目 次 - 新潟大学教育学部附属特別支援学校

目
日
次
程
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2
ご連絡・お願い
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3
全体発表
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5
研究の概要
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6
通級指導教室の取り組み
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
8
<小学部>
研究の概要
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
10
公開授業
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
11
研究の概要
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
12
公開授業
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
13
研究の概要
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
14
公開授業
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
15
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
16
授業検討会
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
19
通級指導教室実践報告/講話
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
21
講
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
23
午前の部
<中学部>
<高等部>
ミニ講座
午後の部
演 会
-1-
日
12:30~13:20
程
「コーヒーブレイクタイム」~コラボワーク~
調理室
上記の時間に,高等部生徒と授業協力者である「鈴木コーヒー」様によるコーヒーの提供を行い
ます。授業で育んだ働く力を生かし,企業の中で実際に働く生徒の姿をご覧いただきながら,おい
しいコーヒーをお楽しみください。
-2-
ご連絡・お願い
○「携帯電話の利用」
会場では,携帯電話・スマートフォンは電源をお切りになるか,マナーモードにしてください。
また,
「開会・全体発表」
「公開授業」「ミニ講座」「授業検討会」「通級事例報告会/講話」中の
携帯電話の利用はご遠慮ください。
○「カメラ・ビデオ撮影」
公開授業参観時のカメラ・ビデオ撮影は,ご遠慮ください。
○「弁当の引き換え」
申し込みの際に弁当を注文された方には,受付で「引換券」を配布しました。弁当の引き換えは,
12:30 から,体育館で行います。
「引換券」をお持ちください。
○「昼食・休憩」
昼食・休憩は,小2組教室,小3組教室,中1年教室,高1年教室,高2年教室,高3年教室,
プレイルーム,体育館,音楽AV室をご利用ください。なお,ゴミはプレイルーム,体育館,音
楽AV室に備え付けてあるゴミ袋をご利用ください。
○「研究会アンケート」
同封してある「研究会アンケート」の記入にご協力ください。記入後のアンケート用紙は,各講
演会場出入り口及び玄関に設置の回収箱へお願いいたします。
○「その他」
不明な点がありましたら,当校職員までお声掛けください。本日は,下のような名札を付けてお
ります。どうぞよろしくお願いします。
-3-
第 38 回
特別支援教育研究会
午前の部
全体発表
小学部公開授業
中学部公開授業
高等部公開授業
ミ
ニ
講
座
-4-
-全体発表-
全体発表
研究テーマ
(9:00~9:35)
子供が学びを深める姿を目指した授業づくり
~個別の指導計画を活用した支援の追究~
研究主任 横堀
-5-
壮昭
子供が学びを深める姿を目指した授業づくり
~個別の指導計画を活用した支援の追究~(2年次)
私たちが目指す姿
現在及び将来の生活において,自ら周りの人や環境に働き掛けたり,
その時々の自分の課題に前向きに取り組んだりする姿
「学びを深める姿」とは
活動に楽しさや良さ,大切さを感じ,取り組みたいことや
取り組むべきことを思い描き,取り組み続ける姿
単元・題材の在り方
更に楽しいな
やはり良いな
大切だ
もっと活動に取り組みたい
難しい課題に挑戦したい
楽しいな
良いな
大切かもしれない
興味・関心を生かした学習活動
興味・関心を生かした学習活動
発展的な思いに応える
学習活動
学習活動の
発展
興味・関心を生かした学習活動
興味・関心を生かした学習活動
興味・関心を生かした学習活動
興味・関心を生かした学習活動
楽しさや良さ,大切さを
味わえる学習活動
学習活動の
見直し・改善
楽しそうだな
良さそうだな
学習活動の深化・拡充
への思いが実現する
ように
楽しさや良さ,大切さ
が感じられるように
興味・関心を生かした学習活動
興味・関心を生かした学習活動
興味・関心を生かした学習活動
興味・関心を生かした学習活動
興味・関心を生かした学習活動
興味・関心を生かした学習活動
興味・関心を生かした
学習活動
個別の指導計画
学習の楽しさや良さ,大切さを見据えた目標設定
指導内容の選定
味わわせたい楽しさや
良さ,大切さの設定
-6-
興味・関心,知
識・技能の把握
短期目標の設定
2年次研究で見られた子供が学びを深める姿
小学部
中学部
曲のリズムに合わせようと,曲を
よく聴き,教師や友達のばちの動
きに注目して太鼓を鳴らす姿
高等部
頑丈に作りたいという思いをも
ち,支援具で確認しながら,真っ
すぐに釘を打つ姿
宿泊学習で,予算をやりくりし,
部
必要な日用品や食事の費用を捻出
しながらも欲しい物を買う姿
支援の在り方
支
援
の
質
と
量
の
ス
テ
ッ
プ
化
支
援
の
整
理
一人一人の「支援の方針」
「次単元・題材の支援の方策」に反映
次単元・題材での学習集団
全員への支援の構想に活用
個
別
化
標
準
化
個に必要な支援
支
援
の
実
施
学習集団全員への支援
「活動構成」「環境構成」「働き掛け」
終盤に向けて
学習集団全員への支援
支
援
の
構
想
標準化された
(前単元・題材で確認した)
学習集団全員への支援
「活動構成」「環境構成」「働き掛け」
支援の方策
教師間,保護者との連携のためのツールとして活用
短期目標
減らした支援
支援の方針
-7-
支援の方策
支援の方策
課題を解決する際
⑤ 評価
プ 課 ④ 実行
に必要な支援を左
ロ 題 ③ 方策の決定 の①~⑤のプロセ
セ解
ス 決 ② 情報の収集 スに応じて構想し
の
① 課題の認識 たもの
-通級指導教室の取り組み-
在籍校で,生き生きと学習に取り組む姿を目指した
読み書き等の学習に困難のある子供に対する効果的な通級による指導
在籍校の授業の中で生き生きと学習に取り組む姿
学習意欲
自己肯定感の高まり
家庭での
在籍校の
有効な支援方法の
生かし方の検討・発信
取り組み
授業
【通級での授業】
D
興味・関心や
得意なことを
生かした支援
D
自分に合った学び方
C
C
「できた」経験
A
P
の積み重ね
保護者との面談
連絡ファイル
【個別の指導計画】
困難の要因の推測
授業実践を通した
実態・個別の指導計画の
見直し
支援会議
在籍校訪問
〇学習活動の選定
〇具体的な支援方法の検討
支援の方針
○3 年後に目指す姿(長期目標)
○今年度の目標(短期目標)
○児童の家庭・在籍校・通級そ
れぞれの場での目標
〇通級での行動
観察・各種検査等
〇家庭や在籍校から
の情報収集
【実態把握】
〇
支援会議
興味・関心
得意なこと
苦手なこと
本人・保護者面談
在籍校訪問:授業参観・担任面談
通 級
家 庭
その子供に合った学び方の検討
=本人の特性と気持ちに寄り添う
在籍校
家庭や在籍校との効果的な連携
=個別の指導計画の活用・情報共有の工夫
在籍校の授業の中で,もっと生き生きと学習に取り組んでほしい!
成
果
〇認められ,受け入れられる経験
〇「できる」見通し
〇「できた」ことの積み重ね
【昨年度の成果と課題】
子供の変容
〇通級の授業で自信をもっ
て取り組む。
○在籍校で,授業中に顔が
上がる。課題に自分から
取り組む。
-8-
課
題
▲その子供の特性に応じた学び方
の検討が不十分だった。
▲在籍校で良い姿が見られる場面
が,限定的であった。
-9-
学習活動の楽しさを繰り返し味わうことで,
「これに取り組みたい」という思いを高め,自分から取り組み続ける姿
学びを深める姿が現れる
題材の基本的な考え方
児童の思いの高まり
のイメージ
技能
楽しさ
意欲
学習活動の在り方
夫
「これに取り組みたい」
という思いを生かした
学習活動
一人一人の「これに取
り組みたい」という思
いが実現できるように
発展させながら実施す
る学習活動
一人一人の思いを捉
えて発展
楽しさを味わえるよう
に見直した学習活動
「できた」と実感し,
学習活動の楽しさを繰
り返し味わえるように
見直しを繰り返しなが
ら実施する学習活動
支援の在り方
これに取り組みたいという思いを高めて
活動に取り組む姿
これに
取り組みたい
楽しい
楽しさを味わいながら活動に取り組む姿
できた
やりたい
楽しさを味わえる
ように見直し
楽しい
興味・関心をもち活動に取り組む姿
構想した学習活動
既にある興味・関心,
技能を生かし,一人一
人が活動に興味・関心
をもてるように構想し
て実施した学習活動
できた
できた
やってみたい
題材の構想
③一人一人が楽しさを味わえる
ような学習活動
②味わわせたい楽しさを捉える
①興味・関心や技能面にかかわ
る実態把握
面白い
個別の指導計画
目標の設定
支援の方針
-10-
取り組みたいことを
実現できる支援
○思いを生かした学
習活動に繰り返し
取り組めるように
する
○必要でなくなった
支援を減らしてい
く
支援の見直し・改善
楽しさを味わえる支援
○取り組み方のイメー
ジを広げるモデルの
提示
○楽しさの味わい方や
技能面を基に小集団
を編成
支援の見直し・改善
興味・関心をもてる
支援
○自由に取り組む,結
果がすぐに分かる活
動構成
○興味・関心を生かし
た教材
支援の構想
②一人一人の支援の方策を基に,
学習集団への活動構成・環境構
成・働き掛けの支援を構想
①支援の方針を基に支援の方策
を設定
小学部公開授業
体育 「ボールを蹴ろう」
授業者:佐藤 素之
古川
優
山本 美紀
樋浦 春花
横堀 壮昭
土田
奈穂
伊藤 宏之
伊藤
宏之
佐藤 素之
富張 英樹
コースに沿ってボールを蹴って転がしたり,ねらった的に向けて
ボールを蹴ったりする活動に取り組む。児童一人一人が「できた」
実感を確かにしながら取り組むことができるようなコースを工夫
することで,
「ねらった的に当てたい」
「このコースでボールを最後
まで転がしたい」などの思いを高めることができるようにする。的
が倒れたり的に入ったりするまで何度もボールを蹴ったり,坂のあ
る道や曲がった道などで自分からボールを蹴って転がしたりして
楽しく取り組む姿を目指す。
音楽
「リズムにのって」
授業者:土田 奈穂
古川
優
樋浦 春花
山本 美紀
横堀 壮昭
富張 英樹
「あさまでサンバ」の曲に合わせて,歌ったり体を動かしたりし
ながら,気に入ったリズムを楽器で鳴らす活動に取り組む。教師が
一緒に取り組みながら,児童の感じたリズムを把握し,合図を出し
たり一緒に鳴らしたりすることで,「ここでこう鳴らすと楽しい」
という思いを高めることができるようにする。曲のイメージに合わ
せた楽器を選び,リズムに乗って体を動かしながら鳴らしたり,リ
ズムに合わせて鳴らしたりして楽しく取り組む姿を目指す。
-11-
-中学部・研究の概要-
作業に取り組む楽しさと良さを感じ,自ら進んで活動に取り組む姿を目指した授業
作業に取り組む楽しさと良さを感じることで,
作業に取り組む楽しさと良さを感じることで,
明確な目的意識をもち,進んで作業に取り組むことができる!!
明確な目的意識をもち,進んで作業に取り組むことができる!!
学
校
生
活
の
テ
ー
マ
学習活動の発展
良さを感じる
ための支援
楽しさを感じる
ための支援
できた
取り組み
活
動 ○製品の紹介
構 ○製品の使用
成
やるぞ
発展的な思いを
実現できる学習活動
できた
環
境
構
成
○製品を使用して
楽しんでいる写
真やイラストの
掲示
取り組み
やるぞ
働 ○生活テーマと
き
作業を結び付
掛
ける言葉掛け
け
「楽しさ」
「良さ」を繰り
返し味わう学習活動
できた
○生徒の思いを
工程に取り入
活
れる
動
構
成 ○できたことが
分かる活動構
成
個
別
の
指
導
計
画
(
支
援
の
方
針
)
の
活
用
○一人でも取り
環
組める工夫
境
構
成 ○動線,座席位置
の工夫
○気付きを促す
働
言葉掛け
き
掛
け ○モデルの提示
○称賛・承認
取り組み
やるぞ
取り組む作業の
「良さ」
「友達と楽しみたい」
「友達に喜んでもらい
たい」
良さを感じること
ができる支援
(仕組み)
作業製品
‖
学校生活のテーマにか
かわる活動で使用する
道具等
興味をもって取り組む
学習活動
取り組む作業の
「楽しさ」
「できるようになって
うれしい」
作業種・作業工程の確定
⑤短期目標の設定,支援の構想
④アセスメント
製品・作業工程の見直し
③作業の楽しさの想定
(生徒の興味・関心,実態より)
②指導内容の選定
①作業の良さの想定
作業種・作業工程の構想
生徒の身近な生活に密着した作業学習
-12-
個別の指導計画
(支援の方針)の活用
・支援の方策の決定
・支援の見直し
中学部公開授業
作業学習 「すなやまランドの準備をしよう」
授業者:田中 健太郎
神田 智美
守谷 紀代子
久住 和彦
齋藤 文一
酒井 慎一郎
富山 千恵
組み立て工程では,作業に取り組む楽しさと良さを感じながら,良
い仕上がりを心掛け,進んで作業に取り組む姿が現れることをねらい
としている。本時は,
「ボルダリングホールド」の取り付け作業に取り
組む。製品を使用する場面で友達から直接言葉掛けを受ける機会の設
定を通して,作業への目的意識を高め,仕上がりを視覚的に確認でき
る支援具を活用しながら,
「もっと良い仕上がりにしたい」という思い
をもって進んで作業に取り組む姿を目指す。
塗装工程では,作業に取り組む楽しさと良さを感じながら,隅々ま
で塗り残しなく塗装し続ける姿が現れることをねらいとしている。本
時は,
「スペースコースター(乗り物)
」
「ボルダリングホールド」等の
塗装作業に取り組む。塗り残しなく塗装するための道具を自分で選択
できるようにしたり,自分が塗装した製品が分かるように配色や模様
付け等を工夫したりすることで,製品への愛着を深め,
「もっと作業に
取り組みたい」という思いをもって自分から作業に取り組み続ける姿
を目指す。
-13-
-高等部・研究の概要-
生活にかかわる取り組みの良さや大切さを確かにしながら,
現在及び卒業後の生活に結び付く学習活動に進んで取り組む姿
【学習活動の展開】
大切さを理解
職業生活や総合等,
職業生活や総合等,
卒業後の生活課題と
他の指導の形態と
結び付けた学習活動
他の指導の形態と
結び付けた学習活動
結び付けた学習活動
本人の思い,保護者の思い,教師の願い,
卒業生の生活課題の傾向,社会のニーズ
などから目指す姿
発展
良さを実感
現在の生活課題と
現在の生活と結び
付けた学習活動現在の生活
結び付けた学習活動
付けた学習活動
と結び
付けた学習活動
発展
楽しさを味わう
興味・関心の高い
現在の生活と結び
内容にかかわる学習活動
「身近にあること」
「興味・関心が高い
内容」
現在の姿
前向きに取
り組む姿へ
の承認・称賛
「卒業後のこと」
「身に付けるべきこと」
興味・関心の高い
活動,既存の知識
や技能を生かし
た活動の設定
【支援の工夫】
新たな気付
きを促す言
葉掛け
実際的で体験的な
活動の設定
他者との比較や教師と
の相談を促す言葉掛け
行事や他の指導の形態
と合わせた活動の設定
取り組みと結果が
つながる働き掛け
現在や卒業後を想定した生活場面に近い環境や道具の準備
良さを実感,大切さを理解するための授業
学校生活
社会
家庭
情報や支援の共有
情報や支援の共有
【実態把握と目標設定】
④卒業生の生活上の課題等の
把握
グループの編成と指導内容の精選と
年間指導計画の整理
個別の指導計画
個別の移行支援計画
ライフAグループ
もっと素敵な自分に!
こんな生活をするぞ!
目指す姿や身に付
けさせたい力を明
確にした適切な目
標設定
ライフBグループ
新たな自分を発見!
こんな生活もいいな!
③社会の情勢やニーズの把握
②家庭の生活にかかわる願い
や情報の把握
①生徒の生活に対する思いや
知識・技能の把握
ライフCグループ
うれしい!楽しい!大好き!
生活を楽しもう!
-14-
高等部公開授業
家庭生活
ライフAグループ
授業者:中川 麻子
「私の働く生活!こんなときにはこんな食事!
~健康に暮らすための食生活~」
高橋 悟
現在及び将来の生活のイメージを広げたり深めたりしながら,必要な知
識や技能の獲得や自己理解を図り,生活への意欲を高め,自立的な生活を
送ることができるようになることをねらいとしたグループである。生徒た
ちは食材が体に与える影響を実感しながら,それぞれの食材の特長や自分
の体の状態に目を向けられるようになってきた。この取り組みを卒業後の
生活と関連付け,「働き続けられるようになりたい」「風邪を引かない体に
なりたい」などの思いをもち,その思いに合った食材を取り入れながら,
自分なりの弁当作りに進んで取り組む姿を目指す。
家庭生活
ライフBグループ
授業者:安藤 淑美
「できた!やりたい!これが私の奇麗な部屋」
臼井 智洋
現在及び将来の生活の具体的なイメージを広げ,自分のしたいことを
選択・決定しながら,自立的な生活を送ることができるようになること
をねらいとしたグループである。生活に使う物や場所の汚れを取る活動
に様々な方法で繰り返し取り組み,奇麗にする良さを実感してきた。こ
れまでの取り組みで高まってきた「奇麗に掃除したい」という意欲や身
に付けた知識・技能を生かせるように,現在の家庭での生活と関連付け
た年末の「大掃除」の場面を取り上げる。「奇麗にしたい」という思い
をもちながら,進んで取り組む姿を目指す。
家庭生活
ライフCグループ
授業者:本間 学
「楽しく体を動かそう!」
古川原 未依
小山 哲也
横田 大輔
様々な物や活動に興味・関心をもち,好きな物や活動を主体的に選択・
決定しながら生活を送ることができるようになることをねらいとしたグ
ループである。様々な健康器具を使ったり,友達と一緒にダンスをしたり
して,体を動かす活動を体験し,その取り組みの楽しさを味わってきた。
自分からやりたい活動に進んで取り組んだり,「サッカー選手のようにな
りたい」などの思いに合わせて積極的に活動したりできるように,スポー
ツジムを利用する場面を設定する。公共施設の利用の仕方を交えながら,
進んで体を動かす活動に取り組む姿を目指す。
-15-
ミニ講座
(11:30~12:30)
<講座①>
(会場:グループ指導室)
「インクル-シブ教育システム時代の特別支援学校の在り方」
講師
新潟大学教育学部特別支援教育専修
教 授
長澤
正樹
様
<講座②>
「問題行動への対応」
講師
(会場:プレイルーム)
新潟大学教育学部特別支援教育専修
<講座③>
「特別支援教育コーディネーターの役割と実際」
講師
新潟市立小合小学校
准教授
有川
宏幸
様
(会場:グループ指導室)
教
諭
今井
信郎
様
<講座④>
「UDLの授業の実際」
講師
長岡市立六日市小学校
(会場:音楽AV室)
教
<講座⑤>
「職業学級の取り組み」
講師
新潟県立江南高等特別支援学校
<講座⑥>
「特別支援教育の視点から考える学級経営」
講師
新潟市立西特別支援学校
-16-
頭
古田島
恵津子
様
(会場:就労学習スペース)
教
諭
嘉納
雅俊
様
(会場:就労学習スペース)
教
頭
潤間
るみ
様
-17-
第 38 回
特別支援教育研究会
午後の部
小
中
高
学
学
等
部
部
部
授 業 検 討 会
授 業 検 討 会
授 業 検 討 会
通級指導教室
実践報告/講話
小
中
高
講
学
学
等
部
部
部
-18-
演
会
授業検討会
指導の形態
会場
体育
体育館
新潟県立教育センター
指導主事
齋藤
大輔
音楽
プレイルーム
長岡市立総合支援学校
教頭
疋田
敦士 様
作業学習
中学部2年教室
小学部
中学部
(13:20~15:30)
研究指導者
様
新潟県立村上特別支援学校
教頭
岡田 義則 様
家庭生活
ライフAグループ
高等部
家庭生活
ライフBグループ
音楽AV室
新潟県立江南高等特別支援学校
教頭
根谷
聡 様
家庭生活
ライフCグループ
◆
付箋の記入について
参観いただいた授業に関して,質問や疑問を黄色の付箋に記入し,それぞれの授業会場前の模造紙に
貼り付けてください。付箋が足りない場合は,各授業会場にご用意してあります。
なお,付箋の記入は 13:00 までです。深まりのある検討会となるよう,ご協力よろしくお願いいた
します。
質問や疑問
-19-
授業検討会の流れ
授業検討会では,参会者の皆様同士で意見を交流し合うファシリテーションを活用したグループ検討
を行います。授業検討会の流れは次のとおりです。
①
検討会の進め方の説明 ○本日の検討会の進め方について説明します。
(5分)
②
授業者より
○抽出児の本時の目標と評価を中心に,本時について説明
(5分)
します。
③
質疑
○参会者の皆様からいただいた付箋への回答を中心に質疑
(10 分)
を行います。
○5人程度のグループに分かれます。各グループに教員が
二人以上入るように配慮をお願いします。
○進行役と記録役を決め,各グループで進めてください。
進行役と記録役は教員の方にお願いします。
○公開授業での児童・生徒の取り組みの姿を基に,次の点
④
を話し合ってください。
グループ検討
(45 分)
①抽出児の本時の目標は達成されたか。
②達成された場合,どんな支援が有効だったか。
達成されなかった場合,どのように支援を改善するか。
③次時以降にどのような姿(学びを深める姿)を目指す
か。
④次時以降に必要な支援は何か。
○ポスター発表形式で行います。
○報告者を二人決めてください。
○報告者一人がグループで話し合ったことを報告してくだ
さい。他の方は他グループの報告を聞きに行ってくださ
い。
○10 分後,2回目を行います。報告者は入れ替わってくだ
さい。
⑤
報告・意見交流
(10 分×2回)
⑥
情報共有
⑦
指導者からの話
○研究指導者から本時や検討会での話し合いを総括してい
(20 分)
ただきます。
○最初のグループに戻り,意見交換で得られた情報を報告
(10 分)
し合います。
※検討会会場によっては,移動が伴うことがあります。
-20-
通級指導教室・実践報告会
発表者
司会者・指導者
実践報告1
「特性に合わせて支援を工夫し,自
信をもってできることを増やすこ
とを目指した指導」
中野
久美
13:20~13:50
長谷川
理美
【司会者】
村上市立朝日みどり小学校
教諭
八藤後 和男 様
【指導者】
新潟市立総合教育センター
指導主事
西村 圭子
様
事例報告①
※実践報告1は「グループ指導室」にて報告を行います。
※実践報告2は「就労支援スペース」にて報告を行います。
13:50~14:00
質疑応答
14:00~14:25
グループ協議
14:25~14:35
指導者からの話
14:35~14:45
休憩
14:45~15:15
久美子 様
新潟市特別支援教育サポートセンター
指導主事
中川 久美
様
実践報告2
「本人に合った支援を在籍校で取り
入れ,授業の中で達成感を感じる
ことができるための指導」
【司会者】
新潟市立東特別支援学校
教諭
渡部
【指導者】
事例報告②
※実践報告1は「就労支援スペース」にて報告を行います。
※実践報告2は「グループ指導室」にて報告を行います。
15:15~15:50
グループ協議
15:50~16:00
指導者からの話
-21-
講話
(16:05~16:45)
演題 「個の特性に応じた学びを保障するには」
講師
新潟大学教育学部特別支援教育専修
准教授
入山
-22-
満恵子
様
-講演会-
講演①
(15:45~16:45)
演題 「小学部の授業づくりから,私たちは何を学ぶか」
~授業改善の不易と流行~
講師
新潟市教育相談センター,新潟市特別支援教育サポートセンター 所長
阿部
-23-
隆一
様
-講演会-
講演②
(15:45~16:45)
演題 「特別支援学校における合理的配慮の提供について」
~中学部研究から~
講師
新潟市教育委員会学校支援課
総括指導主事
中川
-24-
一之
様
-講演会-
講演③
(15:45~16:45)
演題 「卒業後のより良い生活の実現を目指して」
~高等部研究から~
講師
新潟県教育庁義務教育課特別支援教育推進室 指導主事
山田
-25-
澄人
様