【等張化計算(演習問題)】 7ページの解答 涙液と等張な 1.5w/v%硝酸銀溶液を 200mL 調製するのに必要な硝酸カリウムの量(g)はいくらか。 ただし、硝酸銀の等張容積価(mL)は 36.7、硝酸カリウムの食塩当量(g)は 0.56 である。 1.5%=1.5g/100mL=3.0g/200mL 硝酸銀の等張容積価が 36.7mL より 3g 110.1mL 0.9g:100mL=xg:89.9mL 89.9mL 110.1mL xg=0.8091g(NaCl) 1.44g KNO3 1g 1 0.8091 0.56 【熱力学(演習問題)】17、18 ページの解答 1 自発的に起こる化学変化は全て発熱反応である。 ⇒✖ 2 自発的に起こる化学変化においては、エントロピー(乱雑さ)は常に増大する。 ⇒✖ 3 エンタルピー変化量が負の場合、常に化学変化は自発的に起こる。 ⇒✖ 4 エントロピー変化量が負の場合、常に化学変化は自発的に起こる。 ⇒✖ 5 ΔG は、ΔH とΔS との関数であり、温度には依存しない。 ⇒✖:ΔG=ΔH-T・ΔS で温度(T)に依存している 6 自由エネルギー変化量が負の場合、化学変化は自発的に起こる。 ⇒〇 7 自発的な反応は、系のギブスエネルギーが増加する方向に進む。 ⇒✖:減少 8 吸熱反応であっても、高温でエントロピーが大きく増大し、自由エネルギーの変化量が負になる 化学変化は自発的に起こる。 ⇒〇 9 ΔH<0(発熱)で、ΔS>0 なら、温度に無関係に反応は右へ(自発的な方向へ)進む。 ⇒〇(紙に火をつけたパターン①) 10 ΔH<0(発熱)で、ΔS<0 なら、温度に無関係に反応は右へ(自発的な方向へ)進む。 ⇒✖:(お湯がさめるパターン②)低温では自発的な反応が起こる、高温では起こらない 11 ΔH>0(吸熱)で、ΔS>0 なら反応は|ΔH|と|T・ΔS|の大小を比較しないと進行方向は決め られない。 ⇒〇(氷がとけるパターン③) 12 氷(固体)から水(液体)への相変化ではエンタルピーは増大する(ΔH>0)。 ⇒〇 13 氷(固体)から水(液体)への相変化ではエントロピーは増大する(ΔS>0)。 ⇒〇 14 沸点で水が気化するとき、水1モル当たりのエントロピーは増大するが(ΔS>0)が、エンタル ピーは減少する(ΔH<0)⇒✖:(エンタルピーは増大、ΔH>0) 2 15 熱力学に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1 つ選べ。 1 系の内部エネルギーは、その系の現在の状態だけで決まり、その状態に至る経路は関係しない。 2 孤立系で不可逆変化が起これば、エントロピーは増大する。 3 状態量には示強性と示量性があり、温度は示量性の状態量である。 4 熱力学第三法則でいう純物質の完全結晶のエントロピーは、絶対零度ではゼロである。 5 ギブス自由エネルギーは、エントロピー、エンタルピー及び温度の関数である。 解答:3 ⇒温度は示強性状態関数 16 示強性状態関数の熱力学的パラメータはどれか。1 つ選べ。 1 ギブス自由エネルギー(G) 2 エンタルピー(H) 3 圧力(P) 4 エントロピー(S) 5 内部エネルギー(U) 解答:3 3
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