平成25年度 JA山形おきたま りんご(ボルドー体系) 病 害 虫 防 除 基 準 月日 時期 対象病害虫 ハダニ類 ① 発 芽 直 前 / / 展葉初期 4月15日頃 星 ニ (2㍑) − ○薬剤散布前に粗皮削りを行い、枝幹部に十分薬液がかかるよう丁寧に散 布する。 ○リンゴハダニの越冬密度が高い園地では、マシン油乳剤の散布を必ず行う。 〇消雪の遅い地帯では、今回の防除に替えて展葉期(発芽後2週間まで)に ハーベストオイル100倍を散布する。 芽出し直 前 直 後 300㍑ 10倍 (10㍑) − 休眠期 ハイテンパワー 10,000倍 (10cc) − − デランフロアブル 1,000倍 (100cc) 3回 アブラムシ類、シンクイムシ類 モスピラン顆粒水溶剤 4,000倍 3回 前日 展着剤 10,000倍 (10cc) − − 5回 7日前 2回 前日 モニリア病、黒星病 注 意 事 項 肥料資材 / 10a ○この回の防除は、訪花昆虫が活動する前の早朝に、散布する。 ○モニリア病の常習地や不順天候が続く場合は、スミレックス水和剤1,000倍(90日 前/4回以内)を加用散布する。 ○前年、黒星病の発生が多かった園では、デランフロアブルを必ず散布する。 〇前年にナシマルカイガラムシが多発した園では、アプロードフロアブル1,000倍(30日/2 回)を枝幹部にかかるよう丁寧に散布する。 ハイテンパワー (25g) 60日前 300㍑ ○モニリア病対策として、発病した葉や花、花そうは摘み取り、適切に処分す る。 モニリア病、黒星病、うど 開花直前 4月下旬 / 50倍 リ んこ病、斑点落葉 病、 オーシャイン水和剤 ア 3,000倍 (33g) 400㍑ 黒点病、赤星病 ハマキムシ類、ケムシ類 フェニックスフロアブル 5,000倍 (20cc) 病 落 花 直 後 ④ / 中心花が 7∼8割落花 ○ウララDFは訪花昆虫に対する影響が少ない。 重 黒星病、赤星病、黒点 病、斑点落葉病、うどんこ スコア顆粒水和剤 点 病、モニリア病 除 アブラムシ類、リンゴワタムシ ウララDF 2,000倍 斑点落葉病、黒点病、褐斑 アントラコール顆粒水和剤 病、黒星病 ⑤ リンゴワタムシ、シンクイムシ類、アブ 5 月 下 旬 ラムシ類、カメムシ類、コナカイガラム ダントツ水溶剤 シ類、ケムシ類 リンゴハダニ、ナミハダニ 斑 点 ⑥ 6 月 上 中 旬 / ⑦ / 3,000倍 (33g) 3回 500㍑ 果面保護 バイカルティ または リフレッシュ 1,000倍 600㍑ 果面保護 バイカルティ または リフレッシュ 1,000倍 14日前 防 5月15日頃 / りんご振興部会 葉面散布 ・ モ ③ ハーベストオイル 越冬病害虫、腐らん病、カイガ 石灰硫黄合剤 ラムシ類、ハダニ類 黒 展着剤 ② 薬剤名及び濃度(水100㍑当り薬量) 収穫前使 総使用回数 散布量 用 日 数 6 月 下 旬 バロックフロアブル シンクイムシ類、アブラムシ類 葉 キンモンホソガ、ハマキムシ類 病 固着性展着剤 (50g) 2,000倍 (50cc) 500倍 (200cc) アビオン-E 1,000倍 (100cc) キ すす点病・すす斑病 ン ハマキムシ類、シンクイムシ 類、アブラムシ類、キンモンホ サイアノックス水和剤 ソガ、クワコナカイガラムシ 2回 14日前 4回 45日前 3回 前日 2回 14日前 5回 30日前 600㍑ 2,000倍 ・ ン 2,000倍 アディオン水和剤 斑点落葉病、輪紋病、 褐斑病、炭そ病、黒星 ナリアWDG 病、黒点病 モ 500倍 (200g) 斑点落葉病、黒星病、 黒点病、褐斑病、すす トレノックスフロアブル 点病、すす斑病、炭そ 病、輪紋病 落 (50g) 2,000倍 (50g) (50g) 2回 14日前 − − 3回 前日 600㍑ 1,000倍 (100g) 3回 30日前 − − 果面保護 バイカルティ または リフレッシュ 1,000倍 果面保護 バイカルティ または リフレッシュ 1,000倍 ○輪紋病、炭そ病同時防除 ○リンゴワタムシの発生がみられる園地では、散布ムラがないよう、樹全体に満遍 なく散布する。 ○キンモンホソガ、ギンモンハモグリガ同時防除 ○余分な徒長枝は、防除の妨げになるので整理する。 ○黒星病対策として、発病した葉や果実は、見つけしだい摘み取り、適切に 処分する。 ○ギンモンハモグリガにも効果がある。 ○腐らん病の発生が見られる園では、摘果痕からの感染防止のため、トップジ ンM水和剤 1,500倍(前日/6回以内)を散布する。 ○雨が続く場合は、散布間隔を空けないように注意する。 ○カメムシ類の発生がみられる園では、MR.ジョーカー水和剤2,000倍(14日前/2 回以内)を散布する。(ハマキムシ類、キンモンホソガ、ギンモンハモグリガ、シンクイムシ類同 時防除) ○コロマイト乳剤は使用直前に混用する。 斑点落葉病、輪紋病 30倍 (3.3kg) ICボルドー412 褐斑病、炭そ病 ⑧ ホ 7 月 上 旬 / 固着性展着剤 アビオン-E 1,000倍 (100cc) − − 3回 前日 1回 前日 30倍 (3.3kg) − − 1,000倍 (100cc) − − 1,000倍 (100g) 2回 前日 10,000倍 (10cc) − − ソ アブラムシ類、キンモンホソガ、ギン モンハモグリガ、シンクイムシ類、カメ スタークル顆粒水溶剤 ムシ類、コナカイガラムシ類 2,000倍 ガ リンゴハダニ、ナミハダニ、リン コロマイト乳剤 ゴサビダニ 1,000倍 (100cc) 重 斑点落葉病、輪紋病 7 月 中 下 旬 / (7月20日頃) 点 防 除 600㍑ ○カメムシ類に対する効果が期待される。 ICボルドー412 ⑨ (50g) 褐斑病、炭そ病 固着性展着剤 アビオン-E 600㍑ モモシンクイガ、キンモンホソガ、 ギンモンハモグリガ、ハマキムシ テルスター水和剤 類、アブラムシ類 展着剤 ハイテンパワー ○早生種の収穫期が近いので、収穫前日数を守る。 ○ハダニ防除を徹底する。 斑点落葉病、輪紋病、すす ⑩ 8 月 上 旬 斑病、すす点病、褐斑病、黒 オキシンドー水和剤80 1,200倍 (83g) 4回 14日前 アブラムシ類、キンモンホソガ、ギンモンハモグ リガ、シンクイムシ類、カメムシ類、コナカイガラ スタークル顆粒水溶剤 ムシ類 2,000倍 (50g) 3回 前日 ハダニ類 スターマイトフロアブル 2,000倍 (50cc) 1回 前日 展着剤 ハイテンパワー 10,000倍 (10cc) − − 3回 前日 1,000倍 (100cc) 2回 前日 10,000 (10cc) 倍 − − 点病・黒星病 / (8月5日頃) ⑪ / 600㍑ 斑点落葉病、輪紋病、すす 点病、すす斑病、褐斑病、 ストロビードライフロアブル 8 月 中 下 旬 炭そ病 ハマキムシ類、キンモンホソガ、ギンモ ンハモグリガ、シンクイムシ類、アブラ ロディー水和剤 ムシ類 晩 生 種 展着剤 ハイテンパワー ⑫ 9 月 中 旬 / (50g) 600㍑ 600㍑ 早生種収穫後 斑点落葉病、すす点病、す す斑病、褐斑病、炭そ病 ⑬ 2,000倍 ○早生種は収穫前日数を厳守し散布する。 ○ナミハダニ、リンゴハダニの発生が多い場合は、ダニゲッターフロアブル2,000倍(前日/ 1回)を加用散布する。 ○カメムシ類に対する効果が期待される。 落 葉 後 の / 腐 ら ん 病 対 策 腐らん病 ストライド顆粒水和剤 1,500倍 (66g) 3回 開花∼ ○キンモンホソガの多い園地では、スカウトフロアブル2,000倍(前日/5回以内)を散布 する。 ○ストライド顆粒水和剤は、散布後に高温が続くと予想される場合には使用しな い。 ○9月下旬の晩生種防除については、天候不順となる場合はストロビードライフロア ブル3000倍(前日/3回以内)を散布する。 収穫3日前 ベフラン液剤25 1,000倍 (100cc) 6回 休眠期 − 休眠期 300㍑ または 石灰硫黄合剤 ○ベフラン液剤25の開花期以降の総使用回数は3回以内とする。 ○収穫遅れで対策未実施園の場合は、特に腐らん病に注意する。 10倍 (10㍑) この防除基準は、平成24年12月10日現在の適用内容により作成しています。 −9−
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