宮 翔 霧島市立宮内小学校 学校便り7月号 平成26年7月16日 住所:霧島市隼人町神宮3丁目4番1号 電話:0995(42)0024 児童数:540 P戸数:399 <本校公式ブログ「宮内小学校わっくわくブログ」好評発信中!http://blog.goo.ne.jp/miyau461> バランスを考えた体験活動を!校 長 三浦 啓一郎 子どもたちが心待ちにしている夏休みが間近となりました。子どもたちは一人ひとり自分なりの 『夏休みわくわくプラン』をいろいろ立てていることでしょう。夏休みだからこそできる体験活動, 学習,遊び等に取り組み,心身ともに健やかに成長していってほしいと思います。また,家族や友 だち,多くの人々との絆をさらに深めてほしいと願っています。次の3つの「バランス」を考えた 体験活動・遊びを行って,すばらしい夏にしてほしいものです。 1「体験」と「事故防止」 交通事故・水難事故等の防止,安全に十分配慮しながら「(社会・自 然)体験や遊び」を広げてほしいと思います。「種々の体験が,豊かな 心をはぐくむ」と言われています。体験や遊びから「様々な発見,成 就感,感動,人とのつながり・・・優しさ,苦しさ,ゆずり合い,助 け合い」等々を味わうことができます。 【夏休みの遊びのすすめ】 ・一人遊び(ゲーム・テレビ)から → 複数の友だちとの遊びへ(外で元気よく遊ぶ) ・人工物による遊びから → 自然の中での遊びへ(自然とふれ合う) ・散発型の遊びから → 没頭・持続型の遊びへ(体を動かし,汗をいっぱいかく) ・大人主導の遊びから → 子ども同士の遊びへ(子どもたちでルールを決める) 2「文字」と「映像」 子どもたちの活字離れ,読書に親しむ時間が減っています。この夏休 み,読書の楽しさ,日本語の美しさに触れる,気付く,文を綴る機会を つくりましょう。メディアにふれる時間は親子で話し合って,家庭のル ールを決めましょう。 3「ふれ合い」と「離す」 親子の絆を深めるふれ合いをこの夏一層大切にしたいものですが,時に子どもから離れて見守る ことも必要となります。子どもを「一人立ち」させていくために,子ども自身で「考え,行動し, 失敗し,苦労し,工夫し,挑戦し・・・」ということも味わわせながら,発達段階や必要に応じて 親の助言・支援・見守りを行うことが大事になります。子育ては時に「がまん」でもあり,親にとっ ては「自己教育」の時でもあるような気がします。 以上のような3つの「バランス」を図りながら,この夏休みを有意義に過ごしてほしいと思いま す。 7月~8月の主な行事予定 保護者による学校評価より 先 月 末に ご 協力 い ただ い た保 護 者によ る学 校評 価 (学校への評価・自己評価)は以下の通りでした。 1「学校への評価」(満足度の低い項目) ① いじめのない学級づくりへの取組 ② 地域に根ざした特色ある教育活動 ③ 事故防止と施設設備の安全対策 * 関心の高い「いじめ」「学校安全」について 継続して取り組んでいきます。 2「自己評価」(達成率の低い項目) ① 学年に応じた家庭学習時間の習慣づけ ② 宿題に目を通す,忘れ物への見届け ③ 音読を聞いてあげる,一緒の読書 * ◎ 家庭学習への取組が低い家庭がありました。 子どもへの声かけと見届けを継続して取り組ん でください。 日 曜 7/18 金 終業式 21 月 水難事故防止運動強調期間~8/31 23 水 市水泳記録会(5・6年選手) 24 木 市水泳記録会予備日 26 土 隼人駅前夏祭(金管バンド出演) 28 月 鹿児島神宮参道灯籠祭(金管バンド出演) 31 木 隼人中校区小中合同研修会 8/1 金 出校日 2 土 宿泊体験学習~3日 5 16 21 火 土 木 月 家庭教育学級 PTA美化作業(上学年) 出校日 2学期始業式 9/1 7月12日(土)に「宮内小学校心豊かな子供を育 成する会」という学校・保護者・地域の代表が集まっ ての話し合いが行われました。 今回は,夏休み前ということで主に生徒指導面の報 告と対策が話し合われました。 隼人交番の大木所長には,「子どもを取り巻く危険 (事故と犯罪)」という題で講話をしていただきまし た。霧島市内や隼人地区内で起きた事故や犯罪の件数 と事例報告があり,特に鍵をつ けていない自転車の盗難と交通 事故に気をつけさせてほしいと の依頼がありました。また,何 かあったら躊躇せず110番に 電話してほしいとのことでした。 次に,学校からの報告,意見交換がありました。そ の中で,「校区内の貯水池内に金網を破って侵入し, 魚釣りをしていた小・中学生がいた。注意したら反発 してきたので戸惑った。」という意見もありました。 児童の実態,保護者や地域の意見を考慮して,以下 の2点を本会の取組事項としました。皆様方のご協力 をお願いします。 1 声かけパトロールをする。 2 あいさつ運動をして子どもを見守る 事 *変更や詳細は、週報や配布プリントをご覧ください。 この他に,記述によるご意見がありました。夏 休み中に職員で検討し,2学期以降の学校経営, 学級経営に活かしていきたいと思います。ご協力 ありがとうございました。 心豊かな子供を育てる会 行 心あたたまるお手紙 霧島市国分在住の方からお手紙が届きまし た。 前略 7月6日(日)午後4時頃,国分駅 西側のコープ鹿児島の通路でのちょっとした 出来事です。 長椅子に姉,妹,弟三人で座りおいしそう にアイスを食べていました。小学校高学年ら しい長姉が4歳位の弟の世話を自然な姿で一 生懸命やっていました。足やズボンに落とし たアイスを紙で拭き,食べ終わったら弟と一 緒にゴミを手にゴミ箱を探して自分で捨てさ せる。その間に手や口のあたりを拭いてやる。 妹にも同様に。思わずその自然のしぐさに余 計な声をかけてしまいました。 「何年生?」「6年生」「どこの学校?」 「宮内小学校」 「隼人だね。弟達の面倒を見て感心だね。」 両親も姉に信頼をおいて,買い物を安心し てやっているんだろうと納得しました。いつ までもこういう心を持ち続けてと後ろ姿を見 続けることでした。 私も教職経験者で子どもに目がつきました。 失礼しました。
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