動物資源経済学 1年次/ 2 単位 必修 前期 小林 信一【教授】/小泉 聖一【教授】 学科・クラス 指 定 等 人と動物の関係は社会的、歴史的に規定されるものであるが、社会科学の基礎理論としての経済学を手だてとして、その諸関係の史的展開と現状について 講述する。動物資源と人間社会をテーマに、動物関連産業の内容と広がりについて学んでいく。 学習目標 学 び の 動物関連産業、ヒトと動物の社会関係 キーワード 課題に基づいた予習・復習を前提とする。履修条件に関しては特になし。 準備学習及び復習 の内容・履修条件 ビデオやDVDなどを利用するとともに、学生からの意見や発表も取り入れていく。 授業方法 試験(60%)レポート(40%)、発表(20%)で評価する。合格にはレポートの提出と、動物関連産業の内容・役割、および人と動物のかかわりについての 具体的な理解が必要(60点)。 成績評価 基 準 参考書:なし オフィスアワー:(月曜日4,5時限目) 備 考 回 数 授 業 内 容 ヒトと動物の社会的かかわりの歴史について、家畜化と人間社会、役畜、用畜、糞畜などを手がかりに学習する。 1 ヒトと動物の関係を考えるために、野生動物、伴侶動物と人間社会とのかかわりの歴史についえ学ぶ。 2 ヒトと動物の関係を考えるために、障害者補助犬と人間社会を素材に取り上げる。 3 ヒトと動物の関係を考えるために、動物園の歴史的展開、現状と役割りについて学ぶ。 4 ヒトと動物の関係を考えるために、アニマルセラピーとアニマルウエルフェアーを学習する。 5 動物関連産業の範囲と内容について、経済動物、伴侶動物と経済活動を中心に学ぶ。 6 動物関連産業の発展と課題について、フードシステムを中心に学ぶ。 7 動物関連産業の発展と課題について、食の安全をめぐる問題を中心に学ぶ。 8 動物関連産業の発展と課題について、食料の過剰と飢餓の構造を中心に学ぶ。 9 動物関連産業のうち、畜産業について学ぶ。 10 農業・畜産の新たな役割について、農業の多面的機能、環境問題と資源循環型社会における畜産の役割を学習する。 11 農業・畜産の新たな役割について、エネルギー問題とバイオマス利用を中心に学習する。 12 農業・畜産の新たな役割について、グリーンツーリズムと第六次産業化論を学ぶ。 13 農業・畜産の新たな役割について、食農教育、教育ファームに見る農業・畜産の教育力について学ぶ。 14 動物関連産業の将来展望とヒトと動物の新たな関係について考える。 15
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