射水市庁舎新築工事の進捗状況① 射水市庁舎新築工事が9月から始まり順調に進んでおります。10月下旬から1か月半行った 杭工事の様子(10月28日撮影)についてお知らせします。 杭工事とは、建物を支えるための 杭を地面の下にある支持層まで打 ち込む工事です。 庁舎棟においては長さ27mの 杭を80本打ちこみます。 写真は左側が杭打機、右がクロー ラークレーンです。 今回の工事ではプレボーリング 拡大根固め工法という方法を用い ています。 最初に大きなドリルで地面に穴 をあけます。所定の深さまで掘り進 んだところでドリル先端を拡大さ せて地中に根固め部というふくら みを作ります。 この電柱のようなものが今回の 工事で使われる杭です。直径は80 cm∼1mあります。全長27mを 3本の杭でつなぎます。 写真中央の節がある杭が一番下 に入る下杭で長さ10m、写真左側 が2段目の中杭で長さ10m、右側 の杭が最上段の上杭で長さ7mで す。 ドリルで空いた穴に1段目の下 杭を入れていきます。下杭には、根 固め部での摩擦力によって支持力 を増大させるための節がついてい ます。 クレーンで吊りながらゆっくり と下していきます。 下杭がある程度入ったところで 2段目の中杭と接続します。 今回は無溶接継手と言う工法を 用いています。下杭と中杭は金属製 のプレートとボルトで固定されま す。 2段目の中杭が準備されました。 中杭はストレート杭といって節が ありません。 杭にスプレー何か書いてあるの が見えます。1mごとの目盛が書 いてあります。杭の長さや施工状 況を確認するために書いてありま す。 上杭はSC杭と言って鋼管の内 側にコンクリートが入っているも のです。 なお、夜中の作業に見えますが、 17時頃です。 ようやく杭全体が所定の深さま で入りました。高さが適正かを確 認して終了です。 作業を始めてから完了まで約半 日でした。1日に2本のペースで 作業を行いました。 射水市庁舎新築工事は今後も安全対策を最優先して施工いたします。ご理解とご協力を いただきますようお願い申し上げます。
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