鯖江市教育委員会 鯖江市校長会 鯖江市教育研究会 視聴覚教育研究部 保護者の皆様へ 鯖江市内の小・中学生が ネット社会で安全に暮らすために つながるインターネット いろいろな機器で いろいろな場所で 無料で でも、大丈夫? ○情報収集やコミュニケーションの身近な手段となったインターネット。パソコンやタブ レット,スマートフォンだけではなく,多くのポータブルゲーム機や携帯音楽プレー ヤーでもインターネットが利用できます。 ○インターネットの接続は,無線LANを利用して,フリースポットと呼ばれるコンビニエ ンスストアやファストフード店など,街中の色々な場所でできます。 ○フリースポットでは,無料でインターネットが利用できます。 考えてみましょう! 子供たちだけで安全・安心に使えるものなの? 無料通話アプリについて ○通話やメッセージのやりとりが無料でで き,グループ内のメッセージ交換を楽し める。 ○設定を変えて,仲間はずれにしたりされ たりすることもある。 ○利用時間をコントロールできず,深夜まで利用 し,学習がおろそかになる。 SNSなどのコミュニティサイトについて ○世界中の同じ趣味の人と友達になった り,緊急時の情報収集や家族との連絡交 換に使えたりする。 サイト閲覧について ○学習に必要な情報収集ができ,無料で利 用できる学習サービスもある。 ゲームサイトについて ○無料で始められるいろいろなゲームが多 くあり,他のユーザーと交流もできる。 ○相手の許可を得ずに個人名・画像を使用したり 投稿されたりすることでトラブルになることが ある。 ○いろいろなサイトにアクセスしている間に,アダ ルトサイト等につながり,架空請求の被害にあ うことがある。 ○ゲーム中毒になったり,友達のID等を使って法 律を犯したり,内容によっては,課金されて高 額の利用料金を請求されたりすることもある。 で 庭 家 スマートフォンや携帯電話,ポータブルゲーム機による トラブルから子供を守る砦,それは保護者の皆さん 子供を守る砦,それは保護者の皆さんです。 子供を守る砦,それは保護者の皆さん ○使い始めが肝心です。利用時間など「利用のきまり」を子供と話し合いま しょう。 ○フィルタリングを正しく設定しましょう。 ○ネットにアップされたデータは拡散し消せないことを子供に教えましょう。 ○悪ふざけによるネットへの投稿や、無断で他人の写真・情報をアップする ことにより,法的・道義的責任を負わなければならなくなることを教えま しょう。 ○オンラインゲームによる高額請求を防ぐために ・子供が使うサービスにクレジットカードの登録をしないようにしましょう。 ・アプリのインストールや会員登録は保護者が行いましょう。 ○子供のインターネット利用状況や交友関係に関心をもち,任せっぱなしに せず,必要に応じて家庭内での話し合いをしましょう。 学校ではこんなことを学習します。 ~「ネット社会で暮らすための安全教室」(市自作テキスト)を使って~ ○便利なインターネット,だけど危険もいっぱい! ○大丈夫?コンピュータウィルス ○IDとパスワード,人には絶対に教えないで! ○ひっかからないで!ワンクリック詐欺 ○迷惑メールが届いたら ○手軽にできるブログ・ツィッター,でも気をつけて! ○仲間が集まるコミュニティサイト,危険はないの? ・プロフィールサイトに書き込む前に ・SNSサイト(Facebookやmixi)について ○便利なLINE,安全に楽しく利用するためには ○いろいろな情報が載っている掲示板,注意することは? ○仲間と一緒に遊べるゲームも満載のゲームサイト。でもそれ大丈夫? ○事件です!インターネット上で多発しています。 インターネットと様々な情報端末の普及により,子供たちが世界中の情報に,いつでもどこで も簡単にふれることができる社会となりました。子供たち自身が情報の発信源となることもでき ます。スマートフォンなどの携帯情報機器は,上手に使えば便利なコミュニケーションツールで す。その反面,度を超した使用による生活習慣の乱れや,安易な書き込みが人間関係を壊した り,サイバー犯罪の被害者や加害者になったりするなど,様々なトラブルを引き起こす凶器にも なります。 こうしたトラブルへの予防策として,鯖江市では,小学校4~6年生を対象としたテキスト 「ネット社会で暮らすための安全教室」を作成し,子供たちがネットを安全に安心して利用する ための教育に取り組んでいます。中学校では,技術家庭科の「情報ネットワーク」の授業だけで はなく,特別活動など,様々な機会を通じて情報モラルについて指導をしています。 ネット社会のトラブルから,鯖江市の子供たちを守るため,ご家庭の協力をお願いします。
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