三国自治区地域協議会 活動報告書 平成20年6月 三国自治区地域協議会 * * * 目 次 * * * はじめに ・・・・・・ 1 ・・・・・・ 2 1 地域協議会等開催状況 2 市から諮問事項についての意見等 ・・・・・・ 3 3 事務事業についての意見等について ・・・・・・ 7 4 まちづくり協議会の進捗状況 ・・・・・・ 9 5 地域協議会のあり方や今後の方向について ・・・・・ 13 6 そ 7 三国自治区地域協議会委員名簿 の 他 ・・・・13 2 ・・・・・ 14 * * * は じ め に * * * 坂井市が平成18年3月20日に誕生し、市民と行政の協働による地域振興に資 することを目的として、同年8月8日に旧町を単位とした地域協議会が発足しまし た。 地域協議会の委員は2年の任期とし、地域自治区における地域のまちづくりを考 える市民10名が委嘱され、毎月1回定期的に開催することを原則として、これま でに20回開催しました。 当協議会の主な役割としては、市の主要な行政施策や計画に対しての意見交換や 総合支所の事務事業についての提案や意見交換を行ってまいりました。 そうした中で、 「協働のまちづくり」の基本的な考え方や適正な規模・機能などに ついて、委員間の意見調整を行い、意思統一を図りながら今後の具体的な取り組み 方法について議論を重ね、市の方に提言を行いました。 また、三国町自治会連合会との緊密な連携を図りながら協議を行い、各地域のま ちづくり協議会の設立に向けての支援も行ってまいりました。 三国自治区における地域課題や地域特性を再確認しながら、今後の三国地区のあ り方についても話し合いを行い、坂井市の総合計画やその他主要な計画策定にも参 画し、また、当協議会としての意見交換を行いました。 今後の坂井市のまちづくりや地域自治区の行政体制のあり方等に、反映されるこ とを願い、ここに三国自治区地域協議会の2年間の活動や意見等を報告書としてま とめましたので、ご報告させていただきます。 平成20年6月 三国自治区地域協議会 会 長 1 井 黒 虎子男 1.三国自治区地域協議会の開催状況 回 数 第1回 第2回 第3回 開 催 日 平成18年 8月 8日 三国庁舎 4階正庁 平成18年 9月13日 三国庁舎 4階正庁 平成18年10月10日 三国庁舎 4階正庁 平成18年11月12・13日 第4回 滋賀県東近江市、三重県名 張市視察 第5回 第6回 第7回 視察研修 協 議 事 項 等 開 催 場 所 ① 地域協議会委員委嘱 ② 地域協議会の法的な位置付けや機能、役割につい て ① 三国地区での主要な事業内容について ① 市長との意見交換会 ② 総合計画の策定について ③ まちづくり協議会について ① 東近江市南部地区まちづくり協議会先進事例研修 ② 名張市のまちづくり事業研修 平成18年12月13日 ① 坂井市各地区のまちづくりの現況について 三国庁舎 4階正庁 ② 地域課題・地域特性の確認について 平成19年 1月17日 ① 協働のまちづくりについて 三国庁舎 4階正庁 ② まちづくり出前講座資料について 平成19年 2月14日 ① 行政改革大綱(案) 、市民憲章(案)について 三国庁舎 4階正庁 ② 三国地区のまちづくりの方向性について 平成19年 3月13日 ① 越前市のまちづくり振興事業について 越前市王子保地区自治振興会 ② 王子保地区自治振興会先進地事例研修 ① 都市計画マスタープランについて 第8回 平成19年 3月22日 ② 三国地区関連事業について 三国庁舎 4階正庁 ③ まちづくり協議会の設置数(範囲)について ④ 松くい虫被害対策事業・復元植替事業について 第9回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 平成19年 4月25日 三国庁舎 4階正庁 平成19年 5月16日 三国庁舎 4階正庁 ① 坂井市総合計画基本構想草案について ① まちづくり協議会のスケジュールについて ② まちづくり協議会の設立に関するマニュアル作成 について 平成19年 6月13日 ① 坂井市公共交通計画について 三国庁舎 4階正庁 ② 協働のまちづくり事業の今後の進め方について 平成19年 8月 1日 三国庁舎 4階正庁 ① 坂井市総合計画(基本計画草案)について 2 回 数 第 13 回 第 14 回 第 15 回 第 16 回 第 17 回 第 18 回 第 19 回 第 20 回 開 催 日 開 催 場 所 平成19年 8月22日 三国庁舎 4階正庁 平成19年 9月20日 三国庁舎 4階正庁 平成19年10月10日 三国庁舎 4階正庁 平成19年11月 21 日 富山市射出市 協 議 事 項 等 ① 坂井市総合計画(基本計画草案)に対する意見・ 提案について ① コミュニティバス実証運行ルートについて ① 行政組織の見直し(案)について ② 総合支所庁舎活用(案)について ③ 坂井市都市計画マスタープランについて ① コミュニティバス運行について(富山市視察) 平成20年 1 月23日 ① コミュニティバス実証運行について 三国庁舎 4階正庁 ② まちづくり協議会の現状について 平成20年 2 月13日 ① コミュニティバス接続ルートについて 三国庁舎 4階正庁 ② 坂井市都市計画マスタープランについて 平成20年 4 月25日 三国庁舎 4階正庁 ① 寄付条例の取り組みについて ② 坂井市環境基本計画について ③ まちづくり協議会の進捗状況について 平成20年 6 月 6 日 ① 寄付条例の取り組みについて 三国庁舎 4階正庁 ② 地域協議会活動報告書について 2.総合計画等 市から諮問事項についての意見等 ◎ 安全で快適な暮らしを支えるまちづくり (1)自主防災組織の整備 災害時、要支援者に対する地域ぐるみ防災体制の整備、避難誘導順位等 の検討、地域ぐるみ助け合いリーダーの養成 (2)高齢者要支援者に対する非常持ち出し袋の用意・確認の徹底 (3)防災用サイレンの設置(他の三町には設置されています) ◎ 児童福祉の充実 (1)保育環境の充実 放課後保育の充実(学童保育) 現状はどうか、三国南小学校においては、幼稚園の空教室を利用常時3 0名程度、長期休暇時は 40~45名の児童が保育されている。1日も早 い整備が必要と思います。 3 ◎ 学校教育について 開かれた学校づくりの推進について「地域・学校協議会」を設置してほし い、向上に努める。 協議会に討議する事は非常に重要ですが、その協議会に基づいて、地域の 大人が学校内に入り込んで、色々な作業、講義、講演をする事が児童、生徒 の教育に役立つと考えます。 ◎ 具体的な施策の提示について 計画の草案の内容として、現況と課題は当然の事として理解されています が、基本施策としては、向上の姿勢のみの様で、具体策として提示された方 がもっと理解が図れると思います。 ◎ 安全・安心なまちづくりの強化について 今や全国的に災害が多発している現状から、防災計画の実施は最も重要で あり、 1日も早く取り組み対応していかなければなりません。 坂井市として、 すでに防災計画の具体策が完了しているとの事ですが、今まちづくり促進の 中で、特に必要な部分であり重視していただきたい。 ◎ まちづくりのキャッチフレーズについて まちづくりについて、住民に浸透しやすいような、判りやすいキャッチフ レーズみたいなものが必要だと思います ◎ 坂井市男女共同参画について 「坂井市男女共同参画推進条例」が市民に対し、もっと身近なお知らせが 出来ないだろうか。 ◎ 総合計画の文章の表記について 行政上の専門用語とかカタカナ用語が多用されているので、市民にわかり やすい表現に改めていただきたい。また、①とか(1)に書いてあるような 見出しの文字が少し大きい方が目につきやすいと思います。 ◎ 総合計画の進捗情報の公表について 総合計画の中に、計画を立てた後の達成具合をチェックする項目を入れて いただきたい。 4 ◎ 基本施策と主要施策との整合性について 一部基本施策が書いてあって、その下に主要な施策が書いてありますが、 若干一致していない所があります。上のほうに掲げられているのに、それに 対しての施策というのが、見た時に項目が入っていないというのがあるので はないか。その辺は注意された方がいいと思います。 ◎ 児童の予防接種の向上について 集団接種から個人接種にかわって、接種率が低下している現状で、幼児、 児童の様々な幼児接種の接種率の向上について、行政機関、医療機関と協議 しながら様々な努力をしていただくというような項目を入れていただきたい。 ◎ コミュニティバスについて 実証運行実験のルート設定について、今後の高齢化社会に対応した公共交通 のあり方に基づき、三国地区のコミュニティバスの基幹ルート・接続ルートを それぞれの地域性を配慮した中で、また地域の意見も吸い上げた中で担当部局 に提案をさせていただきました。 そうした中で、地域協議会の意見が十分反映したとは、言い難い部分もあり ましたが、基幹ルートについては、速達性、定時性、大量輸送性を求められて おり、坂井市全体のバランスや時間配分の関係から止むを得ないと判断いたし ました。 今後、停留所設置数、設置場所や時刻表、接続の利便性、利用者の利用目的 によって、様々な問題点や改善すべき事項が出てくると思いますので、利用者 のアンケート調査などを行い、交通弱者、高齢者の視点に立った柔軟な対応を していただくようお願いしたいと思います。 ◎ 行政組織の見直しについて(案)について (1)今後の退職予定者数が毎年20名以上になり、この機会に新規職員の採用を 極力抑制し、施設はアウトソーシングを行い、職員定数管理計画に沿って、現 在の総合支所にある業務をできる限り、本庁業務に統合していく。行政改革、 事務の一元化、未来の変化に的確に対応した政策形成と実現のために、技術者 を集約して事務の効率化を図りたいという考え方を全面否定するものではあり 5 ませんが、 「先ず人員の削減ありき」という前提条件の下で、そのことが至上命 令のように行政側に蔓延しているように見受けられます。 いろんな見直しをする場合は、いろいろな計画や戦略がある、その中でどう いった組織が、どういった職員配置が一番効率的で有効かという考え方が必要 であり、市民の利便性を最大限に考慮するという、市役所としての基本的な姿 勢が置き去りになっている可能性が高いといわざるをえない状況です。 簡素で効率的な組織体制の確立というのが行政の考え方ですが、簡素化・効 率化を追求しすぎると、 行政組織の主張ばかりで住民の視点が置き去りになり、 住民サービスの低下につながるように思えます。効率化を物凄いスピードで追 求した結果、あるいは、削りすぎた結果、失敗する事例がたくさんありますの で、そこを慎重に良く考えていただきたいと思います。 (2)技術者を集約するので、土木課、上下水道課職員が総合支所からいなくなる ということで、最も懸念されるのは、河川の水害発生時の対応です。 三国自治区は、福井県北部の降雨水量が一気に河口域に集まり、他の坂井市 域に見られない特殊な災害要因が数多く見受けられます。 この組織改革によって、人的に十分対応できるのか懸念されます。災害時の 大切な初動体制に支障が生じないように、万全の体制づくりをお願いした いと思います。 ◎ 坂井市都市計画マスタープランについて (1) 坂井市の現在の状況や少子高齢化社会の到来、社会情勢や地理的条件を考 慮すると、坂井市の特性である4つの都市の個性や特徴を活かした、現在ある 産業を伸ばし、町並みなどの住環境を活かすなど、それぞれの地域にある財産 や様々な資源を十分活用したまちづくり、都市づくりを目指した坂井市型コン パクトシティの方向性は、社会情勢に沿ったものと思います。 (2) 20 年の長期計画なので、どの時点で見直しがかかるのは、その時々の社会 情勢、経済情勢によって、左右されるものと思いますし、基本計画の性格上、 長期の年月に耐えられる抽象的な表現が多く、具体的な事業申請段階にも支障 が生じないように策定上の工夫が見受けられますが、住民の視点から見ますと 非常に分かりづらいもので、優先順位や具体的な姿・形が見えないのは基本計 6 画そのものの欠点でありますが、実現に向けた行政側の努力や熱意が伝わって こない部分があり、建設部の組織全体として、明確な各事業に関する納期意識 を持っていただきたいと思います。 ◎ その他 (1)地域協議会では、いつも問題になっていますが、市の計画を立てるときに、 地域協議会の意見を良く聞いていただきたいということをお願いしたいと思い ます。 いろいろな計画について意見を求められますが、我々の意見を後で止むなく 反映しているように見受けられます。計画立案の段階で我々の意見を取り入れ ていただきたいと思います。 (2)合併のひとつの大きな目的は、合理化ですけれども、住民が何を考えている のか、住民の立場で、住民の目線でこれからも引き続き、坂井市の行政推進を お願いしたいと思います。 3.事務事業についての意見等について 地域住民にとって、総合支所は現地解決型の事務所として、身近できめ細かな 住民サービスを提供する重要な拠点施設であり、行政への相談などが気軽にでき る心理面なランドマーク的存在となっている。 市町村合併は、究極の行財政改革という位置付けの下、社会・経済構造の変化 に即した地方自治体の再編成により、財政再建化を始め合併に伴う事務事業の共 同化、合理化、効率化等が求められている。 坂井市として、職員数の削減や指定管理者制度をはじめ、100の改革を進め ていく方針を打ち出し、着実かつ慎重に改革を進めており、激変緩和を視野に入 れての段階的な手法で変革の浸透を図っていこうとする姿勢を否定するものでは ありません。 ここに、旧三国町時代に存在した、いわゆる血の通った住民サービスの提供、 行政と住民との信頼関係の構築といった目に見えない、組織の「志」という大切 な部分が、 合理化、 効率化という行政改革路線の中で希薄化していかないように、 特段のご配意をお願いします。 また、まちづくり協議会など、地域の特性や個性を活かしたまちづくりが住民 主役の中で、推進できる制度や財源確保を更に強化していただくようにお願いい たします。 7 地域協議会での自治区の振興策や市に対する提言として、主な意見としては (1) 松くい虫対策の充実と海岸林等の生活保全林再生事業への取り組み (2) 歴史や伝統行事、地域文化を核としたまちづくりへの取り組み (3) 住宅密集地域における災害時要援護者への対応策の早期実現への取り組み (4) 観光を中心として、農業・水産業・商業の一体的な振興策への取り組み (5) えちぜん鉄道の市民利用推進運動の活性化策への取り組み (6) 少子・高齢化社会や人口減少対策への積極的な取り組み (7) 湊町として醸成された文化、佇まいを核としたまちづくりへの取り組み (8) コミュニティバスの運行など、坂井市全域の公共交通対策の推進 (9) まちづくり協議会に対する財政支援の強化及び住民自治条例の早期制定 (10) 三国トンネルをはじめ、道路・交差点等の未整備・未改修部分に対する活動 (11) 三国~丸岡地区までの高規格横断道路の積極的な推進 (12) 防災計画に基づいた市民行動マニュアル作成及び防災まちづくりに対する 重点施策の推進 (13) 効率的な行政組織の確立に対する体制づくりへの取り組み 8 4.まちづくり協議会進捗状況 地 区名 戸数 設 置 (H20.6.6現在) 進 捗 状 況 三 国 2,287 H19.12 昨年12月5日に設立し、 「みくに地区まちづくり 協議会」として市へ団体登録申請をし、設立準備費の 協働のまちづくり事業交付金(30万円)の交付を受 け、4月の総会までに各部会に分かれ、詳細な地区計 画・事業計画・収支予算・特色ある活動を協議した。 4月24日通常総会を開催し、運営費、一般活動費、 特色のある活動費の協働のまちづくり事業交付金(1 50万円)の交付を受け、事業を実施している。 みくに地区まちづくり協議会の部会構成は、総務・ 情報部会、生活環境部会、防災・安心部会、健康福祉・ 育成部会、歴史・文化・にぎわい部会の5つの構成と なっている。 特色のある活動については、 「みなとの文化とにぎ わい推進プログラム事業」で、三国のにぎわいと港の 最盛期のシンボルである北前船の時代から、繁栄とに ぎわいの歴史を学び、今後のまちづくりの情報の受発 信と創造への活力の湧出を図っていくため、本年は、 まちづくりフォーラムを開催し、北前船復元建造事例 報告会やみなと三国と北前船の歴史と題してパネル ディスカッション等を開催するというような事業を 実施します。 雄 島 2,072 H20.7 予定 昨年 8 月下旬に会長などの主要な役員の選出が決 まり、この役員を中心として、まちづくり協議会の組 織化に向けた作業を続けてきた。4月 8 日に設立準備 会を設置し、今後、設立準備費の協働のまちづくり事 業交付金の交付を受け、各部会に分かれて詳細な地区 計画、 ・事業計画・収支予算について協議を行い、本 年7月 8 日に設立総会を予定している。 雄島地区では、総務部会、広報部会、生活環境部会、 防災安全部会、健康福祉部会、教育体育部会の6つの 9 地 区名 戸数 設 置 進 捗 状 況 構成となっている。 加 戸 1,661 H20.9 昨年から地元自治会長に対して説明会を開催し、検 討委員会で、設立準備委員会の人選について協議を行 い、本年5月25日に加戸・公園台地区より各12名 の委員を選出し、第1回の設立準備委員会を開催し た。今後、ワークショップを2回程度行い、アンケー トを実施して、準備会で大まかな地区計画を作成し、 9月頃に設立総会を予定している。 新 保 356 H19.12 昨年12月6日に設立し、 「新保地区まちづくり協 議会」として市へ団体登録申請をし、設立準備費の協 働のまちづくり事業交付金(30万円)の交付を受け、 4月の総会までに各部会に分かれ、詳細な地区計画・ 事業計画・収支予算・特色ある活動を協議した。4月 24日通常総会を開催し、運営費、一般活動費、特色 のある活動費の協働のまちづくり事業交付金(110 万円)の交付を受け、事業を実施している。 新保地区まちづくり協議会の部会構成は、福祉部 会、生活環境部会、防災防犯部会、教育文化スポーツ 部会の4つの構成となっている。 特色のある活動については、 「新保地区三里浜の復 活事業」でかつて、地域の憩いの場であった三里浜が、 現在は多くのゴミや流木等で荒れ果て、その姿は見る 影もない状況であることから、地域住民自らの手でき れいにすべく、清掃活動を実施し、水辺の環境を整備 し、区民の憩いの場として復活させる。また、かつて 地域の生活の糧として行われてきた地引網漁の体験 を開催し、子どもたちへの環境学習の場として、自然 に親しみ、自然とふれあいが持てる場として活用し、 自分達が住む地域の自然のすばらしさを再認識する 機会としたいという事業を実施します。 10 地 区名 戸数 設 置 進 捗 状 況 浜 四郷 620 H20.4 自治会長9名で、意思統一を図りながら、各種団体等 への説明会を開催し、昨年10月に設立準備会を設置 した。準備会では、ワークショップ、アンケートを実 施して、大まかな地区計画を作成した。 本年4月15日に設立し、 「浜四郷地区まちづくり 協議会」として市へ団体登録申請をし、設立準備費の 協働のまちづくり事業交付金(30万円)の交付を受 け、各部会に分かれ詳細な地区計画・事業計画・収支 予算を協議してから、まちづくり事業交付金を申請し て、事業を実施する予定です。 浜四郷地区まちづくり協議会の部会構成は、総務・ 広報部会、環境部会、安全部会、福祉・育成部会の4 つで構成となっている。 従来の、浜四郷地区振興協議会の活動についても、 浜四郷地区まちづくり協議会へ移行された。 三国東部 104 H20.4 自治会長新旧 8 名で、意思統一を図りながら、全体 設計に取り組み、大まかなアウトラインを作成して、 各種団体等への説明を行い、昨年 9 月に設立準備委員 会を設置し、設立準備費の協働のまちづくり事業交付 金(30 万円)の交付を受け、協議を続けてきた。本 年 4 月 19 日に設立し、 「三国東部地区まちづくり協議 会」として市へ団体登録申請をし、各部会に分かれ詳 細な計画・事業計画・収支予算を協議してから、まち づくり事業交付金を申請して、事業を実施する予定で す。 三国東部地区まちづくり協議会の部会構成は、環 境・福祉部会、地域交流・広報部会、スポーツ部会、 防災・防犯部会の4つの構成となっている。 今後、東部地区明るい町づくり推進協議会から三国 東部地区まちづくり協議会への移行作業も行われる。 11 地 区名 戸数 設 置 進 捗 状 況 三国木部 311 H20.4 自治会長 8 名で、意思統一を図りながら、全体設計 に取り組み、大まかなアウトラインを作成して、各種 団体等への説明を行い、昨年11月に設立準備委員会 を設置し、設立準備費の協働のまちづくり事業交付金 (30 万円)の交付を受け、協議を続けてきた。本年 4 月 13日に設立し、 「三国木部地区まちづくり協議会」 として市へ団体登録申請をし、各部会に分かれ詳細な 計画・事業計画・収支予算を協議してから、まちづく り事業交付金を申請して、事業を実施する予定です。 三国木部地区まちづくり協議会の部会構成は、ふれ あい部会、福祉育成部会、環境部会、防災防犯部会の 4つの構成となっている。 今後、木部地区振興協議会から三国木部地区まちづ くり協議会への移行作業も行われる。 12 5.地域協議会のあり方や今後の方向について 各地域協議会委員相互の交流会を始め、合同研修会、情報交換会を開催して、 相互の地域事情やまちづくり環境を理解し、それぞれの地域間の人的交流が図ら れるように計画してほしいと思います。 また、いろいろな計画について意見を求められていますが、地域協議会の意見 を後で止むなく反映しているように見受けられます。 今後は、計画立案の段階で我々の意見を取り入れていただきたいと思います。 なお、地域協議会としては合併の大きな目的は、行政の合理化、能率化である ことはよく理解しておりますが、今、住民が何を考えているのか、地域の特性を 生かすことにも考慮し、委員一人ひとりが住民の立場で、住民の目線でこれから も引き続き、坂井市の推進について検討していきたいと考えています。 6.その他 4地域のまちづくりに対する温度差への慎重な配慮に基づき、坂井市自治基本 条例等の制定を始め、まちづくり協議会制度の明確なビジョン、より具体的な財 政支援の明示が同時進行していないと考えられます。こうした中には行政の財政 事情や本所方式への移行などの変動要因を包含しているという見解があることも 否定できません。 坂井市としては、継続性のある「協働のまちづくりの推進」について、住民自 治条例の制定など、はっきりとした方針を打ち出すべき時期に来ていると思いま すので、ご検討をいただきたいと思います。 13 7.三国自治区地域協議会委員名簿 (任期2年 平成18年8月8日~平成20年8月7日) 役 職 会 長 副会長 委 員 委 員 委 員 委 員 委 員 委 員 委 員 委 員 氏 名 い ぐろ こ し お かさ しま ひで お あら い まさ お 井 黒 虎子男 笠 島 秀 雄 荒 井 正 雄 こ だま こ どう ゆたか こん どう すすむ 小 玉 りゅう 隆 古 道 一 豊 近 藤 しん いち 奏 ごう こ 新 郷 りう子 つぼ い まこと 坪 井 やぶ や え こ 籔 やま 眞 八重子 だ あき お 山 田 昭 雄 計 地 区 名 備 米 ヶ 脇 雄島地区 上真砂 四の部地区 西 滝 谷 公 加 戸 西 加戸地区 油 木部地区 募 新保上町 公 浜 地 雄島地区 新 町 一の部地区 玉 井 一の部地区 上 錦 三の部地区 10名 14 屋 考 募
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