りんごはバラ科の落葉高木で、栽培は8000年前から始まったとされ、コーカサス地方~西アジアにかけ ての寒冷地がりんごの原産地とされています。日本へは江戸時代に中国から伝わったそうですが、本格 的に栽培され始めたのは、アメリカから75品種を輸入、苗木を全国に配布した明治初期以降になります。 その後栽培は定着、現在市場に出ているのは30品種になります。 ◆栄養・効能 ◆選び方・ 保存方法 ◆調理ポイント りんごには水溶性食物繊維が多く含まれ、便秘改善や血糖値の上昇を緩やかにし糖尿病の予防に、カリ ウムも豊富で、ナトリウムを体外に出す働きがあることから高血圧予防にもなります。またポリフェノール は血中のコレステロールの酸化を抑制し動脈硬化を予防します。 その他、りんごの酸味であるリンゴ酸、クエン酸は咳止めやむかつきを抑える働きがあり、風邪の時にお すすめです。 皮の色が鮮やかに発色し、ハリとツヤがあるものを選びます。軸がしっかりとしていて、持ったときにずっし りと重みのあるもがいいでしょう。 保存は、冬なら常温で長期間保存できます。新聞紙などで包み、段ボール箱などに入れて、涼しいところ で保存しましょう。温度が高いときは、ビニール袋に入れて、冷蔵庫の野菜室で2~3週間保存できます。 りんごは酸化酵素を含んでいるため、切って放っておくと茶色く変色してしまうので、切った後は塩水につ けておくと変色を防ぐことができます。すりおろすときも金属のおろし器だと酸化して変色してしまいますの で、プラスチックなどのおろし器を使うといいでしょう。一番は、りんごの皮の近くに栄養、ビタミンが豊富に 含まれているので、水でよく洗って皮ごと食べるのがおすすめです。 ☆☆☆カンタンレシピ☆☆☆ 【アップルパイ】 ―作り方― 1)パイシートを室温に戻しておく。 2)りんごを5mmくらいのいちょう切りにして、レモン汁をふりかけておく。 3)温めたフライパンにりんご、砂糖、バターを入れて煮込む。 4)水分が少なくなってきたら、はちみつを加えてさらに煮込み、水分がなく なったら火を止めて冷ます。 5)タルト型にパイシートを敷く。 材料 (18cmタルト型) 6)その上に砕いたビスケットを敷きつめ、さらに4)を流し込む。 ・冷凍パイシート…4枚 ・りんご…2個 ・砂糖…50g ・レモン汁…小さじ2 ・はちみつ…大さじ2 ・バター…10g 8)卵黄をハケを使ってパイ生地表面に塗る。 ・ビスケット…6枚 ・卵黄…1個 9)210℃に予熱したオーブンで9分、その後190℃で約8分焼く。 7)6)の上に1cmくらいに切ったパイシートを格子状に重ねていき、さらに その周りを残りの生地で囲む。 ■赤ちゃんのお風呂 赤ちゃんにとってお風呂は、体を清潔にすることと新陳代謝を促すことの他、適度な運動にもなります。また、はだかになった時、 赤ちゃんに皮膚トラブルがおきてないか、しっかりと観察してあげましょう。 <お風呂の入れ方> ・1~2ヶ月頃まではベビーバスで、その後は大人と同じお風呂でもいいでしょう。 ・赤ちゃんの体に負担がかからないように5~10分できりあげるようにしましょう。 ・授乳前後は吐くことがあるので、授乳前後30分以上はあけて、機嫌の良い時間に入れてあげましょう。 ・湯温は38~39℃、湯冷めさせないためにも室温は20~25℃くらいにしておきましょう。 ・洗う順番の目安として、顔→頭→手、首、お腹、足、背中、おしりをガーゼか手でせっけんやシャンプーを泡立ててやさしく 洗ってあげましょう。 ・お風呂から上がったらタオルで水分をしっかり拭き取り、ベビーローションなどで保湿をし、服を着せてあげましょう。
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