子供たちの学力向上のために(青梅市研究指定校

<教育目標>
いのちを大切
にし 世の中
のためにつく
す人になろう
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子供たちの学力向上のために(青梅市研究指定校発表会)
校長
関口
保司
先日の運動会では、多くの皆さまから子供たちにたくさんの励ましのお言葉を
いただき、ありがとうございました。また創立140周年を記念するバルーンリ
リースを実施し、夢や希望をのせた色とりどりの風船が、澄み渡った青空に舞い
上がっていきました。私は、
「子供たちの幸せと、夢の実現、第三小学校のさら
なる発展」を願いながら風船を上げました。140周年を一つの節目として、こ
れからも皆様とともに、子供たちの成長に力を尽くしてまいります。
さて、第三小学校は平成24・25年度青梅市教育委員会の研究指定校として、
研究を進めてまいりました。学校は「生きる力」を育むために、子供たちに「確
かな学力」を身につけさせなければなりません。基礎的・基本的な知識技能を習
得させ、それらを生かして、自ら考え、判断し、表現できる子供へと成長させて
いきたいと考えています。
私は学校経営方針のなかで、
「教師の成長こそ、子供の成長!」として、まず
我々教師自身が研鑽を積み、授業に取り組むことが大切であると先生方に語って
きました。先生方は、日々の授業をふり返り、ある時は学年や2つの学年が合同
で、そしてまたある時にはベテランの先生と若手の先生とで話し合いを重ね研究
を進めています。学校に講師の先生をお招きして指導を受けたり、本校の教員が
先進的な取組をしている全国の学校に出かけて授業を見たりもしてきました。
全国や東京都の学力調査を分析した結果、本校の子供たちは、算数において特
に課題が大きいことがわかりました。そこで、算数を研究教科とし、基礎基本の
徹底を図りました。授業のなかで計算問題を繰り返し行ったり、宿題とともに自
主的な家庭学習をすすめたりしてきました。その結果、23・24年度の2年間
で、確実に基礎・基本の力が伸びてきました。今年度はその基礎・基本の力をさ
らに伸ばすとともに、文章題を通して考える力の育成にも重点を置いています。
問題を解く際には図や表を活用して見通しをもたせたり、教師の言葉かけを工夫
したり、これまでに学習した内容との関連を意識させたりして考える力を育てて
きました。11月8日には、これまでの研究の内容を市内の先生方に発表します。
今回の研究を通して、子供たちの学力を伸ばし、さまざまな問題にも積極的に
対応し、解決できる力をつけさせていきたいと考えています。ご理解・ご協力を
よろしくお願いいたします。
運 動 会
運動会のスローガン
勝利に向かって つき進め!
9月28日(土)
、天候にも恵まれ、
運動会を挙行いたしました。
多くの保護者や地域の皆様にご来
校いただき、たくさんのご声援、あり
がとうございました。
1 年~6 年まで、どの学年も日頃の
体育学習の成果の現れた演技や競技
を見せていました。
56 年生で協力して作り上げた組
体操は、汗と涙と痛さの結晶でし
た。毎日のつらい練習の成果を十分
に発揮する演技を見せました。
創立 140 周年記念種目「バルー
ンリリース」では、いろいろと地
域の方々にお世話になりました。
ありがとうございました。
<生活指導コーナー>
「学習用具をきちんと整えよう」
運動会も終わり、気候もすごしやすくなってきました。落ち着いて学習に臨んで
いきたいところです。
しかし、運動会の練習の様子を見ていても、低学年を中心に体育着や赤白帽子を
忘れている子供が多く見られました。また、2学期が始まってかなり経っているに
も関わらず、まだ音楽バッグを持ってきていないという話もありました。
学習用具をきちんと整えて学校に来ることが、学習への第一歩となります。忘れ
物のために、学習が遅れてしまうこともあります。保護者の方もお忙しい中と思い
ますが、お子さんが時間割や連絡帳を見て学習用具の準備ができているか、声をか
けたり見てあげたりして下さい。よろしくお願いします。
<和太鼓クラブの出演予定>
第三小学校の特色ある教育活動として、和太鼓演奏をクラブ活動等で行っていま
す。秋は、地域のお祭りや運動会等で出演が続きます。
10 月の出演予定をお知らせします。ご声援ください。
○
10 月13日(日) 第三支会第3ブロック地区市民運動会
今寺4丁目運動広場 10 時頃出演予定
○ 10 月20日(日) 第三支会第2ブロック地区市民運動会
第三中学校
12 時頃出演予定
<読書週間>
本校では、10月15日(火)から25日(金)まで読書週間となります。読
書週間中は、普段の週1回水曜日に行っている朝読書に加え、火曜日の朝学習の時
間も読書の時間とします。朝読書の時間にすぐ本を読み始められるようにお子様に
本を持たせて下さい。また、今年も親子読書の取り組みを行います。学校と家庭で
連携し子どもたちが読書に親しむ機会にしたいと考えています。読書週間の後には
期間中に読んだ本で気に入った本の紹介カードを子どもたちが書きます。詳細につ
いては後日プリントにて連絡します。
現在、三小の図書室はイラストの分類と十進分
類法をもとに本が分類されています。昨年度から
十進分類法をもとに番号のみの表示へ切り替えて
います。公共の図書館で使われている十進分類法
に慣れ親しめるように、図書ボランティアの方々
に協力していただき整備を進めています。10月
には図書委員が中心となって新着本や教員が選ん
だ「おすすめの本」を紹介したり、図書室利用の
約束や本の扱い方なども教えたりする予定です。