東京都立秋留台高等学校 平成24年度 学校経営報告 校 長 磯 村 元 信 1.今年度の取組と自己評価 (1) 教育活動の取組と自己評価 ①生活指導 全教職員が一丸となった厳しい生活指導の徹底 自己評価 C ●成果・服装指導(特に、ミニスカート・腰パン)は登校路でも徹底された。 ・授業開始、終了時の服装と礼法が徹底された。 ・掃除・環境整備の徹底が定着した。 ●課題・校外の問題行動が増加 特別指導者84名 ・校外の生活指導の対策 ②学習指導 生徒一人一人を学びに誘う学習活動の充実 自己評価 B 補習(数1、英1、理1)日数41日 勉強合宿10名 漢検(準2級5名、3級21名、4級3名、5級3名) 硬筆書写検定(3級5人) 英検(準2級1名、3級2名)数検(4級1名)ワープロ検定(2級2名 3級11名) ●課題・秋留台スタンダードに基づく各教科の評価規準と学習内容、学習進度の統一 ・外部テストによる基礎学力の定点観測及びそれに基づく補習体制の構築 ③進路指導 3年間を見通した個に応じた進路指導体制の充実 自己評価 A ●成果・就職内定者104名 進路決定率は88.0% 進路未定者27名 ・サポステとの連携による進路未定者の就労支援及び卒業後の継続的指導体制が整った。 ・2年生全員参加インターンシップが定着した。 ●課題・卒業生の進路先の定着状況調査及び定着を促す取り組みの模索 ④部活動・特別活動 生徒に自信と居場所を与える生徒主体の活動の充実 自己評価 C ●成果・部活動加入率67%(1年76% 2年69% 3年53%) ・文化部の人数と活動内容が充実した。 ・中学校との部活動の連携の充実 中学生の柔道大会の実施(中学生150名参加) ●課題・部活動の全員加入を推進する体制及び中学校との部活動の連携強化 ・生徒会活動の活性化と生徒による学校行事の運営推進 ・運動部の部員数の拡大 特に、女子の運動部の活性化 ⑤健康づくり 外部専門機関と連携した健康づくりの推進 自己評価 B ●成果・保健相談部の設置より、特別支援教育と外部連携が充実した。 ・専門医、スクールカウンセラーを活用した研修会、勉強会が充実した。 ●課題・専門機関を活用した性教育の充実 ・保健委員会の活用など、生徒を主体とした健康づくりの推進 ⑥募集・広報活動 広報活動を通した本校の求める生徒像の定着 自己評価 B ●成果・実際の生徒の姿をPRすることで求める生徒像が定着した。 ・校長ブログを毎月更新してPR効果を高めた。 ●課題・本校の求める生徒象をPRする広報活動の工夫改善 ⑦学校経営・組織体制 将来構想委員会を中核とした改革体制の確立 自己評価 B ●成果・将来構想委員会を中心に、懸案事項の改革が進んだ。 新30分授業の内容と実施指針が整備された。 ・経営企画室との連携強化で教育活動と学校運営の円滑化、効率化が進んだ。 学校教育にかかわる数値を経営企画室が一元管理する体制 リニューアルエンカレッジ計画を推進する重点的な予算編成と予算執行 学校徴収金の未納者、滞納者に対する迅速、適正な対応 図書館の貸し出しの電算化による効率的な運用 ●課題・組織間、職員間のコミュニケーションの推進 ・効果的、効率的な会議時間の確保 ・若手育成のOJTの推進 ・経営企画室の改革案を具現化し、経営企画室の改革への参画意識を推進 ︵1︶教育活動の取組と自己評価 ︵1︶教育活動の取組と自己評価 ●成果・年間を通してすべての授業規律が一定水準に保たれた。 ・学び直しに特化した新教育課程と新30分授業の具体的な内容が整備された。 夏季講習 講座数10 基礎学力補習6(国1、数3、英1、理1) (2)重点目標への取組と自己評価 ●成果・新30分授業の内容と実施指針が整備された。 ・インターシップを中核とした実践的、系統的なキャリア教育が定着した。 ・サポステ連携による進路未定者の就労支援及び卒業後の継続的指導体制が整備された。 ●課題・新教育課程及び新30分授業の実施と検証 ・秋留台スタンダードに基づく教科の統一な授業と補習の整備 重点目標②アキルスピリッツの継承とわかる喜びの学習環境の創出 自己評価 C 数値目標 中途退学者数10名未満 特別指導者数15名未満 ●達成数値 中途退学者39名 特別指導者数84名 進路未定者27名 ●授業の開始、終了時の服装指導と礼法が徹底された。 ●年間を通して授業規律が保たれ、全教員で学ぶ場の緊張感を維持することができた。 ●課題・学校外の問題行動が多発した。転退学者が増加した。 ・特別支援教育推進モデル校として、学校生活に不適応を起こす生徒すべてを対象と した特別支援教育の推進とその成果の外部への発信 ・生活指導と進路指導を一体とした全教職員の指導体制の強化 ・部活動を頑張る中学生の受験層の確保と部活動の全員参加の推進 2 生徒状況の3観点 数値目標 ︵2︶重点目標への取組と自己評価 ︵2︶重点目標への取組と自己評価 重点目標①リニューアルエンカレジ改革を完成させる 自己評価 B ①転退学者10 ②特別指導者数15 ③進路未定者数20 達成数値 ①転退学者35 ②特別指導者数84 ③進路未定者数27 120 100 80 転退学者 特別指導者 進路未定者 60 40 20 0 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 3 次年度の大局的な課題 入学した生徒全員が希望の進路を決定して卒業できる学校を目指す。そのために ・生活指導と進路指導を一体とする厳しく手厚い生徒指導を引き続き徹底させる。 ・学び直しに特化した新教育課程と新30分授業を実施し、その成果を検証する。 ・秋留台スタンダードに基づく教科の統一的な授業や補習を整備し、 「学び直し」の精度をさらに高める。 ・特別支援教育推進モデル校として、外部機関との連携やコーディネーターを活用して、学校生活に不適応 を起こす生徒の対応を充実させ、その成果を外部に発信する。 ・OJT推進校として信頼と尊敬のOJTを推進し、職員が明るく元気に切磋琢磨できる環境を整える。 ・部活動の活性化のために、部活動に熱心な中学生の受検層を開拓し、部活動全員加入を推進する。
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