第3回報告書 - 国際ロータリー第2740地区

第3回報告書
第 2740 地区奨学生吉武
志穂美
今年も桜が綺麗な季節になり暖かくなってきました。フランスでの生活も残りわずかとなって
まいりました。今回の活動は第三回報告書として報告をいたします。
「3 月 24 日
Melun(メルン)にて例会へ出席」
今回私が例会の出席をしてきたメルンという町は、私が住んでいるパリから高速地下鉄(RER)
を使って 45 分ほどの郊外のです。日本でお世話になったピアノの石亀 紘子先生という方にコ
ンタクトをとっていただき、出席をすることができました。
メルンの例会は夜で、スタートは 19 時から 20 時 30 分までと充分に時間をとり活動の話し合
いを積極的にされていましたが、お話されている内容はちんぷんかんぷんでした…
私にスピーチをするお時間もくださり、おまけに 1770 地区のロータリーバッジや会長様の歓
迎の言葉が書かれたメルンの町の歴史の本まで頂き感激でした。
このように手厚く歓迎されて本当に嬉しく思いました。
石亀先生がコンタクトをとってくださったポワンサードさん、クラブの皆様
日本のロータリークラブのバナーもいくつかありました!
司会の方や会長様とバナーの交換での写真
会長様の歓迎のお言葉(+DVD)とメルンのバナー、そしてバッジです
今回メルンの例会に出席して、いつもお昼での例会の参加だったので、夜の例会は初めてで新
鮮な経験だと思いました。皆様本当に優しく温かい方だったので、私の下手くそなフランス語を
一つ一つ理解してくださり、貴重な経験をさせていただいたと思います。
「4 月 13 日
ソー公園にてお花見(佐賀・福岡県人会)」
4 月 13 日に佐賀県人会という集まりでソー公園というところでお花見をしてまいりました。
とても綺麗な八重桜で、木の枝までの距離が子どもでも届くぐらいなので皆さん桜を揺らして桜
まみれになっていました。散っていく花びらがとても美しかったです。
佐賀県人会は年に数回活動をしているらしく、このようにピクニックなどの活動をされている
ようです。初めて参加しましたが皆様フランスでの生活が長い方ばかりで訛りはほぼ消えていま
した。市内出身の方、鳥栖出身の方、色々いらっしゃいました。
とにかく子供連れの家族が多くて、また日本人のお花見客も多かったです。
ある女の子二人が通りかかり、私と一緒にいらっしゃった方の麦わら帽子が気に入ったみたい
で、その帽子を桜まみれの帽子にしたかったらしく、桜を千切ってはその帽子にさしまくってい
ました。
「もういいよ」とその方がおっしゃっても「まだよくないの!」って言ってもっと花びらをモ
リモリ乗せていく女の子が可愛くてしょうがなかったです。
その帽子を私にも被せてくれて、一緒に写真を撮ってくれました。子どもは本当に癒しですね。
そしてみんなリアルなお人形さんみたいでした。写真大切にします。
Parc de sceax と書いてソー公園です。とても広い公園です。
佐賀・福岡県人会、これから人が集まります
皆さんからおにぎりや豚肉の生姜焼きなどをいただいて久々に食べて感動しました!
今回集まった方々です!
子どもはいつでも無邪気ですね…
一緒にバドミントンさせていただきました!!
最後に、自分の音楽の勉強について触れたいと思います。
というのも、自分の演奏しているところの写真は撮れないので、ご報告という形だけになります。
研修といってもレッスンと語学勉強以外はほぼ自宅で練習をして過ごしますので、毎日自分のメ
ンタルとの戦いです。
音楽を作るのも音楽をつかさどるのも自分の手足なので、全て自分の目と耳を頼りに四苦八苦
して何時間もかけて、癖がついてしまった物を一つ一つリハビリして治すように綺麗な形に直し
ていきます。そうすると自然に音楽は体にしみつき、出したい音楽も楽器から歌うように出るも
のです。それは、私がパリに来てから毎日音楽と正面から向き合って気づいたことです。そのた
めに体がこったり疲れたりします。正直とても辛い作業です。
しかしその先には楽に伝えられる体が出来上がると信じています。やはり、自分がレベルアッ
プすることは、自分の「できる」という可能性を信じることだと思い、今も音楽ばかりを考えて
おります。
これから日本に帰るまで試験しか人前で演奏する機会がないので写真を撮ることができるか分
かりませんが、帰国して皆様にお会いできた時に、是非研修の成果をお見せしたいです。
3,4 月は段々と暖かくなり外出しやすい天気になりました。フランスでの生活は残り少ないで
すが、楽しんでいっぱい思い出を作りたいと思います。
以上をもちまして、第 3 回報告書といたします。