平成28年、申年がスタートしました。 - 新潟県立小出特別支援学校川西

小出特別支援学校 川西分校学校だより
平成28年1月12日
平成28年、申年がスタートしました。
3学期始業式では、学校長より「3学期は授業日数が少ないが、一人一人が自分の目標をしっかりともって目
標実現のためにきちんと学校生活をがんばらなければならない」と、生徒にメッセージが送られました。その後、
学級代表がそれぞれの目標を発表しました。3年生は、自分の目指す進路を実現して立派な社会人となること。
2年生は、最高学年として自分の将来を見据え、後輩のよりよい見本となること。1年生は、春から後輩が入学
するので、先輩としてきちんとがんばる力を向上させること。重複学級は、寒さに負けずに元気に学校生活を送
ること。生徒たちの発表を聞き、今年度も生徒のできる力を向上させるために職員一同、決意を新たにいたしま
した。今後も保護者の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
さて、皆様も報道等でご存知のことと思われますが、選挙権年齢が18歳に引き下げられます。当校の生徒も
18歳になると選挙に参加することができます。そこで、社会生活の授業で選挙について学習を行いました。学
習のねらいや様子についてご紹介します。ご家庭でも選挙について話題にしていただけると、より効果がありま
すのでよろしくお願いいたします。
選挙学習ダイジェスト
当校では、社会生活において『卒業後の生活で必要となるスキル、ルール、マナー等をしっかりと身に付ける
こと』を目標に様々な教育活動を実施しています。限られた学習時間の中で、社会人として身に付けるべき優先
順位の高いものを選び、学習内容としております。
今回は、選挙に関する授業を通して社会の中で自分の役割をきちんと担うことができることを目指しました。
教師の説明を聞きながらワークシートを
記入して学習を進めました。
<学習内容>
1 選挙の意義、種類について知る。
2 一票の大切さについて知る。
3 投票所でのルールについて知る。
4 投票用紙の書き方について知る。
学習で利用した自作資料: 投票所入場券、投票用紙
模擬選挙を通して学ぶ
学習に当たり、市選挙管理委員会より投票箱を借用し、より本物に近い環境を再現しました。候補者として、
現職候補者・新人候補者にそれぞれ教師が扮して独自の選挙公約を掲げました。生徒は、初めての模擬選挙に臨
み緊張した面持ちで学習を行いました。生徒の感想として、「とても緊張しました。本当の選挙では、きちんと
候補者の考えを聞いて選挙に行きます。」「候補者の名前を間違えないように、書こうと思いました。」など様々
なものがありました。
また、生徒が候補者の意見をさらに詳しく理解できるように、日頃から新聞やニュースに触れる機会を増やす必要性
を感じました。今後も、機会を見つけて学習を進めてまいります。
投票用紙を受け取る
候補者を記入する
<学習の流れ>
1 投票するまでの流れをきちんと聞くこと。
2 候補者の選挙公約をきちんと見て理解すること。
3 模擬投票所に行くこと。
4 投票用紙を受け取り、きちんと候補者名を記入
すること。
5 集計結果を見に行き、結果を確認すること。
投票箱に投票をする。