すこやか高岡小学校保健室Ｈ２４．７．２（月）２年生「早ね・早起き・朝ごはん」６月２９日（金）２花２限目、２星３限目に「歯」についての学習をしました。２年生歯科指導「６才臼歯と子どもの歯大人の歯」「グラグラの歯がある人」、「抜けて歯がないところがある人」「歯が抜けて、背の低いおとなの歯が生えてきた人」は～い、は～い、は～い・・・２年生の口の中は、子どもの歯、大人の歯、生えかけのは歯がにぎやかに混じっています。乳歯は、どうやって抜けるの･･･？さて、「乳歯はどのようにして抜けるのか知っていますか？」と子どもたちに聞いたところ、「大人の歯が、子どもの歯を押し出してくるから」・・・「押し出して生えてきたのなら、子どもの歯も根っこがあるはず。どうして抜けた子どもの歯は短いの？根っこがないの？ギザギザして、穴があいているの？」と聞くと、「子どもの歯の根っこが折れる」「折れた根っこは、大人の歯にくっついて出てくる」など様々な意見がありました。本当は･･･？乳歯は、生え代わる時期がくると、自分で自分のからだ、根の部分を溶かしてしまうのです。だから、グラグラとしてきて抜けてしまうのです。今度、乳歯が抜けたら、抜けた歯をよく見てみましょう。歯肉の中に埋まっていたはずの根が溶けて、ギザギザになっているはずです。乳歯は、むし歯になっても放っておいていい･･･？乳歯は、どうせ抜けてしまうのだから、むし歯になってもいいよね。とんでもありません！！乳歯がむし歯になると、根の先にウミがたまってすぐ下に待っている永久歯までむし歯になることがあります。それに、神経が死んでしまうと、生えかわりの時期がきても、根を溶かすことが出来ず、いつまでも居すわってしまい、永久歯が脇から生えてきて歯並びが悪くなる原因にもなります。だから、丈夫な永久歯がきれいに生えてくるためにも、乳歯もむし歯にならないように大切にしなければいけないのです。生えかけの歯と、６才臼歯がむし歯になりやすい！生えかけの歯はやわらかく、生えるのに時間がかかるのででこぼこの状態が長く続きみがきにくいです。なた、６才臼歯は溝が深く奥にあるので歯ブラシが届きにくく、むし歯になりやすいです。２年生のこの時期は、永久歯と乳歯が入り交じっているので大変みがきにくいです。今日は、鏡を見ながら自分の歯の状態にあったみがき方で、１本１本ていねいにみがきました。まだ、２年生ですので、みがき残しが多いです。ご家庭でも仕上げみがきをしていただき、家族みんなで歯みがきの習慣がつくことを願っています。