵村山市・
以降は、常勤医が不在となり非常勤医外来での診
東大和市糖尿病症例検討会が両医師会との共催で
療となりました。
はじめられ、地域における糖尿病診療の充実にむ
けての動きが始まりました。なお、糖尿病療養指
【来年度の目標】
導士がかかわる専門外来のシステムが定着し、イ
1.外来部門
ンスリン注射、自己血糖測定、栄養指導、フット
患者数の増加に伴い、限られた時間の中で、患
ケアなどの指導が熱心に行われています。
者さまの満足度を維持しながら、質の高い診療
2.消化器
(的確な診断・治療)をめざすためには、ポイ
今年度はノロウイルスによる感染性腸炎の集団
ントを押さえた診療が望まれます。なお、循環器
発生のなどのため患者数も増加し、検査件数も増
疾患に関しては、東大和病院との一層の連携をは
えました。食中毒の予防衛生にも気を配り指導し
かっていきたいと思います。
ていければと思います。
3.腎臓
2.入院部門
プライマリーケア的な視点から一般内科的な疾
現在、週2回の腎臓内科外来では腎炎・ネフ
患をしっかり診療し、かつ、各専門領域について
ローゼ症候群から慢性腎炎まで多岐にわたり診療
も質の高い診療を目指してまいります。来年度は、
しております。患者数は糖尿病腎症からの慢性腎
病棟回診、カンファランスの充実、症例検討会を
不全の増加が著しく、糖尿病内科と連携し診療に
行う中で、診療内容の一層の充実をはかりたいと
あたっております。透析患者数は一時60名まで増
思います。
加した時期もあり、透析診療が中心となっています。
小児科 古瀬 信
66
【来年度の目標】
4月には872名(36.3/日)の外来患者数でした。
4月いっぱいで堀口医師が退職し、6月から新任
月毎にばらつきはありますが、患者数は3月には
の河西医師が着任いたします。また、4月から東京
1,507名(57.9/日)へと増加しております。
医大の小児科医局から応援を頂き、より充実した外
救急外来も月曜日から土曜日までの準夜帯(7時
来と救急準夜スケジュールを組むことが出来ました。
から10時)に開くことが出来ました。3月には142
6月には待望の小児科病棟をオープンし、入院を再
名の患者さまが来院しております。
開することになりました。吉永看護師長が任命され、
入院は開院以来、内科病棟を使用し、必要に応じ
現在、その準備に追われております。
て限定的に入院をさせておりましたが、体制的に無
理があるとの判断で、8月から休止してきました。
産婦人科 酒池 淳 【1年間の報告】
ほかに切迫流産、切迫早産治療の入院があり、分娩
2006年10月より佐々木康雄医師、鈴木廉三朗医師、
までの管理を行いました。帝王切開症例は、麻酔科
酒池淳の3人体制となりました。産科診療に加え婦
医師管理の下に施行しました。
人科診療も漸増しています。2007年3月に佐々木康
〔婦人科〕婦人科腫瘍や感染症、性器脱に対する手
雄医師が退任されたため、産婦人科的手術は消化器
術を行っております。術後管理はパスを用いて行っ
外科医師や東大和病院婦人科の桑野医師に御支援を
ており、少しずつ診療疾患のバリエーションを増や
いただいております。
しています。
活 動 報 告
活 動 報 告
常勤スタッフ3名が新たに加わり、糖尿病、消化
ンによる治療患者さまなども扱って来ました。
1.外来部門
現在、婦人科全般と正常分娩を中心に診療を
【来年度の目標】 行っております。2006年度の外来1日平均は
外来での待ち時間短縮が最大の課題です。また、
19.18人でした。2007年度(5月現在)の外来1
分娩は24時間スタッフが待機しなければなりません。
日平均は24.63人と漸増しています。
この為にも医師、助産師の充実が必要であると考え
一般の子宮癌検診も行っており、30歳未満の若
ています。本年6月には小児科に河西医師が着任さ
い女性に子宮頸癌の前癌病変である頸部異形成の
れましたので、産科・小児科の緊密な連携診療に期
発生頻度が高いため、若年女性に対しても積極的
待しています。
に婦人科検診を受けるように呼びかけています。
2.入院部門
〔産科〕2006年度の分娩月平均は11人でした。その
外 科 髙橋 毅
【1年間の報告】
た内視鏡部門に澤辺・鈴木医師が加わったことは消
開院2年目となる平成18年4月からは、消化器・
化器系患者の増加に大きく寄与したものと考えます。
外科に新しく3名の医師の参加がありました。消化
手術件数が287件と前年度に比較して100件余り増加
器外科の鈴木敬二医師、消化器内科医として澤辺暁
した事実もそれを裏付けるもので、スタッフ充実の
人医師(いずれも消化器病学会専門医)、それに北
結果であると考えています。それでも、当直・救急
【1年間の報告】
い協力を得て、一般外来と救急準夜診療を中心に小
里大学外科からの出向医師で乳腺/甲状腺外科・救
外来などの業務は相当に負担で、これが消化器・外
日本の医療の現状を反映して、産科と共に医師不
児の診療を展開することが出来ました。気管支炎、
急外科を専門として来た飯塚美香医師です。これに
科の日常診療に大きな支障を与えたことも間違いあ
足に悩まされ、地域からの要望と期待の高い診療科
肺炎などの呼吸器疾患や胃腸炎患者さまが大半を占
より診療体制に幾分の余裕が出来たことは幸いでした。
りません。幸いにも診療に関する重大な事故も起ら
ですが、開院以来、順天堂大学練馬病院小児科の強
めておりますが、専門性の高い腎疾患や成長ホルモ
特に、前年度までは久保・芦澤両先生が担当してい
ずに1年が過ぎたことは、偏に各スタッフの努力の
67
賜物であると考え、改めて感謝の意を表します。
図るとともに、開院3年目ともなるので、学会・論
文発表などを通した対外的活動を増やしていきたい
【来年度の目標】
と考えています。特に外科学会の施設認定関連施設
次年度からは消化器・外科として常勤医師数が7
を受けることは最重要課題と考えています〔消化器
名になるので、日常診療にも更に余裕が出てくると
外科および消化器病学会の施設認定(関連施設)は
思われます。これを機会に診療体制の一層の充実を
平成18年度までに取得済み〕。
耳鼻咽喉科 廣島屋 孝
【1年間の報告】 件、口蓋扁桃摘出術を2件、頚部リンパ節摘出術
平成17年6月より武蔵村山病院に移転しました。
を1件、顕微鏡下喉頭微細術を1件、気管裂傷縫
常勤医が1人のため対応できる範囲が限られており、
合術を1件、鼓膜形成術を3件(内1件は人工耳
病院のニーズや患者さまのニーズに充分に対応でき
管手術も施行)、鼻瘻孔閉鎖術を1件の計21件を
なかった面があり、常勤医の増員が望まれました。
耳鼻科にて行いました。
1.外来部門 整形外科 佐々木 克
【1年間の報告】
1.外来部門
の近隣では見られない布陣で診療にあたっています。
2.入院部門
常勤医がいないことから入院手術が行えず、他
有明病院からの先生方の協力により昨年度に比し
医療機関から入院患者さまの依頼が受けられませ
て外来診療日も増え、午後外来も行えるようにな
んでした。また他疾患で入院中の患者さまに対す
りました。それらの効果により、外来患者数は
る整形外科的な診療協力は病棟回診を行ったり、
徐々に増えており、午前診療の終了時刻が14:00
主治医との連絡を密に取り整形外科的指示をお伝
になることが頻繁となっているのが現状です。
えし、常勤医不在の分をカバーしてまいりました。
平成18年11月から癌研有明病院の整形外科部長
であった川口智義先生を非常勤ではありますが招
【来年度の目標】
聘し、毎週火曜日に外来診療をお願いしておりま
医師体制を早く充実させることが急務であり、患
す。川口先生は整形外科的腫瘍分野のエキスパー
者さまニーズ、地域ニーズに応えていく必要がでて
トであること、その他の診療スタッフも癌研有明
います。来年度も病院側には更なる努力をお願いし
病院 整形外科のメンバーということもあり、こ
たいと思います。
眼 科 松田 千絵
【1年間の報告】
1.外来部門
3.手術部門
週2日、1ヶ月に30~40例の手術を行っており
東大和病院から引き続き、常勤医師2名、非常
ます。ほとんどは局所麻酔手術ですが、全身麻酔
勤医師1名、視能訓練士2名で外来診療を行って
下での手術適応となる患者さまも最近は増えてき
います。午前中は一般外来、午後は主に予約検査
ています。また今年から白内障手術装置が新しく
外来、病棟診察、外来手術となっており昨年と変
なり、safety & speedyな手術を常に心がけてい
わりありませんが、外来患者(特に手術希望患
ます。
者)の増加に伴い、検査数が増加していると思わ
り、水曜日と土曜日以外は2診で行いました。外
適切で迅速かつ丁寧な、良質な診療を心がけ、院
来患者延数は月平均約940人でした。
内スタッフや東大和病院をはじめ、近隣の病院や診
2.入院部門
入院患者延数は月平均約50人でした。めまいや
療所の先生方と良好な関係を保ち、毎日元気よく仕
事に従事したいと考えております。
炎症性疾患、手術患者さまが中心でした。
3.手術部門
内視鏡下副鼻腔手術を9件、鼻中隔矯正術を3
泌尿器科 遠藤 忠雄
【1年間の報告】
が医師会の先生方から御紹介されてきています。今
泌尿器科は東大和病院の泌尿器科と一体で活動し
後はもっと増えてゆくものと思います。
ています。武蔵村山病院は開院間もないために、泌
前立腺がんは、現在の日本男子の癌罹患順位が7位
尿器科的特殊検査や手術、尿路結石破砕等は東大和
ですが、2020年には順位が2位になるとの予測もあ
病院で施行していますが、不都合も無く施行されて
るので、この分野での診療体制の充実が急務となっ
います。
て参りました。
東大和病院からは、水曜日は川上副院長が、土曜
日は黄医師が当院の泌尿器科外来を行っていますの
【来年度の目標】
で、当院と東大和病院泌尿器科の連携が緊密に保た
前立腺癌検診が行われるようになったので、今以
れています。
上に精査を要する被検者が増える可能性が高いです。
平成19年1月より武蔵村山市で「前立腺がん検
東大和病院泌尿器科との連携が今以上に必要になり、
診」が発足し、既に検診者で、精密検査の必要な方
検査を充実したものとします。
麻酔科 土屋 雅彦
【来年度の目標】
【1年間の報告】
平成18年度の麻酔科管理症例数は269例で、その
院内スタッフや東大和病院だけでなく、近隣の病
麻酔科は平成18年1月に開設されましたが、ス
うち緊急症例は52例(19.3%)でした。科別の内
入院は主に白内障の日帰り手術(1日)および
院の先生方とも良好な関係を保ち、混雑する外来に
タート以来大きな事故もなく、無事に日々の臨床を
訳は、外科204例、産婦人科47例、耳鼻咽喉科15例、
入院手術(2日)の患者さまとなりました。また
も明るく丁寧な対応をしていきたいと思っておりま
行うことができました。また、診療体制の都合上ど
眼科3例でした。
高齢の方が多いため、1週間以上の入院を希望さ
す。
うしても午後からの時間帯に手術が集中するため、
れます。
2.入院部門
68
【来年度の目標】
活 動 報 告
活 動 報 告
整形外科は今年も常勤医不在であったが、癌研
外来は杏林大学と防衛医大から医師の派遣があ
れる患者さまも増えてきています。3A病棟では
調整が必要とされることもありましたが、各科の手
【来年度の目標】
1日5~6名の患者さまの術前術後処置に当たっ
術枠にとらわれず、より効率的な運用をすることが
術後痛対策として自己調節硬膜外鎮痛(patient-
ておりましたが、ベッドの確保の問題などがあ
できました。これも各科の先生方はじめ手術室ス
controlled epidural analgesia:PCEA)を中心に行っ
り、現在他病棟への移動を検討中です。
タッフの協力と努力の賜物と思っております。
ていますが、硬膜外鎮痛を行わない患者さまに対し
69
てはまだ術後鎮痛が充分とは言えません。今後術式
検討し、安全で有効な鎮痛法を確立していきたいと
す。平成17年度から当2次医療圏の地域リハ広域支
4月の診療報酬改訂に伴い、東大和病院 OT 部門
や術後経過に対応した投与経路、投与方法の効果を
考えています。
援センターとして活動している独法国立村山医療セ
建設の課題が浮上し、6月から高沢(旧池田)悦
ンターとともに、当院も協力病院としてこの事業を
子、斎藤匡亮、野島美希の3名が東大和病院に移
通じて武蔵村山市を中心に北多摩西部医療圏に地域
動し、黒岩貞枝、米本絹子が臨床指導者として新
リハビリテーションネットワークを建設することは
OT 部門の建設にあたりました。ST部門は久保
我々の責務です。二つ目は、急性期医療から回復期、
眞清主任を中心に2年目も順調に経過し、武田澄
在宅まで切れ目のない一貫した地域医療が求められ
子が東大和病院の遠藤昌代の退職に伴い平成18年
ており、東大和病院から武蔵村山病院、東大和ケア
1月に移動、臨床8年目の斉藤恵子が1月から11年
センター、そして居宅介護支援センター、訪問看護
間当院 ST 部門の嚥下リハの中心として活躍しま
ステーションまで大和会の理念としての地域住民本
した。新卒2名と3年目の3名が加わり、最終的
に ST 6名態勢で年度末を迎えました。
歯 科 元橋 靖友
【1年間の報告】
といった点からも、今後も継続的に介入していきた
昨年度と同様に歯科医師1名、歯科衛生士1名で入
いと考えています。また、東大和病院で隔週水曜日
院患者さまを対象に診療を行っています。診療内容
の午前に嚥下機能評価を行うようになりました。患
は①一般歯科疾患の治療・口腔ケア、②摂食・嚥下
者さまの嚥下機能と実際の栄養摂取方法との乖離を
障害の評価・訓練の2本柱で行っています。患者延
できる限り防止して、適切な食物形態で安全に食事
位の医療福祉保健の総合的取り組みが重視され、そ
数は月平均329人で、嚥下造影検査は月平均15.5人
していただけるよう心がけています。
の根幹にリハビリテーション医療が依然として重要
3.教育・研修・研究:リハビリテーションにおけ
な地位を占めている点です。三つ目は、地域住民本
るチーム医療の発展が最も重要であることは言う
でした。今年度より嚥下評価とカンファレンスを同
【来年度の目標】
位を旗印にかかげる民間病院において、量的にも質
までもありません。昨年度に引き続き、5B・4
ムーズな移行が図られるようになりました。回復期
入院患者さまが安心して歯科治療・口腔ケアや嚥
B・5A・4A・3Aと毎週水曜日にカンファレ
リハや療養型病棟の患者さまは退院後に一般の歯科
下機能評価を受けられるよう環境の整備に努めます。
的にも障害者のための医療のレベルアップを計り、
医院に受診しても、抜歯などの観血的処置を受ける
また、嚥下障害に関しては適切に評価・訓練が行わ
且つ日本のリハビリテーション医療をリードしてい
ンスを実施しています。6月に『嚥下障害とVF
際には易感染性や投薬状況などから困難なケースが
れるようにリハビリテーションセンターや病棟と、
くことです。この面では厚生労働科学 ( 長寿科学総
検査体制、ナースとSTとの連携』を研修目標に、
多数あります。入院中の全身管理がされた状態で必
より緊密でスムーズな連携を図るようにしたいと思
合研究 )『高齢者の地域リハビリテーション体制の
聖隷三方原病院に元橋・田辺・城本・尾崎・今
要な処置を済ませることで、口腔ケアを行いやすく
います。
構築に関する研究』班の主任研究者を当院から輩出
藤・山口が出張しました。7月のUSNとVOG研
している意義は大きいと考えられます。
究打ち合わせにはOTR数名が参加しました。9
1.診療・活動状況:リハビリテーションセンター
月の摂食嚥下リハ学会には元橋・田辺・斉藤(恵)
は医師部門は山口明、高木宏(回復期リハ病棟専
(明)・会田・山口が参加しました。脳卒中急性
従)に加えて9月から吉野保江(回復期リハ病棟)
期治療と回復期リハとの連携パスに関する研究
が仲間入りしました。非常勤に諸冨伸夫(昭和
会・実務的な取り組みが東大和病院の4F病棟
大)、千葉有(東大)の諸先生に協力頂き、引き
及びPT/OT/ST各部門などのスタッフと定期的
することができ、良好な口腔内環境を維持しやすい
透析センター 高根 裕史
【1年間の報告】
学習活動に関しては院内での勉強会とともに、院
続き4B病棟主治医を中心として、4Aの主治医、
になされました。その他、リハ医学会、PT学会、
平成18年度の透析センターは合併症透析を含め維
外での勉強会や学会にも積極的に参加し、看護師・
各病棟、各科、外来からのリハ担当医として診療
OT学会、言語聴覚士学会にそれぞれ関係者が参
持透析患者数が一時60名を超え、医師およびスタッ
臨床工学士ともに発表を行ないました。
に当たりました。リハ処方、装具・車椅子等意見
加しました。その他リハ・ケア合同大会(青森)
書、障害手帳診断書、介護保険意見書など書類
でシンポジストとして山口が講演しました。大和
フの能力限界に陥りましたが、何とか事故なく診療
を行なうことができました。現在は徐々にスタッフ
【来年度の目標】
作成に多忙を極め、また、装具診(Brace Clinic)
会研究集会にOTR水野とST平林が研究報告しま
数の増員もあり、新規透析導入を再開し、透析患者
透析センターとして診療において患者さまに最良
は週2回(月・金)と行われましたが、殆ど医療
した。厚生労働科学研究『高齢者の地域リハビリ
数も増加してきています。
の医療サービスを事故無く安全に提供すること、ま
保険による下肢・体幹装具作製で、身障法による
テーション体制の構築に関する研究』(主任研究
維持透析以外にも他科と連携しCHDF、エンドト
た杏林大学を中心とした三多摩腎疾患研究会との連
装具・車椅子などの作製は未整備のままです。回
者:山口明)の2年目の研究報告も行いました。
キシン吸着療法、LDL吸着療法、腹水濾過濃縮再
携を密にし診療にあたることが目標です。
復期リハ病棟入院処方例は154名で、脳血管障害
平成17年度よりスタートした経済通産省NEDO
静注法に加え神経疾患に対し免疫吸着療法、二重膜
個々の目標として、看護師は透析と災害対策問題、
72%、大腿骨骨折など整形外科疾患18%、肺炎後
研究「人間支援型ロボット実用化基盤技術開発」
濾過血漿交換法と多岐にわたり血液浄化を行いまし
臨床工学士は透析液清浄化という具体的なテーマに
など廃用症候群10%でした。今年度退院例の疾患
の研究事業(安永・黒岩・山口ら)は2年目に入
た。
対しそれぞれ努力してゆきます。
分布もほぼ同様で平均在院期間は114日、自宅復
りました。
帰率約6割でした。多病棟処方例をみると術後な
どの廃用症候群の比率が多くなります。
リハビリテーションセンター 山口 明
70
2.PT部門は山本吉晴主任に加え、櫻井久美子、
荒井敦子が新主任となり、昨年度11名の体制から
実習生の受け入れはPT部門とOT部門で行い、
東京YMCA医療福祉専門学校、日本工学院専門
学校、健康科学大学、独法東京病院付属リハ学院
などでした。
【1年間の報告】
蔵村山市におけるリハビリテーションの拠点として
今年度さらに10名増え21名となりましたが、経過
東京都リハビリテーション協議会部会長として、
平成17年6月にスタートした当リハビリテーショ
の役割です。急速に進む高齢化をめぐる様々な問題
中訪問リハ専従を新設、12月に澤木裕美が退職、
また、北多摩北部医療圏地域リハ支援センター幹
ンセンターの診療活動も2年弱を経過しました。
は当市でも例外ではなく、地域社会の安全な暮らし
最終的に19名で年度末を迎えました。同様にOT
事、同北多摩西部幹事として山口が引き続き協力
当リハセンターの意義は三つにまとめられます。
作りには電気・水道と同じくライフラインの一つと
部門は安永雅美主任を中心に、昨年度6名の態
しました。 一つは、市との協議にはのぼりませんでしたが、武
して地域に根ざしたリハビリテーションが必須で
勢から今年度新たに7名を迎え13名となりました。
71
活 動 報 告
活 動 報 告
日に行うように変更したため、評価から訓練へのス
リハビリテーションセンター(理学療法) 山本 吉晴
リハビリテーションセンター(言語聴覚療法) 久保 眞清
【1年間の報告】
さまは合計151名で、入院時の平均年齢70.1(±
【1年間の報告】
しては、歯科・担当医・病棟・栄養科との連携の
1.患者動向
13.0)歳、平均入院期間は113.9(±53.0)日でし
1.患者動向
もと、週1回嚥下カンファレンスを持ち、患者さ
昨年度、月毎の訓練実施単位合計数は、最高
た。疾患の内訳は脳血管障害が74.8%、整形外科
本年度の言語聴覚療法処方数は168件、この
まの問題点や対応を検討するほか、週1回ST全
3,168単位・最低2,879単位と3,000単位前後の実績
疾患が17.9%、退院先は自宅が60.3%でした。
うち入院が165件、外来が3件でした。入院での
員で患者さまの食事場面を観察し、問題点の把握
処方は回復期病棟 101件(60.1%)、一般病棟 31
や情報の共有化を行い、必要に応じて担当医や病
件(18.5%)、5月開設の医療療養病棟から17件
棟にフィードバックするよう心がけました。
でしたが、本年度は5月から7月は4,000代、8
月以降は5,000以上の訓練実施単位数となりまし
【来年度の目標】
た。平成18年4月1日~平成19年3月31日まで
1.質の高い理学療法をより濃密に施行し、患者さ
に、理学療法をおこない退院された患者さまは合
計370名(男性174名・女性196名)、入院時の平均
年齢は72.6(±14.0)歳でした。疾患の内訳は脳
血管疾患47.8%、廃用症候群27.0%、大腿骨骨折
2.回復期リハ病棟における取り組み
理学療法をおこなった回復期リハ病棟退院患者
2.診療報酬改定に伴う算定日数制限の影響を回避
し、リハビリテーション料請求の維持につとめます。
3.医療機能評価に向けて業務整理を行い、業務の
定型化・マニュアル化をはかります。
4.他病院・施設や院内関連部署との連携・連絡を
より円滑化し、臨床業務の充実につとめます
また、月1回の東大和病院脳外科病棟と当院回
帰について、入院での訓練対象者(昨年度からの
復期病棟を中心とした急性期・回復期連携会議に
継続患者含め213件)の在宅復帰は46件(21.6%)、
リハビリテーション科の一部門として参加してい
なお、東大和ケアセンターへの転所・デイケアの
ます。
利用もあり、今後の連携についての課題と考えて
います。
2.課題への取り組み
1.業務の見直しを行い、効率化を図ります。
リハビリテーション部門として、回復期病棟以
2.他部署と連携し、患者さまへのサービスが適切
外でもカンファレンスの頻度を増やしたり、担当
リハビリテーションセンター(作業療法)
安永 雅美
【1年間の報告】
脳機能障害の作業療法-視覚失認を呈する症例報
1.活動
告-を発表しました。各スタッフが作業療法協会
4月1日より7名の新しいスタッフを迎え、13
主催研修会や学会、地域の勉強会など積極的に参
人体制となりました。新卒者2名の新人教育、経
加しました。
験者への電子カルテや院内業務のあり方、オリエ
ンテーションの方法を検討しました。6月1日の
【来年度の目標】
東大和病院作業療法開設に向けて両病院のスタッ
1.1人の患者さまに1日に提供できる訓練単位を、
フと協議し準備にあたり、当院から3名の作業療
回復期病棟では2単位まで提供できるよう、また、
法士が開設のため異動しました。病棟との連携で
外来患者さまの増加に対応できるようスタッフを
は5B回復期病棟スタッフとともにパスについて
増員し、効率よく作業療法が提供できるよう努め
検討を重ねました。
ます。
2.実施単位数、患者さまの動向
2年目をむかえ訓練の実施単位数は10人のス
参加・発表し、各自研究テーマを持ち自ら研鑽し
タッフで1ヶ月約3,300単位となり、1人当たり
ていくことで、作業療法士として専門性を高める
1日訓練実施単位は2月の記録では回復期リハビ
よう努めます。
リテーション病棟入院患者さまは1.85でした。入
院患者さまの処方は3月31日までで244名、内訳
は回復期病棟5B…54%、医療療養病棟5A…
72
2.部門内勉強会を継続し、外部の研修・講習会に
【来年度の目標】
に提供できるよう努力を続けます。
医からの患者さま・ご家族への説明に同席したり、
3.東大和病院との更なる連携の強化に努めます。
回復期病棟のパスの作成・運用を試みる等の取り
4.部門内での勉強会・症例検討会を充実させ、専
組みに積極的に参加しました。摂食嚥下障害に対
活 動 報 告
活 動 報 告
8.9%で、退院先は自宅が51.6%でした。
まの満足度の向上をはかります。
(10.1%)、介護療養病棟 16件(9.5%)でした。転
門知識の研鑽に励みます。
内視鏡センター 久保 幸祐
【1年間の報告】
【来年度の目標】
平成18年4月から平成19年3月31日、開院2年目
今後の目標は、全てにおいて現在の実績を上回っ
を迎え真価が問われる年と思い、消化器スタッフ一
てゆく事です。まだ充分ゆとりもあるので、今年度
同頑張ってまいりました。
は難しい症例にも取り組んで行くつもりです。
内視鏡では、上部2,300件、下部1,200件、内
また、抗癌剤治療や放射線の実績も少しずつ増加
EMR・ESD上部8件、下部156件で、1年目に比べ
にあり、今後期待される治療法として積極的に行っ
件数は大幅に上回っておりますが、目標とした値ま
ていくつもりです。
では達する事ができませんでした。やはり、外来患
者数をもっと増してゆき、癌の早期対策の必要性を
皆さんにわかって頂くしかないのではと思います。
画像診断・PET センター 原澤 有美
7%、介護療養病棟4B…12%、内科病棟4A…
【1年間の報告】
利用という好ましい連携が確立したことを実感しま
19%、産婦人科病棟3B…8%でした。年齢では
PET-CT検査とその他の画像検査は共に順調
す。
70歳以上が多くなっており、外来患者さまも増え
に検査数を増し、センターのシステムも改善を加え
がん検診としての利用は検診メニューの小さい変
つつあります。
ながら成長の一年となりました。
更と価格の調整を行い、新しい年度に備えています。
3.研究、研修
がん患者に対する保険診療、自由診療は徐々に検
件数の変動はあるものの受診者は周辺地域のみなら
半側空間無視、ロボットアームの研究について
査数が増加し、周辺医療機関からの検査依頼数も増
ず、都心、神奈川県、千葉県、埼玉県など広域化が
各自関わってきました。大和会研究発表では高次
加しています。高額機器による検査システムの共同
見られます。
73
センターでは事務、看護師、診療放射線技師、放
【来年度の目標】
射線科医が一連のPET-CT検査の特殊性を十分
当院の開院以後、PET検査のための放射線医薬
理解し、円滑なシステムを構築できたと考えられま
品(FDG)は商業的供給体制が確立したので、サ
す。限られた施設と装置、人員ですが、適切な放射
イクロトロンを持たずに検査を行なう施設が急増し
線同位元素の取り扱い、防護の実践に細心の注意を
ています。そのような状況下で、サイクロトロンを
払い、最大限の画像情報が得られるよう工夫してい
有する当院の望ましいPET 診療の体制を模索し
ます。
ていくこととなるでしょう。
一方、CTおよびMRIは院内の外来・入院検査
がん診療以外のPET検査の実現、F18以外の核
に加え近隣医療機関からの検査依頼が増加し、地域
種を用いた検査の確立など、当院の能力を最大限に
の画像診断センターとしての役割は武蔵村山医師会
引き出す工夫を行なうことが急務と考えます。その
にも認知されていると思われます。
ために職種を問わず関係する職員の積極的な努力が
求められます。
【1年間の報告】
個々の患者さまの病態にあわせた治療を心がけてお
平成18年2月から放射線治療が本格的に稼動し始
ります。治療方針に難渋する症例につきましては、
め、18年度は基盤整備の一年であったように思いま
主治医だけでなく画像診断医・治療スタッフ合同の
す。放射線治療の体制は比較的速やかに構築するこ
カンファランスによって、あらゆる視点からの検討
とが出来ましたが、癌治療は、放射線治療だけで対
を行っております。また、平成19年2月からは東大
応するような時代ではなく、他診療科、他施設と
和病院・武蔵村山病院合同の放射線治療カンファラ
の綿密な連携をもってはじめて施行できるもので
ンスも毎月開催し、症例の検討を行っております。
す。ようやく、その目処もついてきたところで、治
療件数も徐々に増加してきております。当科では放
【来年度の目標】
射線治療ガイドラインに準拠しつつ、CFIMRT法
当面年間100名の新患を目標とし、放射線治療と
(固定照射と回転照射を組み合わせた手法)も用い、
しての施設基準を満たしたいと考えております。
看護部 橋本 光江
【1年間の報告】
チャレンジしていきます。
今年度は、5月1日に5A(医療療養52床)病棟
「基本方針」
をオープンし276床になりました。
1.やさしさのある看護を追求し実践します。
今年度も、開設時からの課題である「やさしい看
2.看護職として主体性を持ち、自己実現を図ります。
護」の追求を各部署で行ってきました。実際は、患
3.看護ケアの質を高める教育・研究に努めます。
者さまからのお褒めの言葉もいただく中、御意見や
4.当院の役割を認識し、地域に貢献します。
要望も多く聞かれ、接遇面や教育についても課題と
「事業計画」
なることが見えてきました。
1.医療安全室の設置
4月に迎えた新人10名も、ひとりも欠けることな
2.小児科病棟オープン
く2年目を向かえ、今ではみんなが各部署での大き
3.病院機能評価受審
な力になっています。また、経験者の入職者も43名
4.防災訓練の拡充
と沢山の職員に支えられて、看護部は日々患者さま
5.糖尿病看護師外来の拡充とPR
やご家族のために良い関わりをするよう取り組んで
6.助産師外来の確立とPR
います。多くの入職者は、今年度立ち上げたホーム
7.満足度調査の継続
ページで当院の存在を知ったとの声が聞かれ、ホー
8.地域看護職との勉強会の開催
ムページ立ち上げに協力してくれた各部署のスタッ
9.職場環境の安定化
フのパワーにも感謝しています。
10.人材育成と教育計画の充実
活 動 報 告
活 動 報 告
放射線治療センター 平 栄
〈看護部門〉
11.接遇対応の強化
【来年度の目標】
12.BSCの確立
看護部職員として「相手をしっかり受け止め、適
13.ホームページの充実
切な関わりができる」ことを目標に色々なことに
教育計画 小栁 貴子
【1年間の報告】
看護職員を含め、個々の看護職員の多種多様な教
平成18年度教育目標
育経験および経歴を生かしつつ人材育成していく
1.看護部の教育システムを構築する
ためのツールとして導入しました。しかし、ラ
2.効果的に学習する方法を学ぶ
ダーおよび教育支援体制などが職員へ周知し活用
3.各部署の勉強会を充実する
されるまでには至りませんでした。要因として看
4.他部署の方との協働から学びを得る
護職員への説明が不足していたことが考えられる
開院2年目を迎えた平成18年度は、新たに一病棟
ため、来年度は教育支援体制の全体像を明確化し、
(医療療養病棟)がオープンするため、中途採用者
同時に活用する側の意見を交えての柔軟な対応を
の雇用促進と院内での看護職員の部署異動など、人
取り入れたシステムに改善していきたいと考えま
的な環境変化が大きな年となりました。
す。また、中途採用を含めた新入職員への教育支
今年度の教育目標は、院内の教育体制を構築する
援体制を整備し、スタッフ全員で後輩を育成して
ことを優先課題に、上記1~4の項目を設定し取り
いく職場風土づくりを目指していきます。
組みを行いました。各々の経過を下記に報告します。
1.看護部の教育システムを構築する
74
2.効果的に学習する方法を学ぶ
効果的な学習を支援する目的で、各部署の教育
武蔵村山病院看護部が求める看護実践能力を明
委員の活動内容にスタッフの学習のニーズの把握
記したラダー(6段階)を作成し、途中入職した
と研修支援を行うことを盛り込み、個々のスタッ
75
フの学習課題に細やかに対応できるように努めま
室(糖尿病勉強会)、災害訓練などをはじめとし
した。委員会活動や各科の特殊性を学ぶ院外研修
て各種委員会活動を通しての他部署との協働作業
の参加希望が多く、委員会活動への積極的な参
を実施し、スタッフ間の仲間意識を感じています。
約までを抑えてしまうことにより、入院を断って
加意識があることが伺えました。また、自己の学
今後も武蔵村山病院の医療を支える各専門職種の
しまうことも多くありました。入院予約をされて
びを発表する伝達講習会では、研修内容の伝達だ
役割理解を深めていくことで、お互いを思いやり
いる患者さまが優先という考えを切り替え、救急
けにとどまらず、研修参加をどのように施設で活
組織の一員としての役割意識を高められるよう職
患者の受け入れ態勢に備え、短期入院や地域医療
用しているかについての実践報告も含まれ、研修
種をこえての協力体制を強化し、他職種間で日常
などを利用しました。その結果入院患者の数とし
参加が業務内容に生かされつつあると思われます。
的に意見交換が行える関係を築いていきます。
てはまだまだかもしれませんが、緊急受け入れ態
来年度は、伝達講習会を年に2回にし、多くのス
タッフが参加できるよう支援していきます。
3.各部署の勉強会を充実する
とが出来たのではないかと考えます。
2.ベッドコントロールとしては2~3日後の予
勢がスタッフにも浸透し、効率的なベッドコント
【来年度の目標】
1.武蔵村山病院ラダーの見直し、活用
ロールがされていると思います。
3.事故報告も多く出てしまいましたが、それによ
【来年度の目標】
1.質の高い看護ケアにより、患者さまが満足でき
る看護提供を目指す
(1)統一した看護業務が行え、患者さまが混乱す
ることなく入院生活が送れる
(2)個々に合った看護ケアが出来、家族ケアに積
極性を持つ
2.医療チームを確立し、治療方針・看護方針を明
確にする
(1)医師の回診が毎日行われ、患者さまが安心し
て療養生活が送れる
(1)部署別ラダーの内容検討
り月1回の病棟会で改善対策をして未然に防げる
(2)各コメディカルとのカンファレンスの場をもつ
要な知識と技術を学ぶための勉強会を教育委員が
(2)各研修内容の充実
よう心がけました。
3.現任教育を基本とした、専門職業人としての知
中心となり企画、実施しました。各部署単位の企
(3)評価基準の見直し
画のため、同様の勉強会が複数の部署で別々に企
画実施されていることもありました。勉強会の目
的を明確化し、各部署単位の勉強会を所属部署内
4.統一した看護が出来るように頑張ってきまし
識、能力、態度を養う
2.スタッフ全員で後輩を育成する職場風土づくり
たが、まだまだ自分の未熟さがありスタッフの声
(1)人材育成に努める
(1)中途採用を含めた新入職員への教育プログラ
を充分聞くことが出来ず、まとまらない部分もあ
(2)主体的に学習し、自己知識を深める
りました。それにOJT教育も自己の能力を出し
(3)積極的に院内の勉強会に参加できる
ムの作成
にとらわれることなく、個々の学習意欲に応じて
(2)プリセプター制度の充実
てあげる事ができずにきました。来年度の目標を
4.事故がなく、患者さまが安全・安楽にすごせる
活用できるよう支援していきます。
3.ともに学びともに育つ教育を支援する
しっかり立て、良き病棟作りに頑張りたいと思い
(1)病棟会での振り返り
(1)自主的な学習意欲の支援
ます。
4.他部署の方との協働から学びを得る
今年度、他部署の方との協働取り組みとして、
(2)自己の学びを活かせる環境支援
新人合同研修や看護の日のイベント、患者向け教
(3)他職種間での協働を促進
活 動 報 告
活 動 報 告
各部署の教育目標を挙げ、各部署での業務に必
3B病棟(産婦人科 ) 高橋 さち子
外来・救急外来 藤田 友子
【1年間の報告】
おおむね好評です。次年度は医師も巻き込みたいと
平成18年度の前期の取り組みとして、患者さまの
思っています。
御意見が多い待ち時間に焦点を当てた小委員会を開
リスク・安全管理に関しては月に1度、事故報告
催し、それぞれの現状を把握し問題点を整理し、医
書を分析する方法としてシエル分析を試行し、検証
師に協力を要請したり、他部門との連携の必要性を
を重ねています。
再確認しなおす機会となりました。又、おおよその
待ち時間を表示する案内板も作成し使用しています。
【来年度の目標】
接遇に関しては患者さまご家族は勿論のこと、職
1.(ほう・れん・そう)の徹底
員間でも挨拶を励行することとしました。後半には
2.思いやりのある対応をする
診察開始前に各科の前に出て、まず挨拶をし診察開
3.基本健診、予防接腫の開始に伴い知識を深める
始を告げました。患者さまの反応はさまざまですが、
3A病棟(外科) 山口 美千代
76
【1年間の報告】
です。看護をしていく上で、主治医とのコミュニ
第1目標に『接遇の向上を図る。スタッフ間で報
ケーション、小児科医との連携が重要です。産婦人
告・相談・連絡ができ、チームで協力しあう』を掲
科病棟に求められているものは多々あります。3年
げ、日々実践してまいりました。職種の違う助産師、
目を迎えるにあたり、組織をひとつにまとめ取り組
看護師が助産師を中心に、患者さま、ご家族さまの
んでいきたいと考えます。
立場に立って考え、患者さまを中心に安心してご出
産できるような環境と看護が展開できるよう努力し
【来年度の目標】
てまいりました。第2目標は『看護の質の向上』を
1.患者さまに満足と安心の看護を提供する
あげました。常勤助産師の不足、病気による休暇な
(1)助産師外来のスタート
どマンパワーの問題もあり充分とはいきませんでし
(2)患者さまに寄り添った看護・個別性のある看護
たが、入院患者さまも少ないということもあり、妊
(3)スタッフ間で報告・相談・連絡ができる環境
娠から周産期における患者さまに個別性のある看護
(4)クリティカルパスの活用
ができたとおもいます。第3目標『クリニカルパス
2.人材育成
の電子カルテ導入』に関しては婦人科手術のパスを
(1)個々の役割と主体性をもつ
作成し導入しました。
(2)院外研修への積極的参加と院内伝達の強化
産婦人科病棟として開院2年が経ちます。師長と
(3)看護研究の発表
して6月に異動となり、8ヶ月が過ぎました。職種
3.業務改善(コスト意識をもつ)
【1年間の報告】
フ全員が力を合わせ、どのようにしていったら出
の違う助産師・看護師をまとめていくことは教育も
(1)コストもれゼロ
1.働きやすい環境作りには、とても弱い部分でも
来るのか試行錯誤しました。その結果、スタッフ
違うため葛藤がありました。産婦人科病棟という専
(2)医療材料の節約・無駄の排除(消耗品・節電
ある報告、連絡、相談が以前より徹底できずに病
のチーム体制組織図を明確にし、1人ひとりが責
門性、周産期看護における広範囲な知識が求められ、
棟内で混乱することもありました。しかしスタッ
任を持ち、誰に報告すればよいのかを理解するこ
スタッフが自信をもって看護するということは困難
など)
77
4A病棟 ( 内科 ) 吉永 文子
ケアを実践し「その人の最後をどのような形で迎え
今後、介護療養病棟でも、ご家族の希望により、
るか」医師、家族を含め最後のケアの話し合いをし、
ケアを中心とした安らかで自然な死を望む傾向にあ
患者、家族に寄り添う看護・介護である、質の高い
り、患者さま、家族のニーズをとらえたターミナル
ターミナルケアに取り込みたいと考えます。
【1年間の報告】
開院から約2年、内科病棟の基盤を作り上げるた
平成18年度は第1に「患者さまに満足と安心の看
めの葛藤の日々でした。内科病棟という特色上、広
護を提供する」ことを目標に掲げ、日々実践してき
範囲な知識が求められ、全てのスタッフが自信を
ました。スタッフ1人ひとりが未熟ながらも患者さ
持って看護することが困難の中、担当医とのコミュ
ま、ご家族さまの立場になって考え、共に満足がで
ニケーションが重要であり、それが患者さまの看護
きる看護の展開ができるよう、時には主治医との有
の支えでもありました。来年度は新しい副師長を中
意義なディスカッションを重ね、努力してきました。
心に新たなるステップアップを期待していただきた
【1年間の報告】
院からの入院患者さまをお迎え致しております。
なお、患者さまの「転倒転落の事故防止発生の減少」
・
いと思います。
1.1人は皆のために、そして皆は1人のために
近年の少子高齢化社会が進む中、今後とも施設医
2.不可能を可能にする努力と柔軟性を
療・介護のシステムや疾患構造が多様化することが
「活動度をあげ褥瘡の新規発生をなくす」に関して
5A病棟 ( 医療療養 ) 稲葉 義徳
【来年度の目標】
3.整理整頓は業務の基本
予想されます。開棟してからの1年間は手探り状態
の転倒という、看護上の大きな壁は今後の検討課題
1.患者さまの視点に立った看護の展開
3つの病棟方針を掲げ、武蔵村山病院5A(医療
であり、満足なケアが提供できたとは言えませんが、
であると思われます。
(1)患者さまのニーズを理解し、相談しながらよ
療養型)病棟は、当院の開院に約1年遅い、平成18
安定した病棟運営を行うことができたと考えており
年5月1日に開棟致しました。平成18年度の診療報酬
ます。
てきましたが、教育委員を中心に、院外・院内を含
り良い方法を見つけ、満足のいくケアを提供
(2)患者さま・ご家族さまが、この病院に入院し
改定のなか、当医療療養型病棟も様々な変革の波を
め積極的に活動ができ、また、病棟内の勉強会も有
て良かったと思って頂ける看護の提供
受けつつも、武蔵村山市を中心とした地域の患者さ
【来年度の目標】
意義に行なわれ、スタッフの知識の向上につなげる
2.患者さまの安全に配慮した療養環境の提供
まのご期待に沿うべく、病棟運営に取り組んできま
1.安全、安寧で高品質なケアを提供できる病棟運
ことができました。来年度も引き続きレベルアップ
(1)各自が事故を認識し報告書を提出する
した。
が図れるよう努力していきたいと思います。
(2)事故発生後は早急に対策をたてる
病棟では、病棟医である高橋副院長をはじめ、看
第3の目標「業務改善」に関しては、コスト意識
3.ケアの質の維持
護師、看護補助者、病棟事務員が所属し、医療を伴
が少しずつスタッフに根付いてきましたが、まだま
4.接遇に留意し、気持ちの良い療養環境の提供
う長期療養患者さまのケアを提供しております。ま
だ徹底には至っていないのが現状です。また、超過
(1)スタッフステーションから私語をなくす(大
た院内他部門とも積極的なチームケアを構築してお
勤務時間の短縮は院内の統一目標でもありますが、
声で叫ばない)
満足のいく看護と相反する面も大きく、来年度の最
5.業務改善、コスト意識の徹底
重要課題であると思いますが、患者さまの重症度、
(1)物品の管理ができる(必要以上にストックし
医療スタッフの人数のバランスを考えると、超過勤
ない)
務時間の短縮は厳しいのが現状です。
4B病棟 ( 介護療養 ) 城本 陽子
活 動 報 告
活 動 報 告
は、患者さまの力を信じ、活動度を上げていく中で
第2の目標として「人材育成」をかかげて活動し
78
【来年度の目標】
り、地域の患者さまを中心に当院他病棟、東大和病
営の継続を図っていきます
2.患者さまの個別性重視とケアの標準化の高度な
融合を目指していきます
3.スタッフの自己研鑽と業務改善の意欲を推進し
支援していきます
4.日本医療機能評価機構の受審体制を整えます
5B病棟 ( 回復期リハビリ ) 尾崎 光代
【1年間の報告】
18年入院患者さま154名中、東大和病院から61名、
平成18年度は、回復病棟開設から2年ということ
他の病院より74名、院内から18名、自宅からの入院
もあり「看護の質の向上」をテーマに業務改善に取
が1名でした。
り組んだ1年でした。
また、疾患別では脳疾患72%、整形疾患18%、廃
【1年間の報告】
した。
回復期リハビリ病棟は他の科に比較しリハビリ看
用症候群10%で、退院先は自宅退院56%、転院5%、
介護療養病棟として(52床)オープン以来、1年
当病棟のこの1年の利用状況として、一般病棟で
護としての歴史が浅く、参考文献・参考資料が乏し
施設19%、院内転棟19%でした。
半、介護保険の理念である、自立支援、利用者本位、
の在院日数の短縮に伴いターミナル期にある方も受
い中、何とか「リハビリ看護の確立がしたい」とい
自宅退院される方が「その人らしく」生活できるよ
自己選択、に沿って順調に業務を進めております。
け入れ、12名の看取りもありました。その他の転帰
う思いから、様々な研修やリハビリテーション病院
うに、生活再建の援助をしていきます。
病棟では毎月1回行事を行って、患者さまに季節
は以下の通りです。
の見学に積極的に参加してきました。
を楽しんでいただき、明日への、また次の年への生
平成18年4月以降2月現在
『回復期リハビリテーション』とは、という概念
【来年度の目標】
きる喜びを見出してくださるよう、生活意欲を引き
入院受け入れ 72名
を常に念頭に置きながら「できるADLをしている
1.ADL評価(FIM)実施によりリハビリ看護
出すかかわりを作るケアにも努力してきました。
退院 70名 当院転科 19名
ADLへ」を合言葉に他職種との連携を強化し、患
そんな中、12月には当病棟でもノロウイルス感染
老健施設 16名
者さまの在宅支援に取り組んでいます。
者16名が罹患され、ケア病棟での感染の拡大は大き
自宅退院 10名
地域連携の一環として東大和病院との連携パスを
な反省材料でした。また、介護平均4度の重症度の
療養病院 8名
作成し『脳血管疾患リハビリ連携パス』を平成18年
高い病棟での自立支援と、転倒・転落事故のリスク
特養施設 5名
8月29日より、『大腿骨頚部骨折連携パス』を平成
とのケアのギャップにも学びとする事が多い1年で
死亡退院 12名
19年1月4日より開始し、連携強化に努めています。
の質の向上を図る
(1)FIM評価による看護目標、看護計画を展開
しリハビリ看護を展開する
(2)FIM評価により他職種の連携を強化しチー
ムアプローチを行う
2.地域連携により在宅支援を強化
79
(1)地域の医療機関との地域連携パスを作成する
(2)地域施設との連携をとり継続したリハビリ看
護を展開する
3.嚥下・摂食チームにより嚥下評価・嚥下リハビ
〈診療支援部門〉
(1)「食べることをどう支えていくか」チームア
プローチを実践する
(2)積極的に研修に参加し、嚥下・摂食について
の専門的知識を高める
リを実施する
内視鏡室・放射線 辻本 美子
【1年間の報告】
た。
放射線科では、2月より放射線治療が始まりまし
内視鏡では、5月から経鼻内視鏡を東大和病院か
た。今まで大和会にはなかった部門であり、私達看
ら毎週土曜日に借り受けて、患者さまのニーズに応
護師も新しい分野のため、平先生はじめ放射線技師
えてきました。また検査の前処置法について、内視
の方に指導を仰いだり、放射線看護セミナーに参加
鏡技師研究会に出席し実践に生かしてきました。
していきたいと考えます。
するなど積極的に勉強し、患者さまにより良いサ
胃瘻造設・交換においても,常に新しい情報を取
ポートができるよう努力してきました。またPET
り入れ勉強会をおこなってきました。1年間常に各
を目標に、個々の役割を考えながら、常に一体感を
【来年度の目標】
-CTにおいては平成19年3月現在、1ヶ月100人
分野において、安全・確実・安楽の検査をめざして
もち、チームワークを大切に1年間取り組んでまい
1.手術をうける患者さま、またその家族の安全・
以上の検査数となり、患者さま・健診の方のご案内
取り組んできました。
手術室 高橋 さち子
【1年間の報告】
今年度は1.『安全・安楽のための看護の提供』
んでしたが、その都度自己分析をおこない、「2度
と同じことを繰り返さないために」を心がけてきま
した。一人ひとりが役割を認識し、常に自己を振り
返り責任のある看護ができたと思います。また各人
安楽のための看護の提供
(1)常に自己を振り返り、責任のある看護の展開
していくため自己研鑽につとめる
(2)チームの協調性と効率のよい看護実践のため
環境調整、創意工夫を心がける
が持つ能力が最大限に発揮できた環境・教育の場で
2.質の高い器材の提供
あったと考えます。逆に取り組む姿勢の差があらわ
3.人材育成
れた1年でもありました。2.『業務改善』コスト
(1)個々の役割と主体性を持つ
意識を持つに関しては、業務ごとに確認・ダブル
(2)院外研修への積極的参加と院内伝達
チェックをすることでスタッフの意識も高まり根づ
4.業務改善(コスト意識を持つ)
いてきました。来年はそれぞれのモチベーションが
(1)コストもれゼロをめざす
高められるように取り組み、患者さまの安全に留意
(2)医療材料の節約・無駄の排除(消耗品・節電)
からFDGの注射等を担当してきました。武蔵村
山・東大和病院入院中の患者さまにはより安全に確
【来年度の目標】
実に検査を受けていただけるように、事前訪問を実
1.専門的知識の向上を図り、安全・確実・安楽な
施しコミュニケーションを図ってきました。また、
検査、治療の介助に努める
放射線治療・PET-CTにおいては、地域がん診
2.医療事故防止・感染防止に努める
療連携拠点病院としての役割の一環を担ってきまし
3.コスト意識をもち、物品管理の徹底を図る
薬剤科 清水 慶三
【1年間の報告】
た後配薬をしました。
1.薬剤管理指導業務
*IVH、抗がん剤、注射薬のミキシングは薬剤科
(1)入院時、持参薬を各部署共通画面に貼り付け
透析センター 庄村 薫
活 動 報 告
活 動 報 告
りました。インシデントレポートゼロとはいきませ
て部署間で情報を共有すると共に、医師への薬
のルーチン業務として一般化されてきていますが、
当院では設備・人員共に不可能なのが現状です。
剤管理指導依頼書に1包化、粉砕等の服薬形態
の詳細をも記載するようにしました。
【来年度の目標】
【1年間の報告】
(2)専門的知識、技術を通しての看護介入
開院1年9ヶ月がたち、看護部のテーマである「や
2.専門看護師としての質の向上をめざします
説明書に、入院中の薬剤変更の流れ、粉砕等の
1.年々複雑化、難治化する高齢者の感染症を予防
さしさ」を念頭に患者さまと向き合い、安全・安楽
(1)院内外での勉強会への積極的参加
形態変更、副作用等の情報を記載して、医師や
し、発症時には的確に対応するために、抗生剤の
な透析治療の提供を行いました。大和会研究集会で
3.安全・安楽な透析医療の提供を行います
調剤薬局に情報提供するようにしました。
使用開始基準を整備すると共に、ワクチン接種の
は「透析室における防災対策(災害、震災にどう行
(3)薬剤管理指導日は毎日チェックして、指導加
奨励、口腔内ケアチーム、NSTチームとの連携
動するか)」の演題で発表を行いました。これをきっ
算に無駄が出ないようにして指導件数を増加さ
を通して事前のリスク回避と経費の節減を図りま
かけとして、患者さま、スタッフの災害に対する意
せました。
す。
(2)退院時患者さまにお渡しする退院時服薬指導
識付けが強まりました。足病変の早期発見、予防や
2.病棟支援業務
進行防止のためフットケアは継続して行っています。
(1)介護病棟の内服薬は全て1回服用分づつ配薬
今後も安全を第一に考えながら、個人の能力が発揮
カートにセットし、その他の病棟用薬品もSP
できるような環境を整えて行きたいと考えます。
D管理として病棟職員の負担軽減とリスクの軽
感染症対策
2.新入職職員の教育と薬学生の3ヶ月実習に向け
たカリキュラムの整備と教材の準備を担当する教
員を養成します。
減を図りました。
【来年度の目標】
1.患者さまの視点にたった看護ケアの充実と情報
の共有化をはかります
(1)個別性に応じたかかわり
80
(2)定時処方に未処方分が有る際は、事前に主治
医に確認を取って処方漏れを防止しました。
(3)臨時薬も含めて全ての配薬は薬剤師が病棟に
持参して、本人又は看護師との情報の交換をし
81
放射線科 福島 敏一
【1年間の報告】
多くなり、今後も順調な運用ができることと期待し
【1年間の報告】
開院から2年目を迎え、最初の課題であった東京
ております。
1.栄養管理の充実
都の医療監視も1件の指導もなく、むしろお褒めの
当科としましてはこの1年間、患者さまからのク
4月の診療報酬の改定により、栄養管理実施加
言葉を頂戴して無事終了しました。
レームやトラブルがなかったことを誇りとし、さら
算が新設され、栄養管理計画書に基づく栄養管理
実績等につきましては外来数や病棟利用率の増加
なる発展を目指し皆さまのご協力をお願いしたいと
と多職種協働が求められるようになり、当院でも
特に糖尿病の個人指導に力を入れ、初診時には
に伴い確実に増加はしていますが、まだまだ目標と
思います。
NST(栄養サポートチーム)を稼動しました。
必ず栄養指導を行うようにしました。これにより、
チームの一員として、計画書の立案、メンバーや
食生活改善の動機付けがしやすくなり、治療意欲
される検査数には至っておりません。その中で、C
(3)産科病棟:健康志向が強まる中、おいしくて
ヘルシーな食事提供に向け、メニューの検討を
行い、更なる満足を目指しています。 3.栄養指導の充実
T、MRIは昨年に比べ検査件数は着実に増加して
【来年度の目標】
全職員に向けたNST勉強会を企画・担当しまし
の向上につながりました。今年度も10月に地域の
おり、今後ともよい方向に向かっていくものと期待
1.放射線治療新患数を年間100件以上を目指し、
た。
患者さま向けに、糖尿病の勉強会を開催しました。
しております。また、適度な利用率のおかげで至急
保険算定基準をクリアーすることで増収を目指し
2.診療科ごとの食事の検討
の検査なども患者さまをお待たせすることもなく、
ます
(1)介護・リハビリ病棟:嚥下カンファレンスに
2.脳のFDG-PETを軌道にのせ、PET検診
す。透視下VFもリハビリや歯科等のご協力により
の新規予約数を目指し、また神経内科と協力して、
毎週確実にご利用いただき、検査実績に反映してお
近隣の医療機関からの紹介件数を増やすことを目
ります。
標とします
放射線治療も1年を経過したこのごろには、他科
3.武蔵村山市からの乳がん検診を委託される予定
のご協力を得て順調に運用ができ、件数も満足いく
でありますが、そのためのマンモグラフィー機器
結果になりつつあります。
整備やテクニカルのさらなる向上を目指します
PETにつきましても1ヶ月100件を越すことが
【来年度の目標】
参加し、患者さま個人の機能に合った食事形態
入院患者さまの栄養管理をより充実させるために、
の検討と食事提供に取り組んでいます。
活発にNST活動をしていきます。また、小児科病
(2)一般・療養病棟:検査や透析などで食事が少
棟オープンにあたり、委託の職員と共に、科内勉強
し遅れる患者さまへの配膳時間を検討し、時間
会をはじめとする種々の勉強会に積極的に参加し、
差配膳を導入しました。
幅広い知識と技術の向上を目指します。
医療相談室 大河原 万佐代
臨床検査科 石田 勉
【1年間の報告】
1名の欠員が予定されているため、相談室業務の基
今年度は7月に相談員の大幅な人事異動があり、
盤が構築されるまでにはしばらく時間を要するもの
職員の配置も2.5名体制から3名体制へとより充実
と思われます。
化が図られ、新体制でのスタートとなりました。開
院まもない状況でいまだ業務内容に未整理な点も多
【来年度の目標】
いことから、相談室業務の見直しや関係部署との連
1.4B、5A、5B各病棟の病床稼働率の安定化
携を図っていくための体制作りなどに着手するのと
にむけ、看護部を始めとする関係部署との連携を
同時に、“医療業務推進グループ”のメンバーとし
一層強化していきます。
【1年間の報告】
ができました。
臨床検査科として、大和会の運営方針である「急
日々増加する検査数を処理しながら臨床検査技師
性期医療」から「在宅医療」までに質の高いサービ
としての精度・スキルアップに努力して、各種研修
スを提供できるか求められてきました。この1年間
会に積極的参加してきました。成果としてエコー担
は常に増加傾向の急性期医療検査に対して、限られ
当者2名が超音波認定技師取得を成し遂げることが
た人員でどのように「質の高いサービス」を提供で
できました。
て4B病棟、5A病棟、5B病棟の病床稼働率の安
2.来年度入職予定の新人相談員の教育に力をいれ
定を図ることに重きを置いた1年でした。来年度は
ることで、相談員おのおの求められている役割を
臨床検査科が提供できるサービスの1つとして、
【来年度の目標】
新人職員の入職と、産休ないし育児休暇取得のため
認識し、業務の役割分担、効率化を図っていきます。
検査結果の信頼性があります。その信頼性(精度)
今後、新検査項目導入に向けて柔軟に対応できる
を証明する上で、本年度から外部精度管理調査に参
検査室を目指します。さらに武蔵村山病院臨床検査
加しました。結果は全てにおいて優秀な結果(日
科の当初からのコンセプトである、『全ての技師が
本医師会 :97.3点、日本臨床検査技師会 :全て優良、
全ての検査項目を測定できる臨床検査技師』を目指
各試薬メーカー:問題なし)が証明されました。
します。
きるかが課題でありました。
ME室 真野 靖
【1年間の報告】
ています。また、職員の知識の統一化を目指し、病
外部精度管理調査に参加することで、本年度から
MEセンターではME中央管理としている輸液ポ
棟看護師を対象とした人工呼吸器の勉強会や、透析
「検体検査管理加算Ⅰ」取得が認められました。また、
ンプ、シリンジポンプ、人工呼吸器、AED、透析
室の看護師を対象とした透析関連の勉強会を行いま
本年度から新設された「輸血管理加算Ⅱ」取得も認
センター設置の透析機器、救急外来設置の除細動器、
した。
められ、経営上でも臨床検査科が貢献できたと思っ
手術室設置の全身麻酔器、大和会専用救急車設置の
学会等では、日本透析医学会への参加により、透
ています。コスト削減効果として、輸血関連検査に
ME機器の点検を行っています。機器の安全な使用
析医療の現状や問題点、課題などについて情報を得
おいては、東大和病院臨床検査科と連携を取りなが
を目標として、各機器に応じた定期点検・始業点検
ることができました。また、当院の透析センターが
ら血液製剤の有効利用に努め、廃棄量削減すること
を行い、故障やトラブルの予防、故障への対応をし
取り組んでいる透析液清浄化をテーマに、三多摩腎
83
活 動 報 告
活 動 報 告
依頼科のご希望に沿えているものと自負しておりま
82
栄養科 長島 静子
疾患研究会での発表を行いました。さらに、輸液ポ
人教育プログラムに沿って指導します。また、医療
ンプと透析機器の医療機器メーカーの講習会に参加し、
機器メーカーの講習会参加により機器への理解を深
機器への理解を深め、保守管理の充実を図りました。
め、保守点検業務の充実を図ると共に、他部署への
勉強会の開催により機器の使用に携わる職員の知識
【来年度の目標】
の充実を図ります。
4月より新人の臨床工学技士が入職するため、新
医療連携室 建部 直哉
療・検査に関しては地域の医師会の先生方から患者
いつも医療機関の皆さま方には大変お世話になり、
さまのご紹介を積極的に受けられる体制ができてい
また入院患者さまや検査、診療の患者さまのご紹介
ないと信頼を得ることが難しいので、この点につい
をいただき誠にありがとうございます。
ても医療連携推進の立場からできる限りご紹介をお
今年度は、地域の医療機関からの連絡数がますま
断りしないよう配慮し、症例によっては同法人の東
す増加する中で、より良い対応ができるようスタッ
大和病院医療連携センターと連絡を取り、対応して
フを増員したこと。今までは原則として初診患者さ
おります。
まは予約をお取りできない状態でしたが、医療機関
毎年の恒例となるよう今年も武蔵村山市医師会と
よりご連絡をいただいた紹介患者さまなら初診予約
の意見交換の会を設定しました。今後も病院医師と
ができるよう院内で体制を変更し、医療連携室で初
医師会の先生との更なる連携を取るべく、活発な意
診予約をお取りできるように変更したこと。この二
見交換の場を提供していければと考えています。
つの点が改善された点です。
これからも医療連携推進のため、ご意見・質問など
また医療業務推進グループとも協力してPET-
がございましたら電話・FAXなどでご連絡くださ
CT検査の共同利用の推進を積極的に行ってまいり
い。すぐに対応してまいります。
ました。当院は、回復リハなどの療養病床やPET
事務部 阿部 精二
【1年間の報告】
間と労力を割かれましたが、一歩一歩前進の充実し
武蔵村山病院開院2年目の18年度のテーマは、第
た一年間でした。
2次病棟オープン(平成18年5月:52床)と業績の
また、年度末の東京都社会保険事務局の検査が無
改善計画(増収策と経費節減)の立案と実施でし
事終了し、事務部門としては、ほっとした気持ちで
た。病棟のオープンは、医師・看護部が中心となり、
年度末を迎えられました。
オープン間もなく満床となり、順調な滑り出しでし
た。これが、今期の増収の原動力となりました。さ
【来年度の目標】
らに、「医療業務推進グループ」を立上げ病床利用
日本医療機能評価機構の受審対策を通じて、病院
率のアップとPET健診部門の営業推進に力を入れ、
内の規則、体制整備のサポート役を果たすことを最
時間はかかりましたが大きな成果をあげ、来期に繋
重要目標とする。
げることができました。また、業務改善会議を中心
1.病棟の全面オープンのサポート(平成19年6
にした経費節減運動により、職員の経費節約意識も
高まり、物品の購入だけでなく、残業、超過出勤の
削減等大きな成果を生むことができました。開院2
月:小児科病棟24床)
2.日本病院機能評価機構受審への主導的役割(計
画・体制整備)
年目で院内ルールの策定と職員への徹底、さらに、
3.診療体制整備のサポート
駐車場不足から外来待ち時間の問題まで、幅広い院
4.人事制度・研修制度の確立
内の諸問題の解決や各科との調整のために膨大な時
5.事業計画および業績改善具体案の策定
総務課 荻野 嘉代
検査などの検査装置・放射線治療装置を持っている
【来年度の目標】
ため、地域の中核となる基幹病院に患者さまのご紹
1.地域の医療機関との連携推進
【1年間の報告】
【来年度の目標】
介をお願いし、病床や検査方法のご案内をして紹介
2.基幹病院との連携推進
総務課は、総務・医局秘書・衛生管理によって構
1.医療機能評価受審
数の増大を図っています。また一般病床の入院や診
3.紹介患者さま受入体制の確立
成され、いずれも大和会の基本方針である「利用さ
医療機能評価の認定に向け、事務局として、ス
れる方々のために」を心がけ、患者さまはもちろん、
ムーズに審査が受けられるよう準備を進めます。
医療業務推進グループ 堀江 富雄
職員に対してのサービスを念頭に業務を行っていま
2.課員の知識向上
す。
常に適切・迅速な対応が出来るよう、課員の知
2年目となる平成18年度は、業務の流れをつかみ、
識レベルを高め、スキルアップを目指します。
【1年間の報告】
足された「大和会がん診療委員会」が追い風となり、
比較的落ち着いたスタートでしたが、その後、課員
グループ発足の経緯をまず記します。医療業務推
徐々に上がってきました。
の異動が相次ぎ、様々なやり繰りを強いられる慌た
市の基本健診など、新事業がスタートします。
だしい一年となりました。また、急な欠員が発生し
電話対応の窓口として、患者さまが安心して来院
できるよう、丁寧な対応に努めます。
進グループは、武蔵村山病院の主に回復期リハビリ
病棟、介護療養病棟、PET検診利用者、透析患者
【来年度の目標】
た部署に対し、応援人員の派遣を行うなど、事務部
の増加を目的として、平成18年6月1日に発足し、
画像診断・PETセンターや医療連携室と連携し
門の基幹としての役割を果し、これは他部門の業務
7月1日より本稼動しました。メンバーとして専任
て、次の目標の成就に努めます。
内容を知る良い機会でもありました。
のPET職員の他に、医療連携室主任と医療相談室
1.PETの有用性を広く地域に広報し、利用してい
年明けから新課員の加入や、医療連携室の総務課
主任が兼務となりました。
ただく。
活 動 報 告
活 動 報 告
【1年間の報告】
〈事務部門〉
3.接遇の向上
室内への移動などがあり、新たな年度に向け態勢が
その後、グループの主要業務を当面PET事業部
(1)月間予約目標数165名(平成19年5月までに)
整いつつあります。とりわけ医療連携室と同一居室
門に絞り、グループ長と課員1名の計2名体制とな
(2)月間予約目標数203名(平成20年5月までに)
になったことは、部署間の連携強化の一端となり、
り、PET-CTの利用増加を保険、健診両面から
2.脳PETによる認知症診断の確立
今後の好材料になると期待しています。
目指し現在に至っています。
3.良好な電話対応、接客、接遇の維持向上
PET事業の業績は、関連部署の協力や9月に発
84
85
医事課・診療情報管理室 直井 智之
活 動 報 告
【1年間の報告】
【来年度の目標】
今年は医事課にとって、また病院にとっても大変
そして12月、今度はDPC準備病院への登録を視
大きな出来事である診療報酬点数改定がありました。
野に入れることが決まり、診療情報管理室と協同で
今回は従来より厳しく、大きな改定であったと感じ
1月より作業が始まりました。ICDデータは開院
ます。
より作成していましたが、それがいよいよ本番を迎
当院においては介護療養病棟が2011年度には制度
えるにあたり、院内、医事課内での基盤作りに入り
廃止となってしまう点、医療療養病棟では患者の状
ました。
態によって入院料が変わる医療区分制度の導入、リ
来年度はこのDPC準備病院への手上げと同時
ハビリにおいては算定上限日数の設定と、当院の根
に、診療情報管理室の独立した組織体制を作り上げ
幹に関わる部分に非常に影響が出た改定であったと
ることも目標の1つとしていきたいと思います。当
言えると思います。
課は昨年同様、少ない人数でどう回すかをいつも考
2月より情報を収集し、3月には医局会、看護師
え、結果みんなが協力し成り立っているということ
長会において改定内容を伝え、当院がどの基準(点
を、今年の業務を通し、より一層感じることが出来
数)を取って行くかなどを検討しました。その厳し
た1年でした。
[Ⅱ]2006年度大和会活動報告
介護老人保健施設 東大和ケアセンター
い改定の中でも、看護基準の内容が改定されると同
時にランクアップ出来た点は非常に良かったと思い
ます。そして改定の混乱が終局に向かう中、5月に
は5A病棟がオープンし、7月には医療区分制度が
その病棟で始まり、10月には同病棟での生活療養費
という新たな点数制度が開始と、11月位まではほと
んど点数改定の連続という感じでした。また、3月
には急遽、社会保険庁の施設基準の立入り調査も入
り、慌ただしく1年間が過ぎたように思います。
86
87
東大和ケアセンターの1年 介護老人保健施設 東大和ケアセンター
施設長 佐々木 克
平成18年度は介護保険制度が施行され2回目の大きな改正となりました。財政的に脆弱な保険原資と
給付抑制から介護報酬は減額となったほか、従前の介護給付を2つに分け、予防給付は要支援の方を、
介護給付は要介護の方を対象にサービス提供を行うこととなりました。
制度改正は必要不可欠なものではありますが、介護の現場と国が考える「制度」があまりにも実態
と乖離していること、常に見切り発車的にスタートしてしまうパターンは、私たち事業者はともかく、
「介護サービス」を日常生活として利用している利用者さまにとっては大変な負担であろうと思います。
改正内容が利用者さまにプラスに働くことを願ってやみません。
さて、本改正では「外見」ではなく「中身」を、いわゆる実績重視となり、管理栄養士やリハビリス
タッフの計画的アプローチを介護計画(ケアプラン)と一体となって実施できているか、真に在宅復帰
を推進しているか等の課題が介護老人保健施設に投げかけられました。前者の各種マネジメントは1年
を通し概ね施設に定着したと考えていますが、後者の在宅復帰はご家族側のマンパワーや住宅事情が影
響し、顕著な実績を挙げることができませんでした。今後の課題といえると思います。
18年度は制度改正以外にも「介護情報サービスの公表制度」が始まり、施設運営状況をネット上から
利用者さま、ご家族が見ることができ、施設を選択できる手段が増えました。
施設のトピックスでは自衛消防操法大会に老健単独の編成部隊を出場させたこと、介護職員を主任に
登用し管理体制を磐石なものとしたことが挙げられます。これらは当施設のサービス向上に必ず反映さ
れるものと信じています。
また今年度のキーワードは「安全管理」の一語につきます。当年度冬に全国的にノロウィルス様の嘔
吐下痢状況が流行したこと、当施設内でもそれに類似した事態が発生し、施設一丸となって対応、終息
させたことは感染予防を積極的に推進していた私たちにとっては少なからずショックなことでした。し
かし、この経験から多くのものを学びえたことも事実です。幸いなことに重症化することもなく一定の
間に終息しましたが、利用者さま、ご家族を大変不安な気持ちにさせてしまったことは申し訳なかった
と感じています。
今、介護の現場は利用者さまの高齢化、医療ニーズの必要な方、認知症など一人ひとりが重介護にな
りつつあり、本当に目まぐるしい状態です。若者が介護の現場から逃げていく現状が周知されています
が、日本経済の立ち直り、民間介護事業所の参入等により介護を担う人材が非常に流動的となっている
ことも否めません。施設の「質」を維持し、サービスを向上させるということは、行き着くところは
「人」であり「人材」、いや「人財」なのです。職員が意欲を持って働ける環境づくりが利用者さまへ
のサービス向上に反映できるよう、さまざまな「しくみ」を考えていきたいと思います。人生の先輩方
である利用者さまの笑顔をいくつも見られるよう、来年度も邁進してまいります。
88
89
事務部門 長島 賢治
【1年間の報告】
また今年度、事務部門で掲げた介護報酬改正の対
今年度の利用状況は、入所者延数 35,576人(前年
応については施設各部署の協力もあり、滞りなく移
度に比し234人減)、通所者延数 12,344人(前年度に
行できました。 比し1,239人増)という結果でした。入所、通所サー
ビスは年間を通じて高い利用率を維持し、多くの方
【来年度の目標】
に当施設をご利用いただけたことは大変意義のある
当施設で提供している利用者サービスは改善の余
ことだと感じています。
地があるものが少なくありません。「説明」の均質化、
「同意」のとり方にはじまり、手順等が統一できて
され、利用者さまは年々介護量が増し重度化傾向と
いないものも散見されます。ISOに及ばずとも業
なる一方、介護量に見合った「介護度」がつかない
務手順や担当者の役割を徹底し、今よりも明確にす
方が多く、労働対価と実際の収入がミスマッチに
ること、更に利用者本位のCS活動を推進し、きめ
なってきているのが昨今の現状です。1年を振り返
の細かい利用者サービスを施設全体で提供できるよ
りますと①在宅復帰率の低迷②予防給付のプログラ
うにしたいと考えています。事務部門として説明資
ム構築が不十分であり、これらは今後の施設課題と
料の作成から職員教育まで、協力できるものを現場
いえます。
と一緒に実施していきたいと考えています。
所ともに個別リハビリ対象者の拡大を図り、ほぼ
たため、4F及び通所リハビリを別の曜日に設定
し継続実施しました。
8割の利用者さまに個別リハビリを実施すること
ができました。本改正から病院を退院した方、在
【来年度の目標】
宅にて何らかの病気や怪我によりADLが低下し
1.入所・通所利用者さまにリハビリマネジメント
た方を対象に、1対1の個別リハビリを短期集中
計画を作成し、確実に実行します。リハビリ計画
リハビリテーション加算として実施しました。ま
の趣旨から評価、実施まできめ細かく説明し、納
た、在宅復帰を目指す軽度認知症の利用者さまを
得のいくサービスを提供できるよう努力します。
対象に、件数は少ないですが認知症短期集中リハ
2.在宅復帰を目標とする入所者さまには「個別リ
ビリテーションを実施しました。
ハビリと生活リハビリ」を併せて提供し、機能回
3.今年度から通所リハビリの利用者さまのサービ
復・動作能力の回復を図ります。また、退所に向
ス担当者会議が招集されることが多くなり、ご家
けて訪問指導、家族指導を他職種と協力して積極
族をはじめ、他機関、多職種の方と環境・動作面
的に行います。
で意見交換する機会が増えました。
3.通所利用者さまには退院や退所後の短期集中リ
4.東大和市から委託された地域支援事業・筋力向
ハビリテーションを実施すると共に、継続してリ
上トレーニングの会場が、今年度より当施設2F
ハビリが必要な方には生活動作や体力の維持目的
多目的ホール内に移り、スタッフの一員として従
に個別リハビリを実施します。サービス担当者会
事しました。
議、訪問指導などを活用し、在宅生活の維持・改
5.昨年度から始めた片麻痺体操の対象者が増加し
活 動 報 告
活 動 報 告
然しながら高齢化と介護保険上の給付抑制が反映
2.平成 18年 4月の介護報酬改正により、入所 ・通
善を効果的に進められるように努めます。
入所部門 喜多村 明子・荻田 絵美子
【1年間の報告】
を変え、コーヒーや紅茶のサービスの提供で好評
今年度の両フロア共通目標であった3項目につい
でしたが、定期回数をどのくらいに設定するかが
て達成状況を報告します。
今後の課題と言えます。
1.情報の共有化
通所リハビリテーション部門 西口 多喜子
【1年間の報告】
の8~9割の方が利用されており、家族の休養や介
介護報酬改正により、居宅介護サービスである通
護負担の軽減及び利用者さま自身の生活リズムを維
守秘義務については職員一人ひとりがその重要性
【来年度の目標】
所リハビリ(デイケア)の役割が更に重要になった
持するというニーズに対応できていると考えていま
を認識し、情報を整理した上で各職種と連携をとり
来年度の目標についても両フロア共通とします。
と思われます。通所サービスは予防給付と介護給付
す。
ながら総合的なケアサービスの提供ができました。
1.利用者さま満足度の向上
に別れ、予防給付には特別なプログラムを設定する
高品質なケアの提供を図りながら、ゆとりある
など、介護予防分野に、より重点が置かれるように
【来年度の目標】
なりました。
1.地域の皆さまに選ばれる通所リハビリ施設を目
2.個別ケアの向上
職員をグループ分けし、グループ毎にミーティ
落ち着いた看護・介護を実践します。
ングを重ねることで個々のレベルアップを図るこ
2.新体制づくりと職員教育体制の確立
通所利用者の中には要支援となり予防給付に移行
指し、利用者さま本位のサービス提供を行うため
とはできましたが、利用者さまの生活スタイルに
組織力を高め、人材育成に努めます。教育プ
された方が約2割発生し、介護予防・自立支援に向
に、CS調査の継続や個別の要望事項に対応しな
がら顧客満足度の向上を図ります。
合わせた工夫あるケアプラン計画については実施
ログラムの作成や各種マニュアルの見直しを図り、
けた受け入れ態勢の整備を柔軟に行ってきました。
困難でした。
専門職としての意識を高めていきます。
ケアプランを担当する地域の包括支援センターや、
3.ゆとりある空間づくり
居宅介護支援事業者が主催するサービス担当者会議
「ゆとり」あるかかわりを通し、利用者さまが
利用者さまが楽しみ、脳細胞を活性化させなが
への参加やモニタリングなど、居宅介護サービス特
楽しみながら療養生活が送れるように実施したの
ら療養生活が送れるよう、充実したケアサービス
有の連携業務の比重が増えてまいりました。
が、おやつの時間の工夫でした。フロアの雰囲気
の提供を志向します。
大規模通所事業所としてより多くの利用者さまの
3.ゆとりある空間づくり
ニーズに対応していくために、業務の効率化を目的
リハビリテーション部門 永井 なつめ
【1年間の報告】
年2月より常勤職員となりました(平成19年3月
1.平成 18年 4月に、作業療法士が1名入職し、同
現在は理学療法士2名、作業療法士2名、リハビ
年 9月から理学療法士1名が非常勤入職、平成 19
90
リ助手2名)。
2.利用者さまに地域の居宅介護支援事業者並びに
包括支援センターとの連携を推進します。
3.業務改善の一環として帳票類や事務書類の管理
を見直し、業務の効率化につなげます。
4.常に職場環境に気を配り、整理・整頓・清潔を
心がけ、業務の効率化と安全性向上を志向します。
にサービスの見直しと業務改善も取り組みました。
5.職員の満足度向上を目指し、働きがい・学びが
その一つとして送迎時間連絡廃止に伴う「お迎え時
いのある職場となるよう、目標を持って業務に取
間の原則固定化」を実行し、その分新たな時間が捻
り組める環境を作っていきます。
出され、利用さまへの対応やケアにゆとりが生まれ
ました。
また、7月から祝日営業を開始、現在、平日利用
91
相談部門 洲戸 久美子
【1年間の報告】
ドの空き情報等を早い段階で連絡しました。その
1年を振り返ると、入所を希望される方は認知症、
ため、年間を通して入所率98%をほぼ維持できま
医療行為を必要とされる方の申込みが増えてきたこ
した。
とがあり、在宅復帰よりも施設・病院での療養を希
4.在宅復帰支援
望される方の相談が大半を占めていました。そのよ
年々、在宅復帰を希望される方が減ってきている
うな中で、以下のことを目標に業務に取り組みまし
こともあり、昨年より在宅退所者が減少しました。
た。
在宅復帰支援施設としての役割を発揮するため、一
1.相談技術の向上
人でも多くの利用者さまが在宅復帰できるよう支援
相談員全体会、各種研修会に参加することで、
していきたいと考えています。
相談員としてのスキルアップに努めました。
2.相談業務日報の整備
【来年度の目標】
入所率向上はもちろん、在宅復帰・在宅支援のた
談内容を共有することで、早めにベッド調整がで
め、より一層、施設内外の連携を強めていきたいと
きました。また、互いの業務量を把握し、業務が
思います。また、介護療養型施設の廃止、医療療養
偏らないように相談件数を振り分けました。
型施設の縮小に伴い、介護老人保健施設に医療行為
3.入所率の堅持
毎年入所率が下がる傾向にある時期には、利用
を必要とする方の申込みが増加傾向であり、今後の
2.夏体験ボランティア
が増え、ご支援ご協力を賜わりました。
夏休みを利用した恒例のボランティアで、7名
1.活動内容
のボランティアが参加しました。
(1)老人介護
3.懇話会の開催
曜日や週にばらつきはありますが、今年も複
平成18年9月5日にボランティア懇話会を開催し
数のボランティアに協力を得て、より良い環境
ました。日々の活動の中で感じている不満や要望、
整備に取り組むことが出来ました。
また感謝の言葉など様々な意見を聞くことが出来
(2)趣味活動
ました。これを受け、改善できるものは早期に実
今年は「ちぎり絵」「絵手紙」「フラワーアレ
施し、活動しやすい環境整備に力を入れていきた
ンジメント」「カラオケ」「囲碁」
「車椅子ダンス」
いと思います。
「生け花」
「音楽実践」
「草笛」
「編み物」
「俳句」
「江
戸川柳」「詩吟」「書道」「刺繍」「押し花」の全
【来年度の目標】
16種のボランティアに参加していただきました。
来年度は職員とボランティアとの連携をより密に
また、車椅子ダンスに2名、詩吟に1名加わり、
し、利用者サービス向上につなげる事ができればと
江戸川柳は今年からの新規参加です。
思います。また、老人介護の部門で活動できる方を
(3)行事参加
10組のボランティア団体に参加していただき、
活 動 報 告
活 動 報 告
6月から相談業務日報を整備し、相談員間で相
動でも江戸川柳をご指導いただくボランティア1名
広く募集し、積極的なPRを実施していきたいと考
えています。
季節に合った活動をしていただきました。
対応を検討していきたいと思います。
待機者を増やすために、関係部署や事業所にベッ
栄養部門 高吉 千佳子
【1年間の報告】
質を向上させました。
入所、通所の利用者さまには「目で見る楽しさ、
栄養ケアマネジメントでは、低栄養状態にある利
舌で味わう喜びを感じていただけるような食のサー
用者さまに対して栄養管理を充実させ、低栄養の改
ビスの提供」を目標に、日々の業務に取り組んでき
善に努めました。
ました。イベント食としてまぐろ解体ショー、そば
打ちを実施し、当日の昼食には鉄火丼や天ぷらそば
をご提供し、好評を博しました。
喫食状況を把握するために、1週間の残食調査を
【来年度の目標】
1. 食 の イ ベ ン ト を 年 2 回 実 施 ( ま ぐ ろ 解 体
ショー・そば打ち等)
行い、残食率を算出したところ、汁物・副菜は13%、
2.ソフト食の開発(オリジナル食の開発)
粥12%、フルーツ10%、主菜・米飯9%でした。更
3.在宅パスの活用による食の支援活動(栄養相談
に2日間のメニューに対して嗜好調査を行ない、そ
の結果に基づき献立作成並びに調理の味付けを工夫、
改善致しました。年度後半にはおやつの有料化に伴
の実施)
4.栄養ケアマネジメントの充実(低栄養状態の利
用者さまへの積極的なアプローチ)
い、メニュー内容の充実、1品あたりの原価を上げ、
ボランティア活動 布施 道孝
92
【1年間の報告】
議会が主催する「夏体験ボランティア」の受け入れ
今年度も老人介護・趣味活動・行事参加のボラン
など、多数のボランティアの方々が当施設で活動さ
ティアの他、単発的には夏休み期間中に社会福祉協
れました。老人介護では参加者が1名増え、趣味活
93
[Ⅱ]2006年度大和会活動報告
村山大和診療所
東大和市在宅介護支援センター ひがしやまと
東大和訪問看護ステーション
指定居宅介護支援事業所 東大和病院ケアサポート
指定訪問介護事業所 東大和ヘルパーステーション
えのき訪問看護ステーション
指定居宅介護支援事業所 武蔵村山病院ケアサポート
94
95
〈在宅部門〉
村山大和診療所 佐々木 秀美
【1年間の報告】
最期を迎える場所として、「住み慣れた我が家」を
大和会は、在宅療養支援診療所として村山大和診
選ぶ患者さまが増えてくると予想されます。
療所を平成18年10月1日に開設し、24時間体制でター
在宅医療の需要が高まるなか、当診療所の果たす
ミナルや慢性疾患等で通院困難な患者さまの訪問診
役割の大きさと責任の重さを強く感じております。
療を行っております。
村山大和診療所の強みは、大和会の病院と訪問看
【来年度の目標】
護ステーションによるバックアップ体制があること
1.良質な在宅医療を提供できるよう、日々自己
と、必要な情報を電子カルテを通し共有できること
研鑽に努め、専門職としての質の向上を図ります
です。この強みを活かし、よりスムーズな連携のも
(研修や勉強会への積極的参加)
を送れるよう支援させて頂いております。
患者さまの数は月平均で13~14名、半年間で延
人数82名、訪問延回数は186回となりました。また、
終了者数は17名で、その内の8名が在宅で、ご家族
2.大和会の関係各部署との連携を強化し、業務の
効率化と利用率の向上を図ります
3.リスク回避と問題解決のため、訪問看護とのカ
ンファレンスを定期的に行います
4.ネットワーク・チームワーク・フットワーク
に見守られながら最期を迎えております。
を大切に、在宅療養に関する情報や制度を把握し、
4年後には介護療養型病床が廃止される予定です。
患者さまに不利益を与えないよう努力します
それに伴い、今後、療養の場所として、また人生の
東大和市在宅介護支援センター ひがしやまと 名越 一江
【1年間の報告】
【来年度の目標】
在宅介護支援センター ひがしやまとは東大和市
1.地域の在宅の高齢者等の福祉に関する相談及び
からの委託事業で、職員は1人体制です。18年4月
必要な助言と高齢者等の心身、生活、家族等の状
に介護保険制度の見直しが行われ、介護を取り巻く
況等の実態把握
環境は大きく変化しました。地域包括支援センター
の窓口として、地域高齢者や家族などの身近な総合
2.介護予防事業となる介護予防教室を開催し、高
齢者のQOLを高めていく
相談窓口、要援護高齢者の早期発見に努めてきまし
3.地域包括支援センターの窓口機関として(広報、
た。地域の皆さま方の願いは、住み慣れた家や地域
説明、介護保険制度、高齢者福祉保険サービス等
で安心して暮らし、人として尊厳のある生活を送る
の説明)各関係機関と連携を取りながら業務の遂
事だと思います。この様なことを心に留め、訪問調
行に努める
査をしてきました。市の保健、福祉サービスの申請
代行、適切なサービス利用に向けた関係機関との調
4.研修会、講演会などに積極的に参加して自己研
鑽に努める
整、高齢者支援のネットワークの働きかけなどに携
わってきました。又、担当地区の在宅介護支援セ
ンター相談協力員との連絡会議を、年に2回開催
し、介護予防事業として転倒予防教室や各支援セン
ター主催で、
『お気楽げんき体操教室』と題し、栄養、
口腔、尿失禁を3回開催し、好評を得た事で、在宅
介護支援センターの位置づけを行い、業務を執行し
てきました。
96
97
活 動 報 告
と、患者さまやご家族が安心してご自宅で療養生活
東大和訪問看護ステーション 篠原 かおる
【1年間の報告】
平成18年度は4つの目標を掲げ取り組んで参りま
開催などが今後の課題です。
3.訪問リハビリの充実
した。
理学療法士が2名体制になったことで地域の
1.地域の各種サービスとの連携
ニーズに対応することが出来ました。
新規依頼件数は月平均10件以上ありました。自
4.看護師・理学療法士・事務員の質的向上
宅への訪問回数が多く、利用者さまの身体状況が
大和会の接遇大会と研究集会において優秀賞を
把握でき、家族との関わりの多い訪問看護師・理
いただきました。
今後のケアに反映できると思います。平成18年度は
(1)利用者の安全確保
利用者さまの「満足度アンケート調査」、スタッフ
(2)健全な業務運営と情報公開
の「満足度アンケート調査」を実施しました。利用
(3)効率的な人員配置
者さまの生の声を真摯に受け止め利用者さまに「安
2.専門性の向上
心」「ほっとする」と感じていただけるサービス提
(1)定期的な研修、勉強会の参加
供を心がけ、事故防止に努めたいと思います。
(2)定期的なカンファレンスの充実
(3)接遇
【来年度の目標】
3.その他
1.運営基盤の充実
(1)他職種との連携
学療法士ならではの役割を充分生かし、関係機関
に必要な情報を細やかに連絡するように努めた事
【来年度の目標】
と、質の高い看護・リハビリの技術を提供するよ
1.地域関係機関との連携
う努めた事で、地域からの信頼が得られた結果と
(1)地域ニーズに対応した質の高い看護・リハビ
えのき訪問看護ステーション 阪下 典子
ています。より良い連携体制を整え努力をしていき
開設当初は看護師3名でしたが、現在は看護師5
たいと思います。
村山大和診療所の開設までに取り組んだ、定期
2.村山大和診療所との連携強化
名・理学療法士2名(うち1名院内と兼務)と規模
的(週1回)な病棟訪問を実行した事で病院看護
(1)定期カンファレンスの開催
も大きくなり始めています。
【来年度の目標】
師とのコミュニケーションが取り易くなり、お互
3.訪問看護師・理学療法士・事務職員の質的向上
いの役割の理解につながったことを実感しており
(1)外部研修への積極的な参加
平成18年度は介護保険制度の改正がありました。利
平成19年度はより良いサービス提供を目標とし、
ます。しかし、全体的には訪問看護に対する理解
(2)研究発表などの推進
用者さまやサービス提供をする看護師スタッフにと
大和会の基本方針に沿い、ステーション全体の向上
はまだ低い為、勉強会やケースカンファレンスの
(3)精神看護領域の研修参加
りましても大変なスタートでありましたが、理学療
をしていきたいと考えています。
法士がスタッフとして加わったことで、新たに地域
1.スタッフ体制を整備し、効率的な訪問看護活動
活 動 報 告
リの提供
社会のニーズに応え多様なサービス提供が出来たと
実感しています。
指定居宅介護支援事業所 東大和病院ケアサポート 桜井 裕二郎
【1年間の報告】
平成18年度ケアプラン年間請求件数は1,662件と
なってきます。今年度一緒に関わったケースは数件
1.ケアプラン受け入れ体制の充実
でしたが、関わったすべてのケースが高く評価され
4月から新入職員を1人加え、5人体制となり
らは、平成18年度介護保険法改正により、1人あた
ます。居宅介護支援依頼はさることながら、介護
りケアマネジャーが担当できる利用者数が35件と決
予防支援依頼に関しても充分、応えられるように
められたことに起因しています。4月の介護保険法
していきます。
2.法人内の各部門及び地域諸事業所との連携
予防支援、記録・モニタリングの徹底、サービス担
ケアマネジャーにとって、他職種との協働が欠
当者会議の定期開催と、業務量は増えました。その
かせません。日頃から他職種とコミュニケーショ
結果、新規契約が思うように伸びず、併設病院から
ンをとることで、迅速に利用者さまのニーズに応
の依頼に対しても、充分に応えられた年とはいえま
えていきます。
せんでした。 3.健全な事業収支
以上、3点を目標とし業務を行っていきます。
指定訪問介護事業所 東大和ヘルパーステーション 綾部 光子
98
まで以上に院内と在宅部門との連携体制が重要と
【来年度の目標】
なり、前年度に比べ、475件減となりました。これ
改正でケアマネジャーの動きも一変しました。介護
また、大和会の訪問診療が充実したことで、これ
活 動 報 告
【1年間の報告】
(2)診療所などへの定期的な訪問
思われます。
2.大和会内部との連携強化
を目指す
2.医局、病棟、医療相談、医療連携室との連携シ
ステムを見直し、院内連携強化に重点を置く
3.「質の高いケア」を提供し、新規利用者さまへ
のアプローチを図る
指定居宅介護支援事業所 武蔵村山病院ケアサポート 白谷 亜希
【1年間の報告】
り組んで参りました。また利用者さまが大和会サー
今年度は介護保険制度の改正から始まりました。
ビスを選択し活用していただくにあたっては、院内
新たに介護予防制度もはじまり、利用者さまへ新し
の連携が重要となると感じ、院内でも医局会などで
い制度の説明をしたりと慌ただしい始まりでした。
先生方へお話をする機会もありました。連携に関し
居宅介護支援事業所としては、1人あたりの担当件
てはまだまだ課題も多く、来年度も引き続き努力を
数などが明確化され35名までとなりました。それに
していきたいと思います。
より、細かい利用者さまへのアセスメントやサービ
ス担当者会議を行うことを求められ、今まで以上に
【来年度の目標】
質の高いケアマネジメントを求められるようになり
1.人材の育成と専門的知識の習得
ました。また介護サービス情報の公表制度もはじま
勉強会、研修への積極的参加
り、利用者さまが自ら選択しサービスを利用する形
2.利用者さまへの質の高いケアマネジメントの提供
ケースカンファレンスやサービス担当者会議の
【1年間の報告】
のは大きな成果です。病院併設、在宅サポートセン
となってきています。
平成18年度は介護保険制度改正により、サービス
ターとの連携のもと悪性疾患、難病等の介護度の高
今年度は研修にも参加しより質の高いケアマネジ
の運営基準改正の厳しい年でもありました。しかし、
い利用者さまのケアにかかわることができました。
メントを目指しました。地域の事業所との連携も行
3.大和会在宅部門との連携体制の確立
障害者自立支援事業の知的障害部門にて、深夜の泊
そして、業務の標準化のマニュアルを、非常勤、登
いながら、在宅で利用者さまの生活を支えるために
院内との連携を強化し在宅介護への移行が円滑
まり対応を受け、ご家族の介護負担の軽減に努めた
録スタッフ一丸となり作成することができたことは
適宜サービス担当者会議を開催したりと積極的に取
開催
に進むよう整備します
99
[Ⅲ]統 計
東大和病院
第1部 病院概略
第2部 その他の統計
武蔵村山病院
第1部 病院概略
第2部 その他の統計
利用者状況
介護老人保健施設 東大和ケアセンター
村山大和診療所
東大和市在宅介護支援センター ひがしやまと
東大和訪問看護ステーション
指定居宅介護支援事業所 東大和病院ケアサポート
指定訪問介護事業所 東大和ヘルパーステーション
えのき訪問看護ステーション
指定居宅介護支援事業所 武蔵村山病院ケアサポート
100
101
東大和病院
■第1部 病院概略
東大和病院は人口約8万人を有する東大和市
を中心に病床数 274 床の一般病院として地域に
40km
根ざした医療を展開、また急性期病院として脳
20km
卒中や心疾患をはじめとする救急疾患に対応、
所沢
救急搬送件数は年間 5000 台を超えています。
また、地域がん診療連携拠点病院、東京都災害
東大和市
武蔵村山市
東京
拠点病院、臨床研修医指定病院に指定されてい
立川
八王子
ます。
多摩
統
統
診 療 圏
外 来 診 療 圏
計
計
その他
7.1%
昭島市
0.2%
国立市
0.3%
その他
10.0%
国立市
0.3%
国分寺市
1.4%
国分寺市
1.1%
東村山市
7.2%
東村山市
8.3%
立川市
8.1%
小平市
10.4%
入 院 診 療 圏
東大和市
49.1%
東大和市
38.5%
立川市
11.9%
武蔵村山市
16.5%
小平市
12.7%
武蔵村山市
16.9%
(平成18年度平均)
102
103
外 来 患 者 数推移 (平成9年度〜18年度)
各科別月間紹介患者数及び月間紹介数
単位(件)
年間外来患者延数(人) 月平均外来患者数(人) 一日平均外来患者数(人)
平成18年
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
平成19年
2月
3月
207,429
17,286
703
平成10年度
213,450
17,788
724
内
科
10
10
6
6
7
6
3
6
6
2
2
4
68
平成11年度
235,512
19,626
798
形 成 外 科
24
36
42
24
26
26
31
35
30
23
25
25
347
平成12年度
259,158
21,597
879
消 化 器 科
136
121
150
130
148
140
148
146
133
119
126
120
1,617
平成13年度
262,274
21,856
889
各
整 形 外 科
42
54
58
79
57
52
52
44
43
73
67
58
679
平成14年度
254,019
21,168
861
科
泌 尿 器 科
27
42
26
26
20
32
41
33
36
38
28
47
396
の
脳神経外科
52
59
61
53
41
45
78
38
48
42
59
59
635
循 環 器 科
15
16
13
11
18
21
15
17
13
8
9
5
161
45
41
34
39
35
27
45
39
38
43
27
42
455
科
4
2
5
2
4
4
6
9
5
6
6
1
54
4月
平成15年度
218,284
18,190
740
平成16年度
211,288
17,607
716
平成17年度
165,073
13,756
560
さ
呼 吸 器 科
511
れ
外
平成18年度
150,879
12,573
紹
介
た
人
科
19
16
15
35
28
27
21
22
12
11
8
9
223
透
析
科
4
3
29
29
0
2
0
0
0
0
2
0
69
の
救 急 外 来
38
32
7
12
34
32
35
27
44
25
39
37
362
数
者
平均在院日数(日)※
許可病床数(床)
1月
婦
患
入 院 患 者 数推移 (平成9年度〜18年度)
退院患者数(人)
病床利用率(%)
神 経 内 科
15
9
1
2
6
5
11
6
4
5
6
6
76
平成 9 年度
68,645
3,401
3,396
96.0
20.2
196
心臓血管外科
23
14
22
26
23
29
30
30
31
21
21
27
297
平成10年度
78,279
4,363
4,335
90.1
18.0
238
化学療法科
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
1
0
1
平成11年度
80,090
4,787
4,788
92.2
16.7
238
合
454
455
469
474
447
448
516
452
443
416
426
440
5,440
平成12年度
78,886
4,846
4,861
90.8
16.3
238
平成13年度
82,745
5,327
5,292
82.7
15.6
274
平成14年度
87,693
6,212
6,205
87.7
14.1
274
平成15年度
87,117
6,525
6,536
87.1
13.4
274
平成16年度
89,761
6,654
6,630
89.8
13.4
274
平成17年度
90,569
6,177
6,185
96.8
14.6
274
平成18年度
86,982
6,551
6,568
93.6
13.2
274
計
計
計
新入院患者数(人)
各 科 別 平 均 在 院 日 数 (平成14年度〜18年度)
入 院 患 者 数 推 移
在院患者延数(千人)
新入院患者数(千人)
統
統
在院患者延数(人)
※亜急性期を含む
単位(日)
内
平均在院日数(日)
在院患者延数
新入院患者数
平均在院日数
40
100
80
35
60
30
40
25
20
20
7
6
5
4
3
2
1
0
科
呼
器
吸 消
科 器
化
外
科
科
循
器
環 整
科 外
形 形
科 外
成
泌
脳外科
科
器
尿
婦人科 小児科 耳鼻科 眼
科
平成14年度
17.1
18.4
12.9
1.0
11.4
28.1
12.2
22.9
5.6
4.3
平成15年度
21.9
20.6
13.7
0.6
11.9
24.5
14.0
16.3
4.0
9.0
平成16年度
23.2
20.4
12.8
0.4
12.5
18.7
14.6
15.2
4.8
平成17年度
18.0
20.8
13.3
0
11.7
21.0
10.9
16.8
平成18年度
8.5
17.7
11.4
0
10.7
17.8
8.5
17.3
科 合
計
6.5
0.2
14.1
0.5
0.2
13.4
12.0
4.1
0.8
12.8
4.6
10.0
3.8
1.0
13.6
5.3
11.0
3.3
12.4
(注)亜急性期を含まない
15
10
5
0
昭和50年度
104
合計
平成 9 年度
昭和55年度
昭和60年度
平成元年度
平成5年度
平成10年度
平成15年度
105
救急車搬送状況 科別月別推移(平成18年4月〜平成19年3月)
病 棟 稼 働 率 (平成18年4月〜平成19年3月)
フロア別病床充足率
単位(人)
内
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
合計
前年度合計
(112.2%) (104.3%) (102.8%) (98.9%) (123.1%) (124.4%) (121.5%) (113.9%) (115.6%) (118.8%) (119.6%) (118.3%) (114.5%) (108.9%)
2 階
88.9%
78.5%
75.0%
76.9%
91.4%
91.7%
90.3%
84.4%
85.5%
87.6%
91.1%
90.9%
86.0%
80.9%
(93.6%)
(90.7%)
(89.3%)
(85.4%)
(84.1%)
(87.6%)
(85.4%)
(88.6%)
(87.5%)
(89.3%)
(93.9%)
(90.7%)
(88.8%)
(91.0%)
85.2%
82.8%
80.6%
75.1%
74.1%
78.7%
76.0%
78.3%
77.3%
80.7%
82.8%
78.9%
79.1%
81.7%
(99.1%)
(98.9%)
(98.3%)
(99.1%)
(98.2%) (100.1%) (100.9%) (95.5%)
(97.6%)
(98.5%)
(97.2%)
(98.4%)
(98.5%) (100.8%)
91.4%
90.9%
89.4%
90.0%
89.7%
92.3%
88.3%
91.3%
92.0%
91.3%
93.4%
91.1%
(101.5%) (99.1%) (101.2%) (98.5%)
(99.8%)
(97.9%) (101.6%) (97.7%)
(95.2%)
(93.7%)
(93.6%)
(91.7%)
(97.6%) (101.7%)
3 階
4 階
93.1%
93.6%
5 階
科
呼吸器科
消化器科
循環器科
整形外科
形成外科
脳神経外科
泌尿器科
婦 人 科
麻 酔 科
計
4 月
14
31
59
27
130
33
142
9
4
0
449
5 月
13
38
80
25
122
28
162
14
3
0
485
6 月
19
38
78
27
132
32
119
14
0
0
459
7 月
26
36
81
32
122
42
150
14
2
0
505
8 月
33
41
79
32
157
35
122
13
5
0
517
9 月
18
27
62
31
153
27
120
10
1
0
449
10 月
17
31
83
29
132
24
123
5
3
0
447
11 月
21
39
72
32
115
20
134
6
0
0
439
12 月
35
31
110
31
112
40
136
7
5
0
507
1 月
29
36
68
30
100
26
127
17
4
0
437
2 月
24
32
57
31
108
27
128
7
3
0
417
94.7%
92.1%
94.1%
90.2%
92.0%
91.1%
94.2%
90.7%
87.0%
87.7%
87.1%
84.5%
90.5%
94.8%
(90.6%)
(87.6%)
(82.2%)
(82.7%)
(85.9%)
(88.1%)
(93.8%)
(84.0%)
(91.9%)
(81.9%)
(78.9%)
(89.1%)
(86.4%)
(93.1%)
88.8%
83.4%
77.7%
79.8%
80.8%
83.2%
88.3%
80.1%
87.8%
76.9%
69.9%
77.3%
81.1%
88.7%
(100.8%) (100.6%) (96.9%)
(96.0%)
(92.7%)
(97.0%)
(97.8%)
(96.4%)
(95.4%)
(98.2%)
(95.6%)
(94.6%)
(97.2%) (100.4%)
3 月
30
43
82
26
133
37
137
13
2
0
503
合 計
279
423
911
353
1,516
371
1,600
129
32
0
5,614
B5階
6 階
93.8%
89.6%
89.2%
84.5%
89.1%
90.8%
89.3%
87.7%
91.6%
92.3%
89.1%
90.0%
93.7%
(97.1%)
(95.1%)
(93.5%)
(92.3%)
(91.9%)
(93.8%)
(95.2%)
(92.4%)
(93.0%)
(92.6%)
(92.9%)
(92.5%)
(93.5%)
(96.7%)
90.9%
89.0%
87.0%
85.3%
84.8%
87.4%
88.6%
85.9%
86.1%
86.8%
86.2%
85.5%
87.0%
90.6%
統
統
93.6%
合 計
(注) 2階ICUは、6床での計算。
( )は、病床利用率=(在院患者数+退院数+転出数)÷病床数
病床充足率=在院患者数÷病床数
救急車搬送状況把握表(平成18年4月〜平成19年3月)
計
計
単位(人)
(%)
北多摩西部
100
小 平
国分寺
70
4月
5月
平成18年
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
平成19年
3月
備 考
福 生
他の地域
他
昭 島 瑞 穂
計
他
内救外 内入院
24
20
52
1
7
86
11
41
35
8
30
7
3
11
1
15
449
304
136
5月
121
31
21
50
3
10
96
10
39
30
8
28
7
4
6
1
20
485
316
164
6月
111
33
23
50
5
3
90
7
35
41
7
28
4
2
2
0
18
459
302
135
4階
7月
98
43
23
50
5
6
107
20
35
43
10
38
6
3
7
1
10
505
334
165
5階
8月
115
38
30
55
3
12
91
9
46
41
5
25
10
1
15
0
21
517
323
175
B5階
9月
96
24
25
52
1
8
84
13
38
43
8
36
1
4
6
0
10
449
298
148
6階
10月
118
30
17
50
2
8
65
6
41
31
8
38
10
4
5
1
13
447
266
142
11月
97
26
30
39
3
10
78
8
38
26
9
34
10
4
2
0
25
439
284
149
12月
107
27
27
38
2
12
80
11
39
35
6
34
6
3
5
1
74
507
351
148
1月
110
26
18
29
4
12
59
8
32
14
70
8
21
4
0
5
0
17
437
301
139
2月
78
33
13
33
5
7
63
8
24
30
55
8
19
10
0
6
1
24
417
273
142
3月
80
34
27
44
4
10
67
13
34
28
90
4
23
6
1
10
2
26
503
329
170
1,228
369
274
542
38
105
966
124
442
397
215
89
354
81
29
80
8
273 5,614 3,681
1813
3階
80
昭島
97
90
計
合計
106
東 村 山
4月
2階
60
立 川
北多摩
三ツ木 立 川 砂 川 国 立 錦 町 東村山 秋 津 本 町 小 平 小 川 花 小 金 井 戸 倉
西 武
1,597
959
1,532
701
435
29
88
273 5,614 3,681 1,813
107
ICU入室状況 (平成18年4月〜平成19年3月)
救急センター集計表(平成18年4月〜平成19年3月)
単位(件)
内 訳
受診総数
平成18年
内科
外科
平日
日勤
救急車
患者数
内 訳
休日
夜間
平日
日勤
武蔵村山
救 急 車
転 帰
入院
帰宅
転送
特殊治療
死亡
その他
手術
重症度
C A G アンギオ 内 視 鏡
重症
中症
平
患者数延べ数
重症%入
患者数患者数
日
加
軽症
時現在
消化器科
平 日 17
空 床 数
点 滴 数 お 断 り 時 間 外 (1
日平均)
平成18年
48
7
28
7
38
9
17
3
8
2
0
0
5 月
46
193
122
29
99
4.2
56
40
33
27
3
27
11
11
2
9
5
2
2
6 月
49
185
141
5
94
3.8
51
39
16
23
2
32
3
17
14
21
4
9
5
7 月
42
184
112
36
96
4.3
52
52
14
24
2
11
7
1
2
31
7
3
2
8 月
61
229
155
21
99
3.4
67
41
15
28
4
33
13
22
4
37
11
6
5
9 月
58
224
169
1
96
3.7
62
45
30
31
5
43
15
20
2
25
8
6
2
10月
59
226
156
14
96
3.4
54
48
32
26
5
28
18
3
1
41
12
3
2
19
11月
52
204
135
20
99
3.5
65
51
8
25
3
10
6
27
4
29
11
10
6
13
14
12月
53
214
157
8
93
4.3
67
26
59
27
4
24
13
7
2
22
5
19
7
41
16
19
平成19年
1 月
58
220
162
1
98
4.1
59
32
39
28
2
36
18
8
2
40
7
7
3
30
49
27
21
2 月
49
201
143
12
94
3.8
63
15
37
23
4
52
9
16
7
19
8
3
2
517
394
3 月
52
222
155
21
97
3.9
67
10
25
19
0
22
12
48
7
44
11
43
33
212 1,159 47.1
727
447
315
309
41
356
134
197
50
326
91
68
39
61
37
26
26
3
30
11
16
4
27
8
6
3
57
183 1,094
8
3
61
2
5
0
1
32
151
983
51
20
18
13
4 月
5 月 1,399
838
561
176
485
337
148
78
202 1,151
8
2
33
4
3
3
6
34
167 1,198
58
21
27
16
6 月 1,193
662
531
175
459
310
149
68
186
955
9
4
36
0
0
0
2
27
138 1,028
44
15
25
20
7 月 1,332
747
586
197
505
344
161
84
210 1,059
14
4
45
1
0
0
3
17
175 1,140
38
24
36
22
8 月 1,280
793
528
226
517
329
189
91
238
991
3
8
40
0
2
0
3
34
194 1,052
41
29
35
26
9 月 1,199
674
511
159
449
309
140
86
193
948
10
2
42
0
3
0
6
30
157 1,012
52
24
30
18
10月 1,247
728
497
212
448
269
170
81
194
991
4
5
47
0
2
1
11
22
167 1,057
49
20
42
13
11月 1,216
756
443
148
425
294
125
74
208
977
2
4
21
0
3
0
9
19
177 1,015
43
28
20
21
12月 1,420
893
496
200
507
329
178
101
205 1,155
8
8
44
2
2
0
11
32
155 1,229
37
67
47
1 月 1,272
794
470
139
437
298
126
116
191 1,017
4
9
46
1
0
0
7
28
151 1,093
38
56
2 月 1,106
722
378
139
419
283
123
81
184
881
5
2
30
2
2
2
7
21
153
932
36
3 月 1,318
838
463
199
509
326
171
102
200 1,079
10
4
23
0
0
2
5
26
176 1,114
合 計 15,148 9,096 5,979 2,129 5,609 3,735 1,822 1,019 2,394 12,298
85
55
468
12
22
8
71
322 1,961 12,853
7
5
39
1
2
1
6
152
85
200 1025
27
163 1071
336 221.9
28
3
統
統
64
142
311
A M I 消 加 算 消化器科 呼 加 算 呼吸器科 脳 加 算 脳 外 科 他 加 算 そ の 他
4.7
307
467
循環器科
98
449
177
循加算
外
44
159
498
算
心
119
515
758
外
200
651
平 均 1,262
均
心
室緊急%
加
数
42
4 月 1,166
平成19年
算 14日越
19
合計
平均
621 2,502 1,726
52
209
144
18
97
3.9
計
計
救急センター集計表
(人)
(件)
25,000
総受診患者数
人間ドック (平成14年度〜平成18年度)
救急搬送数
入院患者数
20,000
単位(人)
日 帰 り
1 泊
脳 ドック
15,000
10,000
5,000
0
108
総受診患者数
救急搬送数
入院患者数
平成14年度
20,259
6,240
2,006
平成15年度
17,803
5,995
2,146
平成16年度
17,209
5,526
2,266
平成17年度
15,526
5,118
2,031
平成18年度
15,148
5,614
2,394
平成14年度
1,110
141
250
平成15年度
1,162
140
343
平成16年度
1,708
12
438
平成17年度
1,776
492
平成18年度
2,168
621
※平成 17 年 4 月より1泊は中止
平成13年度 平成14年度 平成15年度 平成16年度 平成17年度 平成18年度
109
東大和病院
地域がん診療連携拠点病院としての取組み
■第 2 部 その他の統計
国のがん対策の柱の一つに、どこに住んでいても質の高いがん治療が受
けられるようにすること(がん診療の均てん化)が掲げられており、その
手 術 統 計(平成14年度〜平成18年度)
ために二次医療圏ごとに1ヶ所「地域がん診療連携拠点病院」が指定され
ています。
当院は平成17年1月に指定されて以来、「高度で優しいがん医療」の提
供を目指して基盤整備、機能強化に努めてきました。平成18年度は以下の
事業を行いました。
科別年間手術件数(血管内手術は含まず)
東大和病院 副院長 大 村 孝 志
手 術 件 数
呼吸器
消化器科
年
間
内ディサージャリー
循環器 整 形 形 成 脳 外 泌尿器 婦人科 透 析 耳鼻科 眼 科
外
科
総手術件数
10
719
51
372
571
103
150
25
0
26
191
2,218
258
平成 15 年度
19
638
32
359
575
88
160
68
32
0
224
2,195
494
平成 16 年度
9
551
66
350
582
89
189
69
40
16
296
2,257
346
平成 17 年度
17
464
79
355
579
93
189
71
32
46
1,925
(2)化学療法科外来開設
平成 18 年度
9
508
91
340
637
98
222
72
8
(3)緩和ケアチーム活動開始
※耳鼻科、眼科は平成17年5月まで
1.診療体制
統
(1)外来化学療法センター開設
統
平成 14 年度
1,985
(4)腫瘍カンファレンス開始
2.研修体制
計
計
(5)大腸がん多施設共同研究参加(がん集学的治療研究財団、先端医療振興財団)
麻酔
単位(件)
全麻
(1)大和会がんセミナー開催
腰麻
その他の手術
単位(件)
形成レーザー 眼科レーザー E S W L(初診のみ) 大腸 EMR
その他
胃 EMR
①第1回緩和医療における疼痛以外の症状対策(訪問看護ステーション看護師等対象)
平成 14 年度
856
437
911
平成 14 年度
225
69
249
856
56
②第2回がんの放射線治療-切らずにここまで治療できる(市民および医療従事者対象)
平成 15 年度
820
422
947
平成 15 年度
193
81
285
861
48
平成 16 年度
819
419
1,010
平成 16 年度
165
63
209
831
34
平成 17 年度
956
292
648
平成 17 年度
91
19
208
734
44
平成 18 年度
1,109
208
653
平成 18 年度
173
206
768
60
3.情報提供体制
(1)セカンドオピニオン外来開設
(2)がん相談支援センター開設(相談支援および図書などによる情報提供)
※相談支援と緩和医療は当院に新たに加わった機能ですが、関係者の努力で成果を上げています。
平成19年度も、各科の診療体制の一層の充実を図るとともに、地域の医療従事者に対する研 修活動や情報提供活動に積極的に取り組んでまいります。 110
111
科別術式別件数
■呼吸器科
■消化器科
乳腺
肝
乳房切除術
乳房温存手術
4
部分切除術
9
10
区域切除術
4
腫瘍摘出術
6
食道
切除術
胆嚢摘除術
6(1)
胃
幽門側胃切除術
21(2)
全摘術
21
その他
6
十二指腸
大網充填術
胆道
94(68)
総胆管切開切石術
7
腫瘍に対する膵頭十二指腸切除
1
膵
胸腔鏡下肺切除術
5
横隔腫瘍胸腺摘出術
1
肺切除術
1
気管支ステント留置
1
肺悪性腫瘍術
1
3
体尾部切除術
1
肛門
9
■心臓血管センター
<心臓血管外科部門>
虚血性心疾患
冠動脈バイパス術(単独)
冠動脈バイパス術(複合:弁手術との合併)
膵頭十二指腸切除術
合 計
弁膜症
大動脈弁置換術
40
先天性心疾患
36
4
1
1
心房中隔欠損孔閉鎖術
腹部大動脈疾患
13
20
腹部大動脈置換術(破裂)
4
12
腹部大動脈置換術(非破裂)
9
僧帽弁置換術
1
末梢動脈疾患
21
痔核根治術
8
僧帽弁形成術
2
バイパス術
7
2
痔瘻根治術
3
大動脈弁置換術+僧帽弁置換術
1
動脈瘤切除術
1
肛門周囲膿瘍切開排膿術
4
僧帽弁置換術+三尖弁形成術
1
血管修復術
1
11(3)
その他
1
僧帽弁形成術+三尖弁形成術+メイズ手術
2
ステント留置術
腫瘍切除術
1
ヘルニア
大動脈弁置換術+僧帽弁置換術+三尖弁形成術
1
その他
6
鼠径ヘルニア根治術
79
大腿ヘルニア根治術
3
大動脈基部置換術
1
その他
統
小腸
腸閉塞解除術
41(7)
腹壁瘢痕ヘルニア根治術
6
上行大動脈置換術
1
直腸癌前方切除術
22(2)
内ヘルニア
5
上行および弓部大動脈置換術(解離)
2
直腸癌直腸切除術
3
その他
2
上行および弓部大動脈置換術(非解離)
1
下行大動脈置換術
1
虫垂切除術
62(41)
潰瘍性大腸炎大腸亜全摘
その他
2
25
その他
23(2)
その他
6
結腸癌切除術
12
6
6
デブリードマン
ペースメーカー植え込み術
手
術
数
合
計
計
大腸
胸部大動脈疾患
統
6(2)
22
計
129
合 計
508(128)
( )内は鏡視下手術件数
<循環器科部門>
冠動脈インターベンション
129
心臓カテーテル検査
345
検 査 ・ 治 療 数 合 計
474
■消化器科検査・治療件数
EIS
112
6
消化管ステント
2
4
ERCP
66
胆道ステント
EST
38
内視鏡的胃ろう造設
腹部血管造影
26
肝生検
TAE
19
RFA
16
合 計
118
36
331
113
■脳神経外科
■整形外科
観血的整復固定術
180
関節鏡視下手術
11
慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術
36
急性硬膜下血腫穿頭洗浄術
1
脳動脈瘤頸部クリッピング
創外固定術
9
経皮的鋼線固定術
13
偽関節
2
四肢切断術
10
人工関節置換術
40
抜釘術
43
脊椎手術(腰椎)
13
その他
13
脊椎手術(頚椎)
5
脊椎手術(胸椎)
1
合 計
340
■形成外科
1
生検(リンパ節、腫瘍)
2
腋臭症手術
1
切除術(刺青、瘢痕)
1
眼瞼下垂症手術
7
創傷処理
9
眼瞼内反症手術
2
断端形成術
2
包茎手術
7
デブリードマン
1
31
削皮術(腫瘍)
10
統
陥入爪手術
頬粘膜腫瘍摘出術
血管腫摘出術
1
10
動脈皮弁術
1
抜釘術
3
3
脳膿瘍排膿術
1
19
減圧開頭術
2
頭蓋内血腫除去術
11
水頭症手術(シャント手術)
頭蓋内腫瘍摘出術
5
腰椎穿刺 ( 全麻下)
1
頭蓋形成術
2
頭皮、頭蓋骨悪性腫瘍手術
1
定位脳手術
1
星状神経節ブロック
1
経鼻的下垂体腫瘍摘出術
2
手術中断(V-P シャント)
1
脳動静脈奇形摘出術
1
経尿道的尿管ステント留置術
30
膀胱生検
1
経尿道的尿路結石除去術 (TUL)
21
膀胱瘻造設術
2
膀胱内凝血除去術
3
経尿道的膀胱結石破砕術
膀胱結石摘出術(膀胱高位切開術)
1
36
膀胱水圧拡張術
1
精巣(睾丸)摘出術
1
13
精巣悪性腫瘍手術
2
前立腺部尿道拡張術
1
副睾丸腫瘤摘出術
1
前立腺生検
3
外尿道腫瘍切除術
1
腎盂尿管ファイバースコピー
8
腹腔鏡下腎摘除術
8
尿道下裂形成手術
1
腹腔鏡下腎部分切除術
2
尿道狭窄内視鏡手術
5
腹腔鏡下副腎摘出術
1
腹腔鏡下内精巣静脈結紮術
2
14
経尿道的膀胱腫瘍切除術
上顎骨骨折観血的手術
1
鼻骨骨折整復固定術
24
経尿道的前立腺焼灼術
下顎骨骨折観血的手術
1
皮膚悪性腫瘍切除術
4
経皮的鋼線固定術
2
皮弁形成術
10
副耳切除術
1
皮弁切断術
1
重瞼術(埋没法)
3
筋肉内異物摘出術
4
リンパ節摘出術
1
植皮術
453
5
合 計
637
前立腺全摘術
腎(尿管)悪性腫瘍手術
114
1
13
腎瘻造設術
2
子宮位置矯正術
1
尿管切石術
1
尿失禁手術(TVT)
2
尿管鏡検査
6
尿失禁手術(腟壁縫縮術)
2
膀胱尿道ファイバースコピー
1
硬膜外留置術
1
膀胱全摘術
8
創部縫合術
1
膀胱破裂閉鎖術
1
合 計
計
計
35
瘢痕拘縮形成術
腫瘍摘出術
3
経尿道的前立腺切除術
8
16
98
■泌尿器科
頬骨骨折観血的手術
軟部腫瘍摘出術
合 計
10
統
色素レーザー照射
穿頭脳室ドレナージ
222
115
病理・細胞診断科 業務集計
■婦人科
子宮筋腫核出術(腹式)
8
腹腔鏡下子宮内膜症病巣除去術
病理・細胞診断科 業務集計
(件)(枚)
1
1,400
子宮筋腫核出術(腟式)
1
子宮附属器悪性腫瘍摘出(開腹)
6
子宮鏡下子宮筋腫摘出術
6
子宮附属器腫瘍摘出(開腹)
16
子宮頚部切除術
5
子宮附属器腫瘍摘出(腹腔鏡)
12
子宮鏡下有茎粘膜下筋腫切出術
2
子宮脱手術 ( 膣壁形成、 子宮全摘 )
1
単純子宮全摘術(開腹)
6
卵巣部分切除(開腹)
1
単純子宮全摘術(腟式)
1
卵巣部分切除(腹腔鏡下)
2
子宮悪性腫瘍手術
2
流産手術
1
子宮内膜掻爬術
1
1,200
HE枚数
合 計
1,000
検体数
免疫枚数
800
特染枚数
600
400
72
200
■透析科
0
内シャント造設術
6
上腕動脈表在化術
5月
6月
7月
8月
9月
10月
12月
1月
2月
3月
平成19年
8
件数
合 計
検 体 数
417
425
456
411
449
442
465
409
521
409
409
447
5,260
HE枚数
1,102
1,191
1,225
940
1,106
1,124
1,310
1,037
1,059
1,178
1,025
1,135
13,432
特染枚数
45
33
80
24
63
40
68
21
19
61
43
31
528
免疫枚数
174
187
252
155
254
201
268
241
207
245
243
273
2,700
枚数合計
1,321
1,411
1,557
1,119
1,423
1,365
1,646
1,299
1,285
1,484
1,311
1,439
16,660
単位
点数
件数
合 計
単位
点数
件数
単位
点数
(PT)
4,636
4,644
804,420
25,986
36,168
6,473,540
30,622
40,812
7,277,960
(ST)
1,295
2,224
408,570
413
413
44,090
1,708
2,637
452,660
(PT)
2,168
2,200
379,400
28,227
41,158
7,405,840
30,395
43,358
7,785,240
(ST)
795
1,420
255,870
232
232
103,900
1,027
1,652
359,770
(PT)
1,565
2,070
388,220
26,062
43,365
9,044,410
27,627
45,435
9,432,630
平成18年度 (OT)
11
19
3,980
6,433
11,838
2,572,360
6,444
11,857
2,576,340
(ST)
604
1,345
313,200
1,414
2,119
457,350
2,018
3,464
770,550
平成16年度
単位(件)
(枚)
入 院
平成17年度
※但し、物理療法、各指導などは含まず。
部門別点数
点数(万)
1400
1200
OT.
2,576,340
1000
770,550
ST.
OT
ST
PT
4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10月 11月 12月 1 月 2 月 3 月
合 計
病理診断料
170,970 174,250 186,960 168,510 184,090 181,220 190,650 167,690 213,610 167,690 167,690 183,270 2,156,600
(点数)
(検体数×410点)
800
ST.
452,660
ST.
359,770
600
7,277,960
PT.
7,785,240
PT.
PT.
9,432,630
平成16年度
平成17年度
平成18年度
400
200
0
116
117
計
計
病理・細胞診断科 業務集計表(平成18年4月〜平成19年3月)
統
統
リハビリテーション部門実施単位数
外 来
4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10月 11月 12月 1 月 2 月 3 月
11月
平成18年
2
合 計
4月
入院理学療法患者数と退院先
内視鏡センター(平成18年1月~12月)
科 別 転 帰 先 状 況
退 院
転 院
内 視 鏡 検 査 件 数
武蔵村山病院
自 宅 施設に
リハビリ 療 養 治 療 施 設
療 養 治 療 併 設
死 亡
回復期
入院中
退 院 戻 る
目 的 目 的 老 健
目 的 目 的 目 的 入 所
内視鏡受診者の性別分布
合計
男性 女性 合計
脳 外 科
307
6
39
59
23
1
27
39
8
4
8
38
521
上部 6,914件
整形外科
283
1
5
14
6
4
24
20
3
0
15
34
375
下部(イ) 158件
下部 2,351名 1,989名 4,340名
小腸内視鏡 14名 4名 18名
合計 5,956名 5,316名 11,272名
循環器科
26
0
2
1
0
0
1
1
0
0
1
0
32
下部(ロ) 24件
呼吸器科
53
2
16
3
1
0
5
2
1
1
2
6
86
下部(ハ) 4,158件
消化器科
40
1
16
5
2
2
4
3
3
0
2
7
78
婦 人 科
2
0
1
0
0
0
0
0
0
0
0
0
3
形成外科
5
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
5
内
科
6
0
0
2
0
0
0
0
0
0
0
1
8
神経内科
8
0
0
2
0
1
0
0
0
0
0
1
11
透 析 科
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
泌尿器科
7
1
1
1
0
0
1
0
0
0
1
1
12
心臓血管外科
97
0
5
1
0
0
1
0
0
0
0
5
104
合 計
834
11
85
88
32
8
63
65
15
5
29
上部 3,591名 3,323名 6,914名
小腸内視鏡 18件
<上部> <下部>
合計 11,272件
女性 男性
3,323名 3,591名
48% 52%
超音波内視鏡(上部.下部) 52件
経鼻内視鏡 80件
緊急呼び出し件数 69件
内視鏡受診者の年齢分布
93 1,108
帰
先
状
況
依 頼 科 別 傾 向
療養目的 治療目的
1%
0%
回復期
5%
併設:東大和老健
併設老健
2%
入院中
7%
転院 施設入所
5%
転院 治療目的
1%
転院 療養目的
2%
転院 リハビリ目的
7%
死亡
6%
施設に戻る
1%
透析科 神経内科
1%
1% 泌尿器科
内科
1%
1%
婦人科
心臓血管外科
0%
8%
循環器科
3%
整形外科
消化器科
30%
6%
自宅
63%
呼吸器科
7%
脳神経外科
43%
受
診
東大和市 5,429名
青梅市 73名
武蔵村山市 1,696名
所沢市 73名
小平市 1,196名
昭島市 56名
立川市 1,032名
福生市 40名
東村山市 762名
東久留米市 34名
西多摩郡 163名
府中市 国分寺市 143名
あきる野市 32名
羽村市 119名
その他の東京都内 247名
埼玉県 91名
その他 53名
33名
合計 11,272名
2,000
1,800
1,600
1,400
計
計
併設:武蔵村山病院
上部
下部
(名)
上部 下部 小腸内視鏡 合計
10代未満 1名 1名 0名 2名
10代 53名 13名 0名 66名
20代 232名 101名 0名 333名
30代 457名 240名 9名 706名
40代 606名 324名 3名 933名
50名 1,114名 794名 4名 1,912名
60代 1,873名 1,373名 2名 3,248名
70代 1,892名 1,266名 0名 3,158名
80代 573名 214名 0名 787名
90代以上 113名 14名 0名 127名
合 計 6,914名 4,340名 18名 11,272名
統
統
転
女性 男性
1,989名 2,351名
46% 54%
1,200
1,000
800
600
400
200
0
者
10代未満 10代 20代 30代 40代 50代 60代 70代 80代 90代以上
住
所
その他の東京都内
247人
(1%)
東大和市
武蔵村山市
小平市
立川市
東村山市
東村山市
762人
(7%)
西多摩郡
国分寺市
立川市
1,032人
(9%)
羽村市
埼玉県
東大和市
5,429人
(48%)
小平市
1,196人
(11%)
青梅市
所沢市
昭島市
福生市
武蔵村山市
1,696人
(15%)
東久留米市
府中市
あきる野市
その他の東京都内
その他
118
119
内 視 鏡 生 検 結 果
処
内視鏡的にて切除された大腸病変9,828個
置
食道 GroupⅠ 60名
異形成(dysplasia) 1名
GroupⅣ・Ⅴ 16名 Papilloma 1名
胃 GroupⅠ、Ⅱ 856名 平滑筋腫 1名
GroupⅢ 40名 GIST 1名
GroupⅣ、Ⅴ 96名 MALToma 1名
十二指腸 GroupⅠ、Ⅱ 66名
adenoma 5名 カルチノイド 1名
GroupⅣ、Ⅴ 5名
小腸 GroupⅠ 22名 悪性リンパ腫 2名
大腸 進行癌 71名 悪性リンパ腫 1名
(うち2名が低分化型癌)
上部消化管病変内視鏡的切除術件数=60件
過形成性
ポリープ
718
(7%)
内視鏡にて切除された大腸癌 1,276 個の深達度
下部消化管病変内視鏡的切除件数=768件
(1986.6〜2006.12)
統
統
内容 m癌 20件 sm癌 14件
m癌 (粘膜までの癌) 1,153個(90.4%)
sm癌 (粘膜下層までの癌) 121個 (9.4%)
大腸腺腫 660件
pm癌 (筋層までの癌) 2個 (0.2%)
74件
上・下部消化管年度別検査数の推移
上部
下部
1979(昭和54年) 420件 8件 1993(平成5年)3,971件 1,644件
1980(昭和55年) 387件 10件 1994(平成6年)4,175件 1,826件
1981(昭和56年) 452件 22件 1995(平成7年)4,395件 1,879件
1982(昭和57年) 353件 8件 1996(平成8年)4,557件 2,080件
1983(昭和58年) 344件 12件 1997(平成9年)4,404件 1,918件
1984(昭和59年) 849件 64件 1998(平成10年)4,377件 2,601件
1985(昭和60年)1,396件 58件 1999(平成11年)4,836件 3,210件
透析センター統計(平成14年度~平成18年度)
(件)
単位(件)
8,000
◆
7,000
◆
6,000
1988(昭和63年)1,939件 639件 2002(平成14年)6,861件 4,583件
1991(平成3年)3,676件 1,227件 2005(平成17年)6,411件 4,065件
1992(平成4年)3,581件 1,175件 2006(平成18年)6,914件 4,340件
120
◆
4,000
◆◆
◆
◆
◆
◆
◆
◆◆
◆
2,000
◆◆◆
1,000
◆
◆
◆ ◆◆ ◆◆
0
昭和54年
昭和61年
平成5年
平成12年
来
病
棟
L
D
L
A
H
F
C H D F
P
M
X
◆
◆
3,000
外
◆
◆
◆
5,000
1989(平成元年)2,308件 817件 2003(平成15年)7,498件 4,806件
1990(平成2年)3,012件 1,018件 2004(平成16年)6,886件 4,302件
◆
上部
下部
1986(昭和61年)1,397件 356件 2000(平成12年)5,475件 3,699件
1987(昭和62年)1,632件 530件 2001(平成13年)6,199件 4,190件
計
計
その他 下部
癌
1,276
(13%)
腺腫
7,490
(76%)
大腸早期癌 34件
上部
その他
344
(4%)
大きさ2〜70
平成18年
平成14年度
4,156
742
128
202
170
34
平成15年度
4,690
829
186
168
102
33
平成16年度
4,521
1,101
84
189
102
17
平成17年度
3,696
1,161
105
70
63
14
平成18年度
3,382
620
32
65
55
15
LDL:LDL吸着 AHF:腹水濾過濃縮再静注法 CHDF:持続的血液濾過透析 PMX:エンドトキシン吸着
121
薬剤科利用者数(平成14年度~平成18年度)
検 査 統 計(平成14年度~平成18年度)
単位(件)
(件)
(枚)
120,000
検 体 検 査
薬剤指導
院内処方(枚) 注射処方(枚) 薬剤指導(件)
平成14年度
22,688
35,679
100,000
10,217
平成15年度
27,344
37,525
10,365
平成16年度
33,759
46,702
11,282
平成17年度
33,556
60,645
11,412
平成18年度
34,590
57,476
10,595
一
注射処方
院内処方
80,000
60,000
般
血
液
生 化 学
血
清
細 胞 診
平成14年度
36,832
60,640
81,801
5,274
2,581
平成15年度
32,710
55,641
77,345
5,276
2,547
平成16年度
28,167
55,508
87,725
6,858
2,741
40,000
平成17年度
22,126
48,530
68,798
6,651
2,371
20,000
平成18年度
23,225
47,306
47,396
8,355
2,397
0
単位(件)
平成14年度 平成15年度 平成16年度 平成17年度 平成18年度
生 理 検 査
画像診断統計(平成14年度~平成18年度)
心 電 図
単位(件)
一般X線撮影
透
視
C
マ ン モ
キセノンCT(内数)
入 院
外 来
T
グラフィー
M R I
ERCP
脳
波
ホルター
心エコー
肺 機 能
平成14年度
8,469
387
871
2,192
938
平成15年度
8,299
317
780
2,378
1,124
平成16年度
10,424
274
970
3,032
729
8,422
301
630
2,612
783
8,150
285
506
2,357
874
平成14年度
46,517
1,137
14,245
172
3
4,532
255
平成17年度
平成15年度
45,861
1,257
15,311
175
0
5,437
192
平成18年度
平成16年度
51,372
1,019
15,550
186
3
5,988
180
平成17年度
55,326
1,030
14,789
184
1
1,147
5,705
124
平成18年度
55,107
918
16,793
0
0
1,209
5,608
147
内視鏡・エコー利用件数(平成14年度~平成18年度)
腹
部
脳
心
カ
テ
P T C A
そ
の
他
I
V
174
141
353
116
72
932
平成15年度
669
139
124
235
118
53
976
平成16年度
799
110
118
329
109
133
939
平成17年度
680
73
96
293
114
105
724
平成18年度
719
59
110
344
123
83
596
像
診
断
統
胃ファイバー
大腸ファイバー
平成14年度
7,092
4,648
84
11,820
平成15年度
7,386
4,711
138
11,154
平成16年度
6,810
4,157
69
11,680
平成17年度
6,264
4,047
95
平成18年度
7,094
4,472
69
腹部エコー
10,274
10
9,895
内視鏡・エコー利用件数
(件)
60,000
13,000
50,000
一般X線撮影
40,000
CT
18,000
MRI
14,000
透視
10,000
IVP
6,000
血管造影
1,400
ERCP
1,200
★
★
★
マンモグラフィー
大腸ファイバー
11,000
気管支ファイバー
9,000
8,000
7,000
800
5,000
600
4,000
100
0
平成14年度
平成15年度
平成16年度
平成17年度
腹部エコー
10,000
6,000
200
胃ファイバー
12,000
1,000
400
122
小腸
計
(件)
0
気管支ファイバー
計
計
856
画
単位(件)
P
平成14年度
統
統
単位(件)
血 管 造 影 ( 含 脳 血 管 内 手 術 )
平成14年度
平成15年度
平成16年度
平成17年度
平成18年度
平成18年度
123
栄養指導件数(平成14年度~平成18年度)
医療相談件数(平成14年度~平成18年度)
単位(件)
単位(件)
入
院
外
来
訪
問
集
退 院 援 助
療 養 相 談
平成14 年 度
4,127
1,350
669
101
6,247
平成15 年 度
4,419
1,231
649
231
6,530
平成16 年 度
4,873
1,413
757
180
7,223
平成17 年 度
5,300
1,208
388
237
7,133
平成18 年 度
6,477
1,583
746
181
8,987
団
平成 14 年 度
284
722
0
平成 15 年 度
261
802
0
平成 16 年 度
393
687
0
58
平成 17 年 度
473
413
5
16
平成 18 年 度
578
290
0
0
経 済 相 談
そ
の
他
合
計
医療相談件数
がん相談(平成18年5月23日~平成19年3月31日)
(件)
9,000
がん相談(相談件数214件)
相談内容
7,000
その他
2件
患者+家族
(25件)
告知 経済的
3人
5人
クレーム
2人
化学療法
15人
話を聞いて・精神的
72人
患者
36件
医療者か
らの相談
22人
当院への入院・転院・外来
16人
痛みなど
41人
診
科
割
合
脳神経外科
32 %
整 形 外 科
18 %
呼 吸 器 科
18 %
消 化 器 科
16 %
循 環 器 科
9%
形 成 外 科
2%
泌 尿 器 科
1%
そ
他
4%
計
100 %
合
療養相談(ホスピス含)
17人
療
の
6,000
経済相談
5,000
療養相談
退院援助
4,000
3,000
計
計
家族
117件
その他
■診療科目別相談割合
統
統
セカオピ関係
7人
代替療法
10人
医療者
34件
8,000
2,000
1,000
0
平成14年度
平成15年度
平成16年度
平成17年度
平成18年度
緩和ケアチーム
主な疾患
尿管
1人
胆管
1人
前立腺
1人
卵巣
1人
乳
2人
食道
1人
肝
1人
大腸
11人
乳
2人
依頼内容
倦怠感
2人
黄疸
2人
腹満
2人
食欲不振
2人 咳嗽
1人
下痢
1人
疼痛
21人
嘔気
3人
膀胱
2人
抑うつ
3人
腎
3人
胃
4人
膵臓
6人
肺
4人
腹水
4人
症状緩和
12人
浮腫
4人
呼吸困難
4人
124
胸水
1人 しびれ
1人
精神的ケア
6人
125
国際疾病分類在院日数別(ICD準拠)
診療情報管理室(平成18年4月〜平成19年3月)
国際疾病分類名
死亡退院患者疾病分類(ICD準拠)
1-4日
感染症および寄生虫症(A00-B99)
国際疾病分類名
合 計
感染症および寄生虫症(A00-B99)
構成比
7
新生物(C00-D48)
血液および造血器の疾患ならびに免疫機構の障害(D50-D89)
2.21%
新生物(C00-D48)
5-9日
10-14日 15-19日 20-24日 25-29日
30日以上
合計
構成比
72
87
19
10
7
2
11
208
3.17%
259
220
120
73
60
47
170
949
14.45%
血液および造血器の疾患ならびに免疫機構の障害(D50-D89)
6
8
8
4
2
1
0
29
0.44%
内分泌、栄養および代謝疾患(E00-E90)
10
16
4
7
1
2
13
53
0.81%
116
36.59%
0
0.00%
精神および行動の障害(F00-F99)
16
2
1
1
0
0
0
20
0.30%
45
38
28
9
3
2
17
142
2.16%
2
1
0
0
1
0
0
4
0.06%
22
32
3
1
0
0
0
58
0.88%
内分泌、栄養および代謝疾患(E00-E90)
0
0.00%
神経系の疾患(G00-G99)
精神および行動の障害(F00-F99)
0
0.00%
眼および付属器の疾患(H00-H59)
神経系の疾患(G00-G99)
1
0.32%
耳および乳様突起の疾患(H60-H95)
眼および付属器の疾患(H00-H59)
0
0.00%
循環器系の疾患(I00-I99)
338
147
164
138
76
48
187
1,098
16.72%
耳および乳様突起の疾患(H60-H95)
0
0.00%
呼吸器系の疾患(J00-J99)
74
163
126
73
28
29
74
567
8.63%
循環器系の疾患(I00-I99)
67
21.14%
消化器系の疾患(K00-K93)
398
425
199
81
38
27
59
1,227
18.68%
呼吸器系の疾患(J00-J99)
71
22.40%
皮膚および皮下組織の疾患(L00-L99)
17
22
13
3
3
1
1
60
0.91%
消化器系の疾患(K00-K93)
9.15%
筋骨格系および結合組織の疾患(M00-M99)
0
0.00%
尿路性器系の疾患(N00-N99)
筋骨格系および結合組織の疾患(M00-M99)
2
0.63%
尿路性器系の疾患(N00-N99)
7
2.21%
妊娠、分娩および産じょく〈褥〉(O00-O99)
0
0.00%
周産期に発生した病態(P00-P96)
0
0.00%
症状、徴候および異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの(R00-R99)
先天奇形、変形および染色体異常(Q00-Q99)
0
0.00%
損傷、中毒およびその他の外因の影響(S00-T98)
症状、徴候および異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの(R00-R99)
4
1.26%
健康状態に影響をおよぼす要因および保健サービスの利用(Z00-Z99)
12
3.79%
合 計
1
0.32%
317
100.00%
統
損傷、中毒およびその他の外因の影響(S00-T98)
健康状態に影響をおよぼす要因および保健サービスの利用(Z00-Z99)
合 計
37
52
26
15
19
13
24
186
2.83%
643
84
39
21
7
5
13
812
12.36%
妊娠、分娩および産じょく〈褥〉(O00-O99)
3
0
0
0
0
0
0
3
0.05%
周産期に発生した病態(P00-P96)
0
0
0
0
0
0
0
0
0.00%
先天奇形、変形および染色体異常(Q00-Q99)
4
3
4
0
1
0
0
12
0.18%
122
82
14
6
3
2
7
236
3.59%
163
151
84
60
59
33
164
714
10.87%
190
2.89%
112
24
10
8
13
7
16
2,343
1,557
862
510
321
219
756
6,568 100.00%
統
29
皮膚および皮下組織の疾患(L00-L99)
国際疾病分類月別(ICD準拠)
国際疾病分類科別(ICD準拠)
計
計
国 際 疾 病 分 類 名
心臓血管
婦人科 腎臓内科 合 計
外 科
178
10
1
1
10
1
0
5
1
1
0
208
3.17%
新生物(C00-D48)
540
20
180
5
95
0
35
4
0
70
0
949
14.45%
血液および造血器の疾患ならびに免疫機構の障害(D50-D89)
20
1
0
0
1
1
0
1
3
2
0
29
0.44%
内分泌、栄養および代謝疾患(E00-E90)
17
8
0
5
4
5
0
11
2
1
0
53
0.81%
6
3
0
0
1
0
0
8
1
1
0
20
0.30%
神経系の疾患(G00-G99)
1
115
0
3
18
0
0
5
0
0
0
142
2.16%
眼および付属器の疾患(H00-H59)
0
1
0
0
0
0
3
0
0
0
0
4
0.06%
耳および乳様突起の疾患(H60-H95)
循環器系の疾患(I00-I99)
0
57
0
0
0
1
0
0
0
0
0
58
0.88%
39
430
4
4
9
333
3
6
269
0
1
1,098
16.72%
呼吸器系の疾患(J00-J99)
20
14
0
0
508
7
0
7
9
1
1
567
8.63%
消化器系の疾患(K00-K93)
1,215
1
1
3
0
1
0
2
2
2
0
1,227
18.68%
皮膚および皮下組織の疾患(L00-L99)
2
2
0
2
2
0
49
2
0
1
0
60
0.91%
筋骨格系および結合組織の疾患(M00-M99)
7
2
0
167
5
0
2
3
0
0
0
186
2.83%
20
1
726
1
3
6
7
7
1
35
5
812
12.36%
尿路性器系の疾患(N00-N99)
国際疾病分類名
構成比
感染症および寄生虫症(A00-B99)
精神および行動の障害(F00-F99)
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計 構成比
感染症および寄生虫症(A00-B99)
14
15
13
15
26
17
18
14
36
19
5
16
208
3.17%
新生物(C00-D48)
72
75
83
91
70
77
81
98
81
64
78
79
949
14.45%
血液および造血器の疾患ならびに免疫機構の障害(D50-D89)
4
0
2
3
5
1
2
0
2
1
3
6
29
0.44%
内分泌、栄養および代謝疾患(E00-E90)
3
5
5
5
8
4
4
3
8
3
3
2
53
0.81%
4
1
0
2
8
3
1
0
1
0
0
0
20
0.30%
12
11
9
15
20
12
10
8
11
8
10
16
142
2.16%
精神および行動の障害(F00-F99)
神経系の疾患(G00-G99)
眼および付属器の疾患(H00-H59)
0
2
0
1
0
0
0
1
0
0
0
0
4
0.06%
耳および乳様突起の疾患(H60-H95)
6
10
2
7
9
7
3
2
2
3
2
5
58
0.88%
循環器系の疾患(I00-I99)
84
89
91
82
93
83
108
92
94
81
97
104 1,098
16.72%
呼吸器系の疾患(J00-J99)
43
35
46
37
45
39
43
45
59
53
55
消化器系の疾患(K00-K93)
82
107
108
108
106
103
128
103
110
80
84
5
4
4
3
10
4
5
5
8
2
8
2
60
0.91%
筋骨格系および結合組織の疾患(M00-M99)
18
15
23
24
16
17
10
11
14
11
13
14
186
2.83%
尿路性器系の疾患(N00-N99)
皮膚および皮下組織の疾患(L00-L99)
67
567
8.63%
108 1,227
18.68%
68
66
59
94
77
61
53
63
62
65
66
78
812
12.36%
0
0
0
0
0
1
1
1
0
0
0
0
3
0.05%
妊娠、分娩および産じょく〈褥〉(O00-O99)
0
0
0
0
0
0
0
0
0
3
0
3
0.05%
妊娠、分娩および産じょく〈褥〉(O00-O99)
周産期に発生した病態(P00-P96)
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0.00%
周産期に発生した病態(P00-P96)
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0.00%
2
1
2
1
3
1
0
0
0
1
0
1
12
0.18%
先天奇形、変形および染色体異常(Q00-Q99)
症状、徴候および異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの(R00-R99)
3
2
1
0
0
0
5
0
1
0
0
12
0.18%
先天奇形、変形および染色体異常(Q00-Q99)
45
119
2
0
34
16
1
5
12
2
0
236
3.59%
症状、徴候および異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの(R00-R99)
22
21
15
15
22
21
24
22
16
18
23
17
236
3.59%
損傷、中毒およびその他の外因の影響(S00-T98)
55
55
59
78
59
55
56
57
62
65
53
60
714
10.87%
21
190
2.89%
損傷、中毒およびその他の外因の影響(S00-T98)
23
167
5
404
10
2
67
24
11
1
0
714
10.87%
健康状態に影響をおよぼす要因および保健サービスの利用(Z00-Z99)
71
3
9
32
34
16
2
0
5
18
0
190
2.89%
合 計
126
消化器科 脳外科 泌尿器科 整形外科 呼吸器科 循環器科 形成外科 内 科
2,207
956
929
627
734
389
174
90
317
138
7
6,568 100.00%
健康状態に影響をおよぼす要因および保健サービスの利用(Z00-Z99)
合 計
14
9
13
16
27
15
16
9
19
15
16
508
521
534
597
604
521
563
534
585
489
516
596 6,568 100.00%
127
国際疾病分類年齢別(ICD準拠)
診 療 材 料 関 係
04歳
59歳
感染症および寄生虫症(A00-B99)
0
0
0
7
9
12
10
15
15
6
8
新生物(C00-D48)
1
0
2
4
1
6
12
11
17
19
48
血液および造血器の疾患ならびに免疫機構の障害(D50-D89)
0
0
0
0
0
1
0
0
2
0
0
1
2
6
2
内分泌、栄養および代謝疾患(E00-E90)
0
0
0
1
0
0
0
1
2
2
2
3
4
2
6
精神および行動の障害(F00-F99)
0
0
0
1
2
4
2
1
0
2
1
2
0
1
2
1
1
神経系の疾患(G00-G99)
0
0
1
3
3
7
6
7
2
5
17
8
10
10
20
23
10
国際疾病 分 類 名
10- 15- 20- 25- 30- 35- 40- 45- 50- 55- 60- 65- 70- 75- 80- 85歳
合 計
14歳 19歳 24歳 29歳 34歳 39歳 44歳 49歳 54歳 59歳 64歳 69歳 74歳 79歳 84歳 以上
14
14
21
17
構成比
18
15
27
208
3.17%
83 124 138 202 156
78
47
949
14.45%
5
7
3
29
0.44%
13
9
8
53
0.81%
0
20
0.30%
10
142
2.16%
診 療 材 料 費
材料費(単位:万円)
17年度病院収益(出来高)
13.7%
7,000
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
1
1
1
1
0
4
0.06%
耳および乳様突起の疾患(H60-H95)
0
0
0
0
1
0
1
1
2
1
5
8
5
10
12
10
0
2
58
0.88%
循環器系の疾患(I00-I99)
0
0
2
3
3
1
2
5
24
27
47
89 118 171 186 149 128 143 1,098
16.72%
呼吸器系の疾患(J00-J99)
0
0
1
9
15
17
7
11
7
6
3
19
29
567
8.63%
4,000
消化器系の疾患(K00-K93)
0
0
4
19
22
30
40
40
52
43
39
71
93 103 186 210 158 117 1,227
18.68%
3,000
皮膚および皮下組織の疾患(L00-L99)
1
2
4
1
2
4
3
5
6
1
5
1
0
7
3
6
5
4
60
0.91%
筋骨格系および結合組織の疾患(M00-M99)
0
1
4
1
2
6
10
14
8
7
8
9
14
14
14
17
28
29
186
2.83%
尿路性器系の疾患(N00-N99)
0
0
1
5
7
16
30
62
68
55 105 105
73
98
82
59
21
25
812
12.36%
妊娠、分娩および産じょく〈褥〉(O00-O99)
0
0
0
0
0
2
1
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
3
0.05%
先天奇形、変形および染色体異常(Q00-Q99)
1
1
0
1
0
0
0
1
0
1
0
1
5
0
0
1
0
0
12
0.18%
症状、徴候および異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの(R00-R99)
0
0
0
4
8
6
12
6
11
8
6
17
12
33
34
29
19
31
236
3.59%
損傷、中毒およびその他の外因の影響(S00-T98)
10
16
16
33
32
17
30
23
21
20
21
51
45
50
69
72
88 100
714
10.87%
健康状態に影響をおよぼす要因および保健サービスの利用(Z00-Z99)
1
2
2
5
2
3
1
3
4
7
8
27
16
40
45
16
190
2.89%
合 計
14
22
37
78 178
4
4
平成18年度材料費(平均 11.25%)
50,000
0
80
18年度病院収益(出来高)
8,000
0
60
60,000
平成17年度材料費(平均 11.28%)
9,000
眼および付属器の疾患(H00-H59)
47
病院収益(単位:万円)
10,000
病院収益に対する診療材料費の割合
13.4%
11.2%
6,000
40,000
12.8%
12.9%
12.6%
11.5%
12.1%
11.5%
11.0%
11.8%
5,000
10.6%
9.8%
9.2%
9.8%
10.7%
10.0%
9.7%
9.6%
11.7% 11.6%
10.6%
11.1%
10.6%
30,000
20.000
2,000
10,000
1,000
0
0
4月
5月
平成18年
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
共通材料・その他
12.7%
統
統
外来
3.0%
その他
14.6%
透析センター
3.7%
整形外科
32.6%
手術室
36.6%
計
内視鏡センター
4.1%
消化器科
17.0%
病棟
11.1%
心臓血管外科
29.6%
ME機器稼働率
計
呼吸器科
0.3%
婦人科
0.7%
形成外科
0.9%
泌尿器科
2.2%
脳外科
3.9%
3月
部門別診療材料払出比率
手術室診療材料払出各科比率
97 109 132 167 206 241 210 323 509 564 752 941 866 650 728 6,568 100.00%
1月
2月
平成19年
放射線室
27.0%
単位(%)
4月
5月
6月
7月
8月
9月
輸 液 ポ ン プ
68
64
58
60
55
67
61
67
シリンジポンプ
72
64
59
68
73
66
70
呼
48
42
42
45
36
31
19
吸
器
10月 11月 12月
1月
2月
3月
平均
71
70
62
61
63.83
80
65
72
70
66
68.75
28
36
36
31
22
34.66
医療廃棄物委託量及び経費(消費税含)
月
高気圧酸素療法 単位(件)
消化器科
70
脳 外 科
98
耳 鼻 科
10
整形外科
44
合 計
箱
222
血液浄化 単位(件)
CHDF
PMX
55
15
LCAP
GCAP
7
6
LDL
22
イムソーバ
8
プラソーバ
1
CHDF:持続的血液濾過透析 PMX:エンドトキシン吸着 LCAP:白血球除去療法 GCAP:顆粒球吸着療法
LDL:LDL吸着 DFPP:二重濾過血漿分離交換方法
心臓カテーテル検査
PCI
344
123
心臓外科オペ依頼件数
82
AHF
65
合 計
179
4
別
数
鋭利
量
月
大
中
861
5
鋭利
月
大
中
944
6
鋭利
月
大
中
840
7
鋭利
月
大
中
916
8
鋭利
月
大
515 188
9
月
中
鋭利
大
5
171 393
中
32
廃 棄 物 量
5,155
5,824
5,377
5,423
4,647
4,561
経費 (含消費税)
1,163,741
1,314,768
1,213,857
1,224,242
965,900
883,469
10 月
11 月
12 月
1
2
鋭利
大
166 389
中
鋭利
大
25
153 355
中
鋭利
大
22
163 478
月
中
鋭利
大
30
161 452
月
中
鋭利
大
27
137 361
3
月
中
鋭利
大
23
154 352
中
合
鋭利
計
大
中
27 5,181 2,968 191
4,384
4,315
5,336
4,881
4,271
4,228
58,402
848,152
836,466
1,019,093
934,934
819,733
813,545
12,037,900
※単位は数量(個)、物量(kg)、経費(円) 大・中の容量 大:90ℓ 中:40ℓ
128
129
武蔵村山病院
■第1部 病院概略
武蔵村山市は、都下市町圏のほぼ中央に位置
40km
する立川市の北側に接し、西は瑞穂町と横田基
20km
地、東は東大和市、さらに北部は狭山丘陵をは
所沢
さんで埼玉県所沢市に隣接しています。道路は
古くから発達し、青梅街道、新青梅街道、江戸
武蔵村山市
東大和市
東京
街道などが主要道路として市内を走っていま
立川
八王子
多摩
す。昭和 41 年に都営最大の村山団地の建設以
降、農業と織物の街からベッドタウンへと急変
し、人口が増加しました。市内には古くから村
山医療センター(旧国立療養所村山病院)があ
り、整形外科を中心とした専門的な診療を行っておりましたが、中核となる総合病院がありませんでした。
平成 17 年 6 月に市の誘致を受け武蔵村山市の保健医療の中心的役割を果たすため、当大和会が市の要望
を反映した診療科等を含める形で武蔵村山病院を開院しました。
統
統
診 療 圏 入 院 診 療 圏
その他
3%
東村山市
2%
小平市
2%
東村山市
5%
小平市
6%
その他
3%
立川市
13%
東大和市
22%
計
計
外 来 診 療 圏
武蔵村山市
58%
立川市
15%
武蔵村山市
50%
東大和市
21%
(平成18年度平均)
平成18年度 診療圏
外来診療圏
130
131
外
来
患
者
数
各科別平均在院日数
単位(人)
年間外来患者延数
月平均外来患者数
1日平均外来患者数
平 成 17 年 度
78,561
7,856
318
平 成 18 年 度
119,529
9,960
405
単位(日)
内 科 循環器科 小児科 産婦人科 外 科 整形外科 眼 科
平成17年度
院
患
者
28.2
11.7
5.8
18.0
1.7
内・循環器科 小児科 産婦人科 外・消化器科 整形外科 眼 科
平成18年度
入
27.6
21.7
4.5
7.3
13.1
0.0
耳鼻科 泌尿器科 消化器科 皮膚科
2.5
5.8
17.3
14.4
耳鼻科 泌尿器科 皮膚科
1.8
6.8
0.0
0.0
0.0
合 計
14.2
合 計
介護療養 回復リハ
173.7
80.9
介護療養 医療療養 回復リハ
9.2
248.2 210.9
93.9
数
在院患者延数(人) 新入院患者数(人) 退院患者数(人) 病床利用率(%) 平均在院日数(日) 許可病床数(床)
平 成 1 7 年 度
平 成
48,801
1,860
1,561
71.7
28.5
224
85,295
3,182
2,962
84.7
27,8
276
般
34,540
2,768
2,647
78.9
12.8
120
介 護 療 養
18,126
86
67
95.5
236.9
52
医 療 療 養
15,107
136
52
79.6
160.7
52
回復期リハ
17,522
192
196
92.3
90.3
52
一
年 度
18
病
単位(件)
8月
9月
10月
11月
12月
平成19年
1月
2月
3月
15
16
23
31
30
17
26
31
52
66
34
32
373
消 化 器 科
9
18
19
17
9
12
23
30
17
23
16
22
215
循 環 器 科
4
8
9
2
11
7
7
6
7
3
4
4
72
科
20
10
21
13
9
13
11
15
20
12
10
14
168
科
11
16
15
14
11
13
9
10
4
9
10
4
126
整 形 外 科
5
5
5
2
5
7
4
6
5
7
6
13
70
皮
科
3
5
2
5
4
1
2
0
0
1
4
1
28
泌 尿 器 科
8
14
16
15
12
19
10
19
11
12
16
15
167
児
各科 の 紹介さ れ た患者 の 数
外
膚
産 婦 人 科
7
13
5
11
6
6
14
14
20
10
17
18
141
科
25
22
32
30
20
27
22
23
18
18
15
25
277
耳 鼻 咽 喉 科
26
27
45
30
21
35
30
20
22
18
16
38
328
リハビリテーション科
11
17
12
7
5
6
8
11
17
11
6
7
118
放 射 線 科
37
41
58
57
54
54
50
61
57
61
70
66
666
腎 臓 内 科
5
3
3
2
0
3
3
2
2
2
2
2
29
糖尿病・内分泌内科
10
10
15
19
11
12
12
9
8
14
16
10
146
科
2
1
1
1
2
0
2
0
0
0
0
0
9
介 護 療 養 科
2
6
5
5
2
3
6
2
2
2
4
6
45
22
175
眼
透
析
救 急 外 来
2
7
16
14
14
18
14
18
15
17
18
紹介患者総合計
202
239
302
275
226
253
253
277
277
286
264
3階B
(産科)
4階A
4階B
(介護療養)
81.0%
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
平均
前年度平均
5階B
(回復リハ)
69.5%
81.1%
73.0%
78.0%
74.8%
81.1%
77.7%
77.4%
81.8%
85.4%
83.8%
78.7%
65.8%
(70.8%) (45.4%) (35.8%) (54.0%) (53.6%) (63.5%) (47.4%) (49.6%) (47.8%) (48.4%) (42.2%) (57.9%) (51.4%) (21.2% )
61.0%
38.9%
32.1%
47.6%
45.8%
55.6%
41.7%
43.5%
41.5%
42.1%
38.8%
51.2%
45.0%
18.8%
(90.4%) (83.6%(101.9%) (94.7% (96.3%) (89.0%) (89.8%) (93.1%) (95.2%) (97.0%) (97.6%) (88.6%) (93.1%) (76.5% )
85.5%
79.3%
96.7%
90.1%
91.1%
85.1%
85.2%
89.4%
91.4%
94.0%
93.1%
84.2%
88.8%
73.7%
(93.0%) (90.6%) (95.7%) (93.4%) (97.3%) (96.7%) (98.4%)(100.0%) (99.6%) (97.1%) (96.6%) (91.9%) (95.9%) (83.8% )
92.5%
90.2%
95.4%
93.1%
97.0%
96.2%
98.1%
99.7%
99.3%
96.7%
96.4%
91.6%
95.5%
85.0%
(29.3%) (76.9%) (86.8%) (92.6%) (94.8%) (98.8%) (97.6%) (97.3%) (95.2%) (96.6%) (92.5%) (87.1%
5階A
平 均
5月
(88.3%)) (77.0%) (89.7%) (80.5%) (86.0%) (82.6%) (88.2%) (85.1%) (85.5%) (89.4%) (93.1%) (90.5%) 8(6.3%) (71.5% )
科別計
科
小
132
7月
率
計
計
内
6月
働
統
統
3階A
各科別月間紹介患者数及び月間紹介数(平成18年4月~平成19年3月)
5月
稼
フロア別病床充足率
4月
平成18年
4月
棟
29.2%
76.5%
86.1%
92.4%
94.4%
98.4%
97.4%
97.1%
95.0%
96.3%
92.2%
86.8%
(91.0% (88.0%) (96.2%) (93.9%) (96.0%) (93.0%) (90.9%) (94.7%) (94.2%) (97.5%) (97.4%) 87.9%) (93.4%) (80.4% )
89.8%
86.5%
95.2%
92.9%
95.2%
91.9%
90.2%
93.5%
93.3%
96.7%
96.4%
86.7%
92.4%
79.7%
(89.3% (71.2%) (88.8%) (87.8%) (91.3%) (89.6%) (90.6%) (91.5%) (91.7%) (92.5%) (93.1%) (88.4%) (88.8% (74.0% )
85.3%
68.2%
85.7%
84.7%
88.1%
86.6%
87.8%
88.8%
88.8%
89.9%
90.3%
85.6%
85.8%
71.6%
(注) ( )は、病床利用率=(在院患者数+退院数+転出数)÷病床数
病床充足率=在院患者数÷病床数
299 3,153
133
救急車搬送状況科別月別推移 (平成18年4月~平成19年3月)
小児科(平成18年 4 月~平成19年 3 月)
単位(人)
内 科 小児科 産婦人科 外 科 整形外科 眼 科 耳鼻科 泌尿器科 消化器科 循環器科 呼吸器内科 糖尿内科 腎臓内科 皮膚科
4月
計
4 月
23
10
1
7
1
0
7
3
4
1
1
2
0
0
60
5 月
29
5
0
7
0
0
6
2
20
3
8
0
0
0
80
6 月
27
3
0
3
3
2
13
2
20
0
3
3
0
0
79
7 月
34
5
0
8
4
0
7
2
17
6
4
3
0
0
90
8 月
41
4
0
12
1
0
6
7
11
1
7
2
0
0
92
9 月
28
2
1
13
3
0
13
8
11
2
3
4
0
0
88
10 月
19
3
0
18
6
0
11
6
14
5
3
3
2
0
90
11 月
20
4
0
8
4
1
6
1
19
2
7
2
0
1
75
12 月
35
3
1
8
5
0
8
2
31
0
5
4
0
0
102
1 月
35
9
0
11
6
1
13
6
24
2
7
5
0
0
119
2 月
21
3
0
8
1
0
9
1
23
3
8
3
0
0
80
3 月
41
5
0
10
6
0
10
4
16
0
13
3
0
0
108
合 計
353
56
3
113
40
4
109
44
210
25
69
34
2
1
1063
外来患者延数(人) 872
5月
6月
905 1,094
7月
8月
825
797
9月
10月 11月 12月
787 1,063 1,206 1,297
1月
782
2月
3月
合計
平均
973 1,507 12,108
1,009
入院患者延数(人) 118
76
101
102
56
0
5
0
6
0
0
3
467 38.917
新患率 (%) 31.9
33.0
29.3
33.0
38.6
34.3
34.8
32.9
32.1
31.6
36.8
32.1
33.2
10
21
13
9
13
11
15
20
12
10
14
紹介患者数 (人)
20
小児科入院疾患と患者数
疾患
患者数
10
腸閉塞
麻痺性イレウス
気管支炎・肺炎
2
1
喉頭炎(クループ)
1
1
虫垂炎(腹膜炎)
1
川崎病
1
肺膿瘍
1
頚部のリンパ節炎
1
喘息発作・重積
6
下垂体機能低下症
7
尿路感染症
6
発育障害
5
統
統
救急車搬送状況把握表(平成18年4月~平成19年3月)
患者数
咽頭炎
14
14
単位(人)
疾患
胃腸炎
168
単位(件)
北多摩西部
立 川
東 村 山
小 平
国分寺 昭
島
備 考
福 生
北多摩西部
立
川 砂
川 錦
町 東村山 本
町 小
平 花小金井 戸
倉 昭
島 瑞
穂
他
内救外
内入院
4 月
12
17
9
11
0
1
0
2
0
1
1
1
0
1
56
40
22
5 月
18
25
4
15
0
1
2
3
0
1
1
2
0
3
75
33
37
6 月
15
25
5
11
0
3
2
0
0
1
3
2
0
0
67
35
26
7 月
22
27
0
16
0
6
0
0
0
3
4
5
0
1
84
43
25
8 月
31
25
8
21
2
1
0
1
0
1
1
5
0
2
98
53
28
9 月
26
20
5
19
0
4
1
0
0
0
5
6
1
3
90
42
26
10 月
31
25
6
15
2
4
0
0
0
1
0
0
2
1
87
46
26
11 月
24
25
4
10
0
1
0
1
1
0
0
5
1
4
76
38
26
12 月
27
25
7
22
0
3
2
1
0
2
1
2
1
8
101
52
27
1 月
42
27
4
22
0
4
0
0
0
1
4
6
1
5
116
53
31
2 月
26
20
7
13
3
3
1
2
0
1
0
0
0
5
81
36
22
3 月
27
40
1
18
2
2
0
3
0
0
4
3
0
2
102
81
35
301
301
60
193
9
33
8
13
1
12
24
37
6
35 1,033
552
331
35 1,033
552
331
計
合計
134
三ツ木
計
602
262
41
14
12
24
43
計
計
他の地域
産婦人科(平成18年4月〜平成19年3月)
単位(人)
分娩数
4月
5月
6月
7月
8月
9月
初産
10
6
2
9
4
8
7
7
経産
9
8
2
7
8
2
3
5
小児科入院疾患と患者数
10月 11月 12月
1月
2月
3月
合計
4
7
3
9
76
7
3
3
3
60
135
医療療養病棟
要介護の状況
①医療、並びにADL区分の状況(人)
人数
要介護5
21
要介護4
16
医療区分1
医療区分2
医療区分3
ADL区分1
2
6
2
10
ADL区分2
6
7
0
13
要介護3
11
ADL区分3
3
15
8
26
要介護2
4
11
28
10
計 49
要介護1
0
計
52
平均要介護度
4
計
②主たる医療行為について
内容
計
要介護度
③入院患者様の住所の内訳
住 所
人数
人数(%)
中心静脈栄養法
3
武蔵村山市
14
(29)
末梢静脈点滴管理
3
立川市
6
(12)
酸素投与
3
東大和市
6
(12)
人工透析
4
小平市
4
(8)
血糖測定
9
昭島市
2
(4)
血糖測定+インスリン投与
6
東村山市
2
(4)
気管切開管理
8
西多摩郡
1
(2)
10
内容
人数
武蔵村山市
7
東大和市
9
(20)
立川市
8
超音波ネブライザー
10
東京都区部
3
(6)
小平市
7
他県
1
(2)
西東京市
2
その他の市区
17
その他の県
2
26
要介護4
16人
その他の
市区17人
136
排泄介助
44
経管栄養
18
褥瘡処置
6
膀胱洗浄
9
CV
0
ネブライザー
3
ストマー
4
気管切開
0
膀胱瘻
1
計
85
計
計
西東京市
2人
小平市
7人
回復期リハビリテーション病棟
処置内容
人数
東大和市
9人
立川市
8人
介護療養病棟
内容
武蔵村山市
7人
統
統
その他の都内市部
経管栄養法
要介護5
21人
その他の県
2人
19
8
要介護3
11人
住所内訳
喀痰吸引
褥瘡処置
要介護2
4人
ストマー
4人
ネプライザー
3人
褥創処置
6人
膀胱瘻
1人
平成18年に当院に入院した患者原疾患の内訳
(N=214)
廃用症候群その他
入院前施設別
FIMの改善度
(N=136)
その他(自宅) 1%
40以上
30から39
膀胱洗浄
9人
7%
経管栄養
18人
排泄介助
44人
18%
整形外科疾患
6%
院内
12%
10%
東大和病院
40%
脳血管疾患
75%
他院
47%
20から29
13%
マイナスから9
42%
10から19
29%
137
武蔵村山病院
■第 2 部 その他の統計
科別術式別件数(平成18年4月~平成19年3月)
■外 科
術式
手 術 統 計 (平成18年 4 月~平成19年 3 月)
内 視 鏡
G F C F
小腸
B F エコー
自然
手 術 部 門
分 娩 形 式
O P 件 数 (1)
吸引
備考
術式
胆嚢摘出術
緊急帝切 循環器 呼吸器 形 成 消化器 泌尿器 整 形
48
胆摘+胆管空腸吻合術
2
肝切除術
4
月
197
85
0
0
0
12
4
2
1
0
0
0
26
0
0
5
月
174
103
0
0
0
10
1
1
2
0
0
0
26
0
0
消化管の手術
6
月
188
106
0
0
0
2
0
1
1
0
0
0
35
0
0
7
月
183
98
0
0
0
12
1
0
3
0
0
0
24
0
0
胃全摘
8
月
162
84
0
0
0
7
2
1
2
0
0
0
18
0
0
9
月
192
105
0
0
0
3
3
1
3
0
0
0
21
0
1 0 月
208
132
0
0
0
9
0
1
0
0
0
0
25
1 1 月
228
101
0
0
0
11
1
0
0
0
0
0
1 2 月
197
96
0
0
0
7
2
1
1
0
0
1
月
197
103
0
0
0
8
0
0
2
0
2
月
203
94
0
0
0
5
0
0
1
3
月
198
102
0
0
0
10
1
0
合
計 2,327 1,209
0
0
0
96
15
13
0
直腸切除・切断
12
0
0
22
0
0
結腸切除
25
0
31
0
0
0
0
25
0
0
0
0
0
14
0
0
1
0
0
0
19
0
0
8
17
0
0
0
286
0
0
101
0
0
0
8
1
1
1
0
0
0
24
0
0
昨年平均
141
59
0
0
0
4
1
1
1
0
0
0
19
0
0
内・外痔核切除
右葉切除1・外側
区域切除1
肛門周囲膿瘍・痔瘻
1
肛門部悪性腫瘍切除術
1
肛門縫縮術
2
ヘルニア手術
鼠径部ヘルニア
腹会陰式6・低位
前方手術6
2
腹壁瘢痕ヘルニア
2
3
2
リンパ節・組織・腫瘍生検
人工肛門形成・閉鎖術
2
腸閉塞手術
膵・脾・門脈系の手術
膵頭十二指腸切除
1
PpPD
膵体尾部切除
1
DP&S
膵管空腸吻合術
1
Partington
癒着剥離
6
人工肛門造設
4
中心静脈ポート
胃瘻・腸瘻造設術
大網充填
4
洗浄・ドレナージ
4
大腿ヘルニア2
栄養・減圧瘻の造設
腹膜炎手術
23
29
臍ヘルニア
小腸部分切除術
虫垂切除
11
胃穿孔3、十二指
腸1
12
3
その他の手術
10
皮膚・軟部腫瘍切除術
など
50
手 術 件 数
計
計
194
開腹10
9
幽門側胃切除
月 平 均
備考
統
統
4
件数
会陰・肛門部の手術
肝・胆道系の手術
分 娩 室
帝切
件数
気管切開3・試験
開腹2・下肢切断1
287 (手術室で実施分のみ)
■産婦人科
138
帝王切開術(選択)
20
子宮鏡下子宮筋腫摘出術
1
帝王切開術(緊急)
12
子宮悪性腫瘍手術
1
子宮外妊娠手術(腹腔鏡)
3
子宮内膜症病巣除去術(腹腔鏡)
1
子宮付属器腫瘍摘出術(腹腔鏡)
4
子宮脱手術(腟壁形成、子宮全摘)
1
子宮付属器腫瘍摘出術(開腹)
2
左付属器切除術
1
単純子宮全摘術(開腹)
3
バルトリン腺嚢胞摘出術
1
子宮筋腫核出術
1
合 計
51
139
■眼 科
リハビリテーションセンター理学療法(平成18年4月~平成19年3月)
白内障手術
349
硝子体切除術
1
翼状片手術
6
眼瞼内反症手術
1
結膜嚢形成手術
3
虹彩整復瞳孔形成術
1
緑内障手術
3
強膜異物除去術
1
角膜強膜縫合術
2
前房洗浄
1
前房穿刺術
1
眼瞼結膜腫瘍手術
1
合 計
370
実 施 単 位 数
数
一般外科病棟
3A
9.
2%
単位
7,
000
内視鏡下副鼻腔手術
4
顕微鏡下喉頭微細術
1
3,
000
両側内視鏡下篩骨洞開放術
1
口蓋扁桃摘出術
1
2,
000
内視鏡下鼻茸摘出手術
2
(両側)
1
1,
000
内視鏡下鼻内上顎洞開窓術
1
頚部腫瘍摘出術
1
(両側)
1
裂傷縫合術
1
鼻中隔矯正術
3
鼓膜形成術
3
鼻根部瘻孔閉鎖術
2
0
5,890 6,020
5,900
6,
000
5,448
4,910 4,899
5,561
5,644
5,332 5,117
介護療養病棟
4B
17.
3%
4,021
4,
000
合 計
院
介護療養病棟
5A
8.
9%
5,
000
■耳鼻咽喉科
退
2,953
回復期リハ病棟
5B
36.
5
5%
%
一般内科病棟
4A
28.
1%
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月11月12月 1月 2月 3月
平成18年
平成19年
疾
22
患
退
院
先
統
■透析科
内シャント設置術
その他の骨折
8.
4%
16
動脈表在化手術
3
ブラッド・アクセス作成術
1
死亡
15.
7%
大腿骨骨折
8.
9%
脳血管疾患
47.
8%
20
施設
21.
1%
自宅
51.6%
計
計
合 計
統
その他
7.
8%
廃用症候群
27.
0%
透析センター統計(平成17年度~平成18年度)
転院
6.
2%
単位(件)
外 来
病 棟
血漿交換
AHF
CHDF
転棟
5.
4%
PMX
平成17年度
4,045
1,218
19
13
1
0
平成18年度
3,382
620
32
65
55
15
A H F :腹水濾過濃縮再静注法 C H D F :持続的血液濾過透析 P M X :エンドトキシン吸着
140
141
リハビリテーションセンター言語聴覚療法(平成18年4月~平成19年3月)
リハビリテーションセンター作業療法(平成18年4月~平成19年3月)
実施単位数
訓練実施単位数 病棟処方数
(単位)
(単位)
2500
3500
2,932
3000
2500
3,455 3,377 3,333
3,323
3,368
3,060
3,139
3B
8%
3,221 3,253
17,46
2,850
4A
19%
2,390
5B
54%
2000
1500
1,640
1,9341,893 1,930
1,597
4B
12%
500
0
4月
平成19年
5月
6月
7月
8月
9月
10月 11月 12月
1月
平成18年
年 齢
疾 患
骨折
2%
頸髄損傷
1%
70代
27.
3%
4B
介護療養病棟
19.
6%
廃用症候群
15%
CVA
57%
20歳代
1.
2%
90歳代
1.
8%
5B
回復期病棟
60.
1%
70歳代
32.
1%
5A
医療療養病棟
10.
1%
処方数:168件
30歳代
1.
8%
40歳代
5.
4%
80歳代
6.
7%
16.
7
%
4A
14.
9%
50代
15.
8%
脳疾患
7%
訓練対象者全体の訓練開始の年齢別割合
10歳代
0.
6%
外来
1.
8%
その他
5%
大腿骨
8%
60代
24.
4%
3A
2.
0%
高次機能障害
2%
3月
50歳代
14.
9%
計
計
80代
21.
1%
整形
2%
40代
3.
0%
病 棟 別 処 方 数
リウマチ
1%
2月
平成19年
60歳代
25.
6%
6%
平均年齢:67.7歳
退 院 先
特養
東大和ケアセンター
0.
3%
0.
7%
3A
救護施設
4.
3%
0.
3%
転院
3.
6%
死亡
5.
9%
142
4B
4.
3%
5A
1.
7%
5B
7.
9%
老健
9.
9%
在院
27.
4%
訓練対象者の言語障害の種類
4A
3.
6%
自宅
30.
0%
訓練対象者の言語障害の種類
摂食嚥下障害
13.
1%
(主な障害で分類)
言語障害の種類
失語症
33
構音障害
49
高次脳機能障害
64
摂食嚥下障害
22
合 計
失語症
19.
6
%
6%
症例数(件)
高次脳機能障害
38.
1%
統
統
30代
3%
90代 2.
5.
9%
1,727
1000
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
平成18年
1,800
1,574
1,432
1500
5A
7%
500
1,842
1,145
1000
0
2000
講音障害
2%
29.
2%
168
143
言語聴覚療法対象者の原因疾患
言語障害の種類と原因疾患及び訓練開始時平均年齢
原因疾患(症例数) 訓練対象者
全体
脳
(件)
高次脳機能 摂食嚥下障害
障害
構音障害
塞
89
18
28
30
13
脳 内 出 血
50
12
14
18
6
くも膜下出血
9
1
1
7
0
脳
腫
瘍
2
1
0
1
0
脳
外
傷
6
0
1
5
0
変 性 疾 患
6
0
2
1
3
そ
6
1
3
2
0
合
梗
失語症
の
他
計
訓練開始時平均年齢
内視鏡・エコー利用件数(平成18年4月~平成19年3月)
168
33
49
64
22
67.7
62.8
65.0
70.8
72.5
変性疾患
3.
6%
脳外瘍
3.
6%
その他
3.
6%
脳腫瘍
1.
2%
くも膜下出血
5.
4%
脳硬塞
53.
0%
3.
脳内出血
29.
8%
平 成 1 8 年 度 平 成 1 8 年 度 平成17年度からの
訓練実施者全体 処 方 患 者 ( 件 ) 継 続 患 者 ( 件 )
在
46 36 10 在宅…外来継続
6 4 2 在宅…外来…終
7 1 6 院
23 16 7 施
設
28 19 9 了
28 27 1 在院にて訓練継続
56 48 8 死
亡
19 14 5 合
計
213*
165*
48*
計
在
院
中
終
*:外来からの処方患者は除外
144
小 腸
B F
エ コ ー
4 月
197
85
0
0
0
5 月
174
103
0
0
0
6 月
188
106
0
0
0
7 月
183
98
0
0
0
8 月
162
84
0
0
0
9 月
192
105
0
0
0
10 月
208
132
0
0
0
11 月
228
101
0
0
0
12 月
197
96
0
0
0
1 月
197
103
0
0
0
2 月
203
94
0
0
0
3 月
198
102
0
0
0
合 計
2,327
1,209
0
0
0
均
194
101
0
0
0
昨年平均
141
59
0
0
0
平
GF:胃ファイバースコープ CF:大腸ファイバースコープ BF:気管支ファイバースコープ
在宅…外来
2.
8%
死亡
8.
9%
病院
10.
8
%
0.
8%
在院中
終了
13.
1%
施設
13.
1%
在院にて
訓練継続
26.
3%
薬剤科利用者数(平成17年度~平成18年度)
計
病
在宅…外来
…終了
3.
3%
C F
統
統
宅
G F
月
言語聴覚療法実施者(入院)の転帰状況
転 帰 先
単位(件)
在宅
21.
6%
1.
院内処方(枚)
注射処方(枚)
薬剤指導(件)
平成17年度
16,241
17,635
4,109
平成18年度
28,159
29,492
7,317
145
検 査 統 計
放射線科統計表 (平成18年 4 月~平成19年 3 月)
一 般 撮 影
X - T V
C T
M R I
PET-CT
4 月
1,112
111
5
37
13
7
12
8
24
129
173
39
86
13
37
71
120
5 月
1,224
94
11
37
7
7
8
13
20
149
243
54
127
17
48
6
137
6 月
1,187
103
13
22
8
4
8
7
31
129
247
56
143
28
63
0
193
7 月
1,223
88
19
28
5
6
4
6
21
75
307
43
134
26
52
11
108
8 月
1,250
91
21
40
5
7
15
8
28
103
330
54
135
36
50
51
34
9 月
1,343
111
11
25
3
3
8
9
29
124
331
49
156
20
52
63
52
10月
1,236
91
21
42
13
2
4
1
22
122
285
50
159
29
61
40
57
11月
1,595
102
41
29
13
3
5
8
32
91
267
36
127
33
73
22
85
12月
1,200
180
23
34
4
5
4
8
38
93
244
36
146
34
56
20
139
1 月
1,221
157
15
68
6
8
1
10
22
79
319
39
147
62
42
9
81
2 月
1.216
106
20
46
11
3
10
8
29
87
315
45
177
51
67
70
172
3 月
1,439
161
15
37
6
8
5
7
31
112
288
41
215
83
55
85
201
計 15,246
1,395
215
445
94
63
84
93
327
1,293
3,349
542
1,752
432
656
448
1,379
合
単位(件)
放射線治療
検 体 検 査
病 棟 マンモ デンタル 上部消 下部消 内視鏡 泌尿器 その他 入 院 外 来 入 院 外 来 自 由 保 険 入 院 外 来
一般
(平成17年6月~平成18年3月)
病理診断
生 理 検 査
一 般 血 液 生化学 血 清 細胞診 心電図
平成 合 計(10 ヶ 月 間 )
17年度 月
平
均
脳波
ホルター 心エコー
その他
肺機能
エコー
8,362
16,493
14,821
1,622
624
2,696
46
163
501
2,939
140
836
1,649
1,482
162
62
270
5
16
50
294
14
合
計 14,764
平成 月
平
均 1,230
18年度
月平均増加率(%)
147
28,573
27,045
3,042
1,160
4,106
94
249
756
2,639
213
2,381
2,254
254
97
342
8
21
63
220
18
144
152
157
156
127
160
131
126
75
129
栄養指導件数(平成17年度~平成18年度)
単位(件)
入 院
外 来
訪 問
集 団
平成17年度
75
526
0
32
平成18年度
209
1,019
0
91
統
統
PETセンター統計
診療における大和会両病院と他病院の割合
計
計
診 療 と 検 診 の 割 合
医療相談件数(平成17年度~平成18年度)
単位(件)
がん検診
40%
他医療機関
50%
診療
60%
東大和病院
35%
入院相談
療養相談
経済相談
退院相談
そ
の
他
合
計
平成17年度
2,326
1,309
455
1,947
159
6,196
平成18年度
5,417
4,867
1,174
10,802
537
22,797
武蔵村山
病院
15%
放射線治療センター統計表 (平成18年 4 月~平成19年 3 月)
146
前立腺
肺
15
14
乳 房
9
食 道
7
膵 臓
6
喉 頭
4
肝 臓・
胆道
4
膀 胱
4
直 腸
4
その他
腹 部
6
その他
頭頚部
8
骨軟部
17
147
国際疾病分類月別統計【ICD準拠】
診療情報管理室(平成18年4月~平成19年3月)
国際疾病分類科別統計【ICD準拠】
国 際 疾 病 分類名
介護療 消化 循環 小児
耳鼻咽 リハビ 放射 神経 新生
産婦
外科
眼科
養科 器科 器科 科
喉科 リ科 線科 内科 児科
人科
感染症および寄生虫症 (A00-B99)
22
0
40
8
新生物 (C00-D48)
15
2 178
7
2
内 分 泌、 栄 養 お よ び 代 謝 疾 患 174
(E00-E90)
精神および行動の障害 (F00-F99)
構成比
5
0
0
0
0
97
3.38%
8
1 102
9
0
3
1
0
0
0
319
11.10%
8
1
0
5
0
0
0
0
0
0
0
23
0.80%
2
8
6
10
4
0
1
0
0
0
0
0
205
7.13%
6
0
0
1
0
2
0
0
0
0
0
0
0
9
0.31%
24
36
0
1
0
5
0
0
2
93
0
0
0
161
5.60%
眼および付属器の疾患 (H00-H59)
0
0
0
0
0
1
0 348
0
0
0
0
0
349
12.14%
耳および乳様突起の疾患 (H60-H95)
16
0
0
1
0
0
0
0
24
0
0
0
0
41
1.43%
循環器系の疾患 (I00-I99)
65
14
10
23
0
25
2
1
0
6
0
0
0
146
5.08%
呼吸器系の疾患 (J00-J99)
132
7
16
11
23
18
1
0
50
1
0
0
0
259
9.01%
消化器系の疾患 (K00-K93)
16
0 164
4
4 238
1
0
3
0
0
0
0
430
14.96%
皮膚および皮下組織の疾患 (L00-L99)
11
1
1
0
3
6
0
0
1
0
0
0
0
23
0.80%
筋骨格系および結合組織の疾患 (M00-M99)
15
15
1
3
1
2
0
0
1
15
0
0
1
54
1.88%
尿路性器系の疾患 (N00-N99)
68
1
4
2
6
14
9
0
0
0
0
0
0
104
3.62%
妊娠、分娩および産じょく〈褥〉(O00-O99)
0
0
0
0
0
0 217
0
0
0
0
0
0
217
7.55%
周産期に発生した病態 (P00-P96)
0
0
0
0
1
0
0
0
0
0
0
0
14
15
0.52%
先天奇形、変形および染色体異常 (Q00-Q99)
0
0
0
0
0
1
0
1
0
0
0
0
0
2
0.07%
症状、徴候および異常臨床所見・異常検査
所見で他に分類されないもの (R00-R99)
32
8
14
5
1
13
0
0
12
22
0
0
0
107
3.72%
損傷、中毒およびその他の外因
の影響 (S00-T98)
11
2
10
1
2
16
1
1
0
1
0
0
0
45
1.57%
健康状態に影響をおよぼす要因およ
び保健サービスの利用 (Z00-Z99)
2
0 117
0
6
25
0
0
0
0
3
0 115
268
9.32%
616
90 571
75
70 486 241 352 101 139
3
0 130 2,874 100.00%
統
計
合 計
5月
6月
7月
8月
2月
3月
感染症および寄生虫症 (A00-B99)
14
5
9
8
8
10
9
7
10
7
3
7
97
3.38%
新生物 (C00-D48)
18
23
26
25
23
27
35
22
35
27
33
25
319
11.10%
血液および造血器の疾患ならびに免疫
機構の障害 (D50-D89)
3
3
3
3
3
0
1
2
2
1
1
1
23
0.80%
内分泌、栄養および代謝疾患 (E00-E90)
16
14
14
27
27
22
15
9
19
12
16
14
205
7.13%
0
2
1
1
1
0
1
0
1
0
0
2
9
0.31%
神経系の疾患 (G00-G99)
11
15
12
13
10
17
11
16
11
12
16
17
161
5.60%
眼および付属器の疾患 (H00-H59)
31
28
30
38
36
25
31
21
15
34
37
23
349
12.14%
3
1
5
4
3
2
2
5
3
7
3
3
41
1.43%
循環器系の疾患 (I00-I99)
13
13
10
16
10
14
11
14
9
12
11
13
146
5.08%
呼吸器系の疾患 (J00-J99)
23
20
26
17
27
14
8
17
25
22
22
38
259
9.01%
消化器系の疾患 (K00-K93)
46
48
45
36
39
38
27
32
39
27
23
30
430
14.96%
皮膚および皮下組織の疾患 (L00-L99)
1
3
1
3
5
2
1
1
1
2
0
3
23
0.80%
筋骨格系および結合組織の疾患 (M00-M99)
6
4
2
4
0
4
3
4
6
5
10
6
54
1.88%
尿路性器系の疾患 (N00-N99)
2
6
11
4
12
9
11
12
13
7
6
11
104
3.62%
29
19
9
18
24
25
18
17
19
13
6
20
217
7.55%
周産期に発生した病態 (P00-P96)
0
1
2
1
0
0
0
0
0
6
1
4
15
0.52%
先天奇形、変形および染色体異常 (Q00-Q99)
0
1
0
0
0
0
0
1
0
0
0
0
2
0.07%
症状、徴候および異常臨床所見・異常検査
所見で他に分類されないもの (R00-R99)
12
5
10
9
14
9
15
11
5
3
3
11
107
3.72%
損傷、中毒およびその他の外因の影響 (S00-T98)
4
3
5
5
3
1
2
6
6
5
3
2
45
1.57%
健康状態に影響をおよぼす要因および
保健サービスの利用 (Z00-Z99)
23
15
10
14
24
23
28
31
30
23
19
28
268
9.32%
精神および行動の障害 (F00-F99)
耳および乳様突起の疾患 (H60-H95)
妊娠、分娩および産じょく〈褥〉(O00-O99)
合 計
9月 10月 11月 12月 1月
合計
構成比
計
0
4月
統
1
神経系の疾患 (G00-G99)
12
合計
9
血液および造血器の疾患ならび
に免疫機構の障害 (D50-D89)
148
内科
国 際 疾 病 分 類 名
255 229 231 246 269 242 229 228 249 225 213 258 2,874 100.00%
149
国際疾病分類在院日数別統計【ICD準拠】
国 際疾病分類名
感染症および寄生虫症(A00-B99)
新生物(C00-D48)
血液および造血器の疾患ならびに免疫機構の障害(D50-D89)
内分泌、栄養および代謝疾患(E00-E90)
1-4日
5-9日
国際疾病分類年齢別統計【ICD準拠】
10-14日 15-19日 20-24日 25-29日 30日以上
合計
31
44
9
2
3
2
6
97
3.38%
102
42
22
24
28
21
80
319
11.10%
3
6
6
2
1
3
2
23
0.80%
25
47
51
29
21
4
28
205
7.13%
精神および行動の障害(F00-F99)
4
2
1
1
0
0
1
9
0.31%
神経系の疾患(G00-G99)
6
6
8
8
1
2
130
161
5.60%
334
12
1
0
0
1
1
349
12.14%
耳および乳様突起の疾患(H60-H95)
27
9
2
2
1
0
0
41
1.43%
循環器系の疾患(I00-I99)
22
24
23
10
11
7
49
146
5.08%
眼および付属器の疾患(H00-H59)
国 際 疾 病 分 類 名
構成比
8
3
2
5
10
5
9
8
1
3
新生物(C00-D48)
0
0
1
0
1
0
0
6
6
4
血液および造血器の疾患ならびに免疫機構の障害(D50-D89)
0
0
0
0
0
0
0
0
0
1
内分泌、栄養および代謝疾患(E00-E90)
2
4
3
2
0
3
4
9
7
7
精神および行動の障害(F00-F99)
0
0
0
0
0
0
0
1
1
0
神経系の疾患(G00-G99)
0
0
0
0
0
0
2
4
3
4
眼および付属器の疾患(H00-H59)
0
0
0
0
0
0
0
2
1
0
耳および乳様突起の疾患(H60-H95)
0
0
0
0
0
1
4
1
2
0
循環器系の疾患(I00-I99)
0
0
0
0
0
1
3
2
3
3
呼吸器系の疾患(J00-J99)
18
4
1
4
11
15
7
19
2
1
消化器系の疾患(K00-K93)
4
2
5
6
19
14
17
33
18
21
皮膚および皮下組織の疾患(L00-L99)
0
1
2
0
0
2
0
0
1
0
筋骨格系および結合組織の疾患(M00-M99)
2
0
0
0
1
0
0
3
1
0
尿路性器系の疾患(N00-N99)
1
1
0
7
0
2
4
5
7
6
0
0
0
9
31
61
69
43
4
0
15
0
0
0
0
0
0
0
0
0
先天奇形、変形および染色体異常(Q00-Q99)
0
0
0
0
1
0
0
0
0
0
症状、徴候および異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの(R00-R99)
0
0
1
0
3
1
3
2
4
4
妊娠、分娩および産じょく〈褥〉(O00-O99)
69
40
26
13
8
53
259
9.01%
消化器系の疾患(K00-K93)
110
164
53
39
17
14
33
430
14.96%
皮膚および皮下組織の疾患(L00-L99)
筋骨格系および結合組織の疾患(M00-M99)
2
8
1
3
2
0
7
23
0.80%
7
3
1
1
0
39
54
1.88%
尿路性器系の疾患(N00-N99)
30
24
9
5
10
8
18
104
3.62%
妊娠、分娩および産じょく〈褥〉(O00-O99)
67
101
28
6
1
3
11
217
7.55%
周産期に発生した病態(P00-P96)
4
7
3
1
0
0
0
15
0.52%
先天奇形、変形および染色体異常(Q00-Q99)
1
1
0
0
0
0
0
2
0.07%
症状、徴候および異常臨床所見・異常検査所見
で他に分類されないもの(R00-R99)
38
8
9
8
6
3
35
107
3.72%
損傷、中毒およびその他の外因の影響
21
7
3
3
1
0
10
45
1.57%
健康状態に影響をおよぼす要因および保健サー
ビスの利用(Z00-Z99)
150
94
12
2
3
0
7
268
9.32%
(S00-T98)
合 計
1030
682
284
172
120
76
510 2,874 100.00%
1
0
0
3
1
1
3
0
1
119
2
0
0
0
0
0
0
0
0
合 計
171
18
15
33
80
106
123
141
61
55
国 際 疾 病 分 類 名
感染症および寄生虫症(A00-B99)
新生物(C00-D48)
合計
構成比
4
10
2
7
6
3
4
7
97
3.38%
17
36
36
58
52
50
27
25
319
11.10%
1
1
0
4
5
5
2
4
23
0.80%
16
23
18
16
27
26
18
20
205
7.13%
精神および行動の障害(F00-F99)
1
0
2
0
1
0
1
2
9
0.31%
神経系の疾患(G00-G99)
8
18
20
19
33
21
17
12
161
5.60%
眼および付属器の疾患(H00-H59)
4
14
32
48
93
82
40
33
349
12.14%
耳および乳様突起の疾患(H60-H95)
3
5
7
8
4
1
2
3
41
1.43%
循環器系の疾患(I00-I99)
3
9
9
19
20
22
19
32
145
5.05%
呼吸器系の疾患(J00-J99)
3
5
11
15
21
31
33
58
259
9.01%
消化器系の疾患(K00-K93)
血液および造血器の疾患ならびに免疫機構の障害(D50-D89)
内分泌、栄養および代謝疾患(E00-E90)
29
44
37
36
52
38
27
29
431
15.00%
皮膚および皮下組織の疾患(L00-L99)
1
2
0
2
1
3
2
6
23
0.80%
筋骨格系および結合組織の疾患(M00-M99)
5
2
3
2
6
10
10
9
54
1.88%
尿路性器系の疾患(N00-N99)
5
6
12
11
10
10
8
9
104
3.62%
妊娠、分娩および産じょく〈褥〉(O00-O99)
0
0
0
0
0
0
0
0
217
7.55%
周産期に発生した病態(P00-P96)
0
0
0
0
0
0
0
0
15
0.52%
先天奇形、変形および染色体異常(Q00-Q99)
0
0
0
1
0
0
0
0
2
0.07%
症状、徴候および異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの(R00-R99)
6
6
11
8
13
12
15
18
107
3.72%
損傷、中毒およびその他の外因の影響(S00-T98)
2
0
4
6
3
8
4
7
46
1.60%
0
267
9.29%
健康状態に影響をおよぼす要因および保健サービスの利用(Z00-Z99)
合 計
150
50-54歳 55-59歳 60-64歳 65-69歳 70-74歳 75-79歳 80-84歳 85歳以上
40
14
46
8
30
5
3
148
195
250
268
377
327
232
計
計
3
2
健康状態に影響をおよぼす要因および保健サービスの利用(Z00-Z99)
損傷、中毒およびその他の外因の影響(S00-T98)
統
統
50
5-9歳 10-14歳 15-19歳 20-24歳 25-29歳 30-34歳 35-39歳 40-44歳 45-49歳
感染症および寄生虫症(A00-B99)
周産期に発生した病態(P00-P96)
呼吸器系の疾患(J00-J99)
0-4歳
274 2,874 100.00%
151
利用者状況
診療材料関係(平成18年4月~平成19年3月)
■介護老人保健施設 東大和ケアセンター
入 所 者 数
部門別診療材料払出比率
シ
ョ
ー
ト
収益(出来高)と材料費の比率
単位(人)
内視鏡センター
4.
8%
(885万)
PETセンター
2.
3%
(418万)
診療材料費(単位:万円)
病院収益(出来高)
30,
000
2,
000
病院収益に対する診療材料費の割合
診療材料費
放射線手術室
6.
2%
(1143万)
6.
2%
1,
500
病棟
28.
7%
7
%
(5262万)
透析センター
17.
3%
(3166万)
入所者延数
5.
6% 5.
5%
5.
6%
25,
000
1% 5.
5.
0% 5.
1%
2% 5.
5.
2% 5.
1%
4.
9% 4.
4%
平成14年度
1,166
35,437
97
平成15年度
1,150
35,078
平成16年度
1,167
平成17年度
平成18年度
利 用 者 数
利用者延数
平成14年度
274
1,700
96
平成15年度
402
2,095
35,305
97
平成16年度
300
2,285
20,
000
1,548
35,810
98
平成17年度
316
2,285
1,589
35,576
98
平成18年度
390
2,737
10,
000
500
5,
000
デイケア利用者数
0
4月
5月
6月
7月
8月
9月 10月 11月 12月 1月
2月
3月
平成19年
単位(人)
利 用 者 数 利 用 者 延 数 1日平均利用者数
平成14年度
数
量
大
中
181
5
鋭利
月
大
中
236
6
鋭利
月
大
中
124
7
月
8
月
鋭利
大
中
鋭利
大
70
53
137
51
47
中
9
月
鋭利
大
中
115 469
48
123
2,134
2,636
1,259
573
462
469
経費 (含消費税)
448,140
553,560
264,390
120,330
97,020
98,490
10 月
11 月
12 月
月
2
月
利用者数
12,000
1,800
1,600
1,400
1,200
1,000
800
600
400
200
0
3
月
鋭利
大
中
鋭利
大
中
鋭利
大
中
鋭利
大
中
鋭利
大
中
鋭利
大
70
60
149
51
48
129
79
58
175
55
49
138
57
48
122
59
48
中
合
鋭利
平成15年度
1,628
11,742
40
平成16年度
1,685
11,454
39
6,000
平成17年度
1,703
11,287
38
4,000
平成18年度
1,788
12,344
40
8,000
2,000
0
H14年度
廃 棄 物 量
1
34
H15年度
H16年度
H17年度
利用者延数
計
計
箱
月
9,895
利用者数(人)
10,000
医療廃棄物委託量及び経費(消費税含)
4
1,391
利用者延数(人)
統
統
平成18年
鋭利
単位(人)
均
15,
000
0
別
平
1,
000
手術室
外来
23.
0%
17.
6%
6%
(3223万) (4215万)
月
月
病院収益(単位:万円)
2,
500
その他
0.
1%
(14万)
入 所 者 数
H18年度
計
大
中
128 1,090 459 1,506
594
462
642
477
498
530
10,736
124,740
97,020
134,820
100,170
104,580
111,300
2,254,560
※単位は数量(個)、物量(kg)、経費(円) 大・中の容量 大:90ℓ 中:40ℓ
152
153
■村山大和診療所
■東大和訪問看護ステーション
訪問診療実績表(平成18年10月開設)
訪 問 件 数
訪問診療実績表
訪問者数
単位(人)
単位(人)
(件)
平成18年
平成19年
4月
合 計
10月
11月
12月
1月
2月
3月
訪問患者数
13
12
13
13
14
17
82
訪 問 回 数
23
25
32
31
36
39
186
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
1
0
2
2
1
2
8
合計
平成16年度訪問者数
87
81
83
80
75
83
86
98
110
108
113
111
1,115
平成17年度訪問者数
115
113
97
99
96
99
94
99
94
88
93
98
1,185
平成18年度訪問者数
115
101
108
104
103
106
95
92
100
95
96
99
1,214
訪問延べ回数
在宅看取り数
3月
単位(回)
平成16年度訪問延べ回数
431
360
455
409
387
433
458
532
535
523
548
595
5,666
平成17年度訪問延べ回数
564
532
506
540
533
543
503
567
571
517
538
633
6,547
平成18年度訪問延べ回数
613
583
640
587
670
590
596
566
635
546
559
623
7,208
訪問診療実績
(人)
(件)
● 訪問回数
■ 訪問患者数
▲ 在宅看取り数
39
32
新 規 利 用 者
36
31
23
25
単位(人)
17
13
13
12
1
2
0
10月
11月
12月
14
13
2
1
1月
2月
医
神経難病、悪性腫瘍の終末期の
療
方や介護保険を利用出来ない方
介
要支援1〜要介護5の認定を
護
受けた方で、上記疾患を除く
54
介護保険
2
3月
平成19年
合 計
44%
42
医療保険
56%
計
計
平成18年
新規利用者状況
統
統
50
45
40
35
30
25
20
15
10
5
0
96
■東大和市在宅介護支援センター ひがしやまと
相 談 件 数
単位(人)
相談者数
相談者延人数
(人)
800
平成16年度
400
520
600
平成17年度
636
792
400
平成18年度
346
493
※平成17年度より2人体制から1人体制になりました。
了
者
数
500
終了者状況
単位(人)
300
死
(在宅死)
43
200
事
亡
(その他医療機関にて)
15
100
由
0
実態把握件数
終
相談者数
相談者延人数
700
平成16年度
平成17年度
平成18年度
軽快
19%
入院/入所
入 院 / 入 所
軽
合 計
快
6
8%
在宅死
15
79
54%
その他医療機関にて
19%
単位(件)
154
平成17年度
434
平成18年度
266
155
■東大和ヘルパーステーション
■指定居宅介護支援事業所 東大和病院ケアサポート
訪
業 務 実 績 表
問
件
数
単位(人)
訪問者数
平成16年度
4月
P.137上
単位(件)
平成16年4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
平成17年1月
2月
3月
16年度合計
認定調査数
26
23
26
26
25
31
26
32
32
23
22
36
328
ケアプラン数
180
176
173
174
181
190
201
199
206
207
213
211
2,311
平成17年度
平成17年4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
平成18年1月
2月
3月
17年度合計
認定調査数
12
4
10
10
21
17
20
16
9
14
15
6
154
ケアプラン数
212
208
169
173
176
177
177
177
176
175
176
151
2,147
5月
6月
7月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
平成19年1月
2月
3月
0
4
2
7
10
6
7
3
0
9
3
51
ケアプラン数
157
155
155
149
142
143
134
129
126
122
124
126
1,662
実
73
70
78
74
72
65
67
66
835
平 成 18 年 度
66
70
71
72
73
69
70
68
71
69
66
64
829
単位(回)
訪問延べ回数
平 成 17 年 度
917
819
963
808
888
920
902
914
840
677
712
769 10,129
平 成 18 年 度
739
827
841
853
952
885
906
863
912
817
758
895 10,248
訪問者数(人)
訪問回数(回)
1,000
952
912
906
885
853
895
863
827
900
817
800
700
80
70
60
50
70
73
72
71
4月
績
66
5月
6月
7月
8月
173
157 155 155
149 142 143
151
150
134 129
126
125
122 124
126
40
36
26 26 25 31 26
32 32
30
23 22
21
50
17 20
16
12
10 10
4
6月
7月
8月
要 支 援 1
176 177 177 177 176 175 176
169
100
5月
要 支 援 2
181
14 15
7 10
6
0
0
4
2
9
7
6
3
0
2月
3月
3
10
0
0
9月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
合計
1
1
1
1
1
1
2
3
11
1
1
3
5
4
6
5
6
6
37
経過的要介護
6
6
6
6
6
5
5
4
4
3
0
0
51
要 介 護 1
23
21
19
16
17
15
15
16
15
14
12
7
190
要 介 護 2
11
14
13
14
12
12
12
12
12
13
12
11
148
要 介 護 3
4
5
6
6
7
6
5
6
6
4
6
7
68
要 介 護 4
6
8
9
10
9
8
8
7
7
9
9
9
99
要 介 護 5
11
11
12
12
13
13
13
12
13
13
13
14
150
合
61
65
65
65
66
63
64
62
64
62
60
57
754
計
要支援2
4.9%
要支援1
1.5%
要介護5
19.9%
20
9
1月
介 護 度 別 一 覧
4月
213 211 212 208
206 207
173 174
9月 10月 11月 12月
計
199
64
平成19年
計
190
200
201
訪問回数
69
単位:人/回
認定調査数
ケアプラン数
250
訪問者数
600
71
68
66
認定調査数(件)
225
70
69
平成18年
ケアプラン数(件)
合計
統
務
3月
72
統
業
2月
68
0
25
1月
18年度合計
0
23
12月
758
認定調査数
75
11月
64
739
平成18年4月
26
10月
66
平成18年度
175
9月
平 成 17 年 度
841
180 176
8月
要介護4
13.1%
経過的要介護
6.8%
要介護1
25.2%
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
平成16年 平成17年 平成18年 平成19年
要介護3
9.0%
156
要介護2
19.6%
157
■指定居宅介護支援事業所 武蔵村山病院ケアサポート
■えのき訪問看護ステーション
訪 問 看 護 実 績
業 務 実 績 表
平成18年度
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月 11月 12月
1月
2月
3月
合計
リハビリ件数
26
49
50
51
51
79
67
89
77
67
82
92
看 護 件 数
188
193
207
206
176
228
240
243
236
197
230
256 2,600
合
計
214
242
257
257
227
307
307
332
313
264
312
348 3,380
利 用 人 数
39
40
42
40
40
45
46
50
56
49
50
51
4月
780
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
認定調査数
3
7
15
6
14
10
2
6
5
0
ケアプラン数
37
35
33
30
34
33
35
34
35
25
平成18年度 単位(件)
548
4月
P.138下
訪 問 看 護 実 績
(件)
平成17年度 単位(件)
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
認定調査数
0
0
3
6
6
7
7
8
0
7
5
10
ケアプラン数
34
34
31
28
36
31
28
31
32
34
32
31
400
350
業
300
200
看護件数
150
リハビリ件数
40
34
36
34
31
31
28
31
32
34
5月
6月
7月
8月
9月
10月 11月 12月 1月
平成18年
2月
3月
平成19年
認定調査数(件)
ケアプラン数(件) 20
20
15
10
5
新規依頼(平成18年4月〜平成19年3月)
0
6
武蔵村山病院
7件
武蔵村山病院ケアサポート
6件
東大和病院
4件
来所
2件
東大和訪問看護ステーション
1件
村山大和診療所
1件
計
21件
計
29件
6
7
7
8
7
3
0
0
4月
5月
平成18年
大和会内依頼元
31
28
25
4月
32
計
計
0
認定調査数(件)
30
50
績
ケアプラン数(件)
45
35
100
実
10
5
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
15
10
5
0
0
1月
2月
3月
平成19年
大和会外部依頼
158
統
統
250
務
159
[Ⅳ]そ の 他
学会・研究会・論文・講演発表
症例検討会・救急症例検討会
大和会研究集会・公開医学講座
大和会教育研修状況
大和会職員名簿
編
集
後
記
161
学会・研究会・講演発表
東 大 和 病 院
神経内科
【原著論文(英文)】
1.Brown P, Brandel J-P, Preese M and Sato T. Iatrogenic Creutzfeldt-Jakob disease. The waning of an era.
Neurology 67:389-393, 2006.
【総 説】
1.佐藤猛、増田眞之、山田正仁.硬膜移植後のCJDの特徴.Clinical Neuroscience 24(3):291-294,2006.
2.佐藤猛、増田眞之.感染性プリオン病:変異型CJDと硬膜移植後CJD. Brain Medical 18(4):353-
358,2006.
【講 演】
1.佐藤猛:クロイツフェルト・ヤコブ病:診断、治療、感染防御の最近の動向、平成18年度第2回静岡県感
染症医療関係者研修会,2007/2/10.静岡県医師会館.
2.佐藤猛:薬害ヤコブ病:研究と医療の進歩、薬害ヤコブ病訴訟和解確認書調印5周年記念集会.2007/3/25,
大津市料亭紅葉.
消化器科・外科
【学会発表】
1.小沢正幸:EVLデバイスを用いた大腸憩室出血に対する治療.第82回日本消化器内視鏡学会関東地方会.
2006/6/16.東京.
2.小沢正幸:当院の上部消化管腫瘍に対する内視鏡治療の現況.第11回多摩消化器疾患研究会.2006/7/1,
東京.
3.小沢正幸:当院のESD偶発症と反省点.第10回北多摩中央消化管粘膜切除術セミナー.2006/7/14.東京.
4.河本健、竹本安宏、小倉直人、鈴木哲太郎、竹田潤、辻亮作、大村孝志、佐藤光史、高橋武宣、桑尾定
仁:直腸癌に肝偽リンパ腫を合併した1例.第73回城西外科研究会.2006/9/30,東京.
そ
5.K. Sato. Resident Training System in a Local Teaching Hospital. 23th Congress of Pan-Pacific Surgical
Association Japan Chapter. Oct. 20-22th, 2006, Bangkok.
第34回日本救急医学会総会・学術集会.2006/10/30~11/1,福岡.
十二指腸乳頭部癌と空腸GISTが同時性に併発した1例.第68回日本臨床外科学会総会.2006/11/9,広島.
8.小倉直人、河本健、竹本安宏、鈴木哲太郎、竹田潤、辻亮作、大村孝志、佐藤光史、高橋武宣、桑尾定
仁:高度の石灰化を伴った興味ある胃GISTの1例.第74回城西外科研究会.2007/2/17,東京.
9.竹本安宏、河本健、小倉直人、鈴木哲太郎、竹田潤、大村孝志、佐藤光史:Vater乳頭部癌術後、Rouxen Y脚への内ヘルニアにて閉塞性胆管炎を発祥した1例.第293回日本消化器病学会関東支部例会.
2007/2/24,東京.
10.鈴木哲太郎、竹田潤、辻亮作、大村孝志、佐藤光史、高橋武宣:PET-CTを用いたがんの術後follow up
-当院での取り組み.第10回北里大学外科腫瘍学研究会.2007/2/24,埼玉.
【講 演】
1.大村孝志:地域がん診療連携拠点病院としての基盤整備-これまでとこれから.第6回大和会研究集会.
2006/9/17,東京.
2.大村孝志:緩和医療における疼痛以外の症状対策.第1回大和会がんセミナー.2006/12/1,東京.
162
163
他
7.鈴木哲太郎、小倉直人、荒瀬勉、大村孝志、佐藤光史、高橋武宣、桑尾定仁:von Recklinghausen氏病に
の
6.木庭雄至、大村孝志:左側大腸癌によるイレウスに対して経肛門的イレウス管を用いた治療戦略の有用性.
3.竹田潤:肝腫瘍のラジオ波治療.第22回大和会症例検討会.2007/1/15,東京.
【論 文】
1.竹田潤、鈴木哲太郎、荒瀬勉、辻亮作、大村孝志、佐藤光史、高橋武宣:大腸癌術後肝転移再発に対する
ラジオ波治療の経験.多摩消化器シンポジウム誌.21:21-24, 2007.
【学会参加】
脳神経外科
【学会発表】
1.高野誠、岡田卓郎、岩本和久、大高弘稔、根本繁、松丸祐司:血管内治療を行なった破裂椎骨解離性動脈
瘤の3症例.第20回日本神経救急学会学術集会.2006/6/16~17, 東京
1.大村孝志:第11回日本緩和医療学会総会.2006/6/23~24,神戸.
2.辻亮作:第14回日本乳がん学会学術総会.2006/7/7~8,金沢.
3.佐藤光史:第17回日本在宅医療研究会学術集会.2006/7/29~30,神奈川.
麻酔科
4.大村孝志:外来化学療法マネジメント研究会.2006/9/9,東京.
【学会発表】
5.小倉直人:第19回日本内視鏡外科学会総会.2006/12/5~6,京都.
1.松本克平:Fresh Gas Decoupling System 並びにSmart Vent Compensation Systemの検討.日本麻酔科
6.小沢正幸:第3回 ESD 研究会.2007/3/3,愛知.
学会第53回学術集会.2006/6/1~3,神戸.
7.大村孝志:第1回がん疼痛マネジメントセミナー.2007/3/17,東京.
【原著論文】
【研修会・講習会など】
1.松本克平:LMAを用いて自発呼吸下に管理した胸骨非横断下端部分切開(lower-end sternal splitting
1.小沢正幸:第6回 ESD ライブデモセミナー.2006/4/15.長野.
approach:LESS)による心拍動下冠動脈バイパス術の2症例.麻酔(0021-4892)55巻10号 Page1253-
2.大村孝志、小倉直人、竹本安宏 :12th Advanced Laparoscopic Surgery Course.2006/5/27~28,須賀川.
1256(2006/10)
3.鈴木哲太郎、河本健:12th Technical Seminar for Endoscopic Surgery – Lap General.2006/9/24,須賀川.
4.鈴木哲太郎:2006年度後期日本消化器外科学会教育集会.2007.2/10~11,横浜.
5.竹本安宏:日本救急医学会専門医セミナー.2007/3/11,東京.
2.松本克平:体位性低酸素血症症例に対する肺胸郭コンプライアンスからとらえた麻酔管理.麻酔(0021-
4892)55巻6号 Page717-719(2006/6)
3.松本克平:術中操作による従量式陽圧換気下での肺胸郭コンプライアンスの変化.麻酔(0021-4892)55
巻6号 Page704-707(2006/6)
心臓血管センター
【学会発表】
1.舘林孝幸、野地智、湯田淳:腹腔鏡下虫垂切除術中に破裂した右総腸骨動脈瘤の1治験例.第4回多摩血
管外科研究会.2006/10/21,東京.
4.松本克平:拍動下冠動脈再建術時の術中右室容量の連続モニタリングと循環血液量測定.臨床麻酔(0387
-3668)30巻7号 Page1175-1177(2006/7)
5.松本克平:拍動下冠動脈再建術時の術中右室容量の連続モニタリングによる検討.臨床麻酔(0387-
3668)30巻5号 Page793-796(2006/5)
【著 書】
2.野地智:座長:第25回多摩地区虚血性心疾患研究会.2006/10/14,東京.
1.松本克平:麻酔じかけの翼. 彩図社.2006/12/15,東京.
【学会参加】
【教科書】
1.野地智、舘林孝幸:第36回日本心臓血管外科学会学術総会.2006/4/12~14,盛岡.
1.松本克平:麻酔回路の内圧設定(呼吸器1回換気量設定)の問題点.麻酔科診療プラクティス19 (2006/5)
2.舘林孝幸:第34回日本血管外科学会総会.2006/5/10~12,東京.
3.舘林孝幸:第46回日本呼吸器学会総会.2006/6/10~12,東京.
病理細胞診断科
5.野地智、舘林孝幸、湯田淳:第37回日本心臓血管外科学会学術総会.2007/2/21~23,東京.
【総 説】
6.舘林孝幸:第71回日本循環器学会総会学術集会.2007/3/15~17,神戸.
1.桑尾定仁:早わかり血液検査ゼミナール「免疫血清学的検査」.クリニカルスタディ27(1);26-27,2006
【講習会参加】
2.桑尾定仁:早わかり血液検査ゼミナール「腫瘍マーカー」.クリニカルスタディ27(2);26-27,2006
1.野地智、舘林孝幸:第3回三学会構成心臓血管外科専門医認定機構認定医療安全講習会.2006/4/14,盛岡.
3.桑尾定仁:早わかり血液検査ゼミナール「臨床検査値一覧」.クリニカルスタディ27(3);26-27,2006
2.舘林孝幸:第4回三学会構成心臓血管外科専門医認定機構認定医療安全講習会.2006/5/12,東京.
4.桑尾定仁:今の医療を知るためのキーワード.クリニカルスタディ 27(14); 2007.
3.湯田淳:第5回三学会構成心臓血管外科専門医認定機構認定医療安全講習会.2007/10/1,東京.
5.桑尾定仁、木村文一、河村淳平:迅速固定液「ティッシュー・テック ユフィックス」の使用経験-固定
4.野地智、湯田淳:第6回三学会構成心臓血管外科専門医認定機構認定医療安全講習会.2007/2/22,東京.
から検査結果まで乳ガンの病理検査の諸問題を考える-Sakura Tissue-Tek Today5, 2007.
【その他】
【原 著】
1.野地智:突然発症する心・大血管疾患.東大和病院症例検討会.2006/11/6,東京.
1.木村文一、河村淳平、鴨志田伸吾、鈴木文子、桑尾定仁:病理領域で取扱う手術材料のデジタル画像化と
2.野地智:最近の心臓血管外科手術.第97回東大和病院公開医学講座.2006/11/11,東京.
3.高野誠:血管内治療を行った破裂椎骨解離性動脈瘤の3症例.第20回日本神経救急学会学術集会.2006/6/16~17
そ
大和会の
その他
他
そ
大和会の
その他
他
4.野地智、舘林孝幸、湯田淳:第59回日本胸部外科学会定期学術集会.2006/10/2~4,東京.
画像管理のコンピュータ化.臨床検査.50:1065-1070,2006.
2.桑尾定仁、木村文一、河村淳平、鈴木文子:一般病理医より見た乳ガンホルモンレセプター検査の諸問題
病理技術.69(2): 69-72,2006.
3.Shingo Kamoshida, Mai Suzuki, Yoichi Sakurai, Masahiro Ochiai, Fumikazu Kimura,
Sadahito Kuwao, Kazuki Sakamoto, Yosikazu Sugimoto, Masakazu Fukushima and Yutaka Tsutsumi:
Expression of chemoresistance-related proteins in α-fetoprotein-producing adenocarcinoma of the
digestive organs. Oncology Reports. 16: 721- 727, 2006
164
165
【教育講演】
1.桑尾定仁:消化管間葉系腫瘍・GIST(Gastrointestinal mesenchymal tumor)に対するc-Kit抗体の意義と
コンペ標本評価.第75回病理技術研究会.2007/3/11,東京.
武蔵村山病院
小児科
【学会・研究会発表】
【学会発表】
1.鴨志田伸吾、塩竈和也、下村龍一、稲田健一、木村文一、桑尾定仁、堤寛:α-Fetoprotein陽性胃癌にお
1.堀口泰典:セレンゲ県スフバートルでの心臓検診 第6次モンゴル渡航小児循環器診療の一環として.第
ける抗癌剤耐性関連蛋白の発現.第95回日本病理学会総会抄録集(P2-I-94).2006/4/30~5/2.東京.
2.木村文一、河村淳平、鴨志田伸吾、川井健司、鈴木文子、桑尾定仁:新しい増殖因子マーカー minichromosome maintenance protein 7 (MCM 7)の有用性に関する病理学的検討.第95回日本病理学会総会
抄録集(P2-I-112).2006/4/30~5/2,東京.
3.鈴木文子、木村文一、河村淳平、鴨志田伸吾、桑野譲、桑尾定仁:卵巣の漿液性表在性乳頭状癌の一症例.
第47回日本臨床細胞学会総会抄録集(P-147).2006/6/8~11,横浜.
109回日本小児科学会学術集会.2006/4/21~23,金沢.
2.堀口泰典:電子ビームCT3D画像によるASDの形態評価-患者に「無駄な旅行」をさせないために.第42
回日本小児循環器学会総会.学術集会.2006/7/13~15,名古屋.
3.堀口泰典:PDAコイル閉鎖術前後の冠血流の変化.モンゴルにおける遺残PDAに対するカテーテルイン
ターベンション-モンゴル渡航小児循環器診療-.第18回日本Pediatric Interventional Cardiology研究会
学術集会.2007/1/19~20,福岡.
4.河村淳平、木村文一、鴨志田伸吾、鈴木文子、張替慎也、寺尾一郎、神楽岡治彦、桑尾定仁:Amylaseproducing lung cancerの1例.第45回日本臨床細胞学会秋季大会(抄録)・P-33.2006/11/10~11,東京.
5.桑尾定仁、木村文一、河村淳平、鴨志田伸吾:高度の石灰化を伴った胃原発GISTの一例.第96回日本病
理学会抄録集(PI-134).2007/3/13~15,大阪.
【講習会講師】
1.第5回東京泌尿生殖器病理組織講習会.東京慈恵会医科大学.2007/1/19~21,東京.
泌尿器科
【学会発表】
1.遠藤忠雄:腎移植患者における抗HLA抗体の変動に関する解析-第2報.第42回日本移植学会総会.
2006/9/7,千葉.
【学会・研究会参加】
1.桑尾定仁:第95回日本病理学会総会.2006/04/30~05/02,東京.
2.桑尾定仁:第47回日本臨床細胞学会総会.2006/06/09~11,東京.
3.桑尾定仁:多摩乳腺談話会.2006/06/19,東京(立川).
4.桑尾定仁:第2回多摩リンパ腫研究会.2006/06/22,東京(立川).
5.桑尾定仁:第83回神奈川病理医会例会.2006/07/08,神奈川(北里大).
6.桑尾定仁:第73回城西外科研究会.2006/09/30,東京(立川).
7.桑尾定仁:第3回多摩リンパ腫研究会.2006/10/12,東京(立川).
歯科
【学会発表】
1.田辺智子、元橋靖友、戸原玄、山口明:リハビリテーションセンターにおける歯科の果たす機能の検討.
第12回日本摂食・嚥下リハビリテーション学会.2006/9/8-9,岡山.
【コラム】
1.元橋靖友:脳卒中急性期の摂食・嚥下リハビリテーション.看護技術52(9)32-37,2006.
【講演発表】
1.元橋靖友:病院歯科における摂食・嚥下障害への対応.第84回お茶の水摂食・嚥下研究会.2006/5/18,
看護部
【執筆活動】
日本リハビリテーション病院・施設協会 急性期・回復期リハビリテーション検討委員会、発行所:南江
堂)『看護としての予防と対策』掲載.2006/6/15.
リハビリテーションセンター
そ
大和会の
その他
他
そ
大和会の
その他
他
1.比留間恵 :脳卒中急性期治療とリハビリテーション- rt - PA 時代のブレインアタック戦略.(編集者 :
東京.
【総 説】
1.近藤克則、山口明:エビデンスづくりに向けた大規模データバンクの可能性と課題.総合リハ33:1119-
1124,2005.
がん相談支援センター
【著 書】
【学会発表】
Medical Rehabilitation No.56 全日本病院出版会.2005/8.
1.加藤麻樹子:末期がんのAさんと看護師の信頼関係形成の過程に関する検討.東京女子医科大学看護学会.
2006/10/7,東京.
【講演依頼発表】
1.加藤麻樹子:平成18年度第2回相談支援センター相談員講習会「がん相談支援センターの現状と課題」.
2007/3/21,東京(国立がんセンター).
【学会参加】
1.加藤麻樹子:第11回日本緩和医療学会.2006/6/22~24,兵庫.
2.加藤麻樹子:第21回日本がん看護学会.2007/2/9・10,東京.
1.山口明編著:ギラン・バレー症候群・リハビリテーション実践マニュアル.Monthly Book
2.山口明編著:高齢者の地域リハビリテーション体制の構築に関する研究.厚生労働科学研究研究費補助金
長寿科学総合研究事業、平成18年度総括研究報告書.2006/3.
3.山口明編著:高齢者の地域リハビリテーション体制の構築に関する研究.厚生労働科学研究研究費補助金
長寿科学総合研究事業、平成17~18年度総括研究報告書.2006/3.
【学会発表等】
1.山口明:高齢者の地域リハビリテーション体制の構築に関する研究の意義.第43回日本リハビリテーショ
ン医学会学術集会.2006/6,東京.
2.山口明:都市部における地域リハビリテーション.日本リハビリテーション・ケア合同学会.2006/10,青森.
【研究会】
1.山口明、高木宏、吉野保江:本研究班における脳卒中リハビリテーションデータベース研究の意義および
166
167
認知症研究をめぐって.厚生労働省厚生労働科学研究費 長寿科学総合研究事業『高齢者の地域リハビリ
テーション体制の構築に関する研究』研究班班会議.2006/12/3,東京.
2.山口明:脳卒中リハビリテーションデータベース研究の意義.脳卒中リハビリテーションデータベース作
成に関する打ち合わせ.2006/10,東京.
5.小柳貴子:医薬品ニューウェーブ・マーケティング研究会「病院における院内患者教育の最新事情」.
2006/6/21.東京.
6.小柳貴子:第7回 西東京糖尿病療養指導士養成講座.2006/11/9,東京.
7.小柳貴子:第3回 西東京教育看護研修会「認定看護師による糖尿病療養支援の実際」.2006/7/23,東京.
【学会参加】
リハビリテーション科
【学会発表】
1.政本紀世:第22回日本環境感染学会総会.2007/2/23・24,神奈川.
2.政本紀世:第9回SSIサーベーランス研究会.2007/2/24,神奈川.
3.庄村薫:日本腎不全看護学会.2006/4/15・16,東京.
1.山口明:脳卒中リハビリテーション患者データベース開発の試み 第3報 高齢者地域リハ体制構築上の
意義.第43回日本リハビリテーション医学会学術集会.2006/5/31~6/3.
2.山口明:リハビリテーションセンターにおける歯科の果たす機能の役割.第12回日本摂食・嚥下リハビリ
テーション学会学術集会.2006/9/8~9.岡山.
3.山口明:サービス提供の格差~地域リハビリテーション広域支援センター活動を通して~「地域リハビリ
テーション広域支援センターの課題」.リハビリテーション・ケア合同研究大会青森2006.2006/10/5~7,
青森.
リハビリテーション科(作業療法部門)
【講習会・研修・学会参加】
1.在原麻衣、三澤梓、渡邉絵麻、上原亮介、鷲野純子、水野充美:作業療法士協会新人教育プログラム(第
1回~4回).
2.水野充美:第2回職業リハビリテーション講習会.2007/2/1~4.千葉.
3.高橋美貴、上原亮介、在原麻衣、三澤梓、渡邉絵麻、鷲野純子、水野充美、安永雅美:第40回日本作業療
法士学会.2006/6/30~7/2,京都.
4.水野充美:第30回日本高次脳機能学会.2006/11/16~17,東京.
5.在原麻衣:北里学会.2006/12/2,神奈川.
6.高橋美貴:第5回東京都作業療法学会.2007/1/14,東京.
【研究会】
1.上原亮介、水野充美、鷲野純子:半側空間無視に関する研究(松下電工と打ち合わせ).
そ
大和会の
その他
他
そ
大和会の
その他
他
2.セコムロボットアームについて打ち合わせ.
放射線科(画像診断PETセンター)
【著 書】
1.原澤有美:必携!がん診療のためのPET/CT読影までの完全ガイド.読影に必要な基礎知識〔2〕頭頸部、
〔12〕骨軟部.2007.
2.原澤有美:整形外科学.3 整形外科検査法 A検査の進め方、B画像検査.2007.
看護部
【執筆活動】
1.小柳貴子:糖尿病ケア 「シックデイにおける低血糖の予防と対応」2006 vol.3 no.6メディカ出版
【講演活動】
1.政本紀世:村山中央病院「医療安全と感染管理」.2006/12/19,東京.
2.政本紀世:草加市キングスガーデン「老人施設における感染症について」.2006/10/5,埼玉.
3.政本紀世:アステラス製薬株式会社「施設における院内感染のリスクマネージメント」.2006/6/23,東京.
4.小柳貴子:第5回 西東京CDE研究会総会「糖尿病と眼の病気」座長.2006/7/1,東京.
168
169
〈大和会研究集会抄録〉
症例検討会 ・ 救急症例検討会 ・ 大和会研究集会・公開医学講座
1 そのいびきが危ない!! ―当院における睡眠時無呼吸症候群検査の現状―
臨床検査科 篠田旬子・佐藤穂波
症 例 検 討 会
演 題
第19回
「最近の前立腺癌治療の動向」
第20回
「子宮筋腫」
東大和病院(泌尿器科)医師:黄 英茂
「きずの治療」
第21回
実施月
~受傷早期の治療から・ケロイドの治療について~
第22回
「肝腫瘍のラジオ波治療」
第23回
「手術で治る高齢者認知症」
~特発性正常圧水頭症(i-NPH)に対する
L-P shuntについて!~
5
月
2003年におきた山陽新幹線の運転手の居眠り運転
0,1,2,3
7 月
で広く知られるようになった睡眠時無呼吸症候群
6.座って人と話をしているとき 東大和病院(形成外科)医師:黒田 正義
9 月
(SAS)。2003年7月~2006年7月までの当院における
東大和病院(消化器・外科)医師:竹田 潤
1 月
東大和病院(脳神経外科)医師:岡田 卓郎
3 月
演 題
「 下肢のスポーツ外傷の診断と治療」
第18回
実施月
東大和病院(整形外科)医師:斉藤 力
4 月
「救急で使用される薬剤について」
東大和病院(薬剤科) 松本 潤子
6 月
第19回
「緊急輸血療法が行われた症例について」
東大和病院(検査科) 石田 勉
10月
第20回
「急性腹症」
東大和病院(消化器科・外科)医師:小倉 直人
12月
第21回
特別講演「呼吸器管理について」
北里大学医学部 教授 相馬 一刻
2 月
平成18年9月17日(日)東大和市民会館ハミングホール
演 者
◎前半の部
1
3
4
5
6
東大和病院 臨床検査科:篠田旬子・佐藤穂波
東大和病院 A5階病棟:鈴木千鶴・木村祐子
他
東大和病院 6階病棟:酒井宏美・高須賀幸子
他
武蔵村山病院 リハビリテーションセンター作業療法科:水野充美
他
武蔵村山病院 リハビリテーションセンター言語聴覚士:平林真紀
他
武蔵村山病院 透析センター:佐相聖子・永田早美
◎後半の部
7
8
9
10
11
特別
講演
170
褐色脂肪組織のPET/CT画像
―まれに見られる生理的集積―
顔の見える連携
-東大和病院への定期的な病棟訪問を試みてー
「在宅パス」の運用について
―在宅復帰に向けてその実績と結果―
ご意見箱を覗いてみたら
―利用者が考える病院のあり方―
地域がん診療連携拠点病院としての基盤整備
―これまでとこれから―
患者から見た良い病院とは
あってほしい病院のサービスとは
7.飲酒をせずに昼食後、静かに座っているとき 【方法】
0,1,2,3
(問診)あなたの最近の生活の中で、次のような
8.自分で車を運転中に、渋滞や信号で数分間、止
状況になると、眠くてうとうとしたり、眠ってしま
まっているとき
うことがありますか?下の数字でお答え下さい(○
0,1,2,3
で囲む)。質問のような状況になったことがなくと
以上の問診にて、SASを疑った方にポリソムグラ
も、その状況になればどうなるかを想像してお答え
フィー(PSG)という検査を行う。
下さい。
【結果】
0=眠ってしまうことはない
無呼吸低呼吸指数(AHI)が20以上を陽性とする。
1=時に眠ってしまう
・男性21/34名,女性2/6名で陽性であった。
2=しばしば眠ってしまう
【考察】
3=だいたいいつも眠ってしまう
SAS陽性者と陰性者による比較を行った。
(状況)
・陽性者は男性に多く、年齢では40~50歳に多い
武蔵村山病院 放射線科:岩下友美・長谷川肇
他
東大和訪問看護ステーション:篠原かおる・小野友子
他
東大和ケアセンター:喜多村明子・遠藤涼子
他
武蔵村山病院 総務課:日原真由美
東大和病院 医師:大村孝志
写真家/医療ジャーナリスト:伊藤隼也先生
傾向にあった。
0,1,2,3
また、SASは糖尿病、高血圧、高脂血症といった
2.テレビを見ているとき 生活習慣病と関連があると言われ、当院での現状を
0,1,2,3
調べてみると、SAS陽性者の中には、上記の疾患の
3.人の大勢いる場所(会議や劇場など)で座って
診断、または疑いのある方が多い傾向にあった。
いるとき
0,1,2,3
そ
大和会の
その他
他
そ
大和会の
その他
他
2
そのいびきが危ない!!
―当院での睡眠時無呼吸症候群検査の現状―
手術後の早期離床について
―術後合併症の予防をめざして―
排泄を通しての自立への関わり
―その人にあった下着選び―
高次脳機能障害の作業療法
―視覚失認を呈する症例報告―
失語症のリハビリテーション
―失語症に対する意識調査をもとに―
透析室における防災対策
―災害・震災時にどう行動するか―
0,1,2,3
SAS 検査受診者の現状に迫る。
1.座って読書中 大和会研究集会発表一覧
演 題
5.午後に、横になって休息をとっているとき 東大和病院(婦人科)医師:桑野 譲
救急 症 例 検 討 会
第17回
【目的】
4.他の人の運転する車に、休憩無しで1時間以上
乗っているとき
0,1,2,3
2 手術後の早期離床について ―術後合併症の予防をめざして―
東大和病院・A5階病棟 鈴木千鶴・木村祐子・前田江里
大内 彩・井上英子
【目的】
を行った。
高齢者ケアチームにおいて日常生活動作評価表
【対象】
(以下ADL評価表とする)を用いて早期離床状況
A5F病棟入院中の65歳以上消化器疾患で全身麻
のデータ収集を行ったところ、ADL評価表を使用
酔下の開腹手術を行った患者様
する以前に比べ離床率の変化と、看護師の意識に変
平成16年 7 月 1 日~平成17年6月30日
容が見受けられた。そのため、ADL評価表を用い
(以下A期間):107名
る以前と比較することでそれらを明らかにし、苦痛
平成17年 7 月 1 日~平成18年6月30日
が少なく、かつ統一した離床への援助を目的に研究
(以下B期間):87名
171
【方法】
【考察】
①→日常生活評価表を活用したB期間と活用以前の
ADL評価表をつけるようになり看護師の早期離
A期間の離床状況を分析・比較
②→A5階病棟看護師への意識調査(B期間在職中
の看護師28名)
床への意識が高まり、苦痛の緩和やベッドアップを
積極的に行ったことで全体的な離床率が上昇したと
考えられる。しかし看 護師の意識調査の中では、
【結果】
患者への術前オリエンテーションや鎮痛剤の使用の
・方法①の結果
判断に個人差があることがわかった。それは看護師
術後1病日目の離床率・ベッドアップ率はB期間
一人一人の意識の違いやスタッフの入れ替わりなど
の方が上昇していた。離床目的での鎮痛剤使用率
により統一が図りにくい現状があるためと考えられ
については、両期間大差なかった。持続硬膜外カ
る。よって、早期離床に向けて常に質の高い統一さ
テーテル(皮下注射を含む)挿入率はB期間の方が
れた看護ができるように基準を決めることが必要で
高かった。
はないかと考えた。
・方法②の結果(28名中27名より回答あり)
【まとめ】
看護師27名ADL評価表をつける以前からいた看
この研究結果をふまえて早期離床マニュアルの作
護師77%、以降A5階へ移動となった看護師23%。
成を行い活用を始めている。今後マニュアルの定着
ADL評価表をつける以前からいた看護師の60%
を図り統一された早期離床への看護を提供していく。
がADL評価表をつけたことで早期離床に対する
また、術式による離床状況の違いや術後合併症の併
意識が更に高まったと回答している。術前オリエ
発率などを把握し、評価・改善していくことが今後
ンテーションや術後の離床への看護介入には個人
の課題である。
差がみられた。
4 高次脳機能障害の作業療法 ―視覚失認を呈する症例報告―
武蔵村山病院・リハビリテーションセンター作業療法科 水野充美・安永雅美
黒岩貞枝
【目的】
脳血管性障害による高次脳機能障害は損傷された
脳の部位により様々な症状を呈する。そして、高次
脳機能障害により病棟生活、退院後の日常生活場面
具の場所の固定、目印等)
④自主訓練プログラム課題
上記のアプローチを発症2ヶ月目から発症11ヶ
今回、視覚失認という高次脳機能障害を有する症
月目に至る現在まで継続して実施。
例を経験した。過去20年間の視覚失認を呈する症例
【結果】
に対しての作業療法アプローチの報告は極わずかな
上記のアプローチを実施し、訓練場面では①色彩
報告しかない。
認知、②文字認知、③物品認知の改善が見られた。
そこで、視覚失認の作業療法アプローチについて
又、退院後の自主訓練プログラムにより、文字認知
検討したので以下に報告する。
は改善がみられた。
【対象】
日常生活の介助量は軽減傾向にあるが、依然とし
①氏名:A氏(76歳)男性
て御本人・ご家族は何も見えないという思いが強い。
②疾患名:脳梗塞(左後頭葉と右側頭葉の梗塞。両
しかし本人の中で見やすい時と見えにくい時の感じ
側下縦束の損傷)
③主症状:視覚失認(相貌失認、色彩失認、文字失
が分かり始めている。
【考察・今後の課題】
機能再建訓練により、視覚認知が改善してきてい
【方法】
ると考える。日常生活の改善は適切な環境調整によ
介助量の軽減、自宅復帰を目的に以下の3つの作
る影響が大きいと考える。又、今後も自主訓練プロ
業療法アプローチを実施した。
グラムは重要である。
①視覚失認に対する機能再建訓練(色カード弁別、
今後の課題としては視覚失認が今後どの程度改善
【目的】
選択することができ、継続して行っていくことで、
高齢で床上安静が必要な患者さまの入院では、床
看護師の下着選択に対する意識が高まった。そして、
上排泄からトイレでの排泄行動に変化来たす。その
入院前に排泄が自立していたほとんどの患者さまに
人にあった正しい下着を選択することで排泄への自
おいて、入院前の排泄行動のレベルを下げることな
立を促すことができると考え、同じ基準を設け、そ
く退院することができた。また、介助する看護師も、
の人にあった下着を選択し、入院前の排泄状態に戻
スムーズに排泄介助を行うことが可能になった。
せるよう取り組みを行い、成果が得られたので報告
【考察】
する。
入院時から入院前の排泄状況を把握し、その時々
【対象】
でその人にあった下着を選択することで、本人の排
【目的】
リ職員27名)を対象に、失語症についての一般的な
6階入院患者さまのうち、65歳以上で大腿骨頚部
泄に対する自立の意欲を低下させることなく、退院
失語症による言語障害は目に見えないため、周囲
知識を問うアンケートを質問紙法で実施した。内容
骨折と腰痛や圧迫骨折などの脊椎疾患の患者さま
時に入院前と同レベルの排泄行動に戻ることができ
からわかりにくいという特徴がある。従来失語症者
は、失語症の原因、失語症の症状、失語症者とのコ
【方法】
ると考える。また、排泄の自立が本人のQOLを高
の家族に対しては、コミュニケーションをとりやす
ミュニケーションにおいて有効と思われる方法の3
H18年6・7月に実施。入院前の排泄方法と着用
めるだけでなく、介護者の負担の軽減にもつながる
くするため、障害についての理解を促す働きかけが
項目について、それぞれの項目の選択肢を提示し、
していた下着を電子カルテに入力し、入院後は[下
ことが理解できた。
なされているが、病院職員を対象としたものはあま
適当と思われるものを選択する形式をとった。実施
着選択表]を用いて、ケアリングシートの入力日に
りみられていない。病院職員が失語症について正し
期間は平成18年8月2日から8月8日までで行った。
下着の選択と評価を行う。入院前に排泄の自立して
く理解することは、失語症者のQOLの改善に役立
(アンケート内容は別紙参照)
いた患者さまに対し、入院中に選択した下着が適切
つと考えられる。そこで、今回失語症についての理
【結果及び考察】
であったか、また自立へとつなげることが出来たか、
解を確認する目的で、当院職員に対しアンケート調
アンケートの回答率は94%であった。
さらに分析と評価を行った。
査を実施し、検討を行った。
原因疾患については、適切に脳卒中、脳腫瘍、脳
【結果】
【方法】
外傷を選択した回答が多かった。一方、精神的疾患、
下着選択表を使用することで、同じ基準で下着を
武蔵村山病院職員51名(事務系職員24名、リハビ
先天的な障害、アルツハイマー病等、原因となりえ
物品、文字認知課題等)
②体性感覚を利用した機能訓練(和紙工芸、籐細工、
されればADLに結びついていくかを検討していく
必要がある。
5 失語症のリハビリテーション ―失語症に対する意識調査をもとに―
武蔵村山病院・リハビリテーションセンター言語聴覚士 平林真紀・会田亜有美
久保 眞清
そ
大和会の
その他
他
そ
大和会の
その他
他
172
③環境調整を含めた日常生活動作訓練(服や洗面道
において様々な影響を及ぼす。
認、地誌的失認、物品失認、奥行き知覚の低下)
3 排泄を通しての自立への関わり ―その人にあった下着選び―
東大和病院・6階病棟 酒井宏美・高須賀幸子・八重樫香織
木工課題等)
173
ない疾患を回答したものも半数前後あった。
今回の調査は、限られた職種の職員を対象としてい
特に頚部への集積が多く見られ、頭頸部癌の頸部リ
際に、異常集積と間違えないよう分布の特徴を知っ
症状としては言葉の障害として捉えていることが
たため、考察は慎重を要するが、結果としては、失
ンパ節転移の診断や悪性リンパ腫の病期診断を行う
た上でCT画像との比較を行う必要がある。
多かったが、記憶、認知等の失語症では現われない
語症について適切な項目に対する選択数が多かった
症状をあげている回答も多くみられた。
一方で、一般的に誤って認識されがちな項目での回
コミュニケーションのとり方としては、話し方の
答も多くみられた。このことは、失語症者と適切に
工夫について適切に認識されていることが多かった
対応するためには、病院職員についても失語症につ
が、失語症者にとっては不適切な50音表の利用をあ
いての理解を深める機会がある方がよいことを示唆
げているものが約半数あった。
していると考えられる。
8 顔の見える連携 ―東大和病院への定期的な病棟訪問を試みて―
東大和訪問看護ステーション 篠原かおる・小野友子・寺内早苗・中山美由紀
【目的】
訪問看護師による定期的な病棟訪問の有用性を明
6 透析室における防災対策 ―災害・震災時にどう行動するか―
武蔵村山病院・透析センター 佐相聖子・永田早美
めと考える。
2.事例1より、「具体的に何をすればよいのか教
らかにする。
えてもらったので、家に連れて帰る事ができた」
【方法】
は、在宅医療を熟知している訪問看護師が退院前
1.訪問開始前後における依頼件数の比較検討。
に面接できたことが有効であったと考える。また、
2.2006年2月以降に東大和病院を退院し、自宅で
看取った2事例の家族の言葉から検証。
「同じ事を何度も聞かれることがなく助かった」
という言葉より、最初に面接をした訪問看護師が
【はじめに】
患者さまは78%、災害時の当院への連絡方法につい
近年、各地で様々な災害が相次ぎ、災害対策・危
て考えている患者さまは45%であり、災害に対する
【結果】
コーディネーター役をすることで、介護以外の精
機管理に注目が集まっている。透析医療では、災害
認識の低さが浮き彫りとなった。以上の結果をふま
2005年の東大和病院退院前の依頼件数は29件/年
神的負担は軽減され、よりスムーズに在宅療養に
時に継続的な治療を提供する為に、安全で迅速な対
え、指導を行うことで、指導後のアンケートでは、
で月平均2.4件であった。
移行できたと考える。
応を求められる。
各項目において10~30%程度の意識向上が見られた。
2006年1月0件、開始月の2月は2件、3月3件、
3.事例2より、「この人達が来てくれるのなら頑
当院透析センターでは、患者さまの意識調査を基
【考察】
4月8件、5月5件、6月7件と3月以降は前年度の
張ってみようと思って退院を決めた」は、退院前
に指導をした結果を報告する。
今回の指導を通して、患者さまの意識の向上が見
平均件数を上回った。 の面接で信頼を得られた結果である。信頼できる
【対象・方法】
られ、スタッフの意識向上にも有用であったと考え
【考察】
人に家に来てもらうという要素は在宅療養を勧め
当院透析センター外来患者48名を対象とし、避難
られる。しかし、災害対策に積極的な患者さまがい
1.定期的に病棟訪問を開始してから2ヶ月が経
ていく中で重要な位置を占める。
場所や非常時の対策、当院との連絡方法等について
る反面、他人事と捉え、無関心な患者さまや、高齢
過した4月の依頼件数は大きく増えた。病棟師長、
アンケート調査を実施した。アンケート結果に基づ
等により理解力の乏しい患者さまも存在し、今後も
主任、スタッフの意識の中に、訪問看護師が定期
という言葉から、最初に抱いた病院を追い出され
き、災害時マニュアルを作成し指導をすると共に、
個々に応じた継続的な指導が必要と考えられる。更
的に病棟に来るということが定着してきた時期で
るという感情は消失していると読み取れる。患者
伝言ダイアルを使用した情報伝達訓練を実施した。
に、今回は透析施設外で被災した場合に重点を置き、
ある。そして、 5月・6月も昨年の平均依頼件数
や家族の立場に立った連携が行われた結果である
【結果】
指導を行ったが、今後は透析中の被災に備えた避難
を上回っているという事実は、病棟スタッフに退
と考える。
日頃より災害に備え、非常用持ち出し物品を準備
訓練や緊急離脱の方法等も検討して行きたい。
院前調整の必要性に対する認識がより高まったた
また、「病院の先生や看護師に感謝している」
している患者さまは33%、避難場所を理解している
174
そ
大和会の
その他
他
そ
大和会の
その他
他
7 褐色脂肪組織の PET/CT 画像 ―まれに見られる生理的集積―
武蔵村山病院・放射線科 岩下友美・長谷川肇・河村良太・田中 創
三吉慶太・笹原宏子・薄井政男・福島敏一
原澤有美
9 「在宅パス」の運用について ―在宅復帰に向けてその実績と結果―
東大和ケアセンター・看護師 喜多村明子・遠藤涼子
介護福祉士 冨士野 正
【はじめに】
【目的】
介護老人保健施設では、在宅復帰施設としてその
在宅復帰支援機能の強化を図る観点から、入所か
【目的】
集積が見られた症例の傾向を調べた。
役割が位置づけられている。近年、家族体系がほと
ら、退所までの施設生活を、疾患別3ヶ月「在宅パ
PET/CT画像の診断においてFDGの生理的集積
【結果】 んど核家族となり、高齢世帯の増加、女性の社会進
ス」を運用し、長期入所改善と在宅復帰へのより良
を認識する事は異常集積と見誤らないためにも重要
褐色脂肪組織へのFDG集積が見られた件数は、
出などにより、在宅困難なケースが大半を占め特別
いサービス提供を計画的に実施していく目的とする。
である。今回は、FDGの生理的集積の中でも出現
PET/CT検査全体の1%であった。また、その分
養護老人ホームへの入所待ちを介護老人保健施設で、
【対象・方法】
頻度の低い褐色脂肪組織について解説し、当院で見
布は頚部から肩にかけて多く見られ、全て女性で
過ごしている利用者が多いのが現状である。 平成18年4月1日より平成18年6月30日の3ヶ月
られた症例を報告する。
あった。
今回、当施設では、在宅復帰困難であった利用者
期間中に、疾患別3ヶ月クリティカルパス「在宅パ
【方法】
【結語】
に3ヶ月間クリティカルパス「在宅パス」をベース
ス」を活用、在宅復帰を目指す。
開院の2005.6.1から2006.8.31までの全てのPET/
褐色脂肪組織へのFDG集積はごくまれである。
に活用し、退所に至るまでの個別指導や、パス早期
入所初期から「入所時利用説明書」を使用し、入所
CT検査を対象とし、当院で褐色脂肪組織への集積
出現頻度が低く見慣れない画像であるが、生理的集
からの情報提供を実践し、在宅復帰できた事例によ
期間を3ヶ月と定め説明。当施設利用後、施設入所
が見られた件数を調べた。また、その集積の特徴、
積部位である事から知っておかなければならない。
りパスの有効性が確認できた為、ここに報告する。
又は、在宅復帰の希望か方向性を確認。在宅復帰希
175
望の方は、在宅生活におけるケアプランを盛り込ん
復帰が可能となった要因と考える。在宅生活が困難
だ、疾患別(脳血管疾患・整形疾患等)3ヶ月「在
な社会環境ではあるが、今回の「在宅パス」の運用
宅パス」にのせ、パス以外の個別ケアを、利用者及
で、多種職との連携により、「在宅を想定したケア
び家族ニーズを盛り込みながら調整追加し運用。施
プラン作成」にて、充実した施設生活となり、生き
設での「集団での生活」と、在宅をイメージした「在
生きとした介護提供ができ、利用者・家族・職員そ
宅での生活」を退所期間までの3ヶ月期間を臨機応
れぞれに、やる気を向上させた事は大きな収穫であ
変に、利用者、家族に意識をさせる事により、職員
る。また、利用者及び家族は、在宅復帰に不安は必
側も多職種と連携をとりながら、常に短期目標の達
ずあるものであるが、クリティカルパス「在宅パ
成を気にかけながらサービス提供にあたっていく。
ス」にて安心を提供できた。
【結果】
【考察・結論】
疾患別「在宅パス」を活用し3ヶ月期間におい
今回は、クリティカルパス「在宅パス」を3ヶ月
て、入所利用者100人中12名の利用者にパスを運用
間運用した結果であったが、今後の推進にあたり、
し、10名の在宅復帰が成功した。
パスと個別ケアの融合など、まだまだ改善していか
利用者及び家族の在宅環境は、さまざまに異なり、
なければならない課題も散見できた。今後も、クリ
疾患別「在宅パス」のみでの対応は困難である為、
ティカルパス「在宅パス」を改良し、充実したケア
個別ケアプランを盛り込んだ事により、10名の在宅
プラン提供ができるようさらに努力していきたい。
10 ご意見箱を覗いてみたら ―利用者が考える病院のあり方―
武蔵村山病院・総務課 日原真由美
11 地域がん診療連携拠点病院としての基盤整備 ―これまでとこれから―
東大和病院・医局 大村孝志
大和会のはたすべき機能のひとつとして「がん医
を付け加えてきました。抗がん剤治療の水準をさら
療」があります。がんを患うひとは年々増加し、現
に高めるべく、化学療法科外来、外来化学療法セン
在日本人の死因第一位です。一方、がんに対する医
ターを開設しました。臨床研究として、大腸癌手術
療体制は十分ではなく、無視できない地域格差が存
後の補助化学療法に関する二つの多施設共同研究に
在し、行き場のない患者さま、いわゆる「がん難
参加しています。がんの進行や治療に伴う症状をや
民」が発生しています。このような背景のもと、国
わらげて、質の高い生活ができるよう支援する目的
は「がん医療の均てん化」をキーワードのひとつと
で緩和ケアチームが平成 18年 6月から活動を始めて
するがん対策基本法を成立させました。国内のどこ
います。
に住んでいても一定レベルの医療が受けられるよう
また、がん相談支援センターを開設し、患者さま
にするための柱が、地域がん診療連携拠点病院です。
やご家族のさまざまな疑問や不安に答えています。
日本人に多い5つのがん(乳癌、肺癌、胃癌、大
センターには小さなコーナーを設けて、図書やイン
腸癌、肝癌)に重点をおき、これらに対する手術、
ターネットを通じた情報提供も行っています。さら
化学療法、放射線療法、緩和医療などを提供できる
に、他の医療機関で治療を受けている患者さまへセ
体制が整っていると認められた施設を指定するもの
カンドオピニオンを提供しています。
で、東大和病院は東大和、武蔵村山、立川、昭島、
今後、私たちにはより大きな役割が求められてい
国立、国分寺を含む北多摩西部二次医療圏における
ます。手術件数、治療件数を増やし治療成績をさら
拠点病院として、平成17年1月に指定を受けました。
に高めるよう努めていきます。腫瘍カンファレンス
私たちは、以前から、質の高いがん医療を提供すべ
において、さまざまな領域の専門家が集まって、一
職員より寄せられたご意見は、194通であった。1
く努力してきました。平成14年には消化器がん治療
人ひとりの患者さまに最も適切な治療法を選ぶ体制
平成17年6月の開院と同時にご意見箱を設置し
枚の用紙に複数のご意見が書かれている場合もある
のアルゴリズムを作成して医師間の治療のばらつき
の確立が必要です。勉強会やカンファレンス、ホー
た。その目的は、寄せられたご意見から利用者が病
ため、件数にすると250件に上る。お褒めの意見 35
をなくしました。また、体への負担の少ない治療法
ムページなどを通じてがん医療に関する情報を地域
院に満足しているか、どこに不満があるのかを明ら
件、改善の意見215件で改善の意見が86%を占めた。
として、胃癌や大腸癌に対する鏡視下手術を導入し、
の皆さんや医療機関に提供します。臨床研究に積極
かにし、今後のサービス向上に役立てることである。
改善の意見の内訳としては、職員の対応(接遇)が
肝癌に対するラジオ波焼灼療法も症例数を増やして
的に参加し、エビデンスの創出に貢献することは拠
よってここに、ご意見箱の集計結果とその内容を報
52件と一番多く、施設・設備 48件、サービス 40件、
きました。武蔵村山病院開院後は、PET/CT によ
点病院としてとても重要なことです。また、遺伝子
告する。
待ち時間20件、診療26件、その他29件と続く。上位
りがんの診断能力が高まるとともに、最先端の放射
治療、免疫療法、再生医療などの新しい治療法に注
【方法】
3項目については、大差はなかった。 線治療が可能になりました。また、複数科の医師や
目し、応用の可能性を探ることも大切です。
ご意見箱は、1F総合案内前、救急外来前、2F
【考察】
コメディカルが参加する臨床病理カンファレンスや
北多摩西部二次医療圏の人々が、地元で安心して
総務課前、リハビリテーション科前、
回収したご意見は、お褒めの意見に比べ、改善の
PET カンファレンスを定期的に開催して、個々の
全国水準のがん医療が受けられる、そういう質の高
3FA病棟、4FA病棟、4FB病棟、5FB病棟
意見の多さが目立った。これは、良い意味で利用者
症例をさまざまな視点から深く検討し、診療レベル
い医療環境を提供することが大和会の使命のひとつ
の合計8箇所に設置した。
からの高い関心の表れであり、病院に対しての期待
の向上を図ってきました。
であり、これからも関係部署のみんなで力を合わせ
ご意見用紙の構成は、お褒めの意見と改善の意見
でもあると考えられる。
指定を受けた後には、拠点病院として大切な機能
て努力していきましょう。
からなる。内訳は、①職員の対応(接遇)、②施設・
我々、病院職員は利用者が何を思い、何を望んで
設備、③サービス、④待ち時間、⑤診療、⑥その他
いるのかを汲み取り、その声を日々の業務に反映さ
の6項目とした。
せ、生かす努力が必要である。利用者に必要とされ
【結果】
る優しい病院でありたい。
そ
大和会の
その他
他
そ
大和会の
その他
他
【目的】
平成17年6月から平成18年7月までに患者さま・
176
177
大和会教育研修状況
大和会公開医学講座実施一覧
第 90 回
実施日
演 題
講 師
2006/04/08
腫瘍マーカー、PET検査、そして病理検査
東大和病院 病理細胞診断科 医師 桑尾 定仁
ホスピタルフォーラム講座一覧
日 付
第 91 回
第 92 回
第 93 回
2006/05/13
2006/06/03
2006/07/01
東大和病院における形成外科の役割について
高齢者の医療と介護
これからの放射線治療
-日本で生まれたCFIMRT-
東大和病院 形成外科 医師 黒田 正義
武蔵村山病院 内科 医師 青木 恵子
2006
4/20
5/18
武蔵村山病院 放射線科 医師 平 栄
6/15
第 94 回
第 95 回
第 96 回
2006/08/05
臨床検査データ(結果)の読み方、考え方
2006/09/02
小児の成長と発達
-子どもの低身長について-
2006/10/07
アレルギー性鼻炎について
第 98 回
2006/12/02
2007/01/13
最近の心臓血管外科手術
泌尿器科疾患には何がある?
-腎臓と前立腺を中心に-
生活習慣病をよく知ろう
-糖尿病と合併症を中心に-
第100回
2007/02/03
がんの緩和ケアについて
-よりよく生きるために-
第101回
2007/03/03
慢性肝炎・肝硬変について
『業務委託』
淀川キリスト教病院 事業統括本部
クオリティ管理室 室長 行本百合子氏
特定医療法人厚生会
総合病院 木沢記念病院
総合企画部長 佐合 茂樹氏
『臨床研修制度の今後(1)』
~臨床研修制度 今後の課題~
社会福祉法人 聖隷福祉事業団
総合病院 聖隷浜松病院 院長 堺 常雄氏
8/17
『臨床研修制度の今後(2)』
~新臨床研修時代の医師確保術~
日経 BP 社 日経メディカル編集部
山﨑 大作氏
武蔵村山病院 小児科 医師 新島 新一
武蔵村山病院 耳鼻咽喉科 医師 廣島屋 孝
『医療制度改革の今後』
東大和病院 心臓血管外科 医師 野地 智
10/19
武蔵村山病院 泌尿器科 医師 遠藤 忠雄
『医療情報サービス』
~患者さん視点で変える医療の情報化と情報開示~
日本大学医学部社会医学講座
医療管理学部門 教授 大道 久氏
株式会社メディヴァ
取締役・コンサルティング事業部長
小松 大介氏
11/16
『電子カルテ』
~地域連携の取り組み~
特定医療法人慈泉会 相澤病院
情報システム部 部長 熊井 達氏
12/21
『地域医療計画の実際』
~連携室での取り組みを通して~
公立学校共済組合 関東中央病院
地域医療室 係長 小泉 一行氏
2007
1/18
『BSC』
~組織管理の手法と BSC ~
―聖路加国際病院における BSC の導入と活用―
聖路加国際病院 地域連携室
チーフ 三谷 嘉章氏
2/15
『安全管理』
~危機的状況下におけるリアルコミュニケーションの実際~
健康福祉学科 緩和医療学 教授
『医療の質の向上』
~組織としての取り組み方~
―TQM 活動の実際と課題ー
社会福祉法人 恩賜財団済生会
熊本病院 副院長 副島 秀久氏
武蔵村山病院 内科 医師 牧 之博
東大和病院 がん相談支援センター 緩和ケアチーム
看護師 加藤麻樹子
財団法人 日本医療機能評価機構
事業部長 滝沢 良明氏
7/20
武蔵村山病院 内科 医師 澤辺 暁人
3/15
178
『医療機関における相談窓口』
~顧客満足度調査から示される情報を活かす~
講 師
そ
大和会の
その他
他
そ
大和会の
その他
他
第 99 回
2006/11/11
『病院機能評価』
~受審にあたっての留意点~
―病院機能評価 Ver/5/0概論―
東大和病院 臨床検査科 科長 石田 勉
9/21
第 97 回
テ ー マ
早稲田大学 人間科学学術院
小野 充一氏
179
東大和病院医師院外学会・研修参加一覧
研 修 名 ( テ ー マ )
平成18年度日本形成外科学会学術研修会
2006/4/11
参加者数
研 修 名 ( テ ー マ )
1
第73回城西外科研究会
期 間
2006/9/30
参加者数
2
第49回日本形成外科学会総会・学術集会
4/12~4/14
1
第59回日本胸部外科学会定期学術集会
10/2~10/4
4
第36回日本心臓血管外科学会学術総会
4/12~4/14
2
第9回南アメリカ麻酔学会
10/3~10/11
1
第94回日本泌尿器科学会総会
4/12~4/16
2
日本Endourology・ESWL学会第20回記念総会
10/6~10/7
1
第6回ESD Live Demonstration Seminar
4/15
1
平成18年度(社)日本形成外科学会 Insyructional Course
10/11
1
第103回日本内科学会通常総会
4/15
1
第15回日本形成外科学会基礎学術集会
10/13
1
第80回日本感染症学会総会・学術講演会
4/21
1
第25回多摩地区虚血性心疾患研究会
10/14
1
第95回日本病理学会総会
4/30~5/1
1
第65回社団法人日本脳神経外科学会総会
10/17~10/19
2
第9回日本臨床救急医学会総会
5/11~5/12
1
第71回日本泌尿器科学会
10/19~10/21
1
第34回日本血管外科学会総会
5/12
1
第23回太平洋外科系学会日本支部会
10/20~10/22
1
第535回日本内科学会関東地方会
5/13
2
日本循環器学会関東甲信越支部 ACLSプロバイダーコース
10/21~10/22
1
第79回日本整形外科学会学術総会
5/18~5/21
2
日本臨床麻酔学会第26回大会
10/25~10/28
1
第6回日本抗加齢医学会総会
5/19~5/20
1
第64回東京心臓の会
10/28
1
第23回日本呼吸器外科学会総会
5/26
1
第68回日本臨床外科学会総会
11/9~11/10
1
脳腫瘍レビュー'06
5/27
1
第45回日本臨床細胞学会秋期大会
11/10~11/11
1
12th Advanced Laparoscopic Surgery Course
(腹腔鏡手術技術講習)
5/27~5/28
3
第19回日本内視鏡外科学会総会
12/5~12/7
1
日本外傷診療研究機構JATECコース
12/16~12/17
1
第46回日本呼吸器学会学術講演会
6/1~6/3
4
Combined Congress of JOSKAS 2006
6/8~6/11
2
第47回日本臨床細胞学会総会(春期大会)
6/9~6/11
1
第23回脳神経外科専門医教育研修会
6/10~6/11
1
第82回日本消化器内視鏡学会関東地方会
6/16
1
第8回日本医療マネジメント学会学術総会
6/16~6/17
1
第20回日本神経救急学会学術集会
6/17
3
第11回日本緩和医療学会
6/23~6/24
1
第51回(社)日本透析医学会学術集会・総会
6/24
1
第11回多摩消化管疾患研究会
7/1
1
第21回日本不整脈学会学術大会
7/6~7/7
1
第38回産業医学講習会
7/6~7/8
1
第14回日本乳癌学会学術総会
7/7~7/8
1
平成18年度前期日本消化器外科学会教育集会
7/15
1
西多摩・北多摩整形外科医会 合同セミナー
7/15
1
第17回日本在宅医療研究会学術集会
7/29~7/30
1
国際顕微鏡学会免疫組織化学・分子病理学シンポジウム
9/2
1
第4回外来化学療法マネジメント研究会
9/9
1
第7回ESD Live Demonstration Seminar
9/16
1
CCT2006 in Kobe
9/21~9/22
1
12th Technical Seminar for Endoscopic Surgery
9/23~9/24
2
第3回ACLS Provider Course
2007/2/3~2/4
1
多摩消化器シンポジウム
2/10
1
Hepatitis Forum2007
2/10
1
2006年度後期日本消化器外科学会教育集会
2/10~2/11
1
第74回城西外科研究会
2/17
3
第2回相模泌尿器腹腔鏡教育プログラム
2/18
1
第37回日本心臓血管外科学会学術総会
2/21~2/23
3
第10回北里大学外科腫瘍学研究会(KSOA)
2/24
2
第293回日本消化器病学会関東支部例会
2/24
2
日本胃癌学会第3回ESD研究会
3/3
1
JPTEC協議会 JPTECプロバイダーコース
3/3
1
日本救急医学会専門医・認定医セミナー
3/11
1
第96回日本病理学会総会
3/13
1
第1回疼痛コントロールセミナー
3/17
1
順天堂大学医師会産業医・スポーツ医再研修会
3/17
1
日本外傷診療研究機構JATECコース
3/17~3/18
1
international trauma symposium、Kobe2007
3/22~3/23
1
第32回日本脳卒中学会総会
3/22~3/23
1
合 計 参 加 者 数
そ
大和会の
その他
他
そ
大和会の
その他
他
180
期 間
96
181
東大和病院看護部各部署勉強会一覧
東大和病院看護部委員会一覧
委 員 会
現
任
新
人
床
マネージメント
教
育
臨
糖
看
ク
教
教
育
育
日 時
担当責任者
役 割
第4火曜日
14時~
中野師長
教育委員
看護部教育計画に沿って企画・運営する。各部署の教育計画を
立案し実施・評価を行う。
比留間師長
プリセプター
新人世代の特長を生かした効果的な指導計画を立案し新人が臨
床に適応できるように指導助言を行い成長に導く。事例研究の
取り組みをサポートし報告会を企画運営する。教育マニュアル
の見直しと改善を行う。
第4金曜日
14時~
学校と病院との調整を行い学生の学べる環境を整える。 臨床指導者としての資質を磨く。学生指導を通じ教育的かかわ
りを修得し、看護師としてモデルとなれるように経験を積む。
者
管
理
第2水曜日
14時~
政 本
自律した看護者を育成するためリーダー層の意識改革と能力
アップを図る
研
究
第4水曜日
15時~
主 任
各看護単位において研究的視点を持ち取り組む。テーマをきめ
スタッフをまとめ研究課題に取り組み結果に導く。
尿
病
第3火曜日
15時~
小柳・小島
合併症に視点をあて予防的介入ができるシステムを築き実践に
導く。
指
護
導
助
ラ
ー
手
第4水曜日
14時~
ク
第4火曜日
15時~
佐藤・主任
褥瘡予防委員会
第4金曜日
15時~
緩和ケアチーム
委
員
会
第3火曜日
3時~
野 中
栄養サポート委員会
第1・3土曜日
14時00分~
比留間・摂田
看護基準 手・順見直し
☆生活行動援助技術
☆
基
外
準
来
・
看
手
第2金曜日
15時~
第1金曜日
13時~
救 急 外 来
月
日
テ ー マ
日
テ ー マ
5
モニターの装着・取り扱い方法
4
Power Point
4/11
IABP伝達講習会
6
記録について
5
ACLS
5/30
長期臥床患者におけるBEDサイドRH
7
CVポートについて
7
災害看護
レミケードについて
9
心筋梗塞について
1
レミケードについて
10
脳外科疾患
11
メンタルケア
12
薬物中毒
1
喘息発作
2
糖尿病について
3
精神科疾患
O P
月
日
4
看護助手入職時オリエンテーションマニュアルの作成を行い統
一した指導が行えるように整える。
医療環境の変化に合わせ行の見直しを行う。
ICU・CCU
月
テ ー マ
感染について
6
人工心肺
11
3/27
3 F
月
日
5/9
摂食・嚥下訓練
12/11 HDについて
テ ー マ
動脈血液ガス分析
4
麻酔について
6
在宅酸素
6
外科器械(縫合器・吻合器)について
6
人工心肺(ICU)
7
AC説明会
7
LTV講習
心エコー
4 F
月
日
テ ー マ
5/9/10 腹臥位療法について
5/29
脳外科画像の見方
6/9/13 急変時の対応
6/22
リハビリ良肢位、トランスファー
7/28
脳外ドレーン管理について
8
OPCABの理解と直接介助について
12
早期離床伝達講習
2
縫合糸について
12
BLS
10/21 脳外ドレーン管理について
各自病棟マニュアル作成
12/25 DM患者のフットケア
1
臨床における看護の情報共有の場とする。『高齢化における合
併症予防』に重点を置き、取り組むテーマを持ち、改善予防を
図る。
2/23
緩和伝達講習
3/23
胃瘻造設、管理について
入院時からハイリスク者の把握に努め褥瘡予防の対策を整え
小島・摂田・菊池 る。事例検討を行い看護に生かす。褥瘡発生者については回診
を行い治癒を図る。
横山部長
中野・比留間
護
順
記録・監査委員会
比留間・小島
テ ー マ
病棟師長
そ
大和会の
その他
他
ケ
ア
そ
大和会の
その他
他
第3金曜日
15時~
日
12
病棟:横山部長
帳票類の管理を行い患者様・医師・看護師の支援を行う。
外来:松川 合併症予防委員会
☆看護管理基準
182
野中師長
臨床指導者
第1火曜日
13時~
外 来
月
緩和ケアについてシステムを構築し院内教育を進める
入院時から個々の患者様の栄養状態を把握する。低栄養の患者
様については栄養改善に向けチームサポートをしていく。
5 F
月
日
テ ー マ
1、看護部管理基準 2、看護単位管理基準
3、看護部教育基準 4、看護者の倫理綱領
5
エンジェルケアについて
6
ドレーン・イレウス管管理
1、食事 2、排泄 3、睡眠と休息 4、清潔
5、寝衣交換 6、環境 7、リハビリテーション
8、気分転換活動 9、学習
7
8
12
エビデンスに基づく診察診断
2
褥創について
松 川
☆外来看護の基準を作成し手順の見直しを行う
大 越
☆看護過程実践基準の整備を行う。電子カルテにおける記載方
法の統一。患者と共に看護計画の立案がされ同意の基に展開さ
れ評価でき、その結果が見える記録を構築する。定期的な記録
の監査を行い充実を図る
B 5 F
月
日
4/27
テ ー マ
6 F
月
日
テ ー マ
呼吸器疾患マニュアル
4/28
アロマの勉強
6/6
介護保険について
5/10
処置・検査・手術コスト
挿管介助
9/26
嚥下障害について
5/26
骨格筋ついて:下肢
鼠径ヘルニアについて
1/11
消化器疾患の画像について
5/27
6/6
6/21
7/3
骨格筋ついて:下腿
介護保険
骨格筋について:上肢
PTE・DVT
7/25
心電図
8/25
脊椎疾患について
11/8
認知高齢者の理解と看護
1/25
排尿障害Ⅰ:基礎
183
東大和病院看護部院外研修参加一覧
研 修 名 ( テ ー マ )
研 修 名 ( テ ー マ )
参加者数
2006/4/10
9
プリセプター養成講座
ESDデモンストレーションセミナー
4/15
1
緩和ケア
4/25~5/19
臨床指導者研修
期 間
参加者数
2006/12/2
5
ケーススタディ
12/6
2
1
第4回関東消化器内視鏡技師研究会
12/9
1
5/9~7/3
1
医療安全管理者研修
12/11~19
1
日本心血管インターベンション学会
5/13
1
新人指導者研修:業務管理
12/18・19
1
消化器内視鏡技師研究会
5/14
2
教育セミナー
ターミナルケア
6/3
1
ACLS講座
2007/1/13
1
医療安全支援センター医療機関向け報告会
1/14
1
プリセプター養成講座
1/20
3
ターミナルケア医療従事者研修
1/26
4
認定看護管理者研修ファーストレベル
2006/6/3~
2007/1/27
1
褥創ケアセミナーin多摩
2006/6/11
3
第7回国際癌看護セミナー
1/26・27
1
日本医療マネジメント学会
6/17
2
心臓病看護教育セミナー
2/3
2
転倒・転落防止セミナー
6/18
2
チームで取り組む医療安全
2/9
2
第10回消化器内視鏡技師会セミナー
6/18
1
日本がん看護学会
2/9・10
1
チームリーダー研修
6/19~6/20
1
感染管理セミナー
2/17
2
第11回日本リハビリテーション看護学会
6/24
2
メタビジョンスーパーバイザー研修
2/23
1
「感染と消毒」研究会
6/24
9
癌疼痛緩和と医療用麻薬の適正使用推進講習会
3/3
1
第11回日本緩和医療学会総会
6/22~6/24
2
第4回患者安全推進フォーラムの総会
3/9
1
現場で活かせるクリニカルパス
7/8
2
改正医療法への対策
3/10
1
ストレスマネージメントセミナー
7/11
7
内視鏡的治療の見学
3/14
1
モダンホスピタルショー
7/13
1
EMR研究会
7/16
1
ハイケアユニットにおける患者評価
7/22
1
リスクマネジャー交流会
7/29
1
経鼻内視鏡研究会
8/27
1
第48回 放射線看護課程
9/4~9/8
1
第21回院内感染予防セミナー
9/30
2
リハビリテーション・ケア合同研究大会
10/5~10/6
5
AED心肺蘇生法講習会
10/6
1
認知症高齢者の看護
10/7
1
クリニカルラダー(都看協)
10/11
7
早期離床実践セミナー
10/21
6
新人指導者研修:医療安全
10/21・22
1
新人指導者研修:教育プログラム作成
10/23・24・25
1
新人看護師指導者研修(安全管理)
10/26~10/27
1
糖尿病勉強会
10/29
3
内視鏡検査及び洗浄見学
10/30
3
日本老年看護学会
11/3
1
デイケアセミナー東京ストマーケアの地域連携
11/3
2
看護研究発表
11/4
15
新人指導者研修:情報管理
11/9・10
看護補助者の役割
11/24
1
看護研学会
11/28
18
そ
大和会の
その他
他
そ
大和会の
その他
他
184
期 間
1
185
東大和病院コメディカル院外研修参加一覧
部 署 名
研 修 名 ( テ ー マ )
2006国際医用画像総合展
放
射
線
科
1
PCM画質検討会
5/13
1
第23回Neuroradiology Club
6/10
1
東京サラヤ㈱主催「感染と消毒」研究会
6/24
1
第9回関東SOMATOM研究会
7/8
1
平成18年度東京都多摩がん検診センター
「第1回マンモグラフィ講演会」
8/28
2
放射線医学総合研究所主催「放射線看護課程研修」
9/4~9/8
1
Multi-detector row CT学術講演会
9/9
1
CCT 2006 in Kobe
9/21~9/22
1
第11回結核予防会マンモグラフィ講習会
9/22~9/24
1
第24回マンモグラフィ試験
9/24
1
10/18~10/20
1
第一回ワークステーション研究会~東京~
11/17
2
第24回Neuroradiology Club
11/18
1
RSNA2006(第92回北米放射線学会)速報セミナー
12/9
2
第3回関東MAGNETOM研究会
12/16
1
2007/1/16
3
第23回多摩画像医学カンファレンス
1/27
1
東海大学病院 シーメンスCT見学
2/6
2
第10回関東SOMATOM
2/17
1
TOKYO MDCT FORUM2007
2/24
1
ワークステーション(AZE)研修
3/7
1
平成18年度第4回乳がん検診従事者講習会
「マンモグラフィの精度管理ー画像から読影までー」
3/13
1
第71回日本循環器学会総会・学術集会
3/15~19/3/17
1
平成18年度東京都多摩がん検診センター
「胃X線検査従事者講演会」
3/23
2
2006/5/13~5/14
3
そ
大和会の
その他
他
6/9、6/17~6/18
6/13
1
東京サラヤ㈱主催「感染と消毒」研究会
6/24
1
第26回ホルター心電図研究会
6/24
1
医師会認定超音波検査士認定(泌尿器領域)受験資格取得の
為の症例添削
7/19~9/30
1
TOPIC2006 Peripheral Intervention Educational Course
7/22
1
第91回腹部エコー研究会
9/2
1
第22回臨床検査メリトクラシー研究会
9/10
1
都臨技行事「自動分析装置の性能比較」
9/21
1
JSS関東甲信越第6回地方会「Up Dateセミナー 急性
腹症の超音波検査」
9/23
1
日本光電工業公開コース「脳波計講習会(ベーシックコース)」
9/26~9/27
1
第21回院内感染予防セミナー
9/30
1
11/18
2
超音波検査士試験対策セミナー(講座・模擬テスト)
2006/11/19
2007/1/14
臨 床 検 査 科
1
第1565回チーム医療セミナー
「腹部エコー診断トレーニングpart2」
東京都臨床検査技師会主催
「医療機関における輸血業務一元化に向けた実技研修会」
言語聴覚療法室
MEセンター
薬
剤
科
2006/12/17
1
2007/1/14
1
1/23~1/24
2
1/24
1
第74回病理技術研究会
第45回日本臨床細胞学会秋期大会学術集会
リハビリテーション科
参加者数
日本光電工業公開コース「脳波計講習会(アドバンスBコース)」
第47回日本臨床細胞学会総会(春期大会)
病理細胞診断科
期 間
都臨技 一般検査研究班研修
第95回日本病理学会総会
1
日本臨床検査技師会研修会輸血検査研究会
「輸血業務管理と輸血管理料」
栄研化学主催「一般検査セミナー2006Eiken」
研 修 名 ( テ ー マ )
2006/4/30~5/2
2
6/9~6/11
3
8/13
1
11/10~11/11
2
第75回病理技術研究会
2007/3/11
2
第41回日本理学療法学術大会
2006/5/25~5/27
1
第40回日本作業療法学会
6/29~6/30
2
第7回日本認知運動療法研究会
7/15~7/16
2
半側空間無視の評価訓練研修会及び評価開発の打ち合わせ
7/28~7/29
1
東京社会保険事務局主催
「特掲診療料にかかる施設基準に関する講習会」
10/17
2
平成18年度第2回リハビリテーション研修会
12/8
1
臨床評価実習指導者会議
12/8
1
埼玉慈恵病院 SSI社による認証バーコードシステムに
ついての見学
2007/3/27
1
平成18年度第2回リハビリテーション研修会
2006/12/8
1
日本医工学治療学会第22回学術大会
4/21~4/23
2
第51回日本透析医学会学術集会・総会
6/24~6/25
1
平成18年度透析療法従事職員研修
7/14~7/15
1
第32回日本体外循環技術医学会大会
9/16~9/17
2
CCT 2006 in Kobe
9/21~9/23
2
第2回城南褥瘡・創傷治癒研究会
4/26
2
都病薬 平成18年度褥瘡領域薬剤師研究会
2006/5/13・7/8・9/9・11/11
2007/1/13
1
第38回病院・診療所薬剤師新任教育研修会
2006/6/1~6/3
2
平成18年度緩和ケア領域薬剤師研究会公開講座
6/3
1
第15回多摩糖尿病チーム医療研究会薬剤師分科会
6/13
1
第6回多摩ブレインアタック研究会
6/22
1
多摩地区「輸液・栄養領域薬剤師研究会
6/22
1
東京都病院薬剤師会主催「臨床薬学研究会」
7/5
2
第7回西東京糖尿病療養指導士養成講座
9/19~12/12
1
平成18年度明治薬科大学大学院修士課程臨床薬学特論講義
「消化器疾患」
11/15
2
各種注射薬混合調整の知識および手技体験研修会
11/25
1
第6回MeT3研究会
12/1
1
平成18年度明治薬科大学大学院修士課程臨床薬学特論講義
平成18年度日本病院薬剤師会がん専門薬剤師研修事業講
義研修集中教育講座
平成18年度日本病院薬剤師会がん専門薬剤師研修
12/4~12/8
12/16~12/17
2007/1/9~3/23
そ
大和会の
その他
他
平成18年度中央研修会第28回放射線技師研修会
基礎から学ぶ生理機能検査実技講習会
部 署 名
4
4/27
第31回日本超音波検査学会
186
2006/4/7~4/9
参加者数
平成18年度東京都多摩がん検診センター
「マンモグラフィ研修会(読影入門編)」
順天堂大学病院東芝MDCT見学
臨 床 検 査 科
期 間
4
1
1
平成18年度明治薬科大学大学院修士課程臨床薬学特論講義
1/10~1/17
1
明治薬科大学臨床薬学特論社会人講習(産婦人科)
1/11
1
褥瘡領域薬剤師研究会
1/13
1
明治薬科大学臨床薬学特論社会人講習(救急医療)
1/22
1
187
武蔵村山病院医師院外学会・研修参加一覧
部 署 名
研 修 名 ( テ ー マ )
第3回多摩Stroke研究会
薬
剤
科
医療安全管理室
診療情報管理室
医
事
課
2/17
2
3/24
1
2006/5/29
1
財
務
課
課
経 営 企 画 課
務
課
2006/4/7~4/9
4/13~4/14
参加人数
3
1
第94回日本泌尿器科学会総会
4/14~4/15
1
第103回日本内科学会総会・年次講演会
4/14~4/16
1
第109回日本小児科学会学術集会
4/21~4/23
1
第58回日本産科婦人科学会・総会・学術講演会
4/22~4/25
1
6/9
1
「がん医療におけるソーシャルワーカーの機能向上とシス
テム化」に関するワークショップ
1/28
2
平成18年度第2回医療社会事業従事者研修
1/30
1
埼玉慈恵病院 SSI社による認証バーコードシステムに
ついての見学
2007/3/27
1
厚生労働省医務局「がん診療に従事する医師、看護師、診
療放射線技師、臨床検査技師及びがん登録実務者の研修」
放射線取扱主任者定期講習会
5/26
1
2006/9/4~9/8
1
第20回腹部放射線研究会
5/26
1
第43回日本リハビリテーション医学会学術集会
5/31~6/3
1
1
日本麻酔科学会第53回学術集会
6/1~6/3
1
平成18年度厚生労働省がん研究助成金によるシンポジウ
ム「がん対策情報センターとがん診療連携拠点病院の機能
と役割」「正しいがん情報の提供とその利用」
2007/1/13
厚生労働省科学研究費補助金竜班平成18年度第2回班会議
「院内がん登録情報交換のための準備状況」
1/20
2
平成18年度がん診療に従事するがん登録実務者研修
1/22~1/26
1
SSユーザー会 第2回
2006/8/19
1
7/12・7/14
2
8/19
1
10/30
2
2007/3/24~3/25
1
埼玉慈恵病院 SSI社による認証バーコードシステムに
ついての見学
3/27
1
SMBCコンサルティング主催ビジネスセミナー『経理が
変わる 「できる経理社員の3つの役割」』
2006/8/29
第5回医療機関広報フォーラム
ソフトウェアサービス「システム管理者研修会」
第6回日本抗加齢医学会総会
5/19~5/20
1
第29回ACLS Provider講習会
6/10
1
第49回日本腎臓学会学術総会
6/14~6/16
1
第45回日本白内障学会総会、第21回日本眼内レンズ屈折手術学会総会
6/16~6/18
2
第18回神奈川移植医学会
6/17
1
第51回(社)日本透析医学会学術集会・総会
6/23~6/25
2
日本消化器病学会関東支部第8回教育講演会
6/24
1
NPO法人西東京臨床糖尿病研究会総会・第39回例会
6/24
1
第22回腎移植・血管外科研究会
7/7~7/8
1
第14回日本乳癌学会学術総会
7/7~7/8
1
日本耳鼻咽喉科学会主催「第32回日耳鼻夏期講習会」
7/8~7/9
1
第42回日本小児循環器学会総会・学術集会
7/13~7/15
1
7/15
1
7/21
1
1
4/15
1
全日本病院協会主催
「第1回個人情報保護に関する事務職員研修」
6/20
1
株式会社富士通ビジネスシステム主催
「労働時間マネジメントセミナー」
7/25
1
株式会社医療シス研主催
「自治体病院の民間移譲と特定医療法人」
7/26
1
合 計 参 加 者 数
1
1
日本ペインクリニック学会第40回大会
7/12
第7回DPC病院協議会総会
4/30~5/4
5/13
第61回中央眼科集談会
医療経営財務協会共催「新医療法改正重点セミナー」
社団法人日本経営協会知創推進本部主催
「新人育成プログラム紹介セミナー」
ARVO2006 ANNUAL MEETING
第289回日本消化器病学会関東支部例会及び評議員会
1
国際モダンホスピタルショウ2006
アステラス製薬主催「第6回最強の医療戦略セミナー」
188
第65回日本医学放射線学会総会・学術集会
第18回日本喉頭科学会総会ならびに学術講演会
期 間
Eye Care Strategy Seminar学術講演会
7/22
1
眼科PDT研究会第9回講習会
7/29
1
第14回医学生夏期リハビリテーションセミナー
8/4~8/6
1
日本肥満学会主催「第4回肥満症サマーセミナー」
8/26
1
日本耳鼻咽喉科感染症研究会並びに日本医用エアロゾル研究会
9/1~9/2
1
第42回日本移植学会総会
9/7~9/9
1
第12回日本摂食・嚥下リハビリテーション学会学術大会
9/8~9/9
2
10/19
1
2007/1/24
1
第41回東京泌尿器科懇話会(TUC会)
9/21
1
第1回一般医家に役立つ脳卒中のリハビリテーション研修会
9/23~9/24
1
1
日本ホメオパシー医学会 研修基礎コース
2006/9/24・2007/1/13・
12/3・3/11
1
3/2
147
第58回日本気管食道科学会総会ならびに学術講演会
10/5~10/6
そ
大和会の
その他
他
そ
大和会の
その他
他
総
研 修 名 ( テ ー マ )
平成18年度医療社会事業説明会
SSユーザー会 第2回
報
1
日本緩和医療薬学会設立記念講演会
国際モダンホスピタルショウ2006
情
2007/2/8
参加者数
第2回関東栄養療法研究会学術講演会
東京都医療社会事業協会第63回定期総会及び講演会
医 療 相 談 室
期 間
1
リハビリテーション・ケア合同研究大会青森2006
10/5~10/7
1
第60回日本臨床眼科学会
10/5~10/8
1
DDW-Japan2006第14回日本消化器関連学会週間
10/11~10/14
1
東京都眼科医会主催「保険医療講習会」
10/14
1
第71回日本泌尿器科学会東部総会
10/19~10/21
1
第10回Cornea Update Seminar・Tokyo
10/21
1
医療法人真正会霞ヶ関南病院見学
10/25
1
日本臨床麻酔学会第26回大会
10/26~10/28
1
第42回日本医学放射線学会秋季臨床大会
10/26~10/28
1
189
武蔵村山病院看護部院内研修・委員会一覧
研 修 名 ( テ ー マ )
期 間
2006/11/2
第77回網膜病変談話会
参加人数
1
11/3~11/4
1
日本放射線腫瘍学会第19回学術大会
11/23~11/25
1
日本神経学会第179回関東地方会
11/25
1
第45回日本網膜硝子体学会総会
12/2
1
第11回日本心療内科学会総会・学術大会
12/2~12/3
1
第36回日本肝臓学会東部会
12/8~12/9
1
リハビリテーション「ワークショップおよび研究班総会」
12/9
1
1
1
1
日本逆流性腎症フォーラム合同幹事会
1/27
1
第44回日本糖尿病学会関東甲信越地方会
1/27
1
神奈川県医師会 日医認定産業医研修会
1/27~1/28
1
平成19年2月放射線治療談話会
第20回東京産婦人科医会・日産婦東京地方部会合同研修会
第341回日産婦東京地方部会例会
第37回多摩地域リハビリテーション研究会
2/13
1
2/17
1
2/17
1
第40回日本臨床腎移植学会
2/28~3/2
1
第13回日本糖尿病眼学会総会
3/2~3/4
1
第15回日本高精度放射線外部照射研究会
3/3
1
3/3
1
3/8~3/9
1
東京緑内障談話会講演会
3/10
1
日本医師会認定日本医科大学医師会産業医研修会
3/17
1
第264回東京産婦人科医会臨床研究会
3/17
1
第2回多摩眼科フォーラム
3/17
1
東京都眼科医会学術講演会(生涯教育認定事業)
3/17
1.仕事に対して自己の意見を持ち、目標に向かって行動できる
2.日勤リーダーの役割を理解し、業務を遂行できる
3.所属部署主要疾患のフィジカルアセエスメントを適切に行うことができる
4.意図的な情報収集とともに個別性を考慮した看護展開ができる
5.自己の学習課題に向けた学習活動を展開できる
卒 後 2 年 目 ~
Bコース
庄村師長
(第3/曜 15:00~17:00)
1.主体的で後輩の模範となるような職務行動がとれる
2.リーダーシップ、メンバーシップを意識し、部署内で後輩育成の役割ができる
3.部署内の問題を意図的に考え業務の改善が検討できる
4.状況に合わせた的確で総合的な看護展開ができる
5.研究的な視点をもち、看護研究活動に参加できる
Aコース終了者
1.所属する部署内でのリーダーシップの実践ができる 2.部署内の活性化のため、主体的な業務改善を実施できる
3.専門領域においての熟練した看護技術の提供、スタッフへの指導ができる
4.スタッフへの看護展開の指導、サポートができる
5.主体的に看護研究活動の実践ができる
Bコース終了者
主任コース
辻本師長
(第2/曜 15:00~17:00)
1.患者・家族の個別性を重視した看護サービスを実践できる
2.OJTの場としての教育を師長の方針の下に実践・支援する。
3.師長の方針の基づいた看護が提供できるよう運営する
4.活性化されたチーム、職場風土をつくる
5.部署の看護経営を理解し、協力できる
6.医療連携および医療チームメンバーの中で、調整的役割ができる
7.所属部署の業務に精通し、ケアおよび看護研究活動を積極的に実践・支援できる
Cコース終了者
管理者コース
小柳師長
(第2木曜 15:00~17:00)
1.看護部の方針に基づき、質の高い看護が提供できるよう担当部署を運営する
2.患者、家族の個別性を重視した看護サービスが行えるよう指導・調整する
3.OJTの場としての教育を支援・実践する
4.看護経営に参画する
5.危機管理システムを効果的に運用する
6.活性化された職場風土をつくる
7.看護研究を推進、支援する
8.医療連携(大和会・地域)を活用したネットワークを作る
9.担当医療チームメンバーの中で、調整的役割がとれる
副師長・師長
看護助手コース
吉永師長
(第4木曜15:00~) 1.看護師とともに日常生活援助を安全に実施できる。
2.患者心理を学び、医療従事者としての接遇を実践することができる。
看
護
助
手
クラークコース
担当:橋本部長(第3火曜 15:00~)
1.チームの中での自己の役割を理解する。
2.接遇について理解し実践することができる。
ク
ラ
ー
ク
Cコース
尾崎師長
(第1/曜 15:00~17:00)
1
担当者・日時
教育委員会
第4火曜 15:00~
小柳師長
院内の教育計画について企画および実施できる。
各部署での勉強会を企画・運営・評価できる。
プリセプター委員会
第2火曜 13:00~
小野主任
プリセプティが職場環境になじめるよう精神的な支援を行う。
プリセプターエイドの支援を受け、プリセプティとともに看護の知識・技術を深める。
支援することを通して、自己学習課題を明確化させる。
プリセプターエイド委員会
第2火曜 13:00~
小野主任
プリセプティ・プリセプターの知識・技術面の指導を行う。
部署内の新人教育支援体制を整備し、プリセプティの学習環境の向上に努める。
員
記録委員会
第1水曜 15:00~
田中副師長
看護記録のあり方を検討し、院内に伝達指導できる。
記録についての院内のマニュアルを作成できる。
パス委員会
第1木曜 13:00~
吉永師長・西山主任
クリニカルパスの作成と報告会を実施する。
クリニカルパスの作成についてのスタッフの支援を担当する。
デクビ委員会
第2木曜 13:00~
今藤主任
会
190
目 標
そ
大和会の
その他
他
78
委
そ
大和会の
その他
他
合 計 参 加 者 数
Aコース
城本師長
(第3木曜 15:00~17:00)
ス
日本神経学会第180回関東地方会
第19回日本喉頭科学会総会学術講演会
卒 後 1 年 目
ー
1/26~1/28
1/27
対 象
1.職業人としての自覚をもち、常識的な行動がとれる
2.チームナーシングにおけるメンバーとしての役割を遂行できる
3.標準化された看護技術を安全確実に実施できる
4.基本的な看護過程の展開が実践できる
5.基本的知識と技術を身につけ、看護観を深めるとともに自己の学習課題を見つける
ことができる
コ
第30回日本眼科手術学会総会
平成18年度東京都身体障害者福祉法第15条指定医講習会
修
2007/1/19~1/20
目 標
新人コース
高橋師長
(第2・4金曜 13:00~)
研
第36回日本腎臓学会東部学術大会
第18回日本Pediatric Interventional Cardiology研究会学術集会
担当者・日時
デクビについての学習会を実施する。
デクビ・システムの立上げから運用を行う
接遇委員会
第2水曜 15:00~
藤田師長・池田主任
医療従事者としての望まし接遇について理解し、スタッフの役割モデルとなれる。
看護部全体の接遇強化の取り組みを行う。
感染管理委員会
第3木曜 13:00~
政本主任
院内での必要な感染マニュアルを整備する。
(マニュアルの作成・修正をする)
感染防止・予防についての必要な知識を学習する。
ホームページ委員会
第3金曜 16:00~
小柳師長
看護部のホームページ作成および定期的な見直し修正を行う。
看護部の広報担当の役割を担う。
主任会
第2水曜 13:00~
山口師長
主任の役割を理解し、リーダーシップを発揮する。
191
武蔵村山病院看護部各部署勉強会一覧
外
来
日 付
テーマ
内
視
日 付
4/27 接遇について
鏡
テーマ
心肺蘇生
析
日 付
6/14 EMR/ESD勉強会
室
テーマ
(北多摩西部消防所)
8/8
ERBD他の取り扱い方
ビデオ学習
担当 高橋 弓子 8/22 ステント他の取り扱い方
10/11 めまい
ついて
テーマ
その見方
講師 Dr 廣島屋 8/23 PTCD他の取り扱い方
10/20 内視鏡勉強会
講師 辻本師長 8/25 スコープの取り扱い方
講師 Dr堀口 8/29 高周波の取り扱い方
8/ 滅菌法について
ストーマケア 基礎知識
7/
消化器勉強会
(講師 福田電子)
(講師 コンバテック社)
(講師 久保医師)
8/11 急変時の対応(1)
(講師 3A笹原 南)
(講師 ホギメディカル)
10/6 PTHの新しい視標について
9/21 砕石具BMLの取り扱い方
6/
8/30 急変時の対応 (2)
鳥居薬品 12/28 院内感染対策について
アムコ
テーマ
(講師 J&J )
9/12 フサン療法について
(講師 5A 稲葉)
9/12 ストーマケア 基礎実技
(担当 伊藤)
(講師 コンバテック
講師 高根先生 加藤さん)
11/27 オキサロールについて
オリンパス
10/
PEGケア(講師 メディコン
中外製薬
近藤さん)
9/21 豚を使用した胃ESDの練習 12/21 透析液の組成について
オリンパス
11/27 ストーマケア 応用編
味の素ファルマ
(講師 コンバテック
1/15 豚を使用し食道ESDの練習 1/24 足病変の予防と治療
オリンパス
2/14 PEGについて(トップ中心)
2/19 ESDの練習(豚使用)
2/6
3
B
病
棟
テーマ
5/24 新生児レスピレータ管理
(講師:ME)
5/29 i-STATの取り扱いについて
4
日 付
A
病
2/13 ダイアライザについて
6
胃瘻管理について
7
体位交換・清潔ケアの有効性
8
口腔ケア・嚥下RHの看護ケア
3/6
7/20 ①母乳育児支援
(担当:吉冨)
9/21 ②アロマセラピー~基礎偏~
(担当:山本)
①感染と消毒
:小柳師長
11
透析治療と看護 Dr高根
12
人工呼吸器の看護ケア
12
心エコーと心不全
1
褥瘡の治療と看護
2
脳神経系 Dr保坂
3
ラベンダーオイルについて
(病棟会にて発表)
強力ネオミノファーゲンに
(小林・ 太田)
4
B
日 付
病
棟
テーマ
手洗い
5
A
日 付
ストーマ管理
棟
(野津)
介護保険について
(担当:鈴木)
7/26 保清
(深田)
8/17 高齢者の特徴と疾患
(担当:大河原さん)
(担当:瀧島)
9/27 胃瘻について
(菅原)
10/19 インスリンの管理
(講師:メディコン)
10/31 嚥下・口腔ケア
(及川)
11/16 気管切開を受ける患者
(講師:歯科衛生士)
(松澤)
11/27 事故時の対応 (助手対象) 1/18 排泄管理
(担当:布施)
(佐藤)
1/24 口腔ケアの実際
(担当:小河)
2/
体位交換
3/
陰部洗浄 (担当:大関)
ろとからだのケア
(担当:齋藤)
病
テーマ
6/29 オムツ交換・体交・トランクス 7/13 急変時の看護
(講師:アメジスト)
10/21 糖尿病を抱える妊婦のここ
B
6/15 介護保険について
(担当:羽賀)
②直後パット トコ式説
5
日 付
(担当:上ヶ島)
(担当:桐山)
2
棟
5/31 接遇
(講師:政本師長)
11
病
テーマ
(担当:五十嵐・菊池)
1/24 子宮脱の術後の管理について
(講師:Dr酒池)
*他部署の勉強会参加を希望する場合は、事前に自部署の教育委員に申入れし、教育委員に連絡をすること。その際参加人数(できれば氏名も)を確実に連絡する。
**部署の中で参加したいものが、前もってわかっている場合は、前の月の教育委員会で確認する際に申入れすること。
***勉強会の日時に変更がある場合は、主催部署の教育委員が責任をもって参加予定部署(者)に変更の連絡をすること。
192
研 修 名 ( テ ー マ )
フィジカルアセスメント脳・神経・筋骨格第2回
プリセプター養成講座
小児の救急看護
小児の救急看護
NST活動の中での看護者の役割と実際
患者の理解と看護(摂食・嚥下障害の看護)
PEG管理セミナー
患者の理解と看護(摂食・嚥下障害と看護)
東京口腔ケア研究会
助産師のためのスキルアップセミナー
実践事例から考える看護者の倫理
周産期の救急看護
防災図上訓練指導員任用研修
3学会合同呼吸療法認定士認定のための講習会
看護実践現場の問題分析手法
看護実践にいかす褥瘡ケア 第5回
医療機器の安全な使用の実際
乳がん看護
更年期障害の看護
プリセプター研修 第2回
電子カルテと看護記録
看護職のためのストレスマネジメント
患者の理解と看護(リハビリテーション看護)
ESD見学学習
患者の理解と看護(腎疾患と透析看護)
内視鏡治療第6回ESD
日本腎不全看護学会
看護管理
第56回日本消化器内視鏡技師研究会
ICF認知症の看護
リフレッシュ研修(看護部+リハビリ)
感染管理認定看護師
キャリアディベロップメント講座
透析医療における災害対策
ファーストレベル研修第1回
ターミナルケア
介護施設における安全管理体制の確立とケアマネジメントの実際
認定病院 感染管理部会
ベストプラクティス 院内感染を防止する
BSC徹底マスター講座
感染と消毒
第10回血液透析技術基礎セミナー
EBNセミナー
糖尿病を抱える妊婦のこころとカラダのケア
第5回 西東京CDE研究会総会
災害時における透析医療活動について
新人研修:看護職と生涯学習&新人ナース交流会
認知症高齢者のケア
患者の理解と看護(ホスピスケア)
ベストプラクティス・院内感染を防止する
認知症生活ケア実践セミナー
第4回 日本感染管理ネットワーク総会
西東京糖尿病療養指導プログラム 第3回西東京糖尿病教育看護研修会
新人ナースのためのリスクマネージメント
静岡県浜松市総合病院聖隷三方原病院 リハビリ嚥下訓練の見学研修
リスクマネージャー交流会
新人のための患者急変時におけるアセスメントと看護
問題解決の技法
期 間
2006/1/17
1/20
1/26
1/26
1/29~1/30
1/29
1/29
1/29
2/4
2/4
2/6~2/7
2/15
2/15・16
2/19・20
2/19~21
2/26
2/27
2/28
3/5
3/7
3/7
3/8
3/12
3/14
3/15
4/15
4/15~4/16
4/22
5/14
5/18
5/23
参加者数
1
8
1
1
1
1
1
1
2
1
1
1
1
1
1
1
2
1
1
1
1
1
2
1
1
1
1
2
3
1
26
5/27~5/28
1
5/28
6/1~7/3
6/3
6/9
6/9
6/15
6/24
6/24
7/1
7/1
7/1
7/1
7/2
7/3
7/6
7/7
7/15
7/17
7/23
7/23
7/25
7/26~7/27
7/29
8/1
8/3
1
1
3
1
1
1
2
9
1
1
1
1
1
9
2
1
1
2
1
1
2
3
1
1
1
そ
大和会の
その他
他
そ
大和会の
その他
他
(講師:Dr堀口)
新人ケーススタディー発表
ついて
(講師:業者) 9/10 糖尿病の治療と看護
6/15 新生児の急変時の対応と処置
藤岡さん)
3/7
ME 狩野さん
棟
テーマ
(Dr.井上)
12/21 ポート(講師 メディコン
ME 狩野さん
トップ
日 付
12/13 白内障OPE看護
HDとHDLについて
オリンパス
3/27 PEGについて(他社含む)
加藤さん)
大正富士医薬品
トップ 棟
AEDの取り扱い
(講師 ホギメディカル)
11/21 滅菌について
病
5/
(講師 エチコン)
講師 高根先生
オリンパス
A
(講師 J&J)
吻合器の取り扱いについて
10/31 ステラッドについて
クック 8/22 LDL吸着療法について
3
日 付
6/ 7/15 透析患者における検査値と
ボストン
室
5/31 手洗い法について
6/20 二次性甲状腺機能亢進症に
オリンパス
11/7 小児の呼吸器感染症
術
5/18 透析患者さんの災害対策
メディコン
8/27 手洗い法
手
日 付
4/20 災害医療 ビデオ学習
講師 藤田師長 7/19 PEGについて
6/ 透
武蔵村山病院看護部院外研修参加一覧
193
研 修 名 ( テ ー マ )
194
期 間
参加者数
2006/8/10
8/11
8/17~8/18
8/24
8/28
8/28
9/2
9/3
9/4
9/4~9/6
9/4~10/6(25日間)
9/6
9/7~9/8
9/14
9/14
9/16
9/16
9/20
9/20
9/23
9/25
9/30
9/30
10/3
10/5
10/6
10/7
10/7
10/10
10/11
10/14
10/16
10/17
10/18
10/19~10/20
10/19
10/21
10/23
10/24
10/24
10/25
11/1
11/4
11/5
11/7
11/11~11/12
11/14
11/17
11/24
11/25
11/29
12/1
12/2
12/4
12/4
12/7
12/9
12/9
12/11~12/15
12/11
12/12
12/21
12/23
1
1
2
1
1
1
5
1
1
1
1
2
1
1
1
1
1
1
1
3
1
1
1
1
1
1
1
6
1
1
1
1
1
1
1
2
1
2
1
4
1
1
4
9
1
1
1
1
4
1
2
1
1
2
1
2
1
1
1
1
1
1
1
武蔵村山病院コメディカル院外研修参加一覧
部 署 名
研 修 名 ( テ ー マ )
第62回日本放射線技術学会総会学術大会
放
射
線
科
5/13
1
7/22~7/23
2
日本放射線技術学会第34回秋季学術大会
10/19~10/21
1
日本放射線腫瘍学会第19回学術大会
11/23~11/25
2
第46回多摩放射線技師連合会総会・学会
11/25 1
東京西徳洲会病院 放射線医学センター施設内覧会
12/2 1
2007/2/8 1
第15回日本高精度放射線外部照射研究会
3/3 2
2
西東京糖尿病療養指導を考える臨床検査技師の会
6/21
1
日本臨床検査技師会研究会、輸血検査研究会
9/12 1
9/27
1
日本臨床検査技師会研究会、輸血検査研究会
10/17
1
第193回多摩輸血研究会
10/21
1
西東京糖尿病療養指導を考える臨床検査技師の会
10/25
1
日本超音波医学会関東甲信越地方会第18回学術集会
10/29
2
日本臨床検査技師会研究会、輸血検査研究会
11/14
1
第5回東京都輸血療法研究会
11/17
1
2007/1/11
1
医療機関における輸血業務一元化に向けた実技研修会
1/14
1
一般細菌検査及び結核菌塗創沫検査研修
2/7
1
「消化管エコーセミナーin東京」急性腹症へのアプローチ
2/10
1
第15回赤十字血液シンポジウム
2/13
1
東京都臨床検査技師会、輸血検査研究班研修
2/17
1
東京都臨床検査技師会、微生物検査研究班「感染制御講座」
3/2
1
第48回腹部エコー実技スクール
3/4
1
誘発筋電図技術コース
3/17~3/18
1
2006/5/25~5/26
9
第41回日本理学療法学術大会
東京都士会新人教育プログラム1年次研修
7/6
9
WFOT(世界作業療法学会)2006発表
7/24~7/29
1
日本理学療法士協会研修部主催「第820回現職者講習会」
9/2~9/3
1
医療法人真正会霞ヶ関南病院見学
MEセンター
1
2006/5/26~5/28
平成18年度HIV/AIDS症例懇話会
リハビリテーション科
(言語聴覚療法)
2/8~2/10
JSUM2006日本超音波医学会第79回学術集会
アークレイスタイルセミナー2006「SMBGで合併症を予防する」
リハビリテーション科
(作業療法)
2
第26回核医学技術学会総会学術大会
第16回PET化学ワークショップ2007
リハビリテーション科
(理学療法)
2006/4/7~4/9
参加者数
「Tokyo Heart Imaging Club」心臓CT(2)
第3回多摩Cardiac Imaging Seminar
臨 床 検 査 科
期 間
10/25
1
第15回高度先進リハビリテーション医学研究会
2007/2/24
1
第40日本作業療法学会
2006/6/29~7/2
8
高次脳機能障害の評価・治療に関する研修
7/28~7/29
3
医療法人真正会霞ヶ関南病院見学
10/25
2
第30回日本高次脳機能障害学会 サテライトセミナー
11/16~11/17
1
第7回日本言語聴覚士協会総会 日本言語聴覚学会
5/20~5/21
1
嚥下リハビリテーションの施設見学(聖隷三方原病院)
7/26~7/27
1
9/8~9/10
3
第12回日本摂食・嚥下リハビリテーション学会学術大会
そ
大和会の
その他
他
そ
大和会の
その他
他
院内感染対策講習会
フィジカルアセスメント呼吸循環(第2回)
リハビリテーション専門看護
急変時の対応(基礎編)第2回
フィジカルアセスメント呼吸循環(第3回)
バイタルサインセミナー
リスクマネージメント(北多摩地区)
透析室感染セミナー
ターミナルケア基礎
化学療法の看護と治療方法
ファーストレベル研修第2回
ナラティブアプローチ
がん看護の集学的治療と看護
医療・コンフリクト・マネジメントセミナー(導入編)
医療コンフリート・マネジメント
NBNセミナーエビデンスに基づく肺理学療法 ~スクイージング~
多摩地域リハビリテーション研究会
看護師2年過程(通信制)教育の実情と課題
看護師2年過程(通信制)教育の実情と課題
内視鏡取り扱いセミナー
看護実践と倫理
エビデンスに基づく病院感染対策の考え方
院内感染予防セミナー
急変時の対応(基礎編)第3回
看護師2年過程(通信制)
主任・師長のためのコーチング
多摩感染対策セミナー
認知症看護(北多摩地区)
楽しい精神科看護 ー秘められた力を見出す喜びー
クリニカルラダー
第3回 がん放射線治療看護セミナー
アロマで癒しのフットケア
スタッフのための褥瘡ケア
患者の理解と看護(うつ状態と看護)
平成18年度院内感染対策講習会
患者の理解と看護(排泄ケア)
災害と看護
看護研究(基礎編)
医療機器の安全な使用の実際
内視鏡器機取り扱い講習見学会
東京都医療安全推進講習会
患者の理解と看護(がん化学療法と看護)
看護研究発表会(北多摩地区)
人工呼吸セミナー
プリセプター支援者のためのプリセプター教育
感染管理認定看護師フォローアップ研修
フィジカルアセスメント呼吸・循環 第4回
東京安全推進協議会主催感染感知部会
看護補助者の役割
第4回 糖尿病足病変研究会
診療情報の開示と看護記録
家族ケア
第5回首都圏糖尿病看護事例研修会
リスクマネジメント(スタッフの為の法的責任)
リスクマネージメント
少産時代の周産期医療
EBNセミナー 第3回
エビデンスに基づく新人教育研修の進め方
医療安全管理者研修
医療安全管理者研修
フィジカルアセスメント脳・神経・筋骨格 (第1回)
新人看護職員研修担当者講習会
出生直後の新生児への緊急診療と看護
医療法人真正会霞ヶ関南病院見学
10/25
1
第30回日本高次脳機能障害学会 サテライトセミナー
11/16~11/18
1
三多摩腎疾患治療医会第51回研究会
6/4
4
第51回日本透析医学会学術集会・総会
6/24~6/25
4
トップ輸液ポンプメンテナンス研修会
6/29~6/30
1
195
東大和ケアセンター外部研修参加一覧
部 署 名
研 修 名 ( テ ー マ )
MEセンター
東レメディカル主催「透析機器取扱いに関する研修会」
三多摩腎疾患治療医会第52回研究会
透析センター
第33回日本血液浄化技術研究会学術大会・総会
視 能 訓 練 士
第47回日本視能矯正学会
歯 科 衛 生 士
薬
剤
科
栄
養
科
医 療 相 談 室
聖隷三方原病院 摂食・嚥下研修会
事
課
4/15~4/16
11/4~11/5
7/26~7/27
4
1
1
1
9/8~9/9
1
7/13~7/14
1
研 修 名 ( テ ー マ )
第2回 東大和市高齢者地域ケア会議
期 間
2006/1/31
参加者数
1
介護予防における口腔ケア
4/9
1
平成18年度第2回 栄養管理講習会
4/27
1
平成18年4月介護報酬改定「リハビリテーション研修会」
5/8
2
リフレッシュ研修
5/19
10
日本縦断・創傷ケアセミナー
5/20
2
化学療法及び放射線治療の治療食について
4/19
1
東京都医療社会事業協会第63回定期総会及び講演会
5/29
1
平成18年度医療社会事業説明会
6/9
1
11/28
1
機能訓練分科会 新入職研修会
5/27
1
2007/1/30
2
平成18年度「実習指導担当者連絡協議会」
5/29
1
1
殺菌消臭機器展示会
6/9
1
平成18年度第5回 栄養管理講習会
6/14
1
第14回 全国老人デイケア研究大会2006軽井沢
6/23
1
東京都認知症介護実践者研修
6/20~7/26
1
平成18年度第8回 栄養管理講習会
7/12
1
足底挿板療法講習会 基礎コース
7/22・23
1
レクリエーション・セミナーⅢ
7/27/2006
2
平成18年度 介護技術講習 指導者講習会(千葉大会)
9/30~10/1
1
権利擁護センターふちゅう主催講演会
「あんしん老後のための成年後見制度」
SMBCコンサルティング主催
「営業マンそれがあなたの限界ですか」
3/3~3/4
2006/7/7
1
戦略的医事マネジメント研究会第4回「2006年診療報酬
改定集中講座」(医療療養型への影響とその対策)
4/22
1
東京都病院協会主催「事務管理部会総会記念講演会」
6/26
1
大塚商会ビジネスソリューションフェアー
「医療業界におけるIT活用の可能性」
9/14
1
11/22
1
2007/2/16
2
第6回医療経営セミナー
「18年度診療報酬改定と第5次医療法改正について」
DPCシステム説明会
情
報
課
国際モダンホスピタルショウ2006
総
務
課
総合メディカル主催「患者の声を生かした病・医院づくり」
合 計 参 加 者 数
7/14
1
2006/6/21
1
113
第8回 全国抑制廃止研究会全国大会
10/20・21
2
ノロウイルスによる食中毒・感染症予防講習会
11/15
1
学習療法士(2級)認定研修会
11/18
1
第17回 全国介護老人保健施設 熊本大会
11/8~10
6
感染症対策指導者養成研修
12/11
1
マーケティング入門コース
2007/2/22・23
1
平成18年度 リハビリテーション研修会
2/27・28
1
第1回 東京都介護老人保健施設大会
3/27
6
そ
大和会の
その他
他
そ
大和会の
その他
他
196
11/26
1
第12回日本摂食・嚥下リハビリテーション学会学術大会
東京社会福祉士会主催「福祉関係者のための成年後見活用講座」
医
2006/9/20~9/22
参加者数
第7回臨床腫瘍夏期セミナー
平成18年度医療社会事業従事者研修
第2回「障害者の職業リハビリテーション」
業務推進グループ
期 間
197
東大和訪問看護ステーション外部研修参加一覧
研 修 名 ( テ ー マ )
スミス・アンド・ネフュー創業50周年記念
日本縦断創傷ケアセミナー
期 間
武蔵村山病院ケアサポート外部研修参加一覧
参加者数
2006/5/20
2
東京都看護協会 ターミナルケア
6/3
2
どうする!? 東京の訪問リハ
改正介護保険法の施行と訪問リハの役割
6/10
1
KOMI理論研修会 基礎理論コース
平成18年度東京都介護支援専門員研修(専門研修過程Ⅱ)
介護支援専門員研修会(武蔵村山市)
2
全身性エリテマトーデスの理解とよりよい療養生活
11/16
1
東京都看護協会 家族ケア研修会
12/1
1
2007/2/16
2
3/15
期 間
2006/7/21
9/10・19・30
参加者数
1
1
12/12
1
2007/1/18
1
2
10/10
東京都看護協会 患者の理解と看護
腎疾患と透析看護
「介護サービス情報の公表」の準備に役立つ短期集中講座
平成18年度認定調査員現任研修(東大和市)
2006/6/17・18
7/15・16・8/5・6
認知症高齢者の理解と看護
在宅福祉・保健医療サービス指導者研修
東京都精神障害者退院促進事業について
研 修 名 ( テ ー マ )
1
東大和病院ケアサポート外部研修参加一覧
研 修 名 ( テ ー マ )
平成18年度 認定調査員新規研修
介護保険と在宅医療 ~介護保険における医療と福祉~
平成18年度 介護支援専門員基礎研修
2006/4/10
9/4~30
10/23
2006/11/3~2007/2/17
参加者数
3
1
そ
大和会の
その他
他
そ
大和会の
その他
他
平成18年度 介護支援専門員専門研修
期 間
1
1
えのき訪問看護ステーション外部研修参加一覧
研 修 名 ( テ ー マ )
期 間
参加者数
2006/8/26
3
KOMI理論学会
11/25
1
在宅におけるマッサージケア
12/16
6
末期ガン患者のステージケアのあり方
198
199
編 集 後 記
平成17年6月に竣工した武蔵村山病院も、開院より2年経過いたしましたが、着実に発展して
きております。この地域も三越やイオンなどを包含した巨大モールが設立され、大変賑やかに
なってまいりました。また、東大和地区は急性期病院の東大和病院ならびに老健施設、村山大和
診療所、その他多くの施設があり、両地区で連携し「村山大和総合医療福祉センター」構想に向
かって着実に発展してきております。これもひとえに地域の方々のご理解と職員全員の努力の賜
物と心より感謝しております。大和会がますます発展し地域に貢献できますよう、皆さま方の一
層のご指導ならびにご鞭撻をお願い申し上げます。
編集委員長 佐藤 光史 大和会年報2006編集委員会(順不同)
委 員 長
副委員長
副委員長
副委員長
委
員
委
員
委
員
委
員
委
員
委
員
委
員
委
員
委
員
佐藤 光史(常務理事)
大高 弘稔(東大和病院院長)
佐々木 克(東大和ケアセンター施設長)
古瀬 信(武蔵村山病院院長)
横山 幸子(法人本部看護局長)
橋本 光江(武蔵村山病院看護部長)
篠原かおる(東大和訪問看護ステーション所長)
丸橋 直樹(東大和病院医療連携センター長)
米家 信明(武蔵村山病院医事課主任)
並木 晴義(東大和病院医事課主任)
清水 慶三(武蔵村山病院薬剤科長)
木村 文一(東大和病院病理細胞診断科長)
福島 敏一(武蔵村山病院放射線科技師長)
委
委
委
委
委
委
員
員
員
員
員
員
事務局
佐藤 実香(東大和病院医局秘書)
横山 由衣(武蔵村山病院医局秘書)
桑尾 定仁(東大和病院病理・臨床検査センター長)
長島 賢治(東大和ケアセンター事務長)
堀江 富雄(医療業務推進グループ長)
池田 達治(武蔵村山病院総務課)
堀内 俊夫
松下 敏也
滝嶋 清佳
飯島ゆり子
板倉 文雄
大和会
大和会年報 2006[平成18年度・第6号]
特定医療法人財団
編集発行
平成19年7月30日
特定医療法人財団 大和会・大和会年報 2006編集委員会
〒207 - 0014 東京都東大和市南街1丁目13番地の12
TEL 042−562−1411 FAX 042−562−1399
ホームページ http://www.yamatokai.or.jp
印 刷
社会福祉法人 あかつきコロニー
特定医療法人財団 大和会
204
Printed in Japan 2007 記事および写真・図版の無断転載を禁じます。
205